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Channel: 生涯一漫画読者
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イブニング5号!

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  みなさまこんばんは!! 2日も間を空けてしまってすみません、バレンタイン戦線がいよいよ大詰めになってまいりまして、売るほうも疲労コンバインの皿洗いです!!
  本日は木曜日ですが、諸事情により、今週の月曜日に既に出ていたイブニング5号の話題であります!!

  まず表紙! これ、表紙! 2号連続で奥先生ですよ!! 「いぬやしき」!!
  前回、いきなり未確認飛行物体がぶつかってきて、「ガワ」だけ残された犬屋敷氏。それから一夜明け、どうなったかと言うと、家族はそんなに心配していなかったようでむしろ迷惑そうな顔をして迎えてくれまして、いつも通りでした。病院へ行ったらばレントゲンは撮れない、採血も出来ない、血圧も何もかも機器が以上を起こして計れない……といった具合で。
  そりゃあそうですよね、体の中、すっかり作り変えられちゃってるんですもんね。
  携帯電話は「外側」だけ残して空洞でした。一体どうなってしまうのか……。異常がこれから起こる兆し、びんびんです! ちょっと怖い!!
  しかし、よーくこの表紙の絵を見てみますと、奥さん、顔でかいなぁぁ……。犬屋敷氏もこの家の家長、つまり子供たちのお父さんと言うには異様に老けているんですが、奥さんも別段美人ではない、ってことですね。その割に娘が小顔ですが。息子さんは、ちょっとお父さんに似てるかな??


  さて、他の連載についても。
  巻頭カラーは「狼少年は嘘をつかない」。すぐ嘘に頼るな! と、お兄さんにしこたま怒られてしまいましたが、本当に、嘘をつかずに生きていくにはどう折り合いをつけたらいいんでしょうね。本人が「これは嘘だ」と自覚すると狼になってしまうのでしょうか?? だとしたら余程、嘘をついても痛まないほど心を鈍感にするか、嘘をついている体で本音しか言わないような態度になるか(これはすぐ上のお兄さんがやっていることですかね?)、徹頭徹尾、真摯な本音だけで話すか……。
  なんにしても生きにくいかもしれませんが、この主人公のおどおどした性格は、この業をしょって生きるには最も不向きだと思いますんで(汗)、そこんとこなんとかしてあげたいですねぇ。
  ……で、今回はなんと、長兄登場です!! あ、ちゃんと人として生きてたのか(汗)。とっくに狼に成り果てて、野性に返ったのかと思っておりました。なんかそんな話してたしさ。主人公、これまたトラブルに巻き込まれる予感であります。少しは心穏やかに過ごさせてやってくれよ(笑)。

  「かあちゃんといっしょ」。
  いきなり「デイサービスに行きたい」と言い出した、かあちゃん。戸惑いつつも主人公はそれを喜んで受け入れますが、母ちゃんはデイサービスで昔の知り合いを探していたのでした。それが、母の幼い日の憧れの人で、主人公も小さい頃に可愛がってもらったおじさんでした。
  しかし、昔と変わらずスマートで、しっかりしているように見えたおじさんは、もう重度の認知症をわずらっていてさっきまで話していた内容すらも忘れてしまうほど。母ちゃんはその姿にショックを受けましたが、それでも、顔を見れば思い出してくれるんだしと考え方を変えて、やはりデイサービスへ行くことにしたようでした。
  自分が衰えるのも苦しいけれども、昔はヒーローだった方がそうして老いていく姿も、また、母を苦しめるのですね……。でも、このぐらいの歳になったら、本当に誰にも彼にも起こることですからねぇ。付き合っていかなくてはならないのです。うううう。

  「かさね」。おおっと、ニナはまだ生きてましたよ!
  しかし外見が「かさね」になっているので、当然のことながら、かさねの親族が駆け付けました。それが、彼女の伯母。しかしかさねはこの伯母に疎んじられて育ったらしく、「女優・ニナ」として彼女に接し、見事に「かさね」の今後の一切合財を自分に任せてくれるよう命じたのでした。
  とっさに鞄から紙切れ出して、「かさね」の遺書を装うなんて、なかなか気が利いてますね。まるで勧進帳。さすがは女優であります。
  こうして、「かさね」の、ひいてはかさねの母の遺産を狙う伯母を追い払ったかさねでしたが……眠り続けるニナの顔を、今後も「奪い」続けることに、罪悪感を覚えているようであります。何を今更、って気がしなくもないのですが、美しい顔を「誰か」から奪い続けて燦然と輝くことに何のためらいもなかった彼女の母とは、そういう点でちょっと違っているようですね。その甘さと言うか、心根の優しさが、わたしはかさねの魅力のひとつなんじゃないかと思うのですけどね……。
  ニナはどうなっちゃうんですかねぇ。

  「ADAMAS」。ジンを追ううちに、レイカ嬢の父やエメラルド使いの母親の足跡まで見付けてしまったレイカたち。砂漠にラクダで乗り出していきましたよ。コイツら怖いもん知らずだな(汗)。今更ですが。
  いくら彼女たちと一緒にいたら危険、とは言っても、案内人はいたほうがいいんじゃないかと思いますけどねぇ??

  「満月エンドロール」。あれ?? 望月さんってもう50歳超えてたの?? じゃあ20代そこそこの姿でいたのは、単に走馬灯だからいちばん印象に残っていた年代の姿になっちゃっていたってだけなんだ!
  それに気付いて望月さんは、自分が、たえちゃんを亡くした歳から一歩も動けていないと自嘲しますが、それだけ彼にとって奥さんが大事な存在だったってことなんでしょうね。
  ……ん? でも、ってことは、いま見ている走馬灯はもう30年も40年も前の出来事なんですね!! たえちゃんはいまだに、母親に騙し取られた70万円のお金を恨んでいるようですが、そんなものももう、きっと、跡形もなく使われちゃっている筈ですねぇ……。しかしたえちゃんのご両親がどういう亡くなり方をしたのかは、ちょっと知りたい気もいたします。

  「幼なじみは女の子になぁれ」、第12話。再びのすみれ先生(笑)。もう、出てくるだけでなんか面白い(笑)。
  すみれ先生ならぜんぜん崖っぷちじゃないよ、とか言っちゃうと歳がバレるのでナンですが(今更)、まぁー年齢の1の位が「9」になると焦りますよね。分かります。世紀末だと思うと、無闇に終末論が流行るようなもんであります。そんな彼女は、シュウが以前言った台詞(お世辞?)を反芻しては、ちょっとニヤッとしてみたり……。
  そんなんでいいのか!(笑) 
  伊織への対抗心に煮えたぎった挙句、今回はチャイナドレスで学校へやってきて伊織にも似た格好をさせ(シルフィに命じて)、「小娘には似合わないわね!」とせせら笑うのでした。おいおい、学校の風紀大丈夫なのか、……と思ったらラストでちゃんと校長先生に叱られてました(笑)。さもありなん。
  すみれ先生にけなされて、ちょっとショックを受けちゃう伊織でしたが、こちらはこちらで順調に女の子化が進んでいるようですね。そういえば乱馬も、女の姿の時、女の子(本当はオカマ)に「ブス」って言われてめっちゃ怒ってたなぁ……。ま、女の子云々よりも、これは個人の尊厳の問題なんでしょうね。たぶん!


  今回これまた簡単ですが、こんなもんで。

  ではではー。

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