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Channel: 生涯一漫画読者
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コミックビーム1月号。

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  みなさまこんばんは! 今日は美容院へ行って、髪をバッサリ切ってきた皿洗いです! いやーさっぱりした!! 久々にショートカットにいたしました。さっぱりさっぱり。

  さて、もう次の号が出ている頃合ではありますが、今頃コミックビーム1月号の話題であります。すみません(伏)。表紙は「目玉焼きの黄身いつつぶす?」で、巻頭カラーは「まんが家総進撃」でした。「まんが家~」は、久々のララァさん登場! ……しなくていいのに!!(汗)
  出てきては誰かの人生を破滅に追い込むララァさんですが、今回は夫婦離婚程度で済んでよかったなと思いました。こんなことを考える時点で、もうだいぶこの連載に毒されているな、と思います。しかしララァは病名つけて檻のある病院に放り込んだほうがいいんじゃないのか。そう思います。

  「目玉焼きの黄身いつつぶす?」は、第15話。15話にして原点回帰というか、再び目玉焼きが登場しました。でもこれもう連載初回でやったじゃん? と思ったら、今回はホテルの朝食で、トーストと一緒に出てきた目玉焼きだったのです。
  ジロちゃんはみふゆさんが以前やって見せたように黄身を最後に残して食べましたが、みふゆさんはあっさりと「ごはんの時とは食べ方が違う」って言って黄身をアッサリと潰し、半熟の黄身をちぎったトーストにつけて食べておりました。おお、なるほど、と思ったのですが……これでジロちゃんが逆上(笑)。上着も着ないで雪山に出て行ってしまいました。
  ちょっと、なんていうか、大袈裟すぎる……いや、この連載は最初っからそうか(汗)。っていうかジロちゃん、短絡的すぎるでしょう。そして予想外の出来事が起きた時の適応力がなさすぎる(笑)。もうちょっとフレキシブルにいこうぜ……と、思いました。
  あと、雪山の山小屋カフェのご主人(妙にビームの某編集さんに似ているおじさん)が披露してくれた「シーソー食い」は、普通に行儀悪いだろう、と思いました。

  桜玉吉先生の短編、また載ってました。お掃除ロボが小型化・分裂化してハイテクになって、「で、暴走して主人を襲うと。」という流れについ吹き出しましたが(笑)。
  あと、こういう時に例として出てくるおじさんが必ず角刈りっぽいのもなんとなく笑えてしまう。どうしてでしょうか。
  連続刊行で単行本も珍しく出たようなので、今後の活動拡大に期待が持てますね!!

  「砂ぼうず」、第98話。
  どうにかこうにかBチーム(味方)に保護してもらった小砂!! 状況を見極めつつ脱出を図りますが、ヒューロン化した水崎が暴走しながらも自分を狙ってきていることに気付いた彼女は、仲間と離れて作戦を離脱する道を取ろうとします。
  敵のふりして物資を恵んでもらったこととか、地下から這い出てきた手管だとか、かなり危機的ではあったけれども依頼人をちゃんと守って安全なところに置いていたことだとか、そういうことけっこう誉められてるんですけどねぇ、小砂。このまま尻尾巻いてトンズラかましても、別にみんな怒らないと思うんですけどねぇ。
  でも、このまま水崎を放っておいたら、禍根になると思ったのでしょうか。
  今すでに禍根になっているのか(汗)。難儀なこっちゃ……。

  「夜よる傍に」、第2話。
  美琴が話す、不思議な絵本の話。彼女がニューヨークにいた頃(幼い頃)、ホテルのロビーで見た絵本なのですが、どう探しても日本の図書館や書店では見付からないとのこと。美琴に頼まれたサトルは現地在住の知人に捜索を依頼。見付かるのかどうか、今のところはまだ雲をつかむような話ではありますね。
  そして美琴ちゃんの目も、これは果たして治るのでしょうか?? 昼間は見えなくて夜になると視界がクリアになるってことは、太陽光が原因なんでしょうかね?? 想像ですけどね。

  「五色の船」、第6話。
  “くだん”が家族をバラバラに引き離してしまうんじゃないか、と恐れた和郎と桜は、自分たちのハンディキャップを克服し、自分たちに出来る方法で家族になんとか危機を伝えようと奮闘します。その結果、桜は片言ながら言葉を話せるようになり、和郎も立派な絵を描けるようになったのでした。
  けれども彼らの意図は、なかなか家族には伝わらず……。
  そうこうしているうちに犬飼先生が、家族に“くだん”を見せてくれると言い出しました。このままじゃ別の「船」に乗せられてしまうと焦るも、何も出来ず……ついに家族は、“くだん”と対面するのでした。さて、相手は何を語るのか。

  「血まみれスケバンチェーンソー」、第50話。
  泥と水の中での、キャットファイト……と思いきや、身長10メートルはありそうな巨大な女レスラーが登場して、ギーコたちピンチ!!
  ですが爆谷が捨て身の攻撃で飛び道具使いを倒してくれたので、かなり楽になりました。爆谷は出てくるたんびにこうして壊されてますが(汗)、それでも復活して、ギーコの役に立とうとするのをやめないのですね。かなり重い愛だな、とは思うのですが、その純情具合にいつも打たれます。いい奴がいたもんだ。
  しかし戦う必要がなくなったら、爆谷はギーコのところに押しかけ女房しそうですね(笑)。

  「吉祥寺キャットウォーク」、第39話。
  なんと、カズオくんと教授はまたしても別離の予感……クリスマスだって言うのに。というのも、カズオくんが研究の為にロンドンへ行っちゃうことになったようなのであります。それも、送られるのが嫌だからって、引っ越した後で教授の口から聞かされる有り様。なんて友達甲斐のない人なんだ(笑)。
  浮気してばっかりのカズオくんでしたが、外国になんか行ったらますますやりたい放題するんだろうなぁー。でも、結局は教授のところに帰ってきそうな気もしますし、腐れ縁と言うかなんと言うか……妙なカップルですよ。ここのホモは。
  図書館司書とカオルちゃん付き合いもまだまだ続いてますが、司書の彼女もカオルちゃんの女癖の悪いところにはイラついているようですね。それでも離れられないんですから、業が深いとも言えそうであります。小夏ちゃんはむしろ、決定的な関係がまだなくてよかったですよ。いや、ホント。

  「ナナのリテラシー」、第7話。
  みそ吉先生の電子書籍は、売り出してすぐ、アマゾンのランキング上位を独占する結果に!! すごいすごいと喜ぶナナでしたが、実は仁五郎が仕掛けたステマの力だとすぐ判明。でもまぁ、仕掛けがあっても、それを起爆剤にして売り上げが伸びているんだと考えても良さそうですね。
  でも、どんだけ実践的な考え方をしていても、やっぱり純情女子高生のナナちゃん。仁五郎のステマに青筋立てて怒ってらっしゃいます。自分たちががんばって売りに出した作品に、ケチをつけられたような気分なんでしょうね。そこはよく分かりますよ。でも、それでも受け入れられている、売れ続けているのは、ナナが言うように「作品の力があるから」なんだと思いますよ。
  そして事務所で正式にアルバイトを始めたナナ。
  次なる依頼人は、ゲームの仕掛け人のようであります。さて、どんな依頼が出てくることやら。

  「庭先塩梅」、第44話。今回は、これまた「玉迎え」のお話でした。明日死ぬ人がまん丸に見えるんで分かる、っていう、この設定。今回は、独り暮らしのおばあさんでしたが……。
  何故か分からないのですが、最初に読んだ時は声を上げて泣いてしまいました。須藤先生が描く「人の死」はいつも切なくて悲しくて、けれどもちょっとの救いがあって温かいものなのですが、今回はその温かみに触れれば触れるほど悲しくて、泣けて泣けてしょうがありませんでした。
  多分、自分の祖母もこんな具合に独り暮らししているから、重ね合せた部分があったんじゃないかな、と。今はそう解釈してます。家の掃除を始めたおばあさんが「冷蔵庫の中も! まーた娘たちに怒られちゃうよ」「この煮物まだ残ってたんだ」なんて呟くあたりが、もう、ドンピシャ。この世界にも「玉迎え」があったら、後悔もなく穏やかに最期の日を過ごせるのかなぁ、なんて思ったらもうダメでした。泣いてしまいました。
  アカン。これはアカンて。
  これ以上は書くと泣いてしまうのでやめておきます。アカンって。

  「好きだけじゃ続かない」、最終回。
  彼女の家にお邪魔したはいいけれども、洋風かぶれでなんでもかんでもオシャレな彼女の家にもご家族にも馴染めず、恥をかいて終わってしまいました。そのうち相手の子とも気まずくなり、「うちがなんが好きか知らんくせに!」とケンカして、終わってしまいました。淡くて苦い、初恋の思い出ですね。
  果たして彼女とは病院で再会し、今後がどうなるかはよく分かりませんでしたが、きっと「好き」だけでどうしようもなくて身動きが取れなかった、あの頃の続きが今なら出来るのではないでしょうか。
  短い話の中にも、人生の悲哀や兄弟、家族との情、好きなのに続けられない事柄の難しさなどが詰め込まれていて、上がったり下がったり、感情を揺さぶられるお話でした。ぐらぐら揺すってきますよ! ぐらぐらと!! さすが松田先生です。

  「あれよ星屑」、第5話。
  小料理屋と言うか、立ち飲み屋の「ひさご」の女将をやっている菊子さんですが、そういや川島さんとはどういう関係なんでしょう?? と思ったら、川島さんとのつながりではなく、菊子さんのかつての婚約者のお兄さんとの縁があって今の立場があるようであります。そのお兄さん、金子さんは、ヤクザ者。川島さんとは陸軍病院で枕を並べた仲だそうで。
  門松さんが用心棒をすることになったパンパンガールズは、表向きはあっけらかんと明るく今の職業を謳歌しておりますが、菊子さんは終戦直後は米軍の慰み者になっていたようで……それを金を積んで助け出したのが金子さんだった、という訳だったようですね。
  見るのもためらわれるほど、菊子さんの置かれていた状況は悲惨でした。割り切って売春している子らはいいのかもしれませんが(それでも疑問はつきまといますが)、強制されて身売りをしなければならないなんで、地獄にも程があります。そんなの悲惨すぎる……。この当時はこんなことが、平気でまかり通ってたのでしょうか。これが敗戦ってことなんでしょうか。

  「白い街の夜たち」、第5話。
  文子は専門学校で気の合わない利伊佐に虐げられてばかりいるのかと思っておりましたが、救いになってくれる男子学生もいるようで、ちょっと安心しました。今回出てきたのがその男子、松尾くん。彼の得意分野は刺繍だそうで、トルコのタイルをデザインの参考にしたいと言っていたので文子がお店に案内したのでした。
  そしてざくろさんによる、ベリーダンスの講座も。
  松尾くんに、店にいる時は「楽しそうだった」と言われ、虚を突かれたように驚く文子。そうか、楽しくやっているんだ、わたし……って、まるで他人事のように(笑)。でも、鬱屈してばかりの学校の時間よりも、ずっと自分らしくいられる場所になっているんだと気付くことが出来たようであります。そういえば明るくなりましたよね、文子は。
  この上昇気流が、課題にも活かせるといいのですが!?

  「ラチェット・シティ」、第9話。
  大騒動はいったん収束し、ペケジェーを引きずって逃げたサキトとマリちゃんはひとまず、とあるバイク屋にかくまわれました。そこにいたのは、あの広瀬さん。あれ? 怪我はもういいの?(いい筈が無い)
  もともとの持ち主だった広瀬さんに、サキトは「このバイクを直させてください」と頼み込みましたが、さてさて聞き入れてもらえるのでしょうか?? そんなに甘い人じゃないですよね、このヤクザさんは……。

  「赤パン先生!」、第30話。まだ夏休みです。
  庸子さんは家を出る前にと、お母さんにいろいろ料理を習うことにしたようであります。今更ながら、実に「らしい」母娘の姿をとっているのですね。こうして寄り添うことが、離れる為の準備なのかと思うと、ちょっと切ないかも……。
  そしてきらちゃんは、ついに学校のプールで200m泳げるようになりました!! がんばって泳いで、ついにやり遂げた!! と、芳寺くんの手を握って大喜びのきらちゃん。笑顔がまぶしいよ!! 可愛いなきらちゃん!! よかったね、きらちゃん!! 失恋の痛手から少しでも立ち直れているなら、幸いです。


  ではまた次号! ではではー。

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