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Channel: 生涯一漫画読者
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コミックビーム2月号。

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  みなさまこんばんは!! 今日も夕飯後にコタツでうたたねしてしまった皿洗いです!! いかんいかん、と思いつつも、満腹感も相まってのあのまったりしている時にやってくる眠気は……抵抗しきれませんね。ぐぬぅ。

  さて本日は、ビームの話題。コミックビーム2月号、表紙と巻頭カラーはカネコアツシ先生の新連載!! 「デスコ」であります!! 語感的に「ディスコ」と似ておりますが、つづりは“DEATHCO”なので、「死」を含んだタイトルですね。
  昔の連載「バンビ」を彷彿とさせる、「死」をもたらす女殺人者の噂。やりすぎたヤクザものを追い詰めて死に至らしめるというその噂が、まず、とうとうと語られます。そして語られたほうがかつての兄貴分を裏切ったところで、不意にやってきたのは“リーパー”と呼ばれる暗殺者(たち)。
  正体不明、目的不明の敵との戦いが、いま始まったのであります!! 「バンビ」は殺す側(バンビ側)が主な視点となっておりましたが、こちらは殺される側が逃げ惑う物語なのでしょうか?? 本格的に話が動く筈の次号に期待ですね!!

  「目玉焼きの黄身いつつぶす?」、第16話。今度はかきあげそばの、かきあげの食べ方……でした。よくこんなに、食い物のネタが思い付きますね(笑)。
  主人公のジロちゃん(いろいろめんどくさい人)は、かきあげそばのかきあげは、つゆに染み込ませずサクサクのまま食べたい人!! しかし、同じスーツアクターの後輩・大貫くんは、かきあげを何のためらいもなく丼の底に沈め、つゆが染み込んでふんわりしたところを食べるという手法を取っていたのでした。
  まさしく「天地がひっくり返るような」ショックを受けてしまうジロちゃん。……毎回思いますが、驚き方が大仰すぎるんですよね、この方……。他人が自分と違う食べ方をしていたからって、そこまで声を張り上げるような問題か?? 立ち食いそばの、かきあげそばが?? うーん分からん。
  で、ちなみに自分はどう食べていたかと振り返ると、かきあげそばではなくうどんなのですが、やはり大貫さんと似た食べ方をしておりました。だってそのまま食べたら、固くて口の中に刺さりますでしょう。かきあげですもんね! これがイモの天ぷらだとか、ちくわ天なんかだったら、つゆにはつけずにそのまま食べるんですけどね。かきあげはちょっと事情が違うかな、と思います。
  でも、つけすぎるとドロドロになっちゃって、掬い上げられなくなっちゃうので、見極めが難しいところですね(笑)。

  「イムリ」、第89話。
  ついに、賢者やデュガロ大師のいるインガ島へ直接乗り込んできたミューバ。迎えに出た従士にも「促迫」をかけて洗いざらい白状させてからでないと着いていけないなどと、もう、疑心暗鬼の塊になっておりますね。そんなことしたって、その従士が何も知らなければ意味ないのに……。
  で、デュガロ大師とやっとのことで会えましたが、部屋の周囲はぐるりと奴隷兵が囲んでいる状態。まさに銃口の的となって、ミューバは立っているのであります。うひぃぃぃ。ヒヤヒヤしますね。でも、正直なところ、デュガロ大師を気遣うべきなのかミューバを応援すればいいのか、自分の心が定まりませんよ(汗)。どっちが生き残っても、ろくでもないことになりそうですしね。
  横暴な言動を繰り出すミューバに、ガラナダは「覚醒者らしくふるまうのです!!」と語気を強めて諌めますが、一体、覚醒者らしい態度っていうのはどういうもんなのか!?? それが分からないミューバは、混乱するばかりであります。自分は求められて育てられたのではなかったかと、愛情を求めようとするばかりで、本当に子供のよう。
  こんな状態にしたのは、間違いなくデュガロ大師なのですけどね……。本当に残酷な男であります。信じられないぐらいに。

  「夜寄る傍に」、第3話。
  美琴の昼間の生活は、まるでずっと夕闇の中にいるような具合。すぐ傍にいる人の顔も、ぼんやりとしか見えません。母親の代わりに世話をしてくれている伯母の顔も、ちゃんと見えていない様子であります。
  そしてサトルさんに会い、NYの知人が調べてくれた絵本の情報について聞かされますが、それは作者が自費出版した希少な本で、なかなか手に入らないかもしれない、という話でした。作者の来歴も奇妙と言うか、人気作家だったのがあるとき急に昼夜が逆転し、不規則な生活になってからは作品の評判も落ち、最後には例の絵本を出した後に行方知れずになった、というのです。
  まさに「曰くつき」! そんな本が見付かるのかどうか……と思っていたら、NYの知人がアッサリ見付けちゃいましたよ! その絵本!! なんという偶然か、幸運か!! スゲーな、おい。

  「まんが家総進撃」。今回は、忙しい忙しいと口にしまくる零細作家のお話でした。零細だから、次々に来る仕事を何でも受けていないとやっていけなくなる、と言い、忙しいのを楽しむタイプではありましたが、巻き込まれるアシスタントからは不平が上がっております。そりゃあそうだ。一人じゃ出来ない仕事なんですから。
  それでも忙しい忙しいと口にしていると、自分が売れっ子になったような気分になるから不思議!!(笑) っていうだけの、お話であります。あああ、いつか過労死するんだろうな、これ……。

  センターカラーで「鼠、」、新連載開始です!! 原作は赤川次郎さん、そして漫画は鈴木マサカズ先生ですよ!! わーいお帰りなさい!!
  今これ、NHKでドラマもやってますね。滝沢英明主演で。あの人もNHKのドラマで主役をやるような役者さんになったんですね……って、しみじみしかけたんですが、考えてみたらずいぶん昔に義経の役で大河ドラマの主演してましたね。失念してましたタハー(笑)。
  で、内容は、みなさまご存知・江戸の鼠小僧のお話であります。とある武家屋敷の奥方が、旦那様が江戸に上がってもいないのにご懐妊なさってしまい、その始末に家来が奔走させられるというお話で。金の工面をつけられなかった若い侍は、理不尽にも切腹を命じられ、悔し涙を流しながら腹を切ったのでした。
  なんという理不尽……。武士なんかに生まれるもんじゃありませんね、ホントに。
  鼠小僧はこの、事の真相をみんな知っているのであります。屋敷に忍び込んで聞き出しちゃったから。さて、彼はどう出るのでしょうね。

  「SCATTER」、第32話。
  盗聴され続けながらそうとは知らず、久保くんはスキャッターとしての役目をついに果たしました! つまりは、寝ている女性を一方的にレイプしていったのであります。人類の為、「ジュニア」たちに好き放題されない為だと散々説明はされましたが、それで罪悪感がなくなる訳でもなく。次々に「仕事」をこなしながら、久保くんはどんどんやさぐれていくのでした。
  で、ある時、遊佐さんが見せてくれたもの。それは床下に保存されていた、何者かの、死体……でした。
  おそらくは「ジュニア」たちの誰かの?? しかし、それが何故ここに?? おおおぅ、もう、次々に新事実と謎が舞い込んできて、休む暇もありませんね。あと、久保くんはタバコをやめたほうがいいと思います。似合わないから(苦笑)。

  「ナナのリテラシー」、第8話。
  往年の名ゲームプロデューサーが頼んできたのは、新しい「天才」を社会的に抹殺するにはどうしたらいいのか、という話でした。割と物騒なこと言ってませんか……?? でも引き受けちゃうんだな、ジンゴロー(笑)。
  その「天才」が所属するゲーム会社(もちろん、依頼人の会社)にナナを別人として送り込み、アルバイトとして働かせて周辺を探るところからスタート。この事務所はいつから探偵業もやるようになったんですかね!??(笑) しかし、求められて働いている、しかも実績も上げているゲームプログラマーを、どうやって抹殺するんでしょうか?? ゲームをハッキングするとか?? 既に名のある人間が「抹殺」されるという展開が、一体どんなものになるのか、まるで想像がつきません。ナナちゃん、正体がばれなきゃいいんですが(汗)。

  「庭先塩梅」、第45話。またしても玉迎えのお話!! 連続4回目ー!!
  今回は旅先、恐らくはネパールで玉迎えが発覚した日本人旅行者の話でした。死に対する考え方が日本とずいぶん違うので、死んだとしても、「次の体に入って生まれてくるんだよ!」と優しく諭されます。輪廻なんてくだらない、とこぼす日本人でしたが、ホテルの主人には転生を飛行機に例えられて、淋しく笑いをこぼすのでした。
  なるほど、飛行機ね。次から次へ、乗り換えをして飛行機に乗って、目的地へ。転生なんてそんなもんだと考えると、ずいぶんと気軽な印象になりますね!
  そしてホテルの主人も、「次の飛行機に乗って、必ずわしのホテルに泊まりに来い」と言って、彼を送り出すのでした。このホテルが待ち合わせ場所、家族にもそう伝えておくから、と。……死んでこの世を去る筈なのに、もう次の待ち合わせが決まっているのです。家族とも、またここで会える。そう信じて逝くことは、きっと悪いことじゃないと、わたしも思いますよ。

  「あれよ星屑」、第6話。菊子さんの過去話、その2。
  借金を背負って売春宿に押し込められている菊子さんを助けるべく、金子さんはかつての親分さんの元へ行き、借金を申し込むのでした。そうすると足を洗う筈だったのが、またしてもヤクザ業に返り咲きであります。大切な誰かの為とは言え、ためらいもなく親分さんに頭を下げた金子さんは、すごく潔く見えました。
  で、なんだかんだ奔走があって、菊子さんは解放され……その後に、今のお店を開くことになったのでしょうね。
  一方の門松さん。パンパンのお嬢さんがた4人と共に暮らしていましたが、その全員と関係を持ってしまいました。すわ、これは修羅場か、と思ったのですが、女性たちはみんなカラッとしていて誰か一人でも門松っちゃんに本気で惚れるのはよそう、とすがすがしく誓い合っていたのでした。運命共同体だから、って。仲良くなった女の結束は固い! で、女たちに気兼ねしてよその女と一晩遊んできた門松さんは、それがばれて「浮気者!」と罵られ、追い出されてしまいました。ええ、なんで??(笑)
  自分たちの誰と寝てもいいけど、他の女と遊ぶのは我慢ならない、って……よく分からない理屈だなァ!!
  ま、とにかく、のこのこと川島さんのところに戻ってきましたよ(笑)。元の商売に復帰出来るのかな??

  「血まみれスケバンチェーンソー」、第51話。
  体のでかい相手に対し、空中戦で挑むギーコ! あっさり捕まってしまったにもかかわらず罠に使われた爆弾で攻撃し、相手の繰り出してくる鎖にも応戦し、爆谷が残していったダメージのお陰もあってなんとか勝利しました。が、腹部にひどい傷を負ってしまいまして……常識的に考えれば、ここでもう戦線離脱の筈なんですけどね。
  とりあえずは怪我の処置をして、ギーコは安静に。次なる第4ステージには、ナグルシファー一人で進むことにしたようであります。頼もしいぜ、ナグルシファー!!

  「吉祥寺キャットウォーク」、第30話。あらら、チョースケくん、結局死んじゃったのか……。さすがに銃創にマキロンは効き目がなかったのでしょうかね。それで治してきたというボーズくんが異常なだけでしょう……。
  久しぶりにキャバ嬢のモカちゃんも出てきましたが、相変わらずのようでした。落語家の泰平さんともっと仲良くやってくださいな、いや、ホントに。

  「五色の舟」、第7話。ついに“くだん”と対面であります。
  くだんは、大体が以前に犬飼医師と雪之助の間にあった会話通りの説明をしてくれました。くだんは世界を「内海」と表現し、あちらの航路とこちらの航路を乗り換える「装置」が自分なんだと語ったのであります。それは取りも直さず、和郎が見ていた(見させられていた?)夢の内容、そのもの。彼らの住居が舟ですから、くだんは、分かりやすいようにとこんな言い方をしたのでしょうかね。
  しかし、くだんの存在が敵国から送り込まれたものであると信じて疑わない帝国軍人の放った銃弾によって、くだんは絶命してしまいました。その間際、和郎と桜だけを別の世界に送ってくれましたが、「この世界」ではこの2人は、広島に落ちる新型爆弾で命を落とす筈だと説明されます。他の家族は生き残れるのでしょうか??
  で、他の世界へ逃げた筈の2人は、どうなったのでしょう。肉体が変わらずそこにある以上、どうにも、「他の世界」へ連れて行ってもらったとは信じがたいのですが……。
  次回が最終回だそうです。

  「白い街の夜たち」、第6話。
  専門学校の友人が、文子のバイト先にごはんを食べに来てくれましたよ! 前回、トルコのタイルについて聞きに来た松尾くんは、やはり文子に惚れているようであります。で、それに付き合わされた片山くんは、利伊沙がうるさく言うのも文子が利伊沙に虐げられているのも、松尾くんの恋模様も、みんな面倒臭いみたいで(笑)。
  だんだん青春ものっぽくなってきましたね。
  文子もどんどん笑うようになってきて、いい感じであります。課題が早く終わるといいですね。

  すみませんがあとは割愛します。また来月号で! ではではー。

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