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Channel: 生涯一漫画読者
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イブニング11号。

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  みなさまこんばんは! 2日も間を開けてしまってすみませんでした、今日は珍しくミュージックステーションを見ていた皿洗いでございます。
  ジャニーズのSexy Zoneっていうグループが出ていて歌って踊っていたのですが、まーホントみんな可愛いですね。そしてジャニーズに対して「可愛い」という感想を抱くと、「きのう何食べた?」のケンジさんを思い出してしまいます(笑)。同じジャニーズでも、SMAPやV6や嵐に対してはこんな感想持たないんですけどね……やっぱ年齢かな……。
  ちなみに本日のMステの目的は、May Jさんでした。あの方、顔が長山洋子さんにちょっと似てますね。

  すごくどうでもいい話だった!!
  本日は3日遅れで、イブニング11号の話題であります!! 表紙と巻頭カラーピンナップは「いぬやしき」!!(ピンナップ裏面は「かさね」でした) いよいよ単行本第1巻が5月に出るということで、盛り上がってまいりましたね。
  そして話の内容も、盛り上がってまいりました!! ホームレス狩りをしていたバカ生徒たちを懲らしめ、心胆寒からしめることに成功した犬屋敷さんは、この体と付き合って善行を積んでいこうと考えたのでした。もうすでに人ではないけれども、人助けをすることで「人」として生きよう、と。
  ああ、なんか、この決意からは彼の人柄がよく伝わってきますね。気が弱くて要領も悪い方ではありますが、非道な人間ではない。それを知れただけでもなんだか心がほっこりいたします。
  ……ところがここで、別の人物が登場。そういえば公園で犬屋敷さんが宇宙人に激突された時、もう一人若い子がいましたっけ。こちらは手に入れた力で、さっそく悪さをしているようであります。馬鹿とハサミは使いようだけれども、馬鹿のハサミは使いようがない、とかなんとか。そんな台詞を何処かで読んだ!(たぶん、柴田亜美先生の漫画で) 犬屋敷さんはもしかして、この若い男の子と対決する未来が待っているのでしょうか??
  ってか、若い子(高校生?)の会話の中で「ガンツはクソ漫画だ」っていう発言があって笑いました(笑)。「バクマン。」でも、「デスノート描いた人だって次の仕事ないと生きていけない」みたいな発言がありましたしね。こういうセルフパロディはちょっと面白いです。

  「かさね」も、第3巻が今月発売であります。
  劇中の「お前は呪われている」という台詞に、嗤う母の幻影が重なって見えて、調子を崩してしまうかさね。手厳しい共演者にこれまた激しく罵られ、「誰の意志で舞台に立っているんだ?」と問われ、かさねはハッとして母の幻影を見つめなおすのでした。
  これまで、母の亡霊のせいにしてきたことは、みんな自分がやったことだ。あの幻影は自分の罪悪感の表れなのだ、と断じ、手を差し伸べてくるその亡霊を振り切って彼女は舞台に立つのでした。心の迷いを振り切り、舞台の上に立つのは他でもない自分の意志だと自分に思い知らせる為に。
  そうしてまた一皮向けた彼女の演技に、共演者はご満悦のご様子。なんかちょっと気になる存在ですね、この方。

  「おやこっこ」、第2話。
  死にかけている今の父親と、「ありがとう」を人に言うことを教えてくれた昔の、「かっこよかった頃の」父親。その姿はあまりにも乖離していて、見るものを戸惑わせます。そしてそれを思い出しているタカシさん本人も、どうやらかなり戸惑っているご様子。
  あのろくでもない、死にかけの老人が紛れもない「父の姿」なのに、どうして「かっこよかった頃の」父を思い出すのか。今になって。そう自問を繰り返しております。
  第1話同様、さらさらと時間は流れていくのに心にグイグイ迫ってくる、不思議な漫画であります……。結構シビアな話をしてるんですけどね。そのシビアさが伝わってこなくて、ただただ、主人公の切ない気持ちだけがこちらの胸に食い込んでくるようであります。不思議だ。

  「かあちゃんといっしょ」。
  珍しく競馬で勝ったテツオさん。8万もうかった! と言って、母ちゃんと兄貴と一緒にデパートへ美味しいものを食べに出かけるのでした。って言っても、絵から推察するに、昔からある「食堂」って感じのお店ですね。窓から大きな大仏が見えるとか、そういう特徴もあるので、何処かのデパートをモデルにしているものと思われますが。何処なんだろう。
  注文するメニューの価格で兄と張り合ったり、昔を懐かしんだり。親子だけでいると昔と変わらないようにも思えますね。けれども、母が昔から「中華そば」を頼んでいるのは、好きだからではなくていちばん安いから。そう聞かされたテツオさんは、思わず言葉をなくしてしまうのでした。
  大きくなってみてよく分かる、母の愛。多大な恩。そういったもののありがたみを、テツオさんはここ最近、次々に思い知らされているのですね。
  で、自分もそれをやってみようと、久しぶりに妻と子と共にレストランへ。なんでも好きなもの頼め、俺はいちばん安いやつでいいと決めてみせるも、息子には「お腹壊したんでしょ」と決め付けられちゃう悲しさ(笑)。これが人徳ってものですかねぇ(笑)。テツオさんドンマイ!

  「いとしのムーコ」。ムーコ、一人っつうか一匹でボール遊びであります。くわえて、投げて、跳ね返ってきたところをスライディングキャッチ!! ……割とこれ、見てるだけでも楽しいんですけど(笑)。
  そんなムーコにこまつさんはサッカーボールを与え、一緒に遊んであげるのでした。こまつさんと遊んでいる時のムーコは本当に楽しそうでいいなぁー。んで、うしこうさんがバランスボールを車で持ってきて、あまりのでかさにムーコが恐慌をきたすというオチ(笑)。
  うしこうさん、さ……そのバランスボールは車から下りて膨らませればよかったんじゃないの?? そんな大きいの助手席に突っ込んでおいたら、運転するにも危なっかしそうであります。後先考えてないなー、いつもながら。

  「海賊と呼ばれた男」。またまた戦地から社員が帰ってきて、会社に加わりました。でも相変わらず、油関係の仕事はない……さて、そろそろ会計が行き詰まったぞ。
  と、そこへ、以前油の卸を頼みにいって断られた先から、思いがけず仕事を回していただけました。それが、旧日本軍の基地から残りの油をさらってこいという危険なお仕事。状況がよく分かりませんが、この当時の日本では、GHQの支配下で軍は解散させられてるんでしたっけ? そうすると基地の管理権はどうなっているのか?? 使い残しの灯油(だと思うのですが)を回収して、そのあとはどうするんでしょうか??
  だいたい、国岡商店は原油輸送や小売の会社であって、こうして現場で作業する仕事はちょっと違うんじゃないんですか?? 大丈夫なのか??(汗)

  「学生 島耕作」。初恋の人が東京でアイドルの駆け出しのようなものになっていて、更には会ってすぐ童貞もらってあげようか? などと訊かれてしまう屈辱の展開に(笑)。あの高校時代のドキドキの一晩はなんだったんですかね……。
  彼女は結局、大陸にいる家族の元へは帰ってなかった、ってことですかね。このまま日本人として生きていくのかな??

  「幼なじみは女の子になぁれ」、第18話。
  ゲームに熱中していた伊織くんは、いつの間にか女の子にされていた!! という、とんでもねぇ瞬間からスタート(笑)。気付けよ!! そこは気付けよ!! どんだけ抜けてんだよ伊織……「ぼわん」って音がしたら気付けよ……(涙)。
  こんな風に抜けまくっている彼女(彼?)なので、シルフィとしても付け入り甲斐があるんでしょうねぇ。ははは。
  で、自分がいつのまにかまた女になっていると気付いて、ついつい鏡の前でポーズつけてみたり、確か女の姿だと料理上手だったよな! と思い出して自分で昼食にオムライスを作ってみたり……(食べるのは男の姿)。どんどん順調に女子の階段を登っている伊織くんなのでした(笑)。
  そしてソファでうたたねして、またシルフィに女の子にされる、っていう……(笑)。いや油断しすぎだろ!! せめて自室で寝ろよ!!
  まぁ、腹が膨れたらとりあえず他のことはいいやーってなっちゃう単純さは、さすが男子高校生と言わざるを得ませんね。そういう意味では男の子っぽいシーンではありました。でも伊織くんのこの先が非常に心配になる回でしたよ(笑)。名実(?)共に女の子になっちゃう日は割と近いのかもしれませんね。

  「満月エンドロール」。
  せっかく一緒に走馬灯を楽しんでいた夫婦なのに、たえちゃんのほうが望月さんに気を遣うようになってきてしまいましたね。望月さんの精神が不安定で、いつ地雷を踏むか分からないから。せっかくのこの楽しい時間を、壊したくないから。……こんな時まで笑顔をがんばるたえちゃんに、無性に切なさを感じました。
  んで、またしても望月さんの子供時代に舞い戻り、小さな望月さんを子供に見立てて、夫婦でおままごと! なんかすっげーカワイイなぁ。こんな些細な日常の風景すら、死んでも叶えられないシーンだったなんて、それを思うとこれまた切なくなりますけどね。でもたえちゃんが楽しそうなんで万事OKかな、と。そんな気にもなります。


  ではではー。

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