みなさまこんばんは。今頃になってこのブログの「日時指定投稿」という機能の存在に気付き、ちょいと実験がてら使ってみている皿洗いです。と言っても、読んでくださっているみなさまには、恐らく違いはまったく分からないかと思います(笑)。
過去にさかのぼって投稿することは出来ないようですが、投稿時間をキープすることは出来るのかな?? どうなんだろう?? などといったあたりを、今回は試しております。
さて本日はコミックビーム9月号の話題であります。
表紙と巻頭カラーは、いましろたかし先生の「永遠のケツ」。すがすがしいほど親父の性欲がギッチリと詰まったこちらの連載、前回のような社会問題は取り上げないのかな?? と思いましたら、主人公が働いている店の店員がそれとなくデモに参加しておりました。あ、やっぱり、こういう要素はあるんですね。モーニングに読切描いてまでTPP反対! って訴えてた方ですからね、いましろ先生は(笑)。
その割にこの連載の主人公がまったく政治に興味がないのは、どうしてなんでしょう。過去の反動なんでしょうかね。たぶんこのオッサン、選挙がいつかも分かってないぞ。
「目玉焼きの黄身いつつぶす?」、第23話。今回は、かき氷!!
家で作るかき氷の場合、シロップはいつかけるのか、どうやってかけるのか、そんな話題でした。今回は珍しく、バトルになりませんでしたね(笑)。リハーサルを抜けて焼き肉(モツ)を食べに行った負い目があったからでしょうか?? それとも、立て続けに離別があって、さすがのジローさんも頭が冷えたのかな?? かき氷だけに。
ともあれ、家でかき氷を作る機会がほとんどないので「どうだっけなぁ?」と思いましたが、そういえば食べ放題の店で、自分でかき氷を作れる機械が置いてあるところがありました。わたしのシロップのかけ方は大貫さんとほとんど同じ、そして食べ方もこの人にだいぶ近かったです。
まぁ、素氷になりそうな部分があったら、積極的に崩してシロップに漬けていく、ってだけですけどね。
みふゆさんと寄りを戻して、と亜希ちゃんに説得されたジローさん。みふゆさんの再登場はあるのでしょうか??
「とりあえず、畑で暮らしてみる。」、第2話。バイオ燃料……(汗)。水洗でないトイレでは、生きていけない!! それぐらいの軟弱者です、わたしは。キャンプ場のトイレも相当汚いなー、と思ってますが、それでも最近は綺麗な水洗トイレがずいぶん発達してますからねぇ。困ることはないですね。
でも、トイレタンクに沸く幼虫を摘んではニワトリに食べさせるこの輪廻っていうか食物連鎖は、本当に合理的だなと思います。ニワトリって意外となんでも食べるんですねぇ。
「逆流主婦ワイフ」、第4話。今回は割と平和な話だったので、安心しました(笑)。第1話と第2話のショックがまだ抜け切れていないのであった。
秋田犬を飼いたいばかりに、ドッグランの柵の外で知り合った男性に声をかけて「じゃあわたしと結婚しましょう!!」と言い切っちゃったこの女性。結婚に「ワリカン」なんてルビ振っちゃって、まぁー、目的の為ならなりふり構わない方ですねぇ。しかし、こういうご縁があってもいいのかもしれない……。
でも結局、結婚後3年経ってもまだ秋田犬は飼えず、秋田犬を飼いたくて奮闘しているうちに夫婦としての形が出来上がってきて、子供も生まれちゃって、もうなんだか事足りちゃっているお2人なのでした。いいのかそれで(笑)。友人がたも呆れてますが、まぁ犬を飼いたい! という動機をもって成り立っているご夫婦ですから、飼いたくてもなかなか飼えないって状態でい続けるほうがいいのかもしれませんね(笑)。
変な感じですが、まぁ幸せならそれでいいんでしょうねぇ。
「わがままちえちゃん」、第6話。
双子の妹の「さほ」ちゃんを亡くし、親へのいびつな殺意に満ちているちえちゃんでしたが、高校も2年生に進級してさほちゃんとそっくりな声の女子生徒と出会い、付き合ってほしいと申し出るのでした。この子の行動は本当にいつも唐突だな……。死んだのはさほちゃんじゃなくて自分だった、ってのも妄想だったし、死んださほちゃんが化けて出てくるってのも妄想だったし、挙句の果てには実はさほちゃんに恋をしていた、とか!
どんだけ後出しする気なんだ(笑)。
こんな危ない女子高生に付き合ってくれる利根川さんマジいい人……。普通だったらドン引きですよ、これ。
「血まみれスケバンチェーンソー」、第58話。
水島くんの死と、キンバリーの死。それらを踏み越えて、一行は先へ進みます。ネロとの直接対峙に戸惑いがあるドリエを残して、壊した壁から先に。
壁の中にあった階段から上へ進みますが、そこには既にネロの側近が特殊なステージを展開して待ち構えていて、名乗るなり襲い掛かってきましたよ! ……壁の中に通路を隠してた割には、準備がいいなぁ。普段からこのステージって、こうなのか。氷張って、ガチガチなのか。スケーティングも趣味なんだろうか……。
一方、残されたドリエは急に現れたネロに対して一矢報いることが出来ましたが、このまま倒せるとは思えません!! どうなることやら。
「ナナのリテラシー」、第14話。
黒河内社長の会社で、ゲーム作り大会! 社員たちが要望を出し合って原型をまとめて、けっこう面白そうなものが仕上がってきました。ナナちゃんは「社員のみんなが力を合わせれば非凡で面白いものが作れる」と主張しますが、ジンゴローは「盛り込みすぎると日本の家電みたいになる」と、バッサリ。社長は、「凡百のアイデアにノーを突きつけるためにいるわけなんだぜ?」と、厳しく説きます。
なるほど、そうかー。社長ってそういう存在なのか。じゃあ、下からのアイデアは駄目出しされてナンボなんですね。そうしてオッカムの剃刀がさんざん暴れ回った後に、ゲームや企画の核、キモの部分が残る訳か。
なんだか納得してしまいました。
黒河内社長の会社は、デンカとお嬢さんが結婚して後を継いだことで次世代へ引き継がれていきました。次の世代の、次の天才に託す。そうして時代は流れていくんですね。
横山旬先生の新連載、「変身!」、第2回。ああ、アレから主人公は、クマムシから元に戻れたんですね(笑)。でもまだクラスメイトの「厄介な女子」こと矢羽田さんに振り回されています。ヒデくんの迷惑もかえりみず、自分の欲求だけ告げて自分のやりたいことだけやる、っていう、この女子。
たいへん単純で厄介でけっこうなことですが、これちょっとした障害持ちなんじゃないの??
他に友達がいないからって進んで彼女のオモチャに成り下がるヒデくんにも、ちょっと同情出来ません。もっとがんばれヒデくん!!(笑)
「イムリ」、第96話。
デュルクたちが凍った海にやってきた理由は、この土地にあるカーマの基地を狙ってのこと。凍土のイムリの村に人影はなく、すっかりゴンガロで埋め尽くされていましたが、凍った海を渡って逃げようとしているイムリの親子を発見!! 村人たちはカーマの術に操られて連れ去られてすぐのようで、すぐ助けに行こう、ということになりました。
ついでに潜入もね。
しかし、ほとんど薬で頭がぼけてしまっているミムリの口から、チムリの言動が伝わり、デュルクたちが北の基地へ向かっていることもミューバたちに伝わってしまいました。じゃあそこへ行けばデュルクに会えるんだな、と不敵に笑うミューバ。いよいよデュルクとミューバの再会でしょうか??
あれ、そういえば、ミューバはデュガロ呪大師に騙されていたと知っても尚、デュルクへの恨みを抱えたままなのでしょうか?? デュルクが裏切って逃げた、お前を置いて去ったと教えてくれたのは、デュガロ呪大師だったのに?? ……そのへんのことまで、頭が回ってないのかなぁ。初めから裏切られていたと知っても、まだデュガロ呪大師のどの言葉が嘘だったのか、どれが真実だったのか、判別出来ていないのかもしれませんね。
というか、深く考えないようにしているのかもしれません。
「あれよ星屑」、第13話。
上官命令で、スパイかどうかも怪しい敵国人を殺さなくてはならない川島班長。他の班の兵士は罪もない人間を自分の手で斬首することが出来ず、腰抜けと罵られていました。そして殺した相手のことを夢に見てはうなされるのであります。
川島班長はうなされるのが嫌で、酒に逃げてますね。酒浸りの生活は、戦中当時からだったようであります。……でも、こんな生活強いられてたら、そりゃ酒に逃げたくもなりますよね……。戦争の悲惨さ。それが「個人」の枠に降りてきた時にどういうことになるのか、よく分かる箇所であります。
「まんが極道」。まさかの宇宙人オチとか(笑)。
そうね、連載作家って、人気が出れば楽になるかと思いきやそうでもないんですよね。アニメ化だのグッズだのに伴って、煩雑な仕事も増えていくし。手を抜けばそれがすぐに分かるし。モーニングなんか作者が耐えられないからって、毎週連載していた作品が隔週になっちゃいましたからね!!
そうやって原作者に負担を強いる現状は、どうかと思うのですよ。どうかと。
「私を連れて逃げて、お願い。」、第3話。相変わらず不幸になる気配しかない(汗)。「ママゴト」の時はまだ、毎日がそれなりに楽しくておままごとでも夢が見られて、それはそれで嬉しかったものですが……この作品は、何処へ向かっていくんでしょうね。
田辺先生のシリーズ連載「サウダージ」、第3話。寒いロシアの帝国時代の、老いた女占い師ワーリカの物語。
原作は狩部さんとのことですが、鮮烈な切れ味の筋立てには、ラブクラフトに勝るとも劣らない迫力を感じます。田辺先生の漫画の描き方にもよるのでしょうけど。しかし今回もかっこいいぜ……。体の心にまで染み入るような「寒さ」を感じますね……。ちょっと不気味なところもなお良しです。
「白い街の夜たち」、第13話。
ホジャさんの娘さんのユリちゃんと、ワン(猫)のコンビがものすごく可愛くて、癒されますねぇ(笑)。ついついユリちゃんの頭を撫でちゃった文子の気持ちも、よく分かります。ユリちゃんて喋るのが達者なのでもうちょっと年上なのかと思ってましたが、文子との対比を見るに、まだ小学校1年生か2年生ぐらいのようですね。ハーフの子かぁ、可愛いんだろうなぁ。
ワンも可愛い……。はー、癒される。
簡単ですが、こんな具合で。ではではー。