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Channel: 生涯一漫画読者
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「ハルタ」2号!

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  みなさまこんばんは! 今朝見た夢の中ですっごく面白い写メを撮ったのですがそれがなんだったのか思い出せずモヤモヤしているところの皿洗いであります。撮った瞬間はものすごく、「会心の出来!」と思ったのですが、そもそも夢じゃあ持ち出せませんし……思い出せないともなるとお手上げですなぁ。なんか惜しいことをした気分であります(笑)。

  さてさて、「ハルタ」第2号の話題であります!
  ってか、アレ?? 表紙がさっそく碧先生以外の手によるものに……なっております……。これは紅茶で入浴する人工妖精の話を「フェローズ」で描いてらした新居美智代先生の絵ですね。相変わらず、足に気合の入った絵であります(笑)。

  今回の巻頭は、「坂本ですが?」、第7話。
  いつかの扉絵にもなった「スタイリッシュ遅刻回避!」、あの、閉まりゆく校門のわずかな隙間をスライディングして滑り込む坂本くん、そのアフターストーリー的な展開でございました。その校門を閉める係は、保健体育の教師であり、生徒指導担当の角田先生。絵に描いたような(笑)体育教師! って感じのお人であります。
  余裕を持って登校するでもなく、いつもいつもスライディングをかましてくる坂本くんのことを、かなり疎ましく思っているご様子。そこで、坂本くんとて一人の生徒なのだから、「校則のひとつやふたつ、破ってるに違いあらへん」と見当をつけ、厳しく叱ってやると決意!
  こうして体育教師と坂本くんの攻防が始まるのでした(笑)。
  だんだん分かってきましたが……この連載、基本的には、坂本くんが誰かと「対決」する話ですよね。そしていつもいつも相手の思惑の斜め上を行き、決して相手の思うようにさせないばかりか、まったく違った形で相手の戦意を削いでしまうという……スタイリッシュなケンカを繰り広げているようなものであります(笑)。
  単行本1巻の反響はかなりあったようなので、今後もこの調子でぶっ飛んでいってほしいですね!!
  ちなみに今回の話は、最初に登場した不良たちがすっかり坂本くんの追っかけのようになっていて笑えました(笑)。お前らはそれでいいのか!? と、思いましたね。ぷはー。

  「カプチーノ」、第2話。
  勢いと流れに任せて、カラオケ店のアルバイト店員・萩原さんと付き合うことになった克美ちゃん。それを友達に学校で報告しますが、緒方さんという眼鏡女子には「克美って、基本、男の人ダメじゃん」と指摘され、親友のナナちゃんには「手も握れないんじゃ」「ちゃんと恋人やれるのかなあ?」などなど、散々からかわれまして……。そんなことない、手ぐらい繋いでみせる! と、間違った方向に決意を固めた克美ちゃんが、その次のデートでまたしても珍道中を繰り広げるお話でした。
  なんというか……恋人だからって、手を繋がなくちゃいけないなんてことはありませんし、手を繋いだからっていきなり恋人らしくなれるものでもありませんし……。「こうしなきゃ!」と思い込んだらそこにしか行けない、視野の狭すぎる克美ちゃんに、今回も不覚にも萌えました(笑)。あと、克美ちゃん、テンパリすぎであります。もうちょっと落ち着け!!
  彼氏の萩原さんが、ちょいちょい面白いことをして対抗(?)してくるのがなんとも言えずおかしくて、また和みました。「彼氏返品受付」って何だよそれ!!(笑) 究極の自虐ネタだなぁ。
  緒方さんの冷静な様子もいいのですが、ナナちゃんの変人っぷりも楽しいです。
  次回も楽しみですね!!

  そして森薫先生! 今回は「乙嫁語り」ではなく、「シャーリー」で登場です!! やったーまた「シャーリー」が読めるー!! いつまでもこうして不定期掲載してほしいものであります!!
  それにしてもシャーリーは、いつまで経っても13歳のままですねぇ(笑)。映画「魔女の宅急便」を見て変なスイッチ(笑)が入った森先生が描いたメイドさんなので、この先ずっと少女のままなんでしょうけれども、シャーリーとベネットさんの今後の人生がどうなるのか、ちょっと知りたいなーと思ったりもいたします。はい。
  ともあれ、「シャーリー」ですよー。
  今回はベネットさんの営むカフェへ、シャーリーがお届けものをするというお話。慌て者でうっかり者のベネットさん、なんと、納品があるのに支払いの為の財布を家に忘れてしまったのでした!! オイオイオイオイ!!(汗) そこでシャーリーが、行ったことのないこのカフェ「モナリザ」へ単身赴くことになった訳であります。
  ずっと家にいるオールワークスのメイド(つまり雑役女中)と言っても、食料品の注文やなんかで、家の外に出ることがない訳ではないのですよね。なので少ないヒントを手がかりに、なんとか店の場所もつかめて、無事に届け物が出来たのであります。よかったよかった。シャーリーはなかなか頭の切れる13歳ですね。偉いです。
  そして初めて、カフェで立ち働くベネットさんの様子が、詳しく描かれました。のんびり屋さんなのかと思っておりましたが、意外にもテキパキと仕事をこなし、お茶も軽食もなかなか美味しいと好評のご様子。常連のお客さんはじいさまばかりですが、そこそこ賑わってますし、これを一人で切り盛りしているのですからベネットさんは割と有能な方なんですね。
  ちょっと意外!(笑)
  シャーリーのいつものお仕事ぶりも、バッチリ読めました。この小さな体で家中を綺麗にする様子を眺めていると、なんかそれだけでこちらもスッキリしてしまうのですよ(笑)。
  働く女性ベネットさんと、働く少女シャーリーとの、共同生活。次号も載るそうなので、今から楽しみであります!! わぁい!!

  「ハクメイとミコチ」、第6話。
  今回は岩山へ、ハーブを採りに来たおふたり。食いしん坊同士なので、食材の採取にはずいぶんと精を出すのであります(笑)。しかしその山で、「オロシ」と呼ばれる巨大なフクロウに出会ってしまい、驚いたミコチが崖から転落!! あちこち怪我をして、足を痛めて、ハクメイは慌てて彼女を担ぎ、洞窟へ逃げ込みます。
  そういえば彼女らは身長9センチとたいへん小さい設定ですが、こういった猛禽類からの捕食の対象には、なっているのでしょうか?? 構造からして人間に近いので、ネズミやリスに比べると、あまり肉付きはよろしくなさそうですが……前にカフゥに会った時も餌付けしていたほどですし、実は鳥からは(捕食対象としては)人気のない生き物なのでしょうか?? むむぅ。そのへんを妄想するのも、楽しそうですね。
  ともあれ、遭遇したけれども、オロシには食べられませんでした。よかったー。しかしハクメイやミコチから見るとこのフクロウは本当に大きいので……あとで、たった一人でオロシに遭遇してしまったハクメイの恐怖も、画面からびんびん伝わってきました。こりゃあ泣きますよ。ハクメイじゃなくても。普通の人間ならこのサイズ差に失禁ものであります。
  洞窟で野宿をしながら、ハクメイの昔の旅の話などを聞いて、割と和やかに過ごすのでした。危機がそこに迫っていても、通常通りの生活も忘れない。森で暮らしている2人らしい光景でいいな、と思いました。

  「でこぼこガーリッシュ」。引ったくり犯を協力して捕まえたナッツンと織子でしたが、それがきっかけでナッツンが「あたしも護身術やってみたい」とか言い出して、まぁいろいろと。ナッツンの弟も出てきまして、にぎやかに護身術や空手の型の話をしておりました。いつもながら織子がジェントルマンすぎてニヤニヤします(笑)。

  「ヒナまつり」、第24話。
  新田さんのアニキが出所することになり、そのお迎えに行った新田さんとサブ。そんで、出所祝いをすることになったのですが……なんと、このアニキ・内藤さんの子供だとすっかり勘違いされたヒナちゃん。出所祝いの席に呼ばれ、おめかしして、花束を内藤さんに渡すという演出まで盛られたのでした(笑)。
  新田さんはなんとか誤解を解こうとがんばったのですが、周囲の勘違いはすっかり盛り上がり、そのまま出所の日になってしまったのですよ! 新田さんは今回悪くない! まぁ少々押しに弱すぎてどうかと思いますが! しかも内藤さんのお子さんは男の子だっていうじゃないですか……。性別からして違うとか……。誰か確かめなかったのかよ!!(笑)

  「ヴォルフスムント」、最終幕第2話。いよいよ塔の内部へ!!
  ヴォルフラムが身を隠している筈の西塔へ、どうにか侵入したい盟約者集団。ヴァルターが一人で窓から侵入し、鉤縄を垂らして突入隊を引き入れる計画を提案しました。と言っても、西塔の内部にはいまだに敵兵が数多く存在します。壁なんか登っていたら、ボウガンの格好の餌食。的にされてしまいます!
  それでもやると言い張るヴァルターに、一同、折れるしかなく……ヒルダの後押しもあって、作戦決行となりました。
  通用口の落とし穴では木材ではしごを作り始め、壁登りをするヴァルターには下から石弓で援護。チームワークが結集し、またヴァルターの技術と、いちはやく縄を利用して突入したヒルダの戦闘力もあって、作戦は成功しました!! あちこちの門も開かれ、どんどん西塔内部は制圧されていきましたが……ところが。
  ヴォルフラムの姿は、何処にもなし。
  いくら探しても見付からない……これはもしかすると、隠し扉か何かで脱出したのかもしれませんね! なんせ、侵入された時の為のえげつない罠が満載の砦ですから、そこを根城にしている代官が脱出する術は、いくらでもあったのかもしれません。果たして、探し出せるのでしょうか??
  ああああ、ここまで来てヴォルフラム本人が見付からないなんて、焦ります! すごく焦ります!! ハラハラするー。

  「乱と灰色の世界」、第29話。
  虫と魔法使いたちの戦いは、夜を徹して行われました。地味に見えますが、とにかく虫たちの数を減らすべく、波状に攻撃を加える魔法使いたち。白狛衆も勝手に動いて、バクバクと虫たちを食べていました。
  そして明け方、ついに灰町にたどり着いた虫の大群。その前に乱の父親、全が立ちはだかり、巨大な技で虫を圧したのでした!! なんか……意外にあっさりした決着に見えましたが、周囲を相当衝撃波で巻き込んだ技でしたからね……。これ、市民が避難してなかったら、またすっごい被害が出たでしょうね。
  肝心の鳳太郎の身柄は、ドサクサに紛れて飛び込んだ乱が掻っ攫ってしまいましたが、この人が生きていたらまた虫がどんどん沸いてきちゃうのではないでしょうか……。どうなるんでしょう。

  「事件記者トトコ」、第8話。
  大企業の御曹司が、勝手に懸想した美人の使用人の結婚式に乗り込もうとしていたところに、偶然居合わせたトトコ。そうとは知らず、お側付きから逃げる御曹司を手助けし、結婚式が行われる神社にも乗り込んで、「記事になる!」とノリノリであります。うん、世間はこれを「悪乗り」と言うと思います!(笑)
  せいぜい6歳ぐらいの御曹司なのですが、それなのに結婚式に乱入して新婦を奪おうとする気概や、新郎を殴り付けて根性を試そうとする迫力など、なかなかどうして……子供とは思えない大物ぶりですね!!(笑) いや、これ、もう成長しきってるでしょ。体は子供だけど中身はかなり大人でしょ!
  泣き方は子供らしくありましたが、面白い新キャラが出てきたものであります。
  再登場が楽しみですねー。


  続きはまた明日以降に! ではではー。

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