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Channel: 生涯一漫画読者
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「ワールドトリガー」、7巻。

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  みなさまこんにちは!! 古本を売りに行こうとしたら馴染みの新古書店が閉店していてどえりゃあびっくりした皿洗いです! びっくりしたー!! びっくりしましたよ!! 地元の人誰もそんな噂してなかったじゃない!! と思ったら、先日潰れたばかりのようでした。今週発売のゲームの予約承りとか、してたのにね……何があったんだろうね……。
  長いことあそこにお世話になっていたので、どうしたらいいのか皆目見当もつきませんよ。うわーん。

  さてそんな嘆きを冒頭に、本日は「ワールドトリガー」7巻の話題であります。
  表紙は小南先輩ですよ!! こなみんカッコイイーーー!! ところで、この小南先輩のトリガーオンした状態は、まさに7巻冒頭に収録されている第53話で初めて拝みまして、その後ふたつのトリガーを接続させた「双月(斧)」も拝んでたいへん驚いたのを覚えているのですが、ここでひとつ疑問が。
  小南先輩のこの足……生足??
  そこは気にするところじゃない! とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的には非常に気になりました!! 本誌で読んだ時は、なんとなく根拠もなくタイツか何かを履いているんだろうと思ったのですよ。でも単行本の表紙で、カラーで見てみると、どうにも肌色じゃないですか……これ誰の趣味よ……。
  迅さんの趣味だったらちょっと意外ででもちょっと萌えるかもしれないっっ。とか、阿呆なことを考えている訳であります(笑)。
  小南先輩、換装体のカラーリングも当初想像したのとはぜんぜん違うしなぁ。やっぱこういうのはカラーで見て楽しいものだよなぁ! と、再確認したのでした。
  カラーといえばアニメ楽しみだなー♪

  さて、表紙でたいそう盛り上がりましたが、そうそう今回のカバー下は……と開いてみてまたびっくり。
  出てくるなり粉々に砕け散ってベイルアウトした茶野隊の茶野くんに男装女子の疑いがあることも驚きでしたが、あの可愛い太一くんがアクアリウムで熱帯魚を白ゆでにしたというエピソードを読んで、心底震撼いたしました。しかもそこに悪気が存在しないってんですから、そりゃあ来馬隊長だって血の涙を流すわな、と思いました……。
  こ、怖い。ボーダー隊員が怖い。
  でも考えてみたらトリオン体になった時はみんな火力を持っている訳ですから、その状態でドジが発生しないのは僥倖なのかもしれませんね。
  来馬先輩の人格形成の謎に迫りたいっっ。
  ランバネインとエネドラの説明も面白く読みました。エネドラの昔に関しては、最近本誌で彼を惨殺したミラも言ってましたね。昔は聡明でいい子だったのに、って。お前は何歳だ、と思ったものですが……今のエネドラからは想像も出来ないような、利発で素直な少年が存在したのでしょうか?? それはすごく見てみたい!! 見てみたいです!!
  葦原先生、番外編とか……いつか描いてくれないかなぁ。

  今後のアフトクラトルの扱いにもよりますが、この遠征に出てきた各人のバックグラウンドについては、もっと知りたいものですね。アフトクラトルそのものも、ちょっと見てみたい。そして遠征の目的も……。
  まぁ、まだそこまで話が進んでいないので、じっと待ちますけどね。
  今はアフトクラトルの窮状よりも、修くんの生死のほうが大事ですから!!


  さて本編。
  ラービットがボコボコと出現し、捕獲任務を着々とこなしているところに、更にワープでやってきた人型ネイバーたち。遊真の回想シーンにもあったように、彼らの肌は黒いものが多いですね。エネドラやヒュース、ヴィザ翁はそう黒くもないけれども、これは種族の違いでしょうか??
  それとも遊真みたいに、親世代やもっと上の世代に、「こっちの世界」の出身者がいるのかな??
  そういう部分も、原作が明かさない限りはどんどん深読みの対象になっていきます(笑)。
  んでもって、前巻の最後でキューブにされてしまった木虎ちゃんは、今回は出番なし。彼女を愛好する読者の一人としてたいへん淋しい限りですが、大事な局面で復活してくれると信じています!!

  玉狛第一のすさまじい戦いっぷり、アフトクラトルの猛攻、風間隊の緻密な連携などなど、いろいろ見どころはあるのですが、やはりこの巻では出水・米屋・緑川の3バカが東さんたちと共闘するシーンが熱かったです!! 弾バカ、槍バカと互いに軽口を聞いてけなしあう割には、ホンットに仲いいんですよねぇ、よねやんといずみんは。
  この2人は同い年でしたっけ?? 確か、大規模進行開始のシーンで、同じ教室にいる描写があったように思います。高校も同じだったら、ホントふっつーに仲いい男子高校生(の日常)ですよねぇ。
  そうすると緑川は、兄貴について回って年上にも可愛がられている後輩、みたいな図に見えますね(笑)。
  ともあれ、旧市立大学にてランバネインと激突!! 圧倒的火力と体力、そして射程を持つ彼に対し、挟撃で攻めていく3人とスナイパー陣。この鮮やかな連携が素晴らしいですね!
  何がいいかって、他の人が戦った戦闘記録をデータ化して他の隊員に渡すことが出来るところですね。これはあらかじめオペレーターとつながりを持って、そういうデータ転送もあるよーっていう設定をしておかなくちゃいけないんでしょうけど、本当に便利な機能だと思います。またそれを、映像として直接送れるのもいいですよね。メッチャ便利。
  修くんものちのち、敵の情報をあらかじめ知って対処出来たシーンが出てきますが、やはり知っていて向き合うのと分からずに手探りするのとでは、雲泥の差ですもんねぇ。

  こちらが「データ共有」という手を使える分、相手側はテレポートを持っているからバランスが取れているのかな、なんて気もいたします。相手側のほうが有利でしょうけど、その相手のアドバンテージをこっちはみんなで協力することでなんとか補えていける、っていう、その姿勢がね。好きですね。
  そのチーム力、結束こそが、ボーダー隊員の強みなんだなぁって思う訳ですよ!!(力説)
  その結果としての、よねやんの「…と、思うじゃん?」ですよ!! もうこれ大好きだよっぉぉぉぉぉ!!(咆哮)


  まだまだ大規模侵攻の戦闘は続きますし、ボーダー側がやや不利なことも変わりません。なんつってもサポートするミラが優秀スギて、こちらを撹乱してきますからね!
  そしてエネドラが基地に侵入したところで、7巻ここまで。また厄介なのが来たぜー!! というのが、率直な感想です(笑)。戦いの場じゃなくても、エネドラはなんか厄介そうです。扱いが難しい。きっと空気読めないタイプに違いない。


  巻末おまけは、ボーダーポジション診断チャートでした。試しにやってみた結果は、オペレーターか、もしくはミドルレンジオールラウンダー。現場の隊員たるべきか、それとも後方支援でいいか、ってところで分かれますね。うーん、どっちがいいかなぁ。
  まぁ年齢的にも、もうトリオン体の強大な発露は望めそうにもないので、基地内で事務でもやりたいところなんですが。
  でもそれだと現実的スギるか……? と、どうでもいいことで悩む日々であります(笑)。


  アニメを楽しみにしつつ、また次巻!
  ではではー。

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