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Channel: 生涯一漫画読者
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モーニング42号

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  みなさまこんばんは。今日は出かけようとして、忘れ物に気付いて二度も戻り、そしていよいよ出かけてからまたまた忘れ物に気付いて結局二度手間となった皿洗いです。わわわ忘れ物~♪(By 涼宮ハルヒ) よく確認してから出かけませんとね……。

  さて本日は木曜日なので、モーニングの話題であります。モーニング42号、表紙と巻頭カラーは「サンダーボルトファンタジー」であります!
  表紙に、元の人形の写真が一緒に載っておりましたが、漫画に馴染んでから写真で人形を見ると、ちょっと印象が違いますね。鬼鳥に関しては、サイトで説明を見ると「美丈夫」ってはっきり書いてあるのですが(まぁ……設定なのでなんて書いてあってもいいんですが、本人が言ってそうでちょっとモヤッとします/笑)、写真だとちょっと嫌味っぽい顔に見えますね~(※ 個人の感想です)。漫画のほうが、腹に一物抱えまくってあんまり人に信用されないようなキャラクター、って感じがはっきり出ていて、好きです。誉めてます。
  佐久間先生の絵がそもそも、そういう、含み笑いが似合う男キャラがお上手なんでしょうね。「コンプレックス・エイジ」では出てこなかった(そもそも男性キャラが少なかった)ので、新鮮で楽しくもあります。
  殤不患(←単語登録しました)は、人形のほうは顎髭がしっかりしていて男臭いですね。漫画ぐらいの薄味が好きです。そして丹翡さんは……帽子、デカッ!!(驚) 人形の帽子、やけに大きいですね!! びっくりしました。小顔効果スゲェな(そこじゃない)。

  ともあれ、本編。今回はみんなで卓を囲んで、お食事であります。やっと殤不患、まともな食事にありつけましたよ(涙)。
  で、これからどうするんだ、というお話合い。当然のことながら鬼鳥さんに考えがあるので、どうするも何も皆目見当がつかない殤不患は、ついていくしかありませんね。鬼鳥さんが詳しスギて、もしかして敵なんじゃないかと疑うレベルですわ。
  敵さんのアジト、いつも変な雰囲気で描かれてるなぁと思ってましたが、そもそも空間からして違うのですか。厄介だなぁ。
  そして唐突なお風呂シーン。隻眼の弓使いさんが律儀に髪紐を解いているのがなんか印象的でした。このシーンは人形劇のほうにもあるのでしょうか……?(ゴクリ)

  「コウノドリ」。
  たまたまジョージさんとステージがかぶった「ベイビー」こと、鴻鳥先生。それとなく水を向けてみて、今メールぐらいはしている女性がいる、と聞き出し、「デートに誘ったりしないんですか?」なんて訊いております。腰が重くて、って答えなので、ジョージさんとしても小松さんに悪い印象を持っている訳ではなさそうですね。でも、世界が違うから面白いと言っているので、女性というよりも、一人の仕事人間として興味を持っている、って感じですかね。
  同じように小松さんにも、デートに誘わないんですか? とか聞いちゃう鴻鳥先生。小松さんが打って、でもやっぱり送るのはやめようとしたお誘いメールを勝手に送信ポチーとしちゃうとか、けっこう強引なところもあるんですね(笑)。なんか、お姉さんの恋を応援する弟、って感じがしました。
  職場の同僚、って言っても、医療系の現場はちょっと職員同士のつながりも特殊なんじゃないかな~と思います。より仲良くなれるっていうか、より互いを知ってしまうというか。だから鴻鳥先生も、放っておけないんでしょうね。
  それはそれとして、伊達さんそっくりな旦那さんが作中で「今回の『バトルスタディーズ』超面白れぇ」って言ってまして、それが超面白かったです(笑)。ちゃんとモーニングの表紙まで描き込んである……細かいな。すごい。

  「アイアンバディ」。ああ、格闘ロボットのリーは負けてしまいましたね。でも、いい健闘でした(操縦者のほうがね)。真に出資しようとしている社長さんは、理論づくめの将来的な展望よりも、クレイジーな可能性に賭けたいとおっしゃってますね。ちょっと危ない感じもしますが(笑)、自分の勘をしっかり信じて、自分で道を決めていく! っていう確固たる覚悟がなんだか素敵に見えました。
  絵は完全に、火の中に札束投げ込んでる構図でしたけどね(笑)。

  「終電ちゃん」。そろそろ2巻も発売ですね!
  毎日毎日休みなしの終電ちゃん。雨に降られ、風に吹かれて、なんと今日は熱を出してしまいました。いつもはホームで寝そべりかけている酔っ払いをみんな起こして乗せていってくれるのに、今日は出動出来ず、乗り損ねた人まで。……でもこれは、終電ちゃんのせいじゃないですよ。自己責任って奴だ(苦笑)。
  いつも終電ちゃんがこなしている作業を必死にフォローしようと駆け回る駅員や、運転士。ついには他の路線の終電ちゃんまで頼って、どうにか中央線は走り続けました!
  また次々、新たな路線の終電ちゃんが出てきましたねぇ。どんどんにぎやかになっていきます。
  終電ちゃんには基本、休みはないけれども、それでも一日の最後の大事なお仕事の為に、体を大事にしてほしいなと思います。そして酔っ払いはさっさと家に帰ろう!!

  第3回THE GATE大賞受賞作、「YOUR BOOK」。
  ごちゃごちゃしていて読みづらい……。内容としては、すごく心を抉ってくるSF、ってところでしょうか。主人公の科学者が嫌味で、にくったらしくて、犠牲になる弟がとても可哀想に見えました。大層な理論を振りかざしてはいますが、結局自分で生み出したものをいじめるのが楽しいんじゃないの? と、思えましたね。
  研究所を燃やされても笑い飛ばせる精神力は剛毅だとは思いますが、要するにこの人ってマッドサイエンティストですよね。
  そしてこの主人公が、唐突に読者に向かって話し始めるシーンが、今時珍しくて衝撃でした。昔の漫画ではよくこういうシーンがあった気もしますが。
  でも、そのメタフィクション自体はいいのですが、よりによってそのキャラに「読者に向かって話しかける漫画があってもいいじゃないか」なんてことを喋らせるのは興醒めだと思います……。途端に読みたい気持ちがショボーンってなりましたわ。( ´・ω・`)ショボーン  こういう感覚は人によるかとは思いますけどね。少なくともわたしはダメでしたねぇ。
  大作であることは疑いようもありませんし、話の整合性もかなりとれていると思います。
  でも個人的にはショボーンですねぇ。( ´・ω・`)ショボーン

  「疾風の勇人」。
  朝鮮戦争のさなかに、「警察予備隊」の編成を迫られる吉田首相。もしかしてこれが発端で、自衛隊の原型が整備されたのでしょうか!?? 軍備はさせないと言ったのはアメリカさんなのに、あっという間に手のひら返してくる。さすが合理主義者ですわ。……でもまぁ、今となっては自衛隊があってよかったと思いますけどね。主に災害時の出動に関して。
  マーカットさんが野球の話で急にニコニコしちゃうのが面白かったです(笑)。そういえばこの人はずーっとGHQの公舎でバット振ってますもんね。野球、お好きなんですね。アメリカ人と言えば、野球かバスケかアメリカンフットボールか。そのどれか(なんなら全部)は確実に好きだ、という話もあるぐらいですからね。
  当時のアメリカサッカーは、やはりマイナー競技だったんですかねぇ?(笑)
  そういえばなんで広島は、「鯉」をチーム名にしたんですかね。アメリカでも珍しい、って言われて、確かに他にはあんまり聞かないなと思いました。竜とかトラとかはあるのに、鯉って、独特だなぁ。

  「ギャングース」。
  標的はタワーマンションの最上階! おいおい、そんなとこどうやってタタくんだよ!? と困ったところへ、ヤンくんのお店へ投げ込まれたひとつの資料。それはタワーマンションのオートロックシステムが、停電時には解除されるという仕組みを説明したものでした。え? なんでそんな都合のいいものを?? いったい誰が送ってきたのか!? 罠か!?
  警戒する一同でしたが、なんとなく、これは高田くんがくれたものかなと思いました。高田くんはもう事業がだいたい軌道に乗ったから、ここで安達氏を切り離しても問題ないと考えたんじゃないですかね。……高田くんに期待しすぎですかね??(笑) でも、そうだったらいいな、って。
  しかしわたしの先読みは当たらないことで有名でして。
  ま、誰が投げ込んだにせよ、金がそこにあるならなんとかして入り込まなくてはいけない訳であります。これは難関……しかもタワーマンションには、あの暴力兄弟もいるのです! サイケとタケオちゃんを半殺しにしたアイツら!! まさかの再登場ですわ。あああ怖ぇえ。ゲーテさんの言うように、みんなちゃんと生きて戻って来られるのでしょうか??

  「インベスターZ」。あああ、なるほど、投資部に代々受け継がれている精神こそが、「たかが金」っていう一言なのか! 財前がぽつっと呟いた時に、神代さんがあんなに驚いたのは、そういう理由だったんですね。
  しかし、謝罪なんて何の得にもならない、とクールに言う中学生ですが(こんな中学生は嫌だ)、これが部活動の体を採っている以上、やはり一言あってしかるべきだったと思いますよ。すまなかった、って言って、あとは平然としてれば。わたしはそう思うんですけどねぇ。逃げても戻ってくればOK、謝る必要なし! ってのも、投資部の伝統なのでしょうか?(笑) 逃げる人も多いそうですからね。

  「ほいくの王さま」。桜介先生、便利すぎる!!(笑) 商品としてカタログに載り、お値段を設定されているようなものを、ホイホイと「自宅で作ってきました」って言って用意しちゃうとか、スゲー才能じゃないですか!! まぁ、カタログ写真では「ガワ」しか分からないので、中身までは再現出来ないんでしょうけど、この人のことですから戸棚とか開けるようになっていたり、引き出しも開けられるようになっていたりしても、驚きませんよ。
  モノ作りが出来る人がいるって、いいですよねぇ。工作にしても、裁縫にしてもね。うらやましいわ!


  簡単ですが、今週こんなところで。ジャイキリはいつ戻ってくるんですか?(憤怒)
  ではではー。

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