みなさまこんばんは! 今日もお片付け続行で、本日はCD棚の片付けをしておりました、皿洗いです。家人が車の運転中によく音楽を聴くのですが、CDのケースと中身が一致していなかったり、ケースだけ何処か行ったり逆に中身だけ何処かに行ってしまうことが良くありますので、その齟齬を出来るだけなくすようにがんばりました。
あとは本人に、車へ持っていって均してもらいます!
そのついでに発掘したボカロCDを聞きながら本日は更新しております。
本日はコミックビーム3月号の話題! 表紙は「銃座のウルナ」であります。ウルナのきりっとした横顔、カッコイイですね。
巻頭カラーで新連載スタート、conix先生の、「青高チア部はかわいくない!」であります。
ちょっと可愛いだけが取り柄の女の子が、いちばん高校生活を楽しめる部活って? という明け透けな導入で始まるのは、チアリーディング部の青春譚!! しかし、ゆるーくチアを楽しみたいだけの先々代 → 熱血系クズだった先代 → チア部はモテる! ってとにかくアピールして部員確保したい今の代の新入生勧誘時期(←今ここ)、という流れで、主に先代のせいで部員が少なくて困ってしまっているようであります。
そりゃまぁ、甲子園の応援とかで見るにしても、チアリーディングが4人ってのは確かに少なすぎますからね。せめて10人……いや、20人ぐらいいれば華やかなんですが。数がモノ言う団体競技ですし。
大会、という単語も出てきましたが、チアリーディングにも競技ダンスのような大会があるのでしょうか? もしくは新体操みたいな? やはり水泳のシンクロナイズドのように、美しくそろっていることが重要なんでしょうね……。でもそれって、難しいんですよねぇ。
新3年生の主人公は先々代が華やかでオシャレで、部活をやりつつも青春を(主に色恋的な意味で)謳歌していたことが心底羨ましいようですが、その為にもダンスの練習はがんばらなくちゃいけませんよねぇ。音楽系部活や、こういうダンスをする部活なんかは、華やかな舞台の為に地味でしんどい練習を日々重ねなくてはいけないのです! 音楽系よりずっと分かりやすい体育会系ですしね。
入部希望がいなくてなんだか初回から幸先が不安な新連載ですが(笑)、まぁ、がんばってほしいですね。
「銃座のウルナ」、第16話。
殲滅作戦の功を表彰されるその授章式に臨んで、死んでしまったカレットのことを思い出しているウルナ。彼女が教えてくれた支給の靴の皮のことや、先輩風を吹かしているところを邪魔されて急に機嫌が悪くなってしまった様子のことなど、懐かしく思い出していたようでした。あの悲惨な戦闘が起こる前に、ボウミ小隊が普段どう過ごしていたかが垣間見えるシーンでした。
その「ウーマ皮」の靴をあえて履いて授章式に臨み、そして、この後は故郷に帰るつもりのようであります。
一時的な休暇の筈ですが、それが終わったらまた戦地へ戻るのでしょうか??
「目玉焼きの黄身いつつぶす?」、第50話。
なんと、もう50話ですよ、50話。こんなに長いこと、本当によくネタが持ちますね。そしてジロちゃんはまだまだ迷える大人なのであります(笑)。もうちょっとしっかりしてくれ!(笑)
今回の話は、生ビールと瓶ビールの違いについて。
「日本のビールは殺菌のための熱処理をしていなければ『生ビール』と呼んでいいんです」って、えっ、そんなの初めて知りました!! ちょっとびっくり!! つまり「生ビール」と注文して出てくる“樽生”と、瓶ビールとでは、中身に差はないということだそうです。へぇぇー。
生ビールは注ぎ方やグラスの洗浄の具合、そしてサーバーをちゃんと洗浄しているかどうかで味も変わってきてしまうとのこと。そういえばサーバーの洗浄は大事ですよね。グラスが駄目だと飲み物は駄目になるってのはどんなドリンクでも同じだとして、泡の注ぎ方! これも大事です!! キリンシティというキリンのお店にビールを飲みに行くと、注文してからビールが出てくるまでに5分か、場合によってはそれ以上かかったりします。泡をしっかり盛っているので!
初めての店で様子を見る為に瓶ビールを頼む、とおっしゃる、ジロちゃんが居酒屋で出会った別のお店の板さんは、瓶ビールのことをいろいろ教えてくださいました。押しつけがましくないし、実際にこの方のお店へ食べに行っても優しくて控えめでまたしてもいろいろ教えてくださいますし、なんっかすごくいい人です! うっとりするわー。
教えてもらった瓶ビールの注ぎ方でも、やはり、泡が静まるのをいったん待ってから改めて泡を「盛って」ますね。泡はビールの質を保つ為にこうしているんだ、と聞きましたが、その説明もありましたね。確か、カフェラテの上のクリーム状のミルクも、同じ理由で上に盛られている筈であります。モノには、ちゃんとそうなっている理由があるんですね。
こうある筈だ、という決め付けをせず、その「理由」を探って他者との違いを受け入れることが出来たジロちゃん。上手くいったことの満足感でホワホワとしております。この調子で、自分を改革することが出来るのでしょうか!?
「大人スキップ」、第7話。
見事に占い師(自称)に騙され、お金を、っていうか大事な通帳をみんな持っていかれてしまったキコさん!! 世間知らずのお年寄りかこの子は……。ハァ。誰に何を聞いても欲しい答えは無いし、パパとママが遺してくれた大事なものも取られてしまったし、くろけーももう味方してくれない!! もうわたしには何もないんだ!! と、飛び出して行っちゃいました。
あーあ。最悪にも程がある展開になってきましたね。
でもそこで、走って走り続けて河原で草むらに倒れて、「もう、なんにもこわがらなくていいんだ」と急に思い立ったキコさん。何も持っていないってことは、何もないから何処にだって行けるってことだ、と思考を急に切り替えました。なんというポジティブ!
「スキップだって、まるで飛んでるみたい」と、突然に朗らかになりましたよ。すごくいい転換しましたね。
何も怖くない大人、って、いろんななり方があるんですね。これからキコさんは、どうしていくつもりなのでしょうか?? とりあえずはくろけーと隣のおばさんに謝ったほうがいいと思いますが……(笑)。
「イムリ」、第125話。
せっかくイムリが、おそらくは味方になってくれるであろうイコルたちと合流したのに、侵犯術のせいでいさかいが起きて両者の間に亀裂が入ってしまいました。イマクもまたカーマへの怒りに染められていて、カーマを滅ぼして全員奴隷化させて従わせるしかない、今度はイコルがカーマたちを支配するんだ! と(筆談ではありますが)息巻いていましたが……それではやはり侵犯術に支配されることになってしまう、とデュルクは言います。
カーマたちも他の種族を支配してはいましたが、侵犯術のせいで「いつ相手に奴隷化されるか」という疑いを捨てられず、憎しみ合って対立し合って現状まで至ってしまったと、カーマの中で育ったイムリであるデュルクには、よく分かっているのですね。カーマとの戦争に勝ってもそんなことでは、イコルが第2のカーマになるだけだと。
ラルド覚者が教えてくれたことを忘れたくないんだ、というデュルクの言葉に、イマクの表情も変わりました。
今回のこの会話は、イムリの心を大切にする戦いだと話していた、以前の話と通じるものがありますね。カーマの二の轍を踏まない為に、デュルクやイマク、そしてニコはどうするべきなのでしょうか……?
でも、滅ぼしたいほど憎んでいる気持ちも、分かるというか……無理のないことですしね。落としどころはあるのでしょうか??
「地底旅行」、第18話。
海の上で嵐に遭い、散々な思いをしてどうにか岸に漂着しましたが……計器で確認してみると、「北」と思っていた方向が、なんと、「南」だった! つまり……嵐でUターンさせられて、元の海岸に戻ってきていたのです! これを知った教授は怒り狂い、激昂しましたが、やがて気を取り直すとまたしても船出すると言い出しました。
この人の神経系は……ダイヤモンドで出来ているのかな??(汗)
さんざんこの伯父に呆れて言葉を失ってきたアクセルは、またしても青い顔で閉口するばかりであります。人の指図は聞き入れない人なんだなぁ……。
まぁ、それでこそ地球の中心を目指そうとする御仁であります。並外れてないとね!!
それはそれとして、漂着した海岸線のあたりを詳しく調べてみることにした2人。古代生物の骨が無数に残されていた場所で、人骨を発見しました! なんと、他にもここへたどり着いた人類がいたのでしょうか!? でも骨になってるんじゃ、話は聞けそうにありませんね。むむむ。
「デスコ」、第36話。
ファントムというリーパーがマダムMに化けて助けてくれました。彼はリーが呼んだ模様。昔、不本意ながらもマダムがファントムを助けたその恩返し、だそうです。意外と義理堅いなぁとは思いましたが、相手がマダムMだからこそでしょうね。冷徹な女王で、憧れの的だったから。
ファントムは特殊な人工皮膚をまとっていて、任意に姿かたちを変えられるのだとか。リーパーの仕事の後には殺した対象に成り代わって人生を歩み、また次のターゲットに顔を変えていくという具合に生きているようであります。変身能力、便利そうですねー。
助けてもらったデスこはずっと、不機嫌顔であります。自分で殺したかったんでしょうね、ディービルを。そりゃそうだ。怪我はしてますが元気そうなので、まぁ良かったねってところでしょうか。
しかし次なる指令が出され、標的はなんと、マダムM!? え、なんでなんで?? マダムが何かしましたか??
「あらいぐマンといっしょ」、第3話。
奇天烈デザイナーとぬいぐるみ男の旅は始まったばかり! ……だというのに、田舎町で血まみれの危ない女性を拾ってしまいました。どうもこの男、やることなすこと軽々しいんだよなぁ(汗)。女性が銀行の行員で、副支店長殺しの容疑者として手配されていることを知ってしまったキチオさんでしたが、狂乱して車を奪って走り出す彼女の前に成す術もなく。
代わりに、拾ってあげて家まで送り届けて差し上げた老女がいつの間にか車に乗り込んでおりまして、その方がこの行員を説得してくれましたよ。
でも説得内容もすごかった。「私も…、……昔一人殺した」って。えっ、そうなんだ……あの送り届けた先の、円満でにぎやかな温かいご家庭に、そんな陰惨な過去が!
そうホイホイ人殺しがいてたまるか、と思う一方で、この物語はかなりぶっ飛んだ人間が多数出てくるようなので、そういうこともあるのかな、とも思いました。
副支店長殺しのぶっ飛んだ女性行員がキチオさんにあだ名をつけてくれたので、今後、キチオさんは「あらいぐマン」と呼ばれることになったようであります。けっこうあちこちで、動くところ他人に見せてますが、意外とトラブルには逢わずに済んでますね(笑)。別種のトラブルは引き込んでいるわけだが……。
「血まみれスケバン・チェーンソー」、第88話。
死者が復活するという海にギーコを浸けに行った一行でしたが、その海の沖合でいつかのでっかい敵が出てきまして、ナグルシファーげんなり。海へ落ちてしまった部長はゾンビさんたちに思いっきり囲まれていてめっちゃピンチなのですが、これどうなるんですかね??
と思っていたら、あれ、敵さんがいつの間にかギーコを手にしている! やばい! 復活しているかどうかも分からないのにますますピンチ……と思ったら!! ギーコは完全以上に復活していて、敵をあっという間に片付けたと思ったらその船の上から更に、港にいる爆谷や水島くんのピンチ(不良に絡まれてました)を衝撃波で簡単に救出!!
え、ええええ……何処の少年漫画だよ、チェーンソーで遠隔攻撃とか、すごくない!? やばくない!?
それにしても水島くんもキンバリーも、無事だったんですね。無事というより、彼女らも復活したのかな?? そして港へ続けて姿を現したのは、ネロの配下だった者たち。そのすべてがネロに「恨みを晴らす」権利がある、と水島くん。
おおおおおおお、死んだ筈のみんなが戻ってきて一緒にラスボスに対抗するとか、胸熱展開……!!
ついに次号、最終回だそうです!! 長かったギーコの血まみれの日々も、ついに終わるのか!! ああああ楽しみーー!!
「狂気の山脈にて」、第6話。
いや、もう、すごい……今回、すごいしか言えません。最初っからすごいすごいって連呼している気もしますが、今回は本当に凄かったです。真っ黒い山脈に隠されていたのは、五億年も前に地球に刻まれたと思しき、太古の都市の廃墟。その緻密な描写が本当に凄くて、息を飲みました。
これは、この号は、みんな読まないと後悔する! ラブクラフトは置いておいても、田辺先生のこの筆の跡をみんな見るべき!!
それぐらいのことは思いましたね。
大興奮したダイアー教授はダンフォースを連れてこの都市の調査に乗り出しましたが、果たして、はて……これ、無事に帰って来られるのかどうか……。もう悪い予感しかしません(汗)。
「どこか遠くの話をしよう」、第8話。
え? プラティーノ、未来から来たの?? っていうかこの山中の村、田舎だなぁ田舎だなぁと思ってましたが。そもそも西暦が1851年!? 日本じゃまだ文明開化もしてませんよ!? 江戸時代!?
プラティーノの鞄の底から出てきた紐と思しきものは実はカセットテープの破片だったようで、「1970年代のヒットメドレー」を聞かせてやると主張しておりましたが、そもそもカセットテープが無い。コンセントも無い。自分に録音されている音楽は古いものだと思っていたけれども、この時代のほうがよっぽど古いと知って、テープの破片、何故か元気づいたようでした(笑)。単純だな。
君の録音時期の西暦が分かれば、よりいいのですけどね。
村長さんがギリギリ外の世界の「西暦」を知っていてくれてよかった……。絵ハガキが分からなかったのも、「写真」を見たことがほとんどなかったせいでもあるんでしょうね。
「わたし今、トルコです」、第3話。ゆるゆるトルコ滞在記。
ある日突然、アンカラでロシア大使が殺されたとの報が友人からの電話でもたらされ、驚く市川先生。語学学校へ行ってみればロシア人の級友はとてもとても落ち込んでいて、トルコは危険な国! みんな国外へ逃げるべき! と主張していたのでした。
けれどもトルコ人教師は「怖いんだったら国へ帰ればいいんだよ、誰も責めない」「生まれた国がこうなんだ、ここにオレの人生がある」「どこの外国で暮らせるっていうの」と、堂々としておりました。そうか、生まれ故郷が「こう」なんだから、ここで暮らしていくっていう覚悟がある訳だ……。
日本人は……どうだろうなぁ。日本でテロが当たり前に起きるようになったら、日本の外へ逃げていく国民はどれぐらいいるかなぁ。あんまりいないんじゃないかな。
トルコは確かに近年、地震だのテロだのなんだのでずいぶんと賑やかでしたね。
世界情勢が穏やかな年ってのも、なかなかありません。こういう景色を見ると、日本はやはり平和なんだと再確認出来ますね。この平和をきちんと守らなくてはいけません。会う人に優しくするだけでも、世界は変えられる筈と、そう信じていないとやってられませんよ。ホント。
「あれよ星屑」、第42話。
高に続いて根来(ねごろ)という隊員の故郷を訪ねてみたお2人。しかし、村人に根来家の場所を訊いても「知らね」「シッシッ」とすげなく扱われるばかり。ホラー映画の導入かよ。
数奇な人が案内してくれましたが、もう家は空き屋で、朽ちていくばかり。ご両親の墓を訪ねたものの、案内してくれた村人でさえ「人殺しの血lと根来を蔑み、墓の前でも平気でそれを口にします。何があったものやら、根来の父が母を殺し、そして自殺したのだそうです。そりゃあいくら戦前のことでも、嫌われるわな……。
戦場に行った人に出なければとても話せないと門松がうなだれた、根来の最期のこと。この村にいた狂人がとっていた、軍隊調の命令や訓練の行動。狂人に号令と説教を浴びた班長が吐いてしまったことなど。これ完全に、川島の心的外傷になってますね。軍隊でのことが。
今回の話には、戦後のつらい日々のことが色濃く描かれていたように思いました。
住職の言う、忘れてしまいなさいという言葉に、突き放されたようになって逆に困ってしまう2人。とても忘れられないと川島は言うのですが、「死んだ者に添うて生きてはなりません」との言葉に、いつか家に出てきた死神を思い出しました。死の臭いがする、と言ったあの不気味な存在。川島がこうして死んだ人間に心を寄せているから、いつまでも死の臭いが取れないのでしょうか??
でもこの作中の日本で、死の臭いをしょっていない大人なんて、いるんですかねぇ。
「報いは報い、罰は罰」、第4話。
ええええ、早くも2人目の人が殺されてしまった! 家長は生きているかどうか分かりませんが、もう望みはないんじゃないかなぁ、この調子だと。こんなにあっさり殺されるとは思いませんでしたよ、この若い恋人……。
狭霧さんに向かって「さぎりん」って、ずいぶんなネーミングセンスだなぁ……。でも図々しいけど、体が冷えてしまった真椿さんを介抱しようとしてくれたりとか、悪い人じゃなかったんですけどね、邦加さん。
雪も降ってきてしまいましたし、いよいよ屋敷そのものが密室ですよ。
「そして誰もいなくなった」雪山版みたいになるのでは……(汗)。怖い……。
いろいろな種類の汗をかかされました!
ではでは!