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Channel: 生涯一漫画読者
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山岸涼子先生の登場です!!

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  みなさまこんばんは!! 洗濯物を取り込んでいたら静電気に「ビリッ!」とやられた皿洗いです。この間ちょっと雨が降りましたが、関東平野の乾燥っぷりはそんなことぐらいじゃびくともしませんね……。
  雨に続いて次は大きな寒気も南下して来るようですし、ますます冬らしい日が続きます。はぁー乾燥する。

  さて本日は木曜日なので、モーニングの話題! モーニング2・3合併号、表紙と巻頭カラーは「BILLY BAT」であります!!
  話はまた冷戦時代のアメリカに戻り、漫画家として活躍していた頃のケヴィンさんが再び登場しました。そしてなりゆきで家へやってきた刑事に「日本でこのコウモリのコミックを見た」と言われ、慌てて日本へ飛ぶ、という……物語の冒頭の、その少し前にあったことのようですね。ケヴィンさんは「盗作だったら大変だ」と、仕事を置いて日本へ行き、そこで様々な出来事があったのですから。
  さて、アパートの大家さんが怪しい男だ、さてはソ連のスパイに違いない!? と感じて通報したのは、なんと後のチャック・カルキン(偽)でした!! こんなにケヴィンさんに近いところにいたとは……。アパートの向かいの棟にいるのも偶然ではなく、総統に「広めろ」と指示されたあのコウモリが既に漫画になっていることに驚いて、その作者に接触を図りに来たようですね。
  この時点で既にビリーバットは一部で「広まって」いた訳ですが、チャックが考える「広がり」には遠く、それでケヴィンさんがいなくなった後に本物のチャックを抱き込んで後々(1980年代)のビリーバットに繋げていった、という訳でしょうか。総統に向かっても、コウモリの顔が可愛くないって言ってましたしね。キャラクターをみんなに好かれる顔に変える、なんて思い付くあたり、さすが商魂たくましい民族と言えなくもないです。偏見ですけど!

  「GIANT KILLING」、第313話。ゲットゴールETU!!
  ジーノのFKはいいところを狙ったのですが、相手キーパーに阻まれてしまいました。くっそー、惜しい!! 不破監督も「一発で流れを変えられる選手」と、ジーノのことを賞賛しております。口に出しては言わないでしょうけど!!(笑)
  で、やはり、達海監督が睨んだとおり、カルロスは本調子ではないようですね。腰が悪いようであります。ここで選手交代すべきかどうかと悩んだ不破監督でしたが、その判断を少し遅らせました。こういう細かい判断の積み重ねが、試合を決めることもありますよ……大丈夫なのか……?
  一方の椿。ETUのDF陣がペペとゼウベルトを警戒しているせいでジーノの担当しなければならないスペースが広すぎて、それで自分のところにパスが来るのがいつもよりワンテンポ遅いと感じているようであります。おおおお、試合中にそこまで分析できるなんて、すごいじゃないの椿!!(こうしていちいち感動するのも、もう終わりにすべきなのかもしれませんが!!) でも、じゃあ、さてどうする?? というところで立ち往生。迷っていられる時間は、あまりありません! さてどうなる??

  「ギャングース」、第36話。やっぱり逃げられなかったカズキ(汗)。
  迷ってないでどんどん賭けて、負けを取り戻していかなければならないのですが、ビビッちゃったカズキはなかなか場に戻れません。しかしそれを勇気付けたのは、ワンコR!! どっちに賭けるか悩むカズキの目の前で、バシバシ前足を出して彼に指示(?)をするのでした(笑)。ただ単に、チップの山を崩すのが楽しいだけなのかもしれませんが。
  けれどもワンコRにツキを呼んでもらい、とにかく負け分は取り戻したカズキ。でも、賭けにしているサイケとタケオちゃんの命がそろそろないと判断した安達氏は、一気に千枚(一千万円)賭けていいと言い出しました! 抵抗するディーラーに、このカジノの俺の取り分を全部やると言い放ち、一挙に勝負に出た安達氏!! おいおいおいおい、それっていろいろヤバイぞ!! カズキが勝ったら安達氏がいろいろと終わりますし(素性も明るみに出る筈ですよ)、カズキが負けたらサイケもタケオちゃんも命はありません。カズキもどうなることやら。何でこんなことトランプカードになんか託すんですかー!!
  もうやだ、怖くて見てらんないよ、この漫画……。
  死ぬ時は本当に死ぬもんなー、この漫画。
  ところでこの勝負の際に出てきたカズキの回想が気になりますね。母や妹に暴力を振るっていたあのDV男(恐らく母親の彼氏)を刺したのは、まさか、カズキ!? だからカズキは少年院に入っていたのでしょうか!? 相手はどうなったんでしょう……死んだのかな……。

  「グラゼニ」、第65話。
  松浪さんに8千万、丸金に2億2千万も払われると知って、夏之介はどうしても納得いかない! どうしても腑に落ちない!! 成績で言えば松浪さんよりも自分のほうが抑えている筈なのに、と。そしてまた契約更改の話し合いに行き、そこでついつい口を滑らせて、丸金の年俸の一部を譲ってくれたら自分の年俸が9千万になるのに……なんてことを言っちゃったのでした。おいおいおいおい(汗)。気持ちは分かるけど……子供か!!
  そしてフロント側も、丸金は我が球団の最重要選手だ! と、自分たちの腹の内側をちょっとだけ口走ってしまいました。あーあーあーあー、なんだこれ。どんな話し合いなんだ。
  プロ野球界は毎年この化かし合い(更改の為の協議)をやっているんでしょうけど、こんなに長引いて、こんなに互いに熱くなっちゃう話し合いってのも、中にはあるんでしょうかねぇ?? カッとなりやすい(そしてすぐ後悔する)夏之介の性格が、またしても悪いほうに出ちゃいましたね。

  「異法人」、第18話。
  街をふたつに割り、「朝」側の人々は自治を任されやがて崩壊しましたが、「夜」側の人々は労働を課され適正な管理の下に置かれました。その結果、混乱に陥ることもなく、反乱が起きることもなく、従っていれば安全と分かると黙々と作業に励むのでした。……うぅむ、まさに人間の本質ですね。そこへ「朝」側の人間たちを連れてきて、淡々と作業をする「夜」側の人々を見せ、王に従っていれば平和なのだと諭せば……あとは簡単、という訳であります。スゲェな。
  言うは易し、ですが、ハンムラビ王がまさしく「適正に」人々を統治出来るからこその作戦ですよね。彼は確かに、王として優秀な方なのだと思います。でも、ムリヤリの支配だってことには変わりませんよ。ええ。
  と、分かってはいても、「太陽は生まれながらに太陽なのだ、あなた方が作る必要などない」という王の手下の台詞には、まったく納得してしまいました。

  「コウノドリ」、第43話。
  妊娠7週の妊婦さんが風疹になった場合、そのおなかの赤ちゃんが先天性風疹症候群になる確率は、なんと80%!! 高い……ほとんどなる、と断言してしまってもいいぐらいですね。そんなに危険な病気なのに、どうして予防接種の空白があったのでしょうか??
  実は今年、身近な人間が妊娠・出産したのですが、風疹の話はついぞ出ませんでした。まぁ、当事者間で話はあったのかもしれませんが、周囲にはサッパリ……。旦那さんが予防接種をしたのかどうかも分からずじまいでした。なので本当に、その怖さを数字で説明されるまで、他人事でしかありませんでした。でも今回鴻鳥先生が話していたように、もし知らない間に罹って、そして知らない間に妊婦さんに移してしまったら、と考えると、ゾッとしますね!!
  どんな病気の話も、他人事じゃないんです。肝に銘じなければ。

  「きのう何食べた?」。今回は……なんて言うか……ホモ話でした(笑)。実家への正月の帰省を、結局、打ち切ったシロさん。大晦日も元旦も台所に立って作りたいものだけ作って、ケンジさんと穏やかに仲睦まじく過ごすのでした。わぁなんてらぶらぶなんだ(棒)。
  直視しづらい(笑)ので、普段は読み流すレシピの部分を詳細に眺めましたが、黒豆を煮るのに水1ℓに砂糖120gという部分で吹き出しました。甘ッ!! めちゃめちゃ甘ッ!! 道理で黒豆食べる時に、あんなにベタベタする筈ですわ……。正月の料理ってすごいな!!
  おぜんざいも、小豆を煮て水250mlに砂糖180gだってんで、仰天しましたわ。チョコレートの味もほとんど砂糖だと知ってはいましたが、ぜんざいもそうだったんですね……。小豆の存在とは何なのか!?? なかなかの驚愕でございました。でもぜんざいって美味しいですよね……。

  「ピアノの森」、第222話。ついにカイのステージが終わり、万雷の拍手に包まれる会場!! 何度も何度もカーテンコールでカイを舞台へ呼び戻し、あらん限りの声でブラボーを叫び続ける観客たち……。もうカイの知り合いなんかみんな泣いてますし、親バカの雨宮父はカイの存在感の大きさに青ざめておりました(笑)。
  その興奮と熱の渦の中、カイはひたすら阿字野先生に会いたい! と願うのでした。この興奮と喜びを、一刻も早く分かち合いたい! と、気が急いて。
  そしてやっと舞台を抜けて、外で待っていたカメラの群れとフラッシュの中で、師弟はしっかりと抱き合うのでした。あああ、なんかもう、なんかもう……グッと来ますね。涙でカイがよく見えない!! おめでとう、カイ。そしてお疲れさま!! もうそれだけ、ただそれだけであります。熱気まで伝わってくる作品であります……!

  センターカラーで山岸涼子先生登場ですよ!!!! REGALO第9弾、「艮(うしとら)」であります。なんと、3号連続掲載ですよー!! これもう短期連載って呼んでもいいよね!?
  丑寅、つまり鬼門方向ですね。何かとついてない女性編集者が、取材対象である霊能力者に「あんたのとこ、鬼門が開いてる」と言われてしまうのでした。子育てにもローンにも、夫の仕事にも不安だらけ。その上、脱獄囚が自分の家に潜んでいるのに気付かないまま過ごしている女性編集者の悪運を、霊能力者は見抜いたようですね。
  この霊能力者、落ちぶれてはいますが、能力は本物なのでしょうか?? まぁ、山岸先生の作品なんですから、きっとここからホラー展開が待ち受けているに違いありませんが……偏見ですけど!! でも昔この方の怖い漫画を読んでから、ずっと苦手なのですよ。そんな方がモーニング降臨とか、すっごい話ですよもうホント。
  ううう、これはわたしに山岸先生のホラー漫画を貸してくれた友人に連絡を取るしかあるまい……。

  「サイレーン」、第30話。
  家宅捜索がなしになり、なんだか「嫌な予感」を感じている里見くん。ちょうどその頃月本の家では、まさに殺人が行われたところでした。カラさんは「正義」を執行してみたくて、世間的に見てどう考えても「悪」である月本を殺そうとするのですが、形式だけ真似たところで猪熊さんの正義感が分かる筈もなく。
  おまけに目撃者まで出てしまい、無関係な少女まで殺す羽目になったのでした。更には現場に証拠を残してしまって……「完璧」な殺人者も、ついに破綻する時が来たのでしょうか!?
  月本には同情しませんが、でもさすがに、そんな理由で殺されるのは可哀想かなぁー…、とは思いました。でも、カラさんに過去の過失致死を目撃され、弱味を握られていたようで、特別に車でお出迎えしたのも彼女だけ売春に関わっていないのもその為だったようであります。手術代金も、彼女だけフリーだったと。利害関係……とは、言わないかなぁ。親密だったんじゃなく、親密にならざるを得なかった関係だったんですね。

  「メロポン」。夕方からの劇団の公演にはちゃんとやってきましたよ、メロポン座長(笑)。しかしそこまであの女優さん、脚田平なぎささんが押しかけてきて、若様に迫って大混乱!! 真琴さんに強烈なライバル誕生……なんですかね(汗)。若様には一切その気がないのに、なぎささんの押しがものっすごく強力ですからねぇ。まさに取って喰わんとする勢い!! 超肉食系!! 女優って怖い!! 偏見ですけどね!!(本日3回目)

  「鬼灯の冷徹」、第128話。地獄でRPGごっこ!!
  っていうか、地獄って本当にアミューズメントだな!! 面白そう!! 純粋に!! やっぱり地獄に堕ちてでも情状酌量で一回舌を抜くだけで済まされてそのあと頼み込んで獄卒にしてもらいたいです……俄然、ここで働きたい……。ここで働かせてください!!(有名な台詞)
  亡者としてここで責め苦を受けるのは、勘弁ですけどね。
  その為にも真面目に生きなくてはいけませんね!!(笑)
  しかし火車さん、出てくるたんびに面白い面が見えて本当に楽しいなー、この巨大ニャンコ。芥子ちゃんもマジで可愛いよね!! 職業は踊り子や魔導士よりも長槍(ランス)使いの騎士がいいって、男前ですよね~、こういうキャラ大好きです(笑)。

  「しばたベーカリー」。奥さんは肉体派(笑)。


  今週は合併号なので、次が出るのは2週先であります! はぁ、長いなー。
  ではでは!

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