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コミックビーム5月号。 ~まさかの砂ぼうず復活!!~

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  みなさまこんばんは!! 財布を開いたらお金がなくてとってもビックリした皿洗いです!! いい年こいて……でもまぁ、今日のご用事はそれでも無事に済んだので問題はありません! イェイ! 祝日にお金を下ろすと、手数料がかかりますしねー。

  さて本日は、コミックビーム5月号の話題! 遅刻回避!! 表紙と巻頭カラーは、なんと! まさかの! 「砂ぼうず」であります!! 連載復活ですよ!! 正直なところ、もう、今までの話を忘れかけております!!(汗)

  そんな復活「砂ぼうず」、第94話。
  要人の護送を請け負ったのに、その要人がけっこうアホだったこともあって、地底の大洞窟のど真ん中で敵に囲まれ大ピンチの太湖と満。怪我をして意識不明の護衛対象を、もうほったらかして置いて行きたい気持ちも山々ですが(おいおい)、なんとかブラフを張ってこの危機を乗り越えたいところ!
  ……で、交渉中でした。ああ、思い出してきましたよ!
  ところがこの交渉に相手が上手く乗ってきてくれて、あとは口八丁手八丁で逃げ出すぞ……と太湖が目論んでいたところで、思わぬ展開に!! 敵さんのチームのエース、水崎という男が、太湖と満にやられたのを根に持って、爆弾を抱えて単独行動に出たのでした。天井を爆弾で崩落させて、埋めてやると脅してきます。そんなことをしたら自分も味方もただじゃすまないのに、もう、鎮痛剤のせいであれこれ判断が効かなくなっているのですねぇ。
  かなり地底に自信があり、仲間を率いている自負もあった模様。そのプライドがてるてる坊主(この世界では呪いの人形)に爆破されたことで、精神の安定を失ったせいもあるみたいで……。歴史がおかしな方向へ変わっても、人間のプライドってのはなくならないものなんですねぇ。自尊心とか、優越感とか、そういうものがなければこの物語の主人公たちだってもうちょっと生きやすい筈なんですが……。
  ……まぁ、無理ですね。主人公その1とその2(太湖)が我欲にまみれた人間ですから!! やれやれ。

  「放浪息子」、第120話。
  今回はよしのちゃんがクローズアップ! モデル業に邁進していた彼女ですが、このたびついにファッション雑誌に初掲載! とあって、照れまくる本人を囲んで周囲はかなり盛り上がっております。小さい写真しか使われてませんが、これが第一歩ですもんねぇ。いやいや、なかなか大したもんじゃありませんか。
  雑誌掲載は修一の耳にも届き、真穂が買ってきたのか問題の雑誌もちゃんと家にあって、修一はよしのちゃんおめでとうと電話をかけました。その電話の声がもうすっかり、「男の人の声」だなと気付いてしまうよしのちゃん。その後、何度か駅で姿を見かけているうちに、修一への想いが芽生えていたことに気付いてしまいます。
  4年も経って今更……いまさら、修一のことが好きだとか言ったって、ねぇ……。
  間の悪いことだな、とは思いましたが、人の心はそう都合よく出来てはいませんから致し方ありませんね。そういえばよしのちゃんは、ユキさんには最近会っていないんでしょうかね?? 雑誌に載ったなんて言ったら、きっと喜んでくれた筈でしょうけどねぇ。

  「イムリ」、第81話。
  引き上げていくカーマの船を見上げ、怒り収まらぬニコは飛び立ち、カーマの船をまた「兵器」の力で落としていこうとします。しかしミューバの指示で「彩輪」動源をすべて切ったカーマの船は、彩輪攻撃にはつかまらず、逃げていってしまいました。「彩輪」は、船の動力源としては実に優秀なのですが、彩輪攻撃に絡め取られてしまうのが難点だという訳ですね。今まではそんな攻撃をしてくるイムリなんかいなかったから、それでよかったのでしょうけれども。
  そしてカーマからの爆撃を受けて、山が裂け、下からの水蒸気も相まって激しい地割れを起こしてしまいました。温水の村も、これで跡形もなく破壊されてしまい……。
  落ちた船から脱出しようとしたカーマ兵を倒し、ホバ(脱出船)を手に入れましたが、飛び立つ船から見る眼下の光景にチムリは「カーマが悪いことばかりするで、大地が怒ったんじゃ」と呟きます。この数日の間に、どれだけ彼女はその幼い心を痛めているのでしょうね。不憫でなりません……。子供が戦争に巻き込まれるということは、とても不幸なことだと思います。
  イムリたちはこれから、どう戦うのでしょうね。

  「目玉焼きの黄身いつつぶす?」、第8話。今回は、ショートケーキの苺の話でした。そういえばこれはまだ出てませんでしたね(笑)。ジロちゃんは当然(?)、最後まで取っておく派。洋食のライスをナイフとフォークで食べること以上に、これは、彼の幼い日の幸せな記憶に繋がっているようであります。
  確かに、苺の乗ったあのショートケーキは、日本人が良く食べるケーキですからね。幼い日の思い出というならば、誰にだってきっと何かしら物語がありそうであります。もちろん自分も、例に漏れず、小さいころから家族で食べておりました。苺は、いい頃合を見計らって食べますよ!
  そして、苺を食べるタイミングが同じだったことから惹かれ合ったという、ジロちゃんとみふゆさん。だというのに今は、音信不通で……。花形の着ぐるみライフも、大事な恋人も、ジロちゃんはこのまま失ってしまうのでしょうか??

  山下ユタカ先生の新連載、「ラチェット・シティ」いきなり登場であります!! これはまた……古き良き(笑)コミックビームを彷彿とさせる漫画ですね……。なんという硬派な絵柄。
  少年たちの高校生活だったり、恋模様だったり、単車にかけた青春だったりと、そういう話が色濃く描かれております。
  主人公のサキトは、学年のとある女子をめぐってちょっと悪い連中といさかいを起こしているところで、ちょっといじめられっ子のような具合に。しかし元からの単車好きが高じて、公園でたまたま出会ったイヌコという男の改造単車に夢中になり、マニアックな会話でいきなり打ち解けてしまうのでした。その後、女を巡ってもめていたクラスメイトがあろうことかこの単車を盗み、「センパイ」に献上しようとしているところに遭遇してしまい、怒りやらなんやらでワナワナ震えていると……イヌコ登場!
  次々に事が起きて、なかなかスリリングな第1話でした。ちょっとヘタレで頼りないけどバイクへの愛情は人一倍というサキトの、今後の受難(笑)が楽しみであります。

  「庭先塩梅」は、久々登場、悪霊憑きの美大志望者(4浪目)であります!! 毎年春になると出てくるんでしたっけね?? インフルエンザになるやら、重い風邪を引くやらで、受験すら出来なかった過去数年。経験に学ぶ、ということにようやく気付いた彼女は、家から試験会場までの道のりで襲い来るであろうアクシデントの数々に、今年は本気で対抗!!
  朝早く家を出て、襲ってくるカラスや犬にはエサを撒いて、大荷物だからマンホールにも落ちず、車に引っ掛けられてイーゼルが壊れても予備を組み立て、急な雪で電車が止まってもかんじき(それとも、ミニスキーでしょうか?)を履いて滑走して対処!! こうして無事に、大学生になれたのでした!!
  それでも悪霊の連中はまだまだ彼女にしがみつくつもりのようですが(成仏しろよ)、ひとつの大きな山を越えた彼女はすごいと、偉いと、本当によくやったと思います! おめでとう!! 桜咲く!!

  「血まみれスケバンチェーンソー」、第42話。
  悪趣味なネロは、ギーコとナグルシファーを招き入れた地下通路の壁に、「これからお前たちを襲う筈のソンビ」の新聞や雑誌記事をわざわざ掲示したのでした。その第1弾として現れたのは、地下アイドルの桃井メロン(18)!! なんと彼女は甦ってこの地下で、シークレットライブの真っ最中だったのです。そして会場へやってきたギーコたちを指して、「そこのふたりが…暴力やチェーンソーであたしを殺そうとしているの」「みんなの力でメロンを守って!」と、熱狂的なファンをそそのかしました。
  さすがにこのファンの連中は、生きた人間であります。ソンビにはいくらだって冷酷になれるギーコたちですが、さすがに生きた人間をチェーンソーで刻む訳にもいかず。やばげな空気になる会場を見下ろして、ぐぬぬと歯ぎしりをしております……。
  手出し出来ない相手が、襲ってくる!? これはさすがに考えましたね、ネロの奴は。……でも、セッティング大変だったでしょうねぇ(笑)。さてさて、ギーコたちはどう対処するのでしょうか??


  続きはまた明日以降に! ではではー!

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