みなさまこんばんは。本日は11月11日でポッキーの日ですが、そんなことは一切関係なくお昼ご飯に激辛カレー(レトルト)を食べてヒイヒイ言っていた皿洗いです。なにあれ辛い。まじつらかった。
さて本日は、「ハルタ」18号の話題! 表紙とカバーストーリーは丸山薫先生でございます! カバーストーリーとっても綺麗でした。涙も出ようというものですわ。
しかし丸山先生の漫画には、無闇にプルンとした汁っけの多い謎の軟体が出てくるな(笑)。
俺……23日に休みが取れたら、コミティアに行って丸山先生にスケブ頼むんだ……。
「モーゲンハルタ」は、オラヴィエ姫のメイド服姿が素敵でしたわ。っていうかセポイヤの方々の服って、やっぱりそれを作る織機も裁縫道具も巨大なのかなぁ。
あと、「でこぼこガーリッシュ」の織子とナッツンが男の子になったイラストも可愛かったです。ナッツン、制服の丈あまってんの(笑)。
さて今回は「ハクメイとミコチ」から。第18話。
仕事後に飲みに行こうぜ! とイワシ親方を誘ってみるも、仕事の後に飲んだって寝ちまう、とすげなく返されたハクメイ。それが面白くないので、帰り道にたまたま行き会ったミコチを巻き込んで、明日の休日に街へ繰り出そうと約束を取り付けたのでした。ミコチって穏やかなのに、割と有無を言わせない部分がありますね(笑)。
そして街へ3人で出て、美味しい食事をしたり名所を回ったり古着屋を見て掘り出し物を手に入れたりと、楽しく遊んだのでした。亀タクシー略して亀タクがのんびりしていていいなぁ~。街中でアトラクション気分ですね!! その気になればいくらでも歩いていられるタフな小人さんたちですが、虫や亀なんかの足(!?)を使うこともあるんですよね。そういうところもまた面白いし、可愛いです。
いつでも食事シーンが魅力的な漫画ですね!!
人妻の裸満載の「乙嫁語り」(何も間違っていない)、第14話。アニスがついにシーリーンに、「姉妹妻になってください」と申し込んで……オッケーを頂きました!! よかったねアニス!!
というか、姉妹妻ってのはこの地方独特の習慣なんでしょうか? 聞いたことはないのですが……。女性同士のお約束、みたいな感じかなーと思っていましたら、2人が姉妹妻になると聞いた周囲の女性たちは「それならちゃんと儀式をしないとね」「祝日でないといけないわ」「仲人は誰にするの?」と、まるで結婚式でも開くかのような盛り上がり方……。ええ、それってこんなに大掛かりなことなの?? 申し込みのやりかたが既に呪術っぽくて驚いたのですが、きちんとした儀式が必要だとは! びっくりです。
仲人さんも儀式にて、「女性にとって姉妹妻は絶対に必要です」と言っているし、「姉妹妻と共に過ごすことは来るべき審判の日に天国への道を開くのですからね」とまでも!! ええええ、これってそんなに大掛かりな(略)。
最近の展開がちょっと百合っぽいなー、なんてワクワクしてましたが、百合という言葉で括るにはやや違うような気がしてまいりました!!
「カプチーノ」、第18話。
相変わらず、萩原さんといると無闇にどきどきしてしまう克美ちゃん。前に「減らしてください」と必死で頼み込んだあの、「無意識に愛情出ちゃってたトキメキ笑顔」とはまた違う表情でこっちを見ている! と、一人で悶えております。文字にするとぜんぜん伝わらない予感!!(笑)
とにかく、萩原さんからの愛情はグレードアップしているようでして、それを無意識に感じ取ってしまって克美ちゃんは「困る」という表現になってしまっているようであります。……うーん、感情って、行き過ぎるとなんかもう違うものに変質しちゃいますからね。好きスギてつらい、なんて言い方も昨今はよくしますし……克美ちゃんとしても今こんな感じなのかなぁ。
そしてデートの終盤、ボートから落ちた萩原さんは、全身水浸しになっても笑って「克美ちゃんが怖くなくなるまで、待ちます」と言ってくれたのでした。自分がいま克美ちゃんに対して抱いている思いが、まだ克美ちゃんには早いというか戸惑いのほうが大きいだろうと、分かっているんでしょうね。……萩原さん本当に大学生か??(笑)
ゆっくりでいいから、前進してほしいですね。出来たら、克美ちゃんがパニックになることなく。だって近頃このお2人、デートのたんびに何かしらのハプニングに見舞われている気がするので……!(笑)
さてさて、高江洲弥先生の待望の新連載、「首花は咲行く」、スタートです!
父子家庭で育ったひねくれボーイ、リラくん。父親が再婚をしたいと言い出したので、昔のおとぎ話なんか引っ張り出してきて、恋がかなう妖精の首の花を取ってくるといいよと父に告げたのです。どうせそんなの見付かりっこない、と思っていたのですが、父親は見事に首だけの女性を連れて帰ってきまして……この首に花が咲くまで見守ろうな、と笑顔で言い放つのでした。
この父ちゃん、息子のそこはかとない悪意には気付かない割に、一日で妖精の首を持って帰ってくるとかなかなかやりおるな……。っていうか妖精の首って、こんなに大きいものでしょうか?? 妖精ってもっと体は小さいんじゃないの?? 普通の成人女性ぐらいの頭部なんですが、これ。
しかもうるさい(笑)。口ゲンカでなかなか負かされないし、同級生とケンカになったリラくんを助ける為に大声を出したりもします。ただの人間の生首が喋ってるみたい。変なの。
ああ言えばこう言うこのうるさい「首」と、引きこもりがちな少年のやりとりがこうして始まった訳であります。
ちなみに主食はお花の蜜だそうです。そういうところは妖精なんだな(笑)。
山本ルンルン先生の特別読切、「オリビアのいる世界」。
母を亡くしてしまった6歳の幼児、ペロ。血縁はないけれども関係上は祖母に当たる女性、オリビアに引き取られ、一緒に暮らすことになりました。オリビアは、ペロの母親のまた父親が、歳いってから再婚した相手で、ペロの母親は彼女と相容れず疎遠にしていたようですね。
まぁ確かに、孫も出来ようかという歳になった親が再婚って、子供にしてみりゃ「なんで今頃!?」と思うかもしれませんね。そのへんの賛否はさておき。
オリビアはとっても愛情深く、明るくて前向きな性格であります。家へ野菜なんかの配達に来てくれているイーサンという若者も、「エミリーも一度会えばオリビアのこと好きになったと思うけどなー」と言っていますし、美人で人から愛される素敵な女性のようですね。歳がちょっと分かりませんが(笑)、それこそ孫の出来るぐらいの年だと思います。
そんな祖母が魔女なんじゃないかと疑いながら、ペロは(一人だけ)スリリングな毎日を送り、亡き母への思慕を募らせ、そして徐々にオリビアにも心開いていくのでした。
言葉少なに、この幼児の抱えている孤独がくっきりと描き出されるラストシーンはとても心に響きました。可哀想なペロ……だけど、これからはオリビアと愛情あふれる温かい日々を過ごせるといいね!
「ダンジョン飯」、第8話。
いよいよ地下の、城本体の部分へ突入していきます。黄金城内部! そこで、足音だけでモンスターか人間かを聞き分けられる(気持ち悪い特技)ライオスの指示に従って、出来るだけ戦闘を避ける方向へ進んでいた一行でしたが。あっちにゴーレムがいる、と方向を転じたライオスに、センシが突然ストップをかけた!!
まさかゴーレムまで食べようってんじゃ!? とマルシルは色めき立ちますが、そうではなくて、なんとセンシはゴーレムの体(大部分が土)を利用して野菜を育てていたのでした……!! す、すごいよ!! 食べるよりもむしろすごいよ!! 結果としてゴーレムの「質」を保全することに一役買っているようで、センシは堂々と共生関係だと言い切るのでした。マジか。
野菜を収穫し、雑草を取り除き、腐らせた雑草と堆肥をまたゴーレムの身体に埋め込んで次の野菜を植えて……と、今回は完全に農業のタスク!!(笑) そのお陰で美味しいキャベツ煮にありつけた一行でした。センシほんとようやるわ……。必要に駆られてモンスター食べてるライオスとは格が違うな!!(笑)
「ヒナまつり」、第40話。
正月を迎えたヒナちゃんは、新田さんのご実家に預けられていました。正月はヤクザさんは忙しいんですって。しかし、前回うっかり「帰る」と言ってしまった為に新田さんが一人でパーティーを開いていたことが、若干心の傷となっているヒナちゃん。今回も自分を追い出して、一人で楽しくやっているんだろうと、ややふてくされ気味であります。
他人にはほとんど関心がなかったヒナちゃんなのに、新田にどう思われているのかが気になるようですね。擬似親子生活も板についてきましたことよ(笑)。
そして、そんなヒナちゃんに「一緒に過ごしたいなら家事をやればポイント高いよ!」と吹き込んだ新田妹。もうここの母娘は、昼間から飲んだくれてろくに家の片付けもしないで、ダメ親子ですよダメ親子!! こんなだから新田さんの家事能力がどんどん上がってしまうんだ(笑)。はっ、しかし、新田さんが組で高く買われているのもこの家事処理能力があってのことなのか!?
ともあれ、今回はたいへん珍しい「家事をするヒナちゃん」が見られた訳ですが、これが長く続かなかったことが残念です(笑)。「家事はやりたい奴がやればいい」だなんて、ダメ宣言を堂々とするようになっちゃって。オヤジ化しとる(笑)。やはり新田さんのご実家は、悪影響しかないようですね!(笑)
「乱と灰色の世界」、第43話。
乱はあの騒動のあと、長く眠ってそれから起きて、すっかり性格が変わってしまったようですね。部屋を汚くして惰眠を貪る不器用魔女はもう何処にも居らず、たま緒先生にあれこれ習って魔法修業に励みつつ珊瑚ちゃんから料理も習うよく出来たお嬢さんに変身してしまったのでした。なんとなく顔付きも違うしなぁ。
天真爛漫でお馬鹿さんな乱も可愛かったものですが、自分のすべきことに目覚めた彼女もすごく頼もしくて、いいと思います。修行の為に家を出ると告げた乱の表情は、とてもきりっとしてました。
それに反対する静さまと陣ですが、こうして見ると陣って相当過保護なお兄ちゃんですね(笑)。
「タイマンズ」、第4話。
前回までギャグでしかなかったのに、今回は違う丁目の覇者が現れていきなりシリアスムードに!! ケンカが一番強かった筈のマサルをアッサリ倒していったその男の名は、リュウ。本物のバイクに乗ってさっそうと現れた、かなりのイケメンです! マサルが彫れているリカも、このリュウにお熱(死語)のようですね。
好きな女もケンカ一位の座も奪われた形になってしまったマサルですが、まだまだ挽回のチャンスはあると思います!! 次はもっとがんばれよ!!
「紅い実はじけた」、第8話。今回はすごくドタバタの内容でした(笑)。熱血婦警さんが街中を走り回って最後に恋に落ちて終わり、っていう、ジェットコースターみたいな内容でしたわ。なにこれかわいい。この農家のお兄さん、めっちゃいい人だな~。
「でこぼこガーリッシュ」、ストーリー編第2話。引っ越し祝いに織子のお兄ちゃんたちが来てくれることになっており、それが今日だと気付いた織子、大焦りであります。なんせ女友達しか来てないからって、ショートパンツにキャミソール、そして部屋着カーディガンというくつろいだ格好でいましたからねー。こんな油断しまくった姿を見せたら、即座に実家に連れて帰られてしまう!! と、みんなして大慌てになるのでした。
しかし織子の上の兄さんたちは、まぁ過保護なのは仕方がないとして、いつも仲いいですねぇ。ニコイチって感じで。この双子に関しては、見分ける努力はわたしは最初からしておりません(笑)。たぶん、右目が見えてるのと左目が見えているのとで、区別が可能なんでしょうけどね。
楓兄さんの出番はもっとあっていいと思うんだ。
「ふしぎの国のバード」、江戸編。汽車に乗っても、町へ買い物に出ても、見るものすべてが珍しく伊藤に質問攻めをするバードさん。英国公使館へ身を寄せて、国内旅行のパスポートが発行されるのを待っている間にまた自国人の訪問を受けましたが、彼らとバードさんの大いなる隔たりにはいつも驚かされますね。もちろん、バードさんのほうが異端だってのは分かっているんですが(笑)。
しかし、こうして常識の枠組みに捉われない異端な存在こそが、偉業を成し遂げて名を残すんだなァ、と今回しみじみ思いました。わたしは国に残って手紙を待ってるほうだろうなぁー。
「A子さんの恋人」。今回はアメリカの恋人、Aくんのお話でした。勝手にチャットを繰り広げていたゆーこちゃんを偽物と見抜く、この勘の良さ。性格は悪いけど語学マニアで、英語の他に日本語、イタリア語、フランス語も話せるようです! たぶんこれはドイツ語もいけるとみた! すごい奴だぜー。
しかし意地になってしまった当初のA子さんは、Aくんに対しずっと日本語で話すという行動に出たのでした(笑)。そしてAくんも、意地でも日本語で話さない。けれども会話は成立するという……なんだこれ(笑)。A子さんにとっては、そこそこ楽な場だったんでしょうね。
でもこんなに性格の悪い奴だとは思わなかった(笑)。
残りはまた次回! ではではー。