Quantcast
Channel: 生涯一漫画読者
Viewing all articles
Browse latest Browse all 991

モーニング19号

$
0
0

  みなさまおはようございます!! 珍しく午前中に更新せんとして挑んでいる皿洗いでございます。そりゃあ雨も降るってもんでございます。
  今週のモーニングも買い忘れていたことに昨日気付き、慌てて買ってきたのでした(笑)。
  鬼灯は載ってるけどジャイキリはしれっと休載だよ!! チクショウ!!

  という訳でモーニング19号。表紙と巻頭カラーは「インベスターZ」であります。いま第178話。単行本も17巻も出ているんですね。すごいもんであります。
  主人公・財前と、藤田家の長男・慎司が争う勝負も、これでいよいよ最終局面! なんとなーく読んでいるだけでも流れが分かる、いい漫画であります(笑)。個人的には慎司は非常に鼻持ちならない金持ちのボンボンなので、財前が打ち負かしてギャフンと言わせてやってほしいですね!!
  あと、この3本目の勝負開始前に慎司に向かって投げかけられた、投資部の元主将の台詞が本当に正論だと思います。藤田家の思想はご立派、ただしそれは藤田家の金でやれ! 投資部の資金を流用しようとするな!! って奴ね。何かを奪取しようとしているのに、その動機を崇高な目的を語ることで誤魔化すのは本当に腹が立ちます。ええ。

  「鬼灯の冷徹」、第211話。
  のっけから檎さんが滝夜叉姫の賭場で爆勝ちしていて(どう考えてもイカサマ)、これでもう今週、ろくなことにならないなっていう確信を抱きます(笑)。続けざまに「究極、ミキちゃんのヒモになるつもりじゃから」発言!! これはいただけませんよ!! さすがに!!(笑)
  鬼灯くんとマキちゃんの組み合わせが好きなように、檎さんとミキちゃんの組み合わせも好きなのですが、こちらは不幸になる未来しか見えませんね……。なんか、ミキちゃんって、ダメ兄貴に囲まれて育ったせいか世話焼き属性が異常に発達してるんですよねぇ。だから、特にそういう付け入る隙のある女子に対するセンサーが異常に発達しているダメ男(例えば檎さん)が、すすすと寄ってくる訳ですよ。
  逆に鬼灯くんみたいな「しっかりしている男子」は、ミキちゃんには寄ってこない。ミキちゃん自身も、さほど魅力を感じない。そういう悪循環……あると思います(涙)。
  まぁ、ミキちゃんのダメンズウォーカー疑惑はさて置き、今回はタヌキとキツネの化かし合い……もとい、縄張り争いでした。何かと因縁をつけて古狸がここらのシマを独占しようとしている、みたいなことを檎さんは言っておりますが、そもそも金を借りて隙を作ったのはご自分でしょうに(笑)。檎さんはそういうところが本当に緩くて、妲己もさぞ頭を悩ませているのであろうと思われますよ。
  今回出てきたおっきなタヌキ、隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)と名乗っておりました。さぞ名のある妖怪であろうと思われます。前にタヌキ和尚も出てきましたし、タヌキの妖怪ってメジャーな奴が多いんですねぇ。さすが日本だ。
  それに対する妲己は「世の中痩身の時代よ」とせせら笑っております。時流が読めているというか、さすがですね。妲己自身、人間だった頃(?)は馬に乗った姿を部下に「馬がマジ可哀想」と陰口を言われていたぐらいにふくよかだったそうなんですけどねぇ。そんな時代もあったねと? もうそんな感じですか??(笑)

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第113話。
  6回まで3失点で、味方は6点取ってくれて、3点差のまぁまぁ気楽な後半。しかし中継ぎはよかったものの、抑えのリューチェルが緊張でちょっと固くて、いきなり打たれてしまいました!! 8回だけの登板、投げ切れば終わり。そんな状態なのですが、やはり昨日出番がなかったことが影響しているのでしょうか?? 今日はガッチガチですね。
  昨日の、大きく点差が開いた気楽な試合で投げたかったと本人も思っているようですが、まぁプロってそんなに甘くないですよね……。大金積んで来てもらっている以上、期待しますよね、仕事を。
  まだソロホームランを一本入れられただけですが、ここからグズグズと崩れていってしまう可能性もありますね。一本入れられて、今2点差。すぐ詰められちゃいますもんね。出来ればしっかり守っていただきたいが、どうでしょう~??(苦笑)

  「コウノドリ」、第192話。
  耳の聞こえない妊婦さんがいらしていて、ホワイトボードで筆談をして鴻鳥先生は対応しているのですが、この妊婦さん、音楽を聞くのが好きなんだそうです。聾唖の方でも音の振動を楽しむことが出来るとは聞いておりますが、自らプレイヤーを使ってヘッドフォンで聞くなんて、相当お好きなんですね。
  そしてお腹の子も、好きなピアノを聞くと動き回るんだそうでして、親子そろって好みも似ていますし、行動(リアクション)もそっくりですね。可愛らしい。
  耳の聞こえない妊婦さんがいるということで、同じペルソナ内の色んな医師からも話を聞くのですが、意外とみなさまこういうハンディキャップのある方への対応も知っているご様子。加勢先生は手話が少しだけ出来るとか。すごいことですね。いろいろな患者さんに対応する為にも、そういうことも知っておいたほうがいいようであります。
  筆談をするものの表情が硬くて、妊婦さんに緊張を与えてしまう四宮先生がなんかちょっと可愛かったです(笑)。お仕事だと思っていても、笑顔のひとつも作れないんですね……生きづらそう……(笑)。

  「バンデット」、第25話。
  弟たちと父に切り付けられた猿冠者、からくも逃げ出しましたが、すぐに足利の家人に見付かってしまいました。しかし「高義」の気心の知れた友人、新田義貞が発見者だったので、見逃してもらえましたよ! よかったー。それどころか、動けない猿冠者を荷車に乗せて切通を逃げてくれて、鎌倉から落ち延びる手伝いまで……。ありがてぇ。
  しかしその途中、痛みに呻いていた猿冠者は急に静かになり、石に別れを告げたのでした。大塔宮への伝言だけ頼んで、あとは自由だ、と。いきなり突き放されても困ってしまう石は食い下がりますが、優しく諭されて、切通を去っていく猿冠者をただ立って見つめるのみに……。
  淋しい瞬間ですが、もうこれ、猿冠者が死ぬ未来しか感じられなくてものすごく不安であります。「また会えるから」って猿冠者は言うのですが、石をなだめる言葉にしか聞こえません。
  そして一人放たれた石は行き倒れ寸前になり、とある男に拾われます。その男とは、楠木正成!! キター!! 正成キターーー!! 自ら「悪党」って名乗っちゃってますし、相当の曲者だってことがよく分かりますね。ううう、どんな展開になるのでしょうか。ドキドキします!

  「アイアンバディ」の特別編、「アトムの開発現場に突入せよ!」、第1回。
  週刊「鉄腕アトムを作ろう!」というものが刊行されました! 一冊ずつ買っていって、パーツを組み合わせ、ロボットを作り上げるという分冊百科。一時ものすごく多種多様のこういったものが流行りましたが、ついにアトムまで分冊で作れてしまう時代になったのですね!! 最初に頭部とスタンドが作れるっていう、出し惜しみしない感じがいいと思います。
  頭部だけ作って満足するヒトっていそうだな、って……そんなことを思いました(笑)。作りもしない人間が揶揄するのはよくないことですね。すみません。
  これを開発した富士ソフトさんを、三戸エリカちゃんが取材するというのが特別編の内容です。面白そうですね。2Dでしかなかったアトムをどう立体化したのかとか、そのへんの話なども興味深いです!! ね!!

  新連載「エマは星の夢を見る」、第2話。
  ミシュランへ初出社のエマですが、さっそく社食にガッカリさせられております(笑)。覚えることも多くて大変! 研修の内容も密度が濃そうで、読んでいるだけで「ひぇー」って思いました! 時間短縮の為に自らの身分を明かすこともあるそうでして、けれども目立ってはいけないし名前も見せてはいけない、と。いろいろ縛りがあるんですね。
  メモも取らずに30分の取材内容を覚えておくって、もうそれだけで立派な技能ですよね……。
  テキパキ動かなくてはいけない理由は、多くのレストランやホテルを効率よく回る為、予算の軽減の為、また多くの情報を読者にもたらす為、などだそうです。意外と調査員も潤沢ではないのかな?? ある程度以上の人間としての水準も求められるでしょうし、覚えることもやることもいっぱいで、かなり大変な仕事だからなり手がなかなかいないとか?? でも、応募者はそれこそたくさんいる筈ですよね。
  今だったらミシュラン調査員が来た! なんてなったらこっそり写真でも撮られてネットにアップされそうなもんですが、そのへんは大丈夫なのでしょうか。それに、身分証をもう一度よく見せてほしいとか、名前をちゃんと聞かせてほしいとか、そういうやりにくいシェフに当たったらどうかわせばいいんでしょう……。取材を打ち切るのかな?? うーん、気になる。

  「鳥葬のバベル」、第27話。
  鳥に食べられて戻ってきた人間は、理性が剥がれている。これは牛島の解説ですが、牛島は宗助の両親どころか自分の妻まで鳥に食べさせておりまして、妻、すなわち鉄郎の母はなんと鉄郎の体を刺して殺そうとしたようであります。「生前望んでいたことが蘇ったのちの能力になる」法則はちゃんと20年前にも生きていたようでして、恐らく、自分の夫と息子を恥じていた奥さんの欲望が、攻撃性となって発露したのでしょうね。
  返り討ちに遭い、鉄郎に殺されてしまった訳ですが。
  そして宗助の両親も、理性を失って宗助に虐待を加えるようになり、自分たちと最愛の息子・宗助を引き離そうとする施設の職員や駿河先生を攻撃し始め、もはや異形の人間となり果てていたのでした。他に手がなかった駿河先生は鉄郎を呼び寄せて、宗助の両親を「もう一度」殺させた、という訳ですね。
  牛島を殺したい、と願う人間が鳥に食べられるしかないと、20年前のつぐみは言いましたが、それが鉄郎だったのでしょうか?? ということは鉄郎は、もう死んでいる?? でも牛島は今でも生きている訳ですよね。20年前に鳥を一度葬ったのは誰だったのでしょうか?? それが鉄郎?? しかしどうして鉄郎が宗助の中で生きているのか、そして宗助の妙な能力は何なのか、いろいろな謎がまだ残っておりますよ!

  「疾風の勇人」、第56話。計略。
  吉田首相への懲罰動議に、広川派が三木武吉の甘言に乗って鳩山派の尻馬に乗っかり、欠席。これにより野党の賛成多数で、懲罰動議は成立してしまいました。社会党は勢いに乗り、首相の不信任案を出すと決定。自由党内がボロボロになったこの状況では、これもまた成立してしまうのでしょう。
  対立しまくったので、離党し新たな党を作り、そして不信任案にも賛成すると言い切った三木に、広川は大焦り。あくまでも自由党内での自分の地位を高めたくて鳩山派に乗っかったのに、三木には人数がついてこないならと手のひらを返され、そして怒りの幹事長・佐藤栄作には、「みじめに地べたをはいまわらせてやる」とまで言われてしまったのでした。
  このシーンの佐藤さんマジかっこいいッス……。敵には容赦ない。その徹底ぶりがすごいですね。
  スターリンの死亡も相まって朝鮮特需が終わり、株価が暴落して世間が混乱しているっていうのに、こんな政争に明け暮れていていいものか、とは思いますが、ここまで経済が落ち込むと世論は首相に責任を求めますしね。交代の時期がついに来た、ってことなのでしょうか……。スターリンが没したタイミングを考えると、これも吉田政権の運命なのかとまで感じてしまいます。

  「サンダーボルトファンタジー」、最終回!
  魔神を封じ直した場所は改めて聖地として整えられ、その工事の側で丹翡さんと捲殘雲は鍛錬の日々。不患さんが訪ねてきて塩梅を尋ねられ、まぁまぁうまくやっているように聞こえて読んでいる身としても安心であります。
  そして再び旅立つ不患さんと、ニヤニヤしながらそれについていくつもり満点の凜雪鴉(笑)。不患さんの持つ魔剣の目録を狙って、どんな「極上の奸物」がやってくるか、と楽しみにしているようであります。厄介なのに好かれたなぁ、不患さん(笑)。よほど凜雪鴉に宝物を盗まれていたほうがよかったと思うことでしょうね(笑)。
  凜雪鴉、というか鬼鳥さんを巡ってはいろんな身分といろんな話が聞けましたが、総合していうとこの方、究極の「物好き」なのですね……(笑)。不患さんは完全なお人好しですが。しかしこれだけ強いお人好しって、ある意味最強ですよね。
  ということなので、天刑劍をめぐる冒険は終わりましたが、まだまだ不患さんと鬼鳥さんの間では話が続いていきそうであります。はぁー。ホント、厄介なのに(略)。
  あー面白かったです。佐久間先生、お疲れさまでした!! 次は先生のオリジナルも読みたいです!!

  「CITY」、第26話。
  新倉さんのアパートに南雲さんと泉さんが住み着いている!!!! これは迷惑だ……。家に大事なものを何も置けませんね(汗)。いよいよ3人娘がそろって、「CITY」の物語としての本領発揮はここから、ってところでしょうか?? ワクワクしますね。しかし新倉さん、突っ走ってますな。もうツッコミは諦めて、粛々とお金を貯めてカメラを買ってくださいな……。あと、領収書はとっておきましょうね(笑)。


  ではではー。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 991