みなさまこんにちは! パンケーキの話題をネット上で見かけて急にホットケーキが食べたくなり、ホットケーキミックスを買ってきた皿洗いです!! ホイップクリームとフルーツも用意しました。ワクワクのホットケーキパーティー。
パンケーキとホットケーキの違いについては、あまり考慮しておりません。
さて本日は「鬼灯の冷徹」24巻の話題であります!
特装版で買いまして、アニメDVDも楽しませていただきました。金太郎が登場しましたよー。でもやっぱり、鬼灯くんが白澤さんに推理小説を渡して、開いた1ページ目に付箋で「コイツが犯人」とネタバレされているっていうあのシーンが大好きですね(笑)。すっごく笑いました。
OPもEDもなくてガッカリだったのですが、来るべきアニメ弐期に備えて(?)簡略化したのでしょうか?? 前のOADにはオリジナルEDがちゃんと付いていたのになぁ。
ともあれ、24巻。表紙は幼馴染み3人組、ちびっ子バージョンであります。鬼灯くんのちっちゃい頃、凶悪的に可愛いですねぇー。烏頭さんは今でも少年の心を持った、手に負えない好奇心原動機付技術者ですが、当時からだいぶ「手に負えない」感がありますね。蓬さんはそれに巻き込まれるタイプだったことは明白であります。ただしオタク。
「地獄」とそれ以外に分かれる以前の「黄泉」は、決して住みやすい世界ではなかったとのこと、後で詳しい話が出てきますが。
カバー下は表紙イラストに合わせたかのように、子供だらけでした。そういえばこの巻、子供が多いなぁ。
収録の話、冒頭から「お子様」目白押しであります!! 閻魔大王のお孫様(通称「坊」)が出てきて、加えて夜叉一先輩のところのお子さんが来ていて(クッキーママが面倒見られない状態なのかな??)、更に騒ぎが伝染したのか座敷童子もはしゃいじゃっていて……。
この状況では仕事にならない、と判断した鬼灯くんはさすがの冷静さですが、ここに亡者を連れてきても唖然とするばかりだと思いますけどね(笑)。クレーマータイプの亡者だと、このカオスにネチネチ言いそう(笑)。
そして焙烙斎(ほうろくさい)のお孫さんもやってきましたよ。あの呪い人形「めめこ」のモデルだっていうんで一瞬身構えましたが、これまた可愛い鬼っ子じゃないですか!!!! なんだこの、無垢でキラキラした瞳は……ヤベェ何かに目覚めるこれは……。
これが呪い人形になるとは、焙烙斎さんちょっと倫理観ユルそう(汗)。
子供がいっぱいになってしまったので、工作を教えるやら(地獄の)ひと工夫を教えるやら、機械を分解させるやら、虫の観察にお絵かきに猫ちゃん(火車さん)と、大人が全力で構ってあげる回になったのでした。こんなに一生懸命あの手この手で構われるなんて、この子たち恵まれてますねぇ。
でもそういえば、簡単な機械の分解なら自分も時々やったものでしたよ。おもちゃなんかはだいたい分解しました。あの頃のワクワクは確かに大事なものだったと思います。情操教育的にね。
こうしていろいろ教え込まれて、明日の地獄を担う人事が育つのですね! 座敷童子ちゃんは妖怪なのでノーカウントですが。みんな可愛いなぁ。大きく育てよ!
そして、芥子ちゃんの修行編。
いつだかのエキシビジョンマッチで火車さんに挑んだものの、勝負にすらさせてもらえず(寝ていたので)去るしかなかったこの過去を今も胸に抱き、リベンジを誓っている芥子ちゃん。強くなりたいと唱えに唱え、強い人に強さの秘訣を聞きに行くのもいいかもしれない! と、地獄のあちこちへ赴くのでした。
こうして謙虚に、他の方に教えを乞うことが出来るのは、いいことですよね。またそれにちゃんと応えてくれる人材がそろってますからね、地獄は!
夜叉一先輩かっこいいいいいいーー!! 「教えることなんかねぇな」「俺はいつだって教わることの方が多いんだ」って……ヤバいこれは後輩がこぞってついてくる流れーーー!! 強い人、と言って持ち上げられても、照れも媚びもせずいなしてしまうこの姿勢、見習いたいものであります!! 単なる謙遜とも違いますね。
牛頭さんの、「強い女はまず自分磨き! たたずまいが汚い強い女なんて説得力ないでしょ」という言葉にも、なるほどとうなずきました。でもその直後の、腕力でスムージー作るシーンと、芥子ちゃんの好みに合わせたスムージーって要は青汁じゃない? って馬頭さんが疑義を呈するシーンの矢継ぎ早のテンポにしてやられました(笑)。クッ、この回本当にテンポ良くて笑ってしまう、笑わされてしまう!
次々にいろんな人を紹介して「つなぎ」を作る人脈の広さは、さすが鬼灯くんって感じですね。補佐官という立場上、大事なのはいろんな伝手を持っていること、いざという時に使える人材がそろっていることなのであります。
鬼灯くんとしては、芥子ちゃんのような向上心のある部下は嬉しいんでしょうね。即戦力でもありますしね(笑)。
で、やけに可愛いカチューシャと耳あてが出てきたな? と思ったら、マキちゃんとミキちゃん。マキちゃんの衣装は毎回、可愛くていいですね。こういう服装のセンスなんかも好きですよー。
そして回想シーンに見る、ミキちゃんのちびっ子時代!! 芥子ちゃんのちびっ子時代も可愛くてびっくりしたものですが、ロリっ子ミキちゃんの愛らしさ!! 滲み出る苦労人オーラ!!(笑) 半纏がジワジワきます!! 守ってあげたくなる存在感ですねぇ。
兄貴共の会話の知能指数の低さもジワジワきますね……(笑)。味噌ラーメンから味噌を取ったら何味なんだよ? って、ちょっと哲学っぽい。でも普通のラーメンって、たぶん醤油ラーメンのことだと思うのですが。博多人なら豚骨って言うんでしょうけど。
マキちゃんのちびっ子時代は、今とそこまで変わりませんでした(笑)。チャームポイントの泣きボクロは、この当時からあったんですね。ぐうかわ。服を贈って着せたい(叔母的感覚)。
そんな2人は、罰ゲームの真っ最中……。
罰ゲームで刑場を借りられちゃうんですから、地獄の芸能界はいろいろと闇が深そうですよ。動物を使ったバラエティ番組なんかも、不喜処の極卒を借りてきて使ってそうですね。殺傷力が高そう……。鬼さんたちは亡者と違って無限再生はしないので、注意が必要であります。
バンジーはさすがにNGと、本人たちからNGが出たので、真っ暗な洞窟に入って中のものを当てるゲームにシフト。鬼灯くん監修です(笑)。でもテレビの企画だからと手を緩めてくださったのか、痛い思いはしなくて済みました。なんだかんだで女の子に優しい補佐官殿。いいことです。
マキちゃんとミキちゃんは出てくるたんびにそこそこひどい目に遭っておりますが、芸能人として果たしてこれでいいんですかねぇ。あんまり「いい思い」をしていないように見えますが。いいんですかねぇ……。
んでまた、子供時代の話が出てくる「黄泉」の頃。
手頃な洞窟を見付けて暮らしていたという鬼灯くんの幼少期。家族はいなかったので、食事でもなんでも、自分一人でやらなくてはいけません。烏頭さんの家で一緒に食事をとっていたこともあったようですが、基本的には「頼れるものは己のみ」の状態。こんな環境で幼少期を過ごしていたら、そりゃあたくましくもなりますよ。
しかし改めてこの話を見返してみて、そして今までの話も思い返してみて、思うのは「一本ヅノの鬼って実は珍しい?」ってことであります。鬼灯くんはこの話の中で、岩をも貫く一本角を披露しておりますが、他の鬼はみんな2本か3本ですよね、角。マキちゃんもお香さんも2本です。一本角って、鬼灯くん意外にほぼ出てきていない??
人間と鬼火のミックスで生まれたってことも、関係しているのでしょうか?? そこを鬼灯くん唯一の特徴にしておくことで、特異性を出しているのかな??
ところでこの回想の中では「鬼灯」を名乗っているので、閻魔様には会った後なんですね。まだまだ、地獄の建設は先の話のようですが。
そして、金の話とそれに対応する地獄の話。冒頭のモノローグが稲川淳二氏の声で脳内再生されました(笑)。アニメの賜物だね!! 弐期にも出てきますかねぇ、淳二氏。是非お願いしたいところ。
ともあれ、あんまりがめついと地獄逝き、ってことですね。要は。でも「がめつい」にもいろいろあるし、金持ちだから悪という訳でもない。逆に、貯めるのが好きだからって別に罰されはしないし、はたまた賃上げ要求が激しすぎても該当する地獄はないから怖くない!!(懸衣翁曰く) ……ということのようであります。
でも懸衣翁は、別の罪状が付けられそうな気はしますけどね。人間だったとしたら(笑)。
シロの言った「凶悪垂乳根銭婆」という日本語の響きが異様に良くて好きです(笑)。言ってることは悪口でしかないんですけどね!!
そしてお歳暮話。
最近の若い方はあまり贈らないそうですが、年末のごあいさつ代わりのお歳暮は今でもすっごい数が動きます。経済動かしてますよ。お歳暮は喪中でも贈れます。これ豆知識ね。
ルリオからお歳暮の話を聞き、じゃあ今年は俺が手配するよ、と言って出かけていったシロ。何がいいか鬼灯くんにまっしぐらに訊きにくるあたり、性格が出てますね(笑)。ちょっとは自分で考えろや。「分からないことは訊こう」の精神をめちゃくちゃ体現しまくってますね、シロは。まぁ悪いことではないんですが。
で、行く先々でちょっと困っている人に会って、そこで買ったばかりの品物を「お歳暮だから!」と言ってあげてしまい、その結果として大いなる見返りを頂いて更にはお地蔵様に餅までもらうのでした。おおおおお、正直者の善行に年神さまが報いてくださった……。
現代版おとぎ話みたいな(笑)。
こういう行動が素直に取れるところも、シロの良さですねぇ。いつもしてもらってるから、これ! って差し出されて、シロが相手だから断るのも悪いと、みなさん思われたのではないでしょうか?? キャラクターが生きています。いいことだ。
お歳暮ってそんな、道で行き合ったからってホイホイ渡すものでもないのですが(本来はきちんと訪問して渡します)、ま、これも簡略版ってことで。
年が明けて、お正月ネタ。座敷童子と、福袋談義。福袋といえば、天然石のお店で買ったら「太鼓」が入っていたっていうのは、この話が掲載されたモーニングの感想でも書いた気がしますが、それが一番の思い出ですね。
衣料品店の福袋は、サイズが小さかったっていう思い出しかありません(涙)。もし次の機会があったら男性ものを買って、家人に渡しましょうかね。もしくは、サイズ別の福袋を見たこともあるので、そういう優しいものを精査して買おうと思いますよ。
娯楽性が大事と鬼灯くんも言っている通り、損をしない方策をあれこれ講じるのも興醒めなのかもしれませんが、そこまで福袋に楽しみを見出していない自分なので……。サイズさえ合っていれば、自分ではなかなか買わないデザインの服も楽しめる、って、ポジティブになれようものですよ。
作中のように、駄菓子屋の福袋にお面しか入っていないのはどうかと思いますけどね(笑)。あと、雑貨屋でスノードーム3点とかもひどい(笑)。詰める人は心が痛まなかったんですかねぇ。在庫処分だからもう心がすさんでいて、買う奴ザマーミロぐらいに思っていたのでしょうか?? それはそれでありそうなので、こちらの心が痛みますわ。
んでもって、アメリカの幽霊屋敷のスカーレット嬢、3度登場! この回で、なんと彼女の年齢は「13歳」だったことが判明しました!! 享年13歳って不幸すぎんだろ、とは思いましたが、それはそれとして「呪われた一族」の詳細も知りたいものであります。いつか語ってくれないかなぁ、スカーレット嬢。
で、今度の鬼灯くんが連れてきたのは、悪魔のリリス夫人。鬼、冥界の犬、そして悪魔と、盛りだくさんになってきましたね。悪霊退治のつもりで屋敷に入ったらこれ全部いた、っていうパニックホラー(ただしコメディ)を、ハリウッドさんが撮ってくれないだろうか。ロードオブザリングの監督あたりが映像美だけはすごい映画(ただしコメディ)を作ってくれないだろうか。ちょっと観たい(笑)。
そしてスカーレット嬢のメイド服も見てみたいものであります。ぜったい可愛い。
そりゃあいくら呪われた一族の末裔って言っても、13歳の少女ですもんね。フリフリのドレスとかひらひらしたレースとか、好きに決まってますよ。メイド服だけ持ってくればよかったのに、リリスさん(笑)。
で、パソコンの動作が遅くてイライラするマンこと、桃太郎。切れると刀持ち出すの、やめたほうがいいですよ。よくないよ。
いらないファイルがたまっちゃうのもありますが、パソコンって少し前のスペックだともう「古い」「遅い」ってこともありますしね。端末自体を買い替えるのも手だと思います。もしくは蓬さんに頼んで(必要経費包んで)、イチから組み立ててもらうってのは??
白澤さんの薬局は儲けていない訳ではなさそうなので(店主の花街での浪費がすごいけれども)、そういう買い物も出来そうなもんですけどねぇ。でも、その店主自身がパソコンの動作に興味がないのか……。エロ動画のフリーズって、人によっては脂汗かきまくって巨大掲示板でスレッド立てるぐらいのピンチだと思いますけど、それをピンチとすら考えていない大物感すごいですよねぇ。
真似したくはありませんけどね。
あと細かいことなんですが、この極楽満月のパソコンちゃん、マウスがまだボール式っぽいですね(笑)。裏を見るに。あと薬局のHPに、店主の番号が載っていてちょっと笑いました(笑)。そんなところに直通番号載せていたら詐欺に遭いそう!! だいじょうぶなのか!??
まぁそんな感じの、「鬼灯の冷徹」24巻の話題でした。いやー今回も面白かった。
アニメ弐期は秋放送なので、10月からですね。こちらも楽しみにしたいと思います!!
ではではー。