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Channel: 生涯一漫画読者
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ハルタ59号

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  みなさまこんにちは! 先日ピューロランドで初めて「スチームクリーム」を買ってみた皿洗いです。けっこう前からいろんな可愛い缶で売られていて、気にはなっていたんですよ。ピューロランドの限定デザインがあったもんですから、つい……。限定に弱い!
  あと、キティちゃん、かわいいです。やっぱ強いんだなぁ、キティちゃんは。しみじみ思いました。

  さて本日は「ハルタ」59号の話題、前半戦であります! まだ1月だから! 追いかけるには今が最適だって内なる声が!(2回目)
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  カバーイラストは山田香苗先生。三つ編み眼鏡っ子の委員長とな……ベタベタじゃないですか……。だがそれがいい!(拳)

  まずは「北北西に曇と往け」、第28話。この作品、最近ものすごく注目されていますね。今年の「マンガ大賞」にもノミネートされていました! すごい! しかもマンガ大賞に「ダンジョン飯」と「ハクメイとミコチ」もノミネートされていまして、え、ハルタすごい、ハルタめっちゃすごい!! と興奮いたしました。
  大賞発表は春頃だそうです。楽しみですね~!
  さて今回の話は、三知嵩のこと。兄の慧がものと話せるのと同様に、三知嵩にもなにか能力があるようですね。しかしそれを使って人を傷付け、ずいぶんと殺した様子……。急に怖い話に! フレイヤががんばって逃げているのも、三知嵩に殺されるのを恐れているからなんですね。うっかり道端の彼を拾っちゃったのが運の尽きだなぁ。
  しかしこういうシーンを見せられると、三知嵩がおじとおばを殺したというあの刑事の話も、あながち間違いではないのでは? という気がしてきます。逮捕されずに国外へ出られたのは、おそらく、直接的な証拠がなかったからでしょうね。この殺し方からして、納得出来る筋が他人に見付けられるとは思えませんから。
  でもあの刑事だけは、自分の直感を信じて真実を追ってきたわけだ。スゴイ根性だなぁ。しかし今、彼は何処で何をしているのやら。よしんば三知嵩を見付けられたとしても、彼も返り討ちに遭ってしまうのでは? という気もしますけどねぇ。
  こういうこと、慧は一切知らないのでしょうか?? 慧と三知嵩を遠ざけたジャックは、何か知っているのかもしれませんが。

  長蔵ヒロコ先生、早くも新連載! しかも、いつか読切で描いていた大正時代の許嫁漫画を連載化ですよ!! 「煙と蜜」!!
  舞台は名古屋、主人公の姫子ちゃんは、なんとまだ12歳! いくら昔の人が結婚が早かったって言っても、大正時代の12歳ではさすがにまだ適齢期とは言えませんでしょう。対する許嫁の文治さんは、年齢は出てきていませんが、軍人さんであります。確か読切では煙草を吸っていましたので、既に成人済み? この当時の煙草って何歳からOKだったんでしょうね?? でもとにかく、大人の方ですね。
  何歳ぐらい違うのか……。10歳か、それ以上は余裕で離れているように見えますが、文治さんが実はけっこうお若いという説もあります。
  姫子さんは病気のお母さんと、幾人かのお手伝いさんと、そして大旦那様(おじいさん?)と一緒に暮らしているようです。割と閑静な場所。平和で、愛に包まれて溢れている少女時代。いいですねぇ……。しゃっくりひとつ止めるのにも、めちゃくちゃロマンスがほとばしっております。たまらん。

  「レキヨミ」、第6話。
  今日も元気に死んでますね、レキ。そしてヨミも死んでいる。割れたガラスの破片を踏んだだけで死ぬって、ちょっとひ弱すぎでは??(笑) 釣りをすれば喰われて死ぬし、目薬さしただけで死ぬし、ホントもうこの姉妹……死に過ぎ……。
  魚に喰われて、口から顔出し・腹部から足を出して歩いて帰ってくるその姿、「えの素」で見たぞ!!!(笑)

  「欅姉妹の四季」、第18話。
  なんでもぎゅうぎゅう詰め込んじゃういずみちゃん。使ったタオルをテレビ棚に詰め込むのは、そりゃあ怒られますって(笑)。洗濯物でしょ、それは。
  しかも収納用のアクリルケースごと土に埋めてるって……ダメじゃない!? それ!! 絶対に湿気るよ!!
  うううう、いずみちゃんは可愛いけれども、うちの子じゃなくてよかった。そう思ってしまいました。土の中だなんて絶対にムリ!!

  「夕凪に舞え、僕のリボン」、第2話。
  先生が新体操をしているところを偶然見てしまった、凛太郎。その魅力にとらわれてこっそりと、クラスメイトが先生に新体操を習っているところを覗き見ていましたが……アッサリ見付かってしまいました。そりゃそうだ(笑)。
  教えてあげてもいい、でもおうちの人にやっていいか聞いておいで、と言われ、笑顔が固まる凛太郎。これも、まったくもって「そりゃそうだ」って感じですね。あの親父さんがよりによって新体操なんて、イイと言う筈がない!
  それ以前に習い事なんて、そんな余裕はないとピシャリ。うーん、経済的に大変なのはそうなんでしょうけど、もうちょっと考えてみても良さそうなもんなのになぁ。そのくせ息子が泣いて帰ってくると、「強くもなけりゃ、取り柄もないんか」「さえんのう」って、そりゃないだろーーーーー!!
  「取り柄」を伸ばしたくてがんばって「習いたい」と申し出た息子に、耳も貸さなかったくせに、そりゃないだろう!! 取り柄って、放っておけばそこらへんで伸びるもんじゃないんだぞ!! あー腹立つなぁもう!
  いいよって言われていないけれども、凛太郎は自分で決めて、習うことにしたようです。そうそう、やりたいことは追うべきだ。がんばれ凛太郎!!

  「山を渡る」、第5話、第6話。
  手に入れた山靴を磨くことに夢中になっている新入生3人と、急峻な岩場にクライミングを挑む黒木部長。けっこうここに隔たりはありますが、頂上に近いほうにいるかそれともふもとから登り始めたかの違いで、同じ「山」にいることは違いないんでしょうね。
  レジャーとして楽しむ分には、登山には男性も女性もありませんが、「冒険」として難関に挑むにはやはりフィジカルがものを言う……アルピニストには女性が少ないと、そんな指摘を他の2年生部員の男子2人から受けた黒木さんなのでした。
  その割に、1年生は女子ばっかり3人もいるんですが??(笑)
  まぁ確かに、筋肉量とかスタミナとか考え始めると、登山家として名を遺すのが男性ばかりなのはしょうがないのかなーって気は、しますね。黒木さんはこれから、どんな登山をするんでしょうね。

  「バララッシュ」、第10話。
  山口も宇部も、いよいよ一緒に仕事をすることになった不破監督にそれぞれ憧れのような感情を持っていたり、新たに持ったりした訳ですが……これがまぁ、不破監督というのが仕事の鬼で。仕事に関して一切の妥協を許さない、とても怖い人だったのです。
  同じスタジオの女帝さんに言わせると、不破監督の人間性は「ガキで、理不尽で、ろくでなしの人間のクズで、極悪の非道」なんですって。言いスギじゃないですか??(汗) でも作品は? と訊くと、「最高ね」って返ってくるんですから、うううもうこれ逃げらんないな、みたいな気分になりました。
  リテイクを出されまくって、鉛筆を握るのが怖いと言い出した宇部。監督はそんな彼の右手に鉛筆を無理に握らせ、包帯でぐるぐる巻いて固定したのです。あ、これヤベーやつだ。
  試練に次ぐ試練!! 本当にアニメ業界ってこんなんなんですか!?

  「ヴラド・ドラクラ」、第10話。
  大きな危機も去って、さぁいよいよ内政に着手だ、と思ったのですが……ヴラド公が新たに重要職に任命した下級貴族が、次の日には死体となって川に浮いているという状態。貴族たちの反抗に間違いはなく、次々に目をかけていた人材を殺され、ストイカにまでその凶刃が及ぶのでした!
  おいおいおいおい、ストイカさん今殺されたらさすがに立ち行かないぞ!! この方の暗躍ぶりが大事なんだからな!! でもめっちゃ体刺されてますよ。さすがにこれは助からないのでは!? どうなるんだ急展開ーー!!

  「A子さんの恋人」、第45回。
  ついに再会したえいこさんとA君!! でもなんだか会話がぎこちなく、A君は家の中で男の影がないかどうかを探してばっかりだし、何か言うたびにお互い、忘れたふりをしていることを思い出してしまうし……。何してるんだ君たちは! という気分になります。ううう、もう、久々に会ったんだから喜び合えばいいのに。なによもう。
  金魚……金魚め、この黒出目金め。こんなに存在が長引くとはなぁ。まさかでびっくりですよ。

  「ヒナまつり」、第82話。
  あれ? アメリカにいる筈の瞳ちゃんが授業に出ている? と思ったら……タブレット端末で時差を利用してリアルタイム通話をしている!!!!
  行くところまで行ったんだなぁ……という思いが強いです。
  普通の女子高生らしいことをしたかったと拳を握る瞳ちゃんに、「これは普通からはかけ離れている」と誰も言えぬまま、タブレット端末女子高生は街を駆るのでした(運び手あり)。なんだか「暗殺教室」を思い出しますね。あれは自律型ロボットだったのでぜんぜん違いますが。が。

  町馬順子先生のデビュー作、特別読切「畑部の魔女」。
  振りの割に結末が弱いというか、全体的に印象が散漫かな、と思いました。いい話ではあります。爽やかな読後感。でももっと強烈に「魔女」を押し出して、実際の姿とのギャップを鮮明にしてほしかったなぁ、と。
  っていうか、「畑部」がずっと続いてきた部活だったら、そう一方的に恐れられてるって事態はなんかおかしくないですか?? 肥料が臭いのなんて昔からの筈でしょ?? 今に始まったことじゃなし……部員が一人になったからって、なんでそんな忌避されるようなことになったのやら?? このへんもちょっとよく分かりませんでした。

  「ダンジョン飯」、第49話。
  センシが語った彼の過去はなかなかに強烈で、かつて仲間たちとこの迷宮に踏み込んだものの、彼を残して全滅してしまった顛末でした。その際に、仲間を殺して人肉を食べたのではないかという疑いをセンシはずっと持っていたのですが、話を詳しく聞いたライオスの名推理と「チェンジリング」というキノコの存在のお陰ですべての謎は解かれました!
  かつてセンシたちを襲ったのはグリフィンではなく、近接種のヒポグリフという魔物。これがチェンジリングでグリフィンに変身していただけだ、というのです。今回出てきたグリフィンも、このヒポグリフの変身してしまったものだとかで。えええええ、さすがにそんな真実はぜんぜん分からなかったーー!
  で、スープを飲んで「あの味だ」と確信し、自分は仲間たちに生かされたことを再確認したセンシ。かつての仲間の愛情に、感謝の涙を流すのでした。
  いい話だった……いい話だったのに! なんで最後に「チェンジリング」をそろって踏むかな!! この人たちは!! もう、バカじゃないの!?(汗) 何に変身してしまうのやら、怖いようなワクワクするような、妙な気持ちであります。ウープス。


  後半はまた今度!! ではではー。

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