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西谷先輩の身長が!!

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  みなさまこんばんは!! 雨が降ってしまったので、カッとなって洗濯もの干しに除湿乾燥機を使用した皿洗いです。まだそんな時期じゃないのに! とは思いましたが、考えてみれば5月末……。そろそろ、梅雨への備えが必要な時期でもありますね。沖縄はもう、梅雨ですしねぇ。台風も発生しましたしね。
  とはいえ、まだ晴れていてほしいものであります。

  さて本日は月曜日なので、週刊少年ジャンプの話題。本日発売のジャンプ26号の話題です!! 追いつきましたよ!!
  表紙と巻頭カラーは、連載3周年の「ワールドトリガー」であります!! 各周年ごとに、迅さん、千佳ちゃん、遊真、修と(左から順に)4人そろったカラー見開き扉を描いておりますね。一昨年は鳩、去年は魚で、今年は鹿が共演でした。鹿の角が光っていてかっこいいです。トリオン兵みたい。
  さて、本編第145話。ランク戦大詰めであります!
  たった一人で相手2人を落とさなくてはならない葉子ちゃん、激しい銃撃で食ってかかり、ワイヤーをものともせずにグラスホッパーでとびかかりました! ワイヤーが邪魔なのでは? と思いきや、ワイヤーを利用してグルンッと旋回し、修くんを強襲!! 見事、肘先からのスコーピオンで修くんの首を刈り取りました。さすがだ!
  大した訓練せずともマスタークラスになれる実力派、伊達ではありませんねぇ。例えば一対一のガチバトル(模擬戦)をしたら、修くんは1分かからず落とされるレベルでしょうね!
  でもこれはチーム戦なので、一人一人の実力差よりも、チームの総合力や作戦がモノを言う訳ですねぇ。
  そしてチーム戦の醍醐味というか、落とされながらも修くんは葉子ちゃんに「仕掛け」をしていて、それで遊真が彼女を仕留める手伝いをしていたのでした!!
  千佳ちゃんと照屋さんのほうは、千佳ちゃんが確実に当てたけれども、レッドバレットで行動を封じられながらも照屋さんが指先だけで時間差変化弾を放ち、背後からの攻撃にあえなく千佳ちゃんベイルアウト。最後の最後に、柿崎隊、一点もぎとりましたね。
  葉子ちゃんの鮮やかな攻撃で香取隊も一点ですし、さすがに完全試合は出来ませんでした。
  でも、これで得点5点。生存点2点で、7点獲得ですよ!! 初回の8点に次ぐ高得点じゃないですか!! ワイヤー大作戦、大当たりですね!! やったやったー!!

  そんな「ワールドトリガー」は、またしても人気投票開催だそうです!! 今度も応募するよ!! 最近の人気投票は、応募券をハガキに貼らないと無効、となっているようであります。一人で大量投票してくるアホが多いからでしょうね(笑)。でも前回の人気投票は、応募券なしで自由に送れましたが、驚いたことに複数投票に関してもちゃんと集計して把握していたようでした。どんだけ集計作業大変なんだろう……(←その時は3枚もハガキ書いて確実に作業員の手を煩わせました、すみません)。
  本誌と新刊とに応募券がついてますので、まぁ、ごく真っ当に考えれば一人2枚はハガキ書けることになりますね。
  今度も複数投票を把握されてしまうのだろうか……。

  漫画のキャラクター人気投票は、家に余っている絵ハガキを消費する大事な機会だと思っております。

  「ONE PIECE」、第827話。
  ビッグマムが治める国へようやっと到達し、そこの「トットランド」へ上陸した一行。ペコムズが誤魔化してくれたので一般市民にはルフィの存在は伝わっていませんが、どうも、もうビッグマムは知っているようですね。やっとビジュアルが出てきましたが、なんていうか……でかいです(笑)。それ以外に特に感想は……。
  あ、でもあれだ、見合い相手のプリンって人も出てきましたが、普通のサイズでしたね。この巨大サイズのママに見合う旦那様がいると仮定すると、プリン嬢もいずれは巨大化するのでしょうか??(汗)
  プリン嬢が調理に携わったお菓子の家を食べてしまい、一度は逮捕されそうになったルフィたちでしたが、お菓子を誉めたお陰で当のプリン嬢にかばっていただけました。褒められると過剰に照れるようですが、みんなから慕われているようですし、お菓子作りの腕も確かのようですし、いい奥さんになれるかも? と、ちょっと思いましたね。
  サンジの結婚を阻止するというより、サンジがビックマムの組織に組み込まれてしまうことを阻止する方向でお願いします!!
  お菓子の家を食べちゃうのは、割と全人類の子供の夢なんじゃないかと思いますよ。

  ジャンプギガ、という新雑誌創刊(ジャンプネクストの後釜のようですが)の宣伝が出ておりまして、その中の「今日和老」という方の絵が往年の藤竜先生の絵に似過ぎていてびっくりいたしました。
  「デビリーマン」の福田健太郎先生は、ガラッと雰囲気変えてきましたねぇ。ちょっと気になるな。

  「ブラック・クローバー」、第63話。
  白夜の魔眼の幹部は、海上の砂浜で魔法騎士団をバッタバッタとなぎ倒してここまで潜ってきたようですね。アスタたちがノエルの魔法でくるんっとくるまれていたにもかかわらず、彼らは渦を力づくで破って来た模様……。力押しだなぁ。何処までも。特にこの人はそういうタイプですかね。
  海底神殿でいちばん強い魔導士もあっという間に沈められてしまい、大司祭のおじいちゃんガクブルですわ。急遽、ゲームのルールを変更して、残った全員でこの敵の排除に当たれと命令します。アスタとキアトの戦いも、一時中断ですね。
  ノエルとカホノも、いったんお休みかな……。ノエルにはここで踏ん張ってほしいところでしたが、彼女には正面切って「友達」とぶつかるよりも、共闘したほうが合ってるとも思いますので、これはこれでよかったのかな。カホノがいればなんとなく安心ですしね。

  「ヒーローアカデミア」、第92話。
  自身の窮地と見てか、やたらと喋り出したオールフォーワン。志村奈々さんを貶める発言を繰り返し、オールマイトの動揺を誘います。ついにマスコミも動き出してしまったので、オールマイトの真の姿が明るみに出てしまい、市民にも動揺が走ります……。
  敵が語るうちに、死柄木が志村さんのお孫さんだと発覚。さすがにそれを聞いて、オールマイトの顔から笑顔が消えました……。まさか、オールフォーワンは、分かっていて死柄木を連れ出したのでしょうか?? 死柄木に何があったのか完全には明かされておりませんが、ご両親に何か悲惨な事故が起き、助けの手が届かず見捨てられた形になったところを「先生」に拾われて現在に至っているようではあります。
  まさかそれも、幼い彼が孤立してヒーローを憎むようになった原因のその事故も、オールフォーワンが仕組んだ……とか、そういう可能性は……?
  怖い想像してしまいましたが、この男なら、オールマイトに嫌がらせをする為だけに死柄木という青年を選んで育てていても不思議ではありません。うええええ、だとしたら死柄木が哀れすぎるだろ……。何処までも「全部 オールマイトだ」って、きっかけは全てオールマイトって、この人の人生悲しすぎるでしょ……。
  心が折れかけたその時、オールマイトがかばったガレキの中の女性が、泣きながら「負けないで…」と呟きました。オールマイト、お願い、救けて、と。その言葉に、再び力を取り戻すオールマイト!! でももう、なんだかこのシーン、泣けてしまってどうしようもないのです。
  どれだけ絶望的なことが起きても、一般市民のヘルプコールひとつでまた立ち上がる。ヒーローってどんだけしんどいお仕事なんでしょうか。そして、「助けてほしい」と願う人を救いたいと願う気持ちは、どんだけ尊いのでしょうか。
  すごく切なくて、同時に、すごく強く、オールマイトのヒーロー精神を感じるシーンでした。
  負けないで!! オールマイト!!

  「ハイキュー!!」、第207話、
  11月中旬、春高の資料用でしょうか、「測定」をするとマネージャーの清水先輩に言われた烏野ご一行。翔陽と影山は、さっそくその数値で競争だと、張り合っております。こいつら本当に似た者同士ですよね……。
  張り合ったのは「最高到達点」、つまりジャンプして届いた高さの数値のようですが、そもそもにして10センチ以上の身長差があることはお互いにまったく考慮に入れていないんですね(笑)。フェアじゃないから何らかのハンデが必要かと思うのですが、そこまで考えない! さすが変人コンビだ!!
  で、いろいろ測定した結果、翔陽も他の1年生も、4月に比べて身長が伸びていました! 翔陽は164センチに、山口も夢の180センチ台に突入、月島はなんと190センチに! ついに届いた!! でーかーいーよー!!
  でかいと言えば「黒子のバスケ」でも、でっかいキャラクターだらけで身長値がインフレーションを起こしていて、170センチ台半ばの赤司様が小さく見えるという異常現象が起きてましたが、程度はやや低くても「ハイキュー!!」でも同じような感覚は発生している気がいたします。190って、クラスにいたらもう事件性を帯びるぐらいのでかさですよ!?
  試合で対峙した時に、牛島さんは月島よりほんの少し高く見えましたから、牛島さんも実は4月当時よりは伸びているかもしれませんね。男子はハタチぐらいまで伸び続けますからねぇ。
  そして!!
  今回最も驚いたのですが、西谷先輩も伸びていました!! なんと160センチに!!!! ついに西谷先輩が150センチ台を脱出!! ついに!! すッ……すっげぇぇぇ、そんなこともあるんだなぁあぁぁ。西谷先輩おめでとうございます!! ウス!!
  あと今回の見どころは、三角巾かぶってバイトしている冴子お姉さんでした。烏野食堂って何処にあるんじゃ! わたしも寄付金メニュー食べに行きたい!!

  センターカラーで「ソーマ」、第168話。
  小さい頃、料理の味見をしては駄目出しをしていた日々にうんざりしていた時、創真の父に会って料理の楽しさを知ったというえりな嬢。その後半年ほどで薊パパの洗脳の日々が始まってしまったそうですが、駄目出しをし続けたことを思うと、父の理論にも一定の理はあるのではないかと考えてしまうそうです。
  いや、ないから!(断言)
  そりゃあ「神の舌」を持つお嬢様から見れば、たいていの美食は「取るに足らない料理」に感じられるんでしょうけど、普通の人には十分オイシイご飯だから!! あんたらが異常なだけ!! そういう地平で悩まれても、まったく感情移入出来ませんわー。雲の上の人スギるわー。
  しかし、薙切のおじいちゃんも、こっそり創真父を家に呼んでごはん作ってもらうとか、ひそかな楽しみ方を知っていたんですねぇ(笑)。やぱ、世界中のセレブに大金積まれる料理人は違うなぁ。ちょっと設定がチートすぎる気もしますけど。
  創真父の料理がどうしてそんなに「他と違う」のか、その理由を創真はちゃんと、えりな嬢に教えてあげられるんでしょうかね?? えりな嬢が、どうしたら料理を楽しいと思えるようになるのか、そのヒントだけでもね。今のままじゃ、彼女はかなり不幸なんじゃないかと思いますので……。

  「火ノ丸相撲」、第98話。
  潮は親方に付き添われて病院へ行き、残されたメンバーは団体戦へ臨みます。記者陣に対して啖呵を切った手前、みっともない立ち合いは見せられないのですが……なんと! 初戦の相手は、金沢北高!! 因縁の相手であります!!
  潮の為にも、ここは勝ってほしいと思います。どうなるんでしょうか……ドキドキ……。
  っていうか試合のオーダーってどうなるの? 桐仁が出るの??

  「斉木楠雄」、第197話。楠雄くんは美術の時間が苦手、というお話。というのも、見たままを描くのは彼にとって当たり前すぎるので、写真の加工だと言われてしまうから、だそうです。まったくこれだから超能力者は!
  でもこの理論でいくと、美術に限らず書道でも音楽でも、芸術関係全般は苦手そうですね。最高に出来すぎてしまって、逆に疑わしくなりますからね(笑)。楽器の演奏なんかも、思う通りに出来すぎちゃうんだろうなぁぁ。うらやましいとは思いますが、本人にしてみれば面白くはないんでしょうね。
  「盗用」とか「トレース疑惑」とかいう単語の側に、没になった東京五輪のシンボルマークを置くのはやめてください!!(笑)
  照橋さんの絵は上手くてよかったなぁ。少女漫画風も地味で朴訥とした絵も描けるって結構すごいことだと思います。

  センターカラーで「左門くん」、第34話。
  左門くんってそういえば、食生活乱れまくってない? という話から、よくよく聞いてみれば「夕飯はちゃんとタコ焼きとか食べてるよ」だなんていう驚きの証言が飛び出すまでに……。どんだけ私生活が荒れてるんだよ!!
  で、左門くんにまともな食事をとらせようと天使ヶ原さんは奮闘するのですが、彼女の親切など余計なお世話と判じて受け取らないのが左門くんというゴミ……じゃなかった、男子。ならば他の人にと依頼しても、女子力が完全に枯渇している笑美ちゃんもヤーさんもまったく宛てにならないのでした。そりゃそうだ。
  挙句、アンリさんが一本釣りしてきた深淵の電撃ナマズ入りのおにぎり(まさか……生?)を食べさせられて、左門くん、入院であります。これは……下手すれば傷害事件ですよ。いけませんよ。
  天使ヶ原さんのおせっかいが超裏目に出た珍しいパターンですね。
  病院食に懲りた左門くんは、九頭龍くんの手作り弁当を黙々と食すようになったのでした。っていうか九頭龍くん、料理上手いんだな(笑)。南米に行った時もイナゴの佃煮なんか持ってきてましたし、現代っ子の割には古き良き和食にまったく抵抗がないんですねぇ。意外だ。意外だ。大事なことなので2回。

  「鬼滅の刃」、第15話。
  置き去りにしちゃった禰豆子を回収して、もう一度あの鬼の医師の家へ。そこで聞かされたのは、この女性医師、珠世さんの体のこと。「私の体を随分弄(いじ)っていますから」、「人の血を少量飲むだけで事足りる」そうです。そして同行の少年は、兪史郎。これは珠世さんが鬼にした少年だそうです。
  でも、200年かかっても、鬼として「成功」した例はこの兪史郎だけ。人を鬼に落とす行為は、やはり鬼舞辻にしか出来ないという論理はだいたい合っているようですね。
  研究を重ねて、鬼にされた人を人間に戻したいと考えている珠世さん。その協力を、炭治郎に求めてきました。
  炭治郎が協力するのはもちろんですが、これは鬼殺隊としてアリなんですかね?? いちおう、彼女も「鬼」ですし、「上」から彼女も滅せよと命令が入ったら炭治郎は従わなくてはいけないのではないでしょうか?? もちろん、炭治郎が唯々諾々とそんな命令を聞く筈もないんですが。ええ。もちろん。
  禰豆子ちゃんを「醜女」とこき下ろされて逆上する炭治郎は、なかなかの見物でした。炭治郎は滅多なことじゃ怒らないのにな!!

  「ハンターハンター」、第355話。ヒソカの笑顔すげぇぇぇぇぇぇやべぇぇぇぇぇぇ。鳥肌もんの怖さですわ。凶悪な笑顔だな!!(文字通りの意味で)
  強敵と戦えることがとっても嬉しいんでしょうね……。まったく理解出来ない感情ですが、とにかく、ヒソカが生き生きとしていて何よりです。しかしついに、手を吹っ飛ばされてしまいましたよ? これは大きなダメージなのでは……?

  「背すじピン!」、第52話。
  必殺技はどうしても咲本さんとかぶってしまう気がするので、一次予選では使わない! 二次予選に上がった時に使おう! 今度は二次も突破する為に!!
  これが、つっちーの考えた「作戦」だそうです。なるほどなぁ。次の為に一手を温存しておくのか。
  もちろん、温存した結果一次予選で敗退してしまう可能性もある訳ですが、彼らはもう既に「一次予選の、その先」を見据えている。それが何よりも、頼もしいことだなって思います。どんどん成長していく2人が、見ていてとっても楽しいですね!!
  ゾノきゅんとやらと御木姉も、どうにか健闘しておりますが、御木姉は一次予選を突破出来るかどうか微妙だと判断している模様。というのも、レベルが同じぐらいかな? あの子たちが落ちればわたしたちが通るかな? と思っていたつっちーとわたりちゃんが、思った以上にやりよるから!(笑) ハンデ(ゾノきゅんとかいうアイドル)を背負わされて、それでも高みを目指すべく最善を取る御木姉のたくましい奮闘と葛藤、思惑にも、なんとなく引きずり込まれてしまいますね。
  とにかく、つっちーとわたりちゃん、一次予選通れよーーーー!!

  「歩」、第35話。
  いよいよ奨励会の受験の日です! 試験は10時からなのに、朝の6時にお見送りを強要してくるかやね荘(笑)。紅一点によるラッキースケベイベント発生! 回避不能の尻攻撃!! むっちり!!(錯乱)
  で、斑木王四郎というちょっと不思議な少年に出会った信歩ちゃん。そうなるとしたら、それはそういう運命なので、と言って大して状況に抗ったりしない妙な子ですが、将棋は強いそうです。
  片目だけ黒いんですが、これは、どっちの目が見えているんでしょうね? 黒いほうかな?? ぎょっとするから眼帯するなり義眼を入れるなりしてくれー。

  「BLEACH」、第675話。ハッシュヴァルトさんは、ユーハバッハさんについて語る時がいちばん生き生きしてますね。キモイ!(直球)
  そんでもって、バッシバッシ叩き落されるのに、何度も正面突破を敢行する一護。その目的は、クインシーの霊圧を叩き込んで、自分の中のホロウを呼び覚ますことだったのです。ホロウのほうが白い色で表現されるってのも、なんかおかしな話ですが、でもこれは藍染と戦っている時からそうでしたね。死神が黒い連中で、ウェコムンドのラス・ノーチェス側が真っ白だったものでした。
  クインシーも白い部類の筈なのに、いつの間にかユーハバッハさんは真っ黒で表現されてますね。
  そういえば斬月のオッサンも真っ黒だったな……。もうあの人には会えないのかなぁ。


  今週こんなところで! ではではー。

「鬼灯の冷徹」21巻

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  みなさまこんばんは!! 旅行のお土産や写真プリントなどの整理を、しようしようと思っていてでもなかなか着手出来ていない皿洗いです。写真は……とにかく、数が多すぎます。500枚ぐらい撮りましたよ。デジタルで本当によかった!!
  お土産を入れて、遠方に送る為に、箱を用意せねばならないのですが……もういっそ、段ボール箱を解体して切り張りするか、って気持ちになっております。ジャストサイズの箱ってなかなか用意するの難しいですね!! とりあえず郵便局に一度行こう!!

  さて本日は、「鬼灯の冷徹」21巻の話題! 妲己様が表紙の、なんとも美麗な装丁であります。うおお、綺麗! とにかく豪華に、そしてド派手にしても許されるキャラクターですよね、妲己様って。リリスさんは悪魔なので、なんとなく「黒」のイメージがありますが、中国で暴れまわった妖怪ですと極彩色でもおかしくはない、このイメージの相違。
  もちろん偏見ですが(笑)。
  ちなみに帯には、「キャラ人気投票執行!!」とあります。その締切が4月22日ともうずいぶん前で、発表はいつだ? と見ましたら、モーニング28号ですって。今週のが26号ですから、再来週ですね。すぐだ、すぐ。
  鬼灯くん一位とれてるといいなぁ!!

  内容は、絢爛豪華な妲己様が物憂げに「蛇が食べたい」と言い出すところからスタート。生贄を丸飲みにした蛇が美味しいのよねぇ……(チラッ)、ところで最近、檎、売り上げ悪いわね(チラッ)。ああ、蛇が食べたいわぁ……。
  ……えっと……怖い。
  もちろんこれはする後に出てくる鬼灯くんが予測した通り、「お前を蛇に喰わせるぞ」という脅し。更に部下の檎ちゃんがより厳密に解説したところでは、その上で売り上げも元に戻せこの甲斐性なし、と言っているようであります。含みがデカい(笑)。そしてそれを正確に読み取る力があるのに、どうしても日々のお仕事はがんばれない檎ちゃん(笑)。
  どうせ接客をやるのは他の野干(ミキちゃんブラザーズとか)なんですから、檎ちゃんのお仕事で心をすり減らすことなんてそこまで無いような気がするんですけどねぇ?? いっつも店の前でダラッと立って気だるげに客引きしているだけで、下手すりゃ店の前の床几で寝てますしね。小判に金の無心をして、借金について問い詰められれば葉っぱを差し出すというやる気のなさ。
  店の前にこんなのが寝そべってちゃ、そりゃあ集客も下がりますよ……。
  まぁ、妲己さんご自身の料金がとってもお高いお店なので(汗)、そうそう経営が傾いたりはしないんでしょうけどね。
  しかし、妖怪と鬼と亡者で成り立っているこの花町で、経済活動がちゃんと循環しているのもなんだか不思議な気がいたします。第一次産業とか、あるの? この地獄。
  ともあれ、建前だけでも取り繕おうと、蛇をもらいに刑場へ来た檎ちゃん。そこで一週間分働けと鬼灯くんに言われるも、ポン引きみたいな言動ですぐに怒られ、目を離せば刑場の中ででも亡者と賭け事に興じる、実に刹那的な檎ちゃんなのでした。ある意味、マイペースを保ちまくっていてすごいとも言えますけどね。
  でも鬼灯くんとしましては、ちゃんと呵責しない人は刑場に置いておけません。
  そのあとの妲己さんの変身シーンと、檎ちゃんまるかじりシーンが本当に素晴らしかったです(笑)。獣モードの妲己さんは、物語では初めてですしねぇ。やはり本性を現すとめちゃくちゃ怖い、ってことがよく分かりました。うげぇぇ。
  あと、本気で、従業員と言えども自分の利にならない部下は「かじる」んだな、って思いまして……。冷や汗を流しましたよ。
  地獄の閻魔庁は実にホワイトな職場で有名ですが、個人経営の妓楼となるとその限りではないんだなぁ。
  つーか檎ちゃんが妲己さんの下で働き続けていられる理由って、「朝が早くない」とか、そういうものなんじゃないですかね??(笑) なんとなくそんな気がしてまいりました。

  さて、妲己様の下とは違い、実に公明正大にホワイトな閻魔庁。
  物語当初は「新卒」だった唐瓜と茄子も、もう「後輩」を指導する立場になっております。地獄の内訳とか罪状とその内容の違いとか、一日の仕事の流れとか、実によく把握しておりますね。唐瓜はね。
  最初の頃の単行本で、唐瓜に関しては、「おっ、こいつは出来る奴だな」と何処へ行っても思われる、とありましたので、この成長っぷりも実に頷けます。積極的に上司(鬼灯くん)と関わって、いろんな作業もこなしてますしね。十王の会食の給仕とか、黒色鼠狼処への見学とか。
  直接は関係のない、金魚草イベントにも何故か出入りしてますし(笑)。いや、でも、一見関係のないような場所と出来事でも、人脈を作る上では大事なのですよ。芸術関係の仕事を請けることもある茄子のフォローでも、あちこち行ってますしね。
  後輩を指導している唐瓜を見て、鬼灯くんも「毎年、感無量というか、いつの間に…と思います」なんて言ってますね。いやいや、あなたの指導がいいから下が育つんでしょうよ。
  基本的にこの物語は、地獄という舞台でありながら、いかに日本人が勤勉にお仕事をするかということを語るものだって気がしてなりません(笑)。最初の頃はしょっちゅう、現世のブラック企業に対する文句を言ってましたしね(笑)。それが定型のような部分はありましたが(笑)。
  自分も接客業ですので、小売とか接客とかは本当に大変だよなぁぁ~と思って読んでいたものであります……。
  閻魔庁は福利厚生も、上司によるお仕事のサポートもキッチリしているようなので、本当にいい職場ですねぇ。地獄という舞台を借りて、理想の職場を描くことを追求しているのかもしれませんよ!?

  ……と思っていたら、いきなり現世の「夏フェス」の話が。
  そもそも「太陽」の無い地獄では、この夏の暑さとか日光の凶悪さとか、そういうものは実感出来ない部類の「現世の脅威」なんですね。マキちゃんとミキちゃんがマネージャーに体よく騙され、それに「面喰わされる」お話でした。
  現世ですと、夏は紫外線対策! 日焼け止め! って、そこから入りますが、地獄にはそういったものすらないのか……そうか……。でも暑くてジメッとしてそう、ってことは、空気がよどんでそうだなぁ。まぁ、天井(空)が塞がれている空間でガンガン火を焚いている訳ですから、現世よりは空気が悪そうですね。それは間違いなく。
  例によって現世に手慣れている鬼灯くんのヘルプにより、マキちゃんとミキちゃんの熱中症は免れました(笑)。でももしここで急死とかしちゃったら、マキちゃんとミキちゃんは亡者になってしまうんでしょうか?? それとも地獄の住人専用の黄泉があるとか??
  そのへんよく分かんないですけどね。
  話の前半と後半で、マキちゃんとミキちゃんの服装が微妙に変わってますね。鬼灯くんのアドバイスを受けて、着替えたんでしょうか。実に素直でいい子たちですなぁ。
  あとこの話の、鬼灯くんのTシャツ。「GRAVE」って堂々と書かれて、お墓が描いてあるんですよね……。相変わらず墓シリーズが好きですね……。鬼灯くんも鬼灯マークもまったく入っておりませんが、これが商品化されたら買いたいと思います。はい。

  そして、犬の子たちとカルタ取りをして遊んであげる鬼灯くん。何処までも優しい官吏さまですわ(笑)。
  夜叉一先輩のお子さんたちもあっという間に大きくなったようですが、まだまだ子供。遊んでいくうちに常識や知識を身に着けていく段階なのですね。そういう子供たちに、かるた遊びはまさにぴったりだと思います。
  しかし、仕事の傍らになのか、かるた作りまでこなしている鬼灯くんにびっくりですよ。この人なんでもやれるんだなぁ~。尊敬しますわ。

  地獄の予算会議も、まぁ~なんというか「例年のこと」スギて緊迫感に欠けます。地獄の門で脱走しようとする亡者をなんとかしたい、って話になっておりますが、これは毎回のように議題に取り上げられては毎回「じゃ、現状維持で」となっているようですね。
  でも確かに、逃げ出した亡者を牛頭さんと馬頭さんが捕まえて逆鯖折りするって絵面は最高ですよね……!(拳) 逃げたところで安寧が待っている筈もないのに、地獄はそんなに甘いところじゃないのに、それすら分からないからこんなところにいるんですよ、あんたがたは。そこんとこ分かってんの?? ん?? と、問い詰めたいです。
  ぶっちゃけ、奪衣婆に服をぜんぶ奪われるところで、大体の雰囲気察してほしいですよね。地獄なめんな!!(何の立場から発言しているのか、分からなくなってきました)
  八寒地獄の予算報告が、サーモン代300万とか、ちょっとクスッとしますね。あちらさんは「寒いこと」そのものが呵責の道具なので、あまり細かく備品を用意する必要がないのかもしれませんねぇ。だから雪まつりにそんなに力を注げるんだなぁ。いいことだ(笑)。

  そして、日本の神事(お祭り)が見たいと、変装してやってくるアヌビス神とトト神。目が!! 目が!!(笑) その特徴的な目をどうにかしない限り、どうしても漏れ出るエジプティアンエッセンス!!
  でもこれが限界なんでしょうかね?? 本人も、あまり変装は得意ではない、みたいな話をしてますしねぇ。
  帽子をかぶっただけでごまかせる鬼や小鬼は、割と楽な部類なんだなぁってこういう時に思います。鬼灯くんも、基本的にはキャスケットだけで過ごせてますしね。
  なのにバステト神とハトホル神のあの変身っぷりは何なんだーーーーー!!(叫)
  やはり女神さまですから、人間に変身(変装?)する時も気合が入るのでしょうか?? 美人に化けるわよって、ちょっとがんばっちゃうのでしょうか?? マアト神は元から美人の女神の姿をしてますからほとんど化ける必要はないのでしょうけど、ハトホル神の変化っぷりがすごくて、もうもう……。
  これはモーニング本誌で読んでいた時にも、えええっって声が出ましたね(笑)。
  同じような変身を……牛頭さんと馬頭さんにもやってもらいたい!! 身長だって、いつもは3メートル級の閻魔大王が165センチ(これまた絶妙にリアルでイカス数値です)になれるんだったら、彼女らだって160センチぐらいにはなれる筈!! 人間に変身したそのお二方を、是非見てみたいです!!!!
  でも……きっと、そんな機会は、無い。無いんだろうなあ……。
  しかし人間になり切った閻魔大王は、完全に近所のおっさんですね。帽子とジャンバーが異様に似合っております……。ワンカップらしきものを手にした横顔に、人の好さがにじみ出ている……。素晴らしいシーンでした。

  はいっ、そして、クレーマー登場!
  先程の、地獄の門で天国側に逃げようとして逆鯖折り、という話とつながるものがありますが、地獄に来たからにはもう観念して正直に自分の罪を告白して、そして粛々と裁きを受けるほかありませんのよ。そこを最初の奪衣婆のジャブで分かってほしい! と思うのです。
  情状酌量で許されて、簡易地獄で天国行きになったり生まれ変わったりするかもしれないんですからねぇ。
  まぁ、ここに出てきたクレーマーおばさんは曲がりなりにも人殺しなので、その可能性はまったくありませんけどね!!(汗) でも、ここまで来て自分の主張を強固に貫いたところで、まったく状況は好転しないのですから、もう諦めてもらうしか……ないじゃないですか……!
  本当に何の立場でこんなこと言っているのか、分からなくなってきました。
  このおばさんは、きっと生きている頃からこういう調子だったんでしょうね。ご婦人でこの歳ですと更年期障害なるものが懸念されますが、原因はともあれ絶対生きてる時からクレームを怒鳴り散らすタイプだったに違いありませんよ。
  こういうのに会うと疲れるんだ……。どっとね。どっと。
  だいたい、人を刺して逃げておいて、まだ生き返らせてもらえるなんて考えがどうして湧いてくるのか、まったく不思議でなりませんよ。ぜんぜん不公平じゃない! あんたが理不尽の元凶じゃないの。……って言ったって、聞き入れてもらえないんだろうなぁぁー。
  はぁ。やれやれ。

  それから、地獄のお魚事情。何故、八寒地獄の水族館は、鮭とクリオネしか展示していないのか!? 他にもあるだろ、他にも!! まぁ、寒いところですから、住んでいる魚に少々偏りは生じるかもしれませんけどね。それにしたってアンタ(笑)。作った人が手を抜いたとしか思えませんよ。
  クリオネと言えばバッカルコーン!(頭部が割れて触手が出てくる!)
  つまんなかった、という愚痴を、わざわざ八大地獄まで来てこぼす春一。この人、もともと八大地獄にスパイしに来たんじゃありませんでしたっけね??(笑) もうすっかり、八大地獄は遊び場所と認識してやいませんかね??
  そして、魚の搬入を手伝ってくれればただで案内しますよ、と鬼灯くんに言われて、喜んでお仕事を手伝いに八大地獄の水族館へ。暑いだけあって、八大地獄の魚たちは解けた赤銅だとか溶岩の中だとかで生息しているそうです。これまた八寒から比べると、めちゃくちゃ対照的だなぁ。ギャップがすごい。
  摩竭受大魚の目が怖い……。
  でも、体に対してこんぐらいの大きさの眼を持つ魚は、実際にいますね。見ると「漫画かよ!」と思ってちょっとおかしくなりますけどね(笑)。

  最後は、地獄大夫のお話! 「地獄」と名乗って遊女をしていたとか、奇特にも程がある女性もいたもんですねぇ。そりゃあうっかり名前も残りますね。
  一休さんが杖の先にしゃれこうべを掲げて町を練り歩いた、っていう話は、アニメの「一休さん」でもやってました。戦で焼け出されてきた人たちが、お米欲しさにまた別の戦の人足として駆り出されてしまったことを嘆いて、骨を掲げて「ご用心なされ!」って言って泣きながら歩く話でしたよ。確か。
  目先の利益にとらわれるしかない民の悲しさとか、それを止めることが出来ない一休さんの無力感とか、警告の為に骨を掲げ歩いた奇行っぷりとか、いろいろ子供心に衝撃を残した回でした。一休さんの正月の歌と合わせて語られていたようにも記憶しております。
  「正月や 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」という、有名な歌です。これはこのアニメで覚えましたよ。忘れられない文言ですねぇ。
  そんな一休さんも、「鬼灯」に出てくるとまた違った風貌になりますね。いかにも生臭坊主っぽくて、これはこれで江口先生が言っておられるように「キャッチー」であります(笑)。いちいち言葉の裏側を読み取って喋る一休禅師、マジ扱いづらそう(笑)。
  地獄大夫も一休禅師も、面白い人物であることには変わりなさそうですね。
  今後の出番はあるかなぁ?? 楽しみです。


  そんな感じの、21巻でした!

  ではではー。

モーニング27号

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  みなさまこんばんは! 今日はちょっと風が強く、外に干した毛布がパッタパッタと音を立てるたびに不安になった皿洗いです。風のせいか、やや肌寒いような気すらしますね。
  でもお風呂に入ると暑いんだよなぁ……。

  さて本日は、一日遅れでモーニング27号の話題です! 表紙と巻頭カラーは「コウノドリ」! 第40回講談社漫画賞、一般部門を受賞したそうです!! おめでとうございます!!
  子供を持っている方からはもれなく称賛されるこの漫画、もっと評価されてほしいですね!
  本編は、第153話。やんちゃ盛りの小学生男子の下に、どうやら双子の子供が出来たらしいご夫婦。戸惑い、双子って大変だろうな~などと言いつつも、やっぱり嬉しくてドキドキしていたその矢先に。
  片方の胎児の心音が消えた、と言われたのでした。
  え、どうして?? なんで?? と言っても、原因なんてまだまだよく分かりません。でもうもう片方の胎児はまだ成長を続けているので、このままの状態で妊娠継続だそうです。亡くなった子供と一緒に、もう一人の子供が中で育つのか……。妊娠は神秘的ですね……。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第76話。
  一旦はブルペンから呼び出されたというのに、直前で指名されなかった則川。それはテレビ観戦していた奥さんにも見えていて、「ひどいよ辺見カントク」と、声には出さず監督をなじってしまうのでした。まぁ、もちろん、非難されてしかるべきことですね。監督自身も、「アイツの面目を丸潰れにしてしまった」と反省しているご様子であります。
  相当イレギュラーなことだった、ってのは、よく分かりますね。
  さてさて、次なる相手は、名古屋ワイルドワンズ。北王子監督が率いるチームであります。最近は調子がよく、今の段階でリーグ首位! 監督として成長しているからか、北王子さんはあまり喋らなくなり、解説者にも記者陣にもぞんざいな受け答えをするばかりであります。しかも、フロント陣のOBにまで、不遜な態度。
  相談役だったマネージャーの石塚さんもご健在で、相変わらず北王子さんとあれこれ相談しながら動いているようですね。北王子さんは人事権もすっかり握って、コーチ陣にも口出しをさせていないそうです。そんな状態だから、北王子さんがワイルドワンズの「天皇」、そして石塚さんが「影の天皇」と呼ばれているようです。
  正直なところ、石塚さんのポジションってオイシイよなぁ。と思いますね。表に立つことなく、球団の運営に口出し出来るって。北王子さんにすっかり信頼されてますし。
  次の夏之介の対戦相手は、かつての盟友・アキラ。北王子さんはわざと夏之助と自分を当てたのではないかと、アキラ本人は思っているご様子。まぁ、そう思われて、またそれが監督の「意地悪」だと捉えられるぐらいには北王子さんは悪く思われているようですねぇ。悲しいことですが、チームが勝つ為には、必ずしも「和気藹々」は必要ないのですね……。でもちょっと、ぎすぎすしすぎじゃないですか?? この名古屋のチームは。

  「宇宙兄弟」、第275話。
  かつてヒビトが落ちた穴(谷)へ、ムッタもロープで入っていきました。30メートルのロープでも若干底までには足りず、ムッタは最後をひょいと飛び降りてしまいましたが……果たして戻れるのでしょうか??(汗)
  また、もうそろそろ「宇宙放射線」が月面に届く頃ですが、これを浴びてしまうとエディの「生涯被曝線量」を超えてしまい、エディへの健康被害が懸念されるようであります。なんと! 機械への影響ばかり気にしてましたが、そもそもエディの体は累積された線量がけっこう溜まっていたのですね!!
  二重のピンチは、果たして回避されるのでしょうか?? 急げムッタ!!

  「GIANT KILLING」、第413話。
  入場前、あえて椿に声を掛けてきた持田選手。相変わらず怖いですね!!(汗) お陰様で元気です、と答えたら、バチンとはたかれて「知ってる! そんなことは知ってるっての」「椿君が代表で調子乗ってんの俺が知らないと思った!?」と言って大きな声で笑い出しました。
  こえー……。この態度、もう完全にパワハラする先輩のものだよ……。
  いろいろ椿に揺さぶりをかけるような質問を繰り出してきますが、その内容もさることながら、目が完全に脅しをかけてきていて本当に怖いです(汗)。声だけなら和やかっていうか、明るくて楽しそうなのにね。目が笑ってないって奴ですね。
  それらの発言も、椿に対する宣戦布告も、みんな「椿君を意識してやってるから言うんだぜ。感謝してくれよな」なーんてうそぶきますが……まぁ、確かに、彼なりのリップサービスなんでしょうね。本当のことしか言わないけれども、そもそも歯牙にもかけない相手にはこんな声かけもしません、よね。
  しかし、これだけ注目されている選手にそんなに意識されているっていうのも、怖いことではありますが……。うううう。
  久堂カメラマン久々にーーーーー!! お久しぶりです!! イェイ!!

  「ギャングース」、第137話。
  例の重機窃盗から倉庫の持ち主をたどってみると、浮かび上がってきたのは、地元の破門ヤクザ・三浦という男。その男が最近妙に羽振りがよく、また見たことのない眼鏡の男(高田くん)とよく会っていると言います。また、三浦が町のチンピラと揉めそうになった時、地元のヤクザがそれを仲介したとの情報も。
  破門された男にそんな肩入れをすることなんてまずない筈、ということは、地元のヤクザもすっかり安達に抱き込まれているのかもしれません。ともあれ、カズキたちは「三浦」で間違いないなと標的を定めたようであります。
  そのころ当の「高田くん」は、来栖と会っていました。来栖は、行方不明者の架空債務をその近親者に対して取り立てるという詐欺を実行していたようですが、あまりにも東北の老人たちの人が好いので、逆に心をすり減らしていたのでした。そもそもこれって、来栖がどうしてもやりたくなかった「弱者の追い込み」ですよね。
  加藤の下で働いて詐欺を行っていた時は、騙しやすい・お金持ちから金を奪い取っていたのに、こっちに来てからのお仕事では昔の闇金の取り立てのように、ほとんど持っていない人たちがなんとか絞り出した金を奪っていくばかりで。それで、昔を思い出してしまったのかもしれません。
  加藤が生きていればなぁ……。高田くんになんか、のさばらせなかったのになぁ……。
  安達も相当のものですが、高田くんも徹底した利益主義者ですからね(汗)。その金が誰かの血で出来ていようが、涙で出来ていようが、まったく構わない訳ですよ。鬼だな。

  「疾風の勇人」、第18話。美空ひばりを可愛く描きすぎィ!!(笑)
  秋になって再び来日したドッジ公使は、シャウプ博士の勧告など省みもせず、相変わらず「減税は駄目!」という姿勢であります。ブレないぜ公使!! しかし勇人さんも負けてはいられませんので、歳出に手を付けず、なんとか減税する道はと必死で模索した結果の提案を、ちゃんとまとめてあるのでした。
  収入が減らず、黒字を保ったままの減税ならば、さすがのドッジ公使も認めざるを得ません。彼はあくまでも、インフレを止めにやってきたのですからね。
  こうしてドッジ公使をようやくうなずかせることが出来た勇人さんは、この当時、イケイケ(死語)でした! 答弁でも敵なし、更に通産大臣も兼任して、押しも押されぬ重要人物に! しかし、そうすると調子に乗った足元をすくわれるのは世の常で、勇人さん自身は傲慢になったつもりはなくとも、言葉尻を捉えられて新聞にでかでかとあることないこと書かれちゃうのであります!
  曰く、「中小企業経営者の五人や十人が自殺してもかまわぬ」と、さも彼自身がそう発言したかのように書かれてしまったのでした。それは言ってない。それは言ってないよ!!(汗)
  昔から新聞はこういう捏造がお手の物だったのですね……。既に夏目漱石も、「坊っちゃん」の中で、何が嘘吐きかって、新聞ほど嘘をつく者もいないと明言していますからね。明治の時代に!! でも新聞が世論を作っていることを考えると、やはり身近なメディアの影響力は侮れません。怖い怖い。

  「ディアスポリス 999篇」、第2話。
  ホームレスに堕ちた久保塚は、鈴木の涙ながらの説得にも応じず、飯だけ喰ってまた去ってしまいましたが……タイ人女性とフィリピン人女性の違法ドライバーコンビに魔の手が及びそうになった時、助けにやってきてくれました! よかった!
  飯を食わせてもらったからがんばる、というような主旨のことを呟いていましたが、体は大丈夫なんでしょうかね??(笑)
  相変わらず、ちょっと見ただけで国も出身地域も当ててしまう、プロファイリングの鬼であります! まぁ、韓国人と中国人の見分けぐらいならまだ分かりますが、中国の中でも南とか、北とか、そこまで分かっちゃうのは本当にすごい!! どうなってるんだろう、この人。

  「お客様相談室」、第36話。
  ついに、「火に油を注ぐ」存在の父、登場!! なんでここに、と驚くお嬢さんの横で、それぞれニヤッとする嫁と姑(笑)。互いに、自分の味方をしてくれるに違いないと考えて強気の態度になりますが、なんと旦那さんはどちらの味方もせず、どっちつかずの意見を述べてのらりくらりするだけなのでした。
  挙句、嫁と母親に責められて立場が苦しくなると、木洩田さんに向かって「たすけて」と口パクで求めてくるのでした……。
  おぉう、マジか。てっきりがちがちのクレーマー体質のおっさんが来るのかと思っていたら、どちらの味方もしない・出来ない優柔不断な人が来ちゃいましたよ!! そういう意味で「火に油を注ぐ」って言ったんですね、お嬢さん……。なんとまぁ。
  しかし、思いがけず洩れた「埋める」という言葉から、もうピアスを土に埋めちゃいましょう! と木洩田さんが苦し紛れに提案し、それをフォローする形で銀崎さんが「タイムカプセル郵便」の話を持ち掛けて、上手くまとめてくれたのでした。高校生にピアスが駄目だというなら、3年後まで預けておいて、卒業と同時に受け取れるようにすればいい、ってことですね。
  落としどころとしては、やや嫁に優勢かと思いますが、まぁ双方納得したので結果オーライですね!
  ごねる娘を叱り付けたお母さんとおばあちゃんの言葉がまったくシンクロしていて、笑えました(笑)。ごたごたしてはいますが、締めるところはきちっと締めるご家庭のようですね。やれやれ。

  2016年前期、ちばてつや賞大賞受賞作、夕海(ゆみ)先生の「ひみつの花園さん」。
  タイトルを見た時は「ダジャレかよ!」と思いましたが、話は実に面白かったです。すごくレベルが高くて、今回のちばてつや賞がとても安定していることを知らされました(笑)。
  顔に傷がある花園さんと、その彼女とクラス替えでクラスメイトになった男子生徒のモモくん。互いに「ひみつ」を抱えている身だからか、波長が合ったのか、花園さんが着けている“コンプレックス妖精”のマスクをきっかけに仲良くなるのでした。……が、モモくんの彼女はそれが気に入らず、花園さんを牽制したり攻撃したり、するのです。
  「ひみつ」を共有して「友達」になる2人が可愛くて、爽やかで、とても癒されました。
  モモくんの痛々しい「ひみつ」も花園さんの顔のそれも、明確に描写されないので、あまり危機感が伝わってきませんね。けれども花園さんはもしかすると、顔の傷(これが「ひみつ」の正体ですが)を隠し続けていたのは、その傷を負わせてしまったとずっと自分を責めているお兄さんの為を思ってのことだったのかもしれません。彼女自身には、もう、傷を背負って生きていく覚悟が出来ていたのかもな、と。
  あるいは、モモくんの「ひみつ」に背中を押されて、その覚悟に至ったのかもしれませんね。
  “コンプレックス妖精”というキャラクターものも、お兄さんが好きだからそれを選択していたんだと考えると、言葉にしない花園さんのお兄さんへの愛情が溢れているようで、ほっこりいたします。
  お兄さんも現状を打破出来るといいですね。
  ああ、いいものを読んだ。

  「インベスター」。国民の2人に1人がガンになるから、みなさん、保険に入りましょう! というこの宣伝。主人公の父親は「胡散臭い」と感じて独自に調べた結果、そうなるのは80歳以上の話で、この宣伝文句は「数学を使ったレトリックなのでは?」と指摘します。「決して嘘ではないが巧妙な印象操作にすぎない」とも。
  おおおおお、さすが数学教師のお父さん、頼りになるぜぇぇぇぇ。
  ちょっとやそっとじゃお金を出さない、財布の紐が固い大黒柱なだけあるわ! お父さんステキ!! こうしたしっかりした配偶者がいれば、お母さんもちょっとぼんやりしていても騙されやすくても大丈夫なんでしょうね。安心感半端ないわー。いいわー。


  ではではー。

「ズートピア」

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  みなさまこんばんは!! 今日は珍しく、ゲームセンターでクレーンゲームに興じた皿洗いです!! けっこう注ぎ込んで、「ヘタリア」のアクリルキーホルダーをたくさん手に入れました……。ううう、制作側の思う壺だわぁ。
  でもキーホルダーが可愛いので後悔はしていない。ねこたりあのグッズ展開は卑怯と言う外ない!!

  さて本日は公開中のディズニー映画、「ズートピア」についてであります!!
  極力、大事なところのネタバレは無しでお送りしたいと思いますが、未視聴の方、これから見ようと思っておられる方はお気を付けください。

  「大きくなったら警察官になるのが夢なの!」と公言してはばからない小さなウサギの、ジュディ。周囲に馬鹿にされ(主に悪ガキのキツネに)、両親には農場でにんじんを作って暮らすべきだと婉曲的にたしなめられますが、夢を諦めず、警察学校でもがんばりにがんばって、ついには首席で卒業。夢の都市「ズートピア」での、巡査としてのジュディの日々が始まります!!
  ……という導入で、ジュディがいかに努力家で純粋で、そして崇高な理念を持っているかが語られます。そして同様に、キツネがいかにずる賢くて悪い奴なのかも、幼馴染みの悪ガキの姿から語られます。
  ジュディの両親は、上京する娘に対してあれやこれやとお節介を焼き、キツネ避けグッズをたくさん持たせようとするのですが、ジュディは冷めた目でそんな両親を見て、小さなキツネ避けスプレーをひとつだけ持つことで両親のお節介の落としどころを作るのですが。
  行った先は、大都会の「ズートピア」。動物たちが進化して、食物連鎖から抜け出し、共に暮らすようになった最初の地とされております。ジュディは「ズートピアでは、誰だって、何にだってなれるのよ!」と夢を見て上京するのですが、そこで彼女がぶち当たるのは、種族による偏見の壁。ウサギでは初の警察官なのに、小型で非力な草食獣に何が出来るとばかりに、署長は彼女に重要な任務を与えようとしません。
  どんな動物でも快適に暮らせる、ズートピア。なのにそこでは夢を持って郷里からやってきた主人公を優しく受け入れるどころか、苦々しい目で見つめる動物がほとんどなのでした。
  すぐにこれは、多種多様の人種が暮らす人間の世界の比喩なのだと気付けます。見た目も形も違い、価値観も生活習慣も当然違う。そういうごった煮が出来るだけ同じように過ごせるよう、「ズートピア」のインフラは各種サイズ・形態に合わせてちゃんと整備されているところが素晴らしかったですね。
  しかし、誰でも、何にでもなれるという触れ込みの割には、中身はまだまだ偏見に満ちていて、お店によっては「サービスをお断りする場合があります」と、初めから注意書きがしてある始末。種族ごとに「こいつはこうに違いない」との、他種族からの偏見の下で生きている感があり、主人公ジュディはそれに真っ向から反発します。頼もしい!

  都市の中の偏見は、やがて物語の中心をなすとある事件をきっかけに対立へと成長してしまい、ジュディは「世界をより良くしたかったのに、街をバラバラにしてしまった」と苦悩します。署長は「そんなにお前だけが気に病むことはない」と言ってくれましたが、ジュディにとってはズートピアを去るほどのショックでした。
  ここでも、大多数が少数派を押しのけようとする構図と、それに心を痛める主人公の図がよく分かります。こういうことは人間の日常でも起きていて、理性では制御にしくい「生まれの違い」という壁をなんとか打ち壊したい、どうすればいいのかという問題提起がなされていますね。
  こういった問題は誰か一人ががんばって知恵を絞り、解決しようと奮闘したところで、なかなか事態は動きません。一人ひとりが考え、「世界をより良くする為に」がんばらなければならない。その直接的なメッセージは、最後にジュディ本人の言葉、台詞として気持ちよく響き渡るのでした。
  しかしその前段階の布石というか、偏見のままに生きていろと言外に言われるシーンが、皮肉が効いていて面白かったです。最初の頃、まだジュディを信頼していない署長が、ウサギは重要事件に関わろうとせず「ありのままに」生きていろと諭すのです。これは言うまでもなく、「アナと雪の女王」でいちばん強く発されたメッセージ、「ありのままで」生きていこうというあのフレーズですね。レリゴー!
  それを逆手にとって、ウサギはウサギらしく(周囲が思うようなウサギ像のままで)生きていけと皮肉ったのには、ちょっとニヤッとしてしまいました。ディズニーはこういうセルフパロディというか、前の作品の世界を巧みに取り込む遊びの部分が上手で、面白いですね。

  ありのままでと言われて、キツネのニックのように、「キツネらしく」こすずるい生き方を選択したキャラクターもいました。夢は持たない、何があっても傷付かないことを決めて生きている彼の生きざまは自由奔放に見えますが、他者を踏みつけることもままあり、それが元でトラブルに流れ込むシーンもありました。
  署長も作中でジュディに向かって、「お前はキツネを信頼しろと言うのか!?」と反問するシーンがあり、キツネが世間からどう思われているかがよく分かりますね。
  しかし、ニックにも、かつてジュディが幼馴染みのキツネから夢をバカにされたのと同じように、周囲から「キツネのくせに!」と嘲笑された経験があったのでした。
  見た目や種族だけで、他者の志を嘲笑うなんて、許されないこと! 傷付いて涙をこぼす幼い日のニックの姿に、強く、そう思わされました。
  でも気付かないだけで、こういうこと、してることがあるかもな……。
  偏見というものは根が深い場合が多く、当人としてみれば「ごく自然な感情で」そう考えたことでも、既に誰かの意見によって偏ってしまっている場合があります。しかも、当人がそれに気付いていないことも、しばしば。どうしてそう思うのか? その判断の根拠は? と、時々は立ち返って思い返してみることも大事かもしれませんね。

  そしてこの作品ではまさに、その「偏見」を逆手に取った意外な展開が続き、えぇっ!? と思ったその先に、あっと驚くどんでん返しが待っていて、見ていて飽きさせません! 2時間なんて、あっという間でした。いやー、よかったよかった。満足であります。
  予想した以上に、予想以上の素晴らしい内容でした!!
  観に行って落胆させるようなことは、ほぼないと思います!! おススメです!!


  個人的には、洋画は字幕派なのですが、今回は字幕で上映している映画館がとても少なかったので渋々吹き替えで見てきました。
  でも、吹き替えもよかったです! 主人公のジュディの声は上戸彩さんが演じていたのですが、すごく上手で驚きました。最後まで上戸彩さんだとは気付かず、エンドテロップで名前が出てから、えーーっ!? っと驚いた次第(笑)。
  キツネのニックは森川智之さんで、元市長のライオンは玄田哲章さん!! そして警察署の受付にいる人馴染みのいいチーター(ただし肥満)は、お笑い芸人サバンナの高橋さんでした。日本語吹き替え版オリジナルキャラクターには、芋洗坂係長と、思いがけない人選を次々繰り出してくる感じでしたね。
  オリジナルキャラクターは、公開している国ごとにいるそうですよ。ディズニーすごいな!! 「ラプンツェル」でも思いましたが、フルCGのアニメーションだと、看板や黒板の文字、掲示物の印刷、垂れ幕の文字などを日本語に置き換えられるので、そういうところが利点だなぁと思ってはおりましたが、まさかキャラクターまで置き換えてくるとは!!
  しかもビジュアルが、芋洗坂さんにそっくりで、それも笑えました(笑)。各国のオリジナルキャラクターをまとめた動画とかが、きっと上がるに違いありません。フフフ。
  いやー、俳優や芸人さんを使って、この完成度は素晴らしいなぁ……。素直にそう思いました。
  っていうか上戸彩さんがすごい(感嘆)。ジュディの純粋さがまっすぐ胸を打って、キュンキュンきましたわ。本当にすごいな。


  「アナと雪の女王」でも思いましたが、ディズニーのCG技術は本当に素晴らしいですね。アナやエルサに「重力」を感じ、筋肉の動きを感じましたが、今回もやはり動物たちの動きが素晴らしかったです! ウサギの、「ウサギっぽさ」がジュディの動きの随所に出ていて、感心させられました。
  特に、走るシーンがいいですね。4本足ではなく2本足で走っているのに、ウサギの俊敏さが表現されていたと思います。
  猫もやりますがウサギも、集中している方向に耳がピッと向きますよね。その耳の繊細な動きや、緊張している時に鼻がピクピクする様子などが実に自然で、動物的で、とてもリアルでした。単なる擬人化じゃないのですよね。ニックのキツネの尾の動きも然り、カワウソの奥さんの、ぬるんとスルンと動くカワウソらしい動きも然り、です。
  きちんと動物を観察してキャラクターのアクションを決めているらしく、動物をスタジオに運んで観察した、という話もパンフレットに載っていました。
  そしてモフモフ!! モフモフですよ!! ウサギですから、もうーたまらず抱きしめたくなるようなモフモフ感に満ちていますよ!! ジュディ最高ッス!! モフモフ!!
  ニックのモフモフも憎いほど魅力的なのですが、やはりキツネですので、毛がちょっと硬そうな感じ。その微妙な質感の差を、見事に再現しております。豆知識。ウサギに肉球は無い。でもニックはキツネなので肉球あります!! プニプニ!! プニプニですよ!!
  動物好きにはたまらない映画ですね。


  ところで、作中、肉食獣が突然凶暴化してしまうシーンがあり、それをジュディが署長に進言すると署長が「今は石器時代じゃないんだぞ」と返すやり取りがありました。つまり、まだ食物連鎖が存在していたのは、彼らにとって石器時代という原初の時代のことでしかない、ってことなんですね。
  人間は一人も出てきませんし、後から考えてみればサルのキャラクターもいませんでした。ということは、霊長類は絶滅した後のことなのでしょうか?? 初めから話に含まれていないだけかもしれませんが、今現在の世界ともし続いている世界なのだとしたら、サルたちは何処か遠いところで別に暮らしているのか、それとも姿を消したのか、そんな感じなんですかね。
  パンフレットには、世界観の演出の為、犬や猫などの身近な動物も創っていないとありました。なんと! なんでもあり、誰でもいると思わせておいて、犬や猫を排するとは、なかなかの英断ではないでしょうか?? その他に、鳥のキャラクターも見ませんでした。やはり4本足で、脊椎動物であることが最低限、この物語に登場する条件ですかね??
  ネズミ系がまず進化して、後を追って他の動物たちも道具を使うようになったのかもしれないな、などなどを考えるのも楽しいものであります。
  多種多様な動物たちの中でも、ズートピアのポップスターとして輝きを放っている「ガゼル」という女性(もちろん種類はガゼルです)の立ち位置も、見事でした。自らダンサーにトラ(肉食獣)を使い、草食と肉食とで対立が起きた時には率先して争いをなくすようテレビで呼びかけるなど、影響力のあるミュージシャンとしての姿勢を満たしていたように思います。彼女が歌う主題歌「Try Everything」も、名曲であります。
  吹き替え版とは言え、エンディングでは原語で聞けたのでまぁまぁ満足、ですかね。
  映画を見たあとでユーチューブで検索してみましたら、オフィシャルの動画がすんごい再生回数を記録していてびっくりしました。1億ですよ、1億……。やっぱディズニーすげぇ。

  話題のステキな主題歌はこちら。
  https://www.youtube.com/watch?v=c6rP-YP4c5I


  そんな感じで、「ズートピア」の話題でした!
  たいへん面白かったので、次は何を見ようかと思案中の方がいらっしゃいましたら是非これをどうぞ!! わたしは機会があれば、今度は字幕で観ます!! 原語の声優さんも聞いてみたい!!

  ではではー。

泣きっ面の葉子ちゃん可愛い。

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  みなさまこんばんは! 6月だというのになんだかちょっとだけ肌寒い本日、コンビニ店員(おっさん)のやる気のない接客態度に静かにキレて帰ってきた皿洗いでございます。
  買った商品を差し出しもせず、台上に放置ですよ! わたしが自らの手で引き寄せて、持ち上げて、持って帰るんですよ!? そりゃあ袋はいらないと言いましたが、袋に入れない商品はお客様にお渡ししないのが君らのマニュアルですか?? と!! 声を荒げて言いたい!!
  こんな風にコンビニ店員にイラッとさせられることなんてここしばらくなかったものですから、ちょっとびっくりいたしました。このへんコンビニ激戦区の筈なのになぁ……。そんな態度で勝てると思ってるのかなぁ……。

  そんな経緯で買ってきた週刊少年ジャンプの話題です!!(嫌なアヤがついている) ジャンプ27号、表紙と巻頭カラーは「火ノ丸相撲」であります。第99話!
  力士に怪我はつきもの、しかも自身の体重もものすごく重く、それが土俵上で激しくぶつかり合うスポーツなので、怪我した時の度合いもすぐ重篤になります。筋肉で守られているとはいえ、人体ですからね。関節をひねったり筋を違えたりなんてことは、大相撲でもしょっちゅうですね。場所を見ていると、ぐるぐるとサポーターを巻いて土俵入りしてくる力士も、たくさんいますよねぇ……。
  という訳で、怪我と言えばお医者さま。今回は薫山親方おすすめの医院へ連れて行っていただきました!! いつもありがとうございます親方!!
  出てきた医者はなにやら癖のありそうなおじいさんでした。ちょっとファンキーな感じがします。でも、腕は確かだと親方が言うんですから、間違いないでしょうね!!
  今回、潮の身長がついに明るみに出てしまいましたね。152センチだそうです。152センチ!! それは確かに小さいな!! 相撲で小兵って言っても、175ぐらいはあるものですからねぇ。常識を覆すサイズであります。お医者さまじゃなくても驚きますよねぇ、これは……。
  残された団体戦は、先鋒戦、小関部長渾身の突き出しで寄り切って勝利!! 猪突猛進の張りと突きに、相手は成す術もなかったようであります。勝利宣言した部長の、面目躍如ってところでしょうか!? この調子で勝ってくれー!! 大太刀高校!!

  「ヒーローアカデミア」、第93話。
  力を振り絞り、右腕だけがかろうじて前の「太さ」を取り戻したオールマイト。けれども体は細いままなので、そのアンバランスさがむしろ悲哀をそそります。しかし、逃げ遅れたお姉さんの救助も、ヒーローの救助も、他の敵たちを排除する役目も、周囲のヒーローたちが手伝って助けてくれました!! もう、何も気にすることなくオールフォーワンを叩けます!!
  失敗だ、君の負けだと煽ってくるワンフォーオールにももう心折られず、拳がかち合ったその時、残った左腕をも増強させてワンフォーオールを殴るオールマイト!! オリジン、その原型、オールマイトの場合は「人々の心の柱」として、また出久くんの教師として、まだまだ死ねない身なのであります。
  思い出して、そして力を振り絞る。まさに根性の成せる技ですね。
  オールマイト、体は大丈夫なんでしょうか……。

  「ONE PIECE」、第828話。ハニワ!
  お菓子店のオーナーのプリンさんとは、やはりサンジのお見合い相手のプリンさんその人でした! でもこれがめちゃくちゃいい子で、サンジは「君とは結婚出来ない」と語ったと教えてくれ、今ならまだサンジさんのことは忘れられるからと言って、彼の奪還を手助けしてくれることになったのでした。マジか。
  ビッグ・マムは娘が39人、息子が46人いるそうで、夫は43人、本人含め合計129人家族なんだそうです。それもう、家族っていう枠に収まらないような気もしますが……。っていうか毎年毎年子供を生んでいたとしても、もう80年ぐらいは生み続けていることになりますが?? 双子や三つ子が多いのでしょうかね?? 体も巨大だから、何百年も生きる人だったりして??
  っていうかあんな大きな体に釣り合うサイズの旦那さんがそうそういるとは思えないのですが、普通の人間サイズでも子供は成せるのでしょうか?? そこが先週から疑問であります。下世話な疑問で申し訳ないけれども。
  サンジが女性を振った、ということで一味はびっくりしてますが、それ以上に彼の冒険心はやはり衰えてなどいないと知って感激しておりました。よかったよかった。
  サンジの上の兄たちもちらっと出てきましたが、基本的には傭兵業なんでしょうか??
  ビッグ・マムのほうもさることながら、サンジさんちのビンスモーク家も集結の予感であります。
  あと、プリンさんのお姉さんってのも気になりますね。知ってる女性だったりして。

  「斉木楠雄」、第198話。
  楠雄くんが「普通だー!!」とあがめる佐藤くんが所属しているのは、野球部。そこへ燃堂が助っ人に行くと知り、あまり燃堂と佐藤くんを接触させたくない楠雄くんもそれについていくことになりました。そしてそこで見たものは、あまりにもベタな「野球部」の姿!!
  人数は足りていないぐらいなのに妙に才能のある連中が集まっていて、むかし暴力事件を起こした部員がいて、そのせいで学校側からの圧力によって廃部の危機に瀕していて、地区予選の一回戦が強豪とぶち当たる組み合わせで、明日は大事な試合だってのにキャプテンが不慮の事故(流れ弾)で入院で!!
  ……という訳で助っ人(燃堂)を入れても人数が足りないので、楠雄くんが巻き込まれ、このベタな展開で野球の試合に参加することになってしまいました。あーあ、どうなるんだ、これ。

  センターカラーで「鬼滅の刃」、第16話。やった! センターカラーだよ!! カラーだよ!! 単行本1巻も発売開始ですよ!! おめでとうございます!!
  手鞠を突く鬼が襲撃してきて、自由自在に曲がる手鞠に当てられ、兪史郎さんの頭部がめちゃくちゃに砕けてしまいました!! うひゃあああああ。珠世さんも顔が砕ける怪我を負っているし、いくら鬼だから、治るからとは言え、ひっどいダメージですね。あんまり避けるとか、防ぐとか、そういう発想がないのかもしれませんが。
  でも、普通の鬼なら頭を砕いたところで一巻の終わりなのに、この2人は大丈夫なんですね。さすが、そこらの鬼とは違いますねぇ。
  襲ってきた鬼は鬼舞辻のすぐ下の配下だと名乗ったので、兪史郎さんの術で彼の「視界」を借りた炭治郎はなんとしてもこの鬼たちから血を採ってやると言い、手鞠の軌道を避けて反撃に転じます!! 鱗滝さんに習った剣術は、斬ったり突いたりするだけでなく、体捌きもあるのですね。
  でも相手の鬼も、手が増えたりしてますので、ちょっと斬ったぐらいでは倒せそうにないですね。どれだけ炭治郎の力が通じるのか……。そんでもって珠世さんの術は、もう一回ぐらい拝めそうですか??

  「ブラック・クローバー」、第64話。
  ケモノのオッサン相手に、ラックもマグナ先輩もかなりがんばったのですが、やはり届きませんでした。ギリギリ極限の中で、合体魔法まで生み出したのに。でもこの戦いで、お互い、相手の存在をかなり近いものだと再確認したようですね。ラックはギリギリで戦う相手欲しさにマグナ先輩をずっとおちょくっていたようですが(笑)。
  キアトと駆け付けたアスタは、真っ向からケモノの魔法を受け止めましたが。……でも今のアスタの実力も、まだまだこのオッサンには追い付いてないんでしょうねぇ。ヤミ団長より強いようですからね、ラックの見立てでは。キアトとの共闘になるのでしょうか??
  細かいことなのですがラックがマグナに対して言った「火の玉ヤンキー」という呼称が、妙に語呂がいいなと思いました。実は仲がいいんだな、この2人……。

  「ソーマ」、第169話。
  料理が面白いと、楽しいと思えなくなってしまっているえりな嬢に対し、創真はどんな品を作るのでしょうか?? と思っていたら、なんとメニューは「天丼」だそうです。意外と、ここぞ! って勝負の時に、実にシンプルな品を作りますよね、創真はね。えりな嬢との初対面でも、卵かけごはんを作りましたしね。
  しかし創真の入学に、薙切のおじい様が関わっていたとは意外でした。創真の父は、別に彼をここへ入れるつもりはなかったようですね。でも、入ってよかったと思いますよ。同世代にすっごく刺激を与えてますもんね、創真は。それはもちろん、えりな嬢にも。
  えりな嬢が、ごはんを美味しいって、料理を楽しいって、ちょっとでも笑顔になってくれればいいと思います。

  「左門くん」、第35話。今回はサイクリングのお話でした。
  運動系全般が駄目な左門くんですが、さすがに自転車ぐらいは乗れるだろう……と思っていたら、一漕ぎも出来なかった!!(驚愕) 教えていないお子様でも、一漕ぎぐらいは……一漕ぎぐらいは出来る筈なのに……。
  大人になってから自転車に乗ろうとすると、平衡感覚がついてこなくてまったくダメなんだそうですね。やはり運動も芸術系も、小さい子供の頃にやらせておくべきなんだ!!
  って、その素養がないってことは、左門くんは子供の頃どういう過ごし方をしてきたのでしょうね?? 少なくとも移動に自転車は使っていなかった訳だ。なんだ? エクソシストは自転車には乗らないのか?? ってことは祓くん(盛り塩)も自転車に乗れないのか??
  しかし必死の訓練の成果あって、ついに自転車を乗りこなした左門くん!! 急に根性見せましたね。みんなとお出かけ出来ないことがそんなに悔しかったのでしょうか。まぁ、自転車に歩いてついていくなんてことも出来ませんし(まして左門くんの体力では)、一緒にお出かけとなると自転車を乗りこなすしかありませんけどね。
  厳しい訓練を付けてくれたリンちゃんに感謝ですね! しばらくはリンちゃんの足になってもしょうがないと思いますよ!!(笑)

  「背すじピン!」、第53話。やったーーーーー!! 今回も一次予選無事通過!! 次なる二次予選で、「必殺技」が使えますね!! いいぞいいぞ!!
  でも、新人のひらりんに点数で負けてますがな、つっちーとわたりちゃん……。やはりこれは、八巻先輩のお力か。やっぱこの先輩はすごいんだなぁー。
  ゾノきゅんとやらと御木姉も一次予選通過で(しかもつっちーわたりちゃんより下の点数で)、次の二次予選は同じヒートになりました。なんと、チャンピオンの咲本さんたち、部長のペア、そして金龍院さんも同じヒートです!! ヒィィィ!!(悲鳴) 前回も部長たちと同じヒートになっちゃったんでしたっけ……。ああ、そっか、点数上位の人と点数下位の人とを混ぜて次のヒートを作るんですね。第一と第二を平均化する為にね。だからゾノきゅんと御木姉のペアも同じヒートです。
  御木姉のことですから、つっちーたちに狙い(?)を絞って勝ち上がろうとしてきますかねぇ。怖い怖い。
  でも、なんにしても全力でがんばるだけ、それだけです! がんばれ! つっちーとわたりちゃん!!

  「ハイキュー!!」、第208話。
  影山に、全日本ユースの合宿の招集が!! なんとぉぉ!! 影山が全日本ですよ、全日本!! ジャパン!! いま招集されるメンバーは2年後の世界大会を照準としているようなので、15歳と16歳から集められるそうです(縁下先輩、解説ありがとうございます!!)。ってことは18歳は対象外……。合宿で牛島さんと会うことはなさそうですね。
  次の月、合宿所へ向かった影山の手にしたメモに、よく知った地名が書かれていてちょっとびっくりいたしました。そうか、赤羽からバスで西が丘のほうへ行くんですね。「宇都宮線」が読めないのはご愛敬!(笑)
  そして同じ時期に行われる宮城県内の、一年生対象の強化合宿には、烏野から月島が呼ばれました。
  どちらにしても、なんで翔陽は呼ばれてないの? という疑問が付きまとうのですが……。いや、まぁ、全日本のほうは分かりますよ。烏野でいちばん、って言われたら、そりゃあ疑いようもなく影山ですからね。才能という面では。でも、宮城県の県予選で活躍した、って言ったら、影山と月島と翔陽と、それから西谷先輩だと思うのですよ!! 西谷先輩は2年生なので除外、影山は全日本に行くので除外だとしても、翔陽だって県内の強化合宿に呼ばれてもいいんじゃないかと思うのですよ。
  だって国見がいるんだから!! 翔陽だっていていいでしょ!?
  って思っていましたが、初雪のちらつく中で自転車をかっ飛ばしていた翔陽は何を思ったか、この宮城県内の強化合宿に堂々と潜入してしまったのでした!! 開き直って笑顔でいるけど、「呼ばれてないよね?」って確認されてますよ(汗)。おいどうするんだ、これ。
  つーか金田一も百沢も身長伸びてますね!! 五色も黄金川も伸びてますか?? みんなまだまだ伸び盛りなんだなぁ……。

  「バツとたくあん」。股間の話ばっかりするのはもうちょっと自重すべき(笑)。

  「ハンターハンター」。予想外に追い詰められているヒソカ。指も足も爆破されちゃって、こりゃもう完全にピンチじゃないですか?? 誰もいないだだっ広い荒野で戦っていればこんな展開にはならなかったのに……。
  しかし、次々に「ギャラリーフェイク」で作った人間のコピーを爆破してますが、巻き添えで死んだ観客も相当いそうですね。信じられない光景だなぁ。

  「歩」、第36話。6戦やってボーダーラインが4勝2敗とされているのに、開始早々2敗してしまったっ!! マジかよ信歩ちゃん(笑)。場の雰囲気にのまれすぎでしょ……。あと、子供と思って相手を舐めてかかりすぎ! もっと謙虚にならないとね!!
  小鳥遊先生に教えていただいた「おまじない」でなんとか持ち直したものの、2日目、最後の相手はあの斑木くん!! おいおいどうすんだ、最難関が待ち構えてたぞ。これに勝てないと、奨励会には入れません……。さて、どうなるか??
  そしてかやね荘のみなさんや、お師匠の小鳥遊先生、その門下の兄弟子さんたちが、いちいち信歩ちゃんの勝敗に気を揉んでいるのがなんとも微笑ましかったです。手のかかる子ほど可愛い、という図式ですよね(笑)。

  「ワールドトリガー」、第146話。
  試合が終わって、出水先輩と時枝先輩による解説であります。ワイヤーの謎は……時枝先輩は、種明かしをナシにしてくれました。ありがとうございます先輩ー!!(感涙) 読者に対しての解説は、陽太郎に質問されたヒュースが答えてくれました。単純に「2色」だと思わせておいて、実はもっと見えにくい色が仕掛けてあったんだろう、と。実は5色ぐらい使っていたんですかね?? シンプルなトリックですが、戦いの中では効果的でしたね!!
  それぞれのチームはすぐさま反省会を始めましたが、香取隊だけは、隊長の慰め会でした(笑)。キレてどっか行っちゃうのかとも思いましたが、葉子ちゃんはさすがにまだ16歳。恥もなくチームメンバーの前で泣きじゃくって、「ムカつくんだよ玉狛!」と叫び、もぎゃああって喚いていました。あんまり見ない擬音だなぁ、「もぎゃああ」……。
  泣きわめく葉子ちゃんかわいいよ!! 葉子ちゃんかわいい!! やさぐれ可愛い葉子ちゃんはやはり可愛い16歳女子だった!! 男2人ももっとがんばれ!!(笑)
  つーか葉子ちゃん、着ているチュニックの中央に葉っぱのマークが描かれてますね。名前が「葉子」だから葉っぱなのか……。マジなのか、これ(笑)。葦原先生ェーーー!!

  「BLEACH」、第676話。ホロウの力を引き出して、妙な感じで死神と混合させた一護。半分は白で半分は黒って、なんかすっごく変な感じがいたします。今までは、アリかナシか、オール・オア・ナッシングでしたからねぇ。
  月牙天衝ではなく「セロ」を繰り出してくるとか、クインシー相手には効果的じゃないですか!! 強そう!!


  今週こんな感じで! ではではー。

「亜人」8巻

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  みなさまこんばんは。昨日送った友人への荷物がもう今日届いたと連絡を受けて、大和さんの仕事の早さに戦慄している皿洗いです。400キロも先の街まで、ひとっ飛びなのね! ひとっ飛びなのね!! 早スギ。
  もうちょっと緩いお仕事でもいいのよ、と思います。別に急ぎの荷物でもなかったのになぁ……。

  さて本日は「亜人」8巻の話題です! いや、もう、すごい!! 6巻と7巻は準備期間って印象が強かった本作品ですが、8巻は一気に事態が動いて、圭の作戦と佐藤の行動に驚かされっぱなしでした!! この漫画は本当にすごい!!
  読んでいて、はわーと声が出ましたよ。いやー、すごいです。

  8巻では、ずっと「フォージ安全」のビルの中での攻防でした。侵入してくる田中たち、そして迎え撃つ圭と中野、平沢さんたち傭兵チーム。
  田中は「亜人」歴は長いし国内で佐藤の次ぐらいに有名な亜人ですが、「亜人としての発想」にはあまり長けていない印象ですね。そのせいで、「亜人」の特性を理解し、利用した圭に、一枚上をいかれたってところでしょうか。まぁ圭には、潜伏中ずっとオグラ・イクヤ博士がついてましたしね。あれやこれやと彼の研究内容とその成果を聞かされて、圭にも今まで以上の「亜人」知識がついたのでしょう。
  でも、佐藤と相対するんですから、これぐらいのアドバンテージがあってもいいですよね。なんせ佐藤は常人じゃありませんからね……。ありとあらゆる意味で。

  「フォージ安全」を襲撃した田中たち、4名。セキュリティルームも抑えて、向かってくる警備員は次々に射殺して、向かうところ敵なしだぜヒャッハー!! って感じで、テンションも上がっております。特に高橋とゲンはイケイケでしたね。入る前からなんかおくすりをやってキメてましたしねぇ。
  ああいう薬物の効果も、いったん死んで「復活」すると切れてしまうのでしょうか?? だとすると全員もう切れてますよね(笑)。
  しかし圭が向かった先は、彼らの行く手ではなく、10階の機械室。そこの巨大な空調ファンの前にどっかりと腰かけて何をするのかと思えば、IBM粒子を大量に発生させ、どんどんファンに送り込み始めました。その空調の行き先は、15階の社長室。妨害電波で田中たちとセキュリティ室の通信を分断し、社長室をIBM粒子で満たして田中たちの視界を奪い、麻酔銃で「ブスリ」と無力化!!
  これで、あっという間に田中たちは捕まってしまいました。すげぇ。すげぇぜ、圭!!

  しかし佐藤が来ていないので、圭は作戦をほんの少し変更させ、あえて警備カメラに自分を映して存在をアピール。そうしてセキュリティ室の奥山から、隠れ家に一人残った佐藤に連絡が行くようにしたのでした。これで佐藤をおびき出し、「フォージ安全」に侵入してきたところで同様の作戦で捕らえるつもりだったようですが……。
  ここからが、佐藤のすごいところ。規格外なところであります。
  いつか佐藤が語った、「亜人でも死ぬ」という話をここで、自分で実践してしまったのですよ。左手の手首から先を切り離して、自分で調理してカラッと揚げて(オェェ)、鶏肉の揚げ物に混ぜ込んで「フォージ安全」に送り込む。で、自分は、隠れ家の隣の材木工場の粉砕機で粉砕されて、送り込んだ手首のところで「復活」する、っていう……。
  ええええええ。それ、亜人の「死」だって、自分で説明したじゃないですか!!
  よくやるなぁ!! 本当に。この人、怖いものないんだな。
  「亜人は、最も大きな肉片を核に再生する」という、このルール。圭のように何度も死んで何度も生き返っていても、ほとんど肉体の欠損やバラバラの事態を経験していない「亜人」には、なかなか思い至らない法則だと思います。オグラ教授も、知っているのかどうか。知ったら知ったで、実験したいとか言い出しそうですけど(笑)。
  亜人の復活によって、「頭部が重複する」という話は、以前も出てきました。“何を以てその『人間』本人とするか?”という話になる訳ですが、これは、突き詰めていくと「魂の所在」というその話になると思います。魂は何処に宿っていて、本人の「自意識」は何処で働いているのか?? ってことですね。
  魂が人間の基本、基礎だとするなら、「亜人」も魂を基にして再生してもおかしくなさそうなものですが、左手首から佐藤がはっきりと再生したということは、魂の所在なんてものに「亜人」は関わっていないんだな、と判断することも出来ますね。
  自意識や脳の機能が重要とするなら、何を差し置いても「頭」を基に再生するのかな、って気もしますが、この物語の「実際」はそんなことになっていない。つまり、「代替」の脳でも意識でも構わない、ってことなんでしょうね。
  一面的なこの事実を捉えて考えると、「亜人」はやはり死なない、代わりの脳でも「本人」には違いないってことになるのではないかと思うのですが……議論の余地はありそうであります。

  でも、「自分って何?」ってことを考え出すと、バラバラにされた時の「本人」の所在はやはり気になりますよね。「亜人」がただ単に、質量的に大きな肉片に拠って再生するのは、いかにも肉体的だと思います。
  「亜人」が人間から進化した姿であるなら、人間は魂とか精神的な「自分」とか、どんどん置き去りにしていく生き物なのかもしれません。

  ともあれ、いくら佐藤でも入り口から入ってくると思っていた圭の思惑は外れ、圭と中野が待機していた10階にいきなり「再生」して現れたので、さすがの圭も度肝を抜かれました。
  そして、佐藤に覚えられていなかった中野(笑)。一瞬チラッと会っただけですし、中野はあの消防士さんによって逃がされましたから、印象が薄かったのかもしれませんね。中野一人で立ち向かった訳でもないので、もう忘れちゃってるのか。
  ……佐藤って、もうそんなに若くない訳ですよね。ベトナムの頃に青年って年齢で従軍していたんですし。ってことは、「亜人」にも寿命があっていずれ死ぬとしたら、何度再生しても脳の機能なんかは加齢によって衰えることがあるのでしょうか?? 病気をしても再生でリセット、って利点(?)はありそうですが、「亜人」として目覚める前に足を機能不全にした奥山がそれを治せなかったように、「亜人」以前の本来の人間の姿は変えられないんですよね。
  でも、佐藤は、特殊作戦で失った片足は復活してましたね。病気で機能不全は再生不可だけれど、欠損は補ってしまうのでしょうかね。そうだとしたら、それはまぁなんとなく分かる話ですが。
  ともかく、いずれ佐藤も死ぬことがあるのかもしれないな、とふと思ったのであります。
  特に圭みたいな若者と一緒の画面にいると、際立ちますね。

  10階が機械室、ということはすでに頭に入っていた佐藤は、予備電源を破壊し、ファンもぬかりなく爆破で痛めておいてからメイン電源を落としに。「フォージ安全」のビルが厳重なセキュリティサーバーに守られていることを逆手にとり、電気を使えない状態にしてゲリラ戦に持ち込んだんですね。
  こういう臨機応変なところは、さすがって感じがいたします。
  圭は急に佐藤が現れた驚きと、作戦が破綻した衝撃とで、ちょっと混乱している感じがしました。ここは佐藤の年の功、ですかね。こんな年の功は嫌だ(笑)。
  応戦したのは平沢さんたち、傭兵グループ。そして同じ亜人の下村さん。下村さんは非常階段で、佐藤に解放され警備員の振りをしている田中とぶつかり、IBM同士で激しく交戦しました。
  構えと言い、投げ技と言い、何らかの訓練を受けているみたいですね、彼女も。一度死ぬ前は平凡な女子高生だったので(ただし貧困)、戸崎さんの護衛を請けてから訓練されたのかもしれません。そこんところも、戸崎さん側にいる亜人の有利な部分でしょうね。田中には、自分で射撃の訓練をするぐらいしか出来ませんでしたから。
  放った麻酔銃は見事に田中に当たりましたが、これ、ちゃんと聞いてますかね?? 回想シーンにあった防弾チョッキとか着ていたらアウトじゃないですか? 麻酔銃は連射出来ないんですから。
  いやしかし、下村さんも頼もしいですね。物静かなだけの女性かと思っていましたが。田中に向かって言った「あなただって、正しいと思ってこんなことしてるワケじゃないでしょ?」って言葉に、思わず「もっと言ってやってー!」と心中で快哉を叫びましたわ(笑)。もっと田中を揺さぶってやってー!!

  田中はまだまだ、訴えかけるだけの情を残していますね。社長秘書の李さんが泣いて「ごめんなさい」と告げ、諦めたように腕を下した時、彼は撃てませんでしたから。泣いている無抵抗な女性、って状況に、どうしても非情になりきれなかった。彼女は標的なのに。
  そして非常階段でも、下村さんに言われた言葉に、明らかに動揺していました。
  佐藤に救われ、恩義があるからって(佐藤のほうは恩とかそういう精神は一切ない筈ですが)、彼に従うしかない。田中は、選択肢がまるでない非常に苦しい立場であるとも言えます。高橋とゲンには、そういう甘さはあまりないんですけどね。人をいくらでも殺せる愉快さに浸っているだけで、あんまり精神的な掘り下げはありませんね、あの2人。バックボーンもよく分からないままですし。
  ひょっとしたら田中が寝返る展開もありですか?? って、ちょっと思ったりいたしましたが、そもそも彼には人体実験に使われたことへの恨みがあるので、それはあり得ませんね。

  圭が非常階段でよりによって警察官に足止めされて、8巻は終了。そういえばこの子も顔が知られてるんだった、って今更思いました。最近割と自由に過ごせていたのは、戸崎さんの庇護下で暮らしていたからなんですね。追われる身なのは、変わらなかったのか。
  でも警察も、今はそんな事態じゃないって分かりそうなもんですけどねぇ。圭が脅威だとしても、佐藤のほうがもっともっと脅威なんですから。圭は、この状況をどうやって切り抜けるつもりでしょうか。IBMが自由に使えたら警察を無力化することも出来るんですけどね。どうだろうか。


  ってなところで、「亜人」8巻の話題でした! ますます面白くなってきまして、続きが楽しみであります!!

  ではではー。

モーニング28号

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  みなさまこんばんは。本日はとある方の抱腹絶倒ブログを読んで、笑いすぎて腹筋を傷めるレベルにまで高まっていた皿洗いです。うーむ、有名ブロガーさんのブログは、勉強になりますね!! 真似しようとは思いませんが!!
  やはり言葉選びのセンスに、きらりと光るものがあります。あります。
  そういうところは、真似したい。吸収したいものであります!

  さて本日は、一日遅れてのモーニングの話題! モーニング28号、表紙と巻頭カラーは「鬼灯の冷徹」です!! 人気投票の結果発表ーーーー!!
  鬼灯くんはやはり!! 堂々の第1位でしたーーーーー!! おめでとうございます!! やったね!!
  いや、しかし。応募券制にしてあるからか、応募総数はそんなに多くありませんでしたね。4940票ですって。もっといくかと思いましたけどね……1万とか……。でも、「4」と「9」という2大不吉な数字で固められているところに、地獄の因縁を感じます(笑)。軽くオカルトチック☆
  ちなみに単行本のほうの応募券で票を入れたマキちゃんは、9位でした。よりによって金魚草が8位で、その次とか(笑)。不憫さが際立つじゃない!!(笑)
  でも閻魔大王はそのもっと下で、16位か……。これは低いんじゃありませんかね?? お香さんが6位ってのも、出番からするとけっこう高い気がします。でも春一の7位は納得だ(笑)。この子はそれだけ、かっさらっていくだけの魅力があります(笑)。
  あ、ちなみに鬼灯くんの後ですが、2位が白澤、3位が芥子ちゃん、4位が座敷童(2人一組)、5位がシロでした。納得の順位ですね!

  本編は、第192話。漢さんを連れた鬼灯くんがエジプトを訪れ、そこで漢さんがバステト神(エジプトの猫の神様)と会う、という話でした。
  バステト神のお宅訪問! ……ってか、これ、すごくないですか……? 猫だらけ、猫ちぐらが積み重なり、キャットタワーがそびえたち、無限にキャットフードのカリカリが出てくるカリカリファウンテンが据えられている……猫の楽園!!!!! ここに動物好きの初江王を連れてきたら大感激しそうですね(笑)。
  バステト神と漢さんの会話も、大層盛り上がり仲良くなったのですが、その後の親交がいまいち滞っている様子などもたいへん猫らしくてよかったです(笑)。写真送るよ! やり取りしようね! って言って別れたのに、気分じゃないからってそのまま没交渉とか……猫っぽい!! 猫っぽい!!
  実際、人間みたいに進化した猫にSNS教えたとしても、ぜんぜん更新しないで放置しそうですよね(笑)。犬は小まめにやりそうだな、って偏見がありますが。
  個人的に、バステト神が「猫」だからって、もろに猫の姿で描いているところがすごく好きです。この作品の、好きなところのひとつですね。桃太郎ブラザーズのシロたちが動物の姿のままで喋っていても「可愛いな」としか思いませんが、こういう神様が2本足で歩いて、人間のような「手」を持ってあれこれつかんだりお仕事したりしているところは、心にグッときます。たぶん、人外好きの側面を刺激されていますね(笑)。
  神様が人間の手でも、漢さんやその部下は猫の手のまんまなんだよなぁ。その区別にもグッときますね。
  つーか純粋な人間ってこの作品でほとんど出番ありませんよね(笑)。

  「GIANT KILLING」、第414話。
  持田さんの挑発にも、そこまで動揺していない椿。本当に頼もしくなりましたね!! わたしは嬉しい!! 今、ひるがえって4巻5巻あたりの椿を見てみたら、たぶん嘆いて単行本投げるでしょうね(笑)。投げますね、確実に。
  それはともかく、キックオフの笛が鳴ってから、早くもETUの猛攻!! そして、カウンターからのヴィクトリーの速攻!! と、どちらもあっという間にゴールに迫ってみせた両チーム!! ちょっとよそ見をしている間に劇的なゴールが決まってしまいそうで、開始早々ドキドキさせられます。くぁー、いい試合だ!! いい展開だ!!
  さっそく世良の活躍があったのも、個人的には嬉しい限りであります(笑)。
  松原コーチの、素人サポーターもかくや! ってぐらいの動揺っぷりも相変わらずで、いいですね(笑)。もうちょっと落ち着けよヘッドコーチ!! 金田コーチが後ろから見てるぞ!!
  いよいよ楽しみになってきました!! くぅー。痺れるぜー。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第77話。
  名古屋ワイルドワンズにて、スパイダース時代よりずっと稼がせてもらっているアキラ。それだけ仕事をしているってことですが、北王子監督からの期待もあって、今期は先発ローテーションを「中5日」で回されているようです。これだと疲れが取れず、打ち込まれてしまう日もしばしば……。アキラは他のローテーション投手と同じように「中6日」にしてくださいと、コーチを通じて監督に頼んだのですが、却下された模様。
  北王子監督は本当に厳しい人になって、他人を寄せ付けなくなってしまったようですね。ワイルドワンズに就任した当初は「新人監督」ということもあって、周囲との関係にずいぶん気を配っていたような印象でしたが、今となっては孤高の人。数年前に夏之助を獲得しようと動いていた頃とは、表情も何もかもまるで違います。
  そんな監督に、アキラも不満を持っているようですね。不満というか、これは、失望……ですかね。
  でも、勝てば官軍のこの世界。「結果」を出し続けている以上、そうそう批判はされないんでしょうね、北王子監督。しかしそれも、盤石とは言い難いよりどころですよ。ああ、勝負の世界は怖いこと、これ……。

  「ギャングース」、第138話。
  仙台の地元の「破門ヤクザ」こと三浦のオッサンを尾行しているうちに、やはり来栖に行き当たったカズキたち。あれは安達の下だから、やはり三浦と安達は繋がっていたんだと確信します。そして、かなりの内陸部なのに、津波の被害のひどい箇所へ来て。
  船が陸に乗り上げていたり、巨大な缶が横転していたり。今はすっかり撤去されてしまった、津波被害を印象付ける数々の遺物たちが、この作品内ではまだ残されているんですね。ヤンくんは「もう二ヵ月経ってんのにな……」と呟きますが、「もう」じゃない、「まだ」なんだと、時間が経った今ならはっきり分かります。
  ガレキの撤去さえままならないこの現状が、まだまだこのあとも続くと。
  それはそれとして三浦を追うと、何処かの公民館にたどり着きました。そこにはかつて、潜伏していたカズキと共に詐欺に励んでいた面子がズラリ。あ、アゲハもいますね。まだやってたのかお前。彼らが何をしているかというと、被災者のローンの救済に来た弁護士会の者だ、と名乗っているのですが……当然これは、虚偽!
  ローン情報を聞き出して、債務を転売しようって腹ですかね?? でももっともっと大規模な仕掛けがあるような気もします……。
  あ、高田くん(仮)が言っていたヤバい案件って、この詐欺のことか??

  「コウノドリ」、第154話。
  双子じゃ大変だ、せめて一人だったらなぁ……なんて考えたせい!? と、自分を責める横山さん夫妻。ご夫婦そろって同じことを考えていたのだと分かった時には、不謹慎ながらさすが夫婦だなどと思ったのですが、奥さんの傷は深く、「まだ名前も付けてなかった……」と涙してしまうのでした。
  胎児の死亡原因は分からないことが多いとはいえ、今まで「順調です」って言われていたお腹の中の赤ちゃんが、急に「亡くなった」と聞かされて、スッと納得出来ちゃうお母さんなんていませんもんね。横山さんの旦那さんの唇も、わずかに震えております。
  この作品、笑顔よりも泣き顔のほうが多いような気がしておりますが、それだけ、妊娠と出産というものはたいへんな出来事で命がけなのだなと実感いたしますね……。
  横山さんのもうひとりの赤ちゃん、元気に生まれてくるといいですね!

  「疾風の勇人」、第19話。
  揚げ足を取られて失言を大々的に報道されてしまった勇人さん。新聞を読んで激怒しておりますが、あの会見では「言ったも同然です」と宮澤さんに突っ込まれて言葉を失っておりました。
  次々に野党からの批難が飛び、今まで勝ち誇れていた答弁も野次にまみれ、最終的には衆議院本会議に大臣の不信任案が提出される始末!! 怒り心頭で、怒りすぎて、一人で国会を出ていって銀座で飲んだくれる勇人さん。うーむ、完全に不貞腐れてますね。
  しかし銀座で会ったヤミ市の元締め(第1話に出てきた)に檄を飛ばされ、今すべきことはこんなことではない! と目が覚めた勇人さん。国会に飛んで帰って、不信任案を否決すべく党内の意見をまとめてほしい、と吉田首相に頭を下げたのでした。結局は「数の力」で、不信任案は否決。勇人さんの議員生命は、まだまだ続いていくことになります。
  失言ひとつで辞める辞めないって、昔から大仰なことをしていたんですねぇ。やれやれ。

  「ディアスポリス」、第3話。
  鈴木と別れてから久保塚さんは自分一人で事件について考えていたようで、「次に狙われるのはチャウとサラじゃねぇか!」と気付き、慌てて2人を車で追ってきたのでした。そこでついつい動いちゃうあたり、まだまだ警官としての血が流れている証拠ですよねぇ。
  例のあの、忍者みたいな仕事人の女性(あー名前が出てこない!!)にも助けられ、チャウとサラを救った久保塚は、その足でチュウ先生の元を訪ね、犯人たちの目的が「臓器売買」ではないかとあたりを付けたのでした。さすが久保塚さん、腰を上げてからここまでの流れが早いこと早いこと!!
  あとはご飯食べてお風呂に入って、もう少し人間らしい外見になれば完璧ですよ!! がんばって!!

  「おこだわり」、またまた登場! 毎回、タイトル近くにスッと差し挟まってくる意味のないカットが大好きです(笑)。今回は「ライオンvs.おこだわり人」でした(笑)。
  さて今回はなんと、女性の「おこだわり人」が登場!! おお、女性だ、女性だ!! 細部までこだわっておらず(メロンが好きだけど品種は何でもいい、とか)、また、清野先生の激しいツッコミと腰を折る行為にいちいち困惑したりとか、今までの男性「おこだわり人」にはない扱いづらさがありまして、取材が難航したんだろうなということをありありとうかがわせます(笑)。
  自分はメロンは苦手というか、嫌いなので、今回の彼女のこだわりにはなにひとつ共感出来ませんが、「大人になったからかねてからの夢をかなえよう!」とするその姿勢は賞賛すべきものだと思いました。大人になるって、夢を諦めることじゃないんですよね。夢の叶え方を知るってことなんですよね!!(拳)
  ここまで好きな果物があったら、わたしもこうしていたかもしれませんねぇ。
  こうまでのめり込めるフルーツがあるのは、幸せなことだと思いますよ。たとえ財布を圧迫しようともね!!(笑)

  ちばてつや賞一般部門、準大賞受賞作品、みよまちこ先生の「旧友」。
  死んだ友人が幽霊になって会いに来て、自分の未練を果たしてほしいとすがりついてくるというお話でありました。すがりついてくるというか、実際には軽い調子で頼んできたのですが。割と調子のいい友人だったようで、ついつられてお願い事を聞いちゃって、そのペースに巻き込まれる生前の流れに、主人公も従ってしまうのでした。
  ブツブツぼやきながらも、いい友人関係だったんだろうなぁと推察されます。死ぬ前の彼氏もまだ彼女のことを大事に思っているようで、部屋に写真なんか飾られていて。そんなことしてると新しい彼女が出来ない気がするが……。まぁいいか。色んな人に愛された女の子だったようですね。
  幽霊が出てくる話なのにぜんぜん怖くはなく、冗長にもならず、さらっと読めて爽やかさが後に残る作品でした。女の子も可愛いし。Tシャツとパンツ姿でフラフープを回す友人の姿には、生気しか感じられませんけどねぇ(笑)。
  でも、よかった。面白かったです。

  「お客様相談室」、第37話。
  断酒していたのに日本酒の試飲を勧められて、つい飲んでしまった。断酒が途切れたのは空丸百貨店のせいだ、という訴え……。え、もう……どうしたらいいわけ? このクレーマー社会……。また、こういう苦情を毎度律儀に拾い上げている相談室のみなさんには頭が下がりますわ。この貢献がなかったらと思うと怖いね! 怖いね!!
  ちなみに実際の銀座三越の地下1階は化粧品売り場なので、こういうところは別にトレースしてないんだなぁ、と感じております(外見はそっくりそのままなんですけどね)。
  木洩田さんはさっそく“正座スキル”が活かせる日が来ましたね。しかも、フローリングでね(汗)。


  ではではー!

ヒソカがキレた!!

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  みなさまこんばんは! 土日に続いて月曜日もうっかり投稿せずに終わってしまった皿洗いです。途中まで記事を書いていたのに、うっかりページを消しちゃって修復不可能になり、不貞寝しました。すみません。
  過去に投稿する機能が欲しい……。

  さて本日は、一日遅れで週刊少年ジャンプの話題です!! ジャンプ28号、表紙と巻頭カラーは「ハイキュー!!」であります。
  第209話。宮城県の、バレー部一年生強化合宿へ、強引に自分をねじり込んだ翔陽!! 当然のことながら白鳥沢から烏野へ連絡がいき、2年生の先輩たちは大ウケ(笑)、主将の大地さんの顔が一気に怖くなり(汗)、そして電話越しに怒鳴る烏養コーチと冷たい声で静かに怒る武田先生。武田先生、怒ると怖いんだなぁ……。
  あんまり怒ったことってありませんよね?? ちょっと新鮮。
  しかし鷲匠先生が、「ボール拾いが一人増えるくらいかまぁねえよ」と言ってくださったので、翔陽は合宿に参加出来ることになりました!! もともとこの合宿の発案者であるっぽい、条善寺高校の穴原先生は、翔陽を推薦してくれていたそうですし。「願ったりかなったり」と言って、ご機嫌に笑ってくださってます。いやぁ、そう言ってもらえるならよかった!!(笑)
  でも、高くて強い選手を集めて、スタンダードな戦法で勝つことを至上としている鷲匠先生の指導の下で、果たして翔陽に「勉強」させてもらえるチャンスがあるんでしょうかね?? 東京や埼玉の合同合宿とは違うでしょうしねぇ……。
  それにしても青葉城西組や伊達工の大型セッター、それに白鳥沢の五色くんなんかが翔陽に対抗意識をメラメラと燃やしているところが面白かったです。五色くんなんか、「ボコボコにしてやる」って言ってますし(笑)。それあんまり、バレーボールじゃあ聞かない単語だな(笑)。
  一方、メモに読み仮名はなくてもなんとか味の素ナショナルトレーニングセンターへたどり着くことが出来た影山くん(笑)。さっそく会ったのは、井闥山高校の佐久早さん。……いきなり「3本の指」の一人か!! ってか、あれっ? この人も呼ばれる歳なの?? えっ?? と思ったらなんと佐久早さん、2年生なんですって!! 2年生で、木兎さんよりも強くて、牛島さんと並ぶ存在とされるスパイカーだなんて……すごい人もいるもんだな!
  でも、まぁ、去年の牛島さんもこういう扱い方をされていたのかもしれませんけどね。去年っていうか、たぶん、ずっとだな。
  佐久早さん攻略の何らかの情報を、影山がつかんでくれればいいんですけどね~。

  「ヒーローアカデミア」、第94話。
  最後の力を込めて振り下ろした渾身の拳が、ついにワンフォーオールを討った! そしてヴィランは倒れ、オールマイトが立って残っているという、完璧なヒーローとしての幕引きを見せてくださいました!! さすがはオールマイトだ!!
  そのあとに、テレビカメラに向かって「次は、君だ」と言ったオールマイト。多くの人にはそれは、ヒーローとしての彼のパフォーマンス、悪を討つ姿勢の維持と見えたのでしょうけれども……もう、出久くんには分かってしまった。オールマイトには「残っていない」ということが。
  同じように、裁判を待たず特殊拘置所へ入れられたワンフォーオールも、心の中で死柄木に「次は君だ」と呟いていました。この両者は、そういう意図で「そろえられている」のだとは分かりますが、何かと相似形を成していてリンクしますね。世代交代も、同じようなタイミングで。
  ワンフォーオールはオールマイトのことを、弟子離れのタイミングを見失ったと嘲笑していましたが、そんなの、いつが最適なんて分かりゃしませんがな。自分が弟子と離れざるを得なかったからってこんなこと言って一人で留飲を下げているだけに見えます。弟子の元にとどまることは、別に甘やかしじゃありません。出久くんにだって、もう分かっている筈ですしね。オールマイトに「残っていない」ことは。
  死柄木が今後どう出るのか、ワンフォーオールよりも警戒すべき存在ですね。

  センターカラーで「背すじピン!」、第54話。今回の扉が完全に、「巨大怪獣3大対決!」になっている!(笑) 総天然色って、今時言わないなぁぁーーー!!
  テレビの企画はゾノきゅんとやらが一次予選を突破したので大盛り上がりで、3大怪獣……ではなく、咲本さんと部長さんと金龍院さんにインタビューを試みております。その脇で、「ライバルとかそういう次元じゃないです」と、恥ずかしそうに顔を覆っている御木姉(笑)。テレビの、知らないがゆえに臆さない突撃姿勢に、内部の人間だからこそいたたまれなくなっている図ですね。あああ、板挟みで大変ですわ、御木姉。
  でもインタビューされた3大怪獣は楽しそうだったので、いいんじゃないでしょうか!
  しかし音楽が始まった瞬間、いきなり真っ黒になる画面!! あれ? これバトル漫画だったっけ? と思いました(笑)。完全にこれ、殺しに来てるでしょ、3大怪獣!! 金龍院さんがモスラっぽいのはなんとなく納得だ!! あとはゴジラとガメラかな!!(笑)
  いやー、とても、競技ダンスの漫画とは思えない画面でした! 今回!
  3大怪獣の競演、怖い……。

  「鬼滅の刃」、第17話。
  矢印の鬼は、掌に出ている目を「バチン」と閉じると、矢印の効力を発揮させて相手を飛ばしたり相手に攻撃を仕掛けたり出来るようであります。これも血鬼術というものなのでしょうか?? 便利そうだな、とは思いますが、炭治郎がしきりとこの掌の眼を「気持ち悪いな!!」と思っているようなので、やっぱデメリットはありますね。
  この目玉を例えば、使えない状態にしたら、矢印鬼は無力化されるのでしょうかね?? 鬼としての身体能力や攻撃力は残ったとしても、こういう特異な一面を削ってしまえば炭治郎にはぐんと楽になる筈なんですけどねぇ。
  鞠をつくほうは、兪太郎と禰豆子とで相手をすることになりましたが、禰豆子ははっきり言って肉弾戦オンリーの鬼なので、あまり相性が良いとは言えません。怪我しても治りにくいようですしね(今回はっきりと語られましたが)。回復は珠世さんがやってくれるからいいのでしょうかね??
  兪太郎の戦闘能力は、どんなもんなんでしょうか……。
  いきなりハードモードですが、踏ん張ってほしいと思います!

  「左門くん」、第36話。今回のサブタイトル、「左門くんは民の希望を踏みにじる」ってなんなんだよ!!(笑) と思っておりましたら、まぁ何と言いますか、本当にその通りでした(笑)。
  梅雨で、湿気が駄目な左門くんが一輪車(工事現場とかで使うアレ)に乗せられて運ばれるほどへばってしまい、雨なんかもう嫌だー! と、干ばつを引き起こす悪魔を召喚した結果……地盤沈下が起きて、校舎が丸ごと土の中に!! えっそれどういう理屈??
  土に埋もれ、脱出不可能となった校舎内で、再び悪の帝王「クズ王」が復活!!(※ 調子こいたカス虫とクズが校舎を牛耳った) タイマン張れば天使ヶ原さんにだって負けるの必至な程度の腕力しかない癖に、悪魔の力を文字通り身に帯びてやりたい放題のカス虫(主人公)とクズ王(その親友)なのでした。
  なんか……この破天荒っぷり、「こち亀」の両さんを思い出すなぁ……。両さんも昔、土砂崩れで孤立した旅館に物資を運び込んで、値段をぼったくって暴利をむさぼったことがありました……。何巻ぐらいの話かはちょっと分からないけれども。こういう調子に乗る主人公は、すぐに痛い目に遭うってセオリーがありますので、笑美ちゃんやヤーさんの活躍を安心して待ちましたよ。ええ、待ちましたとも(笑)。
  ラストが分かりやすい「鉄拳制裁」ってのが、とてもいいですね。ええ、とてもいいです。童話のようなスッキリ感があります。これが主人公だということを除けばな!!
  天使ヶ原さんの徳がどんどん積み上がっていき、左門くんのカルマがゴンゴン増えていくばかりなのですが、このヒロイン本当に地獄に堕ちるんですかねぇ……?(疑いの眼差し)

  センターカラーで「ブラック・クローバー」、第65話。カホノとキアトであります。やぱりこの2人って、兄妹ですかね??
  ともあれ、降って湧いた敵に対して、さしたるダメージも与えられず倒れてしまったマグナ先輩とラック。その屍を超えていく、ではありませんが、アスタとキアトの共闘もスタートです!! けっこうやれているような手ごたえがあったものの、すぐにアスタもボコボコにされてしまいました。
  冷静に、弱点を言い当てられるアスタ。投擲攻撃に弱い、ってのは、確かにそうですね。避けるか斬るかしか選択肢がありませんし、飛んでくるものが魔法で出来ているものなら剣で斬っちゃえますが、巨大な岩だとか丸太だとかだと、単純に質量と落下速度との戦いになっちゃいますしね。
  そして強化魔法などでアスタ以上の身体能力を持てる敵にはかなわない、ということ。うぐ、これは確かに……。いくらアスタが人並み外れた筋肉を持っていると言っても、あくまでも小柄な一人の少年ですから。やれることなんて、限られておりますね。
  っていうか、そんなアスタの体に強化魔法をかけたら、どうなるんでしょうね? 治癒や回復は受け付けるんですから、強化魔法もかかってくれるのかな? この体は。マナに愛されていないって言われてますから、かかりが悪いとか、そういうこともあるのでしょうか?? そこが知りたい!

  「ソーマ」、第170話。
  創真が出した天丼の「天ぷら」とは、なんと、鶏卵の天ぷらでした! え? 玉子の天ぷら?? と思いましたが、実はけっこう知られた料理だそうです。ぜんぜん知らなかったぜー。卵を凍らせてから天ぷらにするそうですよ。あとは、温泉卵を天ぷらにしても、同じような食感になるそうです。
  または黄身だけの鶏卵の天ぷらもあるそうでして、人間ってすごいなぁと感嘆いたしました。すげぇ。
  えりな嬢はどうもこの料理を知らなかったようでして、どうしてこんな発想に至れるの? と、創真に問いかけます。返ってきた答えはいつか「才波さま」が言っていたのと同じこと、「行き着く先が分かってたら楽しくないだろ」という、単純明快な理屈。
  そうだ、自分もそういう料理をしたかったんだと思い出したえりな嬢は天丼にかぶりつき、美味しそうな吐息をこぼすのでした。……美味しそうだ!!(涎)
  少しは肩の力も抜けましたかね、えりな嬢。

  「ハンターハンター」、第357話。
  ヒソカが本当に死んでしまったことに驚きました(汗)。すぐに復活しましたが、これ、本人にしてみてもかなり賭けだったのではないでしょうか??
  っていうか、旅団員がふつうにヒソカの死体の検分に来ている?? えーと、シャルナークとコルトピとマチ……。団長とヒソカの試合(っていうか殺し合い)を見に来たのでしょうか、と思ったのですが、自分の念能力で生き返ってそしてゴムとテクスチャーで鼻も右足や手指も復活させたように見せたヒソカが、いきなりマチを拘束したので、「え!?」っと思いました。
  何故か知らないけれども、唐突に、幻影旅団を全員殺すと言い出しましたよ。ガチギレですよ、これ。
  なんでだ?? と思いながらも一回目はそのまま読みましたが、ネットで、「クロロはタイマンバトルやってなかった」なる考察を読んで、えええーーーっと声が出ました。能力を団員から「借りて」、しおりを挟んで多種多様な技を出してみせたように見せかけて、実は観客に紛れた瞬間から団員に能力を「返して」いて、人間のコピーを作っていたのはオリジナルの能力保持者だった、というのです。
  あと、シャルナークの携帯電話の「アンテナ」も、昔出てきた可愛いコウモリの羽の形の奴じゃなかった、と。あああー、言われてみれば確かに!! 待ち針みたいなやつだった!! え? まさかイルミ?? あれ使うってことはイルミ?? ちゃっかり加担してたのか??
  答え合わせはまだ先になるのかと思いますが、ヒソカはこのクロロのイカサマに気付いて旅団員を殺す、という結論に至ったようであります。マジか……。でもそれが本当なら、まぁヒソカの怒りも最もですね。あんだけ一対一にこだわったのにねぇ。
  そして、ヒソカの復活を知らないクロロは、上機嫌でタワーを後にして次なるターゲットへ。それも、カキン王国のお宝を狙う、なんて話しております。おいおいおいおい、そうやって関わってくるんかい(汗)。
  まったく関係ありませんが、クロロのようなキャラとパリストンがもし出会ったら、どんなことが起こるのかってところはちょっと興味あります。パリストンがクロロを利用しようとしたり、しないかなぁ。住んでいる世界が明確に違いますけどね。

  「火ノ丸相撲」、第100話。めでてぇな第100話!! 第100話という大きな節目の話で活躍してくださったのは、僕らの五條先輩こと、佑真さんでした。二陣として出てきた佑真さん、得意の立ち合いすぐの諸手ざしは防がれてしまいましたが、十八番の張り手が炸裂!! 張り手をくぐって相手がぐっと押してきた瞬間に、足をかけて張って、倒して決まり!!
  やったぜー、強いぜ3年生!! かっこいいーーー!!
  ってか、あれ? チヒロがこのあとに残っているのは分かるのですが、まだ三ツ橋の出番が来ていないだと!? えええ、このあと闘うの?? 三ツ橋が?? 大丈夫なのか!?

  ギャーーーー「ワールドトリガー」が作者急病で休載している!! アニメも終わって休載もなくなったと安心していたのにーーーーー!! 本当に、葦原先生、お体大事にしてください!! 編集部はもっと先生を大事にしてあげてください!!

  「歩」、第37話。あっ、信歩ちゃん負けた!! あ、でも、斑木くんが全勝だからボーダーラインが変わるとか、そういうことはあるかもな?? 4勝2敗って、あくまでも全員がそれぐらいの勝率だったらって話じゃないんですか??

  「BLEACH」、第677話。ユーハバッハさん、全力解放!! ……何かを思い出すなって思ってましたが、あれだ、妖怪の「百目」。全身に目のあるアイツ!(ビジュアルイメージは「悪魔くん」のアイツ) そう考えると急に愛嬌があるような気がしてきました(錯覚)。


  ではでは!

「ワールドトリガー」15巻

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  みなさまこんばんは! 都知事の舛添さんが辞任を表明して、にわかに都知事選モードになりましたねぇ。不勉強なのを自覚して、「不信任決議」でググった皿洗いです。ウィキペディアを読んで、とりあえず一回は失職せずにこらえることが出来ると知りました。でも2回目はアウトね。首が飛ぶね。1回目も、自分が失職するか議会が解散するかの二者択一だそうです。
  都議会全会一致で不信任決議を可決するのは都議会史上初なんですって! すげぇ!!
  舛添さんを推薦していた筈の自民党の谷垣さんが、批判的なコメント出していて笑えました(笑)。うまくいけばこっちの手柄、駄目だったら即座に切り替えて批判だなんて、「推薦」って立場はつかず離れずでオイシイですねぇ、ウシシシシシ。

  さて、本日は今月の新刊、「ワールドトリガー」15巻の話題であります!
  表紙は太刀川さん!! ついに太刀川さん!! おめでとう太刀川さん!! まっぷたつ!!(今回のキャッチコピー) 一部の太刀川ファンが色めき立ったご様子であります。玉狛第2を除けば、同じ隊で2人目の表紙デビュー、ってことになるんだとか(同じ隊の出水が先に表紙になってますからね)。
  あとは唯我が表紙になれば太刀川隊はコンプリートですが、その可能性は低そうだなぁ(笑)。

  早速、カバー下をチェックであります!! 今回はガロプラの遠征チームの紹介でした。
  隊長のガトリンさん(あんまり名前に馴染みがないのは、作中でさっぱり呼ばれていないからであります)、「企業戦士」ってキャッチフレーズであります。戦うビジネスマン、ではなく、戦士でありながらなおかつ企業(アフトクラトル)に雇われている中間管理職、ってところでしょうか。
  「下請けリーダー」ともありますので……なんかもう、このフレーズだけでも、ガロプラという国の切ない立場が読み取れるような気がいたしますね。髭ともみあげがつながっているほうが強いのか……?
  故郷に妻と幼い息子がいるとか、もうこれ、どうあがいても裏切れない設定じゃん。マルチエンディングも可能じゃん! ドラマティック!! どうか彼の家族がひどい目に遭うことのないように、と願いますが、なんせ上役があのアフトクラトルでは……不安が付きまといますね(汗)。まして、このままいけばハイレイン(と、ミラ)が覇権を握る筈なんですもんねぇぇぇぇ。明るい未来などないよ!!

  風間さんたちの言うところの「軽い方」こと、ラタ。「きれいな水で育てたボーズ」って……なんじゃそりゃ(笑)。
  まぁ、葦原先生がおっしゃりたいことは分かりますよ。純粋そうですもんね、彼。仕事に実直で、隊長の指示もちゃんと聞けるし、戦局の大事なところも伝えられる、使える右腕ですよ。ウェンさんは置いていっても、ラタは連れていきますよ、隊長だって。
  こういう優秀なサブがいるかいないかで、大きく変わりますもんね。鈴鳴第一で言えば鋼さんぐらいの立ち位置ではないでしょうか!?

  そして裏に回って……その噂の、ウェンさん。「派手な死に様ランキング初登場1位」って!!(笑) 確かにあのとどめのシーンは、痺れましたけどねぇぇ。あれは相手が那須さんだったからこその死に様でしょ!? 彼女の功績(?)じゃないでしょ!? と、ちょっと思いました。
  派手な死に様だったことは間違いないので、いいのですが。
  あまつさえ、カミソリポニーテールとな。なんだそれ強そう!! 触れたら切れそう!! っていうかキレそう!!(笑) 彼女のことをよく知らない奴に、「大人しくしてれば可愛いのに」とか言われると途端に鋭くなりそう(汗)。
  自分で言ってちょっと怖くなりました!

  あと、わたしがよく「コロ助」と読み間違う(笑)、コスケロ。「黒いドロドロでぶよぶよつるつるにするきのこ」。……擬音ばっかりだな!! んでもってさらっと書かれてますが、天涯孤独な身の上とか、軍に拾われて一から叩き上げてきたスポ根(スポーツではない気がしますが!!)だとか、けっこうドラマ性高くないですか!? そういうところ、ここでさらっと書いちゃっていいんですか!?
  ここで書いちゃうってことは、今後そういうエピソードが本編に登場することはない訳で……。なんかもったいない……。レギーだってあの凄惨な過去をちらっと語られたというのに。
  でも、アフトクラトルの近くの国は、だいたいがこういう背景の人物ばかりなのかもしれませんね。ばかり、ってのは言い過ぎだとしても、多そうではあります。みんながみんな、トリオン体で戦っている訳ではありませんからね(遊真の回想シーンで、「トリガー使いが来た」って台詞がありましたから、向こうの世界でもやはりトリガーはコストがかかる代物なのだと推察されます)。
  レギーも、あの回想シーンで、仲間とか家族とか喪っているのかもしれませんしね……。

  そんな悲しい過去持ちのレギーちゃんこと、レギンデッツ!! わぁ!! キャッチフレーズひでぇ!! 「最優秀かませ人」って!!(涙) がんばって言わないでいたのにーーー!! 作者様に言われたーーーー!!
  葦原先生が言うんじゃしょうがないよね!!
  「かませ犬」ではなく「かませ人」であるところに、一筋の愛情を見た気がしました。
  ストーリー上いちばん仕事をした、ってありますね。それは確かに、その通りであります。レギンデッツがあれこれしたからこそ、ヒュースもあれこれする羽目になったのですからね。おまけにヒュースにいらん情報まで与えて……。自分がつらいからって、人に八つ当たりするの、よくない!! あと、嘘はもっと上手につかなくては駄目だと思います。全体的に、彼は嘘が下手スギる。
  日常生活でもそうなんだろうなぁ……。
  そして忘れっぽくてぞんざいで大雑把だけど、本人は自分を「神経質」だと捉えている、とか、そんな性格だと思います。完全に想像です。

  あとは、ヨミ。完全並列思考というやや想像しづらい、実感しづらいサイドエフェクトの彼ですね。そうすると他の人の2倍の処理速度を持っていることになりますが、説明文にはわざわざ「通常のレギーの2倍の処理能力を持つマルチコア少年」と書かれていました(笑)。
  何故わざわざレギーと比べる!!(笑)
  並列思考は、自分でそれを展開しようと思って出し入れ、というかオン/オフが可能になるものなんですかね?? それとも勝手に並列になっちゃうの?? まさか、日頃からずっとそうだとか?? 脳内で意見が別れたりする、なんてことはないのでしょうか?? どっちの思考も結局は本人だから、それはないのかな??
  かなり特殊なサイドエフェクトなので、まだまだ謎は多そうですね。
  彼の能力を的確に見抜いたのは、他でもない天羽くんですが、その天羽くんも並列思考だとは気付いていない訳ですから。今のところ、ボーダー側が把握していない最後の隊員だと思います。操るトリオン兵に喋らせるとか、そういうアピールもありませんでしたしねぇ。奥ゆかしいわ。

  この6人の見た目を比べてみて、左胸のエンブレムらしきものの「丸」の数が違うな、と気付いたのですが、その階級の差がよく分かりません。隊長のガトリンさんがひとつ丸ってことは、数が少ないほうが偉いのかな?? それとも、単なる背番号のようなもの?? 階級だとしたら、2も3も4も差し置いて「5」のラタが隊長のお供をしているのはやや不自然かな? って気もしますが、まぁ、そもそもそこまで気にするほどのものではないのかもしれません。
  胸のマークに注目したのなんて、分身増やされて本物を見極めようとしていた熊谷さんぐらいだしなぁ。
  外見の特徴を言えば、みなさん制服はほぼ同じですね。外へ戦闘しに出ていく隊員は、サポーターのようなものをつけていますが、中でずっと操作をしていたヨミにはそれがない、っていう程度。
  背中の下のほうに着けた、ドグを呼び出せる紡錘形の棒のようなものを収める箇所、あれがスタイリッシュでかっこいいなと思います。なんでしょね、ホルスターのようなもの?? ホルダー?? サッと背中に手をやって、ビシシッと地面に突き刺して、ドグを従える、って。一連の動作がかっこよすぎます!! くぅ。
  こういう自然な仕種もちゃんとデザインに取り込んであるのを見ると、よく考えられているなぁ、って感心しちゃいますね~。


  巻の中にも、ウェンとコスケロに関してはキャラクター紹介がありました。年齢もちゃんと設定されていますね、アフトクラトルと同様に。世界が違っても同じような歳の取り方をするってことのようであります。レギンデッツは何歳なんだろ。ああー早く知りたいなぁー。次巻にはきっと出てきますよね!!
  キャラクター紹介によりますと、ウェンは24歳だそうです。ボーダーは中学生や高校生ばかりの組織ですが、ガロプラではティーンはまだそこまで「上」まで上れないのでしょうかね?? それともヨミやラタが実はティーンだったりしますか?? なんにせよ、24歳ならば、17歳そこそこの那須さんと熊谷さんを「お嬢ちゃん」と呼んだのも頷ける話であります。
  那須さんたちから見れば、年上の綺麗なお姉さんって感じですかね。
  そんなこと考えてる場合じゃありませんけどね。
  あと、ウェンさんのトリガー、すごく地味でしたが切れ味はけっこうありましたね。でも、射程で言うとものすごく短い。インファイター向きですね。腕の甲の部分につけて戦う姿は、さながらトンファーのようでした。かっこいいぜ!


  さて本編。陽太郎がむっくりと目を覚ましたところからスタートです。つーか、寝るな(汗)。ヒュースが脱走してるじゃないか!! あああー、なんでここで脱走させちゃったんだろう、誰か大人がいなかったもんかね。玉狛第一は出払ってるのはしょうがないとしても、宇佐美先輩とか……
  あ! ランク戦があるから本部にいるのか!!
  まさか、だからこそバッティングしてるのか? このシーンって……。
  ってか、支部長何処にいんの……?
  ……んでもって、冬島隊長の操作で本部基地内の通路のあちこちが閉鎖されていくシーンがかっこよかったです!! エヴァみたいだった。何も知らないB級やC級が戦場へ紛れ込んでしまわないように隔離したんでしょうね。
  そして侵入者を迅さんの「予知」で見て、先回りして地下の格納庫へ入り込んで……ボーダーが誇る最強の4人組、見山! って感じで、風間さん、太刀川さん、鋼さん、小南先輩が出そろいました!! 年齢順に並べてみてびっくりしましたが、この中では小南先輩がいちばん年下なのかー!
  ハタチ相手に「あんた」とか言っちゃう小南先輩のセブンティーン感にぞくぞくきます(笑)。小生意気!! かわいい!! 普段そんなこと思わないのになぁ。玉狛じゃない人と一緒にいる小南先輩って、ちょっと新鮮ですね。
  外では本部屋上の狙撃班と、地上の迎撃班と。二宮さんが仕切ろうとして加古さんに文句を付けられるシーンは、何度見てもニヤニヤしてしまいます(笑)。「不服じゃないけどおもしろくないわ」って。二宮さんに対してはけっこうからい加古さん……。
  そんな加古さんに対して堤さんが、「加古ちゃん」ってちゃん付けで呼びかけているのにはびっくりしました(笑)。意外といろんな人と仲がいいんだなぁ、加古さんって。堤さんの人当たりの良さは言わずもがなだけどさ!!

  そしてこの直後ですよ! 屋上から降りてきた狙撃手のうちの、後ろの! 一人!! 佐鳥!!!!(韻)
  一人だけがに股で降りてきてる……もうこれ完全にわざと……。余裕アピールしてやがる!! そういうことするから2枚目半なんだよー。でもそういうところが好き☆ 可愛い!! 烏丸先輩と、「とりまるイェー!」って拳ごっつんこして挨拶しているのにもびっくりしましたけどね。そういえば同じ16歳かー(烏丸先輩は年齢詐欺だと思うのですよ……)。
  「とりまる」って呼び方は、小南先輩だけがしているのかと思ってましたが、そうでもないんですね。
  別段嫌がっている風でもない烏丸先輩にも驚きです(笑)。この人、イラッとしたりしないんですかね。いつも飄々としてますけどね。不思議だ。ポーカーフェイスイケメン……。

  さて、地下。遠征艇前での攻防ですが、改めて見てみるとラタも隊長も「背中から」トリガー出してきてますね。これがガロプラの仕様なのでしょうか?? なんでも背中から出す感じ??
  ラタのトリガーはびゅんびゅん飛び回る小さな円盤をくるくると操るもので、まぁガンダムで言えばビーム出してこないエルメスみたいな感じですかね。……手強いじゃないか!! これ、どうやって操作してるんでしょうね。ハウンドをずっと出し続けているようなもので、そうとう神経を使いそうですがねぇ。
  たぶん、相性がとんがってるんでしょうね。使いこなせないガロプラ兵がたくさんいたに違いありません。もしかしてラタが隊長のお供に選ばれたのは、このトリガーの特性があったからなのかな??
  そして隊長は、背中からアームが生えてきましたよ。強烈な刃を持った、カマキリの釜が2対あるかのようなやつ。それで攻撃も防御もしてしまうし、やったら硬い上にやたらに強力で、まさに攻防一体。なかなか隙がありません。普通の火力では穴も開かないぐらい。
  千佳ちゃんのアイビスだったらきっと融解するんでしょうけど、発射まで長いしなー、千佳ちゃんは。反動も大きいので、こういう込み入った戦局で使うには適していない訳ですね。でもガトリン隊長の「バシリッサ」は、節足動物の足みたいに折れて動くので、近距離でも振り回せます。狭いところ専用のトリガーなのかもしれませんね。遠隔攻撃はなさそう!
  ウェンのトリガーと言い、射程の短い武器が多いですね。そういうお国柄なのか、それとも今回の任務の為に用意してきたのか。
  ガロプラの攻撃はもう一回ぐらいある筈とみなされていますが、その時もガトリン隊長はこの「バシリッサ」で来るのでしょうか?? 遠征艇でいちいち国へ帰るのは、コストがかかりますもんね。手持ちの武器でなんとかするしかないのでしょうか?? それとも、まだ何か持ってきてますかね??


  で、戦闘が続いて……。太刀川さんは迅さんの予知通り、「まっぷたつ」。まさかそう来るとは思いませんでした。すごいなぁ、予知を逆手にとって、自らを犠牲にするとか……。いくらベイルアウトがあるからって言っても、怖くはないんですかねぇ。わたしだったら嫌だけどなぁ。
  強い人って、やっぱりこういうところで発想と思考がぶっ飛んでるなぁ、と思います。太刀川さんは特に、戦闘大好きっていうところありますしね。共感出来ないし、仲良くなれなさそう(笑)。遠巻きに眺めたいA級1位だな、って、今回改めて思いました。
  まっぷたつシーンもすごいシーンですわ。今回の巻では、ウェンを火柱にした那須さんの上下一斉射撃と、このまっぷたつシーンが見所ですね!!
  あとは佐鳥(小声)。

  巻の最後のほうに、2016年のバレンタインランキングも載っていました。非公式人気投票みたいなもんですね。もらったチョコレートとかはどうしてるんでしょう……。何処かに寄付してるのかな……。
  ともあれ、今回は修くんが第1位!! ということで、大変喜ばしく思います!! この巻では出番がなかっただけにね!!(涙) しかしキャッチフレーズは、ここでもひどいな(笑)。「B級嫌がらせメガネ」って……。まぁ確かに、玉狛の作戦って毎回、他の隊への嫌がらせじみているところがありますけどね。
  どうされたら嫌だと思うかって、修くんがちゃんと把握してるってことですよね。いじめられっ子の発想なのかな??
  そして2位が、迅さん。「予知予知歩き」って、ダジャレかーい!!(笑) 3位が風間さん。「心はいつも成長期」。……やめたげてよぉ!!
  4位はなんと!! 佐鳥です!! なぜか毎回高順位と書かれていますが、やはり佐鳥の人気に気付く人は多いんですね!! 嬉しい!! でもキャッチフレーズが「変態スナイパー代表」って、それじゃまるで佐鳥が変態みたいじゃない!!!! 変態なのはスナイパーとしての能力の話ですからね!!
  そのあとが遊真、三輪さんと出水先輩が同率6位、「脚派」(笑)の陽介と荒船さんが同率8位。嵐山さんと太刀川さんが同率10位でした。
  「複数投票多かった順」では、歌川くんが1位だそうです。えーと、つまり、複数個を歌川くん宛てにして送った人がいちばん多かった、って意味ですよね。……熱心なファンがついていらっしゃる模様。まぁ、サラッと「綺麗になったんじゃないですか?」って年上の女性に言うぐらいですから、モテてそうですよねぇ。同じ学校に可愛い彼女がいるとか、きっとそんなんだぜ。
  他は風間さんと東さんでした。どっちも分かるわー!! 風間さんは作中でも加古さんにチョコレートもらってましたしね。圧倒的カカオ量!!


  ってことで、隅と隅をつついていくスタイルの15巻感想でした。真ん中がごっそり抜けてしまった(笑)。次回はヒュースのトリガーも久々に見られますよ!! 楽しみ!! レギンデッツちゃんの見せ場も楽しみであります!!

  ではではー。

「ハルタ」33号

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  みなさまこんばんは。パソコンの前で寝落ちしてしまう皿洗いです。ちょっと睡眠不足のようであります。いけませんね!

  さて本日は、2ヶ月遅れで(汗)「ハルタ」33号の話題であります!! もう15日も過ぎましたから、35号も出てますよね……。
  スムーズに毎号買えていない現状なので、定期購読を申し込もうかと、検討中であります。でもまだサイトにアクセスすらしてません。いけませんね!

  今回の表紙は、進美知子先生でした。そしてカバーストーリーも。気持ちいいところで寝転がって本など読み、眠ってしまって本が顔に落ちてくる経験、誰しもあると思います!!(拳) もしくは横臥して読んでいて、寝ちゃって、指を挟んでいた筈なのに本が閉じてしまって何処まで読んだか分からなくなるとか……。
  漫画でも同じですけどね(笑)。

  さて、「北北西に雲と往け」、新連載第2回! 深刻な顔で主人公が追っていた車の主が、出てきました。
  でもお目当てはなんと、その車の主が飼っている、犬!!? それを連れてきてほしいと、飼い主の元・奥さんに頼まれたようであります。離婚夫婦の、愛犬の親権問題かな? と思ったのですが、飼い主の男性によると、元・奥さんは犬が苦手だった筈だとのこと。じゃあなんで? と思っていたら。
  犬を手放す気がない飼い主と、犬は、当然セット。主人公が犬を奥方のところに連れていけば、当然、ご主人も連れていくことになるのです。回りくどい言い方をして、依頼主は、この別れた旦那さんに会いたかったようですね。
  それをちゃんと見抜いて依頼主の望み通りにしてあげた主人公の慧は、なかなか洞察力があってかっこいいですねぇ。犬の誘拐(!)のシーンも、お手並み鮮やかでした。
  わんこ可愛い(笑)。

  「乙嫁語り」、第28話。
  長い道を、馬に挽かせた荷車に乗ってのんびりと……。その間ずっと、2人っきり! と、喜んだパリヤさんでしたが、当然のように話は弾みません!!(笑) 笑顔でいようと心がけても、ぎこちない引きつった顔になりますし……。あんまり接触しないほうが印象が上がるという、この不思議。
  しかし、帰り道に歌を歌っている女の子たちを見かけ、ウマルさんに「歌ってみてよ」とせがまれたパリヤさん、まさかの歌声披露となりました。どんな声なんでしょうね。あの湖の傍に住んでいたふたごの結婚式の時には、歌って踊って大宴会でしたから、この時代のこの地域にも豊かな音楽があったことが察せます。何処かで演奏など聴けたらいいんですけどねぇ。
  せがまれた歌の他にもリクエストがあったので、結婚を意識した歌など歌ってみて、ウマルさんもちょっと照れているご様子で……むずがゆい!!!!!(笑)
  けっこういい感じになってましたし、このまま上手くいけばいいんですが。
  歌の直後に、道端で倒れている人を発見して、緊急停止! 思いがけないピンチですが、大丈夫でしょうか……?

  「ストラヴァガンツァ」、第二章第11話。
  各国、各種族の王が集まって会議が開かれ、いろいろな情報が出されました。エシンを生み出したあの黒い肌の男ゴルモアは、もともと「アールヴ」という種族の大老だったそうです。白く輝く肌と、尖った耳を持ち、知識に溢れた美しい種族。さながらエルフのようですね。ちゃんと読んでいなかったので自信がありませんが、寿命も長いのではないでしょうか?
  そして、険しい山脈の向こうからどうやって来たのか? と言えば、「ポックル」という小さな体の地下で暮らす種族の国を侵し、その一部を略奪して通ってきたようであります。これはポックルの王子からの報告。
  もう来てたんなら知らせろよ……。
  今も脅かされてるのにじっと我慢の暮らしを続けるつもり、戦うつもりはないって、どんだけ非力なんだ。……まぁ、その国のとる姿勢を安易に批判すべきではないのかもしれませんが、1年も前にオルグの侵略があったと知っていれば、ミテラだってこんなに被害を受けなかったのかもしれないのに、とどうしても考えてしまいます。
  「ルガル」という半獣のような種族は、戦う気満々のようですね。巨人のセポイアたちはエシンのこともオルグの侵攻も、ミテラの問題だと突っぱねようとしますが、もうそんなこと言ってる段階じゃないんですよね……!!
  早急に手を打たないと、本当に西側のぜんぶの国が滅ぶことになってしまいます。あの美しい自然がああいう野蛮な連中に蹂躙されるのかと思うと、恐ろしくて、もう。
  会議はいまいちまとまりませんでしたが、諸国で手を組むことは決まったようであります。
  ビビアン女王は戦いを避けたかったと考えておりましたが、それはちょっと受け入れられませんでしたね。ああ……。

  「世界八番目の不思議」、第15話と第16話。
  なにやらアイドルのライブ会場? ……と思ったら、なんと歌っているのは阿弥陀如来さま!!!!(うどん親子の回参照) そして後ろには勢至菩薩さまと観音菩薩さまが控え、3人一組のアイドル「AMD48」なんだそうです。
  仏!! 暇なのかよ!!!!(笑)
  「暇を持て余した」「神々の」「遊び」。……神様っていうか仏さまですけどね。
  すっげぇ御利益のありそうなライブですね。歌の歌詞もちゃんと輪廻とか極楽浄土とかになぞらえていて、笑えました。これってどう見ても現世ですよね、ライブ会場。どうやったらこんな発想が出てくるんでしょうねぇ……。
  そして次の話では、わたしもアイドルになりたかったとスナックでぼやくママさん閻魔大王。閻魔大王まで女性なのかー!! で、ダッツエバーをもう辞めてしまった奪衣婆ちゃんが、まだインターネットアイドルとして人気を博していることを知り、自分も動画を投稿してみるのですが……痛いモノ扱いされて、激しく傷付くのでした。
  なんていうか、閻魔大王って、なんで何処の漫画でもこういう突き抜けてポジティブな行動派なの??(笑)
  身長10メートルってすげぇなぁ、と思いましたが、ガンダムのほうが6メートルも大きかった。

  「ヴォルフスムント」。逃げる盟約者集団、残数わずか50ほど。追い詰めるハプスブルク軍は、ほんの少ししか減らされておりません。長い、湖のほとりの一本道で、もうすぐ戦いも終わろうとしておりますが、さて……。

  「ヒナまつり」、第55話。
  今回は久々に新田さんがヤクザらしい回、そしてサイキック少女たちがとってもサイキッカーな回でした!! うむ、ヤクザとサイキック少女の共生、再びですな。ご満悦。
  調子に乗っている、ってことで他の組(同じ会派)の若頭に目を付けられた新田さん。彼の恐ろしい伝説は数々知れ渡っているのですが(主にヒナちゃんのせい)、この若頭さんはそれを作り話だと一蹴してぜんぜん新田さんを怖がりません。
  まぁ確かに、ヒナちゃんが暴れただけ、その場に居合わせただけで伝説になっちゃった訳ですから、新田さんがひたすら恐ろしい人って訳ではないんですよね。むしろシノギも上手いし外面もいいし、部下や若手もちゃんと世話をして、上からの覚えもめでたく、趣味に打ち込む自由人……単なるリア充だった!(笑)
  伝説にアンズちゃんも巻き込まれている(笑)。不憫。
  ってことで、新田さんを作為的な「不幸な事故」が襲います! が、ヒナちゃんがたまたま一緒にいたのですべて事故系は回避され、新田さん安泰。やはり、伝説が嘘だとしても、ヒナちゃんを育てたのは間違いなく新田さんなんですから、そういう意味ではすごい人なんじゃないかと改めて思いました(笑)。仲良くなくても、ヒナちゃんは一応、新田さんを守ろうとしますもんね。
  ヒナちゃんは事故系のすべてを、テレビで見た占いにあったように、新田の「不幸」だと解釈。アンズちゃんたちも手伝ってくれて、新田さんの「不幸」は見事に回避されたのでした。やったね!
  サイキック少女3人に守られてる新田さんすげぇ……。やっぱり新田さんはヤバい奴やでぇ。

  「不死の猟犬」、第28話。
  扉絵で、剣崎警部補がなにやら憤った風で携帯電話を使っているのですが、その話し相手はどうやら「UNDO」の金井課長のようであります。今回の後半で、剣崎さんが明かしてくれました。重さんの娘さんの感染経路がどうしても分からないから、こういうケースについての謎解きをお願いしたかったようですね。
  しかし、剣崎さんが嫌いと公言しつつも、その能力を認めている金井課長は、今回に限って何も喋らない! つまり、知られたくないカラクリが、麻理恵さんの今回の死に関わっているということです。ずるいよね、「UNDO」はRDSのことはだいたい知っているし、あの課長の部下なんか、リンちゃんたちと同じ「布」の能力を使ってましたし。
  金井課長、案外、ママについても知ってるんじゃないのかなぁ?? って、ちょっと思いました。
  そういうことで、金井課長が喋ってくれないので、「風間リンを冷凍監獄から引き上げる」と、剣崎さんは決定したようであります。決定って、もちろん、ベクター班としての行動としてってことですが。
  いやいやいやいや、簡単に言うけど、リンちゃんが冷凍されてるのって八王子の施設の奥深くでしょうよ?? あそこまでばれずに行くことがまず不可能ですし、あのこわーい課長の部下がいる限りは連れ出すことも出来ませんよ!!
  そのへん、何か考えがあるのでしょうか??
  剣崎警部補は何を言い出すか分からなくて怖いですよ。

  「ダンジョン飯」、第23話。
  いよいよ地下5階に降りてきまして、レッドドラゴンとの対峙が近付いてきました! 放棄された地下都市を調べてみると、焦げた床や焼死した魔物、そして頭突きで崩された塔の渡り廊下などが見受けられます。サイズ感が溢れている!!
  上から建物のガレキを振らせて動きを止めるというのはどうだろう、という計画を立て、都市の地図を自分たちで描いて綿密に打ち合わせをし、パンと肉料理(大ガエル)で腹ごしらえであります!
  こんな時にも料理をやめないセンシは、貫き通しまくってますね。自分の生き方を。
  そういえばセンシはレッドドラゴンを食べるのが最終目的でしたっけ……。食っていいもんなんだろうか。
  ところでカエルスーツはいつの間に脱げたの??

  短期集中、3号連続連載! 戎島実里(えびすじま・みさと)先生の、「今日のちょ~か!」であります。小学4年生の女児に釣りを楽しんでもらうだけの可愛いお話!! 4コマ形式で、難しく考えずに楽しく読めます。っていうか楽しい。
  小学生かわいいなぁ……(←主たる感想)。
  釣りのうんちくなどはあまり出てきませんね(魚の名前すら……餌のオキアミしか名前出てこない……)。もはや題材が釣りじゃなくてもいいのではないか。そんな疑問さえ覚える釣り漫画、また次回です。

  「ハクメイとミコチ」、第33話。
  扉絵は、まだハクメイがキャラバンにいた頃の一枚ですね。髪が長かった、って書いてありますが、しょっちゅう髪を切る割にはハクメイってすぐ伸びますよねぇ。癖も強そうであります。
  そして絵の背後にいる緑尾狼というメスオオカミがでかすぎてビビりますよ!!!! サイズが違いすぎて、これで意思疎通が取れていたことが不思議なレベルであります。キャラバンの隊長をしている狼ですが、そもそもこのキャラバンってどんな商品を扱ってるんですかね? 狼とハクメイだと、一日の食料からして百倍以上は体積に差がありそうですね。
  ってことで、今回は、キャラバンを見に行こう! という突貫の小旅行。新聞で彼らの動向を知り、上手くいけば後姿だけでも見られるぞと、ハクメイが意気込んでいるようであります。ミコチはこういう時、いってらっしゃーいって一人で家に残ったりしないんですねぇ。付き合いのいいことだ。
  廃道を通り、「走り屋」の狸の背に乗って駆け、橋が落ちているところでは狸に谷底を走ってもらい、道を塞ぐ大岩はハクメイの自作爆薬で倒して突き進みますよ!! 索道(ロープウェイのこと)のゴンドラがそろそろ閉まるので急げ! ってんで、狸さんが最後のひとっ走りをしてくれたり、けっこうギリギリでハラハラの旅路であります。
  面倒臭そうにしていた狸さんががんばってくれて、ちょっと見直しました(笑)。
  ゴンドラも長そうですね。人力(猿ですが)で動かしていることに驚きですわ。

  特別読切、宮永麻也先生の「さすらいの魔女 二コラ」であります。これがデビュー作ですって。
  あーこれは……ものすごく、ハルタっぽい!! 昔のフェローズや、もっと言えばビームコミックスもほうふつとさせますね。もっと毒が効いていたら、間違いなくビームの読切だったな(笑)。
  魔界で旅をする人間の魔女、二コラ。その旅の連れの悪魔のサイモン。魔界の都市でひと悶着を起こすものの、二コラの魔法で切り抜けるというお話でした。絵にはやや癖がありますが読みやすいし、話もとても分かりやすかったです。キャラクターが、状況のひどさにブツブツ言いながらもなんとかやっていこうとする姿勢がずっとあって(でもブツブツは言う)、ちょっとクスッときましたね。
  大きく状況を変えてやる! とか、天地をひっくり返してやる! とかそういう多大な野望はなくて、行動も事件も実に小規模。だがそれがいい。
  二コラがどういう経緯で魔界へ来たのか、サイモンとどうして同行しているのか、いろいろ気になります。この他の話も読んでみたいですね。


  続きはまた明日以降に!! ではではー。

モーニング29号

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  みなさまこんばんは! 今日は、家の外で立ち話しているおじさん方の声がうるさく、昼からイライラしてしまった皿洗いです。住宅街ですが、マンション同士の壁が反響板になって、けっこう声が響くんですよね~。携帯電話で話をしている人の声なども、よく聞こえてきます。会話の内容は分かりませんが。
  電車の音とか車の音は平気ですが、こういう会話の声は何故か気に障ります。不思議だ。

  さて本日は、一日遅れてのモーニングの話題。モーニング29号、表紙と巻頭カラーは「クッキングパパ」であります! 父の日で、長男のまことが大阪から日帰りでやってくる話でした。
  パッと帰ってきて父の為の夕食を作ってくれるなんて、ホント、孝行息子ですわ。母の日にもぬかりなく給料でプレゼント買って送ってますし、荒岩夫妻は子育て大成功ですな。いい話だ。でも、博多と大阪なんて本当に近いよ、と言っているのでどれぐらいのものかと検索してみましたが、新幹線含めて3時間ぐらいはかかるようですね。新幹線なので高いし!
  初任給出たばかりのまことには、ちょっときついのでは? と思いましたが、まぁそこを押して帰ってきたんでしょうね。来る時は早めに出て在来線を乗り継ぐことも出来なくは……ないのか??
  検索が大変なのでしませんが……。
  作り方ページでまことが思いっきり「パエリア」と言っているのは、誤植ですかね??(今回の料理はオムライス)

  「宇宙兄弟」、第276話。
  落ちた谷底は怖くなかった、と以前は繰り返し言っていたヒビト。その言葉を思い出して星空を見上げてみるものの、やはりその暗闇の底は、ムッタにとっては「怖い場所」でした。
  そりゃそうだろ、と思います。太陽の光も届かないし、手探りで何もつかめないし、岩があるだけの真空の空間。助けも来ない、自分でよじ登るしかない垂直の壁。怖くない筈がないんですよ。ヒビトだってそのあと、パニック障害になりましたしね(と言っても真の恐怖は、彼にとっては酸素切れのほうでしょうけど……)。
  ムッタはずっと、怖いと思っていることを自覚していますね。けれども今は、穴の上にエディがいることが助けになっているのだと思います。それに、やるべきことがある。ムッタは感慨深げに、かつてヒビトが乗っていたバギーをつかみ、それからまた上へ戻るべくワイヤーをつかんだのでした。
  兄弟が、互いの足跡を見付けつつ自分の仕事をしていくって、この物語の醍醐味のようなものですね。絆をはっきりと感じる、いい回だったと思います。

  「GIANT KILLING」、第415話。
  いいゲームの入り方をしているETU。しかし、それに対してヴィクトリーが後手に回っているか? というとそんなことは決してなく、組織力で守り、攻めている彼らに向かって、「個」の力で押し込んでくる感じがあります。杉江の決意は固いけれども、そうしてSBが力んでいるこの状況が既に怖いんですよねぇぇぇ(汗)。
  持田さんも、軽口(というか、三雲の悪口?)を叩きながらプレーしてますし、けっこう肩の力が抜けているように見えます。そうして「楽しんでいる」ほうが強そうですよねぇ。
  レオナルドの無駄な威圧感はどうにかなりませんか(笑)。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第78話。
  野球における先攻と後攻、そのメリットとデメリットの話がまずありました。先攻はなんと言っても、「先制点」を取れる可能性があること、そして後攻は「サヨナラ」が出来る可能性があること。言葉にしてみれば当たり前のことですが、重圧の中で戦っている野球選手には、心理的なプレッシャーという意味でとても大事なことなんでしょうね。
  そしてアキラが中5日でちょっと疲れていて打ち込まれているので、夏之助は今シーズン初めて、「先制している」状態でマウンドに上がったのでした。
  抑えをやっていた頃にはよくあるシチュエーションだったのになぁ……。今は「ビジター」の初回にしか、この感動は味わえないのですね(笑)。
  その援護があってか、今季初の「3者凡退」を取れた夏之助! 対照的にアキラは、2回の表でも失点してしまいます。一番「勝利」を上げているのに、防御率がリーグで最低って、それもう、よく活躍しているからってだけの理由じゃちょっと納まりませんよねぇ。
  この日の解説の方も、アキラが置かれた状況のこういったチグハグさを指摘しておられました。大丈夫なのかなぁ、アキラ……。

  ところで今回の実況と解説さんは、森高夕次さんが始球式で投げた日のナゴヤドームにいた、CBCラジオの実況と解説さんがモデル、というかそのまんま描いてますね(笑)。すぐ後の「グラゼニ女子」漫画を読んですぐ気付きました。
  こういうタイムリーなネタをそろえられるのも、「グラゼニ」の強みですね!

  「コウノドリ」、第155話。
  ピアニストさんとひょんなきっかけで知り合って、その方のコンサートに行ったらば、これまたひょんなきっかけでコンサートに来ていることを知られてしまった小松さん。もう結構いい歳で、結婚の2文字が遠ざかっていると思われていたのですが、ここに来てまさかのラブ展開か!? と、読者、色めき立ちました。
  なんせこの作品、妊婦さんはいっぱい出てきますが、ラブっぽい話はさっぱりありませんもんね!!(笑)
  双子を宿したけれども、片方の赤ちゃんが死んでしまった横山さんは、徐々に「生き残ったほう」が大きくなり、お腹の中で死んだ片割れを圧迫するようになってきました。でも、死んだ赤ちゃんの存在が、母子ともに影響を及ぼすことはないそうです。出産の時に、一緒に出てくるんでしょうかね……。
  これも水子ということになるのでしょうか。切ないですね……。

  「疾風の勇人」、第20話。
  放言騒動でそうとう参っているかと思われた勇人さんですが、「出る杭は打たれるちゅうことかのう、ハハハ!!」とか言って、ぜんぜん気にしていない風でした。どんだけ神経が図太いんだ、と仲間から呆れられると、「わしは地獄を見とるけん、これぐらいのことは何でもないわ」と答えました。
  さてその地獄とは?
  って、ここで、回想シーン。なんと勇人さんはもっと若い頃にお見合いで結婚をし、そして指定難病である「天疱瘡」に罹っていたのです。その看病をしてくれていた奥さんが亡くなり、そこから更に2年の闘病生活……。「地獄」は、確かに地獄でした。ここから数奇な運命が勇人さんを待ち受けているそうですが、いったいどんなことになるのでしょうか。
  ってか、再婚はしないんですかね、勇人さん。誰かが見合いを持ち掛けてきそうなもんですけどねぇ。

  「ディアスポリス」、第4話。
  飯も食って、事件に首突っ込んで、お風呂にも入って、そして伊佐久さんに会いに行った久保塚さん。伊佐久さん! あぁあー、こんな人もいたなぁ! どういう経緯で出てきたどういうキャラクターだったかもう覚えていないのですが……聖書がデスク上にあるところから、神父か牧師であったことだけは分かります。
  そこで知ったのは、臓器売買を扱っているのは「スリーナイン」と呼ばれる噂の組織で、嗅ぎ回っただけで消えてなくなる(拉致されて臓器を使われる)という話。本来手を組む筈もない日本人、大陸系、そして韓国系が一緒にいるということは、面子もプライドも関係ない大金が転がり込むからだろう、というのが伊佐久さんの見解でした。
  事実、冒頭で出てきた闇病院は相当「ふっかけて」いるようで、心臓ひとつに三億円ですって! 三億円!!
  平和な暮らしをしている小市民にはピンとこない世界ですね……。でも、久保塚が話している間にも、また大型トラックに乗せられた被害者たちが来ています。どうにかして止めませんとね。こんな許されざる犯罪を、知っていて放置することは出来ませんもんね!!

  「終電ちゃん」、第12話。
  おおっ? 終電ちゃんに、取材の依頼?? 本人は嫌がってますが、いいんじゃないですか!? ……と思ったら、中央線にけんもほろろに断られたからって、山手線の終電ちゃんに取材を申し込んでいる記者さん(笑)。割と軸がブレてますね。しかも、深追いしすぎて終電ちゃんの秘密を暴いてしまい、山手線の終電を泣かせてしまう始末。あーあ。
  終電ちゃんのがんばる姿に胸を打たれるからって、その秘密を暴く為に何をしてもいいって訳じゃありませんよね。本人が嫌がっているものを記事にするのは、最低な行為。この記者さんは、聞き分けてくれてまだよかったです。
  それはそれとして、山手線ラーメン、美味しそうだなぁ……。

  ちばてつや賞、一般部門準大賞受賞作、陣野ハル先生の「スマホケース」。ある日、息子とその友人(高校生?)の喫煙の事実を知ってしまった父親がとった行動とは!? というお話。
  なんか、訳の分からないうちに勢いにのまれて最後まで行ってしまった、という印象であります(笑)。煙草の箱をスマホケースと言い張る苦しい言い訳は最初っから通用せず、勢いだけで押し切ろうとする若者の言葉は響かず、かと言って怒られると「最初っからひとっつもオレらのこと信じんかったね」と非難してくる若者たち。いやいやいやいや、信じなかったねって、喫煙が発覚して怒られてる時に言うべき言葉じゃないよね。なにを、大人の偏見に苦しむ未成年ぶってんのよ、この子は(笑)。
  いろいろツッコミどころがあって(でも作中でお父さんがちゃんと言ってくれていたので、助かりました)、でも最後にはいい感じに締まってくれたので、ホッとしました。この親子に、幸多かれ!!
  でも、なんか訳の分からんもんを読まされた、という印象はどうしてもぬぐえませんな(笑)。

  「ギャングース」、第139話。
  震災で家や家財を失った人は、二重のローンに苦しめられることになる、ってのは分かっていますが……救済法は結局作られなかったので、今は債務者と被災者の間でいちいち話し合ってローンの減免を決めているようですね。まぁ、法律にしちゃうと、いろいろ悪用する人が出てくるってのはなんとなく分かります。何処まで法で救済するかも、線引きが難しいところですしね。
  でも、ご高齢の方も多いこの現状で、いちいち協議してローンについて決めなくてはいけないのは、負担でしょうね。何もかも、心が重くなる話題ばかりですよ、震災の後は。うううう。
  しかし今回の詐欺は、「ローン返済の引き落としから口座の預金を守るため」と称して、銀行のハンコやカードを預かって預金を引き出してそれ持ってトンズラ、という、ひっどい話なのでした。おいおいおいおい!!!! 今そこでこれからの生活が苦しい、みんな津波が持っていったのにどうしてこんな目に、って言って泣いてるご老人を見たばっかだろうが!! お前らに人の心はないのか!!
  加藤さんが生きていたら、部下にこんな詐欺なんかやらせなかったでしょうけど……。困ってる人から更に取り立てるのは、彼の主義に反する筈ですからね。来栖も、それで心を痛めてましたし。これも、安達と六龍天が活発に活動を始めた証ってことでしょうかね。
  詐欺の絵図に綺麗も汚いもない、というサイケの言葉に、ハッとしました。そういえば加藤さんも、なんだかんだ言って詐欺師の親玉なんだっけ。加藤さんはカズキと同じような志を抱いていたので、つい正義の味方のように考えてしまいますね。それでも安達よりはましだけど。
  安達と高田くんが言っていたヤバい話って、まさかこれじゃないですよね?? 三浦の行方はどうなったんだ??

  「カバチ」。住吉さんって、女性の意見の代表を気取っているように見えますが、ちょっと自分の意見を標榜しすぎですよね。あと、無用な火種をせっせと作製するタイプだと思います(笑)。どうしてそう、人を小バカにした目付きが得意なのかなぁ。
  こんな彼女をたじろがせられる、あの青年実業家(名前なんでしたっけ)は、大した男なんだなあと、変な風に感心をしてしまいますね。
  ともあれ、浮気の線引きは何処だ、って話になると、それこそ人それぞれで千差万別、難しい話であります。離婚の際の「有責」になるかどうかは、調停員だとか家庭裁判所の裁判官に、つまり他人にゆだねられることになるので、これまた話がややこしくなりそうですね。でも今回の話に出てくる鮫田夫妻の奥さんの行動は、やや軽率ながらも浮気ってほどじゃないと思いますわ。
  根気よく鮫田夫人に付き合ってあげる横道くんは本当にいい奴だ(笑)。


  ではではー。

夜の蝶てっしー!!

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  みなさまこんばんは!! 今日は夕飯を手抜きして某美味しい豚カツのお店のお弁当を買ってきましたが、これがまた美味しかったので満足であります!! 手抜きですけどね!! でもお味噌汁は作った!!

  そして本日は月曜日でございますので、週刊少年ジャンプの話題です!! ジャンプ29号、表紙と巻頭カラーは劇場版の公開が近い「ONE PIECE」であります!! 夏休み映画がもうすぐだ!!
  という訳なので、カラー扉も映画仕様。今度はカジノの島に上陸するようですね。この間「ズートピア」を観に行った時に、予告を見ましたよー。それも、2回も!(笑)

  「ONE PIECE」、第829話。
  ビッグ・マムこと「シャーロット・リンリン」さんがついに正式登場しまして、でも自分の領地で建物を壊しまくり領民を殺しまくり、挙句の果てには自分の息子までも殺していたのでドン引きしました。更には「ホテルに泊まっていたシュークリームたち」って、それどういうことよ??
  なんかもういろいろファンタジーで、理解が追い付きませんよ。
  あんまり真面目に考えないことにいたします!

  あっ、7月にワールドトリガーのアニメくじがあるのか!

  「ブラック・クローバー」、第66話。
  なにやら敵に追われているゴーシュさん。やられ気味!? 大丈夫!? と思ったら、勝ち誇って彼を追い詰める敵さんの後ろから更にゴーシュさんが!! なんと、鏡魔法で出した分身は倒されたけれども、逃げ惑っていたゴーシュさんはグレイの変身した姿だったのでしたー。
  追いかけていると思いきや挟み撃ちにされていたなんて、敵さんもついてませんね。
  そしてゴーシュとグレイが更に移動していった先に、食いしん坊先輩(カホノの魔法で寝ている)。助けようとした途端に、また別の敵のトラップが発動して捕まってしまうお2人!! 次から次に、大変だなぁもう……。
  しかしこの窮地は、ゴーシュさん(本物)の機転でグレイの変身魔法を活用し、食いしん坊先輩に敵を攻撃させることで切り抜けたのでした! チームプレイが出来てるじゃないですか!! ゴーシュさん!! 着実にアスタの影響が出ているのだと思うと嬉しい限りであります。
  ってか、グレイの正体がそのドサクサで明るみに出ましたが、割と可愛い女の子でした!!!! 意外ーー!!!!!
  自分の姿を見られるのが恥ずかしくて死にそう、って、なんかコンプレックスでもあるんですかねぇ。年齢が24歳と、割と高め(ジャンプキャラにしては)なのも好感触であります。個人的には。

  「ヒーローアカデミア」、第95話。
  脳無はみんな捕まえましたし、ワンフォーオールも逮捕されましたが、オールマイトがもう戦えないということが明るみに出てしまったのはとても痛いですね……。死柄木の身柄は拘束出来ませんでしたし、ねぇ。警察もこの事態を重く見ているようであります。組織が変わるべき、っていう話し合いをしておりますが、その結果としてヒーローたちが動きづらくなるようなことがなければいいんですけどねぇ。
  そして荒れているエンデヴァーさん。彼はずっとオールマイトに勝ちたくて奮闘してきましたからね。実はもうオールマイトがほとんど戦えない体だった、ってことを知ってしまい、更には目の前で戦闘不能になられたとか、ショックでしょうね……。
  でも、他人を意識しすぎというか、何の為にヒーローやってんだよとツッコミたくなる気持ちもありますけどね(汗)。まぁーモチベーションの保ち方は人それぞれですからいいんですが……。エンデヴァーさんの、執念深いオールマイトへの嫉妬と羨望が家族を壊してきたことを思うと、轟くんは複雑でしょうね……。
  出久くんはオールマイトに呼び出され、殴られたけれども褒められました。今回は怪我がなくてよかった、って。まぁ、既にボロボロでしたからね!! 合宿で執拗に壊されてましたから!! しかしオールマイトは、マッスルフォームじゃなくてもけっこう力が強いんですねぇ。なんだかホッとしました(笑)。

  色っぽいセンターカラーで「左門くん」、第37話!! カラー扉の裏側は本編への導入のような番外編になっていましたが、なんというか、控えめに言って左門くんと九頭龍くんがデキている内容でした(笑)。なんぞこれ。
  って、そんな話から、アルバイトの話へと。バイトを経験としてやっておくのもいいかもね、と天使ヶ原さんが言ったその瞬間、サキュバスさん(あだ名が淫魔の人)が後ろから登場!! 自分がやっているお店“キュバクラ”で一日バイトしてみるのはどうかしら!? と、天使ヶ原さんに迫るのでした。
  サキュバスが経営するキャバクラのことを「キュバクラ」と呼んでいるそうですが、それもうキャバクラでよくない!?(笑)
  大物悪魔が来店するからバイトして!! って、一見筋違いのことを頼んできたサキュバスさんでしたが、押しに弱い天使ヶ原さんは結局引き受けてしまい……結果として、カラー扉の絵に見るような図になったのであります。天使ヶ原さんセクシィィーーーーー!! これは騎士団には見せられないお姿!! 胸大きい!!
  ネビロスさんが「上司」と来る、っていうんで緊張してお迎えしたのですが、来たのはなんと、引きこもっていたところを無理に連れ出されたかのようなオタク青年でした。おいおいおいおい(汗)。「光を避ける者」という意味の、「ルキフグス」って名前を持ったこの悪魔、地獄のナンバー4なんだそうですが……いくら名前がそうだからって、光、避けスギだろ!! と思いました(笑)。
  っていうかスウェットシャツに「OTAKU」って書くのやめてあげてよ!!
  生身の女性を見て3D酔いを起こし、他人を引き合いに出して一生懸命喋り(名誉棄損レベルで)、挙句の果てには酒に酔って天使ヶ原さんに何がしか不埒な行いを仕掛けようとしたルキフグス宰相は、ボーイに扮した左門くんにボコられてあえなく退場したのでした……。なんなのこの扱い……。
  また出てくると面白そうなので、期待します!
  そして天使ヶ原さんは夜の蝶として羽ばたけばいいと思います。学校に知られたらマズいバイトですけどね。

  「ハイキュー!!」、第210話。
  強化合宿に行った影山、そして宮城県内の1年生合宿に呼ばれた月島と、忍び込んだ翔陽。それ以外の烏野メンバーは、春高まで一か月となったこのタイミングで、サーブを磨く方針になりました。チームの指導をしつつも、烏養コーチは秋田へ行って先輩に会ったりと、何かと忙しそうであります。
  そして気になるのは、またしてもおじいさんの烏養元監督が検査入院でいない、ということ。最近は直接烏野を指導している訳ではありませんが、やはり精神的な支柱と言いますか、元監督の具合が悪いと心配ですね。
  んで、白鳥沢では。翔陽はボール拾いと周辺サポートということで、白鳥沢の控えの1年生と一緒にマネージャーのようなお仕事をすることになりまして。本当にボール拾いをやらされて、練習には加えてもらえないのであります。鷲匠先生、本当に翔陽を練習に参加させるつもりはないようですね。もったいないなぁ。
  って、いうか。
  ここは白鳥沢なので、引退したとはいえ牛島さんとか天童さんとかがいる訳ですよ。学生寮に入っているようで、ラストで普通に登場してびっくりしました(笑)。漫画の貸し借りなんかしてるんですね。仲がいいのか、天童さんが一方的に漫画を読ませているのか……。ジャンプを借りておいて(自由意志はどうあれ借りてますし)、合間に挟まっている広告をバカ熱心に読んでいる牛島さんは、実は本当にお馬鹿さんなのではないかと疑い始めております……。なにがムダ毛スッキリスベスベ美肌だよ……あんたそんなの絶対に必要ないだろ……。
  とかく、スポーツマンは肌がきれいなので必要ありません!!

  「火ノ丸相撲」、第101話。
  金沢北高vs、我らが大太刀高校! 2先勝しまして、余裕が生まれたように思います。しかしここで中堅戦、典馬の登場ですよ! ついでに兄貴の大関も登場です!! 髪形のせいか(力士は髷を結ってますから)、あんまり似ているとは思えませんね。弟のことを大事に思っているのがよく伝わってきまして、素直に好感を抱きました。
  この人もきっとめちゃくちゃ体でかいんだろうなぁ。
  そして典馬とぶつかるのは、チヒロ! 我らがレスリングチャンピオン!! 考えてみればこの人って国体王者ですから、ちょっとやそっとじゃ拝めないレベルですごい人なんですよねぇ。国宝2人に「天才」と言わしめる彼の実力、ますます発揮されるのでしょうか!? 期待しちゃうぜ!!!!
  でもここでチヒロが勝ったら、桐仁の出番はないのか。それはちょっと残念かな……。

  「鬼滅の刃」、第18話。
  なんとか、矢印を使う鬼に勝った炭治郎! しかしいまわの際の鬼が多量の「矢印」を炭治郎に残していき、それを受け流すのに必死になって、ついには腕も上がらないぐらいに疲弊してしまったのでした。しかし、炭治郎がそう必死になっている間にも、禰豆子ががんばってましたよ! 珠世さんに治療を受けたそのすぐ後から、ぐんぐん力を増して、鞠の鬼が蹴ってくる鞠を蹴り返して迎撃しています!!
  炭治郎もかなり頑健な少年ですが、禰豆子もいろいろとおかしくて丈夫で頼れる存在ですねぇ。何がどうなってこうなっているのか。兄妹共に、家族が傷付いて、泣いているイメージにものすごく奮起するタイプですね。
  鞠の鬼が珠世さんの術にかかり、「鬼舞辻」の名を口にした瞬間、動きが止まりました。名前を口にすると、呪いが発動する?? どうしてまた?? 他の鬼や鬼狩りに自分の存在を知られないようにする為でしょうか??
  でも、十二鬼月って名乗った時点で、誰の使いかはもう分かっちゃってるじゃないですか。どういうことでしょう。
  ついでに禰豆子も術にまんまとかかっていて、ちょっと面白かったです。

  「背すじピン!」、第55話。リオ先輩の自省のターン。
  弱冠4歳で、自分の意思で何か始めるって、すごいなぁぁぁぁ。わたしは小さい頃なんて、何も考えずに毎日ぼけーっとして過ごしてましたけどねぇ。4歳……4歳って何やってたよ……自転車はまだ補助輪ついてたな……。母と公園でバドミントン、とか、そんな記憶しかないな。風邪ひいて熱出して吐いた、とかさ……。
  なんでも習い事は、小さい頃に始めるのがいいそうですね。脳の教育に。
  ともあれ、いつも近くに「チャンピオン」がいたことで、なかなか育たなかったリオ先輩のプライド。自分は真澄くんの足を引っ張っている、とずっと思ってきたようですし、この自己評価の低さがもしかしたら枷になっていたのかもしれませんね。ここから脱却出来るのか、それとも出来ないのか。最後に一花咲かせてほしいな、とは思いまス。

  「ワールドトリガー」、第147話。
  祝勝会で、お鍋!! エプロン迅さん!! エプロン迅さん!!! エプロン迅さん!!!!(拳)
  ヒュースがふつうに千佳ちゃんのことを「チカ」って呼んでいてビビりましたが、考えてみれば「チカ」以外の呼称を知らないんでしょうね。みんな「チカ」って呼んでますしね(音で覚えてるんでしょうし)。遊真のことも「ユーマ」って言ってますね。ますますUMAっぽいな……。
  そしてその遊真の口から、ついにエネドラの「角」からボーダーが情報を得ていることを知らされたヒュース。一拍置いたコマのなんとも言えない表情に、深読みがはかどりますね(笑)。この一瞬に何を考えてたんだよヒュース!! ヒュースとエネドラッドが会って会話、という未来も、もしかしたら実現するかもしれませんね!!!!
  その2人が上官や同じ国の同胞がいないところでどんな会話をするのか、とても興味があります。やっぱり同じ艇にいた時みたいに、いがみ合うんでしょうかね!?(笑)
  まぁ、片方はもうヒトではないんですけどね。
  ヒュースがアフトクラトルに帰れるかもしれないって聞いたら、エネドラッドも帰りたがるんですかねぇ。
  次回、修が城戸司令相手にどう話すのか、楽しみであります!!! 城戸司令にしてみれば、またこいつらかーって感じでしょうけどね(笑)。

  「歩」、第38話。
  予想が当たったっぽい展開になりまして、首の皮一枚で信歩ちゃんの合格は繋がりました!! 斑木くんは相変わらずけんもほろろにクールな対応ですが、質問されれば答えてあげるだけの度量はあるんですね。再戦は無いと、キッパリ言ってますけどね(笑)。でも確かに正論だから言い返せない悔しいーーー!!(笑)
  みんなに祝われてよかったね信歩ちゃん!! 愛されてるね信歩ちゃん!!
  竜胆ちゃんのイケメン度合いが上がっている気がしてなんだかハラハラします。

  「BLEACH」、第678話。なんっかユーハバッハさんの能力(?)って、何処かに穴がありそうな気がして仕方がないんですよね。ここまで特異かつ強力だと、がくんとデメリットがある気がして。それがないと勝てませんしねぇ。
  いや、寝ている間は全知全能じゃないとか、そういうことじゃなくてね??


  ではではー。

「ハルタ」33号、続き

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  みなさまこんばんは! テーブルを拭こうと思ったらまだお茶が入っていたコップを叩き落してしまい、床にお茶が散って今へこんでいる皿洗いです。ショボンヌ。
  まぁ、まだ、ジャスミン茶でよかった……。ジュースやコーヒーじゃなくてよかった……。そう思うことにしておきます。

  さて本日は、「ハルタ」33号の話題、後半戦であります。「ハルタ」を一度で語り切ってみたい(笑)。

  続きからなので、「A子さんの恋人」、第21回。
  この連載も思えば長いのですが、その間、恋愛事情面では何も進んでいないことが驚きですね(笑)。さて今回は冒頭から「プロのヒモの戦略」なるものが語られ、なんだなんだとぎょっといたしました。でもこの戦略、タイトルを聞いてから中身を見るとろくでもないことがよく分かりますが(笑)、恋愛の極意という意味では的を得ている部分もありますね。曰く、相手に自分のことをいつも考えさせるように仕向けるんだそうです。
  電話をしたり、贈り物をしたり、なんだりで。
  そしてバレンタインデーにうっかり「A太郎から」と前置きされて黒出目金を(けいこちゃんに)押し付けられたあいこさんは、今もそれを見てはA太郎のことを日々想っているのでした。不毛だ……。こんなに叶わない片思いを10年以上も続けているって、あいこさん、根気があるのかやる気がないのか……。
  叶わない想い、という意味では、現状のA太郎も同じなんですけどね。どうしてこうも上手くいかないのか。
  そして、同窓の山田くんから「卒制のA先生が亡くなったんだって」という報が入り、山田くんの頼みでけいこちゃんにそれを連絡するあいこさん。その際、「私とA太郎は今晩のお通夜に行く」と嘘を織り交ぜ、「明日の告別式」に来ないで今夜のお通夜に行くよう仕向けたのですが、けいこちゃんからゆうこちゃんへ連絡が行った際にこの嘘は見事に見破られ、けいこちゃんとゆうこちゃんはえいこさんを連れて、「明日の告別式」に行くことにしたのでした。
  更にゆうこちゃん、あいこさんのついた嘘を利用して、えいこさんには「A太郎は今夜の通夜に行く」と告げ、まんまと明日の全員集合を適えたのでした。
  何がしたいのか、ゆうこちゃんは……(笑)。彼女はA太郎の恋を応援しているようですが、それも純粋な友情なんかではなく、「面白そうだから」っていうひどい理由からなんですから、質が悪い! たぶん彼女は、A太郎と何か通じ合う、同じような性質の持ち主なんでしょうね。だからA太郎に肩入れするんだろうなぁ、と。
  えいこさんさえアメリカに帰ってA君と結婚すれば終わる話なのに、なんでそうしないんだろうなぁ。と思いながら読んでおります(笑)。いつまで続くのかー!

  「織子とナッツン」、第17話。
  ナッツンがなんだか冷たい!? 花屋に通って、九条くんと仲良くしている! と勘違いしてしまった織子ちゃんが、傷心モードから最悪のたらしに変身! ちょっと気だるげでやる気なさそうで、でも女の子に言う「可愛い」は惜しまない最強のたらしの誕生であります!! 倒錯した世界だ!!(笑)
  織子目当てでやってきていた御門くんは女の子たちに突き飛ばされ、織子は女の子たちをはべらせて夕方の宵闇に消えていくのですよ……。まったく、けしからんシーンだと思います。
  そのうちに女の子たちが心酔しちゃって、織子とナッツン2人の部屋でハーレム状態。酔っ払って「せんぱいが女でもいいですぅ」なんて口走られて、ますますけしからんことになってました。っていうかどうしてこうなった。
  タラシモードになった織子は怖いなぁ……。
  ナッツンが怒るのも無理はありません。ええ。

  「ルドルフ・ターキー」、第35話。
  ずっと傍らに置いていた秘書のエグマリヌが、実はずっと裏切り者の手先だったという驚愕の事実。後ろから撃たれて血をいっぱい流したルドルフさんですが、それでも激昂治まらず、血を吹き出しながらエグマに鉄拳制裁!! エグマの顔もルドルフさんと同じぐらいには血まみれになったのでした。
  銃で撃たれるって、相当の激痛で、たいていの人はそれだけで気絶するとも聞いたことがあるんですが……その状態から人を思いっきり殴るとか、ルドルフさんの気力と体力どうなってんの!?
  モモコちゃんとペイルさんたちが乱入したものの大勢は変わらず、ペイルさんとヴェオも撃たれて捕らわれ、ルドルフさんはモモコちゃんの運転でからくも逃げ出したものの、これ、今すぐ死ぬんじゃね? ってぐらい失血してますし……どうなってしまうのか。ターキー家は完全に武力制圧されましたよ、これ。病院に担ぎ込まれたお父さん(市長)も命を狙われているのでは……?
  ここで続くとか、気になりすぎます。ああああああ。

  木村みなみ先生の特別読切、「ちえちゃん」。背が低くて可愛い「ちえちゃん」っていう彼女にメロメロで、部活で走り込みをしている間も「ちえちゃん」のクラリネットが聞こえただけで浮かれてしまって、一周多く走ってしまうほどの相田くん。ほんの少しのお話でしたが、ひたすら相田くんが「ちえちゃん」に向ける純情がまっすぐに描かれていて、ドキドキしました。相田くんも可愛いよ!!
  最後に、微笑み合って一緒に帰るところなんかもう、青春があふれていて目が焼けるようでしたわ(笑)。
  あぁ~浄化される~。

  「ゲス、騎乗前」、第11話。今回の扉はカマドウマに乗ってますね(笑)。
  いよいよ重賞で実力馬に乗ってレースに出る牧くん!! ニヤニヤが止まらず、マスコミの視線も意識してしまいます(しかし、インタビューされたかどうかは不明)。……だというのに肝心のお馬さんが「休み明け」で、なかなか動きやがらない!! ムキー!! って(笑)。
  しかし、以前「期待の子馬」にまたがらせてもらった時にもそうでしたが、牧くんはまたがるだけでその馬の状態とか心とかが、簡単に分かってしまうんですねぇ。これは彼の特技なのでしょうか? それとも、騎手ってみんなそういうもの?? 他の騎手が詳しく描写されないので、よく分かりませんね。
  でも牧くんは乗馬の先生に褒められたこともありますし、学校だって首席で出ているので、実力は相当あるのだと思いますけどね。スキャンダルで足踏みしちゃいましたけど……。
  ともあれ、レースです。出馬前に吹奏楽がパッパーとファンファーレを吹き鳴らしてくれるレースですよ!! 出走前の駆け引きも他のレースとは比べ物にならないほど激しく、特に牧くんを目の敵にしている同期の上条の各所への「仕込み」はさすがの牧くんも苦しめるほど。
  でもなんだかんだで3位につける牧くん、やっぱすごいじゃないですか!!
  老獪な騎手の「玄さん」にも激しく競り合われた上、「見事な騎乗だったぜ」と誉められましたよ!(最後で抜かれたけど) やっぱり、ちゃんとやればちゃんと勝てる腕前なんだなぁ。馬にもよるんでしょうけど。
  このまま騎乗依頼が続いて、人気が取れればいいんですけどね!

  「碧いホルスの瞳」、第9話。
  センムトとの不貞の噂を流され、更にはそのセンムト自身がシェプストに想いを告げたことで、どうにもこうにも、引き離されることになってしまった2人。王はとっくにセンムトをしょっぴいていたようですが、罪状はどうしたんでしょうね。そんなものはいくらでもでっち上げられるにしても、愛なき夫婦の夫とは言え、妻の浮気相手(仮)にどんな難癖をつけたのか、純粋に興味があります。
  昼食の席、使用人や臣下が大勢見ている面前で、「飲んだのちに吐くと妊娠していることが分かる」という飲みものを差し出されたシェプスト。そりゃどんな飲料だ!? と思いましたが、まぁ古代の科学なんてこんなものですよね!! ともあれ、妊娠もしていないので吐く筈もないのですが、何か砂らしきものが混ぜてあって吐き出させるよう仕組まれていたようであります。迷信の上に謀とか、妊娠判定が聞いて呆れるわー。
  でも、こういうところで「妊娠してない」と裁定を下されることが、結局重要なのですよね。納得いきませんが。
  牢に入れられていたセンムトは放免となり、書記官は降ろされ、身を守る為にテーベからも逃げ出すことになりました。後任のセンメンという書記官(義兄だそうです)に仕事の引継ぎをして、そして都を出ようとしたらば……そこに現れるシェプスト。馬を走らせる競争をまた持ち掛けてきて、そして、センムトに墓職人たちの村へ行けと指令を出しました。
  追放後の彼の身の安全の為、危険も省みず追いかけてきた訳ですね。
  餞別とは言え父王の形見まで渡して、シェプストもただの女性として出会っていたなら、センムトに惹かれたのではないかと思うのですが……まあ、仮定の話はしてもしょうがないですね。でも、この2人は相性が良さそうなんですよねぇ。離れちゃうのは淋しいし、もったいないことですね。むむむ。

  サワミソノ先生の特別読切、「平静酒乱日記」。会社を辞めて無職でぶらぶらしている青年が、日々、酒におぼれていく中で、とあるアパートのベランダに繋がれている小型犬に出会うお話。犬は繋がれたままベランダに放置され、そのうち、動くことも出来ないほどに弱ってしまうのでした。
  酒に明かして日々を移ろいながらもその犬がなんとなく気になってしまう主人公は、犬の姿に何を見たのか。最後、犬を誘拐して近所の公園で放してやった後、弱っていた犬でもなんとか頭をもたげて背を起こしているのを見て、彼もついに部屋の掃除をしてシャキッと「起き上がる」のでした。
  ずぶずぶとアルコール依存にはまりこんでいく主人公の姿にハラハラしましたが、犬が起き上がったのを見て彼もまた再起するその様子に、最後にはホッとしましたし明るい気持ちにさせられました。ラストの1ページだけでここまで心を動かせるってすごいなぁ……。
  サワミソノ先生の読切はこれでふたつ目ですが、前回とぜんぜん雰囲気が違うのでけっこうびっくりいたしましたよ(笑)。でも、こういうのもいいですね。

  「華麗なる虚偽」、最終話。
  鏡に映る自分の姿に怯え、病んで、ついにガリガリに痩せてしまったミランダ。リズの振りさえも不可能になり、引き留めてくれた支配人も「休んで」と言い、退くことを決意します。けれども引退しようにも、顔がリズそっくりだから、何処へ行ってもリズの扱いをされ、リズの昔馴染みの人たちにも間違われてしまうほど。様子がおかしくても、病気のせいだとみんな怪しんだりはしませんでしたが、ダミアンに会った時にはさすがにミランダのほうが動揺してましたね。
  ダミアン、最終回にしてついにはっきりと登場しましたが、思った以上に濃い顔でびっくりしました。些末なことですが!
  人里離れた山奥で焼身自殺を試みたものの死にきれず、でもとにかく、「顔」を捨て去ることには成功したミランダ。その後、ひっそりと生き続け、今も「自分の」墓参りをする日々のようであります。墓地で、すっかり年老いて車椅子に乗っているかつての支配人とすれ違うものの、何も声を掛けずに立ち去るミランダ。彼女が生きていることを支配人が知ることはないのかと思うと淋しい限りですが、それがミランダの選択した道ですしね。
  けれどもミランダにもリズにも、今も向けられている感情は、支配人がしみじみ発した「懐かしいわ。会いたい」という言葉に集約されていると思います。今の2人は、そういう存在なんだって。時間が経ったからこそ、懐かしがられる愛おしい存在になれたんですね。
  黙ったまま去っていく老いたミランダの姿に、なんとも言えないかっこよさを感じました。切ないけれども。
  はぁ……。ついに終わってしまった。切なくて淋しいですね。はぁ……。


  ではでは!

かっちゃんママが激似!!ww

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  みなさまこんばんは! 電車の中で居眠りをして、危うく降り損ねかけた皿洗いです!! 久々のこの恐怖!!
  もちろんすぐ折り返せばいいのですが、こんな事態は久しぶりなのでヒヤッとしましたわー。寝不足なんですね。もっと早く寝ればいいのに!!(戒め)

  さて本日は月曜日なので、週刊少年ジャンプの話題であります! ジャンプ30号、表紙はもうすぐアニメが始まる創真と楠雄くん、そして巻頭カラーは「食戟のソーマ」であります。
  「ソーマ」のアニメ2期は、秋の選抜の一回戦から始まるようですね。アリスとの対決。もはや懐かしい感じもしますね。この選抜を勝ち上がって、美作とも会うんでしたっけ。美作の声が安元さんだと知って、ちょっと興味が湧いております。「くまみこ」も終わったことだしなぁ。(安元さん基準)

  そして本編、第172話。進級試験の為に、北海道へやってきましたよ!!
  着いて早々に雪景色にテンション爆上げの模様ですが、いったいここは何処なんだ!?(笑) 雪だるま作ろう、かまくら作ろうと、大はしゃぎの極星寮メンバーなのでした。アリスが余裕なのは、北欧の海のそばで育って、雪なんか珍しくないからですね。田所ちゃんも東北出身なので、みんなのはしゃぎっぷりをちょっと引き気味に見ております(笑)。
  その出発前には、えりな嬢による勉強会もあったようで。どんなことを勉強するの? と思ったら、北海道産のじゃがいも、その種類実に50種。50種すべての特徴を覚えてもらう!! なんてことをやっていたようであります。
  えりな嬢のすごいところは鋭すぎる味覚以上に、この膨大な知識量にあるよなぁあ(感嘆)。
  ちなみに、薊パパも特別授業を展開していたようですが、自ら料理しようともエプロンは付けないあたり薊パパらしくて笑ってしまいました(笑)。料理人っぽくないんだよなぁ、この人。とことん。
  創真は余裕をかましているように見えますが、えりな嬢の授業がきっと後で助けになる筈ですね! ありがとうえりな嬢!! でも今回、女教師のコスプレのせいでいつも以上に美尻が際立っていて、いちいち気になりました!! いちいち尻がエロい!!
  あっ、久我先輩、お久しぶりです!!

  「ONE PIECE」、第830話。
  そういえばジンベエの海賊団は、魚人島を守る為にビッグ・マムの傘下に入っていたんでしたっけね。その、そもそものきっかけをすっかり忘れておりました。魚人島で悶着があった時、ビッグ・マムの使いが来ていて接触の端緒を作ったんでしたっけね。
  ジンベエがみんなに褒められているシーンを見ると、いかに慕われているかがよく分かります。
  んでもって! シュモクザメの半魚人女性とかいう、やけにかっこいい人が登場しましたよ。この方もビッグ・マムの娘さん?? お父様はやはり魚人か半魚人なのでしょうか?? 魚人相手でも、普通の人間(ママは普通の人間じゃない気もしますが、まぁ)が子を成せるってことでしょうか?? あと、毎度思いますが、サイズ違いでも大丈夫なのでしょうか……。
  サイズ違いとか種族違いってさ、そんなさ、血液型が違う程度の話じゃあないと思うんですけどねぇ。決して。
  ともあれ、ビッグ・マムの下を抜けるなら、それ相応の「何か」を失ってもらわなくてはならないというのが、ママの言い分。まぁ、一理ありますね。でもルーレットの中身がものすげぇ不穏なんですがそれは……。

  「火ノ丸相撲」、第102話。
  チヒロが沙田くん相手になにか秘密の特訓をしていたのは、そういえば頼み込んでいるシーンは確かにありましたが、続報がなかったのでほとんど忘れておりました!! ちゃんと付き合ってあげていたんですねぇ。沙田くん意外といい奴っていうか、律義っていうか。そのおかげでチヒロの能力が覚醒しまくってますけどいいんですかね。
  勝利そのものへの道として、技術を真摯に学ぶその姿勢には、頭が下がりますね。また彼は、自分にとっての最短の道をちゃんと分かっていて、そこへ突き進むんですから、なかなか出来ないことだと思います。潮だってあちこちに迷っていたのに。こういう姿勢と習い方って、根本的にはやはりレスリング時代に身に着けたものなんでしょうかね??

  センターカラーで「斉木楠雄」、第194話。
  楠雄くん、今更インターネットの面白さに目覚める!! おそらくはアマゾンさんあたりだと思いますが、ネット通販のサイトのすごさに感心していちいち驚嘆している姿が、ちょっと可愛くて面白かったです(笑)。サイトの至れり尽くせり感をものすごく誉めているのに、それぜんぶ自分でも出来ちゃっている、っていう……うーんこの……。
  まぁ、見ようによっては通販サイトって超能力みたいなもんですが、そこには配達人さんの血と汗と涙が染み込んでいるのだよ!! 便利さを当たり前だと思ってはいけないよ!!
  あと、テレパシーが使えないだけあって、ネット上の他人の悪意にやや鈍感ですね(笑)。縦読みとか、ネットの書き込みのお約束とかを、教えてあげなくては……。

  「ブラック・クローバー」、第67話。
  やっぱりカホノとキアトは兄妹だったのかー。並べてみると、本当によく似てますね(笑)。合体魔法も熟練の技って感じで、かっこよかったです。最初からこれ出されてたら、アスタも勝てなかっただろうなぁ。
  敵さんは今回もまた、「自分たち以外の」全人類に対する恨みを述べてますね。いったい過去に何があったのやら。どうせ逆恨みなんだろうな、という思いがぬぐえませんが、それだけでここまでの破壊工作を何の迷いもなく出来ちゃう彼らの行動力が無駄にすごい、と思います。はい。
  ここでやっとノエルが覚醒! カホノどうやって声出してんの?? 魔力で空気を振動させているのかな?? 痛いだろうに、つらいだろうに、脂汗かいて震えながらも友達を励ましてあげられるって、すごい精神力であります。
  ノエルの泣き顔に、心グッと持ってかれました。
  彼女の安定をもたらしたのは暴牛の団員たちからの信頼でしたが、魔力解放最後のきっかけをくれたのは、出来たばかりの友達だったんですね。友情って……熱いね!!!

  「ハイキュー!!」、第211話。
  昼休みに、坂ノ下商店で説教喰らっている翔陽(笑)。そりゃまぁ、鷲匠先生が入れてくれても入れてくれなくても、これは不可避の事態ですね。でも椅子に座らせてくれているだけ、コーチはまだ優しいんだ、……と次のシーンですぐ気付きました。武田先生、わざわざソファーセットの横で床に翔陽座らせてる……!! しかも!! 自分も、床に座って翔陽と向き合っている!!
  他の先生に心配そうに見られてるじゃないですか(笑)。目線をばっちり合わせてくる武田先生ったら、教師の鑑ですね!! あと、お説教短くて嬉しいです(単純思考)。
  そしてキャプテンには朝イチで叱られていたそうですから、もうこれ以上ないってぐらいの説教コンボですね。でも大地さんの説教の横で、嬉しそうで楽しそうな菅原さんが「やるなぁ」とか言ってちゃ、緊迫感台無しですね(笑)。あと菅原さん、謎Tシャツ着てますね(笑)。「ポテイト」ってなんなのよ、ポテイトって!!(笑)。
  合宿も2日目に入りましたが、球拾いとして翔陽に出来ることって、いったい何なんでしょうね??
  珍しく牛島さんの発言に棘があって、やっぱこの人、翔陽相手ではけっこう感情が出るんだなとこれまた感心いたしました。白鳥沢の3年生が、翔陽が強化合宿に参加してるって疑いもしないところが素敵ですよね(笑)。

  センターカラーで「ヒーローアカデミア」、第96話。
  教師陣で手分けして、家庭訪問! 近く、全寮制化するので、その説明と今回の件の直接の謝罪ってところでしょうか。先生も大変ですね。相澤先生が「不合理」とぼやいていなかったあたりからも、この訪問が重要なものだと認識されていると分かります。
  耳郎ちゃんの親御さんもそっくりでしたが、かっちゃんとこのかっちゃんママが激似でビビリましたわ。性格もだいぶかっちゃんっぽいというか、荒っぽい感じがしますね。でも、根底に愛が感じられて、ちょっと朗らかな気持ちになりました。かっちゃんも言葉だけで殴り返したりはしないのは、こういうものだって諦めているからってのと、ちゃんと信頼関係があるからなんでしょうね。
  息子のいる前でここまで明け透けに本音を語れるお母さんって、珍しいと思います。
  そして出久ママは。寮に入れるのも、このまま雄英に置いておくのも反対だ、と言いました。他ならぬオールマイトに向かって。……もちろん、その気持ちも分かるのですが、でもかつて出久くんが答えたように「今更戻れない」のですよね。このまま家にいたら、有事の際にお母さまもお父さまも巻き込まれかねません。っていうか喜々として巻き込んでくるでしょ、死柄木なら。それは絶対に許してはならないことでしょう!!
  って、緊迫のシーンなのに、出久くんのTシャツの「ドレスシャツ」にみんな持ってかれました!!!!(笑)
  なんなの? 今週のジャンプは!! 面白Tシャツ選手権なの!?

  「左門くん」、第38話。
  そういえば左門くんの特技って真円を描けることでしたけど、ラインマーカー(石灰)で校庭に、という条件でもそれは成り立つんだなぁと感心した今回でした。あと、イフリートは存在も体もでっかいだけあって、魔方陣もでっかくないといけないんですね。納得。以前霧にプロジェクタで魔方陣を映し出して呼び出したことがありましたが、あれは演出効果と同時に、必要に迫られていたからって面もあった訳ですな。
  今回は2-Bの担任の先生が左門くんについて悩む回でした。ファイナルファンタジーって言い過ぎでしょうや(笑)。あと、サブタイトルの「左門くんはタクティクスが好き」って、話の中の何処にそんな豆知識が出てきたのか!?
  サモナー云々よりも、左門くんがまともな飯を食っていないことを心配すべきだと思うんだなぁ。

  「ハンターハンター」、第359話。
  ブラックホエール号、でかすぎない……? 小市民としては、こんなでっかい船を建造したカキン王国の国力がちょっと怖いなっと感じます(汗)。
  王子の性格やなんやらもいろいろ出てきて、だんだん物語が本格的に始まってきたって感じがしますね。今回の苦労人は間違いなくクラピカですな。レオリオもいましたが、医務室でチードルさんにこき使われておりました。医療系の人材だから、ここが適所なんでしょうね。
  クロロがシャルナークに対して喋っていた内容が本当なら、彼も既にこの船に乗っているってことになりますが、さてはて?? つーかヒソカももう乗っているのか??

  「鬼滅の刃」、第19話。
  鬼舞辻の呪いにより、自分の腕で自分の頭を握りつぶして絶命した鞠の鬼。しかし珠世さんは、彼らはおそらく十二鬼月ではないだろう、と判断しました。こんなに苦労したのに幹部には届かなかったって、そんな(涙)。でも、彼らは出発前に鬼舞辻から更に血を分け与えられている筈ですから、採取した血液はきっと珠世さんの研究の助けになる筈ですよね。
  そう思わなきゃやってられませんわ(汗)。
  治療された禰豆子はずっと、珠世さんに甘えるように抱き着いて、兪史郎にも頭を撫でてやっていました。彼女は一瞬、2人を自分の家族と認識していましたから、その感覚が残っているのでしょうね。かけられた暗示は「人間を家族と思う」というものの筈なのに、こちらの味方になってくれれば鬼でさえもその対象なのでしょうか。
  もしくは女性と少年という組み合わせ、または傷付いて寄り添う姿などに反応したものかと思われます。そうして必死にかばおうとするのは、一度亡くしているからなのだと思うと、切なくなりますね。

  「歩」、第39話。金ちゃんこと泰金さんの、奨励会同期のプロが登場~。なかなかひどい言葉でまだプロになれてないことを責められ、つい視線をそらしてしまう金ちゃん。正直なところ、彼がこんなヘタレだとは思いませんでしたわ。何処かで、プロを目指している姿勢の自分、ってものに甘んじているのではないでしょうか??
  かつて夢を語り合った友に会ってそんな顔をするのは、後ろめたいからなんじゃないかと思うのですよ。
  そしてこの若いプロが、小鳥遊先生のお弟子さんでもあるとのことで。どれぐらいの師弟関係なんでしょうね?? あの先生にみっちり習ったとは思えないんですけどねぇ。

  「ワールドトリガー」、第148話。
  ちょっと甘い顔するとどんどん増長する男!! それが三雲修!! ……って、幹部のみなさんは絶対思っていると思います(笑)。図々しさは迅さん譲りなの~。
  ともあれ、ヒュースが玉狛第2に入って遠征部隊を目指し、いざ遠征に同行した時にはどういうメリットがあるのか。それを懇切丁寧に解説する修くん。林藤支部長にあえて逆張りさせた!? もしかして!!(笑)
  ヒュースはまだエネドラがラッドに乗り移って(笑)復活したことを知らないので、「本人?」って、クエスチョンマーク飛ばしてますね。エネドラッドに会った時にはどんなリアクションをするのか、今から楽しみで楽しみでもう。遠征部隊を編成する時には、きっとエネドラッドも行きますよね。向こうでも可愛がられるんだよ!!(手放す前提)
  エネドラッドが座布団に座っている図は、何度見ても面白いです(笑)。お前触覚あるんかい!! って、何度でも思います。人間みたいな待遇求めるのやめろや(笑)。
  林藤支部長のぬくもった掌返し!! それは約束された未来だったのだ。
  まぁ、迅さんがぜんぜん焦ってないので、こちらとしてもまったく心配はしていないのですけどね。それよりもガロプラのリターンマッチのほうが心配だ。

  「背すじピン!」、第56話。部長とリオ先輩の熱いコンビ愛に、もう、グイグイ揺さぶられました!! リオ先輩……よかった、ちゃんと、勝ちたいって気持ちがあって、それを声に出せて……。間に合ってよかった。先輩が後悔を抱えたままダンスをやめなくってよかった。
  部長が気を遣っていたことも、リオ先輩にはちゃんと分かっていたんですね。お互いがお互いを想い合った結果勝てていなかったなんて、皮肉で切なくてギュウウッとなります。胸のあたりが。あああああ、青春やぁぁぁぁぁぁあ。真剣にやってこその競技じゃああああああ。
  勝ってください!! 部長!!

  「ニセコイ」。クロードのポンコツっぷりに脱力しました(笑)。そういえばコイツずっと鶫ちゃんのことを男だと思ってたんだっけな……。人を見る目っていうか、それ以前の何かですね。
  そんでもって集にはびっくりしましたわ。るりちゃんの気持ちにぜんぜん気付いていないとは思わなかった!! 思わせぶりにしている気がしたのですが、あれぜんぶ「素」だったのかよ!!!! お前マジふざけんなよ(怒)。
  早く最終回!! 早く早く!! カモン!! プリーズ!!(必死)


  ではでは!!

モーニング30号

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  みなさまこんばんは! お風呂掃除をしようとしたら風呂場にクモがいて、驚いて飛び上がった皿洗いです! いやいや、でも、クモは益虫ですし、虫の中では割と平気なほうなのであります。触れって言われたら断りますけどね。なのでティッシュでくるんでリリースしました。
  うっすーい紙でしかないティッシュの防御力は心理的なものだと分かっていても、万能の盾となるのであった!!(大袈裟)

  さて本日は、先週し損ねたモーニングの話題であります。ジャンプと一緒に買ってきました(笑)。モーニング30号、表紙と巻頭カラーは最終章スタートの「BILLY BAT」であります!!
  表紙には「最後の2ヶ月の幕が上がる」とありますが、その2ヶ月って、現実の時間なんでしょうか?? それとも物語の中で2ヶ月なの?? 後者だとしたらあと1年ぐらいは読めますかね??(笑) なんだかんだ言って、終わりが近いと思うと、淋しいものであります。
  本編第158話。さて最後の洞窟だ! と勇んで表紙を開いてみると、何故かいきなり回想シーン(笑)。大学時代のケヴィンの、ちょっと甘酸っぱい思い出がつづられておりました。大学の近くのカフェでアルバイトをしていた可愛い女の子に、あなたの描くビリーバットのファンなの、と言われてまんざらでもないご様子のケヴィン。彼にもこんな頃があったんですね……。
  考えてみたら、ケヴィンが赤ちゃんだった頃もちゃんとこの物語で語られてますもんね。この主人公の一生を見ているんだなぁ、っと思うと、感慨深くもあります。
  しかし、カフェやレストランのランチョンマットの裏に落書きする癖は、この当時からあったのですね。白いスペースを見ると鉛筆を動かさずにはいられない性分なのでしょうね。
  そして現在。この女性は弁護士になっていて、環境問題でチャック・カルキンエンタープライズとその子会社を相手取って裁判を起こそうとしているところでした。シェールガスを採掘する際に地下水を汚染し、それをそのまま近隣住民が使用しているのを知りながら放置した、というのが言い分。
  ビリーバットの親会社も、こんな訴訟を起こされるまでになったのか……。漫画とアニメーションだけで暮らしていればそんなことはなかった筈なんですけどね。ありあまる資金にものを言わせてエネルギー関連の会社まで立ち上げてそして暴利をむさぼった結果がこれかぁ……。
  ケヴィンさんが小さな新聞社で描いていた頃を思うと、マジで隔世の感があります。昔はよかったのになー。
  一方その頃、そのケヴィンさんの愛弟子のケヴィン(相変わらずややこしい)は、スペインのバスク地方の洞窟にて、子供のころ描いた漫画とそっくり同じシチュエーションに陥っていました。月の光が照らしているものとは、いったい、何??
  最後なので休載なしでお願いしたいところですね!!!!(切実)

  「GIANT KILLING」、第416話。
  再三に渡るシュートチャンスをものに出来ず、セットプレーからのカウンターを喰らってしまうETU!! でっかいクラブには必ず点取り屋がいる、と言って、その役割を夏木に期待しているらしき達海監督ですが……期待するほど外すのが夏木って男ですからねぇ(汗)。あんまり集中線で囲わないでぇぇぇぇぇえ。
  存在感を持った点取り屋は、確かに、ETUとしては影が薄い感じもしますね。いちばんストライカーらしいのが夏木じゃあなぁ……。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第79話。
  アキラはもうガタガタ、2回の表で7失点もしてしまい、防御率の計算もしたくないほど! 夏之助はその分のびのびと投げられて、5回に3失点したものの、手堅くモップスが勝ってまたしても「勝利投手」になりました!
  高い給料をもらっているんだから、それぐらい働け! というのが北王子さんの主張のようですが、そうは言っても、ピッチャーは人間。それも、ずいぶんと繊細な部類の人間であります。理屈や監督の希望通りにいったら、誰も苦労しませんよねぇ。北王子さんの理屈も分からなくはないのですが、状況に応じて柔軟に対応していくべきだと思いますよ?? 監督ですものね。
  軸がぶれる、ってのと、柔軟な対応とは話が違うと個人的には思います。はい。

  「鬼灯の冷徹」、第193話。
  不喜処地獄の極卒たちが集まって、食堂で「飼い犬あるある」なんて話をしております。犬目線での話とは言え、内容は大して変わらないなぁ(笑)。俺を愛でている時のご主人がけっこうすごい顔、って言いますけど、クールぶったってお前らだって尻尾振ってだらしない顔さらしてたに決まってるんだからな!!(笑)
  あとは寝てる時とかね。猫もそうですが、犬も、「舌のしまい忘れ」ってあるそうですよ。なんだそれ!! 可愛すぎるだろ!! ふざけるな!!
  シロの、「犬はちょっとぽっちゃりくらいがいいんだよ!!」に対する、後輩コーギーちゃんの「太った犬飼ってる飼い主の常套句じゃないスか!!」という即座の斬り返しと爆笑にひたすら笑いました(笑)。笑ってる時、お尻ぷりぷりしてるし!!(笑) なんだこれ可愛い~。やっぱコーギーは丸いお尻が魅力ですよねぇ。
  ともあれ、シロが持ってきたチラシによると、大盛りを20分で完食したらタダ、という外食店の悪趣味な企画が。こういう話って、今でもあるんでしょうかね。昔はよく漫画で読みましたけどねぇ。その肉コースにシロが、赤飯とぜんざいのコースに座敷童ちゃんが、そして「謎」コースに鬼灯くんが挑みました!!
  謎の地獄飯ってなんなんだよ!! と思いましたが、出てきてもやはり謎でした!! 店員さんによると「究極の煮凝り」だそうです(笑)。美味しいは美味しかった、との鬼灯くんの証言。そんな謎食品によく挑めるなぁ……。ちょっと内容を見せてもらってやっぱりやめます、ってなことは出来ないんですかね、この謎コース。
  このお店、オーダーが入るかどうかも分からない煮凝りを作って、ずっと置いておくんだろうか??(笑) それともオーダーがなければ他の料理にちょっとずつ入れちゃうとか??
  どうしてもそういう、どうでもいいところが気になってしまいます。
  途中だけでも十分面白かったのに、鬼灯くん、残りの2コースもためらいなく注文して箸を割りましたよ!!!! どんだけ喰うんだこの方!! 健啖ってレベルじゃねーぞ!!
  そういえば昔、閻魔大王と一緒に外食して、大王と同じ量を淡々と食べてましたっけねぇ。しかも大王より早く。胃にブラックホールでもあるんですかね。例によってこの方がいちばんの謎だ!!

  「ディアスポリス」、第5話。
  裏都庁もなんだか胡散臭くなりましたが、久保塚さんはてきぱきと捜査を進め、すぐに核心に近いところにたどり着きました!! 臓器売買されていた外国人は無作為に選ばれたランダムの存在ではなく、ある一定の「健康法」、気功をやっている集団の所属者なのだとか。
  そのうちの一人に会えたのでやっと分かった事実ですが、そうすると……わざわざ健康な体を作ってから、違法に出国させて、そんで日本で殺して臓器を抜いているってことですか?? 健康法の親元と違法手術の黒幕が同じ団体?? もしくはずぶずぶのつながりのある関係??
  なんにせよ、厄介な事態であることは間違いありませんね。闇が深いとは、まさにこのことですな。

  「疾風の勇人」、第21話。
  最愛の妻を亡くして失意の勇人さんは故郷へ帰り、実家で療養することになりました。なんと、勇人さんのお母様が十全な看護体制を敷いて待っていてくれて、勇人さんの遠縁のお嬢さん、満枝さんも小さい頃の恩返しと言って一生懸命勇人さんに尽くしてくれるのでした。
  普通の漫画ならばここで恋愛要素が差し挟まるのですけどね! これ伝記なのでそれはちょっとなさそうですね!!
  でも勇人さんはそういえば、再婚はしていないんでしょうか??
  ともあれ、その2年後にはやっと天疱瘡も治り、勇人さんは民間企業に再就職してしばらく過ごしたのでした。口利きで入れてもらったとはいえ、再就職先が「日立」って、さすがいいところのお坊ちゃんは違うなぁ、と思いましたわ。時代が時代ですし、勇人さんは優秀な人材ですから何の問題もなかったんでしょうけど。
  そしてとある時、東京を訪れ、ちょっと大蔵省に挨拶の電話を入れてみることにして……それがまた、勇人さんの運命を大きく変えたのでした。なんだかんだあって大蔵省に戻ったってことですよね?? どういう経緯だったのか、気になります。

  「きのう何食べた?」、第94話。ホモの愁嘆場!!(直球)
  捜索願って、配偶者や親族や、はたまた大家さんのような「保護者」の立場の方しか出せないものなんだそうです。なので「内縁の妻」だとグレーなんでしょうね。同棲している恋人、だとかなり弱い(汗)。ましてや同性の恋人なんて……別にダジャレている訳ではありませんが……。
  そういうところも、パートナーとして自治体に認められていれば、クリアされるのでしょうかね?? 渋谷区ではどうなってるんですかねぇ。あれってあくまでも区の条例なので、警察権力にどれぐらい効果を発揮するのか疑わしく思いますわ。
  しかし警察も、そもそも、自分でいなくなった成人のことなんかなかなか探してくれませんよねぇ。
  シロさんすっかりワタルくんのことを「ジルベール」って呼んでますが、ワタルくんの恋人の小日向さんはぜんぜんツッコみませんね(笑)。もうジルベールとか、美少年とか、そういう歳でもない癖にね!!(笑)
  あと、二丁目の背景のバーの名前が笑えました(笑)。チョコレートバナナってあんたそんな(笑)。

  「レべレーション」、第10話。
  急に現れた幻視は、姉カトリーヌのもの。しかし妹である彼女を「ジャンヌ」と呼んだあたり、カトリーヌの姿を借りた何者か、という可能性もありそうです(カトリーヌはジャネットと呼ぶ筈なので)。
  そして旅は順調に続き、シノン城までもうあと少しというところに、幻視したカトリーヌが告げた名前の街がありまして、そこの教会でもやはりジャンヌはカトリーヌの幻を見たのでした。この街の教会に、何かあるのでしょうかね??
  んでもって、一方のシャルル王太子。ボードリクールから書簡が届き、更には聖カトリーヌの街からジャンヌが出した手紙も届いて、噂の娘がやってくることは知っているようであります。嫁母はジャンヌの手紙を読み、今までの預言者まがいの者たちと言うことが違うとすぐ気付き、利用しない手はないとシャルルに進言。こうした周囲の後押しがあって、シャルルとジャンヌの謁見は成り立ったようですね。
  とは言っても、宴会の余興として呼ばれただけのジャンヌ。王の席に王はおらず、人だらけの広間で誰が王かは分からない。これが彼女のエピソードの中でも有名な、王太子を見分けたというあの話ですね。
  ところでここに「ジル・ド・レ」が登場して、聞いたことある名前だけど誰だっけ? と調べてみましたら、あの「青髭」のモデルになった人物でした。ショタコンでサドとか、救い難い変態だなぁ。病んで歪む前には、ジャンヌと共に戦ったちゃんとした軍人だったようですね。

  「ギャングース」、第140話。Nシステムをキャンセルする、と前回確かに会話に出ていましたが、それがどういうことなのか。今回よーく分かって、たいへん為になりました。要するに中で偽造して、更には停電しているETCを突破してもう一回偽装するってことですね。
  タケオちゃんがタケオさんになると、ものすごく頼りになるなぁ。
  状況がこんがらがってきてよく分かりませんが、とりあえずはマスクマンたちの味方をするつもりなのでしょうか?? その割には、車ではねてましたけど……(汗)。

  「カバチ」。鮫田氏の言い分はかなり身勝手に見えますけどねぇ。その上、思う通りの回答が得られなかったからって、あんたがよく調べていないんじゃないかと住吉さんに言いがかりをつけるぐらいの粘着力! 彼はいったい何がしたいのでしょうか?? エッチするにもやる気が必要な妻なのに、浮気だけはダメなんでしょうか?? それも独占欲の一種なの?? どうにも分かりませんね。
  まぁ、勝手に他の男に胸を触らせたら怒る、というのは分かりますけど、それだけじゃ浮気にはなりませんよねぇ。奥さんの胸を触られて怒る気持ちまでは、理解出来ますが。ええ。


  ではでは~。

「お前はまだグンマを知らない」1~5巻

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  みなさまこんにちは! 久々に日のある時間帯に更新している皿洗いです。それにしても暑いですね!! 関東地方は早くも30℃台に乗り上げ、えっ? 梅雨? あったの? っていうぐらい夏に突入しております。横っ腹からでっかい車で体当たりしたみたいな突っ込み方であります。
  水不足が心配……。台風はよ来い!!

  さて本日は、人からお借りした、井田ヒロト先生の「お前はまだグンマを知らない」、1巻から5巻の話題!! はっきり言ってストーリーが重要な作品でもないので、簡単に! ダイジェスト気味に!! お話したいと思います。ウス。

  かの「翔んで埼玉」と並んで、「地方ディス漫画」として名高い、こちらのグンマ漫画。ちなみに何故、地名が漢字ではなくカタカナなのかと言いますと、「さすがに固有名詞はアカン」という編集側の判断によるものだそうです。じゃあ埼玉の立場は……。それに埼玉は東京の隣なのに「地方」呼ばわりはどうなんだ……。
  と、比較すると何故か埼玉の下げられっぷりが目に入ってしまう不思議もありますが、それはそれとして、今回は群馬、ではなくグンマの面白さを追究した(筈の)こちらの作品を楽しんでいきましょう!!

  まず本を開くと出てくるのは、日暮れてのちのグンマ行きの高崎線。軽装備で座っている高校生、神月が、チバからグンマへ引っ越しをしている最中なのでした。親御さんと荷物はもう着いているので、本人の体を運んでいる最中ってところですかね。
  そこへ友人からメッセージ! 転校するって聞いたけど何処行くの? と問われ、「お前と同じ、グンマだよ」と答えた瞬間……友人の態度急変!(笑) 突然、「来るな」なんて言われ、訳が分からなくなってネットで「グンマってどんなところですか?」と質問するも、
  「なんだってグンマに」
  「引き返せ」
  「一番いい装備で行け」
  などなど、ぎょっとしてしまうような回答ばかり。更にネットで「グンマ」と検索し、竪穴式住居や成人式の様子(バンジージャンプ)などの画像を見てしまった神月は、困惑するばかり!! そりゃまぁ、ただの引っ越しで、そんなに心構えが必要な土地へ行くことになるなんて思いもしませんもんね(笑)。
  っていうか、竪穴式住居とかバンジージャンプとかの画像も笑えますが、日本国内にあんな場所はないし……。あれはネットのお約束とはいえ、言われる側の群馬県民の方々はどう思ってらっしゃるんでしょうねぇ。そういえば身近な群馬県民にそんな質問をしたことはないなぁ。

  で、高崎線が下るにつれ、電車のドアは自動ではなくなるし(ドアごとの開閉ボタンを乗客が操作しなくてはならない)、前半分の車両からは途中の駅で降ろされるし(その先のホームが短い為に、途中で電車のほうの長さが半分になる涙ぐましいまでのJRの努力。ちなみに高校生の頃、合宿へ行く際に自分もこのトラップにかかって車両移動する羽目になった)、グンマに近付くにつれ老若男女の言葉遣いがヤンキー語になるし(ただの方言)。
  一人ぼっちで闇を貫いてグンマへ向かう神月には、なかなか厳しい洗礼が待っていたのでした。
  あとで発覚しますが神月のおうちは引っ越しが多いそうで、チバの前はサイタマやニイガタにも住んでいたそうです。根っから楽観的、かつ人見知りしない彼の性格は、そういう土壌で育まれたのでしょうね。だからこそ、グンマに対しても、さほど警戒心を抱かずにホイホイと移動しちゃったのでしょう(笑)。
  だってそんな、旧来の友人に「来るな」なんて警告を発されるような場所だとは、思いもしませんもんねぇ。

  そして転校してみれば……初日からいきなり「よそ者!」と罵られ、クラスメイトに桐生名物「ひも川うどん」で拘束される神月くん(笑)。おいおいいきなりグンマ人やべーな(笑)。そして「よそ者が食べると、なんやかんやあって死に至る」とされる名物「焼きまんじゅう」を無理やり口に突っ込まれるという、恐ろしい展開になったのでした。
  これって殺人未遂じゃねーの??(汗) 死ぬって分かってて食わせたんだから……(※ 死にません)。
  っていうか名物ひも川うどんで人を縛ったり、水沢うどんで窓からぶら下がったり、食べ物を何だと思ってるんだこいつら! ……と思いましたが、後から出てきたトチギ人も「かんぴょう」で神月くんを拘束して白衣観音からぶら下げていたりしたので、ああ、これは単なる名物紹介なんだな! と納得いたしましたのよ(笑)。

  そういえば「焼きまんじゅう」なるものの存在を知った時は、わたしも、「甘いお饅頭に塩味の味噌つけて焼くの!?」と勘違いをしたものでした。失礼しました。饅頭って、甘いものだけじゃありませんよねぇ。
  でもそれが分かるのは大人になってからだったなぁ……(遠い目)。

  よそ者にやたら過敏に反応し、特にトチギからの侵攻を警戒しているグンマのみなさまにひどい目に遭わされたりしましたが、基本的に明るくてのほほんとしている神月くんはめげずにグンマに馴染み、時々巻き起こされるカルチャーショックに全力でツッコミを入れつつも元気に過ごしていくことになるのであります。
  グンマの人間が明るい笑顔で(彼らにとっての)常識を繰り出し、それに神月くんが大声でツッコむというのが、この漫画の定型のようですね!
  そして随所に差し挟まれるグンマ紹介……グンマ文化の数々……。
  はっきり言ってグンマを紹介するありとあらゆるエピソードややりとりが、そもそも面白いので、ディス漫画とは言いながらも実に楽しく読めるのであります。ギャグ部分はぜんぶ誇張表現だとしても、グンマの文化って割に面白いですよ。運動会の組み分けが「紅白」ではなく5種類ぐらいあって、それぞれにグンマの山の名前がついているとか、さくら祭りと称した自衛隊の実演イベントとか(爆音がすごくて桜見るどころじゃない)、「上毛かるた」がいかに愛されているのか、とか。
  山がちな土地なので温泉も多く、有名な草津の湯での幻想トリップはなかなかホラーで面白かったです。鉱質が強力スギて長時間浸かるのは有害、ってのは、本当なんですかね……。10円玉も溶けるとか……。
  でも草津の湯は本当に強烈、ってのは、聞いたことはあります。草津も実際に行ったことがありますが、「湯の花」(温泉成分の結晶体。売れる)がばんばん採れるので「湯畑」があってその光景が有名ですよね。「湯練り」も、源泉が熱すぎるから温度を冷ます為に必要な作業だけれども、今はそれも観光客に見せる昔ながらの光景の一部になっているようですね。

  運動会に出店がある、ってのは、「猫娘みちくさ日記」で読んだので知ってますけどね。あの漫画も群馬が舞台なのでけっこうあちらの文化を紹介してましたが、本題がそこじゃないのでアピールは実に控えめでした(笑)。こちらのグンマ漫画を読んだ後では、たぶん、物足りなくなりますね(笑)。

  あ、あと、「グンマはぐんまちゃん一強!!」「グンマはどこを見てもぐんまちゃんしかいない!! グンマ人は気が狂ってやがる!!」と、イメージが一色しかないという話をしているシーンで思い出しましたが、そういえば群馬在住の知人が送ってくる年賀状はいつも「ぐんまちゃん」の年賀状です……。
  グンマ人どんだけぐんまちゃんが好きなんだよ……。
  しかし、一強と言いつつ、そこまで愛されるゆるキャラがいることに若干の羨望も覚えますね。東京のゆるキャラなんてパッと思い付きませんし、最近ではゆるキャラなんて「どれぐらいダサいか」で話が弾む始末ですからね。ひこにゃんやくまモン、そしてぐんまちゃんのように、愛されているご当地キャラの存在は、かなり心強いんじゃないかなと思う訳であります。うふふ。


  他県からの侵略(笑)者を退けたり、自分たちの文化を愛おしく思ったり、人間関係でゴタついたり。平均してみれば割と普通の青春を送っているかに見える神月くんであります。
  あんまり普通じゃない部分は、幕末の長州にタイムスリップして吉田松陰に会ったりした部分ですかね。その後も戦後のグンマに夢の中でトリップして「上毛かるた」の作成者の足跡を追体験したりと、ファンタジックな部分もあります(笑)。
  学校生活も、たぶん普通に送ることだって出来るんでしょうけど、周囲の人間がグンマを愛するあまりちょっと常軌を逸脱しているのでだいぶ変わった青春になってしまうのでした。
  勢いと神月くんのテンションだけで持っていこうとする部分は多々あるので、そういうのが駄目な方は読んでも響かないかもしれませんね。でも自分は漫画に関しては割と悪食な自覚はあるので、この作品はゲラゲラ声を上げて笑いながら読みましたよ。

  作者の井田ヒロト先生は、女性なんですかね?? 妙に人物の線が細くて、作者自身が登場するオマケ漫画も多いので、なんとなくそんな気がしてきます。この方がそもそも群馬に住んでいたことがあったとかで、群馬の文化のおもしろ可笑しい紹介漫画を描くことになったようですね。
  そういう愛着と、愛ゆえの「なんで群馬はこうなんだよ!!」という憤り(笑)から描かれているので、基本的には愛を感じる漫画であります。
  所沢で編集さんからの監視生活を送るストレスで「翔んで埼玉」を描いた魔夜先生とは大違いだな……。
  でもそれは魔夜先生が悪いんじゃないしな……。

  トチギの戦闘員?と戦うやら(レモン牛乳で窓にメッセージ書き付けるシーンは爆笑しました)、野獣先輩ならぬ野汁先輩(超いい人)と出会うやら、吉田松陰と会ってその志がグンマに引き継がれていることを知るやら、ニイガタのスパイと戦う為に上毛かるたを特訓する……ついでに何故か女装するやら、神月くん大活躍であります!!
  っていうか女装姿がふつうに可愛い……(笑)。
  でも、男子特有の骨ばった感じがちゃんと各所に出ていて、ああー女装姿の男子描くの上手いなーと、変なところで感心いたしました。
  そして5巻の後半では、ついに姿を現したイバラキ(いばらぎ、ではなく、いばらき)の刺客が!! 神月くんのイトコがさらわれて、なんかやばい感じになってました!! 茨城は不良が多いっていう不名誉なイメージのせいか、無駄に戦闘力が高そうで手強そうですね!! ニイガタのスパイは知略で来ましたけどねぇ。
  やはりイバラキは納豆で攻撃してくるのでしょうか。別に汚いものではないと分かってはいても、精神的なダメージはでかそうだな、と感じます。
  毎回けっこうピンチになるけれども切り抜けているので、たぶん今回も大丈夫だろうとは思いますけどね……ここまでしか借りていないので、続きが気になりますね!!

  楽しく笑えて群馬に詳しくなれる漫画なので、おススメです!! でも先述の通り、好き嫌いは別れると思いますよ。


  ではでは!!

「銀魂」実写映画化だぁ!

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  みなさまこんばんは! あまりの暑さに思考を放棄したい皿洗いです!! とりあえず理性を取り戻す為にも、選挙公報を読んでみました。結果、萎えました。大層な公約を掲げるのはいいのですが、どう実現していくのかを意図的に隠ぺいされるとげんなりしますねぇ。
  説得力はありませんがみなさんも選挙へ行きましょう!!

  さて、月曜日なので、週刊少年ジャンプの話題であります。ジャンプ31号!
  ついに来ましたよ、ついに……「銀魂」が!! 実写映画化!! 小栗旬主演!! ……ええ~……??(汗) まぁ、他の誰かよりも小栗旬ならまだいいか、というのが個人的な意見ではありますが、それにしたって「銀魂」まで実写化するとはなぁ。もう本当に邦画界に期待することはもうほとんどありませんよ。竹中直人と共に沈むがいいよ。
  銀さんはイケメンでいいのですが、お登勢さんあたりを妙に美人な女優が演じられると困ります。忍たま乱太郎の食堂のおばちゃんみたいに、いっそ殿方がやればいい。そう思っております。

  銀魂実写化報道でいちばん面白いのは、空知先生のコメントですね。曰く、「泥舟と分かっていて乗るスタッフマジ尊敬するわ。そんなスタッフが作る『銀魂』なら見てみたい。どうせ沈む舟だけど。あと主演と監督抹殺する」とのこと(要約)。自虐ネタと、尊敬を込めた殺意とを見事に表現する空知先生マジすごいッス。
  名文を書くんだよなぁぁ。昔、読切で「しろくろ」を読んだ時の「この人はすごい!」という感覚がまったく色あせてなくて、本当に嬉しい限りであります。空知先生がそう言うなら、泥舟でもちょっと興味が湧きますね。泥舟ですけどね。

  泥泥言いスギなので、ジャンプの話でもしますか。
  表紙は御覧の通りの「銀魂」でして、巻頭カラーは今月アニメが始まる「斉木楠雄のΨ難」であります。おおー、人気投票ですか、またやるの……え? 発表?? アレ?? と思ったら、なんと、作者の知り合いとか身内とかにアンケートを取った人気投票だそうです!! おいおいおいおい!!!!(笑) アニメ化だよ!? アニメ化だって分かってるの!? 神谷浩史さんと小野大輔さんが出るアニメなんだよ!!??
  と、狼狽しましたが、順位が順当スギてなんだか逆に何も言えなくなりました(笑)。
  声優さんのインタビューも面白かったです。特に、燃堂と似ているところはあると思いますか? と訊かれた小野大輔さんのキレっぷりが見所でした(笑)。
  そして本編は、第202話。
  文化祭実行委員を決める回でした。自分ははっきり言って高校時代のこの委員会のことは記憶にないのですが(年度初めに各委員会は決めた気がする)、こういうダルイ役は誰もやりたがらずにクラス内が妙に緊張しちゃうのはどの世代にもあることですよね(笑)。やる気に満ち溢れた学校だったら違うかもしれませんけどね。すったもんだあった末に、照橋さんが楠雄くんを引き当て(誇張なし)、2人で青春の日々を過ごさんと意気込むことに成功したようであります。さすが照橋さんだぜー。

  「ヒーローアカデミア」、第97話。オールマイト土下座の回!!!!
  まさか土下座までするとは思いませんでしたよ。ナチュラルボーンヒーロー、平和の象徴、色んな人から愛されたヒーローだった彼が、民家の床にオデコと鼻くっつけてさ。
  説得内容は割に平凡でしたが、未来に賭けてほしいと、信じてほしいと言う外ありませんもんね。
  今回はひときわ強く、出久ママの愛情を感じた回でした。息子の身を案じて戦いから遠ざけるばかりではなく、彼の幸せを心底から願っている。その為に、苦い決断も下せる。深い愛と、自制心がなければ成り立ちませんね。息子の成長を喜び、オールマイトにここまでしてもらえることに驚きつつも感激している筈ではありますが、それよりもやっぱり淋しさと心配が勝っているんでしょうね。
  オールマイトが去るタクシーを見送って泣いていた涙に、そういうもろもろの感情が浮かんでいたのではないかと思います。
  母親って、すごいなぁ……。

  「ONE PIECE」、第831話。なんかめちゃくちゃな森に上陸してしまいましたね。プリンとの待ち合わせは海岸じゃありませんでしたっけ?? 構わずどんどん上がってっちゃって、ホントこいつらアホですわ。いつものことながら!!(笑)
  臆さず突き進むしか選択肢がないんだもんな、この一味。ナミはいつも制止するけど強制力がないしなぁ。
  サンジの幻らしきもの、鏡合わせのルフィがもう一人、喋る木に、ワニ、埋まった巨人と、なんかもう悪夢みたいな光景が次々に広がってきます。こんなに訳が分からないのは、スリラーバーグ以来ですね。ああ早くシリアスなバトル展開になってくれないかな……。

  「ブラック・クローバー」、第68話。
  ノエルがついに覚醒!! 海竜の咆哮を生み出し、放ち、野獣みたいな魔導士の半身をえぐってやりました!!!! すごいぜノエルー!!!!
  でも、この敵さんがノエルに反応して「王族か?」「最も穢れし一族の」と呟いたあたり、リヒトさんが恨みを抱いているのは特にクローバー王国の王族のようですね。ちらりと見えた回想は、結婚式?? リヒトさんの?? そこで起こった大量殺人……なんかしらの陰謀があってそれに巻き込まれたとか??
  なんにしても、ますます敵さんの動機が支援じゃないかという疑いが濃厚になってきました。
  悲劇が起きたことは容易に想像出来ますが、個人的な恨みだけでよくここまでのことを起こせますね。規模がでっかいけれども器が小さいというかなんというか……そんなこと言ってる場合じゃないんですけども……。
  しかしかっこいいなノエル。遠慮がなくなるとこんなにも強烈なのか。これはお兄様も黙るに違いありませんよ。

  「ハンターハンター」、第360話。
  出航してすぐの、ワブル王子の護衛の死。クラピカは得意の、鎖によるウソ発見器を駆使して護衛たちやお側付きを尋問して、あっという間に「他の王妃から派遣された護衛」の存在をあぶりだしました。下位の王妃の動向を見張る為に自分の手下を送り込むって、すっごい世界だな……。すごい王宮だ。
  しかも! 王子たちが念能力を使えるようになっている(かもしれない)だなんて!! 継承戦で殺し合いなんてどうやるのかと疑問でしたが、なるほど各王子が念能力を持っていればそれも可能ですね。部下にやらせるとその部下が罪に問われますし。
  壷中卵の儀、っていうのが念能力を授ける儀式で、それに使うツボがあの例の、クロロが狙ってるツボか!! でも、蠱毒に使ったツボで、しかも寄生型の念能力を授かるとか、いやマジでいらない!!!!(全力拒否) 生理的にも実際的にもマジでいらないぃぃぃぃぃ!!!! 何もいいことないじゃないですか!!!!
  それを使いこなせば王位に近付けるかもしれませんが、だとすると生まれてすぐのワブル王子がめちゃくちゃ不利じゃないですか?? っていうか寄生型の念って、自分で操れるようになるの??
  しかもここで休載に入るとかーーーーーーー!!!!!
  本当につらいいいいいいいいいい!!!!(咆哮)

  「ハイキュー!!」、第212話。今回すっごく為になりました。いつも以上に親近感を持って読めたのは、翔陽が我々と同じ、「コートの外」にいたからですかね??(笑)
  烏養コーチの焦りと自責の念をも感じ取って優しくフォローしてくれる武田先生、マジすごいッス。武田先生は人の心の重石をそっと外してくれる妖精のような方だなぁ。烏養コーチの、翔陽の勝ち筋を限定しすぎたか、という後悔もよく分かります。翔陽には確かに、あれしか出来なかった。だからってあの変人速攻ばっかりやらせていてよかったのかと、そう考えてしまうんでしょうね。
  でも武田先生は翔陽の、自ら学ぶ力を信じてくれてるんだなぁ。本当にいい先生だ。
  んで、白鳥沢での、翔陽。じっとコートの外からバレーボールを見て、初めてバレーボールに対して「傍観者」であったように思います。よく見える目がじっとコートを見て情報を得ている様は、実に貪欲そうでありますね。それを見て、ゲス天童さんも嫌な気持ちになってますし、牛島さんもごく率直に「嫌だ」と口にしてらっしゃいます。
  あれこれ見ているうちに、白水館のリベロ、黒石くんの動きになにか思い出したらしき翔陽。回想は中学時代の、テニス部の友達に自主練を付き合ってもらおうとして先にテニス部の自主練に付き合ってあげた時のことでした。軽くジャンプして動き出しやすくするスプリットステップ、というテニスのテクニック。テニスはフットワークが命ですから、そういう動きも習うんでしょうね。
  どうでもいいけどどうしてこの漫画のリベロは、そろいもそろってレシーブ直前に舌なめずりをするのだ。
  牛島さんは何から何までスマートにこなしちゃうイメージがありますね。もともとの才覚に加えて熱心に練習した結果なんでしょうけれども、研ぎ澄まされた「バレーボールの為の」筋肉が彼を動かしているのだと思うと、ちょっとドキドキいたします。特化された能力だぜー。
  あと、黄金川の動きがやっぱりなんか変(笑)。着地の時になんっかがに股になっていて、笑いを誘いますね。彼のセットは、少しは上達したのでしょうか??

  「ソーマ」、第173話。
  試験会場にて、あからさまな差別を付けられる創真たち。こんなに回りくどいことしてないで、どんどん退学にさせちゃえばいいのにね。どんな形であれ、自分に盾突く生徒に「土を付けた」明確な結果が欲しいんですかね、薊パパは。それもそれでちっちゃいことですなぁ。
  すべて薊パパが器の小さな卑怯者であったことから始まったことですからね。しょうがありませんね。パパさんは今すぐ腐った卵を食べればいいと思う。
  でも、創真や黒木場には何か考えがあるようですよ?? 日没までって、冬のこの時期けっこう早いよ?? 大丈夫なんですかねぇ。

  「火ノ丸相撲」、第103話。
  大典太こと典馬はこの大会前の特訓で、ちゃんとお兄さんの大関と向き合っていたようですね。まだ折れていない、強い心の持ち主と向き合って、折れかけていた自分の心を引き戻したのであります。どれだけ負けても諦めない大関、かっこいいッスね……!!
  今回は花道を入ってくる大関の表情に、ピリッときましたよ。ゾクッとしました!!
  この漫画は真剣な表情が光っていいですね……。なんかもう、チヒロでも典馬でも、どっちが勝ってもおかしくない気がしてきました。

  「鬼滅の刃」、第20話。選抜試験で雀をあてがわれた剣士、再登場です。
  お名前は、我妻善逸。割とかっこいい名前ですけどね……でも中身はひどい。いつもぐずぐずと死にたくない、仕事に行きたくないと嘆いては雀を困らせ、女の子にちょっかいを出し、今もまさにまったく知らない女の子に求婚している最中で、そして寝るとイビキがうるさい、と。いいとこないやん!!(驚嘆)
  でも、炭治郎が鼻が利くように、彼は耳がいいみたいですね。しかもそれを自覚していないようであります。
  やっぱり、ビビリでもヘタレでも剣士になれるぐらいの実力者ですから、なんらか秀でたところがあるんですね。でもどうして彼のお使いは雀なんだろう……。
  あまりにも情けない善逸の姿に、炭治郎が見たことのない顔をしていたので、かなり笑えました(笑)。炭治郎の辞書にも「呆れる」という語はあったのですね!

  「左門くん」、第39話。
  天使ヶ原さんの妹のリンちゃんは、素直ないい子だなぁ。「特にない!!」と朗らかに答える姿の、なんと微笑ましいことよ。でも普段は金属バット振り回して街を闊歩しているのですよね……このギャップたるや……。
  ともあれ、今回は天使ヶ原さんのダイエット大作戦! ベヒモス先輩、天使ヶ原家の料理補助してくださるのは、新たな作戦なんじゃないですかね??(笑) 天使ヶ原さんになんとか食べさせようとする作戦なのでは……。それにホイホイと乗っかってしまい、天使ヶ原さんは体重計に乗って後悔をする、って話なのでした。
  ダイエットの王道、とりあえずジャージで河原をランニング!! その行く先々に現れては、手を変え品を変え天使ヶ原さんにカロリーを摂取させようとする悪魔のような、えーと……悪魔!!(先輩) そしてその主、左門くん。天使ヶ原さんがどれだけ移動しても、サルガタナスの瞬間移動でついてくるのですよ。
  左門くん実は天使ヶ原さんのこと大好きだろ……って、思いました。今回は本当に。いつもはそれを考えることは控えているんですけどね!!
  「カスも積もれば山となる」って、さり気にひどいモノローグだなって思いました。
  安定のカス虫オチ。うーん通常運転。実に安定です!! 人気も安定だ!! あと一年ぐらいしたらアニメ化だ!!(願望)

  「ワールドトリガー」、第149話。
  おおおお、やったー!! 城戸さんがヒュースの入隊を認めてくれましたよ!! でも、その代わりに雨取ゲットだぜ☆ とか、実はもうA級で選抜試験始めちゃうんだよー☆ とか、いろいろ衝撃の事実が出てきてびっくりしましたけどね。城戸さんの口から「雨取隊員」って言葉が出ただけで動揺しました。城戸さんの視界にちゃんと千佳ちゃん入ってたんかー!! って(笑)。そりゃそうなんだけどさ!! そうなんだけどさ!!
  でも逆に千佳ちゃんを遠征に差し出す(言葉は悪いのですが)ことで、遠征部隊に入れる可能性がでてくるとか、何がどう転ぶか分からんもんですな。
  ……しかし、ヒュースのことがなければ千佳ちゃんの遠征部隊随伴は、城戸司令側が丁重に頼み込むべき案件だった筈で、それに乗っかって修たちが条件を出すことも出来たのでしょうか?? ヒュースのことがなかったら、城戸さんはどんな切り口で玉狛第2にそれを依頼してくるつもりだったんでしょうね。
  書類の締め切りにも目をつぶってくれるとか、城戸司令、なんか柔軟になったんじゃありませんか??(笑)
  あと根付さん、「悪い知恵ばかり付けていくねぇ」って、あんたが言うなあんたが!!(笑)

  「歩」、第40話。
  今回は金ちゃんこと、泰金さんのお話。ものすごく強かったのに、早熟ゆえにプロになるだけのメンタルが備わっていなかったせいで、どんどん魂が抜けていってしまったと歌川さんは語ります。誰よりも「買っていた」からこそ、そんな姿が見ていられなかったのですね。かやね壮を抜けたのはそういう逃げと、それと、泰金さんの奮起を願ってのことだったんでしょうか。
  そして今日、降って湧いたプロになれるチャンス!! まさかの展開!! プロってこんなにいきなりやってくるもんなんですか?? 囲碁だとプロ試験がありますけどねぇ。昇段試験と奨励会入会の試験とが一緒で、なんかもうごちゃごちゃだぁ。
  あと信歩ちゃんは愛されすぎだ。ちくしょうかわいい。


  ではでは!!

モーニング31号

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  みなさまこんばんは! 本日は昨日と打って変わって、涼しくて過ごしやすかったですねぇ。これは風邪ひく人が続出するな、と思いながら優雅に昼寝などかましていた皿洗いでございます。現在のBGMはT.M.Revolution!

  さて、先週記事にするのをすっかり忘れていたモーニングの話題であります!! モーニング31号、表紙と巻頭カラーは「バトルスタディーズ」であります。ぜんぜん読んでいないうちに、人気連載になっておりました。びっくりだ。
  暴力などでいいイメージがなかったPL野球ですが、漫画にしてみると刺激的で面白い生活になるんですね。少なくとも当事者である1年生連中は、夢に向かって真摯に邁進している。その姿は純粋に良いと思います。
  でもちょっとギャグとか話の内容とか、個人的に好みではない、かな……。
  お母ちゃんと主人公の彼女の年齢差をまったく感じないあたりにやや問題を感じます(笑)。

  「BILLY BAT」、第159話。
  弁護士のモニカはついにティミーと直接会い、公害について話をしますが、ティミーはそもそも温暖化と土壌汚染が悪いんだよ~と、のらりくらり。土壌が汚染されているのも、会社の採掘が悪かったからじゃないのか??
  エクストラスーパームーンの夜にはビリーバットに会える、と言い放つ彼に、「あなたは会えないけどね」と冷たく言い返すモニカ。ケヴィン・グッドマンの名前を出したことで、ティミーに敵認定されたようであります。モニカを駆除しろ、と指示を出すティミーですが……ここでモニカを始末したら、ますます事態が悪くなる気がするんですけどね。まず疑われるのは揉めていた相手ですしね。
  一方、バスクの洞窟でビリーバットと再会したケヴィンでしたが、突き放すようなことを言われて呆然としてしまいます。そのうちにもう一羽出てきて2人(?)で揉め出して、ええーこれどうすればいいのー? と人間のケヴィンが戸惑っている間に、更にもう一羽のビリーが登場!!
  えっ、全部で3羽なの?? 白と黒じゃなかったの??
  もうどうなっているんだか、まるで分かりませんよ!! もうすぐ完結という予告を信じて、突っ走るしかありません!!

  「宇宙兄弟」、第277話。
  ウィンチに手もかかり、引っ張り上げられるのを待つだけのムッタ。しかし彼が宙ぶらりんの状態でいる間に、エディの宇宙服に破れが生じ、減圧してエディがピンチに!!!! なんでしょうね、この渓谷に近付くとみんな酸素がピンチになるという運命的磁場でも発生しているのでしょうか。
  ここまで危機だらけにならなくても……と思うのですが、実際の宇宙飛行士もこうした些細なトラブルや命の危機に見舞われているのでしょうか?? それがあまり報道されないだけ?? もちろん、ヒビトもそうでしたから宇宙へ行くクルーは「遺書」を遺して旅立っているということは一応知っておりますが、月面でもこんなに怖いだなんて、思いもよりませんでした。
  大気がない、それが、どれだけ重大なことなのか。
  人間はやはり地表で安寧に暮らしているのがいちばんなんですねぇ。そんなことを言っている場合ではないのですが……。
  放射線で汚染される前に息が続かなくなるピンチが来るとは思いませんでした。エディ! しっかり!!

  「GIANT KILLING」、第417話。持田のカウンターから、いいようにヴィクトリーにボールを運ばれ、更にはゴールに迫られて。どうにかそれを弾き出したものの、今度はヴィクトリーのセットプレーですよ。やれやれ。それもキッカーが持田だしさ。
  黒田がピント外れの言動をするのはいつものことなので、特に何とも思いません(笑)。
  でも、その黒田に向かってため口を聞いているってことは、持田も28歳ぐらいなんでしょうか?? 27か28かそのへんかなと思ってましたが、ほぼ確定とみて間違いない!?
  あと、「蹴られる」はら抜き言葉ならぬ、「ら入れ」言葉ですかね(笑)。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、今回は特別編。ストーリーは一旦置いておいて、「プロに行く人って、どーゆー人なの?」というテーマで、ドキュメンタリーをお届けであります。
  野球のスーパーエリート、ってのはよく分かるのですよ。なにやらせても上手くて、地元で大活躍、高校はスカウトを受けて強豪校へ入り、甲子園で大活躍してドラフトで指名を受けてプロ球団入り、っていう、ね。ナッツ(高校生)の場合はちょっとだけ違うルートでしたが、それでもチームの主将もやりましたし、エースナンバーだって背負いました。それなりにエリート街道ですよね。
  でも今回紹介された中日ドラゴンズの又吉克樹投手は、そんなエリート街道なんて全然歩んでいない!! 雑草というほどでもないし、そもそもプロを目指していた訳ではなかった人。それなのにいろんな出来事が奇跡のごとく重なって、今はドラゴンズで投げているっていうんですから、そういう人もいるんですねぇ、と大変驚きました。
  型にはまった「エリート」だけが存在している訳ではないんですね!! まさに結果が全ての世界であります。
  今回は非常に興味深く、面白かったです!!

  「コウノドリ」、第157話。
  お腹の中で亡くなった赤ちゃんの名前も家族みんなで考えて、出てきてくれてから火葬をして、「家族」として丁重に扱う横山さんご一家。シンジくんもまだ小学生なのに、大人しく火葬場までついていってちゃんと「弟」を見届けて、偉かったですね。
  可愛い妹の誕生日は、弟を見送った日でもある。喜びと悲しみが混在する母親の表情をきちんと描いた鈴ノ木先生はさすがだな、と思いました。この作品は悲しいことでも変に美化することなく、淡々とありのままに正面から、妊婦さんたちに直面して描き出しているところが素晴らしいですよね。
  次の話はどんなものなのか、お休み明けが待ち遠しいですね。

  「インベスター」はここのところしばらく、保険の話をしていますね。保険のおばちゃんと舌戦する財前親子のシーンは実に見ごたえがありました。お父さんは頑固な真面目者、ってイメージがありましたが、なんだかんだ言ってこの破天荒主人公は間違いなくお父さんの息子なんだなぁ、って思いましたよ(笑)。まったく同じスタンスで立ち向かうんですもんね。
  でも保険のおばちゃんは、白旗を上げて退散したかと思いきや、出ていく前にテレビの下のDVDをチェックしていましたね。またしても好みを掴まれてますよ。あなどれない、油断ならない存在であります。怖い怖い。
  んで、投資部で保険について研究。戦後すぐは保険も契約数が激減したものの、テレビコマーシャルの影響や「鉄板トーク」の誕生、セールスレディの「人柄で売る」という戦略によってどんどん契約数を増やしていったとのことでした。なるほど、CMや営業の「人当たり」を最大限有効利用して、大成功した例なんですね、生命保険って。
  そして人海戦術の人件費を捻出する為に、生命保険の「商品」をブラックボックス化した、とのこと。
  更には、想定より「死人」が少ない時には生命保険会社が儲かるように設定されている「死差益」でもって、上手く儲かるようになっているとのこと。やっぱり保険会社が得するシステムではあるんですね。日本の保険会社が良心的とは言ってもね。
  更に更に。部長さんは、「先に金を集める、これが最強の商売だからだ」と説明します。そういえば保険は「積み立てる」金融商品ですから、先払いですね。それが商売においてとても強い、その理由とは!? 以下次号!

  「疾風の勇人」、第22話。
  病気が治り、民間の企業に勤めようとしていたところ、ふと思い立って大蔵省に電話を掛けると……「とっとと戻ってこい!!」と先輩にどやしつけられた勇人さん。何とでもするから、とまで言われて、大蔵省に戻りたかった勇人さんに否やがある筈もなく、たちまち復職して大阪でまたキャリアを再スタートさせたのでした。
  ってか、あの遠縁の満枝さんと再婚してたのかよ!! 「いろいろあったのだが」って、そのいろいろの部分をもっと詳しく知りたいです!!!!(拳)
  そして話はまた戦後へ戻り、いよいよ経済統制の撤廃が国民の生活にも響いてきたころ。米以外の主食、綿製品などの売買が自由化され、砂糖の統制もなくなってグリコのキャラメルも再販売が始まりました。こういう好転に関しては、人々は「ドッジさんのお陰やぁ」「池田大臣さまさまだ」とかは、思わないんでしょうね(笑)。功績に関しては自分で言うと台無し、っていう国民性のせいもあるかもしれませんが、だったらもっと他の人が誉めるべきだと思うのよね。
  これは現在の政治家にも言えますよね。いいことしてるのになかなか功績が世に知られず、賄賂だの失言だのってそういうネガティブイメージばっかり拡散されてさー。マスコミの問題ももちろんありますし、世論も過剰に政治家の「失敗」に反応しすぎですよね。
  鞄に5千万円詰めてた猪瀬さんだって、地下鉄のトンネル内で携帯電話使えるようにしてくれたんですよ!! 賄賂でごちゃごちゃ責められた甘利さんが環太平洋協定のことでどれだけお仕事してくださったことか……。
  身を粉にするのが当たり前なんですねぇ、政治家の方って。
  まぁそれでも、どうしようもないアホはちょいちょい存在しますけどね(笑)。
  話を戻しますと勇人さんのところに、ある日訪ねてきたのは「電気事業再編成審議会」の委員長、松永安座エ門!! 写真見たら絶妙に似ていて笑いました(笑)。
  戦中あった「日本発送電」という電力体制を、分割して民間が運営すべきだと主張し、勇人さんに掛けあいに来た模様。ここで民営化したのが東京電力や関西電力などの、現在もある電力会社なんですね。松永さんの意見では、官が取り仕切ると、「また戦前と同じ図体がでかいだけの非効率な独占企業」になってしまう、とのことでした。
  いわゆる民営化ですね。
  でっかい企業であるといろいろ利点もあるんでしょうけど、国がなんでもかんでも支配した結果がこの敗戦だと考えて「民間の健全な競争にさらすべきだ!!」と言っているのは、ごくごく真っ当でしかもありがたいお話だと思いますよ。小さな政府って奴ですね。
  更には、「分割民営化したほうが、税金がたんまり取れるのだぞ」と……。悪魔のささやきだー!!(笑)
  勇人さんの性格を知ってこういう方向から攻めたのだとしたら、相当のやり手ですな。うーんかっこいい。

  なんと驚きの!! 唐突な!! 村田雄介先生の新連載が開始なのであります!!!! どうしてこうなった!!!!
  「ワンパンマン」でお馴染みの村田先生ですが、モーニングでは「マンガ家夜食研究所」というエッセイ風の漫画を描いてくださるようであります。まぁこれならストーリー要りませんし、ページ数も少なめ、小粒で美味しくって適度かもしれませんね(※ 村田先生はお話が書けないので作画専門なのです)。
  初回は、「ギョーザの皮で作る一口ピザ」でした。個人的には、「ピザ」にピーマンを入れるのはやめてほしい派であります!! ピザトーストに乗るピーマンも解せないタイプ。
  まぁ、具はいくらでも改変出来ますから、自由にやってみましょう!! でもその前に、餃子を家で作ることがあるかどうかだな(笑)。

  「ランド」、第26話。
  風太はやっぱり子供を殺していなかったんですね。よかったよかった。生贄を殺させずにブタの心臓と交換して赤ちゃんを助けてあげるなんて、「白雪姫」の狩人みたいだな。
  でも盗んだ家畜だった!(笑)
  アンは父へ向け続けていた怒りの矛先を見失い、双子の杏を憎むようになりますが、やがて鷹の足に捕まって「ランド」まで飛んでいきます。そこを出迎える和音。彼はいったい何を考えているのでしょうね?? アンも、杏も、救おうとしているのでしょうか??
  一方で杏は「文字」のお勉強中。和音が授けてくれた小型タブレットは、聞いた音声を文字化してくれる素晴らしい機能があるようですが、これ最近話題のSiriみたいに、文字変換を間違えちゃったり声を聞き取ってくれなかったりしたらどうなるんでしょうね? 紙に書いたものを残せないからとはいえ(誰に見られるか分からないから)、ワンプッシュで50音表でも出せるようにしておいたほうがいいんじゃないでしょうか??
  お節介ながらそんなことを考えてしまいますが、「ランド」の技術は現代日本よりずっと進んでいるようなので、あまり心配はいらないんでしょうね。

  「ディアスポリス」、第6話。“例の国”って言ってますが、これ完全に中g……おや誰かきたようだ
  チュウ先生が敵方の人間かもしれない、という疑いはけっこうショックですねぇ。前作ではずっといい味方でいらした先生ですからね。まぁまだ決まった訳ではありませんが。それよりも、久保塚さんが訪ねているこのボロイアパートの所在地が板橋区だって知ったことの衝撃のほうがでっかいです(笑)。てっきり足立区かと……。

  「ギャングース」、第141話。
  来栖の集金係を追っていった筈が、いつかの自衛隊コスプレ窃盗団に遭遇! 更には、集金係に迫る謎の覆面タタキ屋!? と思いましたら、なんとその覆面たちは来栖と鰯田さんでした!! 自分たちの金をタタくつもりだったのか? なんで?? とサイケが言うと、カズキがドヤ顔で「こいつらがあんなクソなネタやるよーな奴じゃねぇって知ってんだよ」と。……やっぱカズキは、人を見る目がありますし、友情を裏切らないすごくいい奴ですね!!
  しかもその場を制圧して戦いを回避して逃げ出す作戦も、完璧でしたね!! ハイエースを走行不能にさせて、他の車も鍵を抜いて乗り捨て、またはタイヤのバルブを抜いておく、といった仕事をあの一瞬のうちにしてしまうとは。さすがカズキだぜ!! こういうところにその真価を発揮しますよね。
  ということで、来栖を説得して安達の絵図を完全につぶす為にスパイをしてくれと頼みこみました。牛丼何杯食べてんの? これ(笑)。
  カズキのピアスを返す為にずっと持っていてくれたとか、来栖も本当にいい奴だなぁ。加藤さんの遺志の為に協力してくれるってことで、これは心強い味方を得ましたね!!

  ではではー!!

コミックビーム2016年7月号

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  みなさまこんばんは。暑いからって何もせずにダラダラ寝ているばかりの皿洗いです!! 休みの日はだいたいぐったりしておりますです。はい。
  でも今日の夜は涼しいですね。不思議だ。

  さて、ものすごく久しぶりのコミックビームです!! 久しぶりにビームを買いましたよ!! 一年5ヶ月ぶりですかね。
  それというのも書店でたまたま見かけた際、表紙が志村貴子先生で、新連載で、しかもタイトルが「バッテリー」(あさのあつこ原作)だったからなのであります!!! 「バッテリー」がアニメ化するので、その宣伝も兼ねたコミカライズってところでしょうか??
  「バッテリー」がアニメ化することも知りませんでしたし、そのキャラクター原案を志村貴子先生が担当されているのも知りませんでしたのよ。今月14日からアニメ放映開始ですって。ちょっと興味はあります(原作は読んだことがないのですが)。キャラクター原案を手掛けた漫画家さんがそのまま漫画化するって、珍しいパターンではないでしょうか?? 割と贅沢な話だと思います。
  しかもそれをコミックビームでやるとか……!!(←ここ重要)
  カドカワしかつながりがないのに、よくぞここまで、って気にもなります。はい。

  ぜんぜん関係ないのですがカドカワで思い出しました。「坂本ですが?」アニメ最終回無事放映、おめでとうございます。緑川さんの美麗ボイスに酔い痴れる日々も終わるのかっっ!!

  ってことで、「バッテリー」、初回。
  岡山県の山あいの家、祖父の家へ引っ越してきた巧たち一家。3月なのにまだ雪の残るところからして、おそらくは岡山県北部なのでしょう。鳥取との県境も近いぐらいではないでしょうか?? 南部には雪があまり降らないので、巧の弟の青波くんも大層はしゃいでいるご様子。
  そして荷物の整理もそこそこに、ランニングへ出かける巧。風呂焚きしているおじいちゃんに変化球を教えて、と言っているので、このおじいちゃんも野球経験者のようですね。その年で覚えても肘を痛めるのがオチだ、って答え方も、よく知っている人のそれですね。
  おじいちゃんの諭し方に対する巧くんの反論が、こう。
  「おれが投げられない球を他のやつが投げられるのが許せないんだ」。
  ああ、これは……相当のエゴイストですね。でもピッチャーって多かれ少なかれ、こういう面があるものですし。こういう傲慢な面があるからこそ、エースナンバーを背負えるんだっていう側面も、あります。うむむ。
  そしてランニングついでに立ち寄った神社の境内で、キャッチャーとなる少年と出会うのです。
  なんというか、話の描き方がまんま志村貴子先生の作品って感じで、本当に原作があるの? と疑いたくなってしまいます(笑)。先生が本当にのびのび描かれている証拠なのかな、とは思いますが。
  短期集中連載ということなので、その間、またビームを買ってみようかなと思っております!

  さて、久しぶりのビームなので、他の作品も。

  「あれよ星屑」、第34話。
  おおー、まだこれやってるんだ。焼け跡の生活をとても丁寧に描き出しているので、すいすいとは時間が進まないんでしょうけれども、もう4巻発売ですって。長いことやれるもんですね。各方面で評判になっているようで、ちょっと嬉しく感じますよ。
  俳優の瑛太が心酔していると宣伝に書いてあって、これまた意外な人物が宣伝しているものだなと感心いたしました。でもよりによってコメントが「この作品だけは実写化されませんように」で、苦笑いですわ(苦笑)。漫画の実写化って、最近多いけれども、失敗ばかりで物議をかもしてますもんね。
  俳優や女優によるコスプレスチル撮影ぐらいにとどめておけばいいのだ(予算の高い妄想)。
  本編はと言えば、相変わらずであります。男たちが闇市を練り歩いて、門松はあっちこっちで用心棒のように扱われて、班長殿は女を買ってグダグダと過ごしていて。班長殿の義理のお姉さんという方も登場していましたが、どうもこの方と班長殿との間にあまり道徳的でないいざこざがあったようですね。
  それを口に出さない門松さんは、本当に大人だなぁ。破天荒に見えて、人に対する気はちゃんと遣えるんですよね。
  更に班長殿のお父さんまでひっそりと登場してらして、びっくりいたしました。
  靴磨きの少年が負った、空襲の時の苦しい記憶の描き方が鮮烈で、印象的ですね。読んでいて胸が苦しくなるようであります。川島父の、「年端もいかぬ子供まで道連れにしたのは間違いだった。国を護りおおせても先を担う子供のことを考えねば…」という台詞に、まっことその通り! と、深く頷きました。
  やはりあの戦争は間違っていた。あんなに小さな子も、たくさん苦しんだのですから、それはやはり間違いだったのですよ。だからこそ繰り返してはならないのだな、と思います。

  羽生生先生の「恋と問(こいともん)」、第2話。
  ああああああ、これって、恋乃さんの娘さん!? 腰のところに傘が巻き付いているように見えるんですが……どんな服着てるんだ。流浪のアルバイト生活を続けて漫画を描き続けているって、昔の門くんを見ているかのようなのですが、やはり父親は彼なのでしょうか??
  でもマンションの表札部分は「証」になってたけどな……。
  細かいことなのですが、「不治そば」の営業時間の“約”24時間とか、マンション名の「マ・メゾン 袋叩」とかの小ネタがいちいち笑えました(笑)。なんだよ袋叩きって……。

  倉薗紀彦先生の「地底旅行」(ジュール・ヴェルヌ原作)、第10話。地底で仲間とはぐれたものの、崩落に遭って逆に合流出来たという主人公が、目覚めてから。なんだか日の光を感じる? 風のそよぎもあるし、波の音も聞こえるし、これはいったい……と思って洞窟の外に出てみると、海が拡がっていた!!
  え? でも地下なんでしょ?? どういうこと?? と思ったら、広大で巨大な空洞がそこにあり、地上の海にそっくりな水辺が茫洋と広がっていたのでした。雲もあるし、「電気的な性質の」光にも満ちている。これはとても、地下であることが信じられない光景ですね。
  しかし面白そう!! 冒険に挑むワクワク感が、ものすっごく感じられます!! もう1巻が出ているとのことですので、ちょっと興味が湧いてきましたね。読んでいない間にこんな面白そうな作品を連載し始めていただなんて、なんか悔しいなぁ(笑)。
  ヴェルヌの原作、現代をよく見ると「センター・オブ・ジ・アース」のフランス語だということが分かります。その名前のアトラクションならディズニーシーにありますが、あれってヴェルヌのこの話がモチーフだったのかー!! 「海底2万マイル」が「海底2万里」を基にしていることしか知りませんでしたわ。
  でもこの海、主人公たちは、どうやって渡るのでしょうね?? 船なんかまさか持ってきてないでしょうしね……。
  原作を読んでみましょうかね!?

  竹本泉先生、新連載第2回ですって。「夏に積乱雲まで」。よく分からないタイトルです!! が、やっていることは今までと同じ(笑)。謎の科学技術から魔法にツールが変わっただけで。
  女の子同士でむやみにキスしてるし、魔法の練習が物語のメインではないし、大事なところで重大な勘違いをして涙目で困る展開なんかものすごく見覚えがあるというか、なんというか。竹本先生の作品って、いっつも誰かが何かで困ってますよね。そして、その「困ったこと」を押し付けられる主人公がいる、っていうのが恒例の構図のような気もいたします。
  要するに今まで通りであります!!!!
  でもなんだか安心だ(笑)。

  山川直人先生。「小さな喫茶店」、第20話。探偵のなんてことのない独白なのですが、合間合間に息継ぎのように「ロックンロール」と入って、往年の名歌手のレコードジャケットが描かれるのであります。それが不可解ながらも面白くて、最後まで読んでみたらば、別にその探偵はロックが好きという訳ではない、とのこと。
  じゃあなんでそんなにロックンロールばっかり口にするのか!?(笑)
  さしたる物語はないけれども、人生は物語の連続だと。そう思わせてくださいますね。しかし芸風がずっと変わらないなぁ。山川直人先生はコミティアにもいらっしゃるのですが、まだスペースを見に行ったことはないのですよ。一回覗いてみますか……。次のコミティアは8月です。

  「砂ぼうず」、第113話。これ一体いつ終わるんだよ!?(笑)
  なにやら小砂が特殊能力に目覚めたようで、暗闇の中でも人の位置が分かるとか、人の向けている注意の方向が分かるとか、予知が出来るとか。なんだその便利機能は……。
  ずーっと黒頭巾かぶってて隠密行動で、物語がどう進んでいるのかもまったく分かりませんよ。やれやれ……。

  「目玉焼きの黄身いつつぶす?」、第43話。これもまだやってたのか!!(笑)
  今度はハンバーガーの食べ方のようです。ズレる、中身が出てくるなどなど、確かにありがちな悩みではありますね。ちょっとずつ調整しながら食べていけばいいのかもしれませんが、そういう繊細な行動はジロちゃんの苦手とするところでしょうね(笑)。細かいことが気になる癖に、細かく動くのは嫌がる人ですからね。困ったさんだ。
  最新第6巻のネタ一覧を見てみると、「カップ麺のフタ」、「牛丼の紅ショウガ」、「サンマのハラワタ」、「餃子のタレ」、「レンゲでミニラーメン作る?」などなど、とても些細な話が多くてもう……。ネタが続く限りこれやるんだろうな……。
  おおひなた先生、がんばってください!!

  伊図透先生の連載、「銃座のウルナ」、第9話。
  話はまったく分かりませんがSFだそうでして、異形の敵と戦う寒い辺境の地が舞台。狙撃手のウルナが主人公のようであります。そのウルナが敵方に拉致されて、そこからなんとか脱出して這い戻ってきたところ。
  部隊が最前線として見張っている山にスキーのジャンプ台が設置されているので、もともとは人間たちの活動領域だったのかと推察されます。そこにおかしな形の生き物が住み着いて、人間と戦争をしているということなのでしょうか?? しかし物語中で、その敵、ヅードという存在も実は人間だという話も出てきまして、いろいろ謎が深そうで興味が湧きますね。
  これも面白そう……最初から読んでみたい……。ビームはやっぱり面白いなぁ。

  「血まみれスケバンチェーンソー」、第80話。これもまだやってたんかい!!!!
  実写映画化とか、もう完全になんでもありだよな……。しかし、そこまでメディアミックスされていながら、まったくマイナーなのがコミックビームらしいとも言えますね。内田理央まで使ったのに……。
  敵はまた変わっておりますが、ギーコと爆谷は戦い続けているようであります。今度は襲撃してくる側も、襲撃される側も、改造死体で。もう本当にこの物語どうなってるの……。
  ドリエに手がついてる!! シザーハンズのハッピーエンド版みたいになってるぞ!!!!

  「イムリ」、第117話。
  イコルが彩輪を使っている映像をカーマ側が手に入れて、衝撃が走っているところでした。ヴィテジだけはその映像に映ったイコルが、イマクだと分かったようでした。イマク、まだ元気で生きて、こうして活動しているんですね。それが分かっただけでも嬉しいことですよ。
  イコルが反乱を起こすかもしれない、という可能性で、揺れるカーマの呪師たち。「命令」ならこの彩輪に立ち向かえる筈だと言い放つミューバに対し、及び腰の呪師面々。呪大師さまと賢者に「詔」を出してもらえばカーマも納得するのでは、とか言って、なんとかミューバじゃなくて賢者様に「上」に立ってもらいたがっているのがよく分かりますね。
  だってミューバって、ヒステリー持ちですもんね……。
  しょうがないのでデュガロ呪大師にしばらくぶりで会いに行ったミューバ。かつての実力者が、牢の隅にうずくまって腐った食事を手づかみで食べているとか、まったく見る影がなくなったどころの話じゃありませんね。そんな状況に陥れたのはミューバであり、そしてそこからデュガロを引きずり出すのもまた、ミューバの筈ですが。
  デュガロにとっては降って湧いた光明ですが、どう出るでしょうね??

  「夜は千の眼を持つ」もやはり、相変わらずでした(笑)。出てくる声優がみんな古いというか、ベテランというか。塩沢兼人さんの名前を活字で久々に見ましたッッ!!(涙) そして人物が写真のトレースかっていうぐらい、上手いのなんの。でもこれちゃんと描いてらっしゃるんでしょうね。
  サチコはなんでプロデューサー巻きをしているのか!?(今回最大の謎)
  しかしマッキー、漫画がアニメ化の可能性とか、すごいじゃないですか! 出世ですよ、出世!! 弾みで漫画家になったようなものだったのに(笑)。続くといいですね、この可能性が!!

  須田剛一さん原作、竹谷州史先生作画の、「暗闇ダンス」、第11話。ん? 竹谷先生?? 竹谷先生ってあの「ラズレズ」の人?? 絵柄がずいぶんポップに……! どういうことなの!? 言われなきゃ竹谷先生だって分からない、というか、言われても分からないレベルであります。しばらく考えましたもん。
  話はまったく分からないのですが、絵柄のせいでなんだか少年漫画のようで、面白そうではありますね。これも単行本1巻が発売中だそうで、わたしが読まなくなってからずいぶんと面白そうなものの連載が始まったのだなと改めて悔しく思いましたよ。ギギギギ


  はぁー。久々に読みましたが、結構楽しめました。やはり「ハルタ」よりはもうちょっとマニアックというか、暗闇に寄っている気がいたします(笑)。最近になってやっと気付きましたが、こういうのって編集者の影響なのですね。
  しかし久々に買ったら須藤真澄先生がお休み中だったのは悲しかったです!! 次号から新連載だそうで。それも楽しみですね。

  ではではー。

「ハルタ」34号

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  みなさまこんばんは! 暑くてもお風呂には入りたい派閥の皿洗いです。上がって汗だくになるのが、通過儀礼っていうか必要代謝なのだと考えております。デトックスーーーー!!(叫)
  ぬるいお湯に長い時間つかるのも好きですよ。

  さて本日は「ハルタ」34号の話題! もうすぐ35号が出てしまいますので(笑)、少し巻き気味にいきたいと思います!! 毎回これだな!!

  今回の表紙とカバーストーリーは、和田隆志先生。可愛らしい絵でほのぼのするお話だったのですが、この方の描かれる読切はいつもブラックなので、違和感をぬぐえません(汗)。このチアガールにだって、何か腹黒いところとか、後ろ暗いところとかあるんじゃないかと邪推してしまいます。いけませんねぇ。

  さて最初は、比嘉史果先生の新連載! 動物園に「くだん」が生まれるお話を描いた先生は、連載も妖怪ものでした! その名も、「真昼の百鬼夜行」。
  妖怪が当たり前に存在し、人間たちはそれと付き合って暮らしている世界のお話であります。
  山からサトリ(見た目は猿)が下りてきて、捕獲しようとする人間の心を読んで読んで読みまくってまた暴露し続けて奔走し、捕獲隊の手を焼かせます。心を読まれて何が困るのかというと、そりゃあもういろいろ困る訳でして、以前にサトリが下りてきて捕獲隊が出張った時には、「プライベート流出」による職員16名の辞職、地元住民の引っ越しが2件、そして3件の訴訟があったとか……。
  そ、そうか、生きる為に秘密にしているあれやこれを暴露されるととても困る訳ですね!! サトリはその能力でもって、人間関係を破壊するから怖がられているのですねぇ。
  でも、網を持っても罠を仕掛けても心を読まれて防がれてしまうので、これを捕まえるとか、無理じゃないですか??
  主人公のシノさんはこの部署(鳥獣保護センター)の事務方ながら、データを参照したり捕まえ方を模索したりと、後方支援をがんばっているのでした。しかしサトリに見付かって、とんでもない秘密を暴かれてしまうのです。曰く……女性の格好をしているけれども、本当は男!!
  うっそぉぉぉぉぉぉ!!(笑)
  初回から攻めてきましたねぇ。
  その上で「好きな人」をばらされそうになったので、やけを起こして自分で叫んだら、「正直者め」とサトリに褒められて逆に気に入られた模様……。そんでサトリは去っていったので、一件落着、なのでした。
  次のシリーズもシノさんが出てくるんですかねぇ? 楽しみですね。

  「ダンジョン飯」、第24話。
  ついにレッドドラゴンと対峙した一行ですが、いろいろ立てた作戦がなんだかんだで上手くいかず、建物のガレキの下に敷いてもすぐ頭をもたげてきて、まるで効き目がありません……。おいどうすんだこれ、どうすんだこれ、と慌てふためきつつもどうにか攻略法を見出そうとする男3人ですが。さてはて。
  いいところでケン助(ライオスの剣)が裏切って逃げたのには笑いました(笑)。防衛本能なのでしょうか?? そもそも「動く鎧」の一部なんですから、仲間がいない状態で戦わされていること自体、苦痛だったのかもしれませんね。
  でもたったそれだけ逃げたところで、何にもならないでしょうに、ケン助……。
  そしてセンシの包丁が、まさかのミスリル製!! マジかよ!! そんなの聞いたら、ナマリじゃなくたって怒りますよ!!(笑) 竜の鱗は通したものの、足の指先を傷付けたところで止まりはしないレッドドラゴンさん。
  おいどうすんだよこれーーーー!!
  かなりピンチですよ!!

  「ヒナまつり」、第56話。
  学校でヒナちゃんが爆発する(させる)、という、久々にデンジャラスな回でした。ここのところサイキック少女っぷりは平和な方向にばかり昇華していたのに、まさかの高校で大爆発ですわ。昼寝しているところに流れ弾が当たって、びっくりしたところに「殺マスク」(上下両用バージョン)が目の前に現れたもんだから、反射的に破壊活動してしまうというすごい内容でした。
  前半の大人しい担任教師の独白の流れをすべて無にするこの破壊力!! さすがヒナちゃんだぜぇ……。
  ラストの、新田さんの「昭和なの?」というツッコミがやる気なくて最高でした(笑)。こうして並べてみるとだんだん似てきましたね、この親子(疑似)。

  「不死の猟犬」、第29話。
  扉絵では池上さん(事務の女性)と若林くんが、カラオケボックスで盛り上がってました。でもなんだか、やけくそっぽい絵だなぁ……と思ってページを開いたら、何故か2人がホテルに!!!! どうしてそうなった!!!!
  やっちゃったー、なんて言って頭抱えるような問題ですかね。酔った勢いで理性をなくしてそうなっちゃうっていう事態がもう理解不能であります。あかんでしょ(直球)。
  でもまぁ、このお2人の場合は、もともとお互いに憎からず思っていたようなので、問題なしって感じですかね。翌日、剣崎さんに会ったら、あっという間に関係を見抜かれて、「式は後回しでも籍はちゃんと入れろよ」というありがたいお言葉をいただきました。
  ……結婚して妊娠したらRDSにはかからないそうですし、これがいちばんの防衛策なのかもしれませんけどね。
  で、なんだかんだで、結婚することにしたようであります。あっちもこっちも人生激動だな。
  そして剣崎さんの作戦、「八王子のUNDOの施設から風鈴を逃がす」というもの。これに若林くんがいいアシストをして、かつて切子のものだった携帯電話に、直球で「ママに会いたい」というメッセージを投げかけたのでした。
  これを受け取ったのが香田。まんまと返信して、剣崎さんの思惑に乗っかっちゃったのでした。
  でもこのメールの向こう側に妹の仇がいると知ったら、さすがの剣崎さんも冷静ではいられないでしょうね。うーむ。

  「ハクメイとミコチ」、第34話。
  夜更けのロープウェイで聞く、ハクメイの物語。どうしてマキナタに来たのか? とか、キャラバンと一緒に行こうとは思わなかったの? とか。緑尾狼のキャラバンは割と来るもの拒まずな団体なのかと思ってましたが、旅人には旅人の暮らしがあると割り切って、ハクメイの手を放すようなキッパリした部分もあるのですね。
  それというのも、キャラバンにはちゃんと、帰るところがあるから。ハクメイには初めそれがなく、マキナタに住んでみなさいな、と緑尾狼が言ってくれたことで彼女はここにとどまることになったようですね。それからどうしてミコチと知り合って、あの木のおうちに住むことになったのか。そのうちおいおい、語られるのでしょうか?? ぜひ知りたいですね!
  キャラバンとは反対の方向を見張っているうちに夜が明ける、なんて、いかにもこの2人らしいうっかりもありましたが、最後までドタバタしつつも緑尾狼をはじめとしたキャラバンのみんなに元気な姿を見せることが出来て、今回の旅行の目的、達成であります!
  緑尾狼マジでかっこいいぜー。粋な女親分、って感じですね! あの三つ編みはどうやって編んでいるんでしょうね……。狼の体毛ってそこまで長くならないでしょうに(笑)。

  そして緒方波子先生の新連載、「モテ考」。……緒方先生がこんなタイトルの漫画を描くという時点で、悪い予感しかありません(汗)。
  案の定、モテてモテて困っちゃう的なイメージの変革が必要だ、と考えて、「モテ本」を買ってくる展開に(笑)。モテ本を大量に買い込む行為自体が、モテから最も遠いと思うんですけどね……。でもこのへんのツッコミはすでにセキセイインコちゃんがしてくれていたので、安心であります。小鳥のこの存在感と、安心感よ。
  緒方先生が描かれるインコはすべからく可愛いですね。文鳥漫画でも描けばいいのに!
  しかしインコの可愛さも虚しく、緒方先生はモテとは何か!? を持てる友人に師事しに行くのですが、そこであまりにも自分の「モテ」に対するイメージが貧困であることに気付いて愕然とするのでした。「ちゃんと考えて! もう30歳なんだから!」という、ラストのナレーションがなんとも物悲しいですね……。
  でも、オタク道を突っ走って非モテに終始していると、「モテる」状態がどんなものなのかまるで分からない、というのは、なんとなく分かるんですよ。わたしも似たようなものなので。男性においても、これは似たような事態がきっと起こると思います(笑)。
  無理せず、背伸びせず、身近な人とでもいいからあったかい心を育めたらそれでいいんだよ!! 不特定多数に好かれなくってもそれでいいんだよ!!
  そういう当たり前の事実に、いつかこの漫画はたどり着くのでしょうか?? ……なんか無理そうだな……。

  「北北西に雲と往け」、第3回。
  主人公・慧のおじいさん登場! アイスランドは温泉大国でもあるので、海だか温泉だか分からないぐらい広いところで、ぷっかりと浮かんで鳥と戯れていらっしゃいました。この体の浮き方からして、海っぽいんですけどね。でも向こうでは湯気が出てるし。人がみんな水着だし。どういう場所なんだ、ここは。
  そこで祖父と出会ってしまった女優のカトラが、彼にまた会いたいと、依頼を慧に持ち掛けてくるのでした。
  考えてみたら慧は17歳で、日本では運転免許が取れない年齢の筈ですが、この国ではオッケーなのかな?? 教えてえらい人!

  「乙嫁語り」、第29話。
  パリヤさんがピンチの最中ですが、ここで他のキャラクターたちの様子をご覧ください。旅の途中のスミスさんとアリさんは野党に襲われ、食料とラクダを奪われてしまったようでした。あーらら。でもまぁ、ご本人たちに怪我がないのが何よりですね。しかし怖いなぁ。旅は命がけであります。
  アゼルたちは、放牧のついでに井戸を使わせてもらえないかと、その土地の老人たちに交渉中。しかし、グダグダウダウダと煮え切らない返事に、アゼルはイライラ。ジョルクはハラハラ。バイマトがなんとか仲裁して治めてくれましたが、これは難航しそうですね。こっそり使ったらそれもそれで揉めるんでしょうし。やれやれ。
  そしてカルルクとアミル。作った弓が強すぎた事をおじいさまに教えられ、愕然としてしまうアミル。き、気付いてなかったんかい。アミルってこう、発想が柔軟な割に時々抜けているところがありますねぇ。誰かにツッコまれてびっくりすることもしばしばというか。やはりお嬢様なんですねぇ。しみじみそう感じます。
  カルルクも、がんばって矢を作ったりして早くこの作業に慣れようとしているようであります。基本的に同じ方向を向いているんですよね、この夫婦は。
  いい夫妻であります。

  新人さんの特別読切、山本和音先生の「夏を知らない子供たち」。
  未来において、夏が暑くなりすぎ、外で暮らせなくなってしまった人類。夏の間は寒冷化されたドーム内で暮らすことが義務付けられておりますが、たまにいるのが脱走者。それを探して新人警官が奔走するのですが、脱走して野球場にいたところをなんとか発見します。
  でも、快適な生活を強いたお陰で、近頃は無気力な奴が増えた気がしないか、なんて言われて……。ムッとしてしまうのですよ、若い人は(笑)。
  よくある、昔を懐かしむ老人の独白と、それに付き合わされた若人の憤りって感じでしょうか。でも、快適な暮らしをやめて夏の暑さに苦しめってか?? 老人から死ぬと分かっているのに?? 確かに、過酷な環境を奪うと人間は萎えてしまうものかもしれませんが、どうしたって人名には替えられないもの。一生懸命市民のみなさんの安全を守ろうと走り回った汗さえご老人に否定されたかのようで、主人公は気に入らないのでしょう。
  「もっと頑張らんといけませんよ、我々は! だめだ先人になめられるようじゃ!」というラストシーンの主人公の叫びに、ニヤッとしてしまいました(笑)。若者の言葉は気持ちがいいですね!
  うだるような暑さを感じる、夏らしい一編でした。さわやか!

  「ふしぎの国のバード」、津川篇。
  過酷な会津道を抜け、ようやく川湊にたどり着いたバードさん。そこから船で川を下れば、もう新潟です!! やったー!! と、バードさん大喜び。
  明日の船旅に備えて、昼食用に携帯食を買いましょう、と伊藤と共に町へ買い出しに繰り出したのですが、津川は製菓の町。甘いものが大好きな伊藤は次々に店で立ち止まっては菓子を買い求め、ぜんぜん進まない上に一向に成果が上がらない買い出しに、バードさんはほとほと疲れてしまうのでした。
  そして、粗末な和食に飽き飽きしているバードさんの為に、伊藤が腕を振るいます! 魚をさばいてタレをかけて、囲炉裏で焼いて。卵を出汁の中で茹でてポーチドエッグ状にして(磯菜卵と言うそうです)、瓜で汁物を作って。果ては寒天を使った「鼈甲豆腐(べっこうどうふ)」まで作ってみせ、バードさんを感心させるのでした。
  伊藤の料理の腕前、すごくないですか?? 昔の日本人がみんなここまで出来た訳ではないですよね?? そりゃあ現在に比べたら、自分で魚をさばく機会も多かったかもしれませんが(釣ってすぐ食べるとしたら、捌けなきゃいけませんからね)。でも伊藤の料理は、どれもこれも盛り付けの綺麗な、豪華な和食ですよ!! すごいなぁ、この人。
  イギリス人のバードさんから見れば、当時の日本の食卓事情は、とても貧しいものに見えたでしょうね。乳製品もほとんど無し、肉はおろか魚さえも食べない日があり、糠漬けは臭い!! スカンクのように臭い!! たぶん納豆も同じ反応だと思います!!
  西洋の方ですもの。肉が食べたくなって当然だと思います……。
  そういえば鶏をもらってさばく話もあったなぁ。
  個人的には、牛乳が飲めない暮らしはちょっときついものがあります。現在は当たり前のように牛乳が流通していてよかった!! よかった!!

  「A子さんの恋人」、第22回。
  上野駅で待ち合わせをしたら、ホイッと現れたA太郎!! だましたな、とゆうこちゃんを睨んでも、素知らぬ顔で澄ましております。ほんと、何考えてんでしょうね、この友人は。
  手を繋いだり「来年結婚するんだよ」と久しぶりに会う友人に具体的な嘘をついたりと、今日もA太郎はやりたい放題。ああ、見ていてイライラしますね(笑)。
  A先生にお世話になったけいこちゃんは、いつにも増して怒ってらっしゃいますが(「不謹慎よ!」という台詞が、今回非常に多かったです)、その他の面々は大して涙するでもなし。あいこに至っては嘘泣きをかますほどの通常営業で、さっそくゆうこちゃんにツッコまれておりました。
  どうやらA太郎は、個人的にA先生に話をされたことがあり、それがずっと心に残っていたようですね。先生曰く、えいこさんのような恋人と付き合っていたのだけれども、A太郎のような男に取られたんだ、とのこと。しかし葬式のお席で、実際には逆だったことを知るA太郎。友人と付き合っていた彼女を略奪して、結婚にまでこぎつけたんだそうです!!
  先生、やるなぁ。
  長年騙されていたことを知り、故人に対して「死ね!」なんて感情を抱くA太郎(笑)。A先生に、えいこちゃんと一緒にいても、君は変わらないと思うよと言われたことが響いているようであります。
  A太郎はA太郎で、何がしたいんでしょうね。変わりたいからえいこちゃんと一緒にいたい訳でもないでしょうに。でも、変わらない、と言われたことがどうも図星だったのか急所だったのか、彼なりに傷付いたようではありました。まぁ、若い頃の話ですけどね。
  帰りの改札で、まんまと唇を奪われてしまうえいこさん!! あーあ、隙だらけなんだから、まったくもう(笑)。
  ゆうこちゃんが大喜びしているのが解せませんね……。ホント、この人たちの行動原理が、いまいち分からないなぁ。ハハハハ。


  続きはまた明日以降に! ではではー。
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