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Channel: 生涯一漫画読者
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方言チームが来た!!

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  みなさまこんばんは!! 買ってきたいちじくのババロアに舌鼓を打っている皿洗いです!! うめぇー!! いちじく、うめぇー!!
  あんまりメジャーではない果物ですが、やわらかくて甘さ控えめで、とても美味しいです!! この世の春!!

  さて本日は月曜日なので、地下鉄のホームで発車ベルと競い合いながら買ってきた週刊少年ジャンプの話題であります!! ジャンプ32号、表紙は「BORUTO」、巻頭カラーは「ハイキュー!!」であります。
  「ハイキュー!!」は、読者の投票で選ぶドリームチームの発表でした。読者選抜は、スタメン右下から時計回りに翔陽(MB1位)、木兎さん(WS2位)、影山(S1位)、黒尾(MB2位)、岩泉さん(WS1位)、そして大地さん(WS3位)!! リベロは当然、西谷先輩でした!! イェーイ!! 超順当!!
  ちなみに大地さんの次が、僅差で牛島さんだったみたいです。あっぶね。
  古舘先生選抜では、スタメン右下から同、牛島さん、青根、旭さん、及川、ゲスの天童、そして百沢。リベロは夜久さんでした。これはこれで隙がなさそうで、でもチームワークがまったくなさそうで、強いんだか弱いんだか分かりませんね!!(笑) 先生はやはり天童のことがけっこうお好きなんですねぇ。不思議だ。

  さて本編、第213話。
  合宿だというのに、呼ばれてない奴に飯も寝床もないと言われてしまい、しょんぼりと(内心)帰路に就く翔陽。ちょっとイジメっぽいぞ、鷲匠先生、と思わなくもないのですが、押しかけたのは翔陽のほうなので何も言い返せませんね。でも帰り道で烏養コーチに電話して、何を食べたらいいのか質問したりしていて、今まで以上に意識が高まっているのを感じます。
  自主練でも積極的にボール拾いに出て、体も動くようになってきたっぽい!!
  ますます「素人」から脱却していて、読んでいてワクワクしますね。
  翔陽に予期せず誉められて(?)舞い上がっちゃう五色くん可愛いな(笑)。五色かわいいよ五色。いちばん「後輩」っぽい一年生って、この子だよなぁ。

  「ブラック・クローバー」、第69話。
  腕がたちまち生えたその異様な所業に、ノエルは、昔話で聞いた「魔族」の存在をなんとなく思い出しておりました。魔族、とまではいかなくても、何らかの魔の存在と契約してそうですね。今の人格も、もともとの人間のものとは思えませんし。
  ボロボロになっても敵に立ちはだかり、更にはノエルにねぎらいの言葉までかけるアスタ。人間出来上がりスギじゃね!!??(惚) そんなアスタの前に、頼もしい先輩2人がやってきてくださいましたよ!! バネッサ姐さんと、フィンラル先輩と!! ああー、フィンラル先輩、絶対逃げちゃうと思ってました。来てくれてありがとー!!
  フィンラル先輩の空間魔法と、バネッサさんの糸と、そしてアスタのアンチマジックの剣で猛反撃であります!! バネッサさんの糸って、あれ、彼女の魔法ですよね? どういう魔法なんでしょうね。今までちゃんと出てきたことがないので早くしっかり見たいものであります!!
  つーか、フィンラル先輩もふっつーに能力高いんですね。びっくりしましたわ。黒の暴牛はここまでのタレントぞろいで、どうして今まで星をマイナス30個以上も積み上げることになっちゃったんですかねぇ(笑)。

  「ヒーローアカデミア」、第98話。100話が近いよ!
  えっ、っていうか、100話目前にしてここまでの話の展開だったのか!! 密度すごいな!!(今更)
  まぁともあれ、今回は相澤先生からへこまされる感じのお説教をいただき、それから寮に入りましたよ。部屋分けを後でじっくり見ておきませんとね!!
  そして荷物の片付けが済んだらば、女子たちによる(一部の)男子のお部屋講評会!! 常闇くんの部屋が完全に中二病患者のそれで、ちょっとびっくりしましたわ。前提からして彼はこういうキャラなんですね(笑)。でもそれを恥じる部分もちゃんとあるんだ~。なんか可愛いな。
  青山くんのお部屋は、照明多スギでしょうよ!!(笑) 鎧とかミラーボールとか……それ、生活に必要ないよね?? どんだけ反射してないと気が済まないのよ君は。そして壁に飾ってある絵は……彼、本人ですよね、きっと。どんだけー……(ドン引き)。
  口田くんのウサギかわいい!! かわいい!!

  「サモナー」、第40話。
  いつもはカス虫カス虫って連呼されている主人公が、今回は「デブ虫」扱いですよ(笑)。まぁしょうがないよな、かなりデブになったもんな……。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!!(拳)
  デブの描き方がえげつないです、沼駿先生……。
  一方その頃ネビロスさんは、上司の呼び出しを受けておりました。六柱の第二柱のサタナキアと、第三柱のアガリアレプト。能力はそれぞれ、「あらゆる女性の魅了」と、「あらゆる機密の解明」だそうです。どっちも強そうだなぁ。でも、サタナキアさん、どう見ても女性なんですが……。アガリアレプトさんも、「彼女」って言ってますし。
  女性なのに、女性を魅了する能力なの?? 百合なの??(ストレート)
  うーん分からん……地上に来てひと悶着あれば、能力の実態も把握出来ると思うのですが(地上に来てひと悶着起こすことは当たり前のように想定される)。
  で、今回はネビロスさんをねぎらう為のサプライズパーティーを企画したようですが、そんなもん開いてないで、地上で使える貨幣を支給してやってよ!!!!(切実) ラテアートで「かえります」って書いて立ち去るネビロスさんマジ切ないよ……。仲間たちとノリが合わない時って、ひたすらやるせないですよね……。
  誰が悪い訳でもないのになぁ。
  ネビロスさんはちょっとまじめすぎますかね。敵の左門くんがあんなに緩々なんですから(私生活が)、もっと肩の力を抜いてもいいと思うの。
  っていうか人間の寿命なんか一顧だにしないぐらいの度量が欲しいよ、ネビロスさん!!

  「鬼滅の刃」、第21話。
  善逸マジヤバい!! ヤバいよ!!(笑) やばいやばいって叫びすぎててヤバい!! こいつよくこんなに口が回るなぁ……。口ばっかり、と表現するにも何か違う気がしますね(笑)。
  アクシデントから禰豆子を置いてきてしまい、更には幼い兄妹ともども離れ離れになってしまった炭治郎と善逸。部屋が鼓の音に合わせてころころ変わる(人間側が移動している?)どころか、頭がイノシシのよく分からない存在がぶっ飛ばして走っていたり、鼓と一体化した鬼がブツブツ言いながら歩いていたりと、とんだお化け屋敷であります。
  おまけに壁まで床になる始末!!
  仕切りを一つ越えたら、それだけでもう完全に別空間なのですね。鬼に炭治郎の声は届いていたのかどうか?? 届いていたからこそ重力の向きを変えたのかと思われますが、それにしたって見向きもしないのは不自然ですね。鬼滅隊ならさすがに驚くか殺そうとするか、何らかの反応はありそうなものなのに。
  「稀血」ってなんでしたっけね。聞いたことあるような??
  あと、鬼の足の描写に割と見入りました。足がすごい。足の指が。

  センターカラーで「ソーマ」、第174話。
  試験官のおばちゃん、ほっぺたプニプニしてそうだなぁ、と思いながら読みました(笑)。こんな善人顔のおばちゃんを悪の手先として描くなんて、佐伯俊先生の画力マジすごいッス。
  幽庵焼き、「柚庵焼き」とも書くようですね。柚子の香りがこっちまで漂ってきそう!! こんなん、美味しいに決まってるでしょうがぁぁぁぁ!! ああー、食べてみたいぃぃぃぃぃぃ!! つーか普通に柚子ダレが美味しそうなんですよぅ!!
  ちなみに、我が家の今日の夕飯も鮭でした。バター焼き(゚д゚)ウマー。

  「火ノ丸相撲」、第104話。
  典馬もかなり善戦しましたが、チヒロの成長っぷりとその技量がわずかに上回りました! 襷反り!! そんな決まり手があるとはなぁ~……まだまだ相撲は知らないことだらけで、びっくりしますわ。相手の腕と足を掴んで投げてますから、柔道の技とも明らかに違いますし、ちょっとレスリングっぽくてチヒロにぴったりな決まり手ですね。
  典馬が規格外にでっかいからこそ、決まったんですかねぇ。
  ともあれ、三ツ橋と桐仁を温存したまま、次に進みましたよ!!
  今日はもう一試合やるのかな??

  「背すじピン!」、第58話。
  リオ先輩が「確変」(ひらりんの表現)状態で、会場めっちゃ盛り上がってます!! 今まで部長のサポートに徹していたリオ先輩が急激にアピールしてきたことで、周囲にも審査員にも、「なんか違う!」と思わせることに成功したようですね。殻を破る、って、こういうことなんですね!!
  刺激されて他のカップルも、ますますギラギラしてきました(笑)。妖怪大戦争、じゃなかった巨大怪獣三竦みバトルがますます激化とか、特撮一年分撮れちゃうな!!(錯乱)
  ゾノきゅんとやらは、疲れてきてしまった御木姉に対し、「そんなけわしい顔してやるもんじゃないっしょ! ダンスって」と、超基本の「き」を今更指摘しました! でも確かに、テレビの企画のこと考えすぎて手堅くなりすぎだったかもしれませんね、御木姉も。ここらでいっちょ、弾けちゃいますか!? やっちゃいますか!?

  「ワールドトリガー」、第150話。
  ボコッと殴られてもヒュースが大して怒らないのは、それが小南のコミュニケーションだと理解しているからなんですかね??(笑) ともあれ、ついに「角のない」ヒュースさんお出ましか、と期待しましたが、今回は後姿だけでした。次からチーム戦ですし、またしばらくお預けかなぁ。ミデン人の振りしたヒュースを早くとっくりと眺めたいんだけどなぁ!!
  んで、今回は、次の対戦相手の生駒隊と王子隊が登場! 生駒隊の生駒さん、試合映像で常にカメラ目線で、なんだコイツ(笑)と思いましたが、喋ったら喋ったでなんと方言だったので、ますます「なんだコイツ!!??(歓喜)」と思いましたよ!! チームメンバーの他の人たちも、グラスホッパー使い以外は方言だし、こりゃ方言チーム来ましたね!!
  県外スカウトの結果の、(グラスホッパー使い以外は)同郷のチームなのかな?? うわー面白そう。
  「せやんな!」「感動してんけど」とかいう方言に、関西は関西でもちょっと北のほう、京都とか福井とかそういう匂いを感じます。大阪弁ではなさそう。
  ちょっとあごが出ている感じで、骨太そうで、そして意外とナンパな一面もあるとか。生駒さん、今までにないキャラですね!! どんな活躍してくれるのか、楽しみです。
  王子隊は王子さんが性格悪そうですが(直球の感想)、どんなに嫌な奴が来ても二宮さんほどじゃないと思うと心の平穏が保てますね!! ありがとう雪だるま隊長!!

  「BLEACH」。つつつつ、月島さんーーーーーーーー!!!!! 月島さん生まれてきて初めていいことしましたね!!!!!(偏見に基づく暴言) っていうかもう死んでますけどね!!
  「未来」に対抗する為に、「過去」を改変するって、すごい発想だなぁ。でも有効だったんですから、ちょっとだけ前進しましたね。
  つーかハッシュヴァルドさんは、やっぱり、バズビーを裏切ったことをずっと後悔していたんですね。わずかでもそれが知れてよかったです。バズビーはもう死んでるんだろうけど……。
  死体に「切られてない」過去を挟んだら、やっぱり生き返るのかなぁ?? 月島の能力って、どこまで有効なんでしょうね?? 気になる。


  ではではー。

モーニング32号

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  みなさまこんばんは! モーニングを買うのをすっかり忘れて水曜日になってしまった皿洗いです! 夕飯の買い物のついでに、慌てて買ってきました(笑)。まだ残ってるコンビニがあってよかった!
  次号発売前なら、アニメイトとか行くと高確率で手に入るのですが、アニメイトへ行く隙がなくって困っていましたの。
  ちなみにジャンプなら、買い逃してもバックナンバーをジャンプショップで手に入れられるので安心です。ハルタに至っては書籍扱いなので大型書店なら大体過去の号2,3種類はそろっております。便利!

  という訳で、明日が33号の発売日ですが、モーニング32号の話題! 表紙は七夕の「グラゼニ」でした。七夕なのに、金に関して生臭い話が続きますよ(笑)。巻頭カラーも「グラゼニ」であります。
  「グラゼニ 東京ドーム編」、第80話。
  北海道のチームがトレードを目論んでおり、その対象となるのが夏之助だというのですが、まさか今の段階で夏之助を手放すようなことはしないでしょう。辺見監督も杉浦さんも、まだまだ夏之介に「借り」を返して切っていない筈ですしね(苦笑)。年俸的には、河内という選手は1億5千万円なのでそこまでギャップがある、って訳ではありませんが、このまま夏之介が勝ち星を重ねていけばそれなりの評価をもらえて、下手したら河内っていう選手よりも高額になる可能性だってある訳ですよね。
  モップスなら、それをきっと夏之介に払います。
  でも新しい球団なんて、当てになるのかな??
  夏之助が現在、周囲からの手助けと多大な「ラッキー」で勝ちを稼いでいることは、さすがに分かってらっしゃるご様子。でも、大事に大事に休暇をいただきつつ定型ローテーションの先発を担っている「外様」投手は、モップスの負担でもあるんじゃないか、と分析もされております。さすがに鋭いな!
  そして河内選手と夏之介の「因縁」も語られましたが……はっきり言って、不運と言う外ない「因縁」でした!! ドラフトの年が重ならなければ、2人の運命がニアミスすることもなかったじゃないか!! スパイダースが河内選手を取れなかったのは、優先順位を下げていたからでしょ!? 夏之助のせいじゃありませんよ。
  「渋谷っ子」って言い方がもう、都会人気取ってる感じがして嫌ですね。真の都会人はそんなこと言わない!!
  しかし「胎京高校」っていうもじり方にちょっと笑いました(笑)。帝京高校のことかな??

  「GIANT KILLING」、第418話。
  案の定、セットプレーから失点しちゃいましたよ、ETU-----!! 持田さんがいいボールを放り込んでくるであろうことも、レオナルドを使ってくるであろうことも十分予測されておりましたが、堀さんを挟んでワンクッション入れるとは恐れ入りましたわ。
  つーか、さんざん練習したからって、そんなに本番で上手いこといくもんなんですかね!? サッカーってそんなに物事が上手く運ぶスポーツじゃない気がするのですが、それは勘違いだったのでしょうか??
  ともあれ、持田さん → 堀(ヘディング) → レオナルドのヘッド、で見事にゴールを決めてみせたヴィクトリー。平泉さんも、眉毛ひとつ動かしませんが満足そうであります。ガッツポーズとサムズアップしてらっしゃる。に、似合わない……!!
  スポーツマンのする仕種がことごとく似合わないヒゲのダンディ監督ッッ!!(笑)
  湯沢の手も、もうちょっとでボールに届いていたんですけどねぇ。惜しいですね。
  そして持田さん、顔怖い。目が完全に怖い。常人じゃない感じがします(涙)。
  あと、「堀のくせに生意気だ」(たてかべ和也さんの声で)と思ってしまうのは、だいたいガミさんのせいです(笑)。

  「鬼灯の冷徹」、第194話。
  過去にも話に出ていた、黒いアイツ、Gによる地獄、という提案。うん、そんなところで働くのは嫌ですし、亡者としてそんなところで責め苦を受けるのも絶対に嫌です!! 絶対に!! 嫌です!! 身体的な痛みよりもずっとキそう。いろいろと。厳しい。食われそう(直接)。
  扉絵の鬼灯くん、バスターって感じがしてめっちゃかっこいいのですが、何故に発射口部分がマシンガン仕様なのか(笑)。ガスを噴射するならその手の中のマガジンは絶対にいらないよな?? と、首をひねりました。無理矢理改造した感が否めませんね!! 烏頭さんあたりが作ったに違いありません。急造仕様っぽい。
  ともあれ、「ヤツ」を目撃したけれども駆除出来なかったお香さん、「ヤツ」がまだいるであろう家には帰りたくないと、沈痛な表情をしてらっしゃいます。気持ちはよく分かる!!(涙)
  まぁ、蛇にまみれて生活してる女史が何言ってらっしゃる、という気持ちも否定出来ませんが(笑)。
  蛇も丸虫も針口虫も平気でも、ゴキブリだけはダメなんですなぁ。これはもうしょうがない。ヒトが人間に進化する前に、ゴキブリの祖先に恐怖に陥れられたから、その時の記憶が遺伝子に残っているのだ、っていう説もあるそうでして。この理屈付けの出来ない、生理的な嫌悪感を鑑みるに、この説はかなりの信憑性があると思うのですよ。
  あとは「飛ぶヤツが苦手」ってのもありますかね。飛べない生き物としてね。
  暑いのも駄目、寒いのも駄目、液体洗剤たらされたら一発窒息と、いろいろ弱点はあるような気もしますが……本当に、なんで駄目なんでしょうね、ゴキブリ。ちなみに自分も大の苦手であります。厳しい。キツイ。いやもう無理本当に。
  地獄の食虫植物、なんとかして輸入出来ませんかね。現世に……。

  「BILLY BAT」、第160話。
  なんと、白と黒ばかりでなく、もう一匹のコウモリが出てきちゃいましたよ!! じゃあ、3匹もいたの?? と驚くケヴィンに、「俺たちはもともと一人だったんだ」と語るビリーバット。最後に出てきたビリーは、月にいたアイツのようです。来栖の最期を看取る羽目になった、あのビリーですね。
  それぞれ考えることは違うようですが、やることは大して変わらないような??
  一方、ティミーに「駆除」と言われた弁護士のモニカさんは、ティミーの部下に後を付けられ、ダウンタウンでひき殺されそうに! しかしそこを守ったのが、横合いから車で突っ込んできたオードリーでした。この人ももういい歳の筈なのですが、すっげぇドラテクですね(笑)。あと、詳細には描かれておりませんでしたが、車はどうやらポルシェのようです。
  「フジぽん太郎」の新作に群がる人々、かぁ……。ニッチながら人気なんですね、ケヴィンさんの作品は。そしてこの書店は、以前も出てきたあの古書店でしょうか??
  すべてのパラレルワールドにおいて、他の地球はもうすべて「終わって」いるそうです。もう替わりはない、と。じゃあ、危ないながらもなんとか進んできたこの世界が、最大の善戦だったってことですか。……他の地球、どんだけやらかしたんだか。

  「ディアスポリス」、第7話。やっぱりチュウ先生、悪者でしたわー。まぁ、悪者と言うのもこちらの尺度でしかないのですが、臓器売買の遠い原因でもあると考えれば十分「悪い奴」ですね。
  でも、「九九九」の再生の為に裏都庁に潜入した、と言うのが本当のところでも、現在の目的や活動がどうなっているかは分かりませんからね。国から見放された組織の為に仲間を裏切ってまでがんばるって、ちょっと想像つかないしなぁ。

  「ウーパ!」では、また新たな犬を迎える話でした(笑)。でも、出会っちゃったんなら仕方ありませんね。そう、運命なんですから、仕方ありませんね。
  ペットショップの店員さんが口にする「お値打ち」とか「提供」とかそういう言葉に、いちいち傷付いてしまう守村先生。でも向こうもこれが商売ですから、そう言うしかありませんね。でも、結局一ヶ月後に引き取ると決めた時にはこの店員さんったら涙ぐんで安心してくれて、ちょっとペットショップには向かない人かも? という気はいたしました。
  「ペットショップなんて、世の中からなくなっちゃえばいいのに」と呟くミキちゃんの言葉に、重みがありますね。
  「とりぱん」のとりの先生がこのお宅へお邪魔した時にいたのは、この子犬だったのかな??

  「疾風の勇人」、第23話。
  捕らえられた宇宙人の写真って、1950年のエイプリルフールネタだったのか!! し、知らなかった……。小さい頃読んだ本には、もろに「宇宙人の写真!」って出てましたよ。もう何を信じればいいのか分からないぜ!!(笑)
  まぁでも大昔の知識の本では、恐竜が火を噴いていた訳ですし、勘違いを本にしたからって一概に責められるものではありませんね。タハハ。
  それはそれとして、勇人さんが「電気の鬼」と意見が合致して決められた「日発の分割」は、与野党内からの激しい反発にあって頓挫してしまいました。肩を落とす勇人さんに、松永氏は「第一幕はわしのシナリオ通りよ」と、ほくそ笑んでみせます。つまり、日発分割案に反発する「守旧派」をあぶりだしたかったのですね。
  じゃあこれからこの爺さんによる各個撃破が始まるのだろうか……ブルブルブル。
  そして白洲によってもたらされたのは、とんでもない密命!! とある手紙を預かって、米国に飛んでくれ、というものでした。GHQをすっ飛ばして、アメリカと講和する為の工作を任されたのであります!! ……勇人さん、お仕事多すぎない……?
  気付かれてはならない、と慎重にいこうとしたその矢先、マッカーサー元帥からの呼び出しが!! まだ勇人さんは会ったことがなかったマッカーサーさんですが、タイミングが絶妙スギて「もうバレた!?」と冷や汗ダラダラ。そんな筈はない、と白洲は言いますが、察知されていてもおかしくない訳ですよね。特に、元帥自身が、本国と上手くいってない訳ですから。
  それにしてもマッカーサーさんの顔ホント怖いです。眼力マジパねぇッス。さすが切れ者の眼だぜー。

  「マンガ家夜食研究所」、第2回。今回は「マクワウリ」でした。漢字で書くと「真桑瓜」または「甜瓜」、そう、「てんか」です!! 「鬼灯の冷徹」に出てくる、唐瓜のお姉ちゃんの名前!!
  あの人こんなに美味しい果物の名前だったのか……。
  厳密な分類は(スイカと同じで)お野菜ですけどね。でももう、何が果物なのかは、果肉の糖度で決めていいと思うんだ……。
  非常に美味しそうだったので、今度何処かで見かけたら買ってみたいと思います!
  あと、暑い時はオデコよりも首筋を冷やすのがいいそうですよ。

  「お客様相談室」、第40話。
  クレジットカードのお名前から、本名バレしちゃうってのは、銀座では「あるある」だと思います。なんでかっていうと、お水のお姉さんがたが……ね(小声)。でも、名前を呼ばれたくないなら、カードのサインなんか筆記体めかしたぐるんぐるんパッって曲線を描いておけばいいんですよ。裏のサインってなんだっていいんですから。
  ただし使うのは本人ではないと駄目です。大事なお約束よ!!
  どうしても旦那のカードで買い物したい!! というんなら、家族カード作ればいいんですよ~。生活の知恵!!

  「ほいくの王様」。へぇ、園長の本業って、社長さんだったんだ。若くして新宿のけっこう良さそうなビルにオフィスを構える社長さん、かぁ……。そういえば保育園は母親のものを継いだ、って言ってたような気もしますし、完全に別業なんですね。
  オフィスに詰めてなくても仕事をこなせる園長マジ有能!! じゃあ、給料というべきものは、社長業でちゃんと受け取っているとみるべきですかね。ふーむ。

  「インベスターZ」。花岡拳さんがすごい!! というお話。福袋はコーディネートもセットで売ってるなんて、初めて知りましたが、自分が着るべきものをセットにした状態で売ってくれるビジネスってのも目から鱗であります。そういうやり方もあるのかー!! と。しかも着なくなった服は、会社が送料負担で引き取ってくれるって……なにそれすごい。
  自分が着るべき服を他人に選ばせるって感覚は、正直よく分かりませんが、忙しいと買い物にも行けないってはことはありますからね。通販がはかどる訳ですよね。その際に、組み合わせも提案してもらっていると考えればいいのでしょうか。のんびり服を探すのも脳への刺激になると思うんですがね。
  ま、そこは好き好きでしょう。
  先にお金を手に入れられるなら、利子付きの融資よりもずっといいってのも、納得であります。
  最後に保険のおばちゃんが大勝利していたのは、けっこう笑えました。やっぱり、好きなミュージシャンの情報抜かれていたんですね……。そのコンサートチケットを餌にしてくるとは、狡猾かつ合理的な営業ですこと。理詰めで勝てない相手って怖いですね!(笑)

  「ギャングース」、第142話。
  もう追っかけてきた窃盗集団! しかし、空蝉の術と言いますか、牛丼屋の駐車場に車だけ置いてカズキたちはとっくのとうに逃げ出していたのでした。もちろん、車のタイヤは走行不能にしたうえで。主人公側が有能スギて震える!!
  そして来栖は腹を括り、いま自分が任されているSのチームにすべてを話し、安達タタキに巻き込ませることにしたのでした!! いちばん老獪そうなゲーテさんまでついてきてくれるって言ってくれて、一安心……でも、一瞬のうちにアゲハがいなくなった!?
  アゲハさんが安達に知らせたら、全員終わりですよ!? えっこれやばくないですか!? 大丈夫なのか!?

  「カバチ」。う、うわあああああ、刃傷沙汰だぁぁぁぁぁぁ!! DV男とかヤバい!! と思っておりましたが、衝動的に包丁持ちだすだなんて、もう完全に正常な思考を失っていますね。当然、警察が来て刑事事件ですわ。
  あ、よく見たら包丁じゃなくてハサミだった。……いや、殺傷能力に欠ける分、より痛そうではあります(冷汗)。
  鮫田さんちのほうも、また妻があの男と一緒にいるのを見て旦那さん激昂!! 車からその友人の男性を引きずり出し、ボコボコにしてしまいました!! うひゃああ。この旦那さん、奥さんに対して興奮しないからセックスレスになってる、なんて言っていたのに、それでも奥さんが他の男と性的な行為を少しでもするのはアウトなんですね。
  そこがどうしても理解出来ませんよ。解せない。


  モーニングゼロの漫画、今はきはらゆりこ先生が描いてらっしゃいますが、これいつも面白いです。新人漫画家さんの発見と成長の日々って感じで。読者に分かってもらうって大事ですが、説明的になりすぎても面白くないのですよね。そのバランスが大事というか、「語る力」がどれだけあるのか、どれだけ身に付くのか、そこが要かな、って思います。
  読者の読み取る力にあんまり期待しないほうがいい☆(笑)


  ではではー。

モーニング33号

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  みなさまこんばんは!! 昨日またしてもモーニングを買い忘れ、家に帰ってから頭を抱えた皿洗いでごさいます! どうして発売日に忘れてしまうのでしょうね……。いけませんねぇ。
  なので今日買ってきましたよ。

  という訳で、一日遅れてモーニングの話題! モーニング33号、表紙と巻頭カラーは「終電ちゃん」であります。夜空を駆ける中央線の終電車両に乗っかった終電ちゃんたち、せいぞろい。みんな何かしら飲んだり食べたりしてますね(笑)。山手線の終電ちゃんが食べてる「山手線ラーメン」、美味しそうだなぁ~。
  復刻してくれるお店を募集中、って前回の掲載にありましたが、本当に食べられるようにならないもんですかね。ちょっと興味あります。
  そして最初のページでは、読者から「描いてほしい終電ちゃん」の路線を募った、その結果発表であります。函館本線の終電ちゃんが採用されました! 背中についているのは、蒸気機関車の機関部分に石炭を投げ込む扉ですね。テントウムシの羽みたいに両側に上がって、上がった隙から石炭を投げ込むアレ!! んでもって、ストーブ付き、と。北海道の寒い夜に嬉しい終電ちゃんですね!(笑)
  青い目でミントグリーンの髪の毛で、カラーリングめっちゃ可愛いなぁぁ。彼女らの服や髪の色も、ある程度は路線の車体の色に基づいているんですかね??

  で、本編、第13話。夏らしく、花火大会の日の終電ちゃんでした。車両故障で乗り換えの際に、古い車両を出してきて、すだれに風鈴まで仕掛けるなんて、なかなか粋じゃありませんか。ラスト、花火を知らない終電ちゃんの為に、線路に降りて線香花火を楽しむシーンがなんとも風流でしたよ。
  ちょっとの不運なんて、機転で回避出来る。終電ちゃんのめげないポジティブさに、乗客も励まされますね!

  「GIANT KILLING」、第419話。
  一失点して、ちょっとバタついているETU。ガブリエルと赤崎の意思疎通が上手くいっておりません。こいつら二人とも我が強いから、言葉が通じていたらすぐに喧嘩になりそうだなぁ。……通じてなくても喧嘩しそうか(苦笑)。
  しかし最終ラインは強気の設定をしていて、レオナルドへのロングパスをオフサイドにしてみせました。こういうのは、さすが、熟練のチームワークですねDF陣!! GKの湯沢も失点にひるむことなくガンガン前に出て防御してますし、まだまだETUもやる気十分ですよ!!
  いつも通りの、自信のあるプレーをしてみせればいいんですよ!! がんばれETU!!

  「宇宙兄弟」、第278話。
  宇宙服の破損で服の中が減圧して、倒れてしまったエディ。これは……酸素が足りないのでしょうか?? なんと、エディまでこんな事態になるとは……やはりこの渓谷は呪われている!!
  しかし、ブギーが再起動してなんとか引っ張り上げてくれたので、ジェットアームズの残りの噴射も相まって、どうにか崖の上へ上がれたムッタ!! さぁ、後はエディをバギーに乗せて、基地へ帰るだけです……。頼むから間に合ってくれー!!

  虚淵玄さんの映像作品「サンダーボルトファンタジー」のコミカライズが、次号より始まるそうです。描くのは「コンプレックス・エイジ」の佐久間結先生!! 虚淵さんと言えば「まどか☆マギカ」の人、って認識ではありますね。わたしは暗い話はあまり好きではないのですが、佐久間先生は虚淵さんの作品が大好きなんだそうですよ(笑)。
  そういう好みって、確実に作品に出てますよね。「コンプレックス・エイジ」は読んでいてずっと苦い思いをしていたような思い出があります(笑)。でも面白かったんだよなぁ。主人公に、はっきりと目指すもの・憧れの形があるからこそ、周囲とこすれてしまう、っていうその生きざまがなんとも潔くて好きでした。
  「サンダーボルトファンタジー」は台湾の人形劇“布袋劇”の形式をとった人形劇。人形劇と言っても、でかくて重くてリアルな人形を操って撮影するものなので、教育テレビのあれやこれやみたいな、下から棒で動かして口がカクカク、ってな形とは全然違うそうであります。クレイアニメみたいになるのかな??
  写真を見ましたが、確かにでかい!! 60センチぐらいありますかね?? しかも衣装がめっちゃくちゃかっこいいですよ。これを佐久間先生の絵で読めるって、ワクワクしますねぇ。
  インタビュー対談の中で虚淵さんが、「ヤクザ漫画や任侠漫画が好きな人に、魔法少女漫画を読ませようと思ったら、モーニングしかないと思います(笑)」と言っておられて、なるほどと思いました(笑)。確かにモーニングってけっこう、ジャンルにこだわらない載せ方してますもんね。こう長く続けられるのも、そういう手広さが要因なのかなと思います。
  楽しみだなぁ。

  「ギャングース」、第143話。
  カズキを見て即座に逃げ出したアゲハを追って、カズキとSのグループは街中へ! スマートフォンで地図を見せてもらい、カズキはすぐさまタクシー乗り場をあぶりだして、それぞれバラバラに分かれて追跡開始!! カズキと来栖と鰯田さんのチームがタクシーに乗り込むアゲハを発見し、カズキが身を挺してタクシーを止め、なんとかアゲハの制止に成功であります。
  カズキ、車にひかれるのこれで何度目なん……?(汗) 頭から血が流れてるんですけど、あの、平気なんですか??
  そういえば震災の頃に発症していたあの謎の発作は何だったんだよぉ!! 気になるよ!! お前はもっと体をいたわれ!!
  そして聞き出したアゲハの事情は、かつて闇金の集金係をやっていた安達と力也に追い込まれ、アゲハの両親が首を吊ったという過去。だからこそ、安達と力也を殺すつもりで彼女はずっと活動していたんだそうです。
  思った以上に壮絶だった……。
  でも、そんな復讐なんて、安達にとっては娯楽にしかならないとカズキは説き伏せます。そうそう、安達はかなり頭のネジが落ちてる奴ですからね。真っ当な反応なんか期待しないほうがいいんです。
  そして来栖のチームと手を組んでから、一ヶ月。いよいよ六龍天が動きそうだ、という情報が入りました!!
  これが最後のタタキになるのか!? 大一番、開始です!!

  「BILLY BAT」、第161話。
  ビリーは「さあ、描けよ」と言い放って、消えてしまいました。これがスーパーエクストラムーンの奇跡だったのでしょうか?? 神妙な顔をしてケヴィンは仲間たちの元へ戻り、そして……。
  一方でオードリーから「ケヴィン・ヤマガタを探してほしい」と依頼されたモニカは、見事にその願いを叶えておりました。この人、本当に有能だなぁ。そしてパソコンのモニター越しにケヴィンさんとチャック・カルキンはついに再会し、チャックはやっと、本人に謝ることが出来たのでした。
  でももちろん、ケヴィンさんはチャックを怒ったりなどしません。ケヴィン・グッドマンにビリーバットを繋げる橋渡しをしたとして、十分に仕事を果たしたとねぎらいの言葉をかけるのでした。
  ではいよいよ、ケヴィンの手によるビリーバットが描かれるのでしょうか?? それで世界が救われると??
  それがどんな結末になるのか、ワクワクしますね。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第81話。
  まだまだ続くよ、河内選手と夏之介の因縁話!! ドラフトで順位を下げてしまったが為に、北海道に移転するチームに河内を取られてしまったスパイダース。しかし、そのお陰と言いますかなんと言いますか、そのあとスパイダースで夏之助が活躍することになるんですから、不思議なもんであります。
  北海道へ行った河内選手はそれなりに活躍しますが、まだまだ二軍から上へは上げてもらえません。じゃあイースタンで活躍しまくって、「150安打」を実績として引っ提げて来年頭から一軍に上がってやる!! と意気込む河内。
  その時!!
  よりによって対戦した相手は、スパイダースの二軍、初先発の夏之助!! こいつから「150本目」を打ってやる!! と思ったのに、なんと4三振してしまい、そのあとのシーズンはヒットも出ずに終わったのでした。……なんか、ぜんぜん因縁なんてなかった筈なのに、絡むたびに河内が落とされていく感じがしますね(汗)。
  夏之助は彼の運でも吸い取っているのではなかろうか??

  「コウノドリ」、第158話。
  今回からは、“VBAC”、ブイバックのお話。前のお産が帝王切開だったのに、今度は自然分娩をするという意味だそうです。そのリスクもいろいろあるそうですが、最近はそれを希望する人も増えているとか。「自然に生みたい」という思いがその願いの根底にあるようですが、四宮先生なんかは、案の定その妊婦さんの思いを一刀両断! 本人の選択を尊重したい、と言う鴻鳥先生に対して、「妊婦にでかいリスクを背負わせてるだけなんだよ」と言い放ちます。
  この2人の産科医が、スタンスが違うのは今に始まったことではありませんが、それにしても今回はとりわけ対照的ですね。「自然に生みたい」なんて願いは、四宮先生にしてみれば一顧だにする必要もない願いなんでしょうね。
  まぁ、リスクを確実に減らしていくからには、リスクを負ってもいいから願いを叶えたい! なんてこと言い出す妊婦さんの言葉なんて、煩わしいだけなんでしょうけど。
  でも、人として、妊婦さんの心に寄り添う気持ちは少しもない訳?? って、ちょっと思います。
  思いますが、基本的には四宮先生に賛成ですかね。
  どんなリスクがあるのかも、次回から学んでいきましょう!

  「マンガ家夜食研究所」、第5話(偶数回はネットで公開中であります)。今回は、餅すまし汁でした。餅を焼いて、ネギや大葉やかつお節を混ぜてお湯でといたお茶漬けの素に投入! という、実に簡単な料理であります。お茶漬けの素とお餅だったら、そりゃあー相性は抜群ですよね!! お米の代わりにお餅にしてるんですからね!!
  でも前回が丸かじりのマクワウリで、今回が包丁もまな板も湯沸かし器もオーブンも使うちょっとした料理ってことを考えると、ギャップがすごいんですけど。ここまでするならもう、ちゃんと料理してちゃんとご飯食べたほうがいいような……。

  「お客様相談室」、第41話。
  そもそもこのお客様が本当にあの女性とセックス出来たのか、そこからして疑問になってきました。架空のセックスに値段を付けてそれを損害賠償だと言って請求してくるって、もう論法が意味不明スギて返す言葉もないレベルですよ……。おっさん、頭大丈夫か。
  そこまでよく気が付いて頭も回る(悪知恵の方向)のに、クレジットカードのサインは律儀に楷書でフルネーム、しかも本名ってところがね。またね(笑)。
  ガラケー使っているのはなんらかのポリシーなんでしょうかね。
  電卓すらもガラケー……。
  というか根本的にマメな方のようなので、もう本名でお付き合いをされればよろしいのでは?? ん??

  「疾風の勇人」、第24話。
  マッカーサーの机に引き出しがなかった、その理由がかっこいいなぁ!! 何でも即断即決だから、書類をストックしておく必要がなかった、ってね!! 出来る男はデスクも簡素なのだ!! イェイ!!
  占領軍の司令官とは言え、やはり日本で人気になっただけの理由はあるんですね。
  そしてマッカーサーさんがキレていたのは、勇人さんの放言問題に対して、のようでした。そういえばそんなこともありましたね。回想編ですっかり忘れてましたわ。
  「アメリカ以外の国も豊かにならねば、アメリカも本質的に豊かになることはできない。それゆえ、全身全霊をこめて日本の復興にあたっているのだ」とのこと。なるほど、片方が「勝ちすぎる」と、経済の円滑な流通がなくなって結局双方ともに利がなくなる訳ですね。こういう大局を見られる人は稀有な存在だと思います。やはりマッカーサーさんはすごい人なんだなぁ。

  「ディアスポリス」、第8話。ドレッドそろえて切ったらアフロになるのか??(笑)
  そうそう、イサームだ、イサーム。このかっこいいお姉さん。久保塚に捧げる気でいたのに勝手に久保塚が「最愛の人」の国に飛んじゃったから、恥かかされたんですよね。女にあんな恥かかせるなんて! とは思いましたが、心が通わないんじゃしょうがありません。ぐぬー。
  チュウ先生は本当に悪い奴でしたし、異邦都庁の弁護士だと言って入り込んできた陶先生がこれまた「九九九」の代表代理だとかで、異邦都庁、めっちゃ入り込まれてるじゃん!! もう、しっかりしてよね!!

  2016年5月期、モーニングゼロの佳作受賞、そして漫道コバヤシ賞受賞(ケンドーコバヤシ氏の選考)、とよのの鱗先生の「CRAZY FOR YOU(仮)」。毎日に熱中出来るものがないと腐っていた男子高校生が、クラスの変わり者と一緒にクラス演劇をやることになり、徐々に演劇の中に面白さを見出していくという物語。
  人とのかかわりの中でどんどん変わっていく過程が青春っぽくて爽やかで、ヒロインの子が、いろいろ抱えていたのにそれでも毎日笑顔でがんばっていたと後になって明かされる構成とか、すごく魅力的な作品でした。ただ、絵はちょっとまだ発展途上でしょうかね。でもアホほど描いてると、どんどん上手くなりますからねぇ。そこはこれから補っていけると判断されてるんでしょうね、選考会でも。
  作中劇のラストシーンにはつい泣けてしまいました。一生懸命でホントいいよ、この主人公たち……。

  しかし、ゼロの選考会漫画を描いているきはらゆりこ先生が描かれたケンドーコバヤシさんが本当によく似ていて、びっくりしました(笑)。あの、心の底からニコニコしてそう~って思えるケンドーコバヤシさんのまんまる笑顔がよく表現されていて、なんかほっこりしてしまいます。きはら先生、上手いなぁ……。
  笑顔の上手い作家さんはいいと思います。

  「カバチ」はもう、完全にバッドエンドでした。両方ともに。こんなに暗いシリーズ終わりもなかなかありませんよ……。たかがセックス、されどセックス。夫婦間のコミュニケーションを怠ってはいけないという戒めですね。
  ハサミで刺された奥さんがいちばん可哀想でしたわ。刺したほうの旦那さんが泣いたって、かけらも同情出来ない!! 本当に!!


  今週こんなところで。
  ではでは!!

ワンピース映画、始まりますよ~。

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  みなさまこんばんは。病み上がりの皿洗いです。すみません、間が空いてしまって……。季節外れの風邪をひいてしまい、高熱を出して寝込んでおりました。家人が病院に行こう、と提案するのを拒否して、ずっと寝てましたわ。病院キライですねん。
  とりあえず熱は下がりましたが、まだちょっと喉が荒れていて咳が出ますね。
  でも考えてみたら、さいきん咳してる人多いなぁ。気温差が激しくてみんなやられてるんでしょうね。みなさま、お気を付けくださいね!

  さて、先週の土曜日に発売されたのに、そういう経緯で記事が遅れまくった週刊少年ジャンプの話題であります!! ジャンプ33号、表紙と巻頭カラーは夏休み映画がそろそろ始まる「ONE PIECE」であります!!
  ってことは夏休みももうすぐ始まるってことか!! 町に中高生と小学生があふれるよ!! 怖ッッ!!

  ともあれ、「ONE PIECE」、第832話。
  海遊王国ジェルマが出てきましたが、「国土を持たない国」っていうと、聖マリア騎士団(のちのプロイセン王国)を思い出しますね。あの国(というか、騎士団)はプロイセン地方に領土を得たのちも、「国家を持った軍隊」と言われておりました。騎士団が母体だったものですから、国民みな騎士団であり、兵士であった、つまりだいたい男だったそうですから、そういうところも似ているなぁと思います。
  サンジの出身は最初っから、男だらけのむさ苦しい環境だったのですね。
  そこから脱して入ったのが船の厨房で、これまた男だらけで。彼が女性に弱いのは、こういう経歴のせいもあるかもしれませんね(笑)。身近な異性が姉だけだったとか、まぁそういうこともあるわな……。
  でも「姉」がいるって考えると、いかにもサンジって、高慢で美人な姉をそばで見てきて女性の扱いを知っている男性、って感じがしますね(実際にはほとんど一緒に暮らしていないので、当てはまらないかもしれませんが)。
  んでもってルフィたちは、「ブリュレ」に遊ばれている真っ最中。森の怪異なのかと思いましたが、彼女もまたビッグ・マムの娘の一人でした。でもどう見ても妖怪なんですけど(汗)。ママのお子さんはいろんな種族がいるんですねぇ。それだけ、父親の種類も多種多様だったってことですね。

  「ブラック・クローバー」、第70話。
  フィンラルさんの空間魔法と、バネッサ姐さんの糸魔法で俊敏な移動を繰り返し、なんとか懐に潜り込んではアンチマジックの剣で攻撃! というパターンを繰り返している訳ですが、人間ならざる相手にそれを繰り返すのはさすがに骨が折れる模様。先輩2人とも、ゼイゼイ言っております。
  フィンラルさんはこれまたいいところの出のようですが、攻撃的な魔法を使うのが嫌で空間魔法を磨いていた結果、家の家督は弟が継ぐと言って追い出されちゃったようですね。まぁ、順当な結果なら、それでいいんじゃないですか?? フィンラルさんが今の状況に倦んでいるようにも見えませんしね。
  それとも、いずれ返り咲きたいって思っている気持ちはあるのでしょうか?? どうなんですかね。
  2人のサポートあって、ついに深い一撃を入れることが出来ました!! さぁ、手ごたえはどうだ!??

  センターカラーで「火ノ丸相撲」、第105話。
  典馬に勝っちゃったチヒロ!! 国宝食いとして一躍注目を受けるようになり、大太刀高校は2回戦目も3勝して突破しました。明日になって潮が戻ってくれば、桐仁の出番はないままで済みそうですね。桐仁の肺は守られた!!
  でも、鳥取の「6連覇」中の例の高校だけは、平静を保ったままびくともしておりません。自分たちが王者だからっていう自負もあるんでしょうけど、これぐらいのことで動揺しない精神的な余裕があるんでしょうね。憎らしいですね!! 「正直見飽きた」っていう言い方も、ものすごくカチンときます!!
  見飽きたってのは言い過ぎでしょうが……。いくらなんでも!!
  でも高校生横綱を入学させる前から連覇していたってことは、相当強いんですね、この高校。怖いわー。

  「鬼滅の刃」、第22話。
  鼓だらけになった異形の鬼はこちらを振り向きもせず、うるさいうるさいとブツブツ言っては鼓を打つばかりで、炭治郎が認識されているのかどうかも分からないままでした。しかし、突然やってきたイノシシ頭は明らかに好戦的で、鬼に切りかかろうとして鼓を打たれて外され、それでもケラケラ笑っております……。
  でも、鬼だけでなく、炭治郎にまで切りかかってきましたね。本当に何なんですかね、こいつは。鬼ではなく、鬼殺隊でもない?? ただの魔物?? そんなのいるのか??
  刀を振るって日本語を喋っているところからしても、イノシシ頭をかぶった人間じゃないかと思うのですけどねぇ。鬼殺隊を知らない一般人かな?? 一般人こんなトチ狂ってて大丈夫か??
  善逸の顔芸がどんどんひどいことになってますね(汗)。彼の実力は、果たして如何に?? 炭治郎と同期なんですから、既に何件か仕事をこなしている筈なんですけどねぇ。

  「ヒーローアカデミア」、第99話。
  サブタイトルが「さよなら二桁 これから三桁」になってますね。これは話数のことなのかな?? 確かに次回から3桁ですけどね(笑)。分かりやすすぎてもう。
  扉絵のお茶子ちゃん、可愛いですねぇ。骨かぶっとる。こういうイラストに、堀越先生らしさを強く感じます。ピクシブとかだとこういう絵も多いんですが。「バルジ」の時もこういう絵がけっこうあって楽しかったんですけどねぇ。今の連載だと、巨大クジラが喋ったりシャーマンが出てきたりしませんからね。ぐぬぅ。
  まぁそれはともかく、「部屋王」を決めてみんなでワイワイやった、入寮初日。梅雨ちゃんの部屋も見てみたかったです……。しかも「部屋王」の決め手がシフォンケーキって、インテリアぜんぜん関係ないよね!!
  葉隠ちゃんの顔とか体とか、いつか肉眼で拝める日が来るんですかねぇ。お化粧したらファンデーションだけ浮いて見えたりしないのか? この子は。そういうところ含めて、まだ謎の多い子だと感じております。
  梅雨ちゃんが「爆轟助け組」に対して語った、嫌な気持ちの話。これはきっと、残されたクラスメイトはみんな多かれ少なかれ感じていたのではないでしょうか?? 相澤先生にとっくりと怒られたこともあって、やりやがったなと快哉を叫ぶような気持ちは少数派ではないかと感じております。上鳴くんなんかは喜びそうだけど。
  でも、そういうわだかまりを乗り越えてまたがんばっていけたらいいねと、そう話が出来る彼女は偉いなと思いました。こういう気持ちを伝えるだけでも、勇気のいることかなって思うので……。
  いいねいいね、青春だね。
  これからもっと安全に戦えるようになるといいね! なんかちょっと矛盾を感じるけれども!(笑)

  センターカラーで「ソーマ」、第175話。
  一次試験は終了し、薊パパに「反逆者」と目されている創真たち一派(?)はみんな切り抜けたようでした。えりな嬢の教育も効いてますし、元からの能力も高いですからね。問題ありませんね。
  そういえば中華娘の背後に、美作の姿もちらりと見えました。彼も何の心配もありませんが、どんな料理を作ってどう切り抜けたのか、興味がありますね。何処かの試験でご一緒することもあるかもしれません。
  そして豪華寝台列車で移動だーーーーー!! すっごい豪華な旅だな……。薊総帥の特別授業を受けた連中はいまごろ高いびきでしょうねぇ。学校の金で旅行出来て、進級もほぼ確定で、しかもこんな豪華列車とか……憎いですなぁ……ギリギリギリ
  うらやましさで溢れながら以下次号。

  「ハイキュー!!」、第214話。
  翔陽や影山たちだけでなく、他のメンバーもちゃんと練習してますよ! という冒頭。嶋田マートの嶋田さんにサーブを習っている山口も、練習を切り上げようとすると食い下がるタイプだったと発覚しました(笑)。もう1本だけ、って言って、師匠に「ラスト10本な!」と先回りされているし(笑)。
  割とみんなそうなのかなぁ、烏野のメンバーは。練習が大好きって感じがしますしね。
  そんなこんなで、本日は常波との練習試合。常波と言えば、大地さんの昔の同級生がいるところじゃありませんでしたっけ?? でも3年生だから、もう引退してるかな?? サーブを強化中なので、みんなサーブに重点を置いた攻撃をしているようですが、まだ使い物にはなっていないようであります(笑)。山口のジャンプフローターサーブも、まだまだ成功率が上がりませんね!! がんばれ山口!!
  強化合宿に割り込んできた翔陽は、いろいろ考えていろいろ思考がまとまってきた模様。トスの高さからボールの行方を追えるぐらいにはなってきました。すごい進歩じゃないですか!! レシーブはさっぱりだったのに!! これが実戦でも生きれば、翔陽の素早さなら烏野の守備力も上がるんじゃないですか!? 期待しちゃキツイかな??
  条善寺の監督の先生がけっこう翔陽のこと細かく見てるんですよねぇ。最初は推薦していたってだけあって、興味があるんでしょうかね。
  月島の気だるさ、翔陽が近くにいると追い立てられる感じ、いつか研磨も口にしてましたね(笑)。常に新しくいないと駄目だ、って。それを認めざるを得ない存在感を、確かに翔陽は持っているってことですね。チームメイトだから尚更ですね。
  妖怪の子ども、って表現を使われてましたが、いちばん妖怪っぽいのはお前だよ天童覚ィ……!

  センターカラーで「せすじぴん!」、第59話。さりげなく人気投票結果発表であります!! 1位はなんとわたりちゃん!! えっ、マジで!? と思いましたが、でもまぁわたりちゃんなら納得ですね!! でもちょっと驚いた!! 2位がつっちー、3位はターニャでした。3位何故なんだぜ? 4位宮大工くんと来て、5位土井垣部長。そして6位に柏さん。……この宮大工・柏ペア、人気あるんですねぇ。驚きだ。
  そして本編。いよいよ3種目目、スローフォックストロット。この種目が得意なのは金龍院さんのペアですが、はっちゃけちゃったゾノきゅんと御木姉のペアもいい感じに視線を奪いに来ているので、なかなか気が抜けません!! 部長ペアは!? 部長ペアは今どうなっているの!??
  アイドルとして、キラキラしたところだけを見せなくてはいけない、という理屈には、素直に感心いたしました。やっぱアイドルは覚悟がしっかりしてるなぁ。あとどうでもいいけど、ディレクターさん?が一瞬全裸に見えました。びっくりした。

  「左門くん」、第41話。
  3度目の登場になります、茨木童子! ヤーさんに惚れたとかいうことで、笑美ちゃんがノリノリでこの恋を応援すると言い出しました。みんなそれに渋々従ってしまった感じですかね。しかしヤーさんは視界にヤンキーが入ると自動的に攻撃してしまう為、茨木童子の恋の成就はほぼムリゲー。“!?”も地面に突き刺さる勢いでボコボコにされ、立ち上がる気力も心もすべて折られてしまうのでした……。
  ヤーさんのハイキック、キレがあって素晴らしいな……(小並感)。
  ちなみに茨木童子を調べてみましたが、かの有名な酒呑童子の舎弟だったそうであります。平安時代は庶民からも鬼が生まれていたとか、まったく魑魅魍魎だらけの時代だったんですね。怖いものであります。

  「BLEACH」、第682話。
  せっかく月島さんが過去を挟んで戻してくれた斬魄刀も、再びユーハバッハの前に立ったらまた折られるとか、イタチごっこじゃないですか!! これどうしたらいいんですかね!?
  意外な恋次の告白が聞けましたが、そこまで恩に着なくっても、いつかはルキアとのわだかまりだって消えていた筈だよってわたしは思うんですけどねぇ。あ、でも、一護が飛び込んでこなかったら藍染の策略でルキアは死んでいた訳か。「崩玉」の入れ物として。じゃあ駄目か……。
  そうすると問題はソウルソサエティ全般の生き死にの問題なのですから、ルキアとの個人的な思いを語っている場合じゃないような気も……。
  あ、だから2人っきりの時にこっそり言ったのか。なーんだ納得ぅー。
  ついでに藍染様地上に立つ!!


  という訳でまた次週! ではではー。

モーニング34号

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  みなさまこんばんは! なかなか風邪が治りきらず、まだ咳をしている皿洗いでございます。外で見る咳き込む方々はみんなお仲間だと勝手に思っております!! がんばって治しましょうね!!
  夏風邪は免疫力の低下が大いに関係しているそうなので、疲れたら休む生活を励行したいものであります。
  俺この仕事が終わったら3日間寝るんだ……。

  さて、遅れまくっているモーニング34号の話題! 表紙と巻頭カラーは「GIANT KILLING」であります!! 表紙の椿かっこいいですねぇー!!
  アクリルガッシュでぺとぺと塗ったみたいな質感めっちゃ好きです。
  んでもって本編、第420話。湯沢ががんばって、世良選手もけっこうがんばったのですが、またしてもボールを持田さんに持っていかれてETUピンチであります。いや、ピンチってほどの出来事ではないのですが、サポーターだったらヒヤッとしますよね。あんまり見ていていい気分のシーンではない!!
  ミスターETUの村越さんは「チョロイね」とか言われてるし……泣きたい(直球)。
  でも椿が激しめにいってくれたので、なんとかボールは取り返しましたよ。ジャッジもナイスですし、まずまずのシーンではないでしょうか。まぁヒヤッとしますけどね!(ファウルかと思うので)
  ガブリエルのことを、ジーノは「ガブリー」と呼んでいるようですね。彼にかかるとなんとなく女の子の愛称っぽくなってしまうのは何故なんでしょうか……??(クロエとか)

  「BILLY BAT」、第162話。
  ほとんど世界が終わったように見える風景の中で、紙を手に入れるにも苦労する、と言いながら紙の漫画を描き続けているケヴィン。モニカと、どうあって再会したのか分かりませんが結婚して、老年と呼んでいい域に入った今は2人で暮らしているようであります。それはいいんですが……世界、終わってませんか??
  選ばれた人だけがチャック・カルキンエンタープライズとその系列企業の恩恵を受けて、資源も空気もまるで問題のないエリアに暮らし、ビリーランドで楽しく過ごしているそうですが。ここだけ見ると勝者は間違いなくティミーですが、でも、漫画を描き続けるケヴィンの眼はまだ死んでいませんね。
  ビリーに言われた通り、描いて描いて描きまくっているからこそ、彼の信念はぶれないのでしょうか。
  ここから物語はどうなるのか。
  浦沢直樹先生って世界の滅亡描くの好きスギませんかねぇ??

  「鬼灯の冷徹」、第195話。
  七夕の飾り付けを片付けているのを見て、桃太郎がぼやく、「年に1回しか会えないなんて少ないよなぁ」という旨の嘆き。誰しも一度は考えることだと思います。まぁ確かに、何千年お仕置きされてんだって感じですけどね。織姫と彦星は。
  しかし白澤さん曰く、「1年に1回って結構多いよね」。
  そりゃまぁ……白亜紀には既に物心(?)ついてた神獣ですから、時間の感覚は違いますでしょうよ!! 彼が若造と馬鹿にしている鬼灯くんだって、神代には既に鬼になってましたからね。神様がまだ地上にいた頃に!! 室町生まれの桃太郎なんて、まだ若い若いってレベルで……。
  あ。
  白澤と桃太郎のやり取りによく生じるギャップって、実は「ジェネレーションギャップ」なのか!?(すんごい大きなスケールの) と思ったら、震撼しました。ヒィィィ
  それはともかくとして、長く生きていると時間の「体感」が変わるって話はよくしますね。小学生の頃は一日が長かった! とか、そういうアレね(笑)。でもそれは、「一日」に詰まっているイベントの種類の多さが関係していると思うのですよ!! 一時間ごとに違う教科の授業受けて、時々教室を移動したりして、着替えて体育なんかもあったりして、ごちゃごちゃこちゃこちゃしたものが一日にいっぱい詰まっていたからでしょ!? そういうことしてると一日は長く感じるものなんですよ!!
  大人になったらずっと会社とか、ずっと家とか、そういう生活ですもんね。時間の区切りがありませんもん。ずっとネットサーフィンして一日終わったら、そりゃあ時間が早く感じますわ……(ダメな過ごし方の例)。
  35歳から3ヶ月後に死ぬってのも大げさすぎると思います。
  あと、鎌倉時代の生まれで、今も不喜処で責め苦を受けてる最後の亡者は、どんだけ動物虐待したんだってちょっと暗い気持ちになりました。ニヤニヤしてんじゃないわよ!!

  「疾風の勇人」、第25話。
  初めてアメリカに渡り、アメリカの首都を見て、その建造物や都市の素晴らしさに感嘆した勇人さん。「こりゃ戦争にも負けるわい…」とぼやいております。さもありなん。
  回想シーン、しれっと北海道に上陸しようとしたソビエトを退けたのはマッカーサーさんだったと語られていて、改めて占領軍の最高司令官がこの人でよかったなぁ、と思いました!! その時ソビエトに占領されていたら、日本も東西冷戦の最前線にされていたでしょうね。壁こそ建たなかったものの(海峡があるので)、沖縄返還の前に「北海道返還」で戦っていた筈ですし、下手をするとその問題が21世紀まで持ち越されていたでしょう……。
  想像するだけでゾッとしますわ。
  ありがとうアメリカさん……。
  まぁ、時代の様々な要因が上手いこと作用した、って感じでしょうか?? あとは北方領土さえなんとかなれば……。エリツィンさんがそれを解決してから退いていたならなぁ……。

  「ギャングース」、第144話。
  さて、六龍天の大きな「ネタ」とは一体何か?? と言いますと、東北の老人を一斉に囲って余生の面倒を見る大高齢者施設の建造を目論んでいるようでありました。あれ、話だけ聞くとやたらクリーンだけど?? と一瞬考えてから、すぐ納得。この人たち、ヤクザや半グレから抜け出す為に、でっかい投資のお話をしようとしてたんでしたっけね。
  なんとかそれを盗聴して、計画を聞き出そうとするカズキたち。レーザー盗聴器まで作って、まぁなんともハイテクなことであります。スゲーなホントに。漢字は読めなくてもこういう機械の理屈はちゃんと分かってるんだから、不思議なもんですよ。設計図の特殊な記号や用語はちゃんと分かってるってことですよね。
  計画を聞き出しても、それをどう止めるのか。
  ここからが正念場ですね!

  「お客様相談室」、第42話。
  とんでもなく方向違いの苦情でごねまくるお客様に、果たして相談室の面々がとった奇策とは!? それは、お客様そっくりの「相談」をネットに投稿し、炎上させ、架空のツィッターアカウントまで上手くさらさせて、「こんなアホな相談をネットでしたらどんな事態になるのか」ということをお客様に見せる、という作戦でした。
  その為に水科さんがけっこうがんばったみたいでした(笑)。架空のアカウントをうまく駆使して炎上を演出とは、なかなか難易度の高い手法ですな。
  でもまぁ、百貨店のせいで女とセックス出来なくなったなんて、誰が聞いても笑う話だわな……。
  ネット住人による個人の特定劇はわたしも見たことがありますが、ああいうのを目撃するとネットリテラシーについて深く考えさせられますね。写真の角度からマンションを特定するとか、ホント、推理力って余らせるとろくなことに使われませんわ(笑)。
  小島さんはこの情熱とマメさを、もっと他のことに使うべきだと思います。はい。

  センターカラーで「サンダーボルトファンタジー」開始であります!! 原案はニトロプラスの虚淵玄さん、そして漫画は佐久間結衣先生!!
  始まった途端にピンチの連続で面白そうなのですが、割とオーソドックスなファンタジーもののようではあります。すんごいお宝を狙う一党、その手下に追われるか弱い女性、そして行きずりの腕の立つ剣士が成り行きで彼女を救い、厄介ごとに巻き込まれるという流れ。
  衣装がいちいちかっこよくて燃えますな。ガッツリ読める本格ファンタジーって感じであります!!
  楽しみだ~。

  「夜食研究所」は、豆乳で作る塩ラーメン(サッポロ一番)でした。豆乳ぶっこんでラーメン作るとか、美味しそうじゃないですか……。
  手塚先生のお仕事ぶりに密着取材したNHKの番組、って話で、見ていたテレビがブラウン管だったり、だしを入れるシーンで顆粒のしかもスティックタイプのものだったりと、短い話の中にも視るべき細部があって、やはり村田先生の作る画面は素晴らしいなと思う次第であります。
  キャベツを麺と一緒に煮る手法、真似したいと思いますよ。為になるなぁ、この漫画(笑)。

  「ディアスポリス」、第9話。
  やっぱチュウ先生には何かしら事情があるようですね。あの裏都庁弁護士の男性を見て、行動を決意したって感じなのでしょうか?? 鈴木刑事も逃がしてくれましたし、完全な敵って訳じゃなさそうであります。
  久保塚さんたちはみんなで固まって、敵の本拠地へ一気に突入! 因縁のある偽救急車の隊員たちとの対決のシーンは、見ていてとてもコミカルでした(笑)。シリアスな場面の筈なのにな!! おかしいな!!(笑)

  次号は……え、石川雅之先生が描くのですか?? トルコの船の話をした時以来ですかね。連載のお引越しとか、モーニングでは珍しいですね。
  そしてモーニングツーでは、白浜鴎先生が連載を開始するとのこと。「エニデヴィ」の白浜先生が……。ああ、いいなぁ、モーニングツー。面白そうだなぁ。

  今週こんなところで。
  ではではー。

サンジのひどい兄弟の話。

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  みなさまこんばんは!! 帰ってきて椅子に座ったらそのまま寝落ちしてしまった皿洗いです!! よく眠れることであります。でもさすがに椅子で寝落ちは寝心地が悪いッス。

  さて本日は月曜日なので、週刊少年ジャンプの話題!! ジャンプ34号、表紙と巻頭カラーは今週も「ONE PIECE」であります。映画も始まりましたよ! それはつまり夏休みが始まったということだ!! ヒィィ!!
  本編、第833話。
  サンジはむかし兄弟の中でも“みそっかす”で、ずいぶんとイジメられたようですね。しかも、王族なのに料理なんかに興味があったもんだから、余計に怒られて疎まれた模様。作った料理を「ネズミのエサ」なんて言われてまして、ルフィが聞いたらそれだけで激怒しそうな言葉ですね(汗)。
  王族だから、「給仕」だなんて下賤の仕事をするな、ってことのようですが、まぁその理屈は分かりますが、料理ぐらいさせてやればいいのにねぇ。しかも、ちょっと出来が悪いだけで「息子と思ってない」とか、割と無茶苦茶言う人だな、この親父さんも。
  そんな血でも、やはり水よりは濃いもの。実の息子を差し出せばビッグ・マムとの同盟が組めるからってだけで呼び戻したサンジ本人には、なんの情も抱いていないことがよく分かりました。あと、ビッグ・マムのことをかなり毛嫌いしているってこともね。「イカレたババア」ってのは真実だと思いますけども!! も!!

  「ソーマ」、第176話。
  今度は寝台列車で札幌に移動して、麺料理! 北海道もラーメンの土地ですから、麺でも北の大地らしい料理は十分に作れますね。しかし試験官が今度は、「麺」そのものを創真たちに渡さず、なおかつ吹雪で彼らを町外れの施設に閉じ込めるという手を使ってきたので、これまた違うピンチに陥りました。
  でも、少ない材料で何かしら料理を始めた創真たち。今度はどんなものを見せてくれるんですかね??
  しかしこの試験官のおっさんも、「セントラルに栄光あれ!!」とか、薊パパのことを少しも変だと思わないんですかねぇ。せめて表向きは薊総帥に従って、内心実はセントラルなんて信じてないとか、そういう反骨精神のあるグレーな教師はいないんですかね。どいつもこいつも薊パパに心酔しちゃって、気持ち悪いったらありませんよ。
  これで薊パパが失墜したら、鮮やかに手のひらを返しそうで怖いですよね(完全に邪推)。
  もちろん、試験監督はみんな薊パパのシンパで固めてるってのは、よーく分かってますけどね??

  「ハイキュー!!」、第215話。
  夜空に燦然と輝く味の素のロゴマーク!! 東京都北区の施設にて、全日本ジュニア合宿中の影山であります。施設も整っていて、森然高校の校舎で寝泊まりしていたことを思うと、ずいぶん差がありますね。その森然高校の1年生が、やはりこの合宿に呼ばれていたようでして。
  森然高校は春高に来ないのかな?? 出番がなさそうなので、まさかの参加者って感じでちょっと驚きました。あのブロッコリーみたいな主将さんはお元気でしょうか……。
  そこへ話しかけてくる佐久早さん。牛島さんタイプではなく、自分から進んで敵の情報を集めにくるタイプでした。マスクをしているのは、根がネガティブなもんだから、「体調が悪いような気がする」みたいなことを考えて装着しているんでしょうね(笑)。他作品で例えるのはあまり良くない気がしますが、「GIANT KILLING」の花森さんを思い出しました。あそこまでカッコつけではないと信じたいものですが(笑)。
  そして、翔陽のように小さくて、でも翔陽よりもよく「跳ぶ」MBの彼(2年生?)は、意外に不思議ちゃんでも天然でもなく自己顕示欲ありまくりの俺様プレイヤーでした。飛び方がなんだか特徴的ですが、これ一体何なんでしょうね。両足で踏み切ってる??
  あと、セッターの宮さん(2年生)がなんかコワイ。含みのありそうなセッターって、それだけでもうなんか怖い気がします。研磨とか、及川さんもそうですね。逆に伊達工業の黄金川なんかは、完全に影山寄りで、「含み」とか冷笑的な成分とか皆無じゃないですか。黄金川見てると安心するんですよねぇ。プレーはハラハラしますが(笑)。
  月島が意外なことを言い出して、引き。ついに月島が自主的に自主練に……!? 明光お兄ちゃんお赤飯炊いてぇーーーーー!!

  センターカラーで「ヒーローアカデミア」、第100話。カラー扉絵、「100」って書かれた旗を立てているんですね。飯田くんが背が高いもんだから引っかかってますね(笑)。
  さて、仮免取得に向けて、「必殺技」を作りますよ、というお話に。以前のUSJに続き、今度は「TDL」という施設で(笑)エクトプラズム先生の分身を相手にそれぞれの「個性」を練っていきますよ。みんなもちろん、雄英に入っているぐらいですから、ヒーローに憧れて必殺技を夢想したことだってある筈ですよね。それを実現出来るってんですから、そりゃあ燃えますよね!!
  でも出久くんは、今のままではまた腕に負担をかけるだけなのでワンフォーオールは発動出来ません。どうしようか? と悩んで、訪ねたのは開発工房。ここでコスチュームを改良してもらうつもりのようですね。
  そこで再登場したのが発目さん!! 目が十字になってる照準っ子!! そして意外とおっぱい!!( ゚∀゚)o彡°( ゚∀゚)o彡°
  何かいい案が出てくるといいですねぇ。おっぱい。

  「火ノ丸相撲」、第106話。
  今回はマネージャーの堀ちゃんのお話。団体戦トーナメント第2戦を観戦しながら、堀ちゃんが胸の内に秘めた潮への熱い思いを語ってくれました! ほぼ自分語りのようでいて、この子、潮の話しかしてませんぞ(笑)。でも、そうそう、坂道をどんどん登っていくのにたまに振り返ってこっちを見てくれるって、ホントいい表現ですよね。潮って確かに、そういう奴なんです。そこがまた憎いというか、嫌えない部分と言いますか!!
  生まれながらに親分肌なのかなぁ。
  特にそれを、佑真さんあたりはよく感じているようですね。彼はなんだかんだで、潮に信頼されてますもんね。

  センターカラーで「ブラック・クローバー」、第71話。
  入ったか!! と思わせておいて、攻撃を誘ったのだとせせら笑う敵さん。でも何度騙し討っても、何度へし折っても、折れないアスタの心に、先輩たちもハッとして我を取り戻しました! 攻撃を受けてみせたと余裕をこいた敵さんも、剣の一本がしっかり突き刺さっているので体内の魔力が途絶え、体にプラスしていた動体視力や瞬発力・筋力が落ちてしまったようですね。
  やっぱりアスタはすげぇなぁ……。心底感心した回でした。これで勝ったかな!?

  「ワールドトリガー」、第151話。
  王子隊の、隊員へのあだ名の付け方とアイコンの制作の手法に悪意とおちょくりを感じます(笑)。修くんのアイコンが眼鏡だけであだ名が「オッサム」なのはまぁいいとして、千佳ちゃんが「アマトリチャーナ」ってなんでやねん!!(笑) それパスタの種類かなんかでしたっけ?? あと顔が完全に「ヒーローアカデミア」の梅雨ちゃんなんですけど!!
  遊真に至ってはポンデライオンであります。名前は「クーガー」。……クーガーはライオンじゃないだろ!? な!?
  でも王子隊、自隊の隊員に対してもそのようにしているみたいでして、王子隊長が王冠かぶった少女漫画風の顔なのはまぁいいとして、あとの2人は他隊と同様、おちょくりに悪意を感じるアイコンを使われているのでした(笑)。
  あと今回生駒さん、食い物の話しかしてねぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーー!! マグロカツ丼とナスカレー!! カレーに入っているナスはわたしも好きです生駒さん!! 結婚しよう!!(錯乱)
  なんとなくですが、今回のチーム戦、いちばん強いのって生駒さんなんじゃないかと思います。大物の余裕を感じる!
  でも玉狛第2にがんばっていただきませんとね! ツノなしヒュースも解禁になったことですしね! 割と普通でした!! っていうか、ツノがあってもなくてもヒュースはヒュースだったなぁ。
  こいつボーダーに入れることなくね? って、台無しな話をしているおっさんたちもいましたが(笑)、迅さんが一枚噛んでいるからには結局これがヒュースにとって最短ルートなんでしょうね。だから間違っていないのだ!

  「鬼滅の刃」、第23話。
  汚い高音ってどんなんだよ……善逸……。追い詰められてぷつっと切れて、寝ちゃって、寝ちゃうと別人のように強くなれるとか、面白設定山盛りすぎだろ善逸ゥゥゥゥゥゥ!!
  でもちゃんと子供を守って逃げているし、一人で逃げ出せないのはこの子を守らなくちゃいけないからだって分かっているし、責任感があってなかなかしっかりしてますわ。極端に頭が悪いけれども……。なんかの病気を疑いたくなるレベルだけれども(汗)。
  屋敷の中を走っているイノシシは、やはり人間のようですね。鬼が襲ってきたからには、人間なんですよ。鬼は鬼を食べたりしませんから。でも「けだものの呼吸」も我流だと書いてありますし、鬼滅隊ではなさそう。もう何が何だか分かりませんが、武者修行のノリで走り回っているようですね。
  んでもって、鼓の鬼。元・十二鬼月のようでして、目に刻印がありました。そしてその目を、十字に切られていて。炭治郎に目も向けなかったのは、目がつぶされていたからだったんですかね!? 目には「下陸」とありまして、どういう意味だろう?? としばらく考えたのですが、おそらく「陸」って「六」のことなんじゃないかな、と。下の六、だとすると下位の十二鬼月だったのかな??
  まぁ、あんまり先走って設定を想像してもしょうがないのですが。特にわたしはこういうことの予測が本当に苦手ですからね(苦笑)。

  センターカラーで「左門くん」、第42話。今回は夏祭り!
  アンリさんが学校へ来て(すでにフリーパスの模様)、「祭に行くぞ!!!」と吠えたので、みんなで浴衣参戦と相成りました。ヤーさんはナンパしにいくつもりバリバリのようですが、どうせ男なんか寄ってこないんでしょ知ってる……。
  左門くんと九頭龍くんは出店側で参加しておりまして、相も変わらず汚い真似をしてせこく稼いでいるようであります。ひどいなぁ本当に(笑)。
  ルキフグスさん(浴衣に「OTAKU」ってパターン化して書いてある……)とアンリさんが口ゲンカを始めてもめごとになるとかなんとか、加護ちゃんがナンパされてそれに助け舟を出すとかなんとか、まぁーイベント盛りだくさんの夏祭りですよ。最後の花火めっちゃ笑えました(笑)。左門くんに頭突きする天使ヶ原さんの花火って……!!
  あと、アンリさんの浴衣、さりげなく左前ですね。細かい!

  「背すじピン!」、第60話。
  いよいよ二次予選、最後の種目であります。咲本チャンピオンがやる気(殺る気ではない)バリバリのところに、つっちーとわたりちゃんの必殺技が炸裂!!!!! タイミング大成功で、我先に動き出しましたよ!! やったね大成功!!
  しかし咲本さんのアップ顔、本当にただの悪役なんですけど……。中ボスっぽい……。
  さて、二次予選、どうなりますことやら!? ゾノきゅんと御木姉の点数は、スローフォックスで少しは取り戻せたんですかね!?

  「BLEACH」、第683話。
  藍染さんっっっ!!!! 藍染さん!!?? え? なんで? 一護の味方してくださったんですか?? いったいどうしてまた……。そんでもって、余裕こきまくっていたユーハバッハさんにも鏡花水月がちゃんと効いていてビビりました。幻覚有効なんだ、この万能の敵さんは……。
  ゼロ距離月牙天衝の行方は!??

  「歩」、最終回。ああああ、終わっちゃった。前回がすごく最終回っぽかったのですが、今回でまとめてきましたね。2年後、銀雅さんもプロになって、部屋の空いたかやね荘は新しい住人を迎えることになり、あの小学生だった2人がやってきたのでした。でもこれ結局、どっちも男の子だったのか!? それを見抜いたみなとさんすごいな。
  信歩ちゃんはちょっと大人びた感じになってましたね。言動は変わらないけれども、ちょっと落ち着いたかな??
  みなとさんとの仲が進展したのかどうなのか、決定的になったのかどうなのか、濁したままで終わらせたのは憎いなっと思いました(笑)。でも確実に進んではいるようで、ちょっと嬉しくなりましたね。みなとさんがこんなふうに、女の子らしく恥じらうなんてねぇ……。ウフフ。
  池沢先生、お疲れさまでした。また描いてくださいね!! お待ちしてます!!


  ではではー。

モーニング35号

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  みなさまこんばんは~。今日は隅田川花火大会の日でしたね! 所用で出かけていたのですが、花火大会帰りの混雑が怖くてさっさと家へ戻ってきてしまった皿洗いです。花火のはの字も見てませんわぁ。
  せめて地元の花火大会ぐらい、と思うのですが、その日も用事があって見られそうにないのでした(笑)。はっはっは。
  忙しさと暑さにへたばっていて、更新に間が空いてしまってすみません。やっぱ7月は毎年ダメだなぁ。風邪もようやく治ってきましたよ。

  さて本日はモーニング35号の話題であります! と言っても実は買っていないので、立ち読みの範囲で記事書いちゃうんだぜ!!

  表紙と巻頭カラーは、石川先生の新?連載、「惑わない星」、一挙2話掲載であります。でもちょっと読んだけど話がよく分からなかったので飛ばしてしまいました……。実はわたしこの方の漫画って、ちゃんと読んだことがあまりないのですよ。かもすぞー、でお馴染み「もやしもん」はちょっと読みましたが、うんちくがすごくて辟易した覚えが……。
  お酒のうんちくって、語り出すと長いのですが、それを面白い漫画にするのは本当に難しいですね!! 「マリアージュ」(神の雫)もそうですが!! 「もやしもん」に至っては、菌が見える特異体質が別に役立つ訳じゃない、ってところが最大のがっかりポイントでした。じゃあ主人公のその設定、なんであるんだよ!! 主人公なんでいるんだよ!! って話になるじゃないですか!!!!(怒)
  どうもよく分からん。
  お酒やうんちくを主題にしてしまうと、読む人をかなり選ぶというお話ですかね。でも「もやしもん」は菌のキャラクターが可愛かったのでよかったのかな。

  「宇宙兄弟」。とりあえずエディが死んだ訳ではなかったので一安心です!! この漫画ってけっこう絶望させられることがありますから、冷や冷やしますわ。

  「BILLY BAT」。あれ? 夢オチ??(まさか) とにかく、話がいきなり元に戻りましたよ。「人間はいつも間違ったほうを選ぶ」という台詞、ちょっとズキッときました。戦場での敵兵同士の出会いとか、いかにもありそうというか、せっかく個々人で出会っているのに噛み合わない具合がとても切ないです。
  写真は紙にプリントアウトすべき、という意見にはたいへん同意であります。

  「サンダーボルト」。流浪の剣客はめっちゃ強い、っていうのは、世界のお約束ですの??(笑) ともあれ、成り行きで巻き込まれてしまった流浪人は、敵の刺客の死によって「がっつり」巻き込まれることになりまして、やれやれって感じであります。木の下で煙管をふかしているあの怪しい男も、何者なんでしょうね?? 狂言回しにしては関わりスギだよなぁ。

  「う」。土用の丑の日になると出てくるなぁ、このウナギ男……。「ウナギ」でなくとも、「う」の付くものを食べるといいとも聞きますよ。じゃあうどんだな(うどん好き)。

  「グラゼニ 東京ドーム編」。えっ!? 夏之助じゃなくて、則川とのトレード!!?? いいの!? そうすると「因縁の相手」と同チームになってしまいますが……。それに、せっかく都会で成功しかけているのに、則川が都落ちに??(都落ちって言うなぁ!)
  則川夫人の来歴にもびっくりしましたけどね。高校時代はあんなにダサい生徒だったなんて……。

  「お客様相談室」。サンプルだけ使ってメイクアップして帰るおばちゃんってのもすごいけれども、それをいとわしく思ってお客様を(客じゃないけど)睨み付ける販売員なんてのも嫌だなぁ。金を落とさないから睨んでもいい、だなんて理屈は、まかり通っちゃいけないと思うのですよ。
  そんな相手にも金を落とさせるようにしなくちゃいけないんじゃないの?? と思います。はい。
  しかしおばちゃんすごいよな……。鋼の面の皮だよな。

  「ランド」。いつの間にかあっという間に時間が経っていたようで、「ランド」へ行ったアンはすっかり向こうの女性になっておりました。でもこれって、父親と同じ世界に生きてるってことですよね?? それは知らされていないのでしょうか?? 杏に比べてアンのほうが、和音やその他の権力者に振り回されている印象がありますねぇ。

  「ディアスポリス」。よかった、やっぱりチュウ先生は完全な悪人じゃなかったんだ! ちょっとご都合主義な解釈ではありますが、「死体しか切っていなかった」ということで胸を撫でおろした感があります。はい。
  やや急いで畳んだ感が否めませんが、まぁ映画の宣伝みたいなもんだからしょうがありませんね。
  久保塚さんはこのまま異邦都庁に復帰するのかな??

  「カバチ」はなぁ……これ、本当に嫌な話だよなぁ……。今時は不妊治療している人もずいぶん増えたそうですが、姑からのストレスだとか職場でのストレスだとか、そういうものがある限りはホイホイ妊娠しない気がしますわ。ストレスって本当に良くないそうですし。
  でも、姑と携帯電話の番号を交換しているなんて、それけっこう怖いことだと思います。既に。


  という訳で、超簡単でしたがモーニング35号の話題でした。今号はジャイキリもお休みですし、鬼灯も載っていないので、買うほどのモチベーションがありませんでしたわ……。すみません。

  ではではー。

手羽先プリン……だと……!?

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  みなさまこんばんは! 今日は家の掃除をして滝のような汗を流した皿洗いです!! 比較的涼しいかな? 風もあるし、雨が降るっていうし、掃除も楽勝♪ ……なんて思っていた時期が、わたしにもありました。
  結局このへんは雨が降らなかったのですが!? 警戒して布団を干せずにいたこのわだかまりを誰か分かってくれよ!!
  あ、そういえば、都知事選も終わりましたね。いよいよ4年後のオリンピックに向かって、本格始動ですか?? 今頃??

  さて本日は月曜日なので、週刊少年ジャンプの話題です! ジャンプ35号、表紙と巻頭カラーは新連載「約束のネバーランド」であります。原作は白井カイウさん、作画は出水ぽすか先生。まったく知らない名前だなぁ……。
  でもまぁ、知っている名前や知っている読切の連載版が来ることに慣れ切っているのかもしれませんね。全くの未知数を楽しむこともいいものであります。ウス。
  ってことで、新連載! 一見、平和で秩序に満ちた孤児院ではありますが、実は人ならざる生き物に「子供」を出荷する為の施設だった!! という、驚愕の第一回。小さい子供を施設の門で殺して瓶に詰めて、そのまま運んでいくのであります。瓶にはなにやら液体が詰まっておりましたが、防腐剤か何かでしょうかね??
  完全に殺していたので、人身売買という訳ではなさそうであります。みっちりとお勉強をさせることは、肉の味に何か関係があるのでしょうかね??
  主人公はこの孤児院で最年長の、11歳の少女、エマ。同い年のレイとノーマンと一緒で、とても優秀な子ですが、年下の女の子が里子に出されるその夜にこの施設の秘密を知ってしまうのでした。そこで、全員で逃げようとレイと話をしますが……小さい子供もいる状況で、どう逃げるのか?? 逃げたとしても、11歳の男女3人で何が出来るのでしょうか。初っ端から緊迫していて、固唾を飲む思いであります。
  っていうかコワイよ、この話……。いきなり可愛い妹分の死体にぶち当たるとか、人生難易度高スギだよ……。
  優しそうに見えた「ママ」が出荷担当の悪人ってのがけっこうショックだったなー。

  「ヒーローアカデミア」、第101話。
  発目さんいっつも面白いなぁ。あれこれ試してみて駄目だったら次、次、といく強引な性格で、担当教官(開発室の先生)からも「彼女は病的に自分本位なんだ」と言われております(笑)。でも、何か大きなことを成し遂げる人ってのは、大抵こういう変人なんだよなぁー。
  発目さんが自分の発明品を使ってもらいたいが為に飯田くんに言い放った、「脚を冷やしたいなら腕で走ればいいじゃないですか」という言葉は、蓋し名言だと思います(笑)。
  そしてこの一言をきっかけにして、出久くんは今までのパンチスタイルからキックスタイルに転向した模様!! そっかなるほど、まだ足が残ってましたっけね。言われてみればその通り、としか言えませんが、腕に不安があるなら足を使えばいいのですよ。今まで、オールマイトの後釜ということで、彼の模倣にこだわりスギていたんでしょうね。
  堀越先生、これ今まで我慢して描かずにいらしたんですかねぇぇ。この方の演出に賭ける情熱を見るにつけ、すげぇすげぇと感嘆するばかりであります。
  出久くん、コスチュームで腕のサポートをしてもらえるようにしたって言ってましたが、足のほうも防護とか攻撃力のアップとか、仕込んであるんですかね??

  「ONE PIECE」、第834話。
  ハァァァ!? ビッグマムが「みんなと同じ視線で」お茶会をしたいからって、それだけの理由でシーザーに新薬の開発を依頼してたの!? じゃあ、あの冬島で出会った巨大化した子供たちは、その実験の犠牲者!?
  バッッッッッカじゃないの!?(心底)
  しかも、新薬、成功してないし!!!! シーザーのアホはまぁいくらでも苦しめばいいと思いますけど、ビッグマムのそんなアホな願いごとであの子供たちが命の保証もないほど危険な目に遭っていることは許せませんね!! 巨大化したのはママの勝手なんじゃないの!? それとも何か、事情があるの??
  視線をそろえたいならみんなに高い椅子にでも座ってもらえばいいのだ。あーあ、アホらしい……。ものすごくガッカリした!! 四皇の割にやることみみっちいな!

  センターカラーで「ブラック・クローバー」、第72話。
  真打登場ーーーーーー!! ってことで、ヤミ団長登場であります。いやー、待ってた甲斐あって、誉めてもらえましたし頭ポンポンもしてもらえましたよ。余禄ではありますが、みんな嬉しそうね。フィンラルさんが感激するのはともかくとして、バネッサ姐さんもちょっと照れてますな。団長の人気!!
  追い詰められて新魔法発動とか、さすが団長だぜー。かっこいい!!
  ってか、またしても回想シーンがサラッと混ざりましたが、リヒトたちは人間じゃないの?? なんか違う種族?? 耳こんなにとんがってましたっけ……? 以前の回想と総合して考えると、人間と友好を結ぶ為に偉い人の妹さんとリヒトさんが婚姻をしたけれども、その晴れの披露の場を殺戮に染められた、と。それをクローバー王国の人間の仕業だと考えているようですが、さてはて??
  このへんの過去がすべて明らかになるまで、まだもう少しかかりそうですね。

  「ハイキュー!!」、第216話。
  翔陽の2度見(笑)にちょっと笑ってしまいました。しかし月島、勢いで翔陽に「ツッキー」呼ばわりされたことには、ツッコむ暇がなかったんですかね(笑)。
  コーチが2人して生ガキ食べて……、自主練のフラグ……!!
  どうでもいいのですが生ガキと言えば飲食で仕事していた頃、冬に「当たるかもしれないから食うな」という通達が出て、全身茹だるほどの怒りを覚えた経験があります(カキが好きなもので……)。繁忙期に人手が足りなくなる恐怖は分かりますが、だからって個人の食事にまで口出しする権利は雇用主にはないよね!
  本当にどうでもいい話だった!!
  宮城は沿岸とか行けば、美味しいカキが食えるんじゃないかと勝手に想像しておりますが実際はどうなんでしょうか。
  さて、それはそれとして、月島に青城の金田一、そして伊達工業の黄金川と、でっかい壁を前にしてさすがに「まじかよん」となる翔陽。このブロック布陣、夢みたいに贅沢ですねぇぇ。そしてそこでスパイクを打つのは、白鳥沢の五色くん!! やっぱ「キレキレストレート」がすごく上手いなぁぁ。針の穴を通すような精密さですね。クロスを打つと思わせておいての、このストレートですからねぇ。
  素直に感心しちゃう翔陽かわいいな(笑)。
  月島が学ぶ姿勢になっていて、ちょっとびっくりいたします。
  一方東京で、影山は、セッターとしてどうあるべきなのか悩んでいるようですね。自分勝手にやっていたら仲間はついてこない、けれどもスパイカーが打ちたいように打たせていたら「おりこうさん」と嫌味を言われる。一体セッターはどうしたらいいのか?? って。
  こういうことを教えてくれそうなのは及川さんぐらいですが(模範的な回答を知っているという意味で)、以前に訊いた時にあの答えだった訳ですから、もう期待出来そうにありませんね。コーチや監督は何か教えてくれないのかな??
  そして、合宿の後は、なんと伊達工業と練習試合とな!? また二口や青根と戦うんですね!! しんどそう!!(直球)

  「銀魂」。なんか今週の展開がすごく居心地よくて、安心しました。やっぱりかぶき町はいい街だなぁ。そして、羽織袴で決めてる坂本と桂カッコいいね! 喜々さん、ちゃんと生きてたんだなぁ。心身ともにボロボロの筈ですが、今はどんな心境で、どういうスタンスなんでしょうね?? ちょっとはかっこいいところを見せてくれると嬉しいのですが。
  こうやって、駄目だったキャラもちゃんと自分の足で立って再登場するってのが、「銀魂」の熱いところだと思います。
  あと、「銀の字キャタピラに金玉まきこまれて艮の字」にものすごく笑いました(笑)。こうもう完全に銀さんの下半身死んでるよね(笑)。

  センターカラーで「斉木楠雄」、第206話。読者から応募した「超(無駄)能力」を使っての回! 何から何までまったく使えない無駄な能力で、発想の面白さに笑いました。能力の説明文をふむふむと読んだ後に投稿者の年齢を見ると、面白さ倍増です。
  10歳男子が考えた、父親のフィギュアが砕けて砂になる能力とか、もう本当に無駄な上に個人攻撃でしかなくて笑えます(笑)。「全部自動てきにさらさらの砂になる」っていう文章がまたジワジワきますわ。直筆載せちゃうの反則やろー!!

  「ソーマ」、第177話。
  小麦粉も麺もなくなったのに麺料理とは?? と言えば、その回答は、「じゃがいも」でした!! じゃがいもと片栗粉を混ぜて打ち合わせて作る麺があるんですって!!
  芋もちも美味しそう~!! どっかこの近くで食べられるところないかなぁ??

  「ワールドトリガー」、第152話。
  王子隊が打ち合わせ通りに修くんを狙ってきて、遊真の「釣り」にも慎重に対応し、引っかかってきません。修くんは開始早々、生駒隊の隊員と王子隊の隊員に挟まれるピンチに陥ってしまいました。こんな風に後手に回ると、けっこう厳しいんですよねぇ。相手は格上だしさー。
  でも上手いこと身を隠して、生駒隊と王子隊の隊員同士がかち合うように誘導出来ましたよ! まだまだ、バッグワームを使っている利点が生きていますね。
  解説の当真さん、千佳ちゃんのこと「チカ子」って呼んでるのは、出穂ちゃんの影響ですかね?? でも、放っておいてもこの人、よその隊員にこういうあだ名付けそうだな(笑)。

  「鬼滅の刃」、第24話。
  部屋の中で鼓を抱えて震えていたのは、てる子たちのお兄ちゃんでした。清兄ちゃん。鬼にさらわれて喰われる筈だったところを、鬼同士の仲間割れで鼓が落ちたのを拾い、逃れていたようですね。つまりこの鼓は、鬼から離れてもその特異な能力を発揮する訳だ。どっかで鬼の肉体とつながっていたりするんでしょうかね??
  てる子と清を鼓と共に残し、炭治郎は鬼と再びの対峙!! 鬼の打つ鼓と部屋の回転、爪の攻撃など傾向を理解してきたようですが、いかんせん前回の戦闘の傷が痛むようであります。その痛みが、足を鈍らせている模様。
  己を鼓舞して大きな声を出す炭治郎ですが、本当に大丈夫でしょうか??

  「火ノ丸相撲」、第107話。
  三ツ橋は大太刀高校の中でけっこう浮いているので、苦しい戦いを強いられているようですね。勝利が決まった試合ではあえて「変化」なしで立ち会って、あっさり負けてしまっております。それもこれも、いちばん大事な瞬間で「変化」を使う為。こんな姑息なことをしていると嫌われてしまうと本人も分かっているようですが、この苦しい道を歩いていくと覚悟を決めているようでもあります。
  でも、そんな苦しそうな顔して笑わないでほしいな。小兵が「変化」を含めて相手を翻弄するなんて、実によくあることで、責められるようなことじゃないでしょうよ。確かに立ち合いの変化で勝つと、多かれ少なかれ批判は受けますが、でも悪いことしてる訳じゃないですよ!?
  それなのに三ツ橋がこんなに苦しむのは、見てられないなぁ……。なんとかしてやってよ、誰か……。

  「背すじピン!」、第61話。つっちーとわたりちゃんの必殺技、つちわたブースト、大成功ーーーーーーー!! いつもより丹念に振り付けも描写してもらって、実に楽しそうに踊っている様子が克明に伝わってきました!! いいねいいね!! こっちも踊り出しちゃうようなワクワク感が画面全体にありますね!!
  やっぱこの2人がいちばん可愛く楽しそうに踊るなぁぁ。アイドルにも負けてませんよ!!
  このまま最後まで踊り続けろ、がんばれーーーーーー!!

  「左門くん」、第43話。
  天使ヶ原さんが妹のリンちゃんにめっちゃ怖がられている理由は、やはり「暴力」、これに尽きるようであります。権力がどうこうとか、細かいこと言ったってやっぱり一番怖いのは腕力ですわな。人間も動物であるからには。ってか、食い物に関しては仏のような天使ヶ原さんも鬼になるとか、さすがの天使ヶ原さんも動物であったということか……。
  そしてゲテモノ食いですわ(笑)。手羽先プリンってアンタ!!!!(笑)
  間違って食べたリンちゃんも「腐っている」と称しましたし、失敗をフォローする為に手羽先プリンを作らされた九頭龍くんも「こんな残飯」って言ってますし。左門くんの励ましも、「人間に食わせると思うからダメなんだ!」ですからね。どんだけマズいんだ手羽先プリン!! そりゃあ限定販売にもなりますわ。だってマズいんだもん!!!!
  それをうっかり他者に食べられたなら、家を血の海にしかねない天使ヶ原さんの味覚とか嗜好とか、どんだけ並から外れてんの……。チゲソフトももしかして、天使ヶ原さんの好みにぴったり合ったゲテモノだったのかもしれない!!
  でもちゃんと許してくれるところが仏ですね。さすがヒロイン、慈悲が深い。
  そして食い意地は割と張っている模様(笑)。

  「BLEACH」、第684話。
  腕がもげてんのに一護の味方してくれる藍染……。もう、どんな顔してこの人見てればいいのか分からないでござる。色んな感情が湧き上がってきて、複雑なんて日本語を通り越してこんがらがっております。ぐぬぅ。
  斬月が折れて、中から斬月が?? あれ?? なんで斬月さん復活してんのよ。
  鍛えてもらった二振りはなんだったのか……。


  ではでは!

「ハルタ」34号、つづき。

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  みなさまこんばんは!! 本日、親戚の方からウナギを送っていただきまして、それを食べて心なしかつやつやしている皿洗いでございます!! ウナギうめぇ!!
  数が減っているそうなのでやたらと食べるのは気が引けますが、年に一回ぐらいならいいかなって思うのであります。はい。

  さて、すっかり忘れていた「ハルタ」34号の続きであります!! もう36号も買ってきたというのに!!(涙)

  続きからなので、紗久楽さわ先生の読切、「極楽蜻蛉」。紗久楽先生はコミティアで江戸文化の本を出してらっしゃいまして、そのクオリティの高さに惚れ惚れしたものであります。やっぱり絵が素敵ですねぇぇ。
  今回は、蜻蛉丸という名前の女性が登場。ばくち打ちで、ろくな人生を歩んでこなかった彼女ですが、唯一優しくしてくれた遊女の「慈悲」ちゃんの為に雁を獲ってこようとしたところ、凍った湖に落ちて死んでしまい、閻魔殿へ……。
  こちらの地獄でも閻魔さまはちょっとお仕事に対してやる気がなく(笑)、ドSの書記官が大王のケツを叩いていて、まぁ何処の地獄も似たようなものなのかと思わされました(笑)。しかも、地蔵仏に対してメロメロで大甘で、言うことなんでも聞いちゃって亡者全員極楽送りにしたこともあったそうでございます。仕事やる気がなくて女(?)に甘いとか、駄目な大王だなー!!(笑) 閻魔さまと地蔵菩薩は対の存在の筈なのに、お地蔵様の可愛さにやられちゃうとか、不思議なものですねぇ。
  さてさてそんな閻魔大王の前に突き出された蜻蛉丸は、なんとかして極楽に逝き、そこにいる筈の慈悲ちゃんに会いたい一心で閻魔さま相手に博打を持ち掛けます。自分の身まで賭けに供して、口八丁手八丁。まんまと乗せられた閻魔殿のみなさま(特に殿方)の他愛もないことよ……。やれやれ。
  でも、イカサマを仕掛けられて負け、キレて八つ当たりの閻魔さまが炎を上げて怒ったところで、蜻蛉丸が腰につけていた雁の氷が溶け、雁が飛び上がってぴゅうっと極楽へ上がっていくという驚きの展開に。
  なんだか昔の民話のようですね。賭けの部分がちょっとえげつないけど(笑)、説法を読んでいるような気分になりました。
  しかし相変わらず美しい絵で、蜻蛉丸の着物とか彼女の艶めかしい肢体などにはうっとりしてしまいます。「かぶき伊佐」ではずっと男の世界を描いていましたが(女よりも女らしい女形はいましたが)、女性の体の美しい線を描かせるととても素晴らしい画面になるんだな!! と、改めて思った次第であります。
  ああー、やっぱいいなぁ、紗久楽先生。また連載してくださいませんかねぇ。ふーむ。

  「ルドルフ・ターキー」、第36話。
  今夜は感謝祭前日パーティー! あのスキンヘッドのオカマオーナーさんも古巣に戻って、今日は友人たちを招いての砕けた集まりのようであります。そこに集まっているのは、ルドルフさんにゆかりのある人ばかり。けれどもルドルフさんの姿は何処にもなく、マフィアの下っ端たちが幅を利かせるようになっており、銀行には月に3度も強盗が入る物騒な街になってしまっていたのでした。
  市長は生きているけれども、病院に監禁されて面会謝絶。ルドルフさんの生死は不明で、ヴェオとペイルは何故か逮捕されて出てこられないまま。副市長の豹変ぶりとエグマリヌの変貌ぶりに、知り合いの方々はみなさん戸惑っているようであります。そりゃあそうだろうな。
  いくら二面性があるって言っても、エグマ君、女性の前であたふたしちゃうあの純情な感じも今はすっかり「裏」に潜んでいるんですかねぇ?? せっかく「男」にしてくれる筈だった女性と会っても、口も聞かないって、今までの彼を知っているとだいぶ無理しているように思えるのですが。
  まぁ確かに、ルドルフさんに対して銃口を向ける輩がいた時の変身っぷりは、すごいものがありましたけどね。でもギル・ゴートさんが言うように、あれが本来の彼だとは思えないんですけどねぇ……。
  でも一縷の望みに期待しているだけかもしれませんし。
  もうちょっと時間が経てば、何が彼の「自然な姿」なのか、分かるかもしれませんね。今までずっと裏切られていたとは思いたくありませんしねぇ。
  しかしルドルフさんは、何処でどうしているんでしょうか。生きていればいいんですけど。

  百名哲先生のシリーズ読切、「走れ、メロス」。今回もテレビの取材の体を取り、一人のオタクを追いかけます!
  その名も「メロス」。オーストラリアから来たアイドルオタクで、とあるアイドルのライブに参加する為に、羽田から浜松までの距離を徒歩で踏破するのだそうです!! これはこのアイドルの下積み時代の「現地集合」の習慣に倣ったものでウンタラカンタラ。とにかく、ライブの為だけに250キロの道のりを歩いて移動とか、聞いただけでクラクラしますわ(笑)。
  主人公の「百野哲」さんは、その旅に密着するカメラクルーなのであります。
  底抜けに明るいメロスと、番組の企画で同行しているネット仲間の「軍曹」という女性。メロスは故郷で日本の週刊誌を持っていたが為に「ロリコン」の烙印を押され仕事も家族も失い、旅の果てにここに来ている。軍曹さんは売れない地下アイドルとして活動していて、自分自身の後ろ向きな意地の為にこの旅を歩き抜こうとしているのであります。
  アイドルって何なのか、男性にとって女性アイドルは性の対象ではないのか?? ドルオタがどんなアイドルでも応援したくなるのは軽薄な証拠なのか?? アイドルと客の関係はキャバクラのような疑似恋愛に過ぎないのか?? などなど……いろいろと考えさせられることが多く、また、「人を応援すること」って何なのか、掴みかけたような気がいたします。
  長い旅を丁寧に描写しているので、読んでいるだけでもけっこうしんどいです!! それでも、長旅の果てにあるものを見た時、「百野」さんと同じように何故か涙が溢れてしまうのでした……。
  アイドルに限らず、ライブってコール&レスポンスが基本ですよね。相互の関係性がないと、やはりそこには感動もドラマも何も生まれないんじゃないかって思います。歌も踊りもつたないアイドルを応援することの何が楽しいの? と、昔とある人に訊いたらば、「育てる楽しみがある」という答えが返ってきたこともありました。なるほど、そのアイドルの成長を見るのも一興、ってことなのですね。
  共に作り上げる、特別な空間。関係性。誰かを応援することで自分の心を鼓舞出来る激励。そういうものを、詰め込んである読切だと思いました。
  これは読切のままでは惜しいなあぁ。ちゃんと単行本としてまとまって、あとあとまで読み返せる状態にしてほしいです!! 具体的に言えば百名先生の作品集早く刊行してください!!!!

  「ダイミダラー」はいつも以上にひどいな……。もう、本当にひどいな……。うん、それ以外に言うことがない!!
  いつ感想を書いても「ひどい」になってしまうので、普段は割愛しているのであります(笑)。

  「ゲス、騎乗前」、第12話。単行本も出ましたよ!
  いつも通り調教師の娘の理沙さんと、営業の「夜」をこなした牧くん。いつも思いますが、この娘さんも大概ネジがぶっ飛んでるなぁ……。しかし、労力が結果に結び付かないことに苛立った牧くんは、ちょっとこの女性との関係性を見直すつもりになったようであります。遅いけど賢明ですね。
  で、代わりにどうしようかな、と思ったところで厩務員の玉野ちゃん再登場(前回出てました)。明るくまぶしく、馬主のオッサンたちもメロメロなので、これは利用価値があるんじゃね? と接近を図りましたが……モノに対して「この子」と呼びかけ、そろいのマグカップも片方だけ買ったら「こっちの子がひとりぼっちになって、かわいそうだな……って」と口にしていて、そのたびに牧くん「ブルルッ」と震え上がっております(笑)。
  いや、玉野ちゃんの気持ちは分かる!! 分かるけれども、家族でもない男性の前でそういう言動するのは小学生までにしとこうぜ!!!! あっ、女性の前でも駄目ですね!!!!!
  そして、いちいち「ブルルッ」っとなってしまう牧くんの気持ちも、やはりまたよく分かるのであります(笑)。
  可愛いから周囲にちやほやされているのに、それに気付かず「必ず誰かがその努力を見てくれてるものですもの!」とか言っちゃう玉野ちゃんに、牧くんさすがに「プッツーン」。
  これはキレていいと思います。はい(汗)。
  荒営業と称して、玉野ちゃんが可愛いからちやほやされているだけだということをややキツめに伝え、心ががーんと落ち込んだところをちょっと優しくして巧みに操るのでした!! 牧くんは人心掌握に長けてるなぁ……。さすが長年の営業スキルは伊達じゃないね!! ちょっと屈折してますけどね(笑)。
  あんまり人から厳しいこと言われたことなさそうな玉野ちゃんには、良くも悪くも牧くんの存在が強く焼き付いちゃうんでしょうね。今後の人生に悪影響がなければいいのですが。

  「想幻の都」、第13話。
  ビオロイドを作る為に、人身売買が行われているという事実の一端を掴んだ警察機関。ビオロイド犯罪対策課の刑事たちはカリッカリに怒って、その現場へ乗り込んでいったのでした。
  移民だから、犯罪者だからって、ビオロイドを作る「素体」にしていいものなのかどうか?? このへんの議論を、作中の「都」が十分にこなしたとはちょっと思えませんね。犯罪者に未来はないのか、移民だからぞんざいに扱っていいのか、その倫理観を十分に審議するより先に、便利と「夢」を取ってしまったようで。
  そのツケが、凶悪犯罪になって明るみに出ているのでしょうかね??
  でも、現実にビオロイドが生まれても、やっぱり利益と利便性が優先になって、倫理はあんまり歯止めになってくれないんじゃないかっていう気もいたしますね。今の世界ではビオロイドやアンドロイドを作るよりも、ロボット技術の充実のほうがずっと近道に見えますが、いずれロボットの権利はどうなるんだ、なんて議論も沸き起こるかもしれませんね。
  未来のことを想像すると、こういう作品も相まって、いろいろ考えさせられることが多いものであります。
  っていうか物語が大詰めを迎えているような気がしますね。

  渡邉紗代先生の読切、「春の宵、密かの杜」。冬の森の中で拾った小さな鳥の魂の為に祈る少女と、その少女の願いを叶えるべく小鳥の魂を呼び戻す聖人のお話。おとぎ話のようでほっこりいたしました。冬の悪霊との会話のシーンはちょっと緊迫していましたけどね。
  渡邉先生の描く美女がやたらゴージャスで眼福であります(笑)。
  次のお話はどんなのになるのかな~。

  「事件記者トトコ!」、最終回! えっ、最終回??
  街の中を疾走するトトコのスクーター(イリヤ先輩と2人乗り)と、その背後で起こる大小様々な珍事件。そしてトトコの行き着く先に待っていたのは、エバとアダムの子供たち!! 5匹も生まれてますよ!! なんて可愛いんだ……。
  友人の出産祝いの為に疾走していたのかと思うと、なんだけっこうトトコもいい奴なんだな、という気がいたします。単純ですが。今まで出てきたキャラクターもオンパレードで、今まで以上にバタバタしていてバカバカしいにぎやかな最終回でした(笑)。
  丸山先生、次の作品もお待ちしております!! コミティアで出してる「無軌道フォークロア」みたいな殺伐とした話も読みたいです!!!!(超リクエスト)

  「まかろにスイッチ」。床屋のおじいちゃん超怖ぇえええええ……。目がもう完全に狂気をたたえますわ。これはやるかやられるかの世界だわ。主に前髪を。


  ってな感じで、「ハルタ」34号後編でした。35号の話題もすぐに書きますよ!!(予定)
  ではでは!!

ONE PIECE FILM「GOLD」

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  みなさまこんばんは! テレビでイエローモンキーのみなさまを見て、改めて再結成の喜びを噛み締めていた皿洗いです。番組自体は短かったけれども、有意義なお話が聞けて良かったです!
  でもなんだか、昔のバンドが復活するのは、古い恋人と「よりを戻す」みたいな雰囲気があってそわそわしちゃいますね(笑)。イエローモンキーは特に、吉井さんがロマンチストだなって思ったので余計にそんな空気が……。

  さてそんな話とは一切関係なく、昨日観てきたONE PIECE FILM「GOLD」の話題であります!!
  観てきましたよ~、大スクリーンで! ワンピースの映画を劇場で見るのは、初めてであります。っていうかアニメの「ワンピース」を2時間以上もちゃんと見ること自体がそもそも初めてであります。ものすごく今更なのですが、声こんなんだっけ? と感じてしまうキャラクターが複数いるもので……あまり得意ではないのですよね。アニメのワンピースが。
  尾田先生の絵だと平気な女性の極端に細い腰も、アニメで動いていると違和感しかないしなぁ。あれは不思議なものであります。謎だ。
  でも、観たら観たで、面白いものですね。
  究極のエンターテインメントと銘打つだけあって、退屈しない良い出来の映画でありました。

  極力ネタバレしないようにお話したいのですが、うまくいきますかどうか。まぁ事前情報だけで十分ネタバレみたいなものですけどね、こういう映画って(笑)。
  ともあれ、これから観る予定の方はどうぞ鑑賞後にお読みください。

  さてお話は、海上に浮かぶ巨大な船「グラン・テゾーロ」の中で展開いたします! 全長10キロもある巨大な船の上にはカジノで発展した町があり、そこのオーナーであるギルド・テゾーロが今回の「敵」役! 巨万の富にものを言わせて、世界政府に自分の街にいる海賊の存在を黙認させ、天竜人にも献金をして心象をよくしているという、七武海向きの男と言えるでしょう。
  ですが今までの映画の駅と違うのは、テゾーロは「海賊」ではないこと! 若かりし頃はチンピラだったようですが、今や大カジノ街のオーナーですからね。政府に睨まれる覚えはない訳ですよ。
  悪魔の実の能力者で、街に入ってくる人間すべてを支配下に置き、名のある海賊は罠に嵌めてその一部始終を街中に中継し、残酷なショーを楽しむという怖い一面もあります。手下もなかなかの強者ぞろい、いい能力者ぞろいで、自分の財産を守る為のセキュリティ設備も充実しております。
  故あって対決することになってしまうルフィたちですが、テゾーロがこんな性格でなければカジノで一攫千金してウハウハになって終わっていたかもしれませんねぇ(笑)。

  最近のアニメにおけるCG技術の高さを、まずはとっくりと拝見いたしました。フルCGのアニメと違って、2D画面とCGの融合ってけっこう違和感を得てしまうものなのですが、そういうところがまず、無かった。最初の花吹雪(と見せかけて、実は金粉)の舞うシーンの美しさ、奥行きと言ったら、すごかったですよ。
  オープニングタイトルより前に別の海賊団とバトルになり、団員紹介と共に各人の賞金額も紹介。さいきん原作で賞金額をチェックするのをすっかり忘れておりますので、ウソップが「2億の男」ということも失念しておりました。ゾロも3億超えてるし、ルフィも5億だし……。
  正直なところ、少し前の「3億の男」というキャッチフレーズが心地よくて、あんまり5億って聞いてもピンとこないんですよね。いかんいかん(笑)。
  チョッパーが100ベリーだったのは覚えてました。最初は30とか50とかだったのに(笑)。
  作中、カーレースのシーンがあるのですが、その疾走感と臨場感がすごかったです!! 体が浮くかと思いました。2Dで観ましたが3Dや4DXの上映もあったそうで、そういうので観たらますます楽しかったろうなぁ、と思いますよ。
  でもちょっとルフィの声が、殴り付けてくる感じで苦手ですね。
  よく通るいい声ですからねぇ。
  そんでもって、フランキーってこんな声でしたっけ……。いちばん違和感を覚えたのは、フランキーの声でした。もっと野太くて低い声じゃないとおかしいと思うのですよね。あの体格ですから。生態とその周辺の「生身の」部分がちょっとしか残っていないからあんな声なんですかねぇ?? とか、いろいろ不要に邪推いたしました。だってゾロのほうが声が低いんですもん。
  ワンピースってやたらと高身長のキャラクターがよく出てくるので、もっともっと低音が響いていなきゃいけない世界だと思うんですよ!! 今回の映画に出てきた「バカラ」という女性も2メートルぐらいある高身長で(でも身長あったほうがめちゃくちゃ映えるキャラクターではありました)、なんでこんなに背が高いん……? と、首を傾げて見てましたわ。
  でっかいキャラクターが好きなんですかねぇ、尾田先生。
  「タナカさん」もめちゃくちゃデカかったけれども。二頭身キャラなのにあの巨大さは予想外で、度肝を抜きました。

  声ついでに今回これまた感心しましたが、北大路欣也さんが声を当てているキャラクターがいまして、これがまた渋くて素敵でしたのよ!! 声がね。
  よく、俳優は声優になれないって言いますが、やれる人とやれない人がいるっていう違いがあるだけなんじゃないかな、と思いました。「ズートピア」でも主役のウサギ巡査の声を当てていた上戸彩の演技には感心しましたし。
  上記の「バカラ」なる女性キャラクターも、女優の菜々緒さんが声を当てていらしたんですが、すごくステキで悪辣な感じが出ていて感嘆いたしました。やっぱ上手い人は声優やらせても上手いんだなぁ~。
  あとはコロッケさんの使いどころが贅沢だなって思いました(笑)。
  贅沢していいアニメ映画って、いいですよね……。しみじみ。


  肝心のストーリー部分について触れるとネタバレの嵐なので、そこはやめておきます。でも、観る前から筋については何の心配もしませんでしたし、観ていても実にスッキリと心から楽しめるストーリーでしたよ! 解釈についてモヤッとすることもなく、誰が見ても分かりやすいお話だったと思います。実に「ワンピース」らしい話でしたね!
  でも、映画のあちこちに、長年のワンピースファンを「あっ」と驚かせる仕掛けがしてありまして、やはり作品のファンでないと十全に楽しめないなぁ、とは思いました。
  例を挙げると、「どすこいパンダ」が今回もひそんでおりました(笑)。
  CP9だったロブ・ルッチやスパンダム(今はどちらもCP0)、革命軍のコアラやサボなども出てきましたし、海軍総帥のサカズキさんも広島弁を響かせておりましたよ。ぬしゃあ~誰に向かって口きいとんじゃい! って、これ完全に任侠モノだよね(笑)。でも本筋にはそこまで関わってこないので、こういう枝葉を楽しめるのは、ワンピースをよく知っていないと無理ですよねぇ。
  過去のワンピースのアニメに出てきた海賊も、ちょこっと再登場しておりまして、ますます広がるワンピースワールド! ってところでしょうか。

  ちょっとだけネタバレというか裏設定について書きますと、テゾーロはドフラミンゴともかかわりのある人物らしく、冒頭「麦わらの一味」を見て、ドフラミンゴを倒すなんて「迷惑している」という台詞もありました。けれども、あくまでも取引相手。まして真っ当な存在ではないこともよく分かっていた筈ですので、その台詞の本音は? とか、ちょっと考えてみたりして、深読みの余地があって実に印象的で象徴的な台詞であったとも言えます。
  このテゾーロの過去にも、悲しい出来事があり、そこから立ち上がる為に過激に成長してきたとも言えるようであります。その回想が断片的で示唆的で、説明が長ったらしくなかったのはとても良かったですね。フラッシュバックのように次々に情景が浮かんでは消えて、それでも、若い頃のテゾーロが負った心の傷や苦しみはよく分かりました。
  入場者特典の「777巻」でちゃんと設定もフォローされてますし、言うことなしですね! 本編で描かない過去の話を尾田先生のネームで説明してくれるとか、マジお得じゃね??(笑)
  いやしかし、「ワンピース」の物語本編(漫画のほう)では、ドフラミンゴと戦った時にはもう一味は別行動してましたから、こうして全員そろってカジノやってる暇なんかなかった訳ですよね。映画のルフィは「ギア・フォース」も使えてましたし。まるっきり時間軸が連載中の本編と同じなのですよ。でも、話はぜんぜん別物。
  設定が同じでまったくの番外編って感じで、呑気に楽しめるのもこういう映画のいいところですね。

  今回も仲間を大事にするルフィの心意気や行動原理がこれでもかと盛り込んであって、いつも通りのルフィにとっても安心いたしました。どんな危機的状況に陥っても、「諦めねぇ!」「諦めるのは嫌だ!」と叫んで果敢に突っ込んでいく。その姿に、映画に出ているキャラクターたちも、そして我々も、心を突き動かされるのであります。
  それがこの作品のいいところですよねぇ。
  同時に一味の仲間たちも、ルフィを信じているし、ルフィに任せていられる。ルフィに求められればいつでも応えるし、逆にルフィに求めればいつだって彼は応えてくれると知っているのですよ。
  この信頼関係……美しいです。
  これはまさに、金で買えないものですね。


  ネタバレを避けた結果、なんだかモヤッとした感想になってしまいましたが、ワンピース映画「GOLD」、おススメであります! 観に行こうか迷っている方は、是非どうぞ!! 777巻の衣装設定を見ているだけでも楽しいですよ! 衣装よかった、今回。
  面白かったです!


  ではでは~。

モーニング36・37合併号

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  みなさまこんばんは! 今日は家から一歩も出なかった皿洗いです(笑)。でも洗濯はしたし日も浴びましたよ。やっと布団干せました!! やっと!!

  さて本日は、2日遅れでモーニングの話題です。モーニング36・37合併号、表紙と巻頭カラーは「コウノドリ」でした。ページ開いていきなり可愛い赤ちゃんが出てきた、と思ったら、倉崎先生のお子さんだそうです。おおお、元気になったのかな??
  赤ちゃんはたくさん出てきますが、やはり一人一人見つめるととても可愛いですね! 抱っこした時にいい匂いがするのも、よく分かります。温かいし軽いし可愛いし、見てるとニコニコしちゃいますよね。
  さて今回は、離婚してすぐ生まれた子供の嫡出は?? という話題。女性の離婚後、300日以内に生まれた子は、前の旦那さんの子供だってことになってしまうそうです。えっ、そうなんだ、知らなかった。
  ちょっと前までは、離婚したら女性は半年は再婚出来なかったのですよね。その間に妊娠が分かって出産したら、前の旦那さんの子どもだと断定されるから、ってことで……。でも、離婚してすぐ次の伴侶と子供を作ることだってない訳ではないですし、実際に自分の子じゃない子を「あなたの嫡子です」って言われたら、男性だって困るでしょうに。相続とかで揉めそうですし。
  後半に出てきた話では、男性の方から嫡出否認ということも出来るそうですが、離婚するしないで揉めていたらそういうのも難しそうですしねぇ。
  落としどころと言いますか、実際には、産科医が「この子供は前の旦那さんの子供じゃないですよ」と証明書を書いてくださるそうです。あとはDNA鑑定で証明するという手法もあるとかで。
  様々な事情がありますし、夫婦の形もそれぞれですし、法律のほうがもっと柔軟に対応してくださるといいのですけどねぇ。

  「GIANT KILLING」、第421話。
  やったーーーー!! 入ったよ!! 1点入ったよーーーーーー!! ジーノの鮮やかなパスから夏木の偶然のトラップ、そして華麗なシュート!! イェス!!
  ジーノが美人スギてもうもう……、たまりませんね。そして「野蛮な動物には、それ相応の飼い慣らし方があるってことさ」という台詞も、かっこよすぎてもうたまりません!! 夏木のことをケモノ呼ばわりしてますけどね(笑)。しかし、夏木に順当なボールを放り込んでも効果がないってことは、ジーノはもう身に染みて分かっているんでしょうね(笑)。何度も彼の華麗なパスを台無しにしてきましたからね……。
  ともあれ、こういう大事なシーンで決められるのは、さすが夏木!! ストライカーの面目躍如ってところでしょうか??

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第84話。
  則川夫人の来歴、その2。今回はご本人の回想。成績がどうのこうのでかんかんに怒る母と、マジレスしようとして失敗する父(彼女曰く、不器用で真面目な男)。結局、せっかく入った野球部(マネージャー)も辞めざるを得なくなりました。その閉塞感から逃れたくて、東京に出てきて、大変身! ダイエットしてオシャレして化粧すれば、誰も自分を馬鹿にしない! と、開放感を味わっているようでした。
  そして大学野球部の部員との合コンに出ては、すぐに部員と関係するので、あちこちで部内に「兄弟」を作っていたようですね(笑)。まさに若かりし日々……であります。そのうち、この大学の野球部との合コンにはいかない、と公言し、もっと「格」が上の大学野球部ばかり狙うようになり、そしてまたまたそのうちに「プロ」へ照準を合わせるようになっていったのでした。
  悪い噂が立ち込めてしまったけれども、気が付けば則川と出会い、付き合い始めていて。嫌いな「不器用で真面目」な男なのに、何処か惹かれていることに気付き、則川に「貰ってくれたらいいな」と思っていたようであります。
  則川と結婚した当初は「妥協した?」「手を打った、って感じなのかな?」と思っておりましたが、案外お似合いのお2人なのかもしれませんね。
  「セシルの週末」という曲については初めて知りましたが、ユーミンも時代なのか、けっこう過激な過去を持った少女を描いていますね。でもこれカラオケで歌ったら、男性は結婚を意識せざるを得ませんね(笑)。ある種の「手管」なのかな??

  「鬼灯の冷徹」、第196話。
  今回もまた、酒飲みが落ちる叫喚地獄のお話。前にもヤマタノオロチさんが酒を奪われて大騒ぎになったことがありましたね。あの時の、敵(白澤)に大金払ってでも事態の収拾に全力を注ごうとする鬼灯くんの姿は、実にカッコよかったものでした。ついでに閻魔大王は、「でかくて目立つし邪魔」とさりげなくけなされておりましたっけね(笑)。
  ここに就く獄卒は、金髪や赤毛、茶髪が多いそうです。傾向としてそうなっていて、やはり「見た目」で亡者を驚かせる効果があったようですね。でも現代日本から堕ちてきた亡者は、「渋谷かな?」と思ってしまうようで(笑)。鬼灯くんは断固として「地獄が先ですからね!」と、怖い顔をして主張されております。
  違う! 力を入れるべきなのはその主張じゃない!!(笑)
  ともあれ、現世と地獄に類似性があっては、亡者が懐かしがったりちょっと楽しかったりしてしまうということで、獄卒の中でもエリアマネージャーを10人ほど現世に派遣し、現世の厳しさを研究して地獄をよりよくしていきましょう、ということになったようであります。
  よく鬼灯くん自身がやっている査察を、部下にもやらせようという試みですね。先に上長がやっていては、エリアマネージャーと言えども文句は言えませんよねぇ(笑)。さすが鬼灯くん、上司の鑑。
  満員電車とか、理不尽なチェーン店の経営者とか、いろいろ現世の厳しさが上がってきました。でもまぁ、何があっても家に帰って酒飲んで寝られるってのが、生きている人間の心のよりどころですよ。仕事なんか嫌になったらバックレることも出来ますしね(極論)。
  でも地獄の呵責はバックレ出来ませんから!!!!
  逃げ場がない、ということがどれだけ苦痛か。それを見直せば、地獄はもっともっと厳しい場所になるに違いありませんよ。鬼灯くんとその部下のみなさん、がんばってください!!
  そして容赦なく規律違反を犯した部下の両目を突く鬼灯くん、相変わらず素敵です……。うふふ。

  「BILLY BAT」、第164話。
  戦場で出会ってしまった生き残りの兵士と、敵の兵士。互いに地雷を踏んづけたまま、銃を構えて睨み合いますが……2人とも同じ、ケヴィン・グッドマン版ビリーバットのシャツを着ていることで急に雰囲気が和らぎ、「ファラオの呪い」の最終巻を持っていると言ったことでグッと距離が近くなります。
  単純だなって思いますが、でも、同じ漫画作品やアニメ作品があるだけで仲良くなれるってことは、自明の理ですね!
  そしてどうやらこの「世界」では、既にケヴィン・グッドマンも亡くなっているようです。ずっと先の未来をビリーバットによって見せられているんですね、ケヴィンは。いつか世界が手を取り合える日が来るかもしれない、その一助になるうる存在が、ビリーバット(グッドマン版)だという、そういうことなのでしょうか??
  だからビリーは、描いて描いて描きまくれと、ケヴィンに言った……?
  ケヴィンが描くことで、世界が劇的に変わるということではないようですね。世界は壊れかけて、破壊と貧困、資源の枯渇にあえぐけれども、ビリーが言うところの「人間の思いがけない選択」によって生き延びていけるのかもしれない。そういう、小さな希望を描く最終回になるのでしょうか??
  あっ、今週が合併号なので、次号が出るのは下旬ですけどね! ギャーここに来て夏休み進行に阻まれるとは!!

  「サンダーボルトファンタジー」、第3話。
  お嬢さんが目覚め、事のあらましを話してくださいました。蔑天骸(べってんがい)に狙われた神器と、その封印のことを。天刑劍(てんぎょうけん)というひときわ危険な剣はまだ封印が解かれることなく台座に収まって眠っているようであります。このお嬢さん、丹翡(たんひ)さんが守っている「鍔」がないと抜けないようですね。
  それは朗報、なのですが、もう一つの封印である「柄」は彼女の兄上が持っていた筈ですが、既に奪われてしまったご様子。丹翡さんは最後のよすがとなってしまったようですね。
  話を聞いても流浪の剣客・不患(ふかん)は、「知ったことか」と言って立ち去ってしまいましたが、既に周囲の村や町には玄鬼宗(げんきしゅう)の手が回り、彼の顔と名は知れ渡っていたのでした。町の人は顔を見るなり逃げ去って、商売もしてくれない有様。あああ、昔話によくあるよこういうシチュエーション……。
  彼がどう思おうと、もう巻き込まれてしまっているのですね。今更引けないって訳であります。あーあ!

  「ギャングース」、第145話。
  震災跡地に立ち上がる、一大事業の計画! そこに食い込ませてもらって、マンションの転売や利権をうまいこと食い漁ろうってのが六龍の、違った、安達氏の「絵図」のようであります。簡単に言うと!
  そこに注ぎ込む資金は、もちろんキャッシュ(現金)で。汚い金を注ぎ込んでファンドを動かし、設けるついでにマネーロンダリングってことですね。そうして、いつの間にか、健全な投資家の顔をして老人向け事業に参画しているって話なのですよ。
  うわーいふざけんな!(正直な感想)
  カズキは日系ブラジル人や来栖のチームを最大限に利用して、このたくらみを止めるべく、動き出します!! ついに名乗りを上げた「バックスカーズ」!! かっこいいシーンで今週は引きでした!! かっこいいぜカズキ!!
  最大のタタキ、やらせていただきます!!

  「インベスターZ」。みんなで話し合って後継者を決めたほうがいいんじゃ、と言い募る後輩に対して、過去のビジョンの中の龍五郎はそれを完全に却下! 感情、すなわち「嫉妬」と「恐怖」に取り憑かれた人間は必ず争いを起こすから、組織を弱体化させる! それを起こさせない為には、最初に鉄則を作るべきだ、と言います。
  そういえば最初の頃の財前くんも、優秀な人材を募って多数で投資部を運営すべきでは、と提案して、上級生にこき下ろされてましたね。みんなの声を聞く、というと聞こえはいいのですが、それが結果としてトラブルの元になることを投資部の主将はよく知っているんですね。
  もちろん、広く意見を取り入れたほうがいい場合もありますが、そうでない時には誰かの独断に乗るべきだってこともありますね。
  感情に支配されると争いが起きる、という理屈は非常に分かりやすくて納得出来ました。

  「おこだわり」、今回は「フックの男」!!
  なんでもかんでもフックに吊るしてスッキリしてステキ!! という話は、お片付けの面から見てもとても理に適っていて、感心いたしました。配線をフックで止めて死角に追いやるってのはナイスアイデアですねぇ。
  でも特定の電化製品だけを除けたい時には、ものすごく手間がかかるでしょうね(笑)。結局、全部外さなきゃいけませんもんね。
  そして出先で、鞄をテーブルに引っ掛ける心地よさを味わいたいが為に、持ち手の短い鞄に買い替えるというはまりっぷり。そうそう、バッグハンガーってあれ、便利ですよね。もっと汎用性が高ければいいんですけどね。でもデザイン製品としても優れていますし、バッグハンガーそのものにこだわる姿勢は悪くないと思います(笑)。
  話をしている最中にも、実はもうベンチに鞄をフックで引っ掛けていた、という展開には笑いました(笑)。どんだけ主張したいんだよ、そのフックをよぉ!!

  「疾風の勇人」、第26話。
  今回はワシントンD.C.の議会の見学、でしたが、なんと後ろの席にはサウスダコタの女子高生たちの見学の集団が。いつの世も若い女子というものはかしましいようで、放言バリバリの英語でやかましく喋っているのでありました(笑)。
  なんとまぁ驚いたことに、ドッジ公使と巡る楽しい東海岸の旅になっているご様子。吉田首相の密書は誰に渡せばいいのやら!? 皆目見当もつかないうちに、日々が過ぎていくのであります。これは焦るわぁ。
  その頃白洲次郎氏は、割と自由にやっていたようでして。公式記録が一切残っていないってところが、謎めいていていいですね。漫画の中では、ケーディスさんと再会しておりました。ケーディスさんも完全に「敵のやられ役」として描かれてはおりましたが、日本を民主主義国家にしたいという思いは確かにあったんですよね。
  でもそれは、日本人が自分たちの手で作るべきものだと、白洲次郎は言い返します。それもそうだな。
  ドッジさんが提供してくれた「講話」の場にやっと着くことが出来た勇人さん! モスクワからのスパイを欺く為には徹底してスケジュールを詰める必要があったのだと弁解され、米ソの気の抜けない緊張状態に改めて震撼する思いの勇人さんなのでした。っていうか、見張られてたのかよ……。ソ連マジ怖ぇえ……。

  「ほいくの王様」、第48話。真っ赤になって声もなくもだえる育先生が可愛いなっと思いました(小並感)。

  「カバチ」は今回は、不妊のお話。子供が出来なければ別れさせられるの? と不安になった奥さんの相談を受けて、住吉先生はそんなことないわと優しく微笑みます。確かに、例えば不妊体質だからって、それだけで離婚させられる訳ではありませんよね。宇奈月さんが調べた範囲でも、夫婦に子供は、必ずしも必要ではないという司法の判断も出ているようであります。
  でも、結婚前にそれが分かっていたのに黙っていたなら詐欺の一種でしょうし、夫と妻、どちらかが子供を強く望んでいたら夫婦間の結論として離婚ということもありうるかとは思います。結局は夫婦でどうしたいか、その合意を2人で生み出さなくてはいけないのですよね。
  対話なくして夫婦なしだなぁって、思います。はい。

  「マンガ家夜食研究所」。今回は、コーンフレーク(シリアル)にヨーグルトとバニラアイスと梅酒ゼリーをかける!! という夜食。夜食べるには、ちょっとカロリーが高いような……?
  でも漫画部分をよく読みますと、中学時代に編み出した夜食で、しかもその頃村田先生は水泳部と美術部を掛け持ちしていたそうなんです! それじゃあ、これ食べてもぜんぜん足りないぐらいだよなぁ、と納得いたしました。
  梅酒ゼリーはないけれども、シリアルとヨーグルト買ってきて、ご自慢のフルーツビネガーでもかけてみましょうかね?? 甘味は砂糖よりも蜂蜜のほうがよさそうだなと思います。
  アレンジを考えるのも楽しいですね。

  「お客様相談室」、なんと最終回!! 化粧品売り場の女性従業員と、「何も買わない」クレーマー様との対決は、不機嫌顔の女性従業員が無理矢理作った笑顔でお客様の心を和ませることに成功! 何でも本音で言ってしまう木洩田さんが、クレーマーというのは有り難い存在なんだと馬鹿丁寧に説明したお陰で、最終的に心象も悪くなく帰っていただけたようでした。
  利益をもたらしていただける可能性があるのなら、謝罪なんて安いもの、という言葉に「確かに」とは思いましたね。わたしのお仕事場でも、責任ある方はだいたいみなさん、ほぼ毎日謝ってらっしゃいます(笑)。そんで余談ですが、ダメな外食系に勤めていた頃は、お前がなんかやらかして謝るのは誰だと思ってんの!? 俺(店長)なんだよ! と、ダメな店長に叱責されたことがあります。知るかボケェ! 責任者が謝るのは当然のことだろうが!! と思いました(笑)。店長がそんなことを言っているようでは、ダメです。そう、ダメなのです。
  本当に関係ない話だった……。
  でもこの漫画は、接客業の方に見せたらきっとみなさま、いろいろ心に響くものがあると思いますよ。人に薦めたくなる作品でした! 「ダンダリン」もすごかったけれども(笑)。
  鈴木マサカズ先生、ひとまずはお疲れさまでした~!


  ではでは~!

「ゴールデンカムイ」1,2巻

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  みなさまこんばんは! 今日もたいへん暑かったですね……。クーラーのかかった部屋で惰眠をむさぼっていた皿洗いです。罰当たりだなぁっていう気が、いつもします(笑)。
  でもクーラー使わないと本当に死んでしまいますね! この暑さでは!!
  熱中症こわいですよ~。

  さて本日は、少し前に買った野田サトル先生の「ゴールデンカムイ」の1巻と2巻の話題であります。ヤンジャンコミック! これ以降の巻は買っていないので、ここだけで記事にしますよ。
  画像は1巻! 主人公の杉元の絵であります。顔中すごい傷を負っておりますが、これはだいたい戦争中の負傷の跡のようですね。

  舞台は北海道、そして時代は日露戦争のすぐ後だそうですから、1905年ごろでしょうか。1905年は、明治38年のことであります。軍隊を満期除隊した杉元は大金が必要になり、金が採れるという話を聞いて北海道まで渡ってきたのでした。
  けれども北海道のゴールドラッシュは過ぎ去ったあと。いくら川底をさらっても出てくるのは泥ばかりで、まるで甲斐などないように思えましたが……そんな杉元を面白がって、酒飲みのおっさんが一人、杉元の作業を眺めながら与太話を始めます。
  曰く、アイヌが大量に隠し持っていた金塊。
  アイヌたちを殺して、その金塊を盗んだ男の話。
  投獄され、金塊のありかを囚人たちに「入れ墨」という形で刻んだその男。
  入れ墨を入れられた囚人たちは集団で脱走し、今も何処かに散っている筈、という噂。
  男たちの入れ墨を集めれば金塊の在り処が分かるらしい……とのこと。
  まったく酔っ払いの作り話に思えた杉元でしたが、すぐヒグマに殺されてしまったその酔っ払いがまさに背中に暗号の入れ墨を入れているのを見て、俄然、杉元はその金塊を追う気になったのでした。

  そうしてヒグマと強制的に対決する羽目になり、そこに現れたアイヌの少女・アシリパに助けられ、あれこれと山の知識を勉強しながら、「入れ墨の囚人」を探す杉元。その過程でアイヌの料理を振る舞われたり、アイヌの狩猟方法を習ったりします。この、捕まえた獲物を食べるシーンが、いかにも野性的というか「狩猟漫画」って感じがしてちょっと楽しいですね。
  しかし、金塊を追ううちすぐに「第七師団」と対決する羽目になり、そこの兵士と戦ったり、囲まれたのでヒグマをけしかけて逃げ切ったりと、まぁいろいろ危機もありました。2巻ではこの第七師団に小樽の街で捕まってしまい、拷問に近い尋問も受けておりました。団子の串をズブッと顔に刺されたりしてるんですよ。ぎゃあああ、痛そうで見てられない……。
  2巻にある、第七師団の兵士たちがヒグマにやられるシーンも、ものすごく悲惨でした。頭を猟銃で撃っても、ダメージが脳までいかないとヒグマって死なないんですって。だからアイヌは頭を狙わず、体に毒矢を打ち込むそうです。第七師団の兵士は、さすがにそこまでのことは知らなかったんでしょうね……。

  鬼神のごとき、杉元の戦いぶりもなかなか見事でした。捕まって椅子に座った状態で縛られているのに、体のバネだけで椅子ごと飛び上がって敵にぶつけるという手も取っていましたし、冒頭の回想シーンでは喉元を撃ち抜かれているのにそれでも突進して敵兵(ロシア兵)を刺しに行ってましたし。
  臨機応変、頑丈でしなやか、そしてしぶとい。兵士としては実に優秀な男だったのではないでしょうか??
  ただ、気に入らない上官を半殺しにしてきた、という台詞もありましたので、あまり理性的な人間ではないようであります(汗)。
  彼が大金を欲しているのは、幼馴染みで同じ戦場に出た男の妻、同じ郷里で育った可憐な女性の眼の治療の為なのであります。眼病を患った彼女はどんどん視力を失い、幼馴染みは妻をアメリカの医者に診せようとし、金を欲しているという回想シーンがありました。杉元は、この幼馴染みの遺志を継ごうとしているようですね。
  でも金塊に固執するうちに、ヒグマなどではなく同じ日本人の軍人が敵になってきてしまって、どんどん目的から遠ざかるような気もいたします……。

  アイヌの少女・アシリパ(リは小さい字)は淡々としていて、金塊が目的だという杉元の話も笑い飛ばさず、彼に協力してくれるのであります。というのも、金塊を貯め込んでそして日本人に殺されたアイヌの中には、彼女の父親も入っていたからなんだそうです!!
  けれども日本の役人からは、犯人が投獄されたことも、金塊の在り処を暗号にして入れ墨にしたことも、近親者なのに何も聞かされていなかったというアシリパ(役人が金塊を独り占めしようとしたから)。父の仇を討つべく、杉元に手を貸しているようであります。
  女のアイヌなのに家の仕事がまったく出来ず、父に連れ回された結果として山の狩猟ばかり得意になったアシリパは、そのことについて唯一の家族である祖母に時々嘆かれているようでした。まったくこの子は女の子らしくないんだから、ってなところでしょうか(笑)。確かに、アイヌが狩猟をするってことを鑑みても、女子でここまで狩りに詳しいのはすごいことですもんね。
  その流れで、杉元に「アシリパを嫁にもらってやってくれないか」とまで言うのですが、杉元はアイヌ語が分からないので通じませんでした……。残念。でも、体格からして、まだ12歳とか13歳とかそんなもんだと思うのですけどねぇ、この子。アイヌの結婚適齢期って、もうこれぐらいなのでしょうかね??
  ちなみに、アイヌにも「幼名」があって、わざと汚い名前で子供を呼ぶそうです。病魔が近付かないようにする為だそうでして、こういうところは昔の日本やそれにロシアとも通じる文化を感じますね。6歳ぐらいになったらその子の性格や、起きた出来事などを含めて考えて、適した名前を付けるそうです。
  アシリパは、「新年」とか「未来」とかいう意味だそうです。新しい時代のアイヌなんだ、と本人は言っておりますね。
  あと、アシリパに付き従うエゾオオカミのレタラ(ラは小さい文字)も、かっこよくってとってもいいです。アシリパの前でだけはだらしない姿も見せちゃう懐き具合がすごくいいですね(笑)。


  更には……これ読んだ瞬間、笑ってしまったのですが、なんと老人になった「土方歳三」まで出てきます。入れ墨を入れられた囚人の一人で、集団脱走の時には刀で看守を切り伏せたそうであります。彼もまた金塊を追っていて、第七師団と共にいずれ杉元の敵として立ちはだかってくるのでしょうか??
  でもまさか、土方とはなぁ……。恐れ入りますよ、ホント。そりゃないぜ……。


  動物の描写や狩猟の様子などは非常に興味深く読めるのですが、いかんせん悲惨なシーンが多くてほのぼのとはいきません。この作品は去年のマンガ大賞を受賞した作品で、そのライバルとされていたのが「ダンジョン飯」なのですが(作者さんの受賞コメントも、「『ダンジョン飯』に勝った!」でしたからね……)、どうして「ダンジョン飯」を押しのけてこれが受賞出来たのか、いまいちよく分かりません。
  この先の展開もますます血みどろなんだろうなと思うと、続刊を買う気になれないので、我が家ではここで打ち止めですね。


  そんな感じで、「ゴールデンカムイ」の話題でした!

  ではではー。

「BLEACH」最終回一歩手前!!!!

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  みなさまこんばんは! 本日は炎天下の中、お米を買いに行ってとっても疲れてしまった皿洗いです。他の買い物をせず、お米(5キログラム)だけ買ったのですが、でもやっぱり重かったです……。
  しかし、お米が切れて主食がないのは困りますからね。買い置きはとっても大事なのであります!

  さて本日は、2日遅れての週刊少年ジャンプの話題であります。更新滞っちゃってすみませぬ(一礼)。ジャンプ36・37合併号! 夏休み進行でいよいよお盆ですね!!
  表紙はオールスターそろい踏みでカジノ! ワンピースの映画に合わせてあるんでしょうね、これは(笑)。メダルにジャンプの海賊マークが描いてあってちょっと可愛いです。炭治郎が袴はいてる~。
  そして巻頭カラーは、「ONE PIECE」! 第835話。
  ついにビッグマムの能力が明かされました。魂を操る「ソルソルの実」だそうです! 他人から寿命をちょっと分けてもらって、それを森の木や花や、動物たちに与えて生命を吹き込んでいるとのこと。木は動くようになりますし、動物は人間のように喋り始めます。それでかー、あの性悪そうなビッグマムのお嬢さんだけでは、この混沌の森は成り立たないだろうなと思ったのですよ。
  そして、増えてしまった仲間は、そのお嬢さん……「ミラミラの実」の能力者、ブリュレによって森の動物たちが変身しているだけなんだそうです。道理で話が通じない筈ですよ。最初に見かけたサンジも、リスかなんかが変身してたんでしょうね。
  これらのことを教えてくれたのは、地面に埋まっていたおっさんでした。ただの巨大なおっさんですが、なんとビッグマムの昔の旦那さんとのこと! 一夫多妻の逆、一妻多夫制で家族を運営しているのかと思っておりましたが、このおっさんのように「捨てられる」こともありうるのですね。ひどい話だな。
  おっさんが口走った名前によって、ローラそっくりのあの女性・シフォンと、そしてローラの父親だと判明いたしました。
  まさかこんなところでローラの父親に会おうとは……。
  ワンピース世界は意外と世間が狭いので(笑)、驚きの名前が次々に出てきますね。

  「ヒーローアカデミア」、第102話。
  パンチスタイルからキックスタイルに転換させた出久くんは、スパイク部分を鉄で作ってもらったようですね。鉄なんか重い筈ですが、「個性」でうまく操れるまでになっているのでしょうか?? 多分そうですね。そして、基本となるキックの身体の使い方を一生懸命練習中、と。
  その「練習」を寮の窓から偶然目撃してしまったお茶子ちゃん。乙女の顔してますね……。めっちゃ可愛い(興奮)。
  本人は恋かどうかも分からない、と言っておりますが、これはもうロマンス誕生の予感しかしませんね!!!! と言っても、今はまだまだ大事な時期ですから、即座に告白とかそういう浮ついたことは考えていないと思いますが……たぶん。
  アシッドちゃんに比べて、そこまで恋愛脳じゃないっぽいしなー、お茶子ちゃんは!
  ああでもかわいいよお茶子ちゃん! 殺伐とした作品内において、彼女ばっかりはひたひたと心が潤うよ!! たまらん!!

  「ハイキュー!!」、第217話。
  扉絵は金田一と国見ですが、国見はどんどん目付き悪くなってませんか??(笑) 正直なところ、金田一の頭を小突いたり「らっきょ」と遠回しに言ったりするぐらいしか印象がなかった彼ですが(あとは影山に精神的な傷を負わせたり……)、こうしてこの強化合宿に呼ばれるってことは、かなりデキる選手だってことですよね。
  無駄のない動きと、ガムシャラにやらない冷めた姿勢。なんで運動系の部活(しかもきつい奴)なんかやってんの? と問いたくなるぐらい無気力系男子であります。あっ、これは月島や研磨にも言えますけどね。「れっつ! ハイキュー」1巻のオマケ漫画でも、無気力系現代っ子としてその3人はまとめられていましたっけ。
  ともあれ、国見の「楽」しようとする姿勢ですら、教材にしてしまう翔陽。技術的な部分が上手くいかなくてへこんでいる百沢に、国見から学んだスタイルをちょこっと伝達して、百沢にもヒントを与えたのでした!
  「俺を励まして何のメリットがあんだよ…」と自嘲気味に呟く百沢に向かって、迷うことなく「だって、お前を倒したい」と笑顔で言い放った翔陽は、やはりケモノなんだなぁ……と強く思いました。
  青葉城西の面々は及川さんみたいに嫌がってますし、月島も「あーあ」みたいな顔してますね(笑)。ホント、こんなタイプの選手と同じチームにいると、休んだり手を抜いたりってのが、出来なくなりますね。急き立てられちゃって。この瞬間の国見の表情、本当に及川さんにそっくりですよ(笑)。
  まぁそんな翔陽ですが、まだ球拾いしかしておりません。
  せめて紅白戦に参加ぐらい、させてもらえませんかねぇ?? どうなんでしょうね??

  何故か、仲間りょう先生による「ONE PIECE FILM GOLD」の紹介?漫画が載っておりました……。観てない状態で読んだら、たぶん、訳が分からないと思います。でも観たあとで読んだ身としましては、「アッこれだいぶやべぇネタバレだ!!」と思いました(汗)。
  最後にサラッとマックスさん入れてくるのずるいな……!!

  ニセコイ終わりましたね。ついに。最後は結婚、ってところで終わるんですか。もしかしてこれ、楽たち新卒なの?? 22歳なの?? おおおお、早い結婚だなぁ。
  まぁ、こういう漫画では、わたしの好きなヒロインと結ばれることはほぼないって分かっていたのでいいんですけど(いちご1000%のことはまだ忘れておりません)、やっぱり、今も一人でいる小咲ちゃんを見るとガッカリしますね。胸が苦しいとかじゃなく、ガッカリです、ガッカリ。この漫画に携わったすべての人にガッカリいたします。
  最終回なのでこれ以上ガッカリする必要がないのが救いですね。

  「ブラック・クローバー」、第73話。
  敵を倒し、魔石を手に入れ、言うことなしの任務大成功であります!!!! 魔力が回復するまでしばし休ませてもらい、その間にカホノのお見舞いとか、海底神殿のみんなからの盛大な感謝コールを受けるとか、割と平穏に過ごす暴牛メンバー。グレイは変身解けたままなんですね。もうずっとそれでいればいいのに(笑)。
  敵の死体に線香がわりのタバコを供えているヤミ団長と、摘んできた花を手向けるアスタ。こうして敵にも礼儀や、ほんの少しの心を残していける人ってのは素敵だと思います。
  線香があったらもっとよかった……(日本人並感)。

  「銀魂」。将軍をもっといたわって差し上げなさい、神楽ちゃん!! イジメたくなる気持ちは分かるけど!! あとあとまで腹(内臓)にダメージが残るような攻撃はダメだ!!(笑)
  暴れん坊将軍のお付きは、助さん格さんじゃないだろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!

  センターカラーで「約束のネバーランド」、新連載第2回!
  全員で逃げ出せる道を模索するエマとノーマンですが、柵の外の森に逃げ出せそうだと思っても、ママが発信器を使って子供たちの位置を把握しているようなので、ちょっとでもばれたら即座に終了であります! 思った以上に難しい話になってきましたよ……。
  エマだけとか、ノーマンだけとかなら、もっと「脱走」が上手くいく確率は上がるんでしょうね。でも彼女たち本人はそれを望んでいないので、この仮定は無効ですね。
  次に出来るのは、味方を増やすことでしょうか……。
  でもこの人数で逃げるのは、本当に無理だと思いますけどねぇ。どうなるんでしょうね。

  「火ノ丸相撲」、第108話。
  白楼高校のメンバーそろいぶみ! 今回はついに、その団体の様子が詳細に分かりましたよ。みんな強そうですね! でも、先鋒の彼、どう考えてもその髪型はおかしい!!!! なんだその触覚!! なんだそれ!!
  って、髪形が気になって、割と話が頭に入ってきませんでした。触覚……。
  でも沙田くんの胸の厚みは目に入ってきました。絶対に彼、谷間が作れますよね……胸で……。

  センターカラーで「BLEACH」、第685話。
  いつの間にか10年経過しておりました!!!! えっ? ユーハバッハは?? あれもう倒したの?? っていうか浮竹隊長、結局死んだの!? イヅルはどうなったのよ、体に穴が開いてたじゃん!! やちるは結局何処に行ったの!? いろいろすっ飛ばしていて、謎が大量に残ったままなんですけど!!!! ど!!!!
  でも次回最終回なんですって!!!!!!!!
  長かった……15年間……。「BLEACH」を追い続けてきたわたしの15年か終わりますよ……。
  もうちょっと続くものだと思っていたので、いきなり次が最後と言われて、ちょっと呆然としております。マジかー。しかもルキアが十三番隊隊長とか、マジかー。
  和音は四番隊に行ったのか! そして今、八番隊の隊長はリサちゃんなのか! 七番隊が射場さんで、四番隊が勇音さんなのですね。物語が始まった当初から隊長と副隊長が変わっていないのは、二番隊と六番隊と十番隊ぐらいだなぁ。十二番隊も、ネムが七號から八號になっただけで、遺伝子的には変わりないと言えば変わりないんですけどね!(笑)
  よく見るとマユリ様の今回の被り物もものッすごいなぁ……。ツノ系がお好きなんですね、マユリ様……。
  藍染どうなったの??

  「ソーマ」、第178話。
  夜出発の列車に乗るまでは、自由行動! ってことで、札幌の街へ繰り出した一同! そこで創真は田所ちゃん、タクミ、えりな嬢と共に食べ歩きに出たのですが、列車の便で他の寮メンバーと引き離されてしまいました!!
  そしてこの4人の前に現れたのは、竜胆先輩!! 次の試験は、十傑とのガチ対決だそうです!! もちろん、創真たち「反逆者」一派だけね。あああああ、こりゃあ、今度は厳しそうですねぇ。他の下位の十傑ならともかく、竜胆先輩は手強そうですもんね~。
  でもこっちにはえりな嬢もいるし……。チーム戦だったら少しは望みがあるかな??
  どんどん試験内容も厳しくなっていきますね。冷や冷やしますわー。

  「ワールドトリガー」、第153話。
  バッグワームを使ってレーダーには写らないのに、着実に追い詰められていく修くん。やっぱり王子隊長は、修くんと同タイプの思考回路なのかもしれませんね。しかし、その王子隊に向かって、駆け付けた遊真が一閃! カシオの腕を切り取りました!! 更には千佳ちゃんのレッドバレットも決まって、蔵内さんの足も一本もぎとりました。イェス!!
  香取隊と戦った時も思いましたが、みんなレッドバレット喰らったらその部分の手足は置いていくんですねぇ。ブラックトリガー争奪戦の時は(はるか昔ですが)、嵐山さんは足を切ったりしなかったのになぁ、と思うと、それも戦術なのか作戦のうちなのか。それか、嵐山さんはレッドバレットを抱えたままでも割と自由に動けるトリオン量の持ち主なのか。
  ……最後の理由っぽいなぁ。
  まぁ、機動力が何よりと思っているんでしょうね、チームランク戦では。
  遊真vs王子隊、となったところへ、生駒さん参戦!! 伸びる弧月で斬りかかってきました!! 遊真がまっぷたつにされなかったのは、何か仕込んでいるからなのでしょうか?? とにかく、こういう構図になって前の四つ巴の時は見事に切り刻まれてしまいましたから、今度はここから活躍してほしいですね!!

  「鬼滅の刃」、第25話。
  この鬼は自分のことを「小生」と言っていますし、そもそも攻撃の手段が鼓ですし、何かしら雅な趣味を持った高貴な方だったのかもしれませんね。家に他人が入り込んでくることも、嫌がっていましたしね。
  自分が書いた小説の原稿を、炭治郎が踏まずに避けた。それだけのことで、心をグッと動かされてしまうぐらいに、繊細で傷付きやすい性格だったようであります。人間だった頃は、もっと生きづらかったんでしょうね。鬼になって、鬼舞辻に血を分け与えてもらって、きっと奮起したんでしょうに。
  どの鬼にも、悲しい過去が見え隠れして、時々切なくなります。
  早くこんな連鎖終わればいいのに!

  「左門くん」、第44話。
  何故か屋上にて、小鳥ちゃんとアンリ・マユがエンカウンターァァァァァアッッ!! アンリさんは左門くんのことを散々、自分の恋人だと吹聴してまして、読んでてこちらが恥ずかしくなるぐらいでありました。でも、今までアンリさんがしてきたことをまとめると、左門くんをインフルエンザにかからせて倒したり、左門くんがボウリングの球を頭に喰らうことになる遠因を作ったり、左門くんを地獄の電気ウナギを仕込んだおにぎりで病院送りにしたりと、ろくなことじゃないッス……。分かってはいましたが、まとめられるともう本当にひどい(笑)。悲惨(笑)。
  これで左門くんが死なずに生きてるんですから、意外と丈夫なのかもしれませんね。
  死んだら魂を連れ去りそうですけどね、この悪神さま……。
  小鳥ちゃんはアンリさんとのことが誤解だったと分かっても、もしかして先輩は天使ヶ原先輩と付き合っている? と疑念を抱いて、なかなか忙しく「恋する乙女」をやっているようであります。純粋に恋してる人間の女子なんて、彼女ぐらいしかいないのではないでしょうか……。あと恋っていうと悪魔とか……悪神とか……鬼とか……。
  人外満載で楽しそうな街だなぁ……。

  「背すじピン!」、第62話。
  ああああ、二次予選は通りませんでしたか……。つっちーとわたりちゃんも、ひらりんと八巻先輩も、そしてゾノきゅんと御木姉もここで落ちてしまいました。しかし、部長たちペア、金龍院さんペア、御木弟ペア、宮大工くんと柏さん、そしてチャンピオンのペアは、なんとフルマークで首位タイ!! 5組同時に……だと……!? すごスギィ!!
  このあと決勝へとつながりますが、部長たちペアはいよいよやってくださるのでしょうか!? いよいよ、頂点に輝いてくださるんでしょうか!?
  期待してます!!!!



  合併号なので、次が出るのはお盆明けの8月22日です!! ではではー!!

「ラーメン大好き小泉さん」4巻

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  みなさまこんばんは!! 本日は夏コミに参戦してきた皿洗いです!! 待機中は日差しもなく、でも風があり、たいへん過ごしやすくてイージーモードでした!!
  これはきっと、西館で参戦してらっしゃった西川貴教の兄さん目当ての初心者さんたちの為に用意された天候に違いない! と思っております(笑)。自分は東のほうにいたので西川さんは見ておりませんが、知人がご本人とのご対面・写真撮影・握手に成功したそうです。その時の写真を回してもらう予定! 西川さんの薄い本も貸してもらうつもりであります。
  コミケもすごい話が次々とくるなぁ。参加していて飽きませんね!

  さて、コミケとはまったく関係なく、本日は「ラーメン大好き小泉さん」4巻の話題!! 今回冒頭のカラー部分で語られたのは、「トマトラーメン」でした!!
  トマトラーメンならわたしも四谷のお店で食べたことがあります。麺が平打ちでつるっと入って、ラーメンというよりはスープパスタのような味わいでした。チーズが絡んでとっても美味しいです!! トマトを油で加熱調理するとよりリコピンが吸収しやすくなる、といううんちくはここで初めて知りましたが、そうするとトマト系のパスタはみんなトマトの食し方としては正解!! ってことになるのですね。イタリア人すげぇ。
  でも、こういう変わり種のラーメンって、もうラーメンと呼んでいいのかどうか分かりませんね。
  この2話後でも「油そば」が出てきまして、その種類や詳細について小泉さんがコラムで語っておりますが、創作系の料理はジャンルが安定しないせいか定着しづらい、ってイメージがあるのであります。
  しかし日本には「ナポリタン」などの、偉大な先例がありますからね(笑)。どんな料理でも、知名度と作り方が浸透すればもう日本のもの!! って、なるじゃないですか!? ねぇ!? ラーメンだってこの言葉自体は完全に中国語でしょ!?
  今は過渡期なのかもしれませんね。様々な形態のラーメンが今は誕生していて、まさに群雄割拠! どれもけっこう美味しくて困る!!(笑) でも何処までがラーメンなのか、もう分からない!! 時間が経って文化が成熟していくのを、今後じっくり見られることを思えば、歴史の証人って感じがして幸せな気分になれます(笑)。
  ラーメンも最近は知識が多岐に渡ってますからね。こういう漫画が啓蒙の一助になりうるのではないでしょうか??

  ……先に結論を述べてしまった感が半端ない(笑)。

  ともあれ、相変わらず小泉さん大好きで小泉さんの後を追ってあちこちの店に行っている悠と、クールでまったくデレない小泉さん。友達の潤と美沙。そしてその周辺の方々。悠の兄貴(大学生)やイトコのお姉さん(巨乳社会人)などの準レギュラーキャラクターも、安定して登場しております。みんないつも通りであります。
  とある手違いから、女子高生4人でジャンボ餃子に挑戦する羽目になった時は、100人前相当の餃子を前にしてそれでも担々麺とジャンボラーメン、そして春菊麺、チャーシュー麺、五目そばを追加注文する小泉さんにたまげました。確かに前から、一日何軒もラーメン屋をはしごしてラーメンを食べていて、ずいぶんとまぁ燃費の悪そうなお嬢さんだと思ったものですが……こいつの胃袋は底なしか!!
  というか、欲望のままに食べているから、いつも自分がこなした量なんか気にしていないのでしょうね。
  それにしたってすごい鈍感天然……。人に合わせるのも苦手のようですし、生きづらそうな性格してるなぁ、と勝手に思っております(笑)。ラーメンは孤独と向き合う為の料理ではない筈だ……!!(哲学)

  「油そば」は、さいきんあちこちでよく文字を見かける気がいたします。なんと驚いたことに、わたしの勤め先の社食でも期間限定メニューで登場したことがありました。でもあれってスープがほとんどないので、麺ほぐしが下手な社食のおじさんの手で作られると、具と上手く混ざらないのですよ!!!!(涙)
  もう少しだけでも汁気が欲しいと、つくづく思いました……。
  でも割と美味しかったので、社食すげぇとも思いました。いつもお世話になってます!
  これも上ですでに書きましたが、創作メニューというか新味というか、昔ながらの「ラーメン」しか知らない方にとっては得体のしれないものになるかもしれません(笑)。卓上に説明書きが置いてあるお店も少なくないですし。よく知られている食べ物なら、そんな事態ってありえないじゃないですか。例えば、カレーの食べ方について写真入りで解説するような洋食屋さんは、ありませんでしょ??
  こういうメニューがまだ過渡期なのか、と思わせるのは、そういう部分にもあります。
  漫画内にもあったように、知らない手合いが偏見だけでなんとなく避けるって場合もありますしね。もっと普及に努める義務があるのではないかと思う次第です。せっかく美味しいんですし♪

  そしてイトコの絢音お姉さん、再登場! 東京に来てまだ友達がおらず、一緒にご飯を食べてくれる人を探しているようであります。
  一人飯が嫌だなんて、お若いのね(率直な感想)。……とは思いましたが、もしかすると年若い独身女性の普通の感覚なのか? これ……。小泉さん見てると「普通の感覚」が枯渇していきますからねぇ。
  小泉さんの紹介で、ラーメンもお酒も楽しめるお店! ってことで、「テキーララーメン」のお店に連れていかれた絢音お姉さん。テキーララーメンとな……!? もうさ、創作系っていうあいまいな表現だけではさ、昨今のカオスなラーメン業界の実態は把握しきれないよね。まさかラーメンスープにテキーラとか……どんな事故から発生したメニューなのか(←偏見)知りたい……。
  でも絢音さんの感想では、割と合うようでして。何が起きるか分からない世界ですねここは本当に!!
  まったく料理は奥が深くてマジカオスであります。もちろん、合う合わないって割とはっきりしているので、創作料理の世界にもちゃんとした法則が存在するんでしょうけど、それを紐解くには「とにかく作ってみるしかない」のですね。新メニュー開発にかかるコストときたらこれ!!(以下略)
  「食戟のソーマ」を見ていても料理ってすごいな、と思うこと多々ですが、実際のラーメン業界のほうがより自由度が高いという……。まさに現実は小説より奇なり。
  テキーラが個人的にはちょっと苦手なので、他のお酒で代用出来ないかなと思うのですが、いかがですかね。他にもお酒ラーメンってあるんでしょうかね??

  お酒の年齢制限は超えられなくても、SA(サービスエリア)へ行く為の障害なら乗り越えてみせる小泉さん!! 今時珍しい、ヒッチハイクで夜の高速を駆けます!
  乗せてくれた人がどちらもいい人でよかったのですが、良い子や良いお嬢さんは決して真似しませんように……。
  昔ヒッチハイクがあった頃にも、事件ってたくさんあったんでしょうけどね。
  ともあれ、わざわざ厚木まで行ってから、引き返して海老名のSAへ乗り込む小泉さん。「上りの」海老名SAでないと駄目、しかも夜の10時以降でないと駄目、って、相当難しい案件ですけど、それさえもなんとかしてクリアし、たどり着いてしまうところに、彼女の並みならぬラーメン愛を感じます。
  そしてここで深夜にラーメンを食べることに罪悪感を抱くトラックの運転手さんに、小泉さんは言い放ちます。
  「ラーメンは、食べたい時が一番の食べ時です。深夜だろうと関係ありません」
  これは名言!! 一ページまるっとつかう大ゴマ決めるべきセリフですね!! さすが小泉さん!!
  でも関係あるわぁぁぁぁぁぁぁあ!! 深夜にラーメン食べるとか、小泉さんはともかく運転手さんはダメでしょうが!! 奥さんに怒られろ!! しこたま怒られろ!! ついでに爆発しろ!!
  はっきり言って小泉さんがこんなに底なし胃袋で何杯ラーメン食べても大丈夫なのって、「若いから」、理由はそれに尽きると思うんですけどね!! こういう時期って食べても太らないもんね!!(※ 個人差があります)

  東武線のホームで立ち食いラーメンにありついてしまう小泉さんの奮闘もなかなか読み応えがありました。普段涼しい顔してシャラッと移動してますから、こうして汗だくになってホームの階段を駆け上がる姿(しかもこけるところ)なんて、貴重ですよねぇ。
  そうか、小泉さんにはこれがまさに青春のすべてなんだ……と、彼女の走った結果の汗を見て思いました。血と汗と涙の青春だよ!!(拳)

  最後は「つけ麺はラーメンか否か?」という命題を残して、4巻終了であります。こんなに続く漫画だとは思いませんでした(率直な感想)。確かにつけ麺って、ラーメンと別のものという感覚もないではないですが、でも食べるところはラーメン屋でしょう?? なら、ラーメンの一種で問題ないと思うのですけどねぇ。
  これも過渡期、ですかね??(笑)
  次巻、小泉さんの解説を待ちたいと思います。


  ではでは~。

コミックビーム8月号

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  みなさまこんにちは! なんだかんだ言って夏コミ疲れが出て土日はだいたい寝転がっていた皿洗いです!! 飲み会ぐらいしか外出しておりません……。いいんだ、夏休みだから、いいんだ。
  でも今日が平日っていう方も結構いらっしゃるようですね。出勤される姿を多数拝見しました。おかしい。お盆なのに……。
  そして終戦記念日であります。靖国神社は人が多そうですね。

  さて本日は「コミックビーム」8月号であります! ギャーもう9月号出てる!!(コミックビームは毎号12日発売!!)
  今回の表紙と巻頭カラーは、須藤真澄先生の新連載、「どこか遠くの話をしよう」であります。アジアの何処かの海抜がとても高い村に住んでいるおばあちゃんと、孫娘。孫娘のほうはモノに触れるとそのモノが喋っていることが分かる体質(?)で、口の聞けないおばあちゃんと一緒に慎ましやかに暮らしているのであります。
  ある日、納屋に見知らぬ男の人が倒れていて、まったく聞いたことのない言葉を喋り、家具たちも「いきなり現れた」と困惑して証言。彼が持っていた貝殻に話を聞くと、波打ち際で拾われてすぐここに来た、とのこと。
  もちろん高山なので、海なんかすぐそばにある筈もありません。瞬間移動してきた? それともタイムスリップ??
  なんにせよ、思いがけない来客のようであります。足を怪我しているみたいですし、訳アリっぽいなー。どういう理屈で飛んできたのか、いつか解明されるのでしょうかね??

  「目玉焼きの黄身いつつぶす?」、第44話。
  まだこの2人はものの食べ方でこんなに揉めてんのかよ……。いい加減にみふゆさんは、ジロちゃんの前でそういう話をするのを避けるべき!! 勉強しろ!! ジロちゃんもいちいち部屋が荒れるほど落ち込まないの!! 仕事(どくフラワー)にも行ってないし……コイツ本当にスーツアクターの才能なかったら今頃死んでたよな……(社会的に)。
  そもそも食に関する価値観がこんなに違うのなら、よりを戻すべきではなかったのでは?? という気もいたします。
  でもそこにツッコんだら話が進まないんだろうな!!(涙)
  どくフラワーの地位も人気俳優に奪われそうだというのに、ソフトクリームの食べ方ひとつにこだわってまったく優雅なご身分ですよ。いいから仕事しろ!
  ……でもまぁ、自分も「なめる派」なので、みふゆさんの言い分にちょっとイラッとしたりもしますけどね。食べてる時に相手の口の中が見えるとウワッと思ってしまう気持ちは分かりますが、ソフトクリームがついた舌が嫌とかさぁ、そりゃないよ。それぐらい許容してくれよ。
  しかしこの言い分は、舌が平気な人が言う勝手な主張だってことも、また、分かりますよ。分かってしまいますよ。生理的な嫌悪感は説明ではぬぐえませんからね。だからこそイラッとしますけどね(笑)。

  「イムリ」、第118話。
  自らはボロボロになり、床から食べ物を漁るようになってなお、賢者様の身の上を心配しているデュガロ呪大師。彼の、賢者への忠誠心は本物のようですね。でもどうしてそこまで、イムリである賢者を大切に崇め奉るのでしょうか?? 養子にまでしたミューバさえも切り捨てられるほど実利主義の彼が、教育や生半可な洗脳だけで賢者にそこまで尽くしているとは思えません。
  ってことは、賢者には確かに尊い血筋があり、確かに貴重な歴史があるってことですよね。彩輪術が効くとか効かないとかっていう特徴もありますし、「特別なイムリ」なのかもしれません。
  そういう背景を知ろうともせず、デュガロを嘲笑い、賢者なんか用済みになったら殺してやると暴言を吐くミューバ。本当にコイツ、上官の器じゃないよな……。脅しと圧力で人が言うこと聞いてくれるのは、ある程度までのこと。人望が伴う筈もないってものであります。
  こんなこと言いたかないけど、仮面をかぶってミューバの「良き養父」を演じていた頃のデュガロを見習ったほうがいいんじゃないかなぁ……?
  まぁ、ある意味、裏表がなくて分かりやすいんですけどね。

  朝倉世界一先生の連載「おれはたーさん」は、なんか相変わらず緩い空気で何をやっているんだかいまいち分からないなりに、お仕事の話をしているっぽいのですが……突然、地底人が出てきちゃって、ものすごい勢いで物語が屈折したのを感じました(笑)。確か前回は、主人公の運転免許取得の話をしていた筈なんですが……。
  本当にこの方の漫画は訳わかんなくて面白いなぁー。何でもありなんだもんな。

  ジュール・ヴェルヌ原作の「地底旅行」、第11話。
  海沿いを散策してみると、岩場の向こうには巨大キノコの森が! 10メートル以上もある巨大なキノコがポコポコ生えて、森を成しているのであります。こんなに育つなんて、地底特有の気候のせいなのでしょうか?? これ、食べられるのかなぁ……?
  そしてその奥には、古生代の森が!! 伯父さんの予測によると、古生代の頃に大地が陥没してこの地下の空洞に森語と飲み込まれたのではないか、とのことでした。まさにガラパゴスですなぁ。
  こういう古い動植物はやたらとでっかいイメージがありますが、キノコがでっかく育ったのもこれら古生代の植物と関係があるのでしょうかね??
  伯父さんは「反対側の岸辺に、新しい入口があるに決まっている」と断言しましたが、その「反対側」には、どう行けばいいんでしょうね?? ずっと海を迂回するのかな??

  桜玉吉先生の新作エッセイーー!! 生存確認!! 今日はいい日だ!!
  今は伊豆のほうで暮らしてらっしゃるようですね。あの、ずいぶん昔に、銀行のローンで大騒ぎした例の家ですね(笑)。銀行側に次々に保証人を求められる顛末は、まだ覚えております。
  やたらと犬の鳴き声が山へ入っていく、もしや……ペットの不法投棄!? と、危ぶむ玉吉先生。
  まぁもちろん、そんなことはなかった訳ですが。しかし作中でご自分のことを「コストばっかりかかって売れない漫画家」と表現しているのは、どうかと思いました。自嘲っていうか自虐をひとつは入れないと気が済まないのか、この方は(笑)。
  周囲に根回ししている際の、「周囲」の方々の表情が、なんかいろいろ物語ってますね。
  しかし用心するのは悪い癖ではないと思うのですよ。最近は何が起きるか分かりませんからね!! ね!!

  「血まみれスケバンチェーンソー」、第81話。
  ギーコと爆谷の共闘、かっこいいですねぇぇ。仲いいしな、この2人(笑)。片腕を軸にして回ってかかとからファイヤー!! って、この発想がもう……すごい……。その遠心力でギーコが遠くへ飛んで、敵の親玉に頭上からチェーンソーアタック!! って、もう……(略)。
  絵を見るに、敵さんもギーコも、正気具合はどっこいどっこいって感じがいたしますね。
  ギーコはずっと闘い続けてますけど、体は持つんでしょうか。

  「バッテリー」、第1話後編。
  ランニングで行った神社で、永倉豪という少年と出会った巧。同じ中学に入るからバッテリーを組もうと彼は言いますが、巧は、お前に俺の球が取れるの? と、見下したような言い方をします。お金持ちは違うなとか、いちいちカチンとくるようなことを。
  家族の食卓の席でも父親に向かって、「ほんとにおれがバテて遅くなったと思ってんの?」なんて言いますし(ばてたと思われたのが心底嫌だったんでしょうね……)、ちょっと扱いの難しそうな子だなぁ、と思いました。ひねくれ者というか、はっきりとはモノを言わない子ですね。
  けれどもそんな巧の緩衝材になってくれるのが、弟の青波。変わった名前だけど、この子可愛いなぁ。素直で明るくて、屈託がなくて。兄の動向にも詳しくて、本人は意図せずとも、家族の間を取り持っているようにも思います。巧も、この弟のことは可愛がっているようですね。ストレートな表現ではないけれども(笑)。
  ピッチャーは変な奴が多い、とは「おおきく振りかぶって」の阿部くんの持論ですが、ここにおいても、そう間違っていないかもしれませんね。エゴイストで繊細で、まったく扱いづらいもんであります。

  「SCATTER」は……なんか……すごいことになってますね。遺伝子組み換えどころではない食物が開発されてみんなそれを食べるようになってしまって、これは人類完全敗北なのか??
  途中で安倍さんそっくりの写真に喪章がかかっていてびっくりしました。安倍さん殺されてるじゃないか(苦笑)。
  SF作品だと思っておりましたが、考えてみたら政治的な思想もてんこ盛りされてましたね、この作品。
  そんでもって乱交パーティーにリンチに人肉ミンチと……すごいパーティーが開催されていて、そこに乗り込んでいく久保くんとビッチさん。犬のジェフが有能スギる!! こんなにすごい犬だとは知りませんでしたわ。
  破滅的な終わりしか見えません……。こんなんでいいのかなぁ。

  「あれよ星屑」、第35話。
  前回その存在を認識したばかりの班長の親父さん、もう今回死んでしまった!!(驚) それも、浮浪者を容赦なく撃ち殺した駐屯兵を撃ち殺し返して、銃撃戦の末に死亡、と。傍目から見ると浮浪者の為に戦ったようにも見えますし、これが果たして本当に「間違えない」終わり方だったのか? と、疑問も残ります。
  けれども、川島父の価値観は、彼だけのもの。黒田のように、彼のことを「帝国軍人の鑑」と呼ぶ向きもありますし、まったくの無意味という訳ではなかったのかもしれません。
  でも、米兵の命ひとつじゃ、とても川島父の失ったものには釣り合わないのではないでしょうか……?
  その亡骸の引き受けに行くという川島班長と、ついていってもいいかと問う梅乃さん。なんとも不思議な空気が漂いますが、そこに女性の温かみのようなものを感じます。不思議だ。

  「夜は千の眼を持つ」。手編みのwwwwwマグカップwwwwwww なにそれもう!! なんなのその発想は!! 思い付いてしかもそれを描いちゃうってところがすごいですね!! しかも今回セルフカバーだった!!(笑) 9年前と違って、「編むなよ!」というツッコミではなく「ありがとう!」とポジティブな少年のお礼で終わっているところがとてもいいと思います。飲みもの、全部こぼれてますけどね(笑)。

  「暗闇ダンス」、第12話。
  例によって話はまったく分かりませんが、絵が素敵なのでついつい読んでしまいます。ヒロイン(もう死んでるけど)の半生が壮絶スギてもう……。びっくりしました。そして死に様もすごかった。あんな風に、人間の身体を粉々に砕いてしまう銃なんてあるんですかね。大砲で破砕されたかのごとくでしたよ。いくらライフルでもあんな破壊力ありなのか??
  恋人の義眼を受け取って、満月の下で彼女の記憶をたどっていくなんてロマンチックだな、と思いましたよ。
  これから航は、この昔の同級生に復讐しにいくのでしょうか??

  「まんが家総進撃」、最終回。感涙の最終回と書いてある割には、いつも通りっていうか……いつも通りでした。うん、いつも通りだ。
  隕石オチかと思ったらそうではなかったな、っていうぐらいで。はい。……はい。


  9月号も早く買ってこなくては。……ハルタでも毎回言ってますね、これ。
  ではでは!

「お前はまだグンマを知らない」6巻

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  みなさまこんばんは! 昨日は関東でも強い雨が降り、束の間の日差しに布団を干していて見事に夕立の被害に遭った皿洗いです。無念……!! 洗濯物をやられたことはありましたが、まさかの布団までとは……!!
  うっかりしていた己を猛省して、今日は戦々恐々とシーツを干したのでした。
  台風も近付いているようなので、気を付けたいと思います。ウス。

  さて本日は、「お前はまだグンマを知らない」6巻の話題! 以前、1巻から5巻までの話をダダダダッと簡単に書きましたが、なんと、貸してくれた方が気を利かせて6巻まで持ってきてくださったのでした!! もう続きはいいかなって思ってましたが、供給があるならいくらでも読みますともさ!

  5巻のラストが、主人公・神月のイトコで小学生の実くんがイバラキへ遊びに行き、不審なメッセージを最後に連絡が取れなくなるというもので。大きな藁束に巻き込まれ、さながら納豆の製法のように納屋に安置されてしまった実くんの安否やいかに!? と思っておりましたら、6巻冒頭で、見事に洗脳されておりました(笑)。
  「テロリスト生産地」(本文より)であるイバラキから、この現代もまた志士を募って他県に討って出ようとするイバラキの中学生・陣目くん。しかし、イバラキは県内の各地域でバラバラになるので、団結するには郷土愛が足りず、せっかく集めた人材も部活とか塾とか言って帰ってしまうのでした!!(笑)
  つーか、まぁ、江戸時代には複数の藩に分かれていたものを、いろいろあって現在の「県」の形にした訳ですから、各地域で独自色が残ってしまうのはしょうがないことなのですよね。イバラキのみならず、全国の県にそういうジレンマはあると思います。……そう考えると、藩の数って多かったんですねぇ。
  ともあれ、イバラキを守る為に立ち上がったのに、イバラキ人は去って、洗脳されたグンマの少年だけ残るとかなんとも皮肉な結果になり……更にはそこから、2人で作ったテーマソング熱唱中に実くんの洗脳もなんとなく解けてしまうのでした(笑)。
  「甘い甘いぞマックスコーヒー」っていう歌詞はけっこう好きです。……でも、甘いのは「焼きまんじゅう」だと、実くんには骨の髄まで染み付いているようですね。霊峰も赤城山だし(笑)。日本で霊峰って言ったら富士山じゃないのか? と思うのですが、みなさんはどう思います??

  そしてそこから、牛久大仏が陣目くんに操られて動き出して、グンマまで行き、白衣観音を攻撃し出すという衝撃の展開に!!!! サイバーダイン社ってイバラキにあるんだ!? 知らなかった!! っていうか実在するんだ??
  サイバーダイン社があろうとなかろうと、イバラキにはJAXAもありますし、つくばにはロケット(模型)も置いてありますから、科学のすごい土地なんだなって印象はありますね。それなら牛久大仏が動き出しても不思議じゃありませんね!!!!
  しかし白衣観音も、追いかけてきた(牛久大仏にくっついてきた)実くんと、合流した神月を乗せて、パイルダーオン!!(※ イメージです) 120メートルもある牛久大仏に比べて、41.8メートルしかない白衣観音はすごく小さく見えますが、なんと重さは白衣観音のほうが勝っているんだそうです!! 意外だ。高さが3倍もあるのに重量で負けるだなんて、牛久大仏、密度なさすぎるんじゃないか!?
  牛久大仏の張り手やらキックやら、それに対抗しての白衣観音のフック、飛び上がりからのパンチ、そして音波攻撃と、さながら特撮映画のような画面になっておりました。こんなことが起こり得るとか、イバラキもグンマも怖い土地ですよ本当に!! 他県のみなさんは近付かないほうがいいですね!!!!

  ……とまぁ、始まるなり仏像大戦争で、かなりびっくりいたしました。
  ちなみに牛久大仏と白衣観音の更なるトリビアは表紙カバー下にもありまして、牛久大仏は内部の施設がけっこう充実しているようであります。当然のようにエレベーターもありますしね! 多分このシャフトのせいで重量稼げてないんだな!!(白衣観音は階段のみなので)
  白衣観音が作られた要因のひとつに、コンクリートが大量に余っていたからという事実があるようでして、だからって観音像を建てようとするところがすごい発想だなぁ、と素直に思いました。でも、変な箱もの施設を作るよりは、良かったのかもしれませんね。曲がりなりにも功徳になりましょうし、名物になってこうして漫画のネタにもなっている訳ですからね。うんうん。

  大仏バーサス観音像の騒ぎが収束したらば、次はイバラキとトチギが手を組む可能性に打ち震えつつ、地下では徳川埋蔵金探しに奔走する人々がいたりして、そして高校のオープンスクールでは「グンマの成績上位の高校はみんな男子高か女子高」という恐ろしい事実も明かされたりしまして……。
  公立で共学じゃない高校があるってだけでも驚きなのですが、それが成績上位の「いい学校」扱いされていて、親戚も親もみんなその学校に入れたがるというグンマの風潮にびっくりいたしました!! 出た大学ではなく出た「高校」で人を判断されるってのも、かなり驚きであります。話にはそれとなく聞いたことがありましたが、マジでそんなことってあるんですね……。
  地元の高校が学歴において最重要、となったら、東京や他の都市部へ出ていい大学に入る必要も、究極的に言えばなくなってしまう訳ですから、そのまま地元で暮らし続ける人が多くなるのでしょうか?? だとすると都会へ出ていく若い者、ってのが少ないから、グンマは過疎化しない?? え、マジで??
  なんにせよ地元万歳の風潮は、地元を愛する方々にとっては嬉しい話なのでしょうね。
  他所から見るとなんかコワイ感じがいたしますが……。

  そして巻の後半では、「嬬恋」という地名が出てきます。嬬恋村は、グンマの西、吾妻郡の端っこ(ツルのお尻部分)にある村で、良質なキャベツが採れる土地なんだそうです。「つまごいキャベツ」って聞くと、確かに聞き覚えがありますね。
  同時に土地が硫黄を多く含み、火薬がたくさん作られることから、轟(弟のほう)はここをグンマの軍事的防衛ラインだと発言しております。
  しかし、キャベツが採れる村と火薬を作る場所って、なんかミスマッチな気もしますが……そういえば、硫黄が採れる土地は、土中のリン酸が作物に対していい影響を与えるんでしたっけか?? なんかそんな話を聞いたことがありますよ。なので、まったく別のものではありますが、硫黄の出る土地としては自然な流れなのでしょうね。作物と火薬。
  轟のおじさんに連れて行ってもらった料理店では、このふたつをアピールしたいが為に、キャベツが爆発しまくってましたが(汗)。相変わらず、そこの名物を過剰な演出でこれでもかと表現してくる漫画ですね!!
  シェフが体に巻いてる爆薬も、黒いキャベツの形をしてましたし……(笑)。それ作るの大変なんじゃ? と、思わずにはいられません。
  そしてここで繰り返されるのが、「中居屋重兵衛」という人名。事業に成功して御殿を建てたとか、影武者がいっぱいいたとか、いろんなエピソードてんこ盛りでしたが、エピソードだらけで全体像が見えてきません!! どういうことなのかとグーグル先生に訊いてみますと、中居屋重兵衛なる人物は江戸末期の商人(しかも豪商)で、同時に蘭学者だったそうです。火薬の研究をしていたので、幕末の動乱の中、あちこちの志士からその知識を頼られたようですね。
  影武者を多数用意して幕府を欺いたというのは、討幕派の人間に火薬の知識を与えたから危険視されたのかな? と思いきや、生糸の輸出でべらぼうに儲けてあんまりにも華美なお店を横浜に建てたので(これが「銅(あかがね)御殿」)、幕府に怒られた、というのが真相のようであります。
  江戸時代はあんまり派手なことをすると、それだけで睨まれたんですね!!
  割とあくどいことや、違法なこともしていたようでして、なかなか豪胆な人物だったのではないかと推察されます。
  ちなみに、漫画内で「嬬恋は『黒岩さん』だらけ」と紹介されておりましたが、中居屋重兵衛の本名も黒岩というそうです(笑)。ガチガチの黒岩布陣!!

  轟のおじさんについていって、溶岩の岩石を眺めたりキャベツ爆弾で死にそうな目に遭ったりした神月なのでした。この主人公、大したことしてなくてもいっつも死にそうな目に遭ってるなぁ……。

  そしておまけ漫画では、轟兄弟(双子)が小さいころ尾瀬に行って遭難しかかった話が。この時の引率もおじさんだったらしく、このおじさん、保護者としては失格だなとつくづく思わされるのでした。
  尾瀬の湿地で「ミズバショウ」が咲くのは3月から5月と知って、かなりびっくりいたしましたよ!! 「夏の思い出」って曲で、夏が来れば思い出す~♪(中略)ミズバショウの花が~咲いている~♪ って、歌ってるじゃないですか!! だからてっきりミズバショウは夏の花なのかと……。
  でもこれ、尾瀬に立ち入ったことすらない人たちが作った歌だったそうです。作詞した江間章子の罪は深い!!
  作曲は中田喜直(なかだ・よしなお)さん。昭和を代表する作曲家の一人であります。でも尾瀬には行っていなかったそうです……。騙された……。


  6巻になってなおさらネタがマニアックに、そして誇張表現が過剰になってきたように思いますが、相変わらず楽しく読めてそこそこ勉強になります。荒唐無稽なところがむしろいいですね!
  お次はパラレルワールドに巻き込まれてしまったらしき、篠岡ちゃんのパニック絵巻であります。果たして真相やいかに!? わたしはこれは、イエティーが仕掛けた壮大なドッキリなんじゃないかと睨んでいるのですが、どうなんでしょうか。わくわく。

  ではではー。

モーニング38号

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  みなさまこんばんは! 今日も元気に雨に降られてジーンズが風呂場で滴っている皿洗いです。いや、傘は差してましたよ!? 差していてもずぶ濡れだったんですよ!!!!(涙)
  風は吹くわ雨は叩きつけてくるわ雷は近所に落ちるわで、すっごいお昼時でした。今はすっかり静かです。解せない。

  さて本日は木曜日なので、モーニングの話題!! モーニング38号、お盆明けで通常営業始まりましたよ~。

  「宇宙兄弟」、第280話。
  なんとか無事だったムッタとエディ。エディはその先の丘に少し上がり、弟のブライアンがそうしたようにそこに立ち、ブライアンに倣って通信を切ってみたのであります。そこでブライアンが、果たしてなんと言ったのか。それはもう分かりませんが、弟と同じ行動をとることで、何か見えてきた気もしたエディ。
  ふたつ並んだ宇宙服の人形が、彼ら兄弟の仲の良さを象徴するようでもあります。
  エディとブライアンもまた、「宇宙兄弟」なんですね。
  そしてムッタもその頃、ヒビトの足跡を探し出して、そこに自分の足跡を並べ、名前を書いておいたのでした。月面には大気がないので、こういうのがいつまでも風化しないんですよねぇ。いつか、SFの時代が来て、月も開発されてしまったら……ここも足跡だらけになるかもしれません。多くの轍に踏まれて、彼らの足跡も消えてしまうのかもしれません。
  でも、それでも、これは彼らの自己満足ですからね。移ろってしまっても、いいのかもしれませんね。
  なんとなくですが、そんな夢想をいたしました。

  「GIANT KILLING」、第422話。
  夏木へのジーノのパスは、言ってみればファンブル、ちょっとしたトラップミスがラッキーゴールにつながったようなものとも言えます。けれどもジーノはそこまで見越してパスを出していたんでしょうねぇぇ。さすがだ。
  かっこいいゴールで、盛り上がるETUサポーター陣。スタジアムも、俄然ETU応援色で染まってますね!!
  イライラした顔で味方に嫌味を言う、持田さん。持田さんマジ持田さん。あれこれ策を弄して戦わなきゃいけないようなチームだったっけ? 俺たちは王者だったんじゃなかった?? ってなことをおっしゃってますが……。ヴィクトリーが堕ちたのではなく、ETUが上がってきたんですよ、持田さん。
  持田さんをイライラさせることが出来るってのは、ある意味すごいことですし、名誉なことでもあると思いますよ。
  ベンチの指示が差し挟まれない現状を見て、ETUは「戦うイメージ」を全員で共有出来ていると分析するブラン監督。こういうチームを倒すのは容易ではないと、ほらほら、ブラン監督も言ってるじゃーん!! ETUが褒められるとなんだか嬉しくなりますね!!
  世良のたまーの活躍も、あっという間に取り返されてしまいましたが(涙)、久しぶりの大ゴマがあってよかったです。ううう……。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第85話。
  則川のトレードの話を聞いて、すぐさま「本当は(トレード相手に)凡田選手を指名していたんじゃないの?」と分析出来ちゃう則川夫人、やっぱ只者ではありませんな。
  長いこと「追っかけ」をしていて、プロ野球選手のあれやこれは見続けてきた彼女。日の目を見なかった選手がちょっとしたきっかけでブレイクすることもある、そしてそれは自分の彼氏だった則川にも起きた、それは夏之介のお陰だと、最後に夏之助にお礼を言って別れていくその雄姿はなかなか見ごたえがありました。
  また球団が変わるかもしれませんし、カオスちゃんと金太郎ちゃんで仲良く出来ちゃう夢はまだ捨てなくていいと思いますよ!
  しかし、カオスちゃんの驚きの当て字は、そもそもこの則川夫人の「かおる」という名から来ているとは。二重に驚きであります。「神王瑠」って名前だった筈のところを、ひらがなの名前にしてもらったのだとか。そして息子の名前が「神王統」で「カオス」、と。これは立派に、親の名を継いだって形になるんでしょうね。
  則川はぜんぜん反対せずにこの名前を付けたんですかね(笑)。なかなか大胆な夫婦ですな。
  ……こうして、札幌へ旅立っていった則川。ってことは、夏之介と「因縁」のある河内選手がモップスに来るってことなんですかね?? トレードですもんね??

  「疾風の勇人」、第27話。
  東西冷戦が始まったばかりのこの当時、「アジアの前線」と目されていた日本をアメリカの手から放して独立させることは、アメリカ国防総省の考えとしては「ありえないこと」だったようであります。防衛に使われちゃっていたんですね。さもありなん。東欧各国が共産主義国家と化して、ソ連の脅威は大きくなるばかりですからね!
  しかしアメリカ国務省は、日本の防衛費をこれ以上アメリカが負担するのは「ありえないこと」として、一日も早い日本の独立を望んでいたのでした。吉田首相が睨んだとおり、国内の思惑は真っ二つ!! 何に重きを置くのか、何がアメリカにとって最も重要なことなのか、その判断の違いでしかないのに、出てくる結論はまったく逆ベクトルなんですねぇ。
  こういうところが、政治や歴史の面白いところだと思います。
  まぁ、もっとも、過去を学んでいるからこそ面白いと言えるんですけどね(汗)。これが現在の問題だったとしたら、「ほほぅなるほど」とか言ってらんないですね!!
  どうしようもなくなった勇人さんは、吉田首相の密書をドッジ公使に託すことに!! 吉田首相の考えとは、独立はする、その上で、アメリカの駐留を日本から提案する、というもの。そうすればふたつの意見の、いいとこどりになりますね!! 国防費もかさまないし、悪い考えではない筈です。
  ……ん? でも何処かで聞いたようなこの案……と思ったら、これ! 「日米安保条約」の内容じゃないですか!!
  ははぁ、こんな昔に既に、吉田茂が発案していたんですね。恐れ入るわ!!
  こういう経緯があって、現在の日本がある、と。基地の問題なんかも、こういうところから来てるんですねぇ。なんと歴史も、根も深い話なんでしょうか。感心するわぁ。はぁー。

  「アイアンバディ」、第3話。
  初回をちゃんと読んでいない上に、前回も流し読みしたのでアレなんですが(アレってなんだ)、要するに新発明のロボットを、どう企業に売り込んでいくかっていう話なのですね。今のところ。そして主人公には、壮大なビジョンはあるけれども、このロボットで金を稼ぐビジョンはまるでないのであります。これは売れない発明家まっしぐらだ(笑)。
  しかし、もともとこのロボット「ロビンソン」を作るのに手を貸してもらった板金屋さんに連絡が入り、とあるファンドへ連行(笑)される主人公。そこで忙しそうな社長と会い、ロボットの売り込みが始まります。
  こういう新概念を商売にしようとすると、型破りな発想が必要になりますよねぇ。常人ではそうそう思い付かないような。話はいったいどんな方向へ行くのか、興味深く見守りたいと思います。
  にしても、身の回りのものはみんな人間工学に基づいて設計され、デザインされ、作られているから、そこで働くロボットも結局は人間に近い形のほうがいいっていう話は、なるほどと思わされました。言われてみれば、足がキャタピラだと、バリアフリーな場所でしか動けませんからね。「いちえふ」で、遠隔操作するロボットの運搬に苦労していたエピソードを思い出しました(笑)。あれにも「足」がついていて、自分で階段を登ってくれたら、竜田さんたちがあんなに苦労する必要はなかった訳ですよねぇ。
  でもそうやってギミックを増やすと、途端に制御が難しくなりますからね。ああ、ロボットって大変だ!

  「終電ちゃん」、第14話。
  以前に山手線の終電ちゃんに密着取材を敢行した記者の寺岡氏、再登場! 今度は長崎でちゃんぽん特集の記事を書いているようであります。忙しそう!
  佐世保線の終電ちゃんはちょっと緩い感じで、なんと、終点まで寝て過ごしていたようなのであります。九州はのんびりしてるんだなぁ、なんて感心しつつ、次の日には松浦鉄道の西九州線の終電ちゃん(佐世保線の妹ちゃん)とも会っている寺岡氏。しかし、方向を思いっきり間違えて、「日本最西端の駅」たびら平戸口駅まで行ってしまったのでした!!
  疲れてるところで酔っ払うから、そういうことするんですよ……。
  この人、調子に乗ると駄目だなぁ、ホントに(笑)。
  でも佐世保線の終電ちゃんに助けられて、なんとか佐世保まで戻れました。知らない土地で知らない駅についてしまうのは本当に怖い体験ですね!! しかも深夜とかね!! いやー、ヒヤッとしましたわ。
  次々に新しい終電ちゃんが出てくるので、毎回楽しいです! 藤本先生、次のコミティアにはいるかな??

  惣領冬実先生、最新作!! センターカラーで「マリー・アントワネット」登場です!!
  ……あれっ!? 「チェーザレ」は!? 惣領先生!!
  いや、まぁ、惣領先生の新作を拝めるだけでも良しとしなければなりませんかね。史上初、「ヴェルサイユ宮殿監修」のマリー王妃の物語ですよ! 冒頭はもう3人の子供も生まれて、プチ・トリアノンでのんびりしている王一家の姿が描かれましたが、いやもうその階段の手すりだの、衣装の袖口だの、レースだのの、描き込みの見事なこと……。子供たちが父親に駆け寄るシーンなのに、絢爛豪華な階段しか目に入りませんでした。もう、すっげぇなぁぁぁぁぁ。
  こういうところは本当に、日本とはまったく文化が違いますね。
  愚鈍な王と、浪費家の悪妻。長く信じられてきたこのルイ16世夫婦の姿は、当時、王政を批判する新聞などによって作られた捏造だったとして、「歴史の誤解と嘘を暴く」為に描かれるそうですよ。
  ではフランスでも出版しませんとね!!!(使命感)
  歴史の見直しで、むかし習った暴君の像や王国の姿がガラッと変わってしまうのも、歴史研究の面白いところであります。古代ローマのネロ皇帝も、言われているほどひどい皇帝ではなかったという説がありますしね(むしろ彼の場合、母親が強烈だったとか)。
  そして今回は、途中からは回想。まだ「オーストリア皇女」だったアントーニアが輿入れする日々の描写でした。こういう詳しい話は大好物であります!!!!(拳) マリア・テレジアは既に喪服姿ですね。彼女は旦那さんが亡くなった後は、ずっと喪服だったそうですね。愛に生きてるなぁ。
  14歳にしては幼い、とさんざん言われてしまうアントーニアでしたが、結婚相手のルイ16世(この当時はまだ王子)が対照的に背がとても高いのがまた、幼さを印象付けてしまったようですね。
  当時の証言も残っていないと思われますが、この2人の描写はどれぐらい史実に基づいているんですかねぇ。
  学生たちがやいのやいのと論を交わすシーンはちょっと「チェーザレ」っぽくて楽しく読めました。まぁ、チェーザレの頃とは、まただいぶ時代が違いますけどね。

  「BILLY BAT」、ついに最終回!!
  もうやり直しも出来ない、逃げ道もない、どん詰まりの道。ここを歩いていくしかない人類。夢を諦めず、希望を捨てず、互いに許し合って生き抜いていこう。……要約すると、そういうことになるのでしょうか。ケヴィンが漫画で伝え続けていることは。描こうぜ、とティミーに言い続けたのも、きっとほぼ同じ意味だったのでしょう。
  戦場で出会った2人の兵士は立場を超え、危機を共に乗り越えて、一人の子供を救いました。「ビリーバット」の最終回のように。そしてその子が言う、「僕、世界を救うよ」という言葉。漫画に感化されて発しているのであろうと思われますが、その希望こそがこのあとの地球を救ってくれるのだと、そう信じられます。
  世界中を回って、見聞を広めたケヴィンが必死に描いて、そしてまた次世代へ希望をつなげていくのですね。
  浦沢先生、お疲れさまでした!


  ではではー!

「ハルタ」35号

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  みなさまこんばんは!! 本日はすっごい雨降りでしたね。窓を叩く雨の音を聞きながら寝直していた皿洗いです。よく寝ました。低気圧が近づくと眠くなる気がするのですが、似たような感覚をお持ちの方はいらっしゃいませんか??
  余談ですが明日はコミティアです。イェイ! 売り子に行きます。

  さて、だいぶ遅れてハルタ35号の話題であります!! 夏真っ盛り! って感じの表紙ですね。大丈夫、まだ夏だから! セーフ! ギリギリセーフ!!
  ということで表紙とカバーストーリーは、「世界八番目の不思議」の宇島先生であります。今回登場するのは、身長6メートルの女の子! 「巨大少女」の流れでしょうかね?? でもあの企画では、何十メートルという女子が出てきますから、それに比べれば6メートルなんて可愛いもんであります。ガンダムの3分の1だよ!
  でも、普通サイズの男子と交際するには、いろいろと制約がありそうですね。なんと言っても、秘密のデートなんて夢のまた夢。2人はいつも女の子の家の、彼女の私室(どう見ても工場)で会っているのであります。体操マットのような布団に、手作りと思しき彼女の服、学校のプリントも普通の人間が使うレジャーシートのようなサイズで、筆記用具も木炭の棒。当然、高校の教室には入れないので、学校から課題を各種届けてもらっているようであります。
  それもこれも、周囲の人の手助けがないと用意出来ないものばかり。本人も、「私はたくさん町の人に助けてもらったから、そのぶんみんなを助けたいなって」と言っていますしね。規格外のサイズのものを一通りそろえるのに、どれだけ大変な思いをするか。それがこの台詞に透けて見えるようですね。
  そして彼氏はいるものの、「ずっと一緒じゃいられないって、ずっと思ってたもの」と言って、進学を機に距離を置こうとします。なんか切ないな……。体が巨大なだけで、いい子なのに、大好きな人と同じ人生は歩めないとずっと前から諦めていたんですね。ふとした日常でも、「私の骨もいつか博物館に並ぶかな?」「その時は会いに来てね」などと言ったりしておりますし、自分がいかに「異端」なのか、ちゃんと分かっていて諦めちゃってるんですね……。
  切ないけれども、悲しいばかりでもない春の別れ。遠くの街へ出ていく彼氏を見送って、巨大少女は温かく微笑むのでした。……今までの話以上に、しんみりかつぽかぽかするいい話でしたわ。はぁ、少し泣いてしまいました。

  「ヒナまつり」、第57話。
  ヤクザの稼業の傍らで、コンサルティング会社も持っている新田さん。昔はヤクザの看板欲しさに仕事を頼んでくる企業が多かったものの、暴力団が厳しく取り締まられる今となっては閑古鳥が鳴く始末。なので、とある会社のコンペに参加することになったのですが……なんとそこで、瞳ちゃんとバッティング!!(笑)
  一次を通過し、二次審査で、一騎打ちになってしまいました。あーあ(笑)。
  瞳ちゃんのことを信頼しきって、「さすが社長!」とか言っているサラリーマンに言ってやりたい……。この子まだ高校生なんだよって言ってやりたい……。いくらなんでも高校生と成人じゃあ、見た目年齢が違いすぎると思うのですけどねぇ。誰かツッコまないのかと、この漫画読んでいていつも思います(笑)。
  それに、瞳ちゃんがこのまま社長業を順調にこなしていって、20年経ったとしても……20年後でも、まだ35歳か36歳でしょ??(うわっ、怖っ!!) さすがにずっと一緒に働いてる人たちが、不信感抱く筈でしょ。そうでなくても若く見られるんだから、20年後も20代に見える女社長! とか、軽く怪談の粋ですよ。
  オカルト板に投稿されてもおかしくない……。
  って、いつも瞳ちゃんを見ていると思います(笑)。
  まぁともあれ、コンペでガチ対決になり、一度はへこまされてしまった新田さん。大人げなく「大人の本領発揮」をして、人海戦術、プロを集めて何がなんでも瞳の上をいってやる!! ってんで、利益度外視の意地を見せたのでした!!
  結果、勝負には勝ちましたが……バーを貸し切って祝勝会もしましたし、これ完全に赤字ですよね(汗)。
  しかし新田さんは、お金では得られない「勝ち」を手にしたのですから、これはこれで満足なのでしょうね。祝勝会に呼ばれたアンズちゃんが呆然としてますけどね(笑)。大人げない大人……ですが、動機がどうあれ、「情熱」をかけて仕事に打ち込む姿を瞳ちゃんに見せられたのは収穫だったのかもしれません。

  「ダンジョン飯」、第25話。
  レッドドラゴン相手の作戦がことごとく駄目になり、ライオスの剣(ケン介)は飛んでっちゃうし、センシの斧は壊れちゃうし、ミスリルの包丁はドラゴンの足に刺さったままだし……とにかくダメダメです!! おいどうすんだこれ!!
  センシが決死の覚悟でライオスの剣を取りに出てくれ、チルチャックもミスリルの包丁を取り返してドラゴンの片目を奪うことに成功!! 竜の足元で気絶した2人を置いて、ライオスは一旦退避、マルシルと合流して「上から」ドラゴンに迫ることになりました。
  なんとまぁ、アダマント(鉱物名)の鍋の上に乗って、それをマルシルの爆破の魔法で吹き飛ばしてもらって、そのエネルギーで竜の頭に取りつくというすっごい作戦……。決死にも程があるわ!!
  結果、片足を犠牲にして、竜の逆鱗(この場合は喉元)をズブリ!! 刺し貫いて倒すことに成功しました!!!!
  あーよかった!! よかったよかった!! ホッとしましたよ。ひどい怪我をしてしまいましたが、まぁこの世界では回復魔法も蘇生魔法もありますしね。たぶん治るんでしょうね。
  ライオスはやっぱり強かった! それが分かっただけでも、今回は大満足ですわ。

  「北北西に雲と往け」、第4話。
  慧の昔の話が、少々出てきました。一番の成績を納めたので小型ゲーム機を買ってもらったことがあり、その中身がどうなっているのか気になって気になって、ついには分解してしまったという話。それが発端で、色んなものの中身を分解して暴いてみるようになり、飛行機が飛ぶ理由だとか、地球の構造だとか、色んなことに興味を抱くようになったようであります。
  科学的な話ばかりではなく、ホームレスのおじさんの財布の中身だとか、葬式でひっそりと微笑んでいるご夫人の表情、自分にお説教をしようとしている母のかりそめの笑顔だとか。「何にでも外側と、内側があるんだ」。これが慧の見ている、世界の正体なのですね。
  ちなみに弟が回想に出てきますが、弟のほうは欧州人の特徴を受け継いだ容姿をしておりますね。小さい頃のことなので大きくなった今は変わっているかもしれませんが、慧は弟とは対照的に、昔から日本人らしい目の色と髪の色をしていた模様。性格もずいぶん違うみたいです。
  さて話は戻って、祖父と海で出会ったという女優、カトラ。祖父に会わせてみればすっかりぞっこんになってしまったらしく、あっさりとお持ち帰りされたのでした(笑)。
  愛に生きる祖父は、孫の慧に「ひとりで生きるなよ」とさりげなく諭しますが、まだ17歳の慧には「ひとりで、何がいけないんだろうな」と不思議そうに呟くのが関の山。まだまだこれから、慧の人生を彩る出来事が待っているんでしょうね。

  「サーカスの娘オルガ」、第3話。
  またまた新しい街へやってきた、サーカスの一団。有名な寺院が絵に出てきますので、モスクワぐらいの大都市なのだろうと思われます。そこで出会ったのは、興行主のひとりである、製菓会社の社長の、御曹司。ユーリィという名の、いけ好かない少年です。年頃はオルガと同じぐらいでしょうか??
  サーカスの裏手でケンカになったところをターニャに止められ、こっぴどく怒られて、「あんたも芸人のつもりならアリーナで勝負するんだよ」と言い渡され、急遽初舞台を踏むことに!! ケンカなんかしてないで、自分の演技であの坊ちゃんを楽しませてやんなさい、ってことなんですね。
  ターニャはもっと野放図な女性かと思っておりましたが、オルガがいることで少しは年上らしくなっているのかもしれませんね。
  そして初舞台。風船が割れる音に驚いて相棒のおさる・ミロンが逃げ出してしまい、たった一人で綱渡りをしなければならなくなったオルガ。緊張と驚きで委縮してしまったオルガに、発破をかけたのはユーリィの野次。負けたくない! と口を引き結んで、オルガは綱渡りを始めます。
  ハラハラしましたが、なんとかこなしましたね! ユーリィも、つまらなそうな顔で見ていたものの、オルガの演技が成功したらホッとして拳を解いていました。この子も、別段、悪い子じゃないみたいですね(笑)。
  いよいよオルガも、サーカスの一員として参加することになりました。これから活躍出来るかな??

  松本水星先生、新連載スタートです!! 「燕のはさみ」。
  ちょっと古い時代の日本、銀座。床屋を営む父娘と、そこに訪れるお客さんのお話であります。男爵が亡くなって跡を継いだ息子氏ですが、ちょっと体が弱く、弱いからと言って舐められないようにと気を張っているのが少々傷ましく映ります。髪を整える為に床屋を呼び付け、後日またその床屋へ行くのですが、そこでかつての父、威厳と貫禄たっぷりの畏怖の対象だった父が、髪を切ってもらっている間に口を開けて寝ていたなんて話を聞いて、息子氏、びっくり!
  父の言う威厳とは、もしかして見栄だったのかと、ちょっと可笑しくなってしまったのでした(笑)。
  そんなに肩肘張らないで、若いから若いなりにがんばっていけばいいんじゃないかと思うのですけどね。古参の女中が若様を甘やかすことなくがみがみ言っているのが、頼もしくていいですね!(笑)
  とにかく、身だしなみは大事だな、と思いました。はい。
  松本先生の描かれるほわほわした空気感がとても心地よくて、本当に、春の陽だまりに沈む床屋の椅子のようでした。シェービングクリームの匂いがしそう! あったかいよ~。
  ホゥ(満悦の息)。

  「モテ考」、第3話。
  考えてもモテない上に、友人にアドバイスを求めれば「波ちゃんとして生まれた時点でモテるのは無理」と、出生まで否定されてしまった波子さん(笑)。まぁ確かに、モテたいモテたいと思って行動していると、それが透けて見えて結局はモテないなんてことは、ざらにあることですな。
  今回登場された既婚のご友人が言いたいのも、そういうことなんじゃないかと思うのですよ。態度に余裕があるか、無いか。自分に好かれて迷惑そうにしている人を見ると悔しい! とか思ってないで。そんなの可愛いもんじゃないの、なんて言い種に、波子さんにはない「余裕」を感じます。
  飴を配るっていうのはものの例えで、誰にでも優しくして誰にでも好意的に接してあげなさいよってことなんでしょうね。
  でも、波子さんが考える、「相手より『好き度』が高いのを損に思う」感覚も、よく分かるんですよ。こんなに注いでいるのに、与えているのに、見返りがないじゃん! って思ってしまうということですよね。この感覚は本当にみんな分かってくれると思います!!(笑) しかし、そこで見返りを、なんて言っているからいけないんだという教示は……なかなか、レベルが高いのではないでしょうか。
  見返りを求めず、飴のように行為をばらまくって、それが習慣づいている人でないと難しそうですね。
  しかし人当たりの良さって、確かにほどいてみればそういう態度から来ているような気もしますね。むむむ。これはモテ考のみならず、人と摩擦せずに生きていく究極の世渡り術の端緒なのでは??
  読み応えのある今回でした。
  でも今回も、波子さん、ダメそうですね(涙)。

  「不死の猟犬」、第30話。
  まだまだ酒を飲んで寝てばかりいる、「ママ」。いい加減、不貞寝も飽きたんじゃないですか?? とか思うのですが、態度は変わらないままですね。やれやれ。
  そんな状況に痺れを切らしたのか、お付きのひとり、柊木が突然、自分が「ママ」に成り代わると言い出しました。勝手に若林のメールに返信を打った香田さん(ボコボコにされてました)をたしなめながらも、この剣崎という刑事を呼び出してさらって、何処まで知っているか吐いてもらおうと。
  ありゃりゃ、協力すれば風鈴が取り返せるのに、いいのかな? と思いましたら、柊木は「ママ」が自分たちではなく風鈴のことばかり気にかけているのがそもそも気に入らなかったようであります。みんなのママだと思っていたのに、実の娘のことばっかり、やっぱり母親なのね、って。
  「ママ」という呼称と言い、こうして風鈴が嫉妬の対象になっていることと言い、この組織の構成員たちは忠誠心以上の思慕でもって「ママ」に従っているのかもしれませんね。「長く生きすぎた」という枳殻の台詞もありましたし、見た目では分からない長い歴史があるようであります。
  そのへんの謎はまだまだ解き明かされないのかなぁー。あぁー。
  そして、剣崎警部補を呼び出した、新宿のカフェ。あっ、ここ、場所超分かる!!(笑) 新宿三丁目のあたりですね。カフェ内はすべて組織の人間で固めていましたが、その意識の流れをあっさり読まれ、待ち構えていたことをあっさり看過されてしまい。茶番はいいからもう剣崎を捕らえてしまえ、と枳殻が行動を起こしかけた瞬間!
  なんと……本物の「ママ」が出てきて、柊木と剣崎の前に立ったのでした。
  「ママ」を出し抜こうとした柊木はたちまち「ママ」に捉われ、潰されて……あああああああっという間のスプラッター!!(汗) 一挙にホラーになりましたよ。っていうかグロっていうか。彼女らの「復活」はこの世界の純粋な住人たちと違って、ジワジワ治るものなんですよね。だから、飛び散った血が消えないし、ここまでぺっちゃんこにされたらしばらくは元に戻らないでしょうね……。
  死んでも生き返る彼女たちなのに、「潰すのだけは」と柊木も懇願してましたし、相当キツイお仕置きのようであります。見てるだけで痛い!! 何重にも!!
  血を背景にして、ついに出会った剣崎とママですが、どんな話し合いが持たれるのでしょうね??

  「ヴォルフスムント」、最終幕第19話。
  ついに!! ついに、山岳森林三邦、盟約者集団の反撃ですよ!! 挟撃の為だけに200人もの兵士を囮にした、どう考えてもクレイジーな作戦を決行した彼ら。この囮部隊を殲滅させたレオポルトたちは、目の前に築かれた土塁で道が塞がれているのを発見。反転して逆に進もうにも、湖畔の道が狭くて騎馬同士がぶつかってしまい、なかなかうまくいきません。
  そうしてもたもたしている間に、農民の本隊が到着!! 騎士たちの後ろから、次々に矛で突いて攻撃を開始しました!!
  列の後尾が攻撃されているさなかに、レオポルトたちのいる先頭にも、農民の本隊が崖の上から接触。あいさつ代わりに、干からびたヴォルフラムの串刺しの死体を投げ付けてきましたよ!!
  物語の最初の頃にはあんなに恐怖の象徴だった彼が、こうして屍になって、しかもポーイと崖下へ投げ込まれるような扱いだなんて……信じられませんね。あの当時のフェローズを読んでいた自分に教えてやりたい!(涙)
  いよいよ反撃開始!! 崖の上から丸太や岩などを落とし始めました。あっ、これ、大昔に歴史の漫画とかで見たやつだ!! ついにここまでー!! 最終回まで反撃のターンでしょうか!!??(喜)

  「乙嫁語り」、第30話。
  道端で倒れて意識を失っていたご婦人。パリヤさんが見ている間にウマルさんが近隣から人を呼んできて、どうもご家族や親族も駆け付けてくださったようであります。戸板に乗せて運び、なんとか状態は落ち着いたとのこと。でも、前にもこうして倒れていたので、持病かもしれない……とのこと。
  この時代だと、外科手術なんかはまだまだしていなかったんでしょうね。今だったら超音波やX線で簡単に見られる体内も、触診ぐらいしか知るすべがないし……。簡素ながら豊か、厳しいけれども素朴で幸せなこのつましい暮らしは、現代よりもずっと「死」が近かったんですね。だから子供もたくさん作るんですよね、こういう社会では。
  ともあれ、騒ぎに巻き込まれてまた帰るのが遅れてしまったウマルさんとパリヤさん。ご厚意で泊めてもらえることになり、その夜、ちょっとだけ起き出して話をしたりなんかして……。おおぅ。青春の香りがいたしますぞ。
  そして次の日。帰る途中、行きにも見た水車を見かけて寄っていく2人。そこでパリヤさんは意を決して話を切り出し、自分の持参品が整うまでなんとか待っていただけないでしょうか? と、お願いをしたのでした。それをアッサリ受諾され(笑)、逆に心配になってしまうパリヤさんに、なんとウマルさん!! キ……キスを!! しましたよ!!
  これは今で言えば不純異性交遊ですぞ!!!!(めっちゃオブラートに包んだ表現)
  ウマルさんも「責任とるから!」って言ってますし、この社会でこの行為は、かなり重いものなのだと思われます。あぁ~パリヤさんの処女が傷物に~(そこまでいってない)。
  でもまぁ、これは良い結果ってことですから、パリヤさんの心配事も減って安心ですね!
  興奮のし過ぎで倒れちゃいましたが(笑)、大丈夫生きてる!! 生きてますから!!!!(拳)

  「碧いホルスの瞳」、第10話。
  センムトが去って、その3年後。相変わらずシェプストは政治の場に立ち、意見を述べてグイグイ存在感を発揮しておりますが、トトメス様はそれを見て眉間に皺を寄せるばかり。仮面夫婦……どころか、仮面をかぶる気もないんですね、この王様は。トトメス様の家臣はシェプストに、早くお世継ぎを、なんて言ってまたまた空気をひりつかせておりますが、まぁーとにかく王妃であるからには子供を成さないと意味がないって面も、ありますね。
  でも相手が実の兄貴じゃ、妊娠する気になんてなれませんよねぇ。この当時は異母兄妹ならセーフ、みたいなカウントだったそうですが、それにしたって血が近すぎるでしょうよ。なんでこんな慣習が生まれたんでしょうねぇ。
  シェプストは力を貸してくれるハプスネブという神官からの情報を得て、あの妾、ソティスが3度目の解任をしたと知ります。今までに生んだ2人の御子は、どちらも女の子。女の子では、シェプストのように、王妃になることはあってもファラオになることは有り得ません。いちおうね。
  しかしシェプストは粗末な産小屋で打ち捨てられていたソティスを保護し、見返りにその腹の中の子供を引き取って養育すると宣言しました。その為に、ソティスを王宮に置くことを反対する乳母のシトレまで、追い出して。
  この子供が、次の王になるんでしょうか?? 史実では確か、シェプストは王の子を産まず、妾の子供を養育して跡継ぎにし、実権を握ったとされております。そのへんを、この物語はどう描くのでしょうね。

  「A子さんの恋人」、第23回。
  先生のお葬式のあと家に帰ったえいこさんと、A太郎。それぞれ、夢を見て、懐かしい記憶を呼び覚ましていました。A太郎は、こうして次々にえいこさんの心を乱しておけば、やがて彼女の心に何かしらの思いが結実するだろうと信じているようであります。かつてえいこさんが語った、漫画の作り方をまだ覚えているんですね、彼は。
  そしてえいこさんはと言えば、A太郎が自分を好いてくれている理由、「君は僕のことそんなに好きじゃないからだよ」というあの台詞に、今も応えられない自分を感じていました。それは確かだったのかもしれないし、図星だったのかもしれない。けれどもA太郎があの言葉を言ったことで、2人の仲はそれからどんどんおかしくなっていったことも事実なのです。
  A太郎は本当に、何がしたかったんでしょうね……。いちばん好きな人(えいこさん)が自分のことを本当に好きではない、という事実に、若き日の彼は耐えられなかったのかもしれませんね。だから冗談めかして、本音を言ってしまった。
  そう考えると、したたかに見えてA太郎も苦悩していたのかなぁ、なんて思いますが……まぁ、同情する気には、一切なれません。さっさとどうにかしろと、いつもいつも思います(笑)。
  それにしても、キスシーンを見てとっさに携帯構えて「もう一回!」って、ゆうこちゃん本当に腹立つなぁ(笑)。本当の敵はこの友人なのかもしれない!!


  続きはまた次回!! ではではー。

コミティアでした~と、ちょっとお知らせ。

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  イェイ! こんばんは! ちょっと浮かれている皿洗いです。
  本日はコミティア117でして、「終電ちゃん」の作者、藤本正二先生のスペースへ行ってスケッチブックに絵を描いて頂きました!! 東海道新幹線の終電ちゃん!! ノーブルな感じがたまりませんね。
  わたしも東海道新幹線の終電ちゃんに優しく毛布かけられたり、新横浜すぎてから優しく揺り起こされたりしてみたい……。



  という自慢(笑)と、ツィッターを始めたのでそのお知らせであります。今頃!? と思われるかもしれませんが、今頃です。更新のお知らせが主になるかと思います。たぶん。
  https://twitter.com/sara_arai8000
  フォローしたりブックマークしたりしてくださいませ~。



  それだけで、本日はお休みであります。コミティアでへとへとになってしまったので。
  ではでは~。

BLEACH最終回!!!!!!!

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  みなさまこんにちは!! 台風にあおられて時々ちょっと揺れる我が家に戦々恐々としている皿洗いです!! 怖い!!
  でも夜になってだいぶ風もやみ、雨も上がったようであります。夕方に雨が小康状態になり、「よしっ、今のうちに買い物だ!」と出かけた時には、狙われたかの如く見事に大雨に降られましたけどね。
  とりあえずコロッケは買ってきた。

  さて、本日は月曜日なので、週刊少年ジャンプ38号の話題です! お盆が明けて通常敢行に戻ったよ!!
  今回も新連載が一本ありますがそんなことよりも、ついに!! ついに!! 「BLEACH」が最終回を迎えましたのよ!!!! つまり「BLEACH」連載開始の表紙を見てジャンプを買い始めたわたしの15年間も、ついに終わったという訳であります。
  15年か……。
  そのうち10年はこのブログやってますし、思えば長い時間ですよ。やれやれ。「一護」の名前に引っ掛けて15年で終わらせた可能性もあるんだろうかと、今なんとなく愚にもつかないことを考えました。
  あっ、そういえばこのブログの10周年記念日が一ヶ月前に過ぎてましたね!! いま気付いた!! アホ自分!!

  ってことで、ジャンプ38号。新連載は山本亮平先生の「ラブラッシュ!」であります。なんだそのアイドルソングみたいな名前は……。内容は、周囲の女性からはイケメンに見えてしまう特別な遺伝子を持った主人公が、女の子に追っかけられまくりながらも幼馴染みヒロインに一途で、しかし天使に迫られるわ妖怪に迫られるわで、とっても大変な18歳を迎えた、というもの。
  ……最近そんなラノベ読みました……。
  つーか人外もの増えたなぁ、ジャンプ。昔からですか?? なんか最近多いような気がいたします。しかしこの構図ははっきり言って、徳間書店が人外好き業界に誇るオカヤド先生の「モンスター娘の日常」とまったく同じなので、個人的には今更感が強いような……思いでして……。
  もちろん、設定やキャラクター、細かい部分などいろいろ違うので、同一視してしまうことはどちらの先生にとってもたいへん失礼なことなので、これはあまり言わないようにしておきましょう。
  予想されることかと思いますが幼馴染みヒロインがたいへん好印象であります。またこのパターンか(例:ニセコイ)。

  「ハイキュー!!」、第218話。
  鑑賞、というか観察に徹した宮城県一年生強化合宿も、ついに最終日。コーチが案の定(笑)カキにあたって欠席となったので、最後は白鳥沢の上級生とのガチ試合となったようですが、やはり翔陽は出られませんでした。ちくしょう(小声)。
  でも、牛島さんに「レシーブの時何を考えてますか!」なんて質問に行ったりしていて、やっぱ貪欲で損はしないよなぁ~、と再認識しましたよ。影山が全日本ジュニアの合宿で同様に振る舞える筈もないし、どれぐらいの「おみやげ」があるのか、今後ますます翔陽の成長を実感出来そうな、ワクワクした予感があります。
  生意気なこと言った五色くんに向かって、白布ちゃんが目で語りまくるシーンはよかったですね~(笑)。牛島さんに対して舐めた口きくと、このセッターが黙っていないんだなぁ。ぶはは。
  月島の珍しいシーンもいっぱい見られたので、とてもオイシイ合宿のターンでした。でも他校の選手とプレーする翔陽も見たかったなー!! ぐぎぎ。

  「ONE PIECE」、第836話。
  扉絵シリーズ、青キジさんが出てきましたね。海軍を退いてもまだまだお元気そうで、何よりであります。
  そして本編。ローラがくれた「ママのビブルカード」を出した瞬間、森のクリーチャーたちが手を出せなくなったのがなんとも痛快で愉快でした。やっぱりこの旦那さん(元旦那)が言う「ローラ」という女性は、ナミが会って仲良くなったローラ、あの女性なんですね! つまり彼女の母親こそが、ビッグ・マムだったと。
  そうすると海賊と結婚したあのローラそっくりの女性は、そのローラのも一つ上の姉上?? 正直なところ、完全にローラだと勘違いしておりましたが(笑)、名前が違ったので別人だと分かった程度で。ローラの母親がビッグ・マムって、尾田先生、前から用意していた設定なんですかね?? でもたぶんそうなんでしょうね。人物相関図、そうとう巨大で込み入ってますもんね、この作品(笑)。

  そして「BLEACH」最終回ィィィィィィィィィィイ!!!!!!
  カラーで、のっけから一護そっくりの男の子が出てきまして、ああこれ一護の息子か、とすぐ分かりました。ちらっとひよ里ちゃん出てきた!! 元気そうで嬉しい!! しかも防止に、「UNAGI」って書いてありますね。もしかして育美さんのところでご厄介になっているのでしょうか?? いつからだろう??
  鰻屋さんも、妙な輩と関わることが多いなぁ。あの生意気な息子さんももう高校生か大学生ぐらいかな??
  んでもって、前回言及されていた「ユーハバッハの力の名残り」を、マユリ様と砕蜂さんと白哉兄様でチェックしに行っておりましたが、その「名残り」が一護の息子の一突きで消えてしまいました。え?? なんで?? なんで?? 一護の息子ちょっとすごくないですか??
  締めの解説を藍染がやることになるとはなぁ……。
  それで思い出しましたが、月島さんと銀城にはまだ出番がちゃんとあったのに、岩鷲は全然だったなぁ(悲哀)。まぁしょうがないけど……。
  一護の家。親父さんは引退したのでしょうか?? 何処に行ったんでしょうね、何処かで呑気に暮らしているんだといいのですが。石田父も同じく引退した模様。で、結婚した一護と、息子の一勇(かずい)と、双子の妹たち(大学生か、社会人かな? でかくなったなー)と、奥さんの織姫が暮らしている、と……。
  まさか最後は織姫ルートだとはなぁ……。
  いや、別にいいんですよ、それは。個人的には一護とルキアの組み合わせが好きでしたが、まさか結婚するとは思ってませんでしたし。なんだかんだ言っても、人間と死神ですから、成立しませんでしょ。曲がりなりにも朽木家のお姫様ですしね、ルキアは。いやそれよりも白哉兄様の再婚を心配すべき。
  一護が「織姫」って呼ぶのが新鮮でした。織姫ががんばってアプローチしたんだろうなぁ。ああ、よかったなぁ、織姫。
  いろいろぶん投げたままでしたが、ユーハバッハさんの終わりもちゃんと見られましたし、前回心配したような多大な謎を残したままではなかったのでよかったなと思いました。
  思いは尽きませんが……。
  とにかく!! 久保帯人先生、お疲れさまでございました!!!!!! ついに完結だぁ!!


  「火ノ丸相撲」、第109話。
  石神高校のみなさんが練習に付き合ってくれるとあって、もうこれ以上ないぐらいいいお話なのですが、なんでそこまでしてくれるの? っていう思いも、当然、ありますよね。新主将の間宮さんがいろいろその理由を語ってくださいましたが、要するに、大太刀高校を応援してくれているようですね。
  ありがたいことです!!
  短期間でここまで強くなった彼らを応援したい、と思ってくれているってのは、本当に励みになりますし、大太刀のメンバーがそう思われるようないい戦いをしてきた証拠でもあると思います。嬉しいですね!
  そして彼らが練習している傍ら、個人戦はトーナメントが進み、ついに準決勝まで。そこで当たるのは、草介と天王寺!! おおおおおお、これは大一番じゃないですか!! 燃えてきたぜーーーーー!!

  「約束のネバーランド」、第3話。
  コニーを殺しておいて、いつもとまったく変わらない態度のママに、エマとノーマンは戦慄しております。だから今回のサブタイトルも、「鉄の女」となっておりますが……読んでいるほうからしてみれば、脈まで取られているのに(頬に手を添えるふりをして脈を図っていたママまじ抜け目ない)嘘を貫き通したエマのほうが鉄っぽい。まだ11歳なのに!! すごいことですよ。
  けれども発信器の状態やこちらの様子をうかがっているママの姿などが描写されましたが、ママの首にも同じく「個体番号」が振られておりました。ってことは、ママも例外なく「商品」対象なのでしょうか?? そうだとすると、鬼に飼われて生命を握られているのは、ママも同じ??
  もしかすると共闘するって可能性も、あるんじゃないですか?? どうなの??

  センターカラーで「ヒーローアカデミア」、第103話。カラー多いなー。
  いよいよ始まった仮免試験ですが、1540人いる試験者全員総当たりで、しかも、100人しか合格しないそうです!! うわぁ……狭き門だろうと思ってはおりましたが、仮免でこれでは、本試験でどれだけ落とされるのか想像するだけでゾッとしますね。
  総当たりで先着順なら学校ごとにチームになったほうがいいと出久くんは言いましたが、かっちゃんと轟くんはさっさと離脱して単独行動に出てしまいましたよ。マイペースだな、おい!
  そしてこういう試験場で恒例になっているのは、「雄英つぶし」だそうです!! おおお、マジか。
  でも考えてみたら雄英だけ、体育祭がテレビ放映されたりなんだりって露出が多いだけに、一年生であっても各人の「個性」や身体能力などは、だいたい把握されちゃっているんですね。知られたら、対策されてしまう。そういう意味ではたいへん不利であります。
  まぁ、試験会場へ行くまでは誰が来るのかなんて分からない筈ですし、体育祭でもA組みんな出し切っていた訳でもありませんし、完封されることはないと思いますけどね。最近は修行もしてますしね。
  ともあれ、みんながんばってほしいものであります。

  「ブラック・クローバー」、第74話。キアトとカホノのお父さん、最後にちらっとだけ出てきたな!!(笑)
  地上へ帰ったアスタたちはアジトへ戻り、ひとまず腰を落ち着けました。ヤミ団長は魔石を持って、魔法帝へ報告しに王都へと(またしてもフィンラルの能力頼りであります)。魔法帝に会ってサインを改めてねだるとか、アスタもけっこう可愛いところあるなぁ(笑)。
  ユリウスさんとヤミさんとの関係性は、師弟関係みたいなものなんでしょうかね?? 才能のあるヤミさんをユリウスさんが見出して、育ててあげたって感じでしょうか。ヤミさんのことなのでそれを恩に感じてユリウスさんに愛想よくするとか、忠誠を尽くすとか、そういうことは起きない訳ですが、事あるごとに無言の信頼を示してくれるヤミ団長の存在はユリウスさんにとってもありがたいんじゃないかな、なんて想像いたします。
  さてその報告のさなかに、マルクスさんから通信が。なんと、国境付近の街が、ダイヤモンド王国に進行されているとのこと。内側も心配だが外側も厄介ごとだらけだな!!
  危機に駆け付けたのは金色の夜明け団!! ユノの成長と活躍が見られるかな?? わっくわっく♪

  「ワールドトリガー」、第154話。
  生駒山の「旋空弧月」がどうしてすごい威力になるかというと、斬撃の時間が短く、その分だけ射程が伸びるからとのこと。短い時間で「弧月」を振り回したほうが、このオプショントリガーはよく伸びるってことですね。言葉で言うと簡単ですが、「弧月」ってけっこう重いって話ですし、それを正確に振り回して斬撃の間だけぴったりオプションを起動させるってのが難しい芸当なんでしょうね!
  他にこの射程を誇る「弧月」使いがいないってことは、そういうことなんでしょう。スナイパーやシューターですごい人はいっぱい見てきましたが、剣士ですごい人はまだ太刀川さんぐらいですからね! 生駒さんますますカッコいいですね!!
  「反比例」が分からないっぽい当真さん。(学力的に)やべぇな!!(笑)
  混戦のさなかに、遊真が一閃!! 王子隊のひとりを落としました!! これで王子隊、玉狛第2、共に1点ですね。次なるターゲットとして、スナイパーの2人に王子隊の戦力が向かいましたが、どうかわすのでしょうか?? そんでもって、生駒さんとガチバトルに入った遊真の戦いはどうなる!?
  っていうか修くん何処にいるのーーー!!?? 早く出てきて活躍してくれー!!

  「鬼滅の刃」、第26話。
  善逸はなんとか屋敷から逃げ出して、怪我は負ったものの一緒にいた子供(清とてる子の兄弟)も無事だったようであります。よかったよかった。そしてイノシシ面をかぶった乱暴者の正体も判明! あの時一緒に山にいた、「5人目の合格者」だそうです。
  ああ、合格者4人じゃないの? と思ったのは、合格発表の場に既にいなかったからか。合格と分かって誰よりも早く山を下りたって、……だから隊服も剣も持ってないのね。どんだけ生き急いでんだ。
  箱の中のものが「鬼」だと、善逸も既に分かっていたようであります。それでも炭治郎が大事にしていた箱だからって、何も言わずにいてくれたんですね。頭は悪いけど、コイツ本当に、悪い奴じゃないんですよね……。むしろめっちゃいい奴なんだと思います。頭は悪いけど。
  イノシシ面のアホと炭治郎との素手バトルになってしまいましたが、隊の規定で隊員同士の戦闘は御法度なんだ! と説いたり、骨を折っている時はやめろとか、将来のことも考えろとか、炭治郎いちいちお父さんっぽいッス。さすが長男。
  善逸は音で、骨が折れたかどうかも分かるんですね。めっちゃ便利だなぁ。

  「ソーマ」、第179話。
  なんと! 葉山アキラが十傑メンバーになって、創真の前に立ちはだかるとは……。これは予想外の展開。ってか、竜胆先輩とのガチバトルではなかったのですね。葉山アキラにはまだ創真は勝てていませんが、それでも先輩相手の絶望感に比べたらずっとマシだわ。勝てそうな気がします(楽観視)。
  葉山アキラ、悪ぶって汐見ゼミなんかどうでもいいように言ってましたが、ちゃっかり汐見教授の研究の場は残しているんでしょうね、そういう子ですからね、葉山アキラは(笑)。
  遠月のてっぺんとか、そういう話じゃないんだよ、葉山アキラ……。ビッグになるなら、今の遠月ではむしろ遠回りとすら言えましょうよ。薊パパのせいでね!! そこに与するってことは、彼にも何かしらの考えがありそうですけどねぇ。十傑バッジが半分隠れているのが、なんか、その象徴のような気もいたします。むむぅ。

  「左門くん」、第45話。
  今回は珍しくまじめなトーンでした。そもそも何故、左門くんがアンリさんを呼び出したのか、その後どうしてますますサモナーの研究にのめり込んだのか。そういったことが語られました。ネビロスさんが過去へ案内してくれて天使ヶ原さんは一部始終を見てしまった訳ですが、この慣れた感じからして、ネビロスさんも何度か左門くんの過去をのぞいていたものと思われます。
  それでも過去に干渉して左門くんの人生を改変しようとしなかったのは、過去を変えることがそれだけ危険なことだから、ってことでしょうかね??
  天使ヶ原さんがうっかり変えちゃいましたけどね(笑)。
  前に左門くんが言っていた、「アンリに友達と認めてもらうのは目標の一つ」ってのは、思っていた以上に左門くんにとっては重大なことのようであります。最初に召喚した悪魔(悪神)で、なんとしても認めてもらいたい相手。左門くんにとってはアンリさんは、困った異性ではなく、目指すべき大きな目標なんですね。
  彼がアンリさんを割と大切に扱う理由が、分かった気がいたします。ふむむ。
  しかし、アラアラウフフ略してアラフしている天使ヶ原さん、お母さんそっくりだなー(笑)。やっぱりあの母の娘なのですね。そのうち後輩の恋愛とかイジリ出しそうで怖いわ(笑)。

  「銀魂」。ものすごく大事な話だったのに、うんこの話で終始した!! 空知先生……恐ろしい人……。さすがスギるわぁ。


  続きはまた来週~。ではでは。
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