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モーニング14号

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  みなさまこんばんは! 今日は遠方から来た友人と池袋でカラオケをしていた皿洗いです。あっという間に来て、あっという間に去ってしまいましたが、友人は「やはり池袋の空気を吸わないと駄目だ」と言っておりました(笑)。
  みんな大好き池袋! イェス!

  さて本日は木曜日ですので、モーニングの話題です。モーニング14号、表紙に前田健太選手(イラスト)がいます(笑)。

  「宇宙兄弟」、第291話。
  ヒビトが月の基地に置いていったDVDをみんなで見ているジョーカーズ。こうして見ると、UFO(笑)を吊ってる糸もハッキリ映ってますね。「宇宙人が電気代払ってるって発想…、ヤァマンだよね!」と言われております。ヤァマン!
  さて、太陽フレアは落ち着いたようですが、まだまだ宇宙線が飛び交っているので「船外活動」を控える方針に決定したようであります。地球からの通信でそれが伝えられ、表情が一瞬硬くなるムッタ。船外活動を減らしたら、シャロン天文台は未完成で終わるんじゃないかと心配しているようですね。
  もちろん、月での活動そのものが延長されるので期間は十分にあるのですが、太陽表面の活動がどうなるかを見極めないと、そのへんはなんとも言えませんよね。NASAとしては、天文台はちゃんと作っていくつもりでいるようですが……さて。
  そして、地上のヒビトとイヴァンに視点はまた戻り、ロシア編冒頭に出てきた2人の腕相撲対決にやっと物語が追い付きました! やはりヒビトのバックアップクルー入りが決まってからの出来事だったのですね、これは。そして対決の途中で鳴ったイヴァンの電話は、ミッションの変更を余儀なくされているという連絡。磁気嵐が起きたから次のミッションを延期する、とNASAが伝えてきた為でした。
  ロシアとNASAは、どれぐらい連携してミッションを立てているんですかね?? 向こうで協力して行う研究などもあるのでしょうか?? ムッタのミッションが延長されたら兄弟が月で再会なんてこともあるのかな? とちょっと思いましたが、そんな単純な話じゃなさそうですね。

  「GIANT KILLING」、第428話。
  ヴィクトリーに打ち勝つ秘訣は、モチベーション。もうそんだけ! 達海監督、ここにきて精神論とか!? と思いましたが、言葉を重ねられるとなかなか心強い演説に聞こえてきますね。こうして、根拠があるかどうかではなく、精神的なところに強く訴えかけてくる手法こそが、「監督」の大きなお仕事なんだなー、と思いました。
  村越さんの顔付きが変わりましたね!
  一方でヴィクトリーベンチは持田がギラギラしてまして、全方位にまき散らされる彼の殺意(汗)に懸念を抱いたのか、平泉監督はシャリッチや城西さんに「慎重に頼む」と声をかけておいたのでした。持田さん、気持ちはなんとなく分かりますが、「ETUごとき」ってのは言っちゃダメじゃないですか?? そのETUに、今期まだ勝ってないんだしさ。順位でも負けてるんだしさ……。
  後半はSBに石神さん投入のようであります。ん? 誰が引っ込むの?? 清川??

  「鬼灯の冷徹」、第209話。
  今回は「猫」話! 火車さんの月一回のメンテナンスを、鬼灯くんと一緒にこなす唐瓜と茄子。あの巨体の猫の耳掃除とブラッシングとお風呂って、洗車するより大変そうだなぁ……(笑)。洗車機に突っ込む訳にもいきませんしね。生体は大事に扱いませんと。
  乾かしたすぐのところで、茄子が「洗いたての猫フサフサフサフサ」と、撫でまくってお猫様を満喫しておりました(笑)。いいなぁあ、これ、わたしもやりたい!!
  ちなみに火車さんが気持ちよくてグルグル喉を鳴らし始めると、雷のような音になるそうです(笑)。でかい!
  あちこちの猫の様子も映し出されまして、最後に小判ニャン。他のお猫様に比べるとネタを求めて奔走したり、ネタを求めて張り込みをしたりと、なかなか働いてますね確かに。おべっか遣うのはタダだとばかり、鬼灯くんの顔を見るなりべらべらとヨイショをしだすその姿勢、だんだん「逆に潔いのでは?」と思えるようになってきました(笑)。がんばれ小判。でもマキちゃんに迷惑をかけるのはやめてあげて。

  「コウノドリ」、第187話。
  早産でNICUに入った我が子に会いに行くのが怖い、嫌だと言い始めた奥様。というのも最初の結婚の時も早産で、未熟児が生まれ、1年以上もNICUに入ったままで出てこれず、若かったこともあって周囲が自由に過ごしているのも妬ましく、かつ、お姑さんにガツンと来る嫌味を言われたので、子を捨てて離婚してしまったのでした。
  うーん、でもこれは、誰も彼女に寄り添ってあげる人がいなかったのが不幸の元ではないでしょうか。若すぎる結婚が間違っていたのか、旦那さんの態度も良くなかったと言えますし……。でもお姑さんがつい、「しょうがないわよね、あなたがそういう子供産んだんだから」と言ってしまったのも、正論というか、若すぎる母親の自業自得という意味では正しい言葉だったのかもしれません。言い方とタイミングは最悪ですが。
  避妊してればなぁ……とは思いますが、完璧な避妊なんてないそうですしね。
  その時の子供が、ちゃんと育っていればいいのですが。ねぇ。
  最後の今橋先生の優しい言葉が染み入ってきますね。自信がない、なんて言うってことは、「この子のことを真剣に考えてあげているということです」、って。……そうかぁ、そういう考え方になるかぁ。ホント器がでっかいな、この先生たちは……。

  「疾風の勇人」、第52話。
  さて、真夏の選挙。なんとか吉田学校の面々も多くの当選を果たしましたが、鳩山派の議席が食い込んできて、党内分裂状態のこの自由党では吉田茂氏を首班に指名することが出来るかどうかも怪しくなってしまいました。吉田さんは鳩山氏が出してきた「3つの条件」を飲んでなんとか鳩山側の合意を取り付け、またまた首相となることが出来ました。
  側近でばかり固めた内閣で政治を執り、「党の私物化」をするのは許さないと、鳩山側は言います。そして国民の声(票)としても、強硬な吉田側より鳩山派へと、「判官びいき」で票が流れたとのこと。……まぁ、安定した長期政権のほうがいいじゃん、なんてのも、一面的な考え方ですね。様々な刺激あってこその政権とも言えましょう。
  それはともかく、大野伴睦さんが今度こそ晴れて衆議院議長になれたことには本当に安心しました(笑)。抜き打ち解散でいちばん辛酸を嘗めたのは間違いなくこの人でしたからね! ちょっとはいい目が来ないとね!!

  「バンデット」、第20話。
  地侍たちと足利家の戦い、丘と丘を背にして、互いに坂を駆け下って攻撃し合っております。弟の直義(ただよし)がファーストコンタクトで負けて戻ってきたのを高氏は笑って迎え入れ、自分の精鋭たちと共に再び突撃していったのでした。「北条」の紋の形に兵を置き、中央突破と、左右に分かれた敵軍を挟み撃ちにする両翼とで、敵を翻弄! 中央の陣(高氏率いる突破隊)はそれから戦場を迂回して戻ってきて、残った兵と合流して再び戦場へ、といった具合。
  戦慣れしてますね、高氏はね。
  さて凱旋の途中に猿冠者と行き会い、高氏はそれを自分の兄・高義と認め、彼らと共に屋敷へ。当主の貞氏は、足利が天下を取る為に死力を尽くせ、と言い、それが出来たら足利はくれてやるとも言いましたよ。言っちゃいましたよ。条件が厳しいとはいえ、大盤振る舞いじゃないですか??
  しかし、その言葉に心が揺れ動いたことに、猿冠者自身はちょっとイラッとしているようであります。もっともっとでっかい目標を掲げて動いてましたもんね。足利だけではない、自分の天下を考えていた。でも、足利の力も知っているからこそ、揺れ動いたんですからしょうがない。
  猿冠者がずいぶんとでっかいことを、突拍子もないことを言っているのに、石はいまいち響いた感じもありません(笑)。麻痺してるんだろ、と猿は言いますが、これはこれで石のでっかい器を見るような思いですね。うむ。

  「鳥葬のバベル」、第22話。
  美波ももう、感覚が人間離れしつつあると自覚が追い付いてきたようでした。それでも美波から離れたくないと泣く明。なんという友情……いや、愛情?? それを見ていた「千里眼」の柳ちゃん(もしかしてこの人、女性??)はニヤニヤしながら「いんじゃなーい、好きにすれば」と言い放っておりました。
  まぁ、そうですよね。このあと何が起きても、赴くままに生きていくっていう手もありますよね。
  幸いにして美波ちゃんはまだ、「死んだ」ことは知られていない訳ですから、なんとか潜伏出来るかも?? どうなるかは分かりませんが。
  そして「やばい男」石川が路上で暴れている現場へと急行していく、宗助たち。っていうか、駿河先生、ずっと宗助の家の隣に潜んでたんですって!! なんだと!! じゃあ、美波ちゃんと明が連れて来られたアパートもあの宗助のアパートなの!? もう、この復活者は、何処まで人をコケにすれば気が済むんだよ……。腹立つわー。
  駿河さんが死んだものと思って、それでも気丈にがんばってた宗助とマリちゃんの思いを何だと思ってるんだよ(汗)。

  さて今回の「私とモーニング」は、表紙にイラストで登場した前田健太選手! 今はロサンゼルスドジャースに所属しております。ドジャースって、かつては野茂選手もいたチームでしたっけね?
  最近の甲子園でPL学園を見ないな、と思っていたら、もう部員募集を停止して事実上の廃部になっていたんですね! 知らなかったわー。OBとしては、そりゃあ淋しいでしょうね。でもなんでそんなことになったんでしょう??

  「まんなかのりっくん」、第4話。
  りっくんの妹、「くう」と「うな」。ひとつ年下のくうにはもう身長を追い越されてしまい、朝は起こされて、朝食のお魚の骨を取ってもらって、通学路の怖い犬を追い払ってもらって。……いくらりっくんが小1でも、この有り様は長男として情けなくないですか!?(笑)
  兄と妹の立場がすっかり逆転している様子を見て、お母さんは呆れ顔ですが、でもなんだかんだ言って兄妹仲はいいようですね。それがいちばんです!

  「アイアンバディ」、第29話。
  雪の山道を次々に歩き出した、山岳チャレンジのロボットたち。やはり三帝の「アレキサンダー」が一つ抜け出し、それから国立の「ワルキューレ」もそれに続きました。順当な順位ですね。しかし「アレキサンダー」の動きを見て、西真工業の面々は「本当にアレ、同じパーツ使ってるの?」と疑いの目を向けておりました。
  三帝が他の企業にロボットのベースを提供したからって、三帝もそれを使うとは限らない。そう言われれば確かにそうなんでしょうし、規定上も特に問題はない筈ですが、周囲にしてみれば「エッ、さらに性能のいい別パーツあんの!? ずっるい!!」と感じてもしょうがないことですね。
  西真工業はもともと三帝からのパーツ提供は受けていないので、あまり関係ない話ですがー。
  ロビンソンはさっそく雪で滑ってずっこけましたが、滑って倒れる側からそのデータをもとにプログラムを組み直し、どんどんバージョンアップさせている模様! これ、プログラマー泣かせな手法ですねぇ……。やんわり諫められても正面切って反対されても、結局マコトは、こういうやり方でしのいじゃうのか! プログラマー各位に深く感謝しなさいな、マコト!!
  更に、倒れたことで損傷した頭部は、歩きながらマコトが修理するというすんごいやり方。マコトは本当に前のめりだなぁ……。

  「サンダーボルトファンタジー」、第29話。
  後ろから攻撃された不患さんでしたが、なんと、木の枝でそれを防いで反撃しました! え? え? どういうこと? と思ったらなんと、彼が持っていた剣もそもそも刃ではなく、削った木刀を銀で塗っていただけだったという驚きの事実! そりゃあ鬼鳥もびっくりしますし、刃無鋒って名前もぴったりだわな(驚)。
  彼の能力の正体は、気功術だったようです! なんとー。
  逃げようとしない玄鬼衆を返り討ちにして、ひとまず戦い終了! しかしその頃には、もう天刑劍の封印が解かれてしまっておりました。剣だけでなく、一緒に封じていた「魔神・妖荼黎」も出てきちゃって、刑亥が「窮暮之戦(きゅうぼのせん)」の再来だと喜んでおります。え、それって、地上中巻き込んだ妖怪大戦争でしたっけ……??
  ひょっとしてヤバいんじゃないですか、これ。剣だけの話にとどまらなかったってこと??
  鬼鳥さん今どこで何してんのよー!! 地上がピンチですよ!! もう!!

  「CITY」、第21話。今回もなんというか……フリーダムっていうか……無秩序ですね! いやーもう、楽しくてしょうがないのですが、人に説明しづらい漫画ですね、これ。
  泉さんとこのご姉妹はどちらもちょっと変わっているご様子。
  あと、「安達太良(あだたら)」って、名字か!! 難読名字だ!!


  ではではー。

「左門くんはサモナー」7巻

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  みなさまこんばんは! 昨日カラオケで聞いた歌が頭から離れない皿洗いです! 上書きしようとして中島みゆきなどを聞いたのですが、ふと気付くとみゆきさんの曲ではなく、それが流れております。
  しかもAメロ覚えてないもんだからBメロとサビばっかり流れて気持ち悪い!!(笑)
  後でちゃんと聞いておきます。

  さて本日は、もう本日8巻が出てしまいましたが、「左門くんはサモナー」7巻の話題! 表紙の中央には、マステマがいますね。不敵な笑みであります。片目しかハイライトが入っていないのは、何か意味があるのでしょうか??

  表紙と打って変わって、最初に収録されているのは楽しい楽しい夏休みを振り返る回。特にこの時はジャンプ誌上全作品に両津勘吉の眉毛が隠れている、というこち亀40周年企画をやっていたので、てっしーママのビキニに何の脈絡もなく「3」の字が入っております(眉毛を横にしたもの)。
  この堂々とした入れ込み具合には驚きましたよ(笑)。
  この回も、悪魔の能力を使って過去を改変し、よりによって楽しかった思い出の写真を撮る瞬間を狙って「ガッカリ写真」を撮らせようとする、左門くんのねじれまくった性格がよく出ていましたね。こっそり近付いて後ろから殴る、とかじゃなくて、あとあとまで相手がくっきりはっきり嫌な思いをするような形で残していこうとするその姿勢、まさしく! って感じでした。
  無駄に知力が高いから余計たちが悪いですね(汗)。
  最終的には天使ヶ原さんちでスイカ割りをして祝勝会、と。嫌がらせに、本当に手が込んでますね……。この積極的な行動力をもっと他のことに活かせないものなのか。今更ですが(笑)。
  本誌の感想の時にも書きましたが、この話、ナンチャンとマイケル・ジャクソンの顔が無駄によく似ていてこれまた面白かったです。マイケルと桃鉄とか、それはそれでスゴイ夏の思い出だと思いますが……いや、確実にすごい。生前のマイケルは桃鉄なんて知ってたかなぁ……。
  嫌がらせに本気を出す左門くんと九頭龍くんですが、それに対抗する天使ヶ原さんが迷いなくネビロスさんを頼ったところが素敵でした。他の悪魔よりも効果的に左門くん対策してくれる人(悪魔)ですもんね! それに天使ヶ原さんの分析力が相まって、2人の企みをからくも阻止出来た、ってところでしょうか。
  この回、よく出来ていて好きなんですよ。うふふ。

  そして記念すべき第50話だというのに、祓くんを一方的にイジメて憂さを晴らそう、というろくでもねぇ発端から2人の対決がスタート。ハンググライダーに乗ってやってくる中将P、怖い……。何処で何を聞いているんだか! っていうかどうやってこのケンカのこと知ったの!
  リングを作るのに、アガっちが駆り出されておりましたね。他にこういう肉体労働に耐えられそうな六柱がいないもんだから、便利に使われてるんでしょうねぇ。そしてアガリアレプトさんはなんせ真面目なので、ネビロスさんの次ぐらいに真面目なので、何かとイベントを興して六柱の経済活動を支えようとしているフルーレティさんに強く出られないんでしょうね。アガリアレプトさんの能力はすごいけど、それだけでは効果的な作戦が成り立ちませんからね。
  「機密を解明する」能力と、「一晩でどんな仕事でも終わらせる」能力って、今の日本人に聞いたらだいたいの人が後者が欲しいって言うのではないでしょうか……(汗)。
  天使ヶ原さんも解説に連れ出されておりまして、まぁ彼女は押しに弱いので強引に頼み込まれて引き受けちゃったんでしょうけど、悪魔のみなさんに対する求心力が天使ヶ原さんにはまだあると判断されているんでしょうね。こうして効果的に人を、視聴率を、ひいては数字を集めていくフルーレティさん。……マジ有能です。
  ところで、ただの?対決が地下闘技場でのプロレス対決になってしまったことに対して、祓くんは異論はなかったんでしょうかねぇ。勝負の場所を提供しますよ、って言われて、それはいいことだと乗ったのかもしれませんが、周囲ほとんど悪魔ですよ?? いいんですかエクソシスト??(笑)
  盛り塩・ザ・塩分過多なんてリングネームも、誰が付けたんだか……。
  対する左門くんの「分別不能のゴミクズ自由形」ビッグ召、って名前は、腹がよじれました(笑)。このフレーズ、7巻の帯にも使われてますね。噛めば噛むほど味わいの出る、いいフレーズです。ほんとセンスが光る……。
  対決は結局のところ、2人の相容れなさを改めて浮き上がらせただけでしたね。どちらも屈したくない、負けたくない、自分が正しいと信じたい。その結果の衝突なので、これはもう必然と言えます。こうして意地を張り合える相手がいるのも、青春ですねぇ。
  祓くんの気持ちはよく分かりましたが、そういえば左門くんのご両親は、息子についてどう考えているんでしょうか?? 祓くんがこの学校に来たことも、把握してるんですかね?? いずれ出てくるのかな??

  そして合コン回。
  サキュバスさんはけっこう頻繁に天使ヶ原さんに連絡をしてきて、お店の手伝いなどを頼んでいるようであります。風営法どうなってるんだ、サキュバスさんとこは。ちゃんと夜9時には高校生を家に帰してますか??
  ともあれ今回は、合コン。それもルキフグスさんに頼まれて開催されたっぽい会であります。もうお互いによく知ってる仲なのに今更合コンとな!?(笑) ヤーさんに異性の知り合いが増えて得するぐらいじゃないか……? それも、年上すぎるからなかなか対象にならない、っていうパターン(笑)。
  しかし悪魔の身分で人間の少女に恋をして、実ることはあるんでしょうかね?? ギリシア神話あたりなら人間の女性をめとった神様ってのも出てきますが、悪魔だと……どうなるのかなぁ。うーむ。
  認められなくても、幸せでなくても、扉絵にあったような楽しそうなデュエットの様子はちょっと見たかったです。ネビロスさんがたまにはいい思いをしたっていいじゃないですか!! 連載始まってからずっと不憫なんですから、この人!! っていうか悪魔!!
  フィーリングカップルを今はスマフォアプリで出来るって、それ本当なのか……!? 無駄に試してみたい気持ちで一杯です!

  そして一周年! センターカラーの回でしたね。おめでとうございます!
  一周年企画として人気投票があると知るや否や、早朝から近所のゴミ拾いにいそしむカス虫の姿がそこに!!(笑) メタフィクション満載の回でしたね。しかもこれが、人気投票の結果発表までひっそりと続くとか(笑)。
  本編でも言っちゃっていいのかと気にする天使ヶ原さんでしたが、メタネタを気にする彼女に対して左門くんは、恐れず果敢に突入していくスタイルですね。さすが主人公だ(ヨイショ)。
  ゴミ拾いを手伝おうとした天使ヶ原さんに「なにしよらァこんガキャ」と叫んだ瞬間の醜い顔と言ったら、見られたもんじゃありませんけどね!!(笑)
  ツィッターの悪魔版でネビロスさんが、さ行のあいうえお作文で左門くんをディスっていたのがこれまた、なんとも言えず印象的であります。セブ島って何処だ(笑)。少ない出番ながらもちゃんと活躍してますし、さすがネビロスさん、安定しているなぁ。ネビロスさんという「目の上のたんこぶ」がいてこその、この作品ですよね!!

  しかしその次から、シリアス展開スタート!
  マステマが現れ街の人々に「試練」を与え、次から次へ虚脱状態に陥らせていきます。九頭龍くんも早々にその毒牙にかかり、どんどん精力を失っていくのでした。まぁ、九頭龍くんを欲望で釣ったら、あっという間に陥落するのは当然ですよね……。それはしょうがない。
  黙って見ていろとネビロスさんに釘を刺された左門くんでしたが、九頭龍くんの死んだような姿に、一日とて持ちませんでした。それだけ彼らの友情は厚いということですね! これもまた青春!
  ネビロスさんのほうは、サルガタナスがやられたのを見て動き出しまして、示し合わせたかのように左門くんと並び立ち、マステマの元へ。
  茨木童子やその手下たちと戦った時もそうでしたね、この2人は共闘するとなると互いをよく知っているだけにコンビネーションが上手く噛み合って、ものすごく強くなれます。頼もしいのです! マステマもそれを待ち構え、自分についてきた悪魔を従えて塔で待つのでした。
  挑戦してくる者たちには塔を登らせ、自分はその最上階で待っているって、典型的な「悪役」ですね。しかしマステマは、本人に悪意や憎悪を感じさせないところが怖い存在だと思います。底抜けに明るくて無垢に見えて、やりたいことと目的と言えば、「聖者を焼きたい」なんですからね。見た目と動機のギャップがすごい。
  左門くんとネビロスさんはメデューサをさっさと片付け、堕天使バラキエルにはルキフグスさんを当てて排し、地獄の大公爵、皆殺しのアンドラスをネビロスさんが渾身の拳で殴って黙らせ、ついにマステマと再対面します。
  3人も裏切り者が向こうについていると聞いていたので、もっと苦労するかと思っておりましたが、左門くんが呼び出す悪魔もものすごく強いのでそんな心配はいりませんでしたね! ガーゴイルに始まってルキフグス宰相と、続いてネビロスさん(オリジン)。大物を次々に呼び出しています! さすが左門くん!!
  ネビロスさんが受肉している身体を捨ててまで左門くんの為に時間を作るシーンは、読んでいてドキドキしました。あえて「10秒」って口に出したのはそういうことだったんですね! と。さすがだ。さすがスギる。

  悪魔の姿のネビロスさんを、ここで初めてお目見えであります。
  やはり人間バージョンとは少しデザインが違いますね。本人の感覚としては、どれぐらい違うものなのでしょうか?? 人間の体だと重たいとか、そういう差異はあるのかな?? でも人間の姿の時もある程度の魔力は操れてましたから、見ている分にはそこまで違わないような気も、いたします。
  次巻ではマステマとの戦いに決着、そして、人気投票の結果発表もあります!
  ではまた8巻で!


  ではでは~。

ジャンプにBoichi先生が来た!!

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  みなさまこんばんは! 土日はまったりと休んでしまった皿洗いです。最近の趣味は、古い写真の整理であります。写真はもうずっとデジタルカメラで撮っているのですが、プリントアウトしないと気が済まないタチなので(フィルム時代からの流れで……)、写真そのものがかさばってそりゃもう大変なことになっております(笑)。
  でも次もまたプリントしてきちゃう……。そうしないと見返さないって理由もあります。はい。

  さて本日は月曜日ですので、週刊少年ジャンプの話題! ジャンプ14号、表紙と巻頭カラーは新連載、「Dr.STONE」であります。原作は稲垣理一郎先生、そして作画が、Boichi先生。
  ぼういち……ぼういち……はて何処かで聞いた名前だ、そして見たことのある絵だ、と考え続けて結局思い当たらず、しょうがないので検索した結果、モーニングで連載していた時に読んだことのある作画家さんであると判明。「ラキア」っていうファンタジー漫画を描かれてました! そうそう!
  確かにすごい画力だったので、今回の連載も楽しみですね。
  さてその「Dr.STONE」、不思議な力により人類が一瞬で石と化し、そこから意志の力だけで脱け出した主人公・大木大樹と、その友人の千空(せんくう)。科学部員である千空は体が石になって動けなくなった瞬間からずっと、正確に秒を数えて、暦を積み重ねてきたそうです。
  そして千空が目覚め、遅れて半年後に大樹が目覚めた時、千空がカウントしていた西暦はなんと5738年!! 2017年から3700年以上も先ですね。その間ずっと意識を「起こして続けていた」だなんて、すごいという一言では表せないほどの精神力だと思います。
  それとも、生体活動をしていないから、意外と脳の思考に裂けるリソースは豊富なのかな?? でもブトウ糖が無い状態でよく思考を保てましたね……。……いや、石化の理由や理論も分かっていないので、そこはいま突っ込んでもしょうがない範囲ですね。
  2人で文明を復興させる、と意気込んでおりますが、さてさてどんな展開になりますでしょうか??
  あと、大樹が石化を解いて目覚めた時、学校だった場所がすっかりジャングルのような深い森になっておりましたが、こんな風に展開したのは日本だからなのでしょうか。他の乾燥した地域では、もっと砂漠化していたり、海になったり逆に海底が隆起していたりするのではないでしょうか?? と、ちょっとだけ思いました。他の国が出てくることがあれば、そういうところも注目したいですね。

  「ONE PIECE」、第857話。
  どうにかサンジと合流出来たルフィ。そして鏡の破片からブリュレの能力を使って、チョッパーたちも呼びかけてきまして、連絡が取れました!! やったね!! ともあれ、ビッグ・マムを倒していくしかないというところで話がまとまりかけているのですが、そこでジンベエが意外な提案を。
  ギャング・ベッジがビッグ・マムの首を取るつもりでいるから、奴らと手を組まないか? という話なのでした。ええええ、あのアブナイ奴と手を組むとか、唐突かつ意外な提案!! でも、そこはさすがに魚人海賊団を率いていただけはあって、ジンベエ親分、「合理的」な方法ならばそれを採ることにためらいがないのですね。
  ルフィは乗り気ですが、他のメンバーはだいたい消極的。そりゃそうだ(笑)。
  この親分の提案が、裏目に出ないといいのですけどね。お茶会という名の結婚式まで、あと5時間。寄り道してる場合じゃないですよ~。

  あっ、ヒロアカ落ちた!! だから言ったのに!! だから言ったのに!! ジャンプ編集部は猛省しなさい!! もっと作家を大事にしなさい!! アニメ化が決まったり新シリーズの直前だったりして浮かれる気持ちは分かりますが、ここで仕事を詰め込みスギるとあとあと大変なことになりますよ!!

  センターカラーで「腹ペコのマリー」、第2話。
  なんと、どうやらタイガはマリーの姿の時には自我を保てて、タイガの姿に戻るとマリーの意識が出てきてしまう体になったようであります。マリーの体に入り込んだ時よりも数段ややこしい事態になっとる!!(笑)
  っていうか、今回の描き方ではいまいち分からなかったのですが、タイガの姿になっている時にはマリーは何処にも存在しないワケ?? 同一の体が、そんなにホイホイ変換されていて大丈夫なの?? 魔法で表面だけが変わって見えてるだけなの?? あの魔方陣がそもそも失敗だったんじゃないの??(濃厚な仮説)
  生贄の代わりに雷でエネルギーを得たんでしょうけど、それで成り立った上に予想しなかった結果に行き着くとか、魔方陣の術式、グダグダじゃありません?? 大丈夫なの??(大丈夫ではない)

  「鬼滅の刃」、第52話。
  上弦と下弦ってそんなに地位が離れているのか、と思ったら、上弦と下弦でセットになっている訳ではなく、下弦は完全に下位の6名ってことだったようであります。だから下弦の伍だった累は、下から2番目の強さだったってことですね。十二鬼月になってから日も浅いように感じましたし(鬼の疑似家族が上手く機能していなかったから)、冨岡さんにアッサリ斬られるのも納得というか。
  ここ100年上弦は入れ替わりがない、って無惨さんおっしゃってましたが、「柱」のほうは人間なので加齢による衰えはどうしたってありますよね。そういうところを狙われたのでは、そりゃあ「柱」だって交代せざるを得ませんわな。
  ともあれ、残った下弦5人は怒れる無惨さんにどんどん殺されて、最後の一人だけは無惨さんに心酔しているところを見せたら開放してもらえました。最後の一人、下弦の壱ですね、強い順に番号を振られているということなのでこの時点で累よりずっと強いということで、そして更に、無惨さんの血をどくどくと追加で注ぎ込まれたのでかなり強くなっている筈であります。これが炭治郎を狙ってくる、ってことですね。炭治郎も修行はしておりますが、果たして何処まで対抗出来るのでしょうか。
  っていうか、禰豆子、鬼舞辻の呪いを「外している」って、何気にすごいことしてませんか?? 竹を咥えさせられてからずっと喋っていないのでよく分かりませんが、彼女は本当に「特異例」なんですね。すげーな、おい。そういえば浅草で鬼舞辻に遭遇した時、鬼舞辻は禰豆子に反応しませんでしたね。あれはこういうことだったんですね! スゲー!

  センターカラーで「左門くん」、第71話。
  自分で「戦争の準備だ」って言っておいて、自分でアンリ・マユを捕らえに行ってしまうベルゼビュートさん。糞山の王、って言われて怒ってますが、自分で糞糞って連呼しておいて糞呼ばわりされるといきなり怒るの? 理不尽じゃね?? あ、でもそうか、そういうキャラなのか……。うーむ。
  まんまと左門くんの名前を出してアンリさんを脅し、地の底に幽閉したベルゼビュートさん。それを知った左門くんは激おこになりましたが、わざわざ昼休みに学校の屋上に来てくれたベルゼさん相手に放つ言葉も、それに対するベルゼさんのリアクションも、なんかもうものすごく不良漫画っぽくて……人間臭くて……悪魔感が薄れます。
  悪魔感とは??
  なんにせよ、今度は六柱が相手の戦いになるようですね。何かと頼ってきたソロモン連中が使えないってのは不安材料ですねぇ。ルキフグスさん相手には天使ヶ原さん置いておけばいいけど(笑)。どうなるんだろう……。

  そういえば家人が「左門くんとメムメムちゃんってコラボしないの?」などとのたまっておりました(笑)。確かに同じ(?)悪魔漫画だけどさ……。するかなぁ?? メムメムちゃんが2巻も重版したらするかもしれませんね。
  悪魔とは??(哲学)

  「ハイキュー!!」、第244話。
  なんと本当に売ってましたよ、エースの心得Tシャツ!! ワクテカで目を輝かせて「アレのSください!!」と叫ぶ翔陽の可愛いことよ……。ハァーもう翔陽かわいい。翔陽かわいい(3回)。
  そしてサブアリーナの木兎さん。サブアリーナだからってしょげているようであります。めんどくさい!!(大声) かと言って無理にヨイショしたりせず、そのうち復活するであろうとけっこう放っておく放任主義(違う)の梟谷のみなさん。珍しく鷲尾さん喋ったと思ったら「大丈夫だ、おれたちの方が強いから」って、カッコよすぎませんか!? ヤベェカッコいい鷲尾さん!! ズギャーンってキタ!!(擬音多目でお送りしております)
  木兎はほっとこう、と言って気合を入れ直した3年生たちに向かって赤葦が「先輩、頼もしいです」って言うとふたりとも「もっと言って!」ってリクエストするその会話、可愛すぎました。ちくしょう、梟谷が可愛すぎる……烏野の次に可愛すぎる……。
  「愛しい」で言えば烏野の次は青葉城西です。でも梟谷は「可愛い」で2位です。複雑。
  赤葦、「生態は未だよく分からない」って言い方、ひどくね??(笑) 飼ってる大型フクロウかなんかなのかよ!! やたら飼いやすそうなフクロウだ!!
  木兎さんの心の底からの「ヘイヘイヘーイ!!」が聞けて(読めて)、大満足ですよ!!

  「ポロの留学記」、第3話。ツンデレヒロインキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(笑)
  一人称が「おれ」の女の子なんて、どれぐらいぶりでしょうか……。大昔にそんな漫画を「りぼん」で読んだような気もしますが、いま題名が思い出せません!! そしてそれ以外に思い付かないぐらいのレア度!! 「ボクっ娘」は数多くいても、「俺っ娘」は貴重です! レアです! ステータスです!! かーわいーい!!
  しかし、名前が「火神」とな。再びこの変換を使う日が来ようとは(笑)。先週始まった「腹ペコのマリー」と組み合わせれば、「火神大我」の出来上がりじゃないですか……!!(拳) 新連載第6弾は奇遇にも藤巻忠俊先生だよ!!(※ 16号から連載開始)
  「月島」もかぶったし「蛍」もかぶってますよ。最近のジャンプは名前のかぶりにあまり気を配らないんですかね? 昔は一キャラでもかぶったら作者コメント欄で謝罪していたぐらいなのになぁ(※ 西義弘先生)。
  もうちょっとしっかりしてほしい。そう思う今日この頃。
  あっ、ポロのほうは今回もチート主人公で大変良かったです。悪魔だから恋愛が分からない、っていうんじゃなくて、やっぱりそういう「文化」がないから馴染みがないだけで、悪魔でもちゃんと恋をしたり何かを慈しんだりするんですね。そういう変化が見られると、ニヤニヤしてしまいます(笑)。
  でもポロはたぶん人間として生まれていても、「鈍感男子」だったろうなーと思います(笑)。がんばれルイカちゃん。

  「ブラック・クローバー」、第100話。
  記念すべき第100話は、バネッサ姐さんの覚醒の回でした!! 糸で生み出した猫が触れた対象がどんどん運命を変えていき、短い時間ですがループを起こして重ねて、明るい未来へ持っていっているようですね。バネッサ姐さんにそれが分からないようなので、能力の把握にはしばらくかかりそうですが。
  ともあれ、魔女王に猫が触れた途端、拘束していた魔法が解けてみんな自由になりました。他人の運命を簡単に操れるこの魔法、けっこう強力なのではないでしょうか!? 発動条件が厳しそう!!
  というか、猫に触れられたアスタが自分にアンチマジックの剣を当てて魔女王の魔法を解こうとしていましたが、やはり魔女王の魔法もアンチマジックで解除出来るものなんですね!! アスタ自身が操られているなら、アスタ本人にアンチマジックを適用すればいいわけです。なるほどー。アンチマジックにほぼ例外はないってことですね。なんか安心しました。
  とりあえず最大の危機を回避しましたが、ここからどうなるんでしょうか??

  「約束のネバーランド」、第29話。
  ノーマンは昼の間に消えて、「壁」まで行き、下見をして……そして、戻ってきてしまいました。恐らくママは「壁」の向こうを彼が見たことには気付いているのでしょうけれども、だからと言ってどうすることも出来ない筈だ、ということもまた知っている筈であります。だって壁の向こうは崖なんだから!!
  でも壁伝いに「本部」まで行って、そこから橋を渡るってことは出来そうですね。さすがに警備があるでしょうけど……。物理的には、それが一番有効かな、と。
  ノーマン、「出荷」されちゃいますけど、本当に死んでしまうのでしょうか?? ここで?? ここでノーマンが死ぬとか?? え、マジで?? いやいやいやいや、そんな、まさか。
  まさか……とは思いますが、「まさか」の連続だしなぁ、この連載。

  「青春兵器」、第19話。
  二輪免許取りたいばかりにMAPPO(敵組織)の支部にのこのこ行っちゃうって、零一、どんだけなんだよーーーーー!! 周囲見えてないにも程があるよ!! ハチも止めろよ!! なんで時々急にポンコツになるんだよ!!(笑)
  MAPPOも零一が元いた組織も、なんかもうグダグダだな……。アホが科学力と破壊力ばっかり持ってるってイメージであります。どっちの組織も! やれやれ……。
  そしていつも通りかき回す委員長(笑)。もうこの子がエージェントやればいいと思うの。

  「ソーマ」、第205話。あれ? なんでこんなに後ろなの??
  初めて父に反抗したせいで、薊パパによってさりげなく「負けた時の条件」を追加されてしまいました。何しれっと条件変えてんだこのサイコパスは。でもこれぐらい大きく出たほうが、動き出す弾みにはなるかもしれませんね。えりな嬢にはね。
  試験で敗れて退学が決まってしまった面々は、この団体戦を観戦する権利もないのでしょうか?? 応援席でもあれば、やる気もひとしおだと思うのですけどねぇ。まぁ、薊パパがそんな優しさ持ち合わせてる訳ないか。


  今週も面白かったです!
  ではではー。

「竜と勇者と配達人」1巻

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  みなさまこんばんは! 昨日の勢いのまま、今日も今日とて写真の整理にいそしんでいた皿洗いです。ついでにプリント待ちの状態になっていたデータも整理して写真屋さんへ持っていったのですが、セルフプリント出来る機械でバリバリ出力いたしましたら、紙切れが一回、紙詰まりが一回起き、30分のうちに2回も店員さんのお世話になりました。
  わたしが悪いんじゃない! 機械が紙を詰まらせたんだからしょうがない!!
  これ、恥ずかしい写真をプリントしてなくて助かりましたよ(笑)。コンビニコピー機だと、よく同人誌の印刷の途中で紙が切れてえらいことに、なんて話もありますが。はい。

  さて本日はまったく何の前置きもなく、グレゴリウス山田先生の「竜と勇者と配達人」1巻の話題であります。誰それ!? とお思いかもしれませんが、有り体に言うとコミティア作家さんです!!

  「竜と勇者と配達人」は、となりのヤングジャンプで連載されていたものなのです。
  竜がいて、剣と魔法がまだ世界の半分を支配しているような世界で、主人公のハーフエルフの吉田は郵便配達人という小役人を務めているのであります。主にその苦労話ですね。
  山田先生はコミティア時代も、「十三世紀のハローワーク」という中世職業本を出して、注目されておりました。中世の暗黒の時代、封建制度から徐々に世界を法律と紙とペンが支配するようになっていったその過渡期、どんな職業の人がどのように働いて世界を支えていたのか。そういうことを考察することを得意とされていたようであります。
  この漫画では竜も出てきますし、なんせ主人公がハーフエルフなので、ファンタジー世界を脱してはおりませんが、危機一髪の状態を逆転してくれる魔法だとか、空を飛んで楽々移動だとか、そういう都合のいい「魔法」はほとんど出てきません。
  いちおう魔術師の先生も出てくるのですが、使う術と言えば鳥の使役ぐらい。もっとすごい術ももちろんあるんでしょうけれども、出てきませんね。地味なものであります。他にも若い魔術師さんたちが、組合にこき使われてばかりだ! と仕事の愚痴を言い合って酒を飲むシーンなどもあり、魔術師と言っても安泰ではないんだなと思わされますね。
  その地味な世界でハーフエルフの吉田は、崖に登ったり洞窟に潜ったり、別の都市の小役人と小競り合いをしたり盗賊団のアジトへ乗り込んだりと、大活躍なのであります!

  ちなみに吉田は、女性。具体的な歳は出てきませんが、皇帝都市アイダツィヒ(物語の主な舞台)の駅逓局(えきていきょく)に勤めている身で、そこではまだ新人のようなので、けっこう若いのではないかと思われます。眼鏡がないと歩くのも困難になるほどの近視のようですね。
  すぐ理由をつけて仕事をさぼろうとする先輩に面倒を見られながら、日々、あてにならない宛先住所を探して都市や荒野をさまよっているようであります。根は真面目で、やると決めたら大赤字になっても必ずやり切る。そんな頑固な根性も持ち合わせております。壁登りも得意!
  そのお陰で物語第1話から3回も死んだりしましたが、「セーブポイント」の恩恵により無事生還いたしました。さっすがファンタジー! ここが一番の御都合主義! でもそのせいで大赤字!!(セーブが高い)
  そんな彼女の二つ名は、「短慮の吉田」。……なんか、もうちょっとかっこいい名前なかったの?(笑)

  第1話では死んだり死んだりまた死んだりしておりましたが、第2話では勇者様ご一行の竜退治についていき、都市と遠征先の「竜退治地点」を通信(飛脚)で結ぶ為に大活躍をいたしました!
  というのも、竜を仕留めたからにはその牙、角、鱗、血、涎(お香の材料になるそうです)、肉、何もかも売り物になりますし、肉も塩漬けにしませんと腐ってしまいますし、身体がなんせ大きいので解体屋だって一人じゃ足りませんし、運搬の為の荷車を何ダースも呼んでこなくてはいけませんし……エトセトラ。あ、大勢が移動するからには、食事の心配もしなくてはいけませんよね。食材を運んで、料理人もついてきて、って。その他にも、道具も資材も遠征先では足りない、ってことで、吉田が走ってそれらを竜退治地点まで連れて来なくてはいけないのですよ。
  ついでに吉田と一緒に、護衛も走ってくれます(笑)。これは勇者にくっついていったお陰でつけてもらったのでしょうかね??
  そして竜退治の報を吉田から聞いた都市の面々は商機とばかりに色めき立ち、一個大隊のような徒党を組んで出かけていくのでした!
  あ、これアレだ、捕鯨っぽい!
  と思ったらコラムにまんま捕鯨の「網組」という組織のことが紹介されていました(笑)。各種分業で行うので、多種多様な関係者が属して鯨を解体していたそうです。鯨には捨てるところがないと言いますが、この物語中の竜もまさにそんな感じでした。ありがてぇーありがてぇー。
  レベルの高い勇者は「千人の大人に匹敵する」という言い回しがあるそうで、吉田は最初それを戦闘能力のことだと思っていたのですが、そうではなくてそれだけの資源をもたらし雇用を生み出すから、ってことのようであります。
  そしてこの話に出てくる竜退治地点は、のちのち、工場と村が出来たそうです。地図まで書き換わってるじゃないか!!(笑) 勇者効果スゲェ!!

  といった1話と2話は、こちらで読めます。
  http://www.tonarinoyj.jp/manga/haitatsunin/


  山田先生ご自身は、この作品のことを「ファンタジー中世とリアル中世を混然とする、くだらない思考実験の産物」と、第1話すぐあとのコラムで表現してらっしゃいます。
  この方は間違いなく、歴史に名を残さない市井の人々の暮らしがどのようになっていたかを知りたがるタイプですね。例えば中世に一人の文豪がいたとしたら、文豪が書いた作品やその文章よりも、当時の本はどうやって作られていたのか? インクの原材料は? 活字はあったか? 誰が印刷を引き受けていたのか? 職人組合はあったか? 高級な本を作る職人の生活は保護されていたか? などなど……。
  そういうことを考えていらっしゃるのかな、と思いました。
  斯様な思考実験ももちろん楽しいのですが、自由な発想の裏打ちをしてくれる豊富な知識がないとまず成り立ちませんよね。なので、この漫画一冊描くだけでどれほどの勉強が必要だったのかと、わたしとしてはそれを考えるとちょっとドキドキしてしまいます。
  「世界」を見る時、何に注目するか。っていう話です。
  山田先生のような「職業という観点」をお持ちの方はあまりいらっしゃらないのではないか? と思いますので、新しい視点を得るのにたいへん有意義であると思います。かつ、知的好奇心を刺激される、楽しい楽しい読書でした! ホントこの人の発想好きです。
  「十三世紀のハローワーク」も、一迅社から刊行されております。「竜と勇者と配達人」を読んで面白そうと思われましたら、どうぞそちらものぞいてみてください!! どちらも強烈におススメですよ!!!!

  いやー、楽しかった。ファンタジー中世の世界に浸れた……。是非みなさまも、どうぞ。


  ではでは!!

コミックビーム3月号

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  みなさまこんばんは! 今日もお片付け続行で、本日はCD棚の片付けをしておりました、皿洗いです。家人が車の運転中によく音楽を聴くのですが、CDのケースと中身が一致していなかったり、ケースだけ何処か行ったり逆に中身だけ何処かに行ってしまうことが良くありますので、その齟齬を出来るだけなくすようにがんばりました。
  あとは本人に、車へ持っていって均してもらいます!
  そのついでに発掘したボカロCDを聞きながら本日は更新しております。

  本日はコミックビーム3月号の話題! 表紙は「銃座のウルナ」であります。ウルナのきりっとした横顔、カッコイイですね。

  巻頭カラーで新連載スタート、conix先生の、「青高チア部はかわいくない!」であります。
  ちょっと可愛いだけが取り柄の女の子が、いちばん高校生活を楽しめる部活って? という明け透けな導入で始まるのは、チアリーディング部の青春譚!! しかし、ゆるーくチアを楽しみたいだけの先々代 → 熱血系クズだった先代 → チア部はモテる! ってとにかくアピールして部員確保したい今の代の新入生勧誘時期(←今ここ)、という流れで、主に先代のせいで部員が少なくて困ってしまっているようであります。
  そりゃまぁ、甲子園の応援とかで見るにしても、チアリーディングが4人ってのは確かに少なすぎますからね。せめて10人……いや、20人ぐらいいれば華やかなんですが。数がモノ言う団体競技ですし。
  大会、という単語も出てきましたが、チアリーディングにも競技ダンスのような大会があるのでしょうか? もしくは新体操みたいな? やはり水泳のシンクロナイズドのように、美しくそろっていることが重要なんでしょうね……。でもそれって、難しいんですよねぇ。
  新3年生の主人公は先々代が華やかでオシャレで、部活をやりつつも青春を(主に色恋的な意味で)謳歌していたことが心底羨ましいようですが、その為にもダンスの練習はがんばらなくちゃいけませんよねぇ。音楽系部活や、こういうダンスをする部活なんかは、華やかな舞台の為に地味でしんどい練習を日々重ねなくてはいけないのです! 音楽系よりずっと分かりやすい体育会系ですしね。
  入部希望がいなくてなんだか初回から幸先が不安な新連載ですが(笑)、まぁ、がんばってほしいですね。

  「銃座のウルナ」、第16話。
  殲滅作戦の功を表彰されるその授章式に臨んで、死んでしまったカレットのことを思い出しているウルナ。彼女が教えてくれた支給の靴の皮のことや、先輩風を吹かしているところを邪魔されて急に機嫌が悪くなってしまった様子のことなど、懐かしく思い出していたようでした。あの悲惨な戦闘が起こる前に、ボウミ小隊が普段どう過ごしていたかが垣間見えるシーンでした。
  その「ウーマ皮」の靴をあえて履いて授章式に臨み、そして、この後は故郷に帰るつもりのようであります。
  一時的な休暇の筈ですが、それが終わったらまた戦地へ戻るのでしょうか??

  「目玉焼きの黄身いつつぶす?」、第50話。
  なんと、もう50話ですよ、50話。こんなに長いこと、本当によくネタが持ちますね。そしてジロちゃんはまだまだ迷える大人なのであります(笑)。もうちょっとしっかりしてくれ!(笑)
  今回の話は、生ビールと瓶ビールの違いについて。
  「日本のビールは殺菌のための熱処理をしていなければ『生ビール』と呼んでいいんです」って、えっ、そんなの初めて知りました!! ちょっとびっくり!! つまり「生ビール」と注文して出てくる“樽生”と、瓶ビールとでは、中身に差はないということだそうです。へぇぇー。
  生ビールは注ぎ方やグラスの洗浄の具合、そしてサーバーをちゃんと洗浄しているかどうかで味も変わってきてしまうとのこと。そういえばサーバーの洗浄は大事ですよね。グラスが駄目だと飲み物は駄目になるってのはどんなドリンクでも同じだとして、泡の注ぎ方! これも大事です!! キリンシティというキリンのお店にビールを飲みに行くと、注文してからビールが出てくるまでに5分か、場合によってはそれ以上かかったりします。泡をしっかり盛っているので!
  初めての店で様子を見る為に瓶ビールを頼む、とおっしゃる、ジロちゃんが居酒屋で出会った別のお店の板さんは、瓶ビールのことをいろいろ教えてくださいました。押しつけがましくないし、実際にこの方のお店へ食べに行っても優しくて控えめでまたしてもいろいろ教えてくださいますし、なんっかすごくいい人です! うっとりするわー。
  教えてもらった瓶ビールの注ぎ方でも、やはり、泡が静まるのをいったん待ってから改めて泡を「盛って」ますね。泡はビールの質を保つ為にこうしているんだ、と聞きましたが、その説明もありましたね。確か、カフェラテの上のクリーム状のミルクも、同じ理由で上に盛られている筈であります。モノには、ちゃんとそうなっている理由があるんですね。
  こうある筈だ、という決め付けをせず、その「理由」を探って他者との違いを受け入れることが出来たジロちゃん。上手くいったことの満足感でホワホワとしております。この調子で、自分を改革することが出来るのでしょうか!?

  「大人スキップ」、第7話。
  見事に占い師(自称)に騙され、お金を、っていうか大事な通帳をみんな持っていかれてしまったキコさん!! 世間知らずのお年寄りかこの子は……。ハァ。誰に何を聞いても欲しい答えは無いし、パパとママが遺してくれた大事なものも取られてしまったし、くろけーももう味方してくれない!! もうわたしには何もないんだ!! と、飛び出して行っちゃいました。
  あーあ。最悪にも程がある展開になってきましたね。
  でもそこで、走って走り続けて河原で草むらに倒れて、「もう、なんにもこわがらなくていいんだ」と急に思い立ったキコさん。何も持っていないってことは、何もないから何処にだって行けるってことだ、と思考を急に切り替えました。なんというポジティブ!
  「スキップだって、まるで飛んでるみたい」と、突然に朗らかになりましたよ。すごくいい転換しましたね。
  何も怖くない大人、って、いろんななり方があるんですね。これからキコさんは、どうしていくつもりなのでしょうか?? とりあえずはくろけーと隣のおばさんに謝ったほうがいいと思いますが……(笑)。

  「イムリ」、第125話。
  せっかくイムリが、おそらくは味方になってくれるであろうイコルたちと合流したのに、侵犯術のせいでいさかいが起きて両者の間に亀裂が入ってしまいました。イマクもまたカーマへの怒りに染められていて、カーマを滅ぼして全員奴隷化させて従わせるしかない、今度はイコルがカーマたちを支配するんだ! と(筆談ではありますが)息巻いていましたが……それではやはり侵犯術に支配されることになってしまう、とデュルクは言います。
  カーマたちも他の種族を支配してはいましたが、侵犯術のせいで「いつ相手に奴隷化されるか」という疑いを捨てられず、憎しみ合って対立し合って現状まで至ってしまったと、カーマの中で育ったイムリであるデュルクには、よく分かっているのですね。カーマとの戦争に勝ってもそんなことでは、イコルが第2のカーマになるだけだと。
  ラルド覚者が教えてくれたことを忘れたくないんだ、というデュルクの言葉に、イマクの表情も変わりました。
  今回のこの会話は、イムリの心を大切にする戦いだと話していた、以前の話と通じるものがありますね。カーマの二の轍を踏まない為に、デュルクやイマク、そしてニコはどうするべきなのでしょうか……?
  でも、滅ぼしたいほど憎んでいる気持ちも、分かるというか……無理のないことですしね。落としどころはあるのでしょうか??

  「地底旅行」、第18話。
  海の上で嵐に遭い、散々な思いをしてどうにか岸に漂着しましたが……計器で確認してみると、「北」と思っていた方向が、なんと、「南」だった! つまり……嵐でUターンさせられて、元の海岸に戻ってきていたのです! これを知った教授は怒り狂い、激昂しましたが、やがて気を取り直すとまたしても船出すると言い出しました。
  この人の神経系は……ダイヤモンドで出来ているのかな??(汗)
  さんざんこの伯父に呆れて言葉を失ってきたアクセルは、またしても青い顔で閉口するばかりであります。人の指図は聞き入れない人なんだなぁ……。
  まぁ、それでこそ地球の中心を目指そうとする御仁であります。並外れてないとね!!
  それはそれとして、漂着した海岸線のあたりを詳しく調べてみることにした2人。古代生物の骨が無数に残されていた場所で、人骨を発見しました! なんと、他にもここへたどり着いた人類がいたのでしょうか!? でも骨になってるんじゃ、話は聞けそうにありませんね。むむむ。

  「デスコ」、第36話。
  ファントムというリーパーがマダムMに化けて助けてくれました。彼はリーが呼んだ模様。昔、不本意ながらもマダムがファントムを助けたその恩返し、だそうです。意外と義理堅いなぁとは思いましたが、相手がマダムMだからこそでしょうね。冷徹な女王で、憧れの的だったから。
  ファントムは特殊な人工皮膚をまとっていて、任意に姿かたちを変えられるのだとか。リーパーの仕事の後には殺した対象に成り代わって人生を歩み、また次のターゲットに顔を変えていくという具合に生きているようであります。変身能力、便利そうですねー。
  助けてもらったデスこはずっと、不機嫌顔であります。自分で殺したかったんでしょうね、ディービルを。そりゃそうだ。怪我はしてますが元気そうなので、まぁ良かったねってところでしょうか。
  しかし次なる指令が出され、標的はなんと、マダムM!? え、なんでなんで?? マダムが何かしましたか??

  「あらいぐマンといっしょ」、第3話。
  奇天烈デザイナーとぬいぐるみ男の旅は始まったばかり! ……だというのに、田舎町で血まみれの危ない女性を拾ってしまいました。どうもこの男、やることなすこと軽々しいんだよなぁ(汗)。女性が銀行の行員で、副支店長殺しの容疑者として手配されていることを知ってしまったキチオさんでしたが、狂乱して車を奪って走り出す彼女の前に成す術もなく。
  代わりに、拾ってあげて家まで送り届けて差し上げた老女がいつの間にか車に乗り込んでおりまして、その方がこの行員を説得してくれましたよ。
  でも説得内容もすごかった。「私も…、……昔一人殺した」って。えっ、そうなんだ……あの送り届けた先の、円満でにぎやかな温かいご家庭に、そんな陰惨な過去が!
  そうホイホイ人殺しがいてたまるか、と思う一方で、この物語はかなりぶっ飛んだ人間が多数出てくるようなので、そういうこともあるのかな、とも思いました。
  副支店長殺しのぶっ飛んだ女性行員がキチオさんにあだ名をつけてくれたので、今後、キチオさんは「あらいぐマン」と呼ばれることになったようであります。けっこうあちこちで、動くところ他人に見せてますが、意外とトラブルには逢わずに済んでますね(笑)。別種のトラブルは引き込んでいるわけだが……。

  「血まみれスケバン・チェーンソー」、第88話。
  死者が復活するという海にギーコを浸けに行った一行でしたが、その海の沖合でいつかのでっかい敵が出てきまして、ナグルシファーげんなり。海へ落ちてしまった部長はゾンビさんたちに思いっきり囲まれていてめっちゃピンチなのですが、これどうなるんですかね??
  と思っていたら、あれ、敵さんがいつの間にかギーコを手にしている! やばい! 復活しているかどうかも分からないのにますますピンチ……と思ったら!! ギーコは完全以上に復活していて、敵をあっという間に片付けたと思ったらその船の上から更に、港にいる爆谷や水島くんのピンチ(不良に絡まれてました)を衝撃波で簡単に救出!!
  え、ええええ……何処の少年漫画だよ、チェーンソーで遠隔攻撃とか、すごくない!? やばくない!?
  それにしても水島くんもキンバリーも、無事だったんですね。無事というより、彼女らも復活したのかな?? そして港へ続けて姿を現したのは、ネロの配下だった者たち。そのすべてがネロに「恨みを晴らす」権利がある、と水島くん。
  おおおおおおお、死んだ筈のみんなが戻ってきて一緒にラスボスに対抗するとか、胸熱展開……!!
  ついに次号、最終回だそうです!! 長かったギーコの血まみれの日々も、ついに終わるのか!! ああああ楽しみーー!!

  「狂気の山脈にて」、第6話。
  いや、もう、すごい……今回、すごいしか言えません。最初っからすごいすごいって連呼している気もしますが、今回は本当に凄かったです。真っ黒い山脈に隠されていたのは、五億年も前に地球に刻まれたと思しき、太古の都市の廃墟。その緻密な描写が本当に凄くて、息を飲みました。
  これは、この号は、みんな読まないと後悔する! ラブクラフトは置いておいても、田辺先生のこの筆の跡をみんな見るべき!!
  それぐらいのことは思いましたね。
  大興奮したダイアー教授はダンフォースを連れてこの都市の調査に乗り出しましたが、果たして、はて……これ、無事に帰って来られるのかどうか……。もう悪い予感しかしません(汗)。

  「どこか遠くの話をしよう」、第8話。
  え? プラティーノ、未来から来たの?? っていうかこの山中の村、田舎だなぁ田舎だなぁと思ってましたが。そもそも西暦が1851年!? 日本じゃまだ文明開化もしてませんよ!? 江戸時代!?
  プラティーノの鞄の底から出てきた紐と思しきものは実はカセットテープの破片だったようで、「1970年代のヒットメドレー」を聞かせてやると主張しておりましたが、そもそもカセットテープが無い。コンセントも無い。自分に録音されている音楽は古いものだと思っていたけれども、この時代のほうがよっぽど古いと知って、テープの破片、何故か元気づいたようでした(笑)。単純だな。
  君の録音時期の西暦が分かれば、よりいいのですけどね。
  村長さんがギリギリ外の世界の「西暦」を知っていてくれてよかった……。絵ハガキが分からなかったのも、「写真」を見たことがほとんどなかったせいでもあるんでしょうね。

  「わたし今、トルコです」、第3話。ゆるゆるトルコ滞在記。
  ある日突然、アンカラでロシア大使が殺されたとの報が友人からの電話でもたらされ、驚く市川先生。語学学校へ行ってみればロシア人の級友はとてもとても落ち込んでいて、トルコは危険な国! みんな国外へ逃げるべき! と主張していたのでした。
  けれどもトルコ人教師は「怖いんだったら国へ帰ればいいんだよ、誰も責めない」「生まれた国がこうなんだ、ここにオレの人生がある」「どこの外国で暮らせるっていうの」と、堂々としておりました。そうか、生まれ故郷が「こう」なんだから、ここで暮らしていくっていう覚悟がある訳だ……。
  日本人は……どうだろうなぁ。日本でテロが当たり前に起きるようになったら、日本の外へ逃げていく国民はどれぐらいいるかなぁ。あんまりいないんじゃないかな。
  トルコは確かに近年、地震だのテロだのなんだのでずいぶんと賑やかでしたね。
  世界情勢が穏やかな年ってのも、なかなかありません。こういう景色を見ると、日本はやはり平和なんだと再確認出来ますね。この平和をきちんと守らなくてはいけません。会う人に優しくするだけでも、世界は変えられる筈と、そう信じていないとやってられませんよ。ホント。

  「あれよ星屑」、第42話。
  高に続いて根来(ねごろ)という隊員の故郷を訪ねてみたお2人。しかし、村人に根来家の場所を訊いても「知らね」「シッシッ」とすげなく扱われるばかり。ホラー映画の導入かよ。
  数奇な人が案内してくれましたが、もう家は空き屋で、朽ちていくばかり。ご両親の墓を訪ねたものの、案内してくれた村人でさえ「人殺しの血lと根来を蔑み、墓の前でも平気でそれを口にします。何があったものやら、根来の父が母を殺し、そして自殺したのだそうです。そりゃあいくら戦前のことでも、嫌われるわな……。
  戦場に行った人に出なければとても話せないと門松がうなだれた、根来の最期のこと。この村にいた狂人がとっていた、軍隊調の命令や訓練の行動。狂人に号令と説教を浴びた班長が吐いてしまったことなど。これ完全に、川島の心的外傷になってますね。軍隊でのことが。
  今回の話には、戦後のつらい日々のことが色濃く描かれていたように思いました。
  住職の言う、忘れてしまいなさいという言葉に、突き放されたようになって逆に困ってしまう2人。とても忘れられないと川島は言うのですが、「死んだ者に添うて生きてはなりません」との言葉に、いつか家に出てきた死神を思い出しました。死の臭いがする、と言ったあの不気味な存在。川島がこうして死んだ人間に心を寄せているから、いつまでも死の臭いが取れないのでしょうか??
  でもこの作中の日本で、死の臭いをしょっていない大人なんて、いるんですかねぇ。

  「報いは報い、罰は罰」、第4話。
  ええええ、早くも2人目の人が殺されてしまった! 家長は生きているかどうか分かりませんが、もう望みはないんじゃないかなぁ、この調子だと。こんなにあっさり殺されるとは思いませんでしたよ、この若い恋人……。
  狭霧さんに向かって「さぎりん」って、ずいぶんなネーミングセンスだなぁ……。でも図々しいけど、体が冷えてしまった真椿さんを介抱しようとしてくれたりとか、悪い人じゃなかったんですけどね、邦加さん。
  雪も降ってきてしまいましたし、いよいよ屋敷そのものが密室ですよ。
  「そして誰もいなくなった」雪山版みたいになるのでは……(汗)。怖い……。


  いろいろな種類の汗をかかされました!
  ではでは!

モーニング15号

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  みなさまこんばんは! ほうれん草を食べたい、と思った日にほうれん草が特売になっていて、嬉しい偶然に幸せを感じた皿洗いです。ほうれん草うまいよー。

  さて本日は木曜日ですので、モーニングの話題! モーニング15号、表紙と巻頭カラーは「コウノドリ」であります。いつも赤ちゃんが可愛いです、カラーイラスト……。
  「コウノドリ」、第188話。NICUに入っている赤ちゃんのお母さん、井出さんと、風間さん。同じ病室で似たような境遇なので、話などして励まし合っているようであります。井出さんは前回、重たい過去を話してくださってましたね。起きてしまったことはもう戻らないけれども、その後悔を踏まえて今がある訳ですから、今度はもっと愛を注げるといいですね……。
  そして、風間さんの赤ちゃん。白川先生が根を詰めて看病しておりましたが、あれこれやってもなかなか状況が改善されず、白川先生は例のあの工藤先生にも病状について話しかけられたりしていたのですが、意地を張って突っ撥ねてしまうのでした。しかしいよいよ赤ちゃんの肺がおかしい、となった時、看護師さんが今橋先生を呼んできてくれて、そこでようやく、「これは誤診じゃないのか?」という可能性を指摘されました。
  障害があったのは、肺じゃなくて、心臓のほうだった。……より重篤でしたね。
  すぐ手術、ということになりました。風間さん、大丈夫かなぁ。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第109話。
  ローテーション投手になって「リズム」が狂って現役でいられる時間を縮めるより、リリーフのままでいてあと5年ぐらい活躍したほうが「向こう5年で5億」は稼げるのではないか、というのが夏之介の考え。今年とても調子がいいのは、あくまでもトミー・ジョン手術をしたのちに手厚いリハビリを受けて回復したからであって、ずっとリリーフでいたら「ぜひ先発ローテに」なんてコーチに言われてない筈だ、と思っているようであります。
  ネガティブじゃね? とは思いますが(笑)、合理的で自分をよく知っている夏之介らしい考え方でもありますね。
  しかしダーティ桜塚さんは真っ向からこれに反対! 「文京モップスが凡ちゃんのことをまともに戦力として扱ってくれるのはあと2シーズンだよ!」と、はっきり言いました! あ、そっか、そういうリスクもありましたね。なんせ球界一の金持ち球団ですからねぇ。
  ダーティさんはここでローテーション入りして自分の価値を上げ、140日の条件をクリアしてFA宣言し、移籍でいかに自分を高く売るかを考えるべきだ!! と主張。移籍ビジネス! って、はっきり言っちゃってますね、ダーティさん(汗)。ひいてはそれが、自分の利益になる訳ですからね、彼の場合。
  でも説得力ハンパねぇー。さすがやり手のビジネスマンだ。
  まぁ蓋を開けてみないことには何がどうなるか分からないってものではありますが、先発の夏之介は、見てみたいものではあります。はい。

  「GIANT KILLING」、第429話。
  清川に代えて、石神選手を投入。まぁ普通に考えれば、イエローもらっちゃった清川を下げて、ベテランを入れることで守備力を増したい狙い、ってところでしょうけど……なんか、達海監督がそれだけで終わる筈はないと思うのですよね(笑)。カメラマンの久堂さんも「拍子抜けだな」なんて言ってますが、裏に何かあるんじゃないかと見ているようであります。久堂さんに応援されていないETUを見るのは、なんだか不安ですよ……。いつも好意的な目で見てくれてましたからね。
  後半始まってすぐ、達海がゴール裏に向かって大きく手を振り上げました! これはサポーターを煽っている所作ですね。ゴール裏のみならずメインスタンドもバンバン煽って、大声援を頂きました!! 「やっぱりお祭りは、みんなで盛り上がんねぇとよ」って、なんとまぁ血の熱い監督ですこと(笑)。
  平泉さんは絶対こんなことしないだろうなー(笑)。本当に対照的な監督たちであります。

  「バンデット」、第21話。
  皇武合体、ってなんだか聞いたことのあるような論ですね。猿冠者が熱弁するこの言葉を、しかしお父上は一笑に付し、「練り直せ」と言って出て行ってしまいましたよ。さすが猿冠者の父親、ぬるくない……。
  ちなみに8年前に猿冠者がやらかした事件とは、北条の娘さんを彼の正室として迎え入れる話だったのを、その婚礼の席で北条を討つ! とぶち上げ、計画を知った父親によって潰されたというもの。そりゃ確かに、追放もんですわ(汗)。自分の婚礼の席を血で塗ろうなんて、不遜だし大胆だし、罰当たりですわ。
  高氏は、自分は足利を継がないなんて言っておりますが、でも歴史を見ればそうなっちゃったのは明白なのですよね。戦好きの自分の性格が嫌だと思っているようですが、それが結局、彼自身を高めることになってしまう筈であります。今はまだ平和なもんなんですね、この時点では。

  「カバチ」。法律を勉強したけれども、まだまだ一切の職務を経験していない若き司法修習士。生意気なカバチを垂れて悪徳業者を丸め込もうとしましたが、いかついおっさんたちに囲まれて殴られて、大ピンチ! おまけに、自分の身を守る為に相手を突き飛ばしたのに相手側が派手にスッ転んで、「司法修習士に怪我をさせられた! 訴えたる!」と喚き出す始末……。
  この業者、こんなにまで悪徳だったとは! 不利なことがあってもここを引っ越せばいいだけ、とのうのうと言ってのけてましたし、かなり悪い連中がそろってますね~。詐欺師というよりはヤクザ者っぽい感じ。
  勉強ばっかりしてきた修習士の彼には、ちょっと手に負えない相手のようであります。せめて栄田さんを連れてきてればなぁ……。

  「鳥葬のバベル」、第23話。
  朽縄、って鉄郎の名字でしたっけ? なんつう名前だ。すごい。そして、いろいろと特殊な宗助の体をもってしても、石立の攻撃を止めることが出来ません。口を封じても、すぐ喉に新たな口が、そんでもって腕までもが口に。生前「何よりも手に入れたかったモノへの思いの強さが奴らの力になるんだ」との鉄郎の解説でしたが、そうすると鉄の爪を持っていた女性は、ネイルに対して執着があったってことでしょうか?? 顔が変わる男は……?? 変身願望か何かかなぁ。
  柳ちゃんはたぶん出刃亀だな(笑)。美波ちゃんがまだ分からない!
  駿河先生が当てつけのように言うには、つぐみさんは「サンダーバードを守る為に生み出されたもの」だとのこと。だとするといろいろと宗助や鉄郎とは立場が違いますが、一緒にいることは出来るのですね。宗助に手を貸したくても、それが出来ない体、ってことですか。前に巨大な牛と戦っていたのも、あれもサンダーバードの敵、ということなのでしょうか??
  石立の犯行を警官の無線で聞いてしまった組長の娘は、ニヤニヤしておりましたが……あれ? この女の子も蘇った手合いだったの?? なんとまぁ。
  いろいろ収束していくのかと思いきや、ここからがますます本番って感じで開いていく展開になるんですね。まだまだ終わらないのだと思うとドキドキします。緊張感続きスギてつらい!!

  「ガマンできないマンガ」に、なんと、ふみふみこ先生登場です!! 男の娘とか百合とかをいつも描いている先生ですが、その原点は「らんま1/2」にあるんだとか。……やっぱり「らんま」なのか……。あの漫画、いろんな人の変態性を呼び覚ましたんだなぁ……。そうまるで、それは、手塚治虫漫画がそうであるようにね!
  「らんま」を読んだ結果、“男とか女とかどうでもいいじゃん”となる、って、それすごく分かります(笑)。小さい頃に読んでいた時には、ぜんぜんそんなこと思いませんでしたけどねー。今となっては納得する他ないって感じですわ(笑)。

  「サンダーボルトファンタジー」、第30話。
  剣の封印を解くと魔神が復活してしまう、地上の生きるものみな死滅する戦いの再来だと驚いて、狩さんは封印を戻させようとしましたが……邪魔するならと、刑亥に殺されてしまいました。あーあ。人間組、もろいわ(涙)。
  さて、外に出た蔑天骸と鬼鳥さん(もう凜雪鴉と呼んだほうがよさそうですね)、ここで激突! 凜雪鴉はどうしたって、蔑天骸の「驕慢」を盗みたい。剣そのものではなく、練り上げた剣術、強さこそが彼の驕りの源なのだから、それを砕くしかないと彼は言います。
  どの道、誰かが対決することになる訳ですよね。蔑天骸とね。だったら凜が適任ですよねぇ。
  思いがけない展開が連続するので驚いてばかりでしたが、クライマックスに突入した! って感じがしてまいりましたね。殤不患さんはいま何処にいるのかな……。早く舞台に戻ってきてほしいな!

  「疾風の勇人」、第53話。
  ふ、ふ、ふ、不信任案が可決されちゃったーーーー!! 同じ自由党なのに、鳩山派の議員がこぞって議会に参加しなかった為、野党が結託して票数をひっくり返されてしまいました。あーあ。党内分裂の影響がモロに出ちゃいましたねぇ。
  今まで不信任案が可決された国務大臣は、池田勇人ただ一人って、マジかよ……。
  愕然としますわ(汗)。

  読切、ひろき真冬先生の「風の花」。なんだか聞いたことのある名前だな、とは思いますが、たぶん作品を拝見したことはないと思います。圧倒的画力! そして、おそらくは難しい設定である筈なのに、大道具と画面とわずかな台詞だけでそれらを説明してしまえる描写力!! 驚きの演出力!!
  いろいろ驚きました。
  舞台は2029年のようですが、都庁が廃墟になっているようですね。そして大きなドームの中で、エリートさんたちが暮らしている様子。外の世界ではバラックで暮らす人々や、大きな建物で身を寄せ合って暮らしている人々などがいるようでして。大きなドームの「排気口」から出てくる空気がどうも清浄らしく、不動産の物件に「排気口近く」なんて売り文句がありますね。そして、「線量低し」とも。ってことは、外の世界に蔓延しているのは、放射線?? ついに核が落ちたのか??
  背景をいろいろ想像するだけもかなり楽しいですね。
  そして、ランドセルを背負った少年が一基の事故ったUFOらしきものと出会い、中の乗組員にリンゴを手渡したことで、その日の夜に彼らの記憶とリンクして事故の前後の風景を見る、という物語でした。外星人というよりは、未来人のようですね。
  異様な体験ではありますが、時間の流れを淡々と描いていて、事実のみを述べているという感じがありました。余計な台詞は少なくして、出会いのみに焦点を当てているんですね。短編映画を観たような満足感がありました!!
  モーニングはたまにこういう読切を持ってくるので、油断なりません(笑)。
  いいもの読ませていただきました!

  「CITY」、第22話。
  立涌くんの日常が(主に彼が被害をこうむる形で)波乱に富んでいるのに対し、その妹のまつりちゃんは平穏な日々を送っているようですね。「帰宅部チャンピオン」「チャンピオン2人!」「今日も仲良く防衛しますか」という、仲良しのクラスメイトとの会話にセンスが光りまくっていて、好きです(笑)。心がホッコリいたしました。
  スタンドバイミー、って言ってますが、これがまつりちゃんにとっての日常なんだろうなと思うとますます愛しいですね。友情……それは美しいもの……。ハハハハ。


  ではでは!

「ハルタ」41号

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  みなさまこんばんは。東北の大震災の日ですが特に変わりなく過ごした皿洗いでございます。あれからもう6年も経つのかと思うと、時間の早さに驚くばかりですね。今もまだ復興しきったとは言えない状況ではありますが、一日一日、大事に生きてまいりたいと思います。
  主に漫画を読みながら過ごしておる訳ですが。ええ。

  さて本日は「ハルタ」41号の話題であります。もう次のハルタが出てしまいますが!! 毎度これだな。
  表紙は画像をご覧頂いた通りですが、表紙連動読切にもこのままこのキャラクターが出てきて展開されます。町の描写が素晴らしいですね。こういう架空の建物がぎっしり詰まった情景には、心奪われてしまいます。「ハクメイとミコチ」に出てきたアラビカの港町とかね。

  今回はのっけから新連載! 渡邉紗代先生の「B/W(ブラック・オア・ホワイト)」であります。
  前の連載では寄宿舎で暮らす男の子たちの可愛らしくも切ない日々や人生を描いておりましたが、今回は打って変わって、賭博に金を注ぎ込むダーティな男の話! 中国の古い文化「闘蟋(とうしつ)」というコオロギを使った虫相撲で、互いに互いの虫に賭けて勝負をする、というものだそうです。
  本当にそんな競技(文化)あるのかなぁ? と思って調べてみましたが、確かにありました。唐の時代から1200年に渡って続けられている伝統文化なのだそうです。賭博ですけどね。秋にオスのコオロギを使って、縄張り争いをする習性を利用して戦わせるものだそうでして。
  主人公はその賭博を得意としている集団の元へ乗り込んでいって、多額の金を賭け、荒稼ぎしようとするのですが……まずは負けてしまい、金がないならとボコボコにされながらも逃げ出し、別のところでコオロギを拝借してきて(無断で)今度は勝つ、というお話でした。初回から遠慮なくえげつない主人公ですな(汗)。
  今回は上手く逃げおおせ、金も手に入りましたが、この主人公、ろくな人生を歩まないんだろうなぁ……。どんな話になるのやら、不安いっぱいで次回に続きます。

  「ダンジョン飯」、第31話。最新4巻が発売されましたよ!
  オークの集落から出て、とりあえずは地上を目指すことになった一行でしたが……地下の城下町は今や狂乱の魔術師の支配下。レッドドラゴンが倒されたことで危険な魔物も徘徊するようになり、魔術師の魔法で通路がどんどん改変されて、上へ続く階段さえも見付かりません。怪我だって治りきった訳ではないのに……。ああもうフラフラだし……。
  そうして迷っているうちに、庭園らしき場所へたどり着き、おや? 誰かがいる、と思ったら即座に相手が襲ってきました!! ドライアドという花の魔物だったようで、戦闘後にライオスが解説したところによると、受粉前の花が手足を持って果実を守ったり世話をしたりしているそうであります。
  男女の姿をしてはいましたが、女性らしき姿のドライアドからは大量の花粉が出て、男性っぽい姿をしたほうからは出なかった、ってことは、女性っぽい形をしたほうが雄花だったってことでしょうか。うーむ、奇怪な。
  実が完全に「顔」そのものの形をしているのも、奇怪ですね(汗)。ライオスがそれらを収穫してきた瞬間、マルシルは感情を失った瞳になり(笑)、時をさかのぼる魔術を探し出してしまうのでした。やばいやばいって!! 反魂の術もまずかったのに、これ以上禁術を重ねる気か!!(笑) そもそも本当にあるのか、そんな術が。
  ともあれ、ジャック・オ・ランタンみたいな「顔」の実に詰められたスープを頂いて、とりあえずは体力回復! マンドラゴラなども収穫され、料理に使われましたので、マルシルの魔力回復も期待出来ますね。
  センシはマルシルとチルチャックの年齢が「そんなに若くない」というのがどうにも理解出来ないようでして、2人のことは「育ち盛り」だと解釈しているようですね(笑)。まぁ、マルシルは長寿の種族ですからあながち間違っていないかもしれませんが(でもこれ以上身長などがぐんと伸びるとは思えませんけどねぇ)、チルチャックはもう30手前なんですよ! ハーフフットは別に長寿って訳でもないようですし、大人の男として扱ってやって! お願いだから!!(笑)

  「ハクメイとミコチ」、第41話。
  今回は久々に、美容師のジャダさんが登場! ハクメイが髪を切ってもらって、さっぱりしたところのようであります。ハクメイの美容院って、美容って言うより「散髪」って感じがしますけどね(笑)。
  さて、裏へ水を汲みに行ったその瞬間に店を訪れた伊達男! 役者のカーネリアンという男で、ジャダの知り合いのようであります。しかしジャダは彼を苦手としているようで、「見かけたら追い払ってね」と言っていた矢先の突然の訪問。ジャダに髪を切ってもらいに来た、彼女が帰るまで寝て待っている、なんて言って店先で寝始めてしまった超マイペースなカーネリアンに、さすがのハクメイも困ってしまったご様子。ジャダの店は家でもありますしね(汗)。
  しょうがないので変装して、ジャダの弟子だということにして、カーネリアンの髪を切ってあげることに……。さすがに美容師の代わりは、ミコチには務まりませんしね。
  なんだかんだと喋った内容は、まぁジャダさんとカーネリアンさんは美容学校時代の同級生で、でもその頃からまともに口を聞いたことはないそうであります。ジャダさん、こういうやかましい明るい男の人は苦手なんですかねぇ。どうして彼を避けているのかはいまいち分かりませんでしたが、本心ではカーネリアンの髪は綺麗だから一度切ってみたい、と思っていたようであります。
  ……いや、その頃から学校の人気者だった彼をモヒカンにしたら怒られると分かっていたから、あえて避けていたのでしょうか??(笑) でも今回はモヒカンにしませんでしたよ! 役に合わせたかっこいい髪形に仕立ててあげて、カーネリアンさんも満足そうでした。
  変装はばれてましたが(笑)。
  面白い新キャラ登場で、ますます盛り上がる予感ですね!!

  「北北西に曇と往け」、第10話。
  三知嵩、ようやくまともに登場であります。日本人の刑事にボコボコにされた慧は、家へたどり着くよりカトラの家のほうが近いと判断し、身を寄せました。しかしカトラは居らず、その姪のリリヤのみご在宅。怪我の手当てをしてもらいましたが、まぁ乱暴な手付きで慧が痛がること痛がること(笑)。わざとやってるのか??(笑)
  三知嵩はたいへん綺麗な子で、悲しいことを思い出すとすぐ泣いてしまう泣き虫でしたが、おじさんとおばさんに何があったかはちゃんと話してくれました。どうにも言い訳臭いというか、刑事が語った話とまったく違うのでおかしいな、と思っていたのですが……2人の会話をそばで聞いていたリリヤが、「あの子、もう連れてこないで」とすげなく言い渡してきました。
  音楽を学んでいるリリヤは日本語の「音が面白い」と言って近くで聞いていた訳なのですが、三知嵩の言葉を聞いていると「汚れた音がして気持ち悪い」と言います。それは嘘をついているからだ、というのが彼女の主張なのですが、さすがに慧はすぐには信じられません。
  でも確かに、慧からの連絡を待っていたっていうなら、メールアドレスを何の断りも無しに買えるのはおかしな話ですよね。幼い頃の回想でも、ちょっと危ない気はあったしな。何か面白くないことがあって、叔父夫婦を邪魔に思ったとか?? 兄の監視がないなら、叔父夫婦に何をやってもバレないと思っていたのかもしれません。でもあの刑事が不審を嗅ぎ付けてしまって、暴かれたのでアイスランドまで逃げてきた、と。
  そういう邪推も出来ますよねぇ。
  真実が明らかになるかどうかは分かりませんが、このまま三知嵩をかくまっていたら面倒なことにはなるかもしれません。どちらにしろ、叔父夫婦の死の真相はもっと調べるべきだと思いますけどね。

  「ヒナまつり」、第63話。
  ヤクザ同士が派手に抗争を繰り広げているここ最近。新田さんはどうしていらっしゃるのかというと、なんと、肺炎で入院していたのでした(笑)。意外とヤワだぞ新田さん! しかしどうしても抗争に打ち勝つ為、今日の会合は外せないから! だからヒナちゃんに頼んで、体を動かしてもらうことにしたのでした。
  またろくでもないことになる予感が(笑)。
  初めのうちは言われるがままやっていたヒナちゃんでしたが、そのうち薬が効いたのか体力の限界なのか、新田さんがずっと眠ってしまったので、自分でもヤクザのことを覚えてみよう、と思い立ったヒナちゃん。有料テレビの配信で視聴したのは、「広島極道一直線」とかいう、いかにもなコテコテの任侠もの!!(笑)
  すっかり染められたヒナちゃんは広島弁でサブからの電話に出て、眠る新田さんもそんな感じで操り始めちゃうのでした。
  結果として、またしても新田さんの「伝説」が上書きされ、ますます彼は危ない奴として内外共に認識されることに……。案の定だよ……。
  でも、体が動かなくて困っている新田さんにヒナちゃんが、「私が戦えばいいじゃん」「新田の手伝いならイヤじゃないよ」と言ったのはちょっと意外でした。何もかも気力を失ってネトゲするしかもう能がないのかと思っていたので……(失礼)。自分の力も分かっているし、それを新田さんの為に役立てることには抵抗がないどころか、新田の手伝いは嫌じゃない、とな。すごいな。愛を感じるな(やや消極的ですが)。新田さんは「自分達のケンカ、ガキにやらせていいわけねぇだろ」と突っぱねましたけどね。
  あくまでも、自分でやる。その意志を貫きたかった新田さんでした! そういうところは、やっぱカッコいいと思いますよ。

  「今日のちょ~か!」、なんと連載化! マジか(笑)。連載初回だというのに本文2ページ目にして早くも釣竿折ってるし……。自分の竿でもないのに……。
  基本的に内容は変わらずですが、4コマに無理やり収めて変なオチを付けていたのがなくなり、長いスパンでこのアホ小学生の釣りの様子を眺めることが出来るようになったのは嬉しいことであります。回りくどいけど誉めてますよ! これ!
  しかし、初っ端からこんな調子で大丈夫なんですかねぇ。カサゴを釣り上げたはいいけれども、お父さんの竿折っちゃってどうしよう、って……。とにかく素直に謝りなさい! ね!?

  「あおぞら弓道部」、第3話。
  なんだかんだあって、一人っきりの弓道部の活動をのぞき見したクラスの女子、希雪(きせつ)ちゃんは、弓道部に弟子入り……いや、この場合は素直に「入部」でいいのかな?? とにかく、天草くんに弓道を習うことになったようであります。「自分だけの道場」に邪魔が入ったことが悔しくてならない天草くんですが、まぁ、誰にも喋らない希雪ちゃんが目撃者だったことを幸運と思いましょうよ。ねっ?

  大槻一翔先生の読切、「鏡越しのミルクケーキ」。
  喫茶店に通って、気になる女の子が食べているもの、飲んでいるものを真似して注文する男の子。可愛い純愛だな、って感じではありますが、真似されているほうからすればあまり気分のいいものではありませんね(苦笑)。案の定、ガラス越しに観察されていたことには彼女は気付いていて、いつまで経っても声をかけてこない男の子に焦れていたのでした。
  でもちゃんと告白出来たので、万事オッケーですね!!
  レジにいた店員さんに告白劇を見られていて、「よかったですね」なんて言われたのは赤面ものだったけどな(笑)。
  ちょっと、告白成立後の男の子の表情が浮かない感じで、そこだけひっかかりました。好きな子とお茶出来るようになったんだから、もっと喜べよ! って思いましたね。まぁ、ガラス越しに眺めていて、勝手に感じていたことと現実の人のギャップを埋める作業をしていたんでしょうけど、もっと浮かれた笑顔が見たかったなー。むーん。
  大槻先生は次回から新連載ですって。どんな話なんでしょう。楽しみだ。

  「モテ考」、第9話。
  編集部の若いバイトくんと話をして、「モテる」というのはこういうことか! と衝撃を受けた波子さん。その彼に、どうやったらそんな展開に持っていけるんだ!? と訊いたら、「波子さん『モテ勘』ないっしょ?」と、あっさり看破されてしまいました。
  察するに、過去の経験の累積から、「この子は自分に興味がありそう」という相手を探る、ってことのようでありますが……まぁ、もちろんのことそんな経験などない波子さん。「モテ」を学ぶ為には既に「モテ」ていなくちゃいけないなんて、それなんてパラドックス??(涙)
  しかし気を取り直して、「執事カフェ」へ行くことにしましたよ!! それもそれで何か間違っている気がするが!!
  この執事カフェへ至る会話もひどかった。「ある……。イケメンが最大限にもてなしてくれる場所が……」「え、どこ? 死後の世界?」って……これ! これ、ひどいでしょ!! 死んだらモテるとでも言うのか!? 地獄の鬼にモテモテになるとでも言うのか!? ならないから!!(断言)
  いやー、今回も「モテ」とは遠い場所へ突き進んでいた……。ひどかった……。
  そもそもこの連載、どういう主旨で始まったんでしたっけ?? もう忘れかけてますよ。いろいろひどいわ。

  「昴とスーさん」、第4話。
  押し入れの中を捜索中の澪が見付けたものは、昴のグローブ。どういう経緯だか知りませんが、昴は野球をやっていたことがあったようですね。そして今回、大家さんの娘さん(小学生?)にターゲットにされて、一緒に遊ぼう一緒に遊ぼうとしつこくされ、仕方なく公園へ。そこで女の子の旧友がやっていた野球に混ぜてもらう、というお話でした。
  思いがけず野球をやれる機会に恵まれて、ちょっとは嬉しかったのかな??
  でもこの小学生の女の子、積極的だなぁ。小学生の時分って、そんなに異性と遊んだ記憶はないんですけどねぇ。学校の休み時間ぐらいかな。それなのに、町で見かけただけの男の子にしつこく絡むって、ちょっとよく分からないな。同性の友達がいないのか、何かあって淋しい思いをしているのか、そんなところでしょうか。積極性と社交性はあるのにね。空気を読まないから、それで嫌われたとかか??(笑) いろいろ想像すると面白いですね。
  昴が大人だった時の話なども読みたいのですが、このまま一切出てこない感じなのでしょうか??

  「世界八番目の不思議」、特別篇。
  冬のある日、道に落ちていた手袋が増えたり減ったりで、一家になったり離散したり。その瞬間に、本物の男女の別れと別れがあったり……。誰も見ていなければ誰にも知られることのなかった、道端のちょっとしたドラマでした。面白かった。
  でも、二度も振られた男性はちょっと可哀想ですね。ポエム辞めたらいいのにね(笑)。

  「不死の猟犬」、第36話。
  雁金と椿の対決はかなり熱い戦いになっておりました!! でも全般的に椿のほうが上のようですね。回想シーンによりますと「不死(しなず)の血」を入れると体が変化して、「帯」が背中から生えてくる、と。その帯が武器になったり服になったりと、便利に使えるようであります。基本的にはいくら切っても再生する「不死」の力がその血にあって、帯はその応用なのでしょうか。
  っていうか、「不死」の血を入れることで風鈴や切子たちも「帯」と「再生」を持ち、戦士として戦えるようになったってことなのですね。「不死の猟犬」と呼ばれる存在はママ以外に、この椿もそうなのだとか。教官長も務めた雁金は鬼のように強いとはいえ、彼女もまた「模造品」であるのならば、基本スペックでは椿に敵わないのではないでしょうか??
  雁金を失っても風鈴を取り戻せばOK、って話じゃあ、ありませんよね??(汗)
  どうなるんだろう、これ。息を飲む対決の決着は、次号ですよ!!


  続きはまた次回以降ーーー!! ハルタ毎度重い! 分厚い! 読み応えありすぎて疲れますまったくもう!!

  ではではっ。

「ハルタ」41号、続き。

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  みなさまこんばんは! 本日は原宿へ出かけ、竹下通りの人の多さにびっくりした皿洗いです。昔は自分もよく原宿へ買い物に行ったものでしたが、その頃はあそこまで混んでなかったと思うのですよ……。何があってあんなイモ洗い状態になっているのか。外国人は昔から多い。とにかく歩きづらかったです!
  あと、裏原宿のほうでカフェ難民になりました(笑)。よく歩いたなぁ。

  さて本日は「ハルタ」41号の話題、後半戦であります。

  続きからなので、「公安部特殊人種課56」、第6話。
  監督官のお仕事として、要の家を訪ねた常田さん。しかしそこにあったのは、何の家具もないがらんとした部屋でした。部屋の電球は切れたままだし、冷蔵庫には食材が一切、そう、調味料すら一切入っておらず、ガランとしておりました!! この状態で脱臭剤を入れているのはまったく無駄じゃない……?
  何を食べているのかと訊けば、バターを直接、そのまんまで「もっもっ」と。それが昼食兼夕食、とか。人間らしい文化的な最低限度の生活が出来ていない!!(涙) 常田さんはちょっと怒ってから、要を連れて買い物へ。しかし買い物先のスーパーでも、シリアルを選んでいる小学生男子に話しかけ質問攻めにして、相手を困らせたりするのでした。
  なんていうか、情緒が一切育っていないって感じですね。人間らしく生きる、人生を謳歌するっていう感覚が完全にすっぽ抜けている様子。そのことを常田さんに言われても、ほんの少し前まで特異人種なんか「人間ですらなかった」、と呟く要。
  今でも「人生とか人権とか、そういう言葉ってなんだか、なんだかすごく、遠い……」と。
  家畜同然だったところからいきなり「人間」にされても、感覚はすぐついてこない、ってところなのでしょうか。あえて言うなれば要のは自分たちが「可哀想」な分類の人間であることを知っていて、そのように扱われることに慣れ切って、もう何も感じていないのでしょうね。
  しかし常田さんは最近やっと「特異人種」の存在を知ったぐらいなので、差別も先入観も抱いておらず、要を「人間扱い」して、こんな生活してちゃダメだと遠回しに彼を諭すのでした。格好もつかないし、話はいまいち通じない、そんな常田さんに要は「嫌いだ」と告げるのですが、遠回しな感情表現は当然のことながら通じず、額面通りに受け取って「絶対に辞めないからな俺は!」と言い返されてしまうのでした(笑)。
  この感覚のギャップはたぶん埋まらないし、要も、強いて埋めようとしなくてもいいのだと思います。まぁ要本人がどう思っているかは知りませんけどね。常田さんに嫌味ばっかり言ってくるあの人は、自分の担当に向かってだいぶ乱暴な言葉遣いで、いつも命令口調ですね。あちらのほうが、大勢の感覚としては「普通」なのかもしれません(つまり差別が若干残っている)。でも常田さんみたいな人がいてくれたほうが、きっと要の救いになる筈なんです。きっとね。
  なんていうか今回の話は、突き上げられたところをグッと落とされた感じがして、突きつけられたこの世界の現実にかなりショックを受けました。テンションも低いし生命力も感じない要なんて、見たくはありませんよ。もっとフラットに常田さんと向き合えるといいですね。今のままじゃ完全に躁鬱の症状だよ(苦笑)。

  黒川裕美先生の特別読切、「ミカ、さいごの日」。
  しゃっくりを100回やったら死んじゃう、という話を信じ込んでいるミカちゃん。これ、いくつぐらいですかね。5歳か6歳かな?? 死んじゃうんだからきちんとした服を着て、自分のお葬式用のお花もたくさん用意して(折り紙で制作)、と焦って「旅立ちの準備」をしているのに、そんなの迷信よと、まったく構ってくれない母親に「のろってやる」と投げ付け、泣いて拗ねてしまいます。
  けれどもやっぱりお母さんのハンバーグが美味しいので、「のろうとかいってごめんなさい」と謝って、それから「いい子になるから、死んでもまたミカのこと産んで」と……。
  お母さんもさすがにグッときた様子(笑)。涙を滲ませて、でも毅然とした態度で居続けます。お母さんは大変だな。
  小さな子の波乱に満ちた、でも客観的に見るとなんにも起きていない些細な一日。その可愛らしさに、ホッコリいたしました。死ぬから適当な服を着ていちゃいけない、って、すっごく女の子らしい発想ですよねぇ。おしゃまさん!!

  「A子さんの恋人」、第29回。
  徹夜作業で漫画の原稿を終わらせて、なんとか翌日の午後には出版社へ原稿を持っていけたえいこさん。大層な修羅場でしたが、とりあえず、なんとかなりましたね。よかったよかった。しかし、作業の合間に自分と相手のことを考え続けたえいこさんとA太郎でしたが、考えはグルグル回り続け、いつかと同じ改札での別れに、互いに気付いてしまいます。同じところを、グルグル回っているだけだ、と。
  A太郎がはぐらかすから逆に別れずにいられた過去のえいこさんと、過去のことを繰り返したくないからA太郎に追われても逃げを打つ現在のえいこさん。押されれば引き、引かれれば押す、みたいな感じでして、まったく不毛な関係だと言わざるを得ませんね。
  A太郎の「人を好きになる感覚」とか、「安心する感覚」とかがたぶん、ちょっと歪んでいて、それが過去の別れに繋がったのではないでしょうか?? 昔、えいこさんと付き合っていた間に、「僕にはえいこちゃんだけだ」って思えていればよかったんでしょうけどね……。時はもう遅い訳ですし。
  そろそろ結論が出ていい時期なんじゃないかと思うのですけどねぇ?? えいこさん、ホント、はっきりしてくださいよ。いやマジでお願いします(笑)。

  「燕のはさみ」、第5話。
  なんと、「銀座の女理髪師」を自ら名乗り、銀座中の電柱に理髪店の広告を貼り付けた新規勢力が台頭! 新しい店構え、新しい経営方法(チェーンシステム)、新しいスタイルでたちまち銀座中の評判になるのでした。その一方で客を喰われた鳥理髪店は、閑古鳥。
  燕ちゃんは親父さんに「あの店を気にするな」と言い含められていたのに、ある時どうしても気になって、敵情視察に乗り込んでしまうのでした。
  時代が大正ですしね……。どんどん移り変わっていく町並みと文化に、人間のほうが置いてかれるような時代だったのでしょう。もちろん現在だってそれは変わりませんし、「銀座」という土地柄、時代の変化の最先端をいっている部分がありますからね。こういう過渡期に、いちばん煽りを喰らう「老舗」。その窮状に、跡取り娘はどう対応するか、って話であります。
  燕ちゃんはいきなり、ライバル店に「ここで雇ってくださいまし!」と頼み込みましたが、一体どうするつもりなのでしょうか?? どうなるのでしょうか??
  まぁ、相手方の言うことも、一理あります。腕だけあってもお客さんが来ないのでは、宝の持ち腐れだとか。顧客が高齢化しているので、先細りは必至だ、とか。そもそも鳥理髪店の評判も名声も燕ちゃんのものではなく、親父さんの成してきたものだ、と。うーん反論出来ない。
  親父さんは新店舗の台頭をどう思っていらっしゃるんですかね。もっと店主の言葉が聞きたいぞ!

  「サーカスの娘オルガ」、第6話。
  ここでオルガから彼女の想い人、ユーリィへと視点は移動。彼がサーカスに夢中になっている様子や、父との関係を垣間見せられました。何不自由ない生活で、将来も約束されていて、綺麗な許嫁もいるというご身分ですが……それでもサーカスに夢中になりすぎたり、絵を描いていないと息苦しくなったり、夜中にこっそり庭へ出て柵の上を綱渡りの真似をして歩いたり、何か、隠された感情があることを感じさせますね。
  ユーリィがサーカスに憧れ、その世界に没頭するのは、現実逃避とまではいきませんが「自由」の風を感じたいからなのではないでしょうか?? そしてその心を渡る気持ちいい風を思い出しては、絵に籠めていく。その行為自体がもう、彼の鬱屈を表現しているように思います。
  意外なことにユーリィのほうもオルガを思い出しては、あの綱渡りはすごかったと思い返している様子。オルガの一方通行かと思っていましたが、彼のほうもオルガに思いを馳せたりしているのですね。まぁ、その種類が必ずしも同一とは限りませんが。それでもね。ユーリィのほうはオルガなんて歯牙にもかけていないんじゃないかと思っていたもので。
  次に会うとしたら、次の年の春でしょうか。2人の関係は、どう変化するのか。楽しみであります。

  「ふうらい姉妹」、第53話。
  前回のコンサートに作った衣装が大変(本人にのみ)好評だったので、服飾の道に進んではどうかと、雇用主の鳳さんに言われるれいこさん。そういうのもありか、と思いましたね。確かに。コンサートの衣装ということであのような破天荒な仕掛け衣装になってしまいましたが、普段着だって作ってる訳ですしね。ええ。
  ああいう独創的なものが、誰かの心を掴むことだってある訳ですし……現にさくら子さんが鷲掴みされてますし(笑)。こういうデザイナーがいてもいいのではないかな、と思いました。
  斜井田さんとのお見合いは一向に進んでませんが、いいんでしょうかね??(笑)
  なんとこれで本編が終了だそうです。次回はエピローグとのこと……。突然!! でも、最後まで楽しませていただきたいと思います!! よろしくお願いいたします!!

  福田星良先生の特別読切、「キンギョのおすし」。
  カフェで飼われている水槽の中の金魚の「おすし」ちゃんと、カフェ店員のれおくん。おすしちゃんはれおくんに恋をしているのですが、金魚なので当然想いが届くことはなく、れおくんはれおくんでお店に時々来る綺麗な女の人に恋をしているのでした。つまり三角関係ですね!!
  れおくんのにべもない失恋と、おすしちゃんの一途な思いとを同時に味わう、ダブルに切ない恋物語でした。どちらも、打ち明ける間もなく終わってるところがまた、ね……。
  おすしちゃんがキラキラした目でじっとれおくんを見つめているのが、健気で可愛かったです。泣いても金魚だからバレないって、なんだそのポジティブ思考は!(笑) はー、もう、可愛い。れおくんを見つめて幸せに過ごしてね、おすしちゃん!

  「ネコと鴎の王冠」、第6話。
  今回はいよいよビール試作の第一歩ということで、麦芽工場まで、小口の契約に来た玖郎たち。麦芽メーカーの営業のイザベル女史に案内され、工場内を見学し、そののちにお仕事の話と相成りました。そういえば麦芽のことって、知っているようで知らないので、この漫画できちんと読めて勉強になりましたよ。夏に採れる大麦と冬の大麦とで「でんぷんとたんぱく質」の割合が違うので用途も違う(ビールに使われるのは夏の大麦のみ)、なんてことは、ぜんぜん知りませんでしたよ。
  そして水をやってあえて発芽させ、麦の中身の栄養素を変質させてから、焙煎と。そういう行程なんだそうです。へぇー。
  ちなみに工場内にネズミが出るので、その対策として猫を飼っているそうですよ。「マイスター ネズミ捕り」って、すっげ強そうですね(笑)。ネズミ捕り親方! 広報担当の「マイスター カワイイ」もいるようであります。あざとい!
  今回だけで麦芽の話は完結しているように見えるのですが、サブタイトルに“前編”とありますので、もしかして続くのかな?? 子供好きで自転車乗りのイザベルさん、次回も出てきますの?? ん??

  「ストラヴァガンツァ」、第2章第16話。
  ビビアン女王とハクの対決! 頭に血が上った彼女を次女のルバが必死に止め、近衛兵による連携の編成を組んでハクに当たりました。連携もよく出来ていて、力押しのハクを徐々に追い詰めていきます。それでも力負けしてしまうのですが、次から次に侍女たちも決死の突撃を繰り出し、最後にはビビアン女王の剣がハクの目から脳天を貫いて、彼を斃しました。
  ついに、やった……けれども、犠牲も多く払いましたね。近衛兵ほとんどやられてしまいましたよ。
  また、まだ敵の残存兵力が周囲を囲んでいるのですが、このままの状態では殲滅させられるのではないでしょうか?? 無事に帰れるの?? なんかもう暗い未来しか見えない。
  でもエシンを生んだゴルモアはもう潰えましたし、ハクもまた倒れたとなれば、もはや禍根はなく。あとは掃討戦の筈です。どちらの軍勢にとってもね。

  「ルドルフ・ターキー」、第43話。
  ななななんとルドルフさん、市役所へ進軍する為に、戦車を持ってきましたよ! 操縦するのはモモコで、主砲を操るのはルドルフさんです。この人たち、こんなものまで手に入れちゃったんだ……。しかも、動かせるんだ……。モモコの有能具合ヤバくないですか??(笑)
  しかし市役所のテラスからエグマリヌくんも、バズーカで迎撃、と。……戦争だよ、これもう(汗)。なんでそんなもん備えて市役所にいるの?? そんでもってコイツも扱えるんかい! バズーカを!! もうメチャクチャだよー。
  ともあれ、ラパン姐さんのピンチも救えましたし、市民の大勢もルドルフさんの姿を目撃しました! 市役所のほうの大騒ぎで、みんな気付いた筈です。市長代理が帰ってきたと。ここから快進撃ですよ! いけいけルドルフさん! でも破壊行為はほどほどにしてね!!(汗)

  二宮香乃先生の特別読切、「豆腐小僧一代記」。
  妖怪の村が廃村になったので、人里に降りてきて豆腐屋を始めた豆腐小僧(頭が豆腐)。最初は町の人に受け入れられませんでしたが、とある綺麗な女性と知り合い、彼女に豆腐小僧の豆腐の味を知ってもらったことで町の人にも徐々に広まり、味がいいので評判になってついには町中に店を構えるまでになりました!
  この女性と祝言を上げ、2人の子供にも恵まれ、幸せな人生を送るのですが……この奥方を不幸な事故で亡くし、泣きに泣いて豆腐小僧は自分の涙で自分の頭の豆腐をふやかし、形を保てなくなってしまうのでした!!
  町の人々の努力でどうにか凝固し、けれども一瞬の後にみんなの抱擁を受けてまた頭パーンって破裂するシーンがクライマックスです(笑)。ここが一番印象的ですわな。これ描きたくて豆腐小僧を描いたのではないかと思うほどの盛り上がりでした(笑)。
  でも、ちょっと疑問に思うのですが。
  豆腐小僧っていう妖怪は、こういうものでしたっけ? 手にした豆腐をぺろぺろ舐める妖怪だった気がするのですが……ん、なんだろう、わたしの知っている豆腐小僧とちょっと違うような……。しかしここを突っ込むとすべてが台無しになる気配があるので、まぁそこはいいやって思いました。頭パーンってなるのが大事なんですからね! 頭が豆腐なんですから!!
  それはそれで共食いって気もしないでもないのですが(笑)。面白かったからいいや!

  「ゲス、騎乗前」、第19話。
  いやぁ~今回は実にゲスでしたね、牧くん!(ニヤニヤ笑) 玉野ちゃんを上手く動かして間接的に馬主さんを操り、目当ての馬を買わせてしまうとは! 新しい馬を買ったら調教の担当は牧くんにやらせるっていう約束も取り付けてますし、「メビィウス2014」を手に入れた今は未来が明るい!! やったぜ!!
  ……で、玉野ちゃんをすっかりその気にさせちゃった落とし前を、どうつけるか、ですね。下手に振ったらヤバそうだしなぁ。このまま彼女にしたとしても、玉野ちゃんをめっちゃ気に入っている馬主の三田さんに知られたらそれはそれでヤバそうだしなぁ。正直なところ、玉野ちゃんと付き合うだけなら牧くんにそこまでマイナスはない気もするのですが、三田さんの存在がな~。玉野ちゃんに入れ込んでいるだけあって、しょっちゅう厩舎にも来ますしね。やれやれ(笑)。
  いやーしかしゲスがゲスな手段で目的を果たしていく物語、ますます盛り上がってきましたね。このゲスの始末、どうつけるのか、非常に見ものであります! がんばれゲス!!

  「織子とナッツン」、第22話。
  なんと、こちらも最終回だそうです! 同居開始から一年のお祝いをしたいとねだるナッツンに、困る織子。なんだかんだと2人のお出かけを楽しみはしましたが、どれも普段からやっていることとそう変わらないよね、と言ってナッツンは淋しそうにしてしまうのでした。なんとしても記念になるものが欲しい! と言って。
  めんどくさい女の子だな!(笑) ナッツンは彼氏が出来ても、記念日を大切にし過ぎて呆れられてしまうそうな気がいたします(笑)、はい。でも、そういうナッツンを好きになってくれる男の子がいればいいんですよね。ね。そういう一面を鑑みるに、やっぱり年上がいいような気がしますね。ええ。
  ともあれ、互いに相手が欲しがっていたものを買い合って、期せずしてプレゼント交換のようになりました。可愛いグッズが手に入ってよかったですね! この漫画に出てくる小物ってどれも本当に可愛くて、欲しくなるので、見てるだけでも幸せですわ~。
  もうこれが見られないと思うと淋しいのですが、また次の作品もお待ちしてますので!! ので!! よろしくお願いいたします!! 原鮎美先生、ありがとうございました!! お疲れさまでした!!

  「碧いホルスの瞳」、第14話。
  側近によって毒を盛られた王は皮膚に異常な発疹を起こし、またひどく衰弱してガリガリに痩せてしまっていたのでした。遠征を中止して帰ってきた王にようやくシェプストが会えた時には、病床から立ち上がることさえ難しい状態になっており、さすがのシェプストも唖然とします。
  流行り病かもしれないので近付かないように、と言われても気にせず、毎日のように王を見舞うシェプスト。その献身的な姿に、臣下の者たちは「やはり王と王妃様の間には特別な絆があったんだ」と感心し、敬服するのでした。
  しかし王の病気もすべてアメン神官の企みであることも、書記官の報告で既に把握していたシェプスト。彼らに罪を着せたまま最後のとどめをシェプストが刺し、そしてついに、兄王を葬って彼女が摂政となったのでした。義理の息子(ソティスの子)が王となりましたが、まだ3歳。アメン神官が目論んだ、幼王を擁して国政を操る立場に、シェプストは立ったのです。
  床に倒れた兄王に優しく寄り添って、敵意を向けたことなど一度もないとしれっと言ってみせ、王がそれを信じて妹に縋りついたその瞬間に毒を飲ませるって、その急変っぷりにびっくりしましたけどね。今までシェプストが溜め込んでいたものが、ここで発揮された、といったところなのでしょうか。ソティスに渡された毒薬が役に立ちましたね。そして、町医者が調合した解毒剤も。
  ついに王に近い存在になったシェプストですが、これから物語はどうなるのでしょうね?? 邪魔者はほぼいない、って感じですが、さて……?


  ハルタ41号、ここまでです~。今回も楽しかった!

  ではでは!

口を閉じると死ぬVネック(笑)ことマステマ。

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  みなさまこんばんは! 本日は新宿でおともだちと美味しいものを食べてきてしまった皿洗いです!! まったく飽食ですね!! 銀座だの新宿だの池袋だのって!! 食ってばっかだいやマジで!!
  体重のことは向こう3日間考えない(宣誓)。

  さて本日は月曜日なので、週刊少年ジャンプの話題であります! 記事タイトルが激しいネタバレ!! ジャンプ15号、表紙と巻頭カラーは「ONE PIECE」であります!

  「ONE PIECE」、第858話。
  サンジの結婚式こと「お茶会」が近付く中、ルフィたち一行はベッジのアジトで合流。そこでお風呂に入り、ナミはローラの姉であるシフォンと話をしていろいろと事情を把握。ローラを見初めた巨人族の王子という存在も気になりますが、ビッグ・マムが何をして巨人族に嫌われることになったのかも、非常に気になりますね。ビッグ・マムだって巨人の血が入ってるんじゃないの?? あれ、違いましたっけ??
  しかし意外にモテるな、ローラとシフォンの姉妹……。あ、双子だったのか、この人たち。
  お風呂シーンはシリアスながらもサービスシーンでした。ありがとうございます。
  牛乳を飲んだら治る、ルフィの歯っ欠け(笑)。そして綺麗な体になったところでベッジと面談になりましたが……アレ?? シーザーおるやん!!(笑) ビッグ・マムに虐げられて可哀想と思わないでもない、ってなところで出番が切れたのですっかり忘れておりましたが、ベッジに引っこ抜かれてここに至るのですか。元気そうで何よりですね。だいぶ存在に慣れてきました(笑)。
  それにしても哀れなのはペコムズですね。ベッジに海に落とされ、アイツの裏切りをママに知らせなくてはと焦っているのに、味方だった筈の魚人海賊団はとっくの昔に掌を返しているのですから。あっちでボコられ、こっちでボコられ、ママに奉仕したくてもそれすら許されない。なんて貧乏くじなんだ、この人……。やれやれ。

  「ハイキュー!!」、第245話。
  初対面の筈の翔陽と光来くん(いい名前だ!)ですが、目をそらしたほうが負けだ! と、本能で察してしまい、いきなりのバトルモードに(笑)。猫か!
  影山も売店へやってきたので、お互いの素性は知れました。1年生相手に、しかも自分より小さい相手に、最高到達点を聞き出して「勝った!!」と勝ち誇る光来くん……ちっちゃい!(笑) でもなんとなく、気持ちは分かります。光来の身長が169センチということなので、「黒子のバスケ」の黒子くんよりは大きいと判明いたしました。些末情報!!
  しかし試合を見ていると、本当に光来はスゴイ!! すごさがよく分かるだけに、翔陽も彼をもっと近くで見たいと、座席を下りて行ってしまいました。近くって何処だよ、と思ったら、なんとコートサイドに立ってみてますよ。かぶりつきじゃないか!! 相撲で言ったら砂被りですよ、ここ!!
  同じぐらいの身長の人間がこうもすごくて、「小さい巨人」と呼ばれていて、大活躍をしているのを見たら翔陽の心が折れやしないか、などと心配したのですが、結果はまったく逆。狩りを控えた雄ライオンみたいな悠然とした表情をして、「春高に来れてよかった」と呟いたのでした。
  それに対する影山の、武者震いしたとしか思えない表情からも、翔陽の精神状態がどんなものかはすぐ推察出来ます。笑ってるけど、闘志がメキメキ上がってるんでしょうねぇ。こういう感情の振り幅はやはり翔陽がいちばん大きいので、見ていてドキドキさせられますね。いい意味でね!

  「腹ペコのマリー」、第3話。
  タイガの姿をしたマリー様はスイーツをたらふく食べ、「エンゼルパイ」に感涙し、そのまま寝ちゃいました!! マリー様の意識が潜ると今度はタイガの意識が出てきて、でも姿はマリー様で、まったくややこしいことになりましたね……。更には、姿が違ってもきっとバアちゃんなら俺のこと分かってくれる! とタイガが信じて自宅へ戻ったものの、マリー様の姿がなにやらおばあちゃんを刺激したらしく、激しく攻撃されてしまいましたよ!! なんだよ、バアちゃん、マリー様のこと知ってたの?? 教会の屋根に立ってたお姫様のこと知ってたの??
  ちょっとは哀れだと思わないのか、おばあちゃん。そして隣の教会の人間とはまともな会話も成り立たないご様子。取り付く島もないとはこのことだよ!! おばあちゃんも協力してくれたら、魔術を解く方法が見付かるかもしれないのにィ(※ 個人的な願望です)。
  ともあれ、マリー様は現代の洋菓子を食べてご満悦でしたので、それだけでもよかったな、って思うのでした。どら焼きを手にして嬉しそうに笑ったマリー様を見ていると、なんかね。もうね。心がホッコリしましたよね。
  でもこの話、どう進むの?? まさかマリー様がタイガの姿で、学校行ったりするの??(笑) どうなんよ、そのへん!!

  センターカラーで「ドクターストーン」、第2話。
  そもそも石化が解けた理由はなんだったのか? ということを探っている千空。コウモリのフンから生まれた硝酸が作用したのではないかと睨んで(と言うより、他に大した要素がないものと思われます)、それをコウモリの巣から取り出し、石化した生物にかけて反応を見る実験をもう100回以上繰り返しているのだとか。
  アルコールがあれば、と嘆く千空に、大樹は森の恵み採取中に発見したブドウを差し出しました!! おおお、これでワインが作れるじゃん!! やったぜ!!
  醸造したのちに、今度は蒸留してアルコール分の抽出です。それをするにも大変で、いちいち粘土で器を作らなくてはいけませんし、その為に火力が必要で薪を集めて火を焚いて……って、これ、本当に一人だと大変な作業だなぁ。一人でもきっと千空はやり遂げたんでしょうけど、大樹がいるといっぺんにはかどるんですね。マンパワー! そして、適材適所!!
  そしてついに硝酸とアルコールを混ぜて、工業用腐食液「ナイタール液」の作製に成功!! これを生物に垂らして……ついに、ついに! 石が割れて鳥が飛び立ちました!!
  おおおおお、感動的なシーンだわ……。
  ようやくここまで来たので、あとは体がきちんと残されている人類を選んで石化を解く作業ですね。いやー、地道かつドキドキに満ちた2週でした。思った以上にエキサイトします、この新連載!!

  「ネバーランド」、第30話。
  ついにノーマンが行ってしまう時間になり、エマは最後の抵抗を試みるのですが、ノーマン自身に阻まれてついに叶いませんでした。でも、どうなんでしょう、希望的観測ですがノーマンがこのまま食べられちゃうのはなんだかもったいないと「本部」が思っているのではないか、という気がいたしますが……。ママの「あなたという子に会えたもの」という台詞も、何か思わせぶりで。
  門へと歩く途中、ノーマンはママに向かって「幸せ?」と問いかけます。もちろんすぐに「幸せよ」と答えたママでしたが、質問そのものは意外だったのか、かなり驚いた顔をしていましたね。
  そもそも「幸せ」って何なのか、こんな状況に置かれた人類にはもう分かりませんね。もう。

  「ヒーローアカデミア」、第129話。今週はちゃんと掲載されました(安堵)。
  いきなりターゲットと接触してしまった出久くん。ヴィランホイホイだなこの子はー。自分たちの名前や所属がバレないように気を回すミリオ先輩のフォローに感謝しつつも、助けを求めてきた少女を救わなくては、と奮い立ってしまってしょうがない出久くん。でも、今すぐ出来ることはほとんどありませんよね。彼女がどういう立場で、どういう風に「知崎」の役に立っているのか、何も分かりませんが……。
  だからって見捨てていけないとエリちゃんを抱きしめた出久くんは、本当にヒーローらしくていいです。好きです。
  でもそのままじゃ犬死にするところでしたけどね!!(汗) 生きててよかった、ってレベルですよ、マジで。ああああ、もう、ヒヤッとするわ……。

  センターカラーで八木教広先生の読切、「月光のアルカディア」。なんというか……説明台詞が過ぎるな、と。あと設定任せスギる。いろいろと。あと、ストーリーを投げ出しっぱなしにしスギていないかと、それが気になりました。問題なく読めますし話も分かりやすいのですが、いまいち乗り切れないというか。これ、続き読まなかったら何も意味ないじゃん? という率直な感想がどうしても残ります。とても残念。
  あとは鼻のない顔がすごく気になりました。顔の中心だけ何も描かれてないみたいで。でも考えてみたら「クレイモア」もそうだったな!! あの時は気にならなかったんですけどねぇ。今回の読切は、デフォルメの仕方が気になってしまいました。うーむ。
  また「エンジェル伝説」みたいな明るいギャグ漫画を描いてくださいませんかねぇ。悲劇はもうお腹いっぱいだよ。

  「青春兵器」、第20話。
  近所の犬の交流会に参加した委員長とナンバーファイブ(ゴロー)。交流会のみならず競技を行って優勝を決めるというなかなか本格的なワンちゃん大会でしたが、そもそもゴローが参加出来るっていう時点で「犬」の判断基準そのものがガバガバだよ!!(笑) 責任者出て来いよ!!
  ハチは、羽目を外しまくりな上にちょっとリア充にはなり切れない青春を送っている零一を見るのは構わないのに、犬として飼われているゴローを見るのは忍びないんですね。まぁ、立場が犬じゃあ、しょうがないのかもしれませんが……はっきり言ってお前の尊敬する上司も似たようなもんだぞ、と言ってやりたい気持ちで一杯です(笑)。
  ゴローと委員長の関係と、だいぶ近いものがありますでしょ、零一とハチは!
  ツッコミの為だけに公園に残る英二はいい奴だなぁ……(遠い目)。
  そして振られたショックで裏山で野生化してしまうという、恐ろしい二段落ち!!(笑) 盛りスギじゃない? 大丈夫? そして我々は今回、どういった類の漫画を読まされたの??(笑) なんかもう無軌道スギて怖いよ!! ホントもう!!

  センターカラーで「火ノ丸相撲」、第136話。
  ああー、チヒロ、負けちゃいましたよ……。目の上のたんこぶって感じでめちゃめちゃ気に入らない相手なのに、むかつくのに、でも勝てない。この「ぐぬぬ」ってなってる悔しさ、なんとなくですが、分かります。ここでチヒロに、勝敗を撥ね返せるだけの経験値と技術があったらよかったんでしょうけど、でも……過ぎたことを言ってもしょうがありませんね。
  かけられた技に瞬時に反応して返してくるその瞬発力は、さすがチヒロの兄貴ってところでしょうか。悔しいけどかっこいいぜ。
  相撲好きの兄弟、これからまた、対戦する機会があるのではないでしょうか?? ぶつかり合っていたら、もしかしたら兄弟らしい関係性も築けるかもしれませんね。
  そしていよいよ、桐仁の出番!! どんな強さなんでしょうか。「20秒」の間に勝負を決めることが出来るのかな??

  「ソーマ」、第206話。
  あ、なんだ、退学組も団体戦の会場に来てくれるんですね。でも薊パパの優しさとか心遣いとかそんなものではなく、アリスたちの自主的な行動によるもののようであります。うん、納得!!
  葉山アキラまで連れてきちゃっていて、さすがアリスだぜ。頼れる!
  そして団体戦に際して、創真たちが引っ張り込んだ助っ人が、4人! え、4人って誰だ? 美作と久我先輩と一色先輩と……と思ったら、十傑から除名された女木島先輩もいました!! え、なんでなんで?? というかこの方、今までほとんど喋ったこともありませんよね?? どうしてここにいるのでしょうか……。
  まぁきっと回想でフォローしてくれる筈であります(都合良く)。
  久我先輩だー。わーい! そして久々の一色先輩だー! わーい! しかも服を着ているぞ! よかった!!(心底の安堵) 美作も活躍期待してるぜー。

  センターカラーで「鬼滅の刃」、第53話。
  怪我の治療も終わったので、胡蝶さんのお屋敷を出立することにした炭治郎たち。みんなに別れを告げるさなか、炭治郎は、最終選抜試験で一緒だった最後の一人に遭遇しました。あれから少し経っておりますが、相変わらず嫌な奴であります。避けた炭治郎にわざと当たってくるし、炭治郎の言葉は無視するし。
  でもここにいるってことは、彼も何か怪我をしたってことなのでしょうか??
  アオイちゃんにも、そして自分から喋ろうとしないカナヲにも、炭治郎は心からの言葉をかけていって少女たちの心を揺らすのでした。特にカナヲの変化は顕著でしたね。炭治郎の笑顔に触れて、早くも彼女の「心」が浮き上がってきた、って感じがいたしました。胡蝶さんは彼女の自主性が無いことを、どう思っているんでしょうね??
  そして、初めて見る機関車に大興奮の伊之助。
  猪面かぶったまんまで、汽車、乗るんですか……?(笑) 大丈夫なの??

  「ポロの留学記」、第4話。
  ポロがコンビニでバイトして、そしてそこへ「神」がやってくるというとんでもない第4話(笑)。神様って天使の輪っかを頭上に浮かべていていかにもだなー、と思っていたのですが、なんとそれが「蛍光灯」だった時の衝撃!!!!(笑) おい誰か「蛍光灯」に突っ込んでくれ!! 「蛍光灯」に!! なんで蛍光灯なんだよそれ!!!!(笑)
  コンビニバイトはマルチタスクなので、力押し一点突破のポロがこなすにはなかなか難しいかもしれませんね。それでも、しっかり「店員であること」を貫き通したポロはさすがだったと思います。忍耐も、修行のうちですね。がんばれポロ!

  「ブラック・クローバー」、第101話。
  運命に打ち勝ったバネッサ! みんな助かり、そして負けを認めた魔女王からも解放されました。やったぜ。負けを受け入れて心が軽くなったのか、みんなの怪我を治してくれた上に魔石をホイホイとアスタに与えてくれ、更には、その魔石にまつわる「エルフ族」の話まで教えてくれた魔女王さま。ああ、リヒトさんの耳が尖ってるのって、エルフだからなのか!
  でもファナはエルフではなく、ただの人間。ダイヤモンド王国の人間です。額に三つ目を発動させた「禁術」は彼女のものではなく、別の誰かが彼女に施したのだろうというのが魔女王さまの見解ですが、おそらくその「誰か」ってのは、白夜の魔眼の内部の人間なのではないでしょうか?? リヒトさんその人だったりして?? かつての側近に見立てて、似た人間をそろえて禁術を仕込んでそばに置いていた、とかさ。ありそう。
  最後の一人の新井さんだけは、操られてるようには感じられませんけどねぇ。新井さんじゃねぇや(笑)、ライアな。
  んでもってアスタが持っている2本の剣は、かつてエルフの長が持っていた魔法剣の成れの果て、と。……ってことは、その頃は「アンチマジック」の剣ではなかったんでしょうね。なにがあって現在のように変質したのか、五つ葉のクローバーのグリモワールに封じられたのか。まだまだ謎は尽きません!
  でも、剣を見てリヒトさんが怒っていた訳はこれでよく分かりましたね。そして、クローバー王国に詳しい人がいなかった理由も。なっとくぅー。
  ラドロスが急にいい奴になっていて笑える(笑)。あくまでも利己的な理由で動いてはおりますが、前よりずっと話の通じそうな人間になってますね。仲良くやってくれよ、マルス!
  マルスとアスタもがっちりと友情を確かめ合ったようなので、実に心が温かくなりました。マルスいい奴……。

  「左門くん」、第72話。
  アンリさんを救う為に、その途上で六柱が妨害してくるであろうことを予想した左門くんは、なんと幽界の大牢獄からマステマを呼び出しました!! えええええ、マステマ、現状でも召喚可能なのかよ!! また出てくるのかーと呑気に構えておりましたが、こんなに早く再登場するとは!! 驚きだ!!
  しかし行動を共にしてすぐ、黙っていろと言われてもぜんぜん黙っていられないマステマのうざったい性格が露になり、緊張感を保てない左門くんはかなりイライラしております(笑)。沼駿先生が、マステマと左門くんはよく似ているとおっしゃった意味が、ここにきてようやく分かりましたよ(笑)。いつもは人をイライラさせて薄ら笑いで鼻歌なんか歌っているのが、左門くんなのにね。今回はまったく逆転してますね。
  そういう訳で今回の記事タイトルに繋がるのであります(笑)。はー、こんな奴だったんだ。ホントに黙ると死ぬんだろうなぁ(笑)。この共同戦線、どのように戦うんですかね。楽しみと不安いっぱいであります。


  今週も面白かった!! ではではー!!

「フランスはとにっき」2集

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  みなさまこんばんは! 自分で切ってしまった指の傷がとても痛んでいる皿洗いです。さっきまで平気でしたが、お風呂に入ったら沁みました。案の定(笑)。
  不注意からの小さな怪我が多いので(それも家の中で)、気を付けたいと思います……。

  さて本日は、買ってからこちらもしばらく経っている「フランスはとにっき」その2、“街には慣れたけどカタコトのまま半年目”の話題!! 1巻とか2巻とかのナンバリングをしている訳ではなく、サブタイトルで区別をつける方法のようですね。フランスのオシャレな街並みをポップに表現した素敵なイラストに、真っ白なはとが絶妙にマッチしております(笑)。
  表紙画像、隅っこのほうをよく見ると、ハムスターも映っていますね。この描写は1集の本文中で触れられております。要するに犬の落とし物だ!! パリ、汚い!!
  ちなみにこの画像には無いのですが、帯には、でっかく「紐パン」が描かれておりました!! フランスの大きな思い出が「紐パン」って、それどうなの! それどうなの!!
  こういうところも、旅行ではなく「暮らした」人のリアルな感想、出てますよねぇ……。まぁそれも本文中にあります。

  まぁそんな訳で、2集! サブタイトルを言うと長いので2集と仮に呼びます。2冊目も出ましたよ! やったね! ウェブのほうでも毎週読んでおりますが、やはりどーんとたっぷりの量を一挙に読めるのが単行本のいいところですね。
  今回は冒頭、一時帰国をして、そこから戻ってくる機内の話が載っておりました。機内食でビーフかチキンかを選べたのでチキンを注文するも、チキンが品切れになっており、しょうがなく食べたビーフがあんまり好みの味付けじゃなかったものだから残してしまったら、それを見ていたCAさんが発狂しそうな勢いで上役(たぶん)を連れてきて、そろってめちゃくちゃ謝罪されるというアクシデント……。
  まだフランスに降り立ってもいないのに、なんでこんなにアクシデントにまみれているのか、この方は。
  と、思わず呆けた表情で上を向いたのですが、考えてみたら1集もこんな感じでした(笑)。そもそも藤田先生はトラブル体質なのかもしれない! 何もしていなくてもトラブルに巻き込まれるし、本人も方向音痴だし、おまけにシステムエラーと人為ミスの多発するフランスに行くんだから、これでトラブルにならない訳が無いのだ!!
  っていうことを今回も踏まえて、2集スタート☆
  一時帰国に合わせてチナツちゃんが同居人をもう一人募集し、その方が帰国まで微妙にタイミング悪く次のおうちを見付けられなかったということで、一時帰国から戻ってきてすぐは女性3人の生活に。これがまたタイプの噛み合わない子で(いい子なんだけど)、あまりのリア充オーラに縮こまるしかないはとさん(笑)。しかしそれでも笑顔で生活が成り立つのは、藤田先生の人徳ってものですよね。
  そもそも元の同居人のチナツちゃんだってヤンキーだし、同じクラスにいたとしたらぜったい仲良くなっていないというモノローグに、深く頷きました。ぜんぜんタイプが違うのに、同じ生活環境下に置かれてなんだかんだで和気藹々と暮らしていけるって、大人になった証拠ですよねぇ。違うものでも受け入れられるからこそですよ。
  そういうことが出来る人こそ、仲良くなりたいものであります。違う刺激を受けられますからね。
  でも趣味の話が一切出来ないのはつらいかもな(笑)。藤田先生もこの生活だと、漫画やアニメや、大好きな宝塚の話なんかも出来なかったのではないでしょうか?? 出来なくても歌ってるからOKなのか??(笑)

  生活していく上で必要なもの、それは買い物。ってことで、近所のスーパーの話や、スーパーのセキュリティの話なども挟まってきます。無人レジの扱い方が分からないとか、自分でバーコードを出す機械を前にして、自分が買いたいトマトの品種が分からない(からバーコードが出せない)とか、店員さんが打ってくれたレシートが実際に買ったものとぜんぜん違うとか、あれこれあれこれ(笑)。
  バーコードを出す機械は、量り売りなのでどうしても必要なんでしょうけれども、日本でこれ導入したら「品種名が分からない」っていうクレームが多発しそうだなぁ。トマトならトマトで、規格を統一しないと客にも店にも混乱をきたしそうで。でもまったく同じ品種ばっかり仕入れるっていうのも難しそうですよね。仕入れの関係で。
  やはり日本の売り方は優しいのだなと、そうつくづく感じます。あらかじめ袋詰めにしてあって、バーコードが貼ってありますもんね。量り売りも良さそうではありますが、レジでいちいち計って計上していく方法が確実だろうなぁ、と。フランスでは客にバーコード出させたほうが、店員の手間が減るのかな??
  自分の買い物袋(いわゆるエコバッグ)がすっかり浸透しているっていうのは、いいことですね。そういえば洋画なんかで見る「お買い物袋」って、大抵紙袋ですね。あれはどうしてなんだろう。日本でビニールの袋が行き渡っちゃった理由も、なにかあるんですかね。あまり考えたことはありませんが。
  自分はいつもエコバッグを持参しているので、あまりビニールはもらわない主義であります。そこのところだけ、フランスに親近感を持ちました。

  そして語学学校に通おうと、いろいろ調べ始め、結局は大学の講義に混ぜてもらうことに。初級クラスもちゃんとあるんですね。安心だ。
  中には詐欺まがいの語学学校もあるようなので(詐欺というか、不法就労の隠れ蓑)、注意が必要であります、
  ここで大学側に提出する「卒業証明」が、前回の巻で一生懸命受け取ろうとしていた「大事な荷物」なのでしょうか??(1集参照) でもそれは別にいらないとか言われちゃいまして(笑)、事前に聞いていた話と違いすぎて藤田先生、脱力……。あんなにがんばって受け取ったのにね……。
  こういう齟齬って、どうにかなりませんかね!? 規約と現場の判断が違いすぎるって、それ日本だったらやっぱりクレームの嵐になってると思いますけど!? それとも日本人がそういうところに神経質なだけで、フランス人としてはこういう肩透かしも別にいいと思っているのだろうか!?
  見える……ここに文句を付けたら、「別に必要なかったんだからいいじゃない、何を怒っているの?」とフランス人に不思議そうにされる未来が見える……!!(憤慨) そういう問題じゃねぇんだよぉぉぉぉ!!

  あれこれの美術館にも行ってらっしゃったようで、1集の最初に出てきた「好きな画家」こと藤田嗣治氏の美術館にも行くことが出来たようであります。ああー、これはいいな、これは羨ましい。好きな画家が実際に過ごした場所がちゃんと残されていて、その活動の痕跡を見に行くことが出来るのは幸せなことですよねぇ。
  しかしその美術館の予約も、ちゃんととった筈なのに「予約票に名前が無い」と言われてあわや断られそうになるのでした(汗)。ホントいい加減にしろー!! ちゃんと仕事しろー!!
  この漫画を読んでいるとフランスは面白いなって思うのですが、こういう駄目な部分も露骨に見えてくるのであまり行きたい気分にはなりませんね(笑)。
  そしてルーブル美術館にも行ってますし、ヴェルサイユ宮殿にも行っているようであります。いいなぁ。あちらの美術館で「いいなぁー!」と思う最大のポイントは、撮影が可能、ってところですね。だいたいのところでOKとなっているようであります。日本じゃ考えられないね。こればっかりは羨ましい……ぎりぃぃ……。
  ルーブルも行ってみたいし、大英博物館も、ニューヨークのメトロポリタン美術館も行ってみたい! 夢は膨らみますよ!!
  ところで、ヴェルサイユと言えばヅカファンには当然「ベルサイユのばら」ですよね! って思ってましたが、案の定、ベルばらごっこがはかどったようであります(笑)。「きょうはベルサイユはたいへんな人ですこと!」っていう、マリー・アントワネットのあの台詞を! あの台詞を!! ここで!!(笑) やっぱりやりますよねぇ~。
  どうせならフランス語でなんて言うのか知りたいものであります。
  「ベルばら」だと、「文句があるならベルサイユへいらっしゃい!」という捨て台詞が好きです。バリュー夫人……。捨て台詞としては最強ランクに入ると思っております。でもそのあとロザリーがちゃんとヴェルサイユに行くことになるんですから、大した話ですよねぇ!!
  ああああ話はそれましたが、「ベルばら」も読み返してみたいですね!! だいぶ細かいところ忘れているので!!

  そして、パリでのスリや詐欺、物乞いなどについても。
  スリは1集でも、スマフォすられそうになって若い女性(スリ犯)を蹴って撃退したことがありましたね。あれは強かった(感動)。「フランスはとにっき」を通して特に印象に残っているシーンでもあります。その後のクレープも含めて。
  あれ以来、日本で最近問題になっている「歩きスマフォ」をしている人を見るたびに、「フランスだったらスられてるな……」と思うようになりました。日本だからって安心していてはいけないと思います! 自分はスられたくないので、歩きながら携帯(ガラケー)を見るのはやめようと思っております。ウィ。
  でもガラケーだったらそんなに価値はないかなぁ……。
  ともあれ、スリも怖い、詐欺も怖い、物乞いも怖いパリですが、さすが藤田先生、スリに「鼻かんだ後のティッシュ」を盗ませるという高等テクを披露!!(笑) 言ってみればこれもトラブルの一種ではありますが、スリにとって不利益に働くトラブルを起こせるってのも、それはそれですごいことだと思います。ちゃんと自衛していてよかった!!
  日本にも募金詐欺はありますが、だいたいダイレクトに「募金してくれた金を着服」ってやり方ですね。募金は駅前でやるものではなく、専用の口座に振り込むものだと自分は思っております(持論)。だから道端では募金しない! せいぜい店のレジ横にある募金箱だな!
  物乞いにはアッサリ騙されたようですが、まぁこれは仕方がないというか、回避の仕様がない事態ではないでしょうか(笑)。人を追いかけて、お金をもらうまでとにかくすがる。それが彼らの「仕事」だと思えば、まだ分からなくもありません。でも個人的には、一曲歌ってくれる人に払いたいかな。下手だったらそれなりの金額にしますけど(笑)。

  この、物乞い祭りあたりから、ウェブで読み始めたんだったと思います。小さな女の子にお金をせびらせて、それを親が回収するという手口を読んだ記憶がありますね。こういうことを続けていてはいけないと、本当に痛切に思うのですが……まともに働くよりもよっぽど生きていけるんでしょうね、こちらの生活のほうが。まずその社会をどうにかしなくてはいけない、ってことになりますね。
  そういえばミュージカル「オリバー」にも、小さな子に物乞いをさせる元締めみたいな存在が出てきたなぁ。昔からこういうことって、あったんですねぇ。悲しい伝統だ。

  そして、ファッションについて。
  パリジェンヌ、と聞くと想像してしまう「典型的なパリ人」の姿は、どうやらさほど間違っていない様子。シンプルだけれどもダサくない服装に身を包んで、割と寒いパリの街でも軽装で過ごし、颯爽と歩いていく足の長い(←ポイント)カッコいい女性! ロングヘアか、刈り込んだショートヘアか!
  ロングヘアにもショートヘアにも、それぞれの良さがありますよねぇ~。ウフフ。
  ともあれ、「めっちゃオシャレな人は上級者(もしくは富裕層)」という事実は日本でもフランスでも変わらないようでして、服を買うならここ、って店はH&Mだったりフォーエバー21だったりで、日本とそう変わらない感じであります。GAPとかも、本国アメリカではユニクロみたいなもんだって言いますしねぇ。
  余談ですがGAPの服は、メンズの小さなサイズがきちんとそろっていて大変助かったことが何度かあります。昔GAPで買ったコートはまだ着られる。現役。質がいいので助かっております。
  フランスではスーツ姿の人も少ないとのこと、内勤はスラックスにシャツとセーターとか、ある程度は砕けた服装でお仕事してらっしゃるのでしょうか?? スーツって言うと、本当に「正装」になってしまうのかもしれませんね。そういえば外国の首脳の方々の写真をネットで見ると、普段のお姿なのか、ラフな服装で姿を現していることも多々あるように思います。日本でもクールビズがやっと浸透し始めて、首相も夏の間はネクタイを取っていたりしますが、TPOに応じてラフと「キッチリ」を使い分けられる人がもっと増えるといいなと思います。スーツもいいけど、日本の男性だってオフィスカジュアルがあってもいいよね!! ね!!
  このファッションの話の流れで、コインランドリーを利用した時に混ざってしまった誰かの洗濯物に、「紐パン」が出てくる訳であります!! 衝撃的なコマに「HATO meets HIMOPAN」ってあって、掲載時はめっちゃ笑いました!! でも今思った。英語じゃねぇか!!!!(笑)
  いやー、でも、フロント部分の紐の幅が約2センチって……それはさすがに何も覆えませんよね……。レースもついてないので、もしや普段着? と思いましたが、こんな防御力の低いパンツで日々を過ごしている人が、本当にいるのでしょうか……? 疑問だ。着用シーンを見てみたいです。いや、いやらしい意味じゃなくね。だって本当に何も隠せないよ……。見せる前提だとしてもおかしいよ……。でも形状からして、どう見てもパンツだよ……。
  謎ですね。
  そしてこのシーンで、「これうちのじゃないな」とはとさんが手にしているシャツ。ここに、「とり」「しゃけ」「やどかり」「かえる」ってローマ字で書いてあるんですわ。これぜんぶ、コミックリュウの作家さんのことなんですよね……。多分ですが、「とり」がノブヨシ侍先生、「しゃけ」はそのまんま鮭夫先生、「やどかり」がオカヤド先生、「かえる」が八丸真幸先生のことです。各先生のアイコンがこの動物なので。
  ツィッターを見ていても思うのですが、コミックリュウの作家先生方って、お互いに仲良すぎませんか?? なんかすごく微笑ましいんですが。なんなの??(首傾げ)


  巻末には、コミックリュウに載ったという特別編も掲載されております。ウェブで読んでいるだけでは読めなかったページに、しめしめと得をした気分になります。ウス。
  けれども描き下ろしページのセドリックくんにぜんぶ持っていかれました!!(笑) コミケ行って広島行って富士山に登って帰るって、それどんな殺人的スケジュールなのか!! 日本をどんだけ堪能したいのよ!!(笑) でも楽しんでいただけたのなら何より~。また来てね!!

  という訳で「フランスはとにっき 街には慣れたけどカタコトのまま半年目」の感想でした。ウェブ連載のほうも毎週面白いので、おススメですよ!!
  興味が沸きましたら、こちらからどうぞ。 →http://www.comic-ryu.jp/_hatonikki/


  ではでは~。

モーニング16号

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  みなさまこんばんは! 今日は我が家のブレンダーで、イチゴと牛乳のミックスジュースを作ってみた皿洗いです。まぁ要するに、イチゴミルクですね。しかし、練乳もけっこう入れた筈なのに、果実本来のクエン酸がたいへん効いた酸っぱいドリンクとなりました。
  市販のイチゴミルクがどれだけ加糖されていることか……!! 戦慄しますね。でも酸っぱいと売れないんだろうなぁ。

  さて本日は木曜日ですので、モーニングの話題であります。モーニング16号、表紙と巻頭カラーは「鬼灯の冷徹」であります。なんと!! テレビアニメ弐期の放送が決定!! 今年の10月からスタートですって!! やったね!!
  コイツぁ春から縁起がいいぜ!! ちょっとこれ言うタイミングとしては遅いけど!! でも実際の春が来ているので間違ってはいないと思います。やったぜ。
  ちなみに本日、3月16日は、鬼灯の声を当てた声優の安元洋貴さんのお誕生日なんだそうです。おめでとうございます!!
  やったぜ(2回目)。

  ということで、アニメ弐期も決まった「鬼灯の冷徹」、第210話。今回は、おかしな形をしたお墓の話であります。
  今回もちょうどいい具合に閻魔庁を通りかかったシロたち。ちょうどそこでは、これは供養の意思がありやなしや? と論議している真っ最中でした。お供3匹トリオの話も聞いてみよう、ということで浄玻璃の鏡で見せられたのは……あまりにも前衛的スギるお墓の姿!! え、これは……アリなの?? 悼んでいるの?? どうなの?? と、閻魔大王も首を傾げる有り様なのでした(笑)。
  「前衛アートって、まァやったもん勝ちじゃないですか」って、弔われた本人が言ってますよ(笑)。これはこれで肯定的な意見なのだ。
  確かにこれ、現代人が「お墓だ」って言って見せられたら、オイふざけてんのかーという気分にはなりますね。少なくとも、地獄で物議をかもす程度には問題作だと思います(笑)。でも言われてみれば、「悼んでいる」とちゃんと分かる墓ってそもそもどういうものなのか、って話ですね。つまんない四角いだけの石で本当にいいのか、と思ったんでしょうね、この前衛アート墓を作った方は。
  でも、伝統的な形式が何より大事な「儀式」であるところの「葬儀」の一環であるお墓にこんな前代未聞のものをもってくるってのは冒涜的だ、という感覚も、ありますね。日本人として、ごく普通に。オイふざけてんのか、とは思います。いつだって新しいものは攻撃される宿命とは言え……なにもこのアートを墓でやらなくっても、って気持ちもありますし……。
  しかし「供養」は形よりも心が大事と、この作品でも言っていた気がしますよ。単純にお供えの量だけで「きもち」を判断しちゃいけないよね、って。だからこそ、ここでこうして時間をかけて判断している訳ですが。
  これは現実に起きたとしたら、幅広い意見が聞いてみたいものだなぁ(笑)。
  面白い形の墓石なら、既にけっこうありますけどね。「井上円了 墓」で画像検索すると、謎かけみたいな墓石が出てきて脳の体操になりますよ(笑)。
  個人的には今回の墓は、供養がどうこうより、耐久性が低そうで作者(個人の息子さん)が亡くなる頃にはあちこち折れてそうで、そこが気になりますね。作者がいなくなったんじゃあ、修復出来る人もいなくなりそうですし。これが芸術なのか悪ふざけであったか、判断してくれそうな100年後とかの人類に見せることが出来るのか、どうか。ちょっと難しそうですね。

  「宇宙兄弟」、第292話。
  オリガからバックアップクルーに選ばれたお祝いが届いていて、それはなんとターコイズ(トルコ石)で出来たネックレスでした。ちょっと数珠みたいね。こういうの着ける習慣ないなぁ、などと言いつつ、オリガの手作りと知ってヒビトは喜んで着けちゃうのでした。同じコスモノートにからかわれましたが、パワーストーンの意味を知ってますますオリガに感謝するヒビト(と、わたしには見えました)。
  月基地のみんなを苦しめた太陽フレアの影響で、ヒビトのいる街でもオーロラが見えるということで、またまた公園へ出かけていったヒビト。そこでオリガと待ち合わせて、久々の再会を果たしたのでした!! あの頃より少し大きくなっている筈ですが、ロシア人って日本人に比べると大人びているので、よく分かりませんね(笑)。
  逆にヒビトはロシア人の感覚から言うとかなり子供に見えている筈ですから(マクシムも同い年だと思ってなかったみたいですし)、オリガにしてみれば、あまり年上感が無くて接しやすいのかもしれませんね。ウフフ。
  久しぶりのオリガに会えて嬉しかったです。華だ、華が来たぞ!

  「GIANT KILLING」、第430話。
  達海監督に煽られて、大声援を送ってくれる隅田川スタジアム!! なんせサポーターとピッチの距離がめちゃくちゃ近いので、相手GKはやりづらそうであります(笑)。あえて切ったプレーも、「キーパー間宮キックミス!」「ビビってんぞー!」なんて煽られて、ちょっと可哀想ね(笑)。
  ヴィクトリーのGKって連載のかなり初期から出ているのに、名前をやっと知った気がします(笑)。何故だ。
  初っ端から掻き回してくるETU相手に、惑わされず、落ち着いたスローペースな流れを作ろうとするヴィクトリーの面々(持田以外の)。そりゃまぁ、2点もリードがありますし、ここで焦る必要はない訳ですが……こういうギャップを、きっと持田選手は良しとしないでしょうね。フラストレーションたまるかも。もしかするとですが、平泉監督のこの判断は、持田選手にとって面白くないものになるかもしれません……。
  新投入されたブラジル人のほころびからボールを奪い、村越がそれを一挙に前へ持っていきます!! やっと仕事したよ村越さん!! 渡された椿の放ったシュートは?? 前線ももっと活躍してくれー!!

  「コウノドリ」、第189話。
  白川先生が焦ったせいもあり、診断が違うと気付くのに時間がかかってしまった風間さんの赤ちゃんですが、ご両親にも事情を説明し、講談大学付属病院へ搬送されることとなりました。搬送に付き添った白川先生でしたが、患者を引き渡した後は必要とされることもなくあっさり帰され、トボトボと歩いて帰ることに……。
  その途中でかつての仕事仲間だった新井先生に会い、叱咤激励されるのでした。
  新井先生が今やっているのは、NICUを退院した赤ちゃんの在宅医療のお手伝いだそうです。自宅にあっても、吸引対応が必要だったり、腸へのチューブでしか栄養を摂れない子もいるので、そういう子供を診ているのだとか。チューブが取れなくても退院とか、家でも吸引するとか、そういう赤ちゃんもいるとは驚きであります! そういう子を家で見ていなきゃいけないお父さんお母さんも、大変でしょうね……。
  健康に生まれてくる、って、それだけでめちゃくちゃ幸せなことなんですね! 健康に感謝……。
  赤ちゃんではありませんが、自分と家族の健康を大切にしなくてはな、と思いました。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第110話。
  FA権を取って他球団に自分を高く売る為に今期の試合をがんばる、って、確かにこの一文だけで見るとなんだか矛盾した気分になりますね。でもモップスは選手の出入が激しいので、そういう考え方もありだと思います。球団に対する忠心とか、そういうものではなく、あくまでもグラウンドの銭を掘り起こすことを考えろってことなんでしょう。
  しかし説明を聞かされても、モヤッとしてしまうのは夏之助の奥さん、ユキさん。代理人としてのダーティさんの意見なんだから当然だと思っても、飲み込み切れません。
  でも、限られた野球選手生命の中で、どれだけ金を稼げるか。これは本当に大事なことであります。まして息子は、もうすぐ2歳! そして次の子も生まれてくるという大事な時期なんですからね。わー、ユキさんおめでとうー。
  つーか、金太郎もう離乳食も終わってるのかよ……。人の子は早いとは言いますが、本当にすくすく育つなー。もうしばらくしたら喋り出すぞ、この子。

  「終電ちゃん」、第21話。
  新入社員の初めての出社日にあって、終電ちゃんのお仕事もワッと増えます! 初めての会社、初めて連れていかれた飲み会、想像と違っていて戸惑ってしまう会社の環境、などなど。若くて青い彼らを悩ませるものばかり。今回、ホームで寝こけていて終電ちゃんに起こされた彼も、入ってすぐの会社を辞める気でいたようでしたが、終電ちゃんの背中を見てその仕事に対する姿勢を知り、辞めるのは少し先にしようと思い直したのでした。
  っていうかこの新卒の彼、山下さんの後輩になるんですか。山下さんは特にいつも謝ってばかりいるポジションですから、これが社会人の常識と思わなくていいんですよ!(苦笑)
  「何十年も働いていても、同じ日なんて一日も来ない」。この台詞は、人生そのものにも言える筈なんですけどねぇ。

  センターカラーで新連載、福田泰宏先生の「まどからマドカちゃん」。今回は第1話と2話の掲載です。
  軒先で雨宿りをしているサラリーマンの前に、その建物(アパート?)の1階の窓から、不思議な女性が顔を出しまして。第1話は急に板さんの格好をして寿司屋を開店!(意外と美味しくて安かった) そして第2話では、丁半博打の振り子の格好をして登場! とにかく、サラリーマンのお兄さんを相手に、暇をつぶしたいようですね(笑)。
  何にも喋らないし口も描かれてないけど(笑)表情豊かなマドカちゃんの面白窓際劇場、始まりのようであります! お兄さんのツッコミスキルにすべてはかかっているぞ!!(笑) 責任が重い!!

  「鳥葬のバベル」、第24話。
  灯(あかり)ちゃんの能力は他人を意のままに操ることのようでありますが、たぶん、同時期に「鳥」に喰われたんでしょうね、その能力を石立に対して使うことはなかった訳だ。化け物みたいな見た目になった石立に怯むこともなく、愛を真っ直ぐに伝え、喰われても構わないとまで言い放つ彼女は中学生にしてはなかなか肝が据わっておりますね。
  宗助はまだ自分が相手を殺さなくてはならないことに抵抗を感じているようですが、石立のほうはノリノリですから。本当に鉄郎の言う通り、「やるか、やられるかだ」って瀬戸際まで、きちゃいましたねぇ。うーむ。
  っていうか現場に駆け付けたおまわりさん、全滅してない……?

  「アイアンバディ」、第31話。
  マコトが警告した通り、雪崩が発生!! 先頭を行っていた椎野とアレキサンダーが巻き込まれてしまい、アレキサンダーは少なくとも雪の中、ということしか分からない状態に。ロボットに扮して解説に回っていた偉いさんが中止を命じ、雪崩に巻き込まれた椎野のレスキューが始まります!!
  一番近くにいたと思しきマコトが救助に向かうと言い、椎野の携帯電話のGPS信号を送ってくれと注文。三帝の三戸さんと連携して椎野の位置だけは分かったのですが、向かってみればその位置は崖の下!! ロビンソンのワイヤーを下ろして果敢にもそこへ突っ込みましたが、高低差のせいか吹雪の為か、マコトの通信が切れてしまいましたよ。
  おいおいおいおい、これどう考えても二次遭難だろ……。大丈夫って言うけど、マコトのあの満々の自信は毎回何処から来てるんだろうなぁ。まぁ、いつものことではありますが。でも今回は人命がかかってるんだぞ! それも、椎野のも、自分のも!!
  帰ってこなかったらヤバいよー、マコトー!!

  「サンダーボルトファンタジー」、第31話。
  封印を解かれた魔神は刑亥によって更に起動へのステップを順調に踏んでいる様子。殺されてしまった狩さんは血を魔方陣を描くのに使われたり、刑亥の化粧直しに使われたりで、散々ですな。死人にムチ打つような真似をををを。
  凜雪鴉と蔑天骸の剣戟の決着はけっこうあっさりつきましたが、最後に蔑天骸が満足そうに微笑んで死んでいったことで、凜雪鴉は憤慨。試合に勝って勝負に負けた、ってところでしょうか。互いに相手をとにかく絶望させたい、心折りたいと思っていて、どちらももはや意地だったなぁと思うのですが、天刑劍を折ったことでわずかに蔑天骸が上回ったと思います。
  でもとにかく、このままじゃ人類がヤバいのよ。

  「CITY」、第23話。人が名乗る前に攻撃する、大家のバーさん。なんていうか、強者であるが故、向かってくる者がどいつもこいつも小物で退屈している、って感じですね。これは何漫画なんだ??(笑) 性懲りもなく(?)南雲さんの行方を町の中で追う大家のバーさんは、「マカベ」のシェフ(バーさんの娘婿)が言う通り、かなり南雲さんのことを気に入っているようですね。南雲さんを見付けて、嬉しそうに笑ってますし。
  そういえば南雲さんも、このバーさん相手にそうそう倒れない強者なんでしたっけ。主に逃げてるだけですが。バーさんとの実力が拮抗しているとも言えましょう。強者は強者を好むのだ……。
  それでこれは何の漫画なんでしたっけ??(笑)


  ではでは!

藤巻先生おかえりなさいいいいいい!!!!

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  みなさまこんばんは! 今日は自家用車の掃除をしていた皿洗いです。いやー、もー、普段めったに掃除をしないもんだからとっても汚れておりまして……ボディを水拭きしただけでも見違えるように輝き始めたのであります。スゲェ。
  やはり時々は綺麗にしなくてはいけませんね。そういえばそろそろ車検だ。

  さて本日は一日遅れて、週刊少年ジャンプ16号の話題!! 表紙と巻頭カラーは、藤巻忠俊先生の新連載、「ROBOT LASERBEAM(ロボレーザービーム)」であります!! 先生、お帰りなさいいいいいいいい!! 歓喜!!
  と言っても、黒子のバスケもまだまだ劇場版(なんと本日公開!)があったりして、ホットな話題を提供し続けているのですけどね。ついこの間までこの劇場版の原作を連載していたのでは……? どんだけバイタリティがあるのか、藤巻先生。
  その「黒子のバスケ」劇場版のポスターもついた、ジャンプ16号ですよ。
  ところで劇場版、黄瀬の顔が何度見ても黄瀬に見えません。どうしてですかね……。髪形が変わった以外にも何か変化がありそうです。気になる……。そして黒子くんと火神と赤司の背番号が本編時と同じであることにいま気付いてちょっとニヤッといたしました。劇場版も観に行きたいものであります。

  さて、新連載の「ロボレーザービーム」。なんと驚いたことに、ゴルフ漫画であります!!
  主人公は、「ロボ」というあだ名を付けられた、四角四面で言ってみれば面白味のない男の子。なんでもキッチリそろっていないと気が済まないし、曖昧なことは嫌い、曲がっているのは直したくなる、そういう性格のようであります。スコットランド人とのハーフだそうでして。……スコットランド、と言えばゴルフですよね!! はいピンときた!!
  昨今、ゴルフの世界でも若い方が活躍しているニュースをよく見ますね。みなさんけっこうしっかりした体付きをしてらっしゃいますし、新連載の導入部でも「パワーゴルフ」なんて言葉が出てきます。のんびりしたイメージがありますが、このスポーツもやはり「筋力」が必要だってことが良く伝わってきますね。
  しかし、そういう振りをしたというのに、主人公の特技が(恐らくですが)“めちゃくちゃ精度の高いストレート打球”で、ゴルフ部の先輩にも「このロボの精密さは、確実にパワーを凌駕している……!!」って言われていて、ええええ話違うじゃん、って思いました(笑)。お約束ー。
  前回の主人公が「黒子」で、今回が「ロボ」とな。そして前回が「影が薄い」主人公で、今回は「狙いがめちゃめちゃ精密」とな。名に恥じぬ特性ですね。分かりやすい! こういう分かりやすさが藤巻先生の漫画の醍醐味ですよー。あああ、久々にジャンプ本誌で触れる藤巻先生の漫画……。嬉しい……。
  でも、黒子に続いてこのロボくんも無表情で敬語だなー、一緒だなー、と思ったのですが、仲のいい同級生にはタメ口で話している様子。砕けた一面があって、ちょっとホッといたしました。しかし融通が利かないにも程がある!!(笑) これは頑固そうだ……黒子くん以上に……。キチッとしていないと嫌、ってのは、性格以上に何か思い込みの部分もありそうですね。性格というより性質、って感じがします。
  少年誌の主人公としては異様に目が死んでますが、そんなの黒子くんも同じだったから問題ナシ!!(笑)
  ロボが今後どう活躍していくのかが楽しみであります。

  「ONE PIECE」、第859話。
  ベッジが考える「ビッグマム暗殺計画」は、さすがママの警備をしていただけのことはあるな、と思わせるぐらいには具体的でした。鋼のような肉体のビッグマムにどう傷を付けるか、というところからして論議の的なのですが(アイアンボディにも程がある)、とある方の「写真」を傷付けるとママは動揺して傷も作るんだ、との情報。その写真の方が誰なのかも気になりますが、ともあれ、計画だけは完璧に聞こえますね。
  シーザーもといガスティーノが、毒ガスを使うことに対して異様に興奮しておりまして、その変態性を見るとやはり「あ、コイツあぶねー」と思いますね(汗)。彼はそもそも、毒ガスを作ることも、それを人に対して使うことも、大好きなのですね。自分の悪魔の実の能力も手伝っているのでしょうけど。嫌な奴だわー。でもこういうタイプこそが生き延びる気がしますね。
  写真を割る危険な役を任されたルフィですが、「面白い登場の仕方を考えた」なんて言って楽しそうに笑ってまして、まるで緊張感がありませんね(汗)。さすがルフィだ。
  プリンちゃんはさすがの面の皮、美人に仕上がってますねぇ。これから血の惨劇が始まると分かっていても、それでもウェディングドレスはいいものだ。サンジは彼女に対して、どんな態度で出るのでしょうね??

  「ドクターストーン」、第3話。
  ついに復活の液体が完成したので、大樹の想い人、杠(ゆずりは)ちゃんを石化から解こうとした2人。しかしそうする直前、ライオンの集団に襲われて、やむなく逃げ出し「霊長類最強の男」と呼ばれた師子王司(ししおう・つかさ)を復活させることに。石化から蘇った師子王はあっという間にライオンを撃退してくれましたよ!! ちょっと強すぎませんか? この方。
  連載初回に大樹がちらっと見かけただけの男でしたが、石化が解けてみればまぁーずいぶんと男前! 美丈夫というか、なんというか。過ぎる「武力」に不安を抱いたのか、さすがの千空もちょっと苦々しい顔付きになっております。第3話にして、突然の暗雲ですか?? いやいや、味方が増えたと思いたいところですが……。

  センターカラーで「ブラック・クローバー」、第102話。カラー扉は、本編には出てきていないユノとシルフであります。ユノってそういえば、口が開いてる状態で絵になることが多いような気がします……。ぼーっとしている彼の性格を表しているんですかね??
  ともあれ、働き過ぎだろうとヤミ団長に判断されたアスタ、ひとまずお祭りだから休んでこいと言い渡されるのでした。アスタを救う為に各地に散った団員たちも帰ってきて、久しぶりに全員集合ですね!! というか、ギャグのターンでしたね!! キャラが変わっちゃったマグナ先輩けっこう好みだな……。ゴードン先輩だけは相変わらず謎のままですが!
  チャーミー先輩は呪われても食いしん坊のままなんですねぇ。うふふ。
  そして王都で行われるお祭り、各騎士団がその年に取得した「星」の数を改めて順位をつけて発表・表彰されるというお祭りに繰り出す団員たち! 黒の暴牛は以前出てきた通り「マイナス50」という、それでよく存続してるね!? としか思えない成果を残してますので(そうでなくてもだいたい例年最下位の模様)、もう順位とか関係なくはしゃぎたいだけなんでしょうねぇ。お祭りとなるとさすがのヤミ団長も、はしゃいでしまうようであります。可愛い!
  そこにフィンラル先輩に頼んで、カホノとキアトを呼んでもらったアスタ。魔女王からもらった魔法を使って、2人の怪我を治したのでした!! 魔女王、この為にわざわざ魔法を瓶詰にしてくれたんですか!? 皆殺しにしようとしていたくせに、バネッサ姐さんの独り立ちを認めた途端にいい人に……。おぉうなんてこった、ありがとうございます!!
  兄妹の体が元通りになって本当によかったー!! さすが魔女王だ!! ありがてえ!!

  「ソーマ」、第207話。
  一式先輩(着衣)の久々の登場にテンションが上がりますねーーーー!! 負けて退学になったら、みんなで農場を開こう! オーガニック食品のサイトで通販してもらえることになってるよ! って、この、根性たくましいというか……一人でもやってける感がすごいというか……。さすが一色先輩だ。頼もしい。
  でも、負けたら城一郎さんが薊パパの部下になってしまうのですよね。世界の美食の損失を防ぐ為にも、ここは勝っていただかなくては。ええ。
  そしてまずは3対3の連隊食戟、ってことで、創真は十傑の寧々先輩と対戦することになりました。日本料理、そばや割烹にたいへん強いこの先輩ですが、どんなお題でも創真を負かせてみせると自信満々! ……なのに、創真が引いたお題のクジは「そば」でした。……マジかよ……!! わざわざ相手の大得意な料理を引くとか!!
  もう、これ、わざとやってるんじゃないのか? と思えるぐらいのミラクルですね(笑)。
  余計な茶々を入れてくる久我先輩……好き……(告白)。
  本格手打ちそばに対して、カップ焼きそばでいくとかなんとか、不穏な台詞が聞こえましたが。創真、何をするつもりなんでしょうね?? 更には新キャラも出てきますよ。楽しみだ!

  「鬼滅の刃」、第54話。
  胡蝶さんの屋敷を辞して汽車に乗ることになった訳は、この汽車に「炎柱」の煉獄さんが乗り込んでいるから、だそうであります。その方に会って「火の呼吸」のことを聞きたかった炭治郎だったのですが、煉獄さんにも知らないと言われてしまいました。うーむ、じゃあいったい誰に訊けばいいのか……。お父さんはもう亡くなっているし、お母さんも殺されてしまいましたしねぇ。そもそもその「火の神楽」が何処から、誰から炭治郎の家に伝わったのか、そういう根本的な疑問もありますね。鬼舞辻がこの「神楽」にまつわる耳飾りを知っていたところからしても、相当古い歴史を持っているのではないか、という気がしますが。
  ともあれ、煉獄さんは非常にマイペース。でも訊きたいことにはちゃんと答えていただいたので、最低限のコミュニケーションははかれるということが分かりました。交流すら出来そうにない人も見てきましたからね(笑)。
  でもなんか変? 調子おかしくない?? と思ったら、鬼の血鬼術にいつの間にかハマっていたのでした! ああああ、あの時の「下弦の壱」が来てるじゃないですか! 炭治郎めっちゃ狙われてますよ! 起きろー!!

  センターカラーで「ハイキュー!!」、第246話。
  春高の初日が終わり、宿へ戻った烏野ご一行。帰り際に会った音駒とはいつも通りの交流(主将同士の軽口含めて)をしましたが、ピリピリした空気はお互いに持ったまま。特に大地さんが明日のことを意識して緊張していると、こちらまで心臓が押し潰されそうになりますね。ああああ、怖いなぁ、もう。
  スポーツ漫画にはまりスギて怖いのはこういう現象だな。自分までなんか指先が冷たくなってまいります。ヒィ。
  ところで同じ宮城選出の女子代表、新山女子のチームは、すぐ隣ながらめっちゃグレードの高そうなホテルに宿泊している模様。オイこれ並びの景観おかしいだろ!(笑) そのチームにいる田中先輩の幼馴染み、叶歌ちゃんは、どうやら田中先輩のことが好き……な模様……!? マジか、田中先輩には実はとっくに春が来ていた……!? スゲェな、この作品の根源的なものがいま破綻した気分です!!(大袈裟)
  ちょっとした行き違いからすれ違ってしまった2人ですが(笑)、叶歌ちゃんの言う通り、ここには恋愛をしに来た訳ではありませんからね。とにかく今は、勝つこと。それだけであります。もうちょっと後で改めて話しかけてあげて、叶歌ちゃん!!
  あああ、とにかく、明日も勝ってくださいよ烏野~。いやホントに。

  「ネバーランド」、第31話。
  ノーマンの生死はともかく、ノーマンと引き離されてしまったエマとレイはすっかり無気力になってしまい、もう脱獄もいいよ、と投げ出す有様。絶望に打ちひしがれるエマをママは優しく慰め、あなたさえよければあなたを「ママ」に推薦したい、と言いました。ああやっぱり、有望な女の子にはこうして目を付けるんですね。エマは事情を知っているだけに、話も持ち掛けやすかったと見ました。さすがにこれは嘘じゃないでしょう。そう思いたい。
  そこで頷くようなら、完全にエマが「陥落」した証拠となったのですが、エマはかたくなにそれを断ります。でももう何も出来ないでしょう、とママは勝ち誇り、そのまま時間が経過し……2ヶ月後。いよいよレイの誕生日が明日に迫り、レイは自分の「出荷」を覚悟したのでした。
  でもエマはやっぱり、諦めてはいなかった?? 何か考えたのでしょうか?? ノーマン無しで??
  ところで、「ママ」候補の話を持ち掛けた時、ママは「子供を産んで」と言っていますね。ママが産んだ子供も、何処かの農園にいる訳ですね。さすがにそれを自ら担当したりはしないでしょうけど、「ママ」候補に子供を産ませて、更に勉強させてからシスターにしたりママにしたりと……完全に出産と生育と出荷のカラクリが円環の中で完結していますね。ある意味、合理的ではあります。
  この仕組みを考えた人や、農園や本部を作った人は、やはりエマたちの言うところの「鬼」なのでしょうか?? 本当に?? 実は人間が考えたんじゃないかって、そんな気がしてきました。

  「青春兵器」、第21話。
  ナンバーズのシングルナンバー、ナンバー7が登場!! 妖艶な(?)女性の姿で、予知能力があって、けれどもその能力を「占い」という形で「恋愛相談」にしか使わないという、恐ろしく無駄の多いキャラクターであります!!(笑) ハチ……一夜の過ちって、一体過去に何があったの?? お前ら兵器じゃないの??
  で、まぁ、恋愛相談なので、当然のことながら零一が聞きたいのはアンヌとの恋愛について。恐ろしく無駄な時間って気もしますが、まぁこの青春衝動がないと話が進みませんからね!!(笑)
  って思っていたのですが、「30分後に地球消滅」という恐ろしい結果が出て、英二もハチも真っ青!! 結果を聞いた零一の暴走で地球がなくなるのではないかと推察したナナとハチは強引に零一の回答を捻じ曲げ、性格矯正を行って、未来に対する影響力を駆使し……零一を急遽改造!! そしてどうにか、「相性0.1%」というギリギリプラスの結果にまでもつれ込んだのでした!!
  占いって……なんだっけ??(哲学)
  それでも相性0.1%じゃあ、やっぱり振られる気がします。そもそも零一のこのあふれる自信は、何処から来ているものやら。モテる為には、彼の場合、もっと謙虚さが必要なのではないかと思います。はい。
  そんでまた転校生が来るのかよ!! このクラス、転校生受け入れすぎだろ!! おかしいだろ!!
  全力で突っ込ませていただく!! 無駄だと分かっていても!!!!

  「腹ペコのマリー」、第4話。
  そもそもラストプリンセス(英語じゃねーか)マリー様がタイガの体に乗り移ったのは、それ相応の理由あってのことのようだ、ってのが、道士連の見解のようであります。道士連から、マリー様を成仏(?)させる為に派遣されてきた若い道士がそれを試みたのですが、マリーの魂とタイガの魂がくっついちゃっていてどうにもそれが適わないようでして。なので、くっついちゃってるからには、たぶん理由があるんだろうな、ということに。
  タイガのばーちゃんは、マリー様の存在にはずっと気付いていたようですね。そんで、昨日マリー様の姿をしたタイガを見て即座に攻撃してきたのは、「いつもの事じゃったので、つい」ってことでしたが……もしかしていつも、タイガの家に侵入しようとしてたの?? お菓子欲しさに??(笑)
  それこそ、なんで教会に入り込もうとしなかったんだよ! って話ですよね。ここも何か理由がありそうですね。

  「ポロの留学記」、第5話。
  住んでいたアパートが建て替えだとかで追い出されたので、ユウタの家に居候させてもらうことになったポロ。なんとまぁ立派なお屋敷で、使用人もたくさんいるのですが、ユウタ本人は親父殿と折り合いが悪い様子。気に病んだポロはユウタのお母様に話を聞き、2人の仲直りに奔走するのでした。
  しかし……お母様が既に亡い人だとは、気付きませんでした!! 慌てて読み返してみたら、なんとお母様、左前じゃないですか!!(死人装束) くっそー、騙された……気付かなかったぜ……。
  つーか、ユウタと戦闘力的によく似ている親父殿は、まさしくユウタのお父さんって感じがしますね。似た者同士だからこそ嫌い合うっていう側面もありそうです。このぐらいの歳の男の子が親に反発するのはよくある話。そしてそのことで母親が心を痛めるのも、よくある話ですね。たとえ死んでいてもね。
  実際のところ、ポロの父親ってのはどんな人なんでしょうね?? そのうち出てくるのでしょうか??

  「左門くん」、第73話。
  まずは六柱の腕っ節担当、サルガタナスとルキフグスさんがお出迎え。ルキフグスさんのほうは天使ヶ原さんの愛嬌攻撃で撃沈しましたが、左門くんと天使ヶ原さんが通過した後に復活しましたよ。プラモが壊されるからってね! 王の命令より怖い、プラモ破壊!! もうほんとこの人って……ダメな人……。
  続きましてネビロス少将(悪魔モード)がお出迎えであります。さすがの天使ヶ原さんもツッコミを入れる隙がないと、シリアスモード。息が詰まるわ。そこでネビロス少将が、左門くんと初めて会った頃のことを思い出していますが、さてどんな話が出てくるのか。
  ネビロスさんと会った頃には、左門くんはもうアンリさんと出会っていて、人生の目標が出来上がっていた後だったのですよね。どう導けばよかったのか、って悔恨しているようではありますが、たぶん何を言ってどう接しても無駄だったと思います。はっきり言って。左門くんはそれほどに頑固ですからね。
  「正そうとする」ネビロスさんと、「我を通そうとする」左門くんだからこそ、こんなに相性が悪いんじゃないかと、そう思いますね。まぁいずれにしても、悪魔を酷使する左門くんとの対立は、地獄の管理人として避けられなかった訳ですが。しんどいなこの関係性!!


  はー、今週も面白かったです。こんな面白いものを毎週読める幸せ……。
  ではでは!

モーニング17号

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  みなさまこんばんはー。焼き肉を食べてきて肉欲を満たしてしまった皿洗いです。ちょっと語句の意味が違いますが気にしない!! 3日も更新を空けてしまってすみませんでした。

  さて本日は木曜日なので、モーニング17号であります。表紙は「CITY」、そして巻頭カラーはコージィ城倉先生の「モーニングを作った漫画たち」であります。大型月イチ連載なんですって。

  コージィ城倉先生の絵柄にめちゃめちゃ見覚えがあるなと思って調べたのですが、作品は読んだことがありませんでした。単に古めかしい絵柄が懐かしかっただけだわ。でも森高夕次さんと同一人物だそうです。マジかよ。それなら「モーニング初登場」ってのはおかしい気がするのですが、あくまでも別名義なので、別の漫画家さんっていうカウントなんでしょうね。
  ともあれ、初回は「モーニング」に外せない漫画、島耕作誕生物語! 最初にモーニングの編集員が弘兼先生のところへ漫画の依頼に行った時、連載にするつもりはぜんぜんなかったんだそうす。タイトルもまったく違っていたけれども、モーニングの編集側がチャチャッと改題してシリーズものにしてしまったので、現在につながった、と。
  当時すでにとてもお忙しい身だった弘兼先生でしたが、来る仕事はあまり拒まず受け入れていたとのことで、よくその段階で体を壊さなかったなと、その幸運に感謝するばかりであります。島耕作のお陰でモーニングが「もった」ようなものですしね。ね。
  しかし作中のコージィ先生と、グラゼニ関連に出てくる森高さんとは、イメージがずいぶん違いますねぇ。したたかな人ですから、これも往年のコージィ先生の作品を知っている人への(妙な)アピールなのかな、とは思いました。言っていることもなんだかおかしいし、話半分に聞いておきましょうか(笑)。
  それでも弘兼先生のイメージだけはどういう媒体でもブレないのが面白いところであります(笑)。

  「GIANT KILLING」、第431話。
  あーっ、セーブされてしまった! 椿のかっこいいシュート、見事なセーブで弾き出されてしまいました。惜しい。けれども外れてしまったことより、いいシュートを放ったことのほうを大きな声で讃えまくるサポーターのお陰で、自然と気分も盛り上がりますね。
  そのあとも、球際で負けずいい動きを見せるETUメンバー。縦パスがつながり、動き出したボールの先でいい感じの場面再び! 世良が転がされておりますが! 世良選手がこのいいシーンで芝生と仲良くなっておりますが!!(悔しい) 今のプレーはファウルじゃないのかよー!!(野次)
  とにかく、サイドでボールを保持しているのはガブリエルちゃん。久しぶりのガブリエルちゃん。いい笑顔を見せております。何かやらかしそうな雰囲気!! 期待しちゃうぜガブ!!

  「コウノドリ」、第190話。
  白川先生は前回の風間さんの赤ちゃんの誤診のことで、ずいぶんと落ち込んで考え込むようになってしまった模様。そしてベテランの今橋先生に相談したのは、ペルソナ医療センターを辞めて、大学病院で研修する、ということ。小児循環器科、ですって。循環器系についてもっと総合的かつ専門的に勉強をし、こういう判断が難しいケースでもきちんと対応出来るようにしたい、と言ってました。
  上昇志向だ……。すごいなぁ。
  ひとりの赤ちゃんを命に危機にさらしてしまったことを重く受け止め、そして、二度とこんな失態が無いようにと考えた結果がこれなんですね。ペルソナ側としては人手不足にもなりますし淋しいことですし、あまり喜べませんが、でも先生が送り出すからには文句もつけられませんね。淋しいけれども、再三、反対する理由なんてないと言ったこの先生の表情を見ていると、ここは送り出すべきなんだと思わされます。無口なだけに、顔で訴える内容が強いですね。
  白川先生が出て行ってしまったら、また新しい人が入ってくるのでしょうか? 次の人も、あくの強いお医者さんなんだろうなぁ(笑)。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第111話。
  双子!? 夏之助に双子誕生の予定!? 驚いた夏之介でしたが、とっさに考えたのは喜びよりも、不安。双子妊娠のニュースを先に聞いていたら、先発転向は受け入れていなかったと考えておりますが。……でも、モップスってそんなに甘いところじゃないでしょうに。フロント陣の意向を突っぱねて冷遇されるとか、そういうことは考えなかったんですかね??
  ま、ともあれ、巡り巡ってやってきた開幕戦!! モップスはワイルドワンズとの対戦で、先発も既に発表されておりまして。今日は若さで「開幕投手」となった進堂、そして明日は夏之介であります。しかしワイルドワンズは先発に予定していた投手にトラブルがあり、その衝撃のせいか打ち込まれて負け。見事、進堂に「勝ち」が付きました。おめでとう進堂!
  そして明日は夏之介vsアキラ、かつての同期対決再び……だった筈なのですが、これも先発変更と、なんか開幕早々ざわざわしているワイルドワンズ。北王子さん、机に座ってギリギリしてますね(笑)。この動揺に乗っかって夏之介、勝ちを手に出来るのでしょうか??

  「バンデット」、第23話。
  あっ、“てつはう”だ! “てつはう”が出てきた!! 三本指の慈平と鎌倉で再び会って、着物のお礼にともらった「硝石」をぜんぶ「焔硝」(火薬)にしてもらったようであります。これを、婚礼の際に北条を討ち取る為の材料にするとのこと。「麻」まで出てきましたよ(大麻?)。いろいろあんな、中世。
  しかし、ほぼ完璧とも思える作戦を父に授けた高義こと猿冠者は、その裏で、父によって弟たちに殺されようとしているのでした。貞氏のドアップすげぇな(汗)。鼻の穴の中までしっかり見えてますよ。本当にこの作品は、絵の圧迫感が強い!! 眼圧っていうか、「顔圧」っていうか。なんと言えばいいのか……訴えかけてくる圧力がすごく強いです。画面が狭そう。
  独特の絵柄ですが、これはファンが付いたら強そうだなぁ、なんてことも思っております。実際に今、すごく面白く読ませていただいてますしね。

  「鳥葬のバベル」、第25話。
  死闘の果てに、ようやく石立を倒した宗助。石立の死に悲しんで中学生の灯ちゃんはそのままその場で、石立の歯に自らを噛ませて死に、そして宗助たちは現場から立ち去って一息つきました。柳ちゃんはもう押し入れにはいないのかな??
  死ぬ間際の石立も、灯ちゃんも、なんとなく満足そうで、こういう言い方はおかしいのですが「気が済んだのかな」という気分になりましたね。死から何故か蘇ってきて、好きなようにやって死んだのですから、少なくとも石立は満足でしょうね。
  そしてようやく、「鳥」を蘇らせた人物が出てきました。牛林郷(ぎゅうばやし・ごう)という男が20年前、駿河先生と一緒に「鳥」を見付けたそうですが……そもそも、見付けたって、どうやって? 何処で? 蘇らせたのは、どうやって?どのように?? もはや制御出来ているとは思えない状態ですが、そもそも「鳥」はどういう目的で、何に従って動いているのでしょうか。
  行動原理が、生物としてのそれとは違う筈ですから、そういうところも気になりますね。というか、ようやくそういうところにまで気が回るようになったというか……。ああ、しんどいぞ、この連載(笑)。

  深谷かほる先生の「夜廻り猫」。ふだん“モアイ”で連載しているWeb漫画のようですが、単行本発売記念でこちらへ出張してきたようであります!
  涙の匂いをたどる猫が2匹、街中で繰り広げられている悲しい風景や、見逃してしまいそうなちょっとした出来事などを追って温かく見守る、そんな話のようであります。大きな猫に抱えられている小さな猫は、歩けないのでしょうか? 片目も閉じたままですし、この2匹の出で立ちだけでいろいろドラマがありそうですね。悲しみを抱えた人生に、喜びを見出す作業。そんなお話なのでしょうか。
  読むと、何気ない情景なのにふと心温まるような気持ちになります。不思議な感覚であります。
  次回も掲載されるそうなので、楽しみにしております。

  「きのう何食べた?」
  あーっ、ついにケンジさんの勤める美容院の店長の奥様が、自分の店を出したいと申し出ました!! これは離婚のカウントダウン、それを知らないのは亭主ばかり。いやマジで、店の美容師さんみんな暗い顔してますよ(笑)。約一名、タブチくんを除いてね!! ゴシップ大好きタブチくんは、目の前で繰り広げられている店長夫婦のドラマから目が離せないのであります。女子的好奇心ゆえにね!!
  今回のケンジさんの食事への感想もまんま「女子」ですし、やはり美容師さんというものは女子力がそれなりに高い生き物なのでしょうか?? 美容を追究すると、そうなってしまうのでしょうか?? でも、シロさんも食事の盛り付けの端々にセンスを感じますし、口に出して確認したりはしませんがそういう部分での価値観はすごく合致しているいいカップルなのかもしれませんね。
  チキンライス(ケチャップでないほうの)美味しそう……。

  「まどからマギカちゃん」、第3話。
  風邪引いたけど出勤しなければならない(休めよ!)サラリーマンを捕まえて、ナース服で出て来たマギカちゃん(笑)。朝一の煙草を吸うところだったようですが、そもそもこの彼女は何か仕事してるのかな?(笑) 朝も夜も、出勤と退勤のサラリーマンのこの人を上手いこと捕まえてますけどねえ。
  生姜湯は本当に効きますよ。欲を言えば生姜湯を飲んで体が温まったところで、スッと布団に入って寝てしまうのが風邪にはいちばんなんですけどねぇ~。うーむ。

  モーニング35周年記念毎号読切企画、“CARNAVAL”。第一回は、野村宗弘先生の「とも子は動かない」であります。野村先生の漫画、久しぶりだー!(イブニングを読まなくなったので)
  日時計のバイト、かかしのバイト、そして地蔵のバイトを歴任していくとも子ちゃん。まだハタチの彼女がこうして懸命に(?)働く理由は、父が遺した借金を返すため。でも、借金を返済し終えたあとは、どうしたらいいんだろう……と悩むとも子ちゃんなのでした。
  やや変形で変則的でしたが、思い悩む青春物語……だったようですね。地蔵のバイト、興味があります(笑)。でも立ちっぱなしは辛そうだなぁ。かかしのバイトなんか、トイレ休憩もないブラックさですからね(汗)。

  「アイアンバディ」、第32話。
  遭難してしまった椎野の確保とビバーク、完了! しかし通信機器を落としてしまったマコト。まぁ、位置も分かっているので大丈夫かとは思いますが、どちらにしろ吹雪がおさまらないと救助にも行けないのですよね。吹雪がやむのをひたすら祈るしかない地上部隊はイライラ……。
  マコトは呑気に、椎野の処置をしてからロボット談義を始めてしまい、椎野もそれに付き合ってロボットのデザインだのなんだのを討論し合うのでした。こんな極限状態で平気な顔してロボット話を始めてしまうマコトも相当なものですが、それに付き合えちゃう椎野もやはり、真の髄からロボット好きなんですねぇ。ウフフ。
  ちゃんと助かるかどうか、賭けのようなものですが、こういう時でもマコトはほとんど不安そうな顔をしませんね。見据える目標があるから、目の前のことは全て「乗り越えること」としか考えてなさそうであります。肝が据わっているというか、変人というか。……後者なんだろうなぁ、たぶん。

  「疾風の勇人」、第54話。大臣を干されて腐っている勇人さん(汗)。昼間から酒浸りであります。
  下村治という人物が出てきました。どれどれどんな人なのか、と思っていつものようにウィキペディア(自由律俳句)。それを見る限りものすごく普通のおじさんって感じなので、作中のキャラクターデザインはかなりひどいです(笑)。かなりひどい!! 官僚ですが経済学者でもあり、今回出てきた「経済変動の乗数分析」は「論文みたい」と大平さんに言われておりますが、みたい、ではなく本当に論文だったようですね。彼はこの論文で、博士号も取得しているようであります。
  論文の中身はさっぱりですが、要するに今回は、税金の鬼と経済の鬼が出会ってしまった瞬間なのですね!
  そして国会では、ついにあの「バカヤロー」解散の端緒が。野党が言葉尻に噛み付いて、首相がそれに激昂して失言して、世論に押されて解散、そして首相交代と。少し前までよく見た日本政治の光景であります。戦後でも、こういうことはあたんですねぇ。
  世間がそこそこ安定しているのだから首相も続投でいいじゃない、と思うのですが、政権が長引くとそろそろ次の人を、となるのが世の常のようであります。不思議なものですが、まぁでも、独裁を抑える為にはそういう謎機能も有効なのかもしれません。
  最近は次に首相になりそうな人があんまりいないのが問題ですがー(笑)。

  「サンダーボルトファンタジー」、第32話。
  あれだけ大騒ぎしていた天刑劍がアッサリと壊れてしまって、魔神復活が話の主軸になってしまったことにまだ戸惑いを隠せませんよ(笑)。ここでお前の出番じゃね? とか言って不患さんを一人で行かせた凜雪鴉ですが、一体どんな話をつけて不患さんを動かしたものやら。
  ブツブツ言いながら不患さんは、最初から最後まで、凜雪鴉の口車に乗せられてしまうのですね(笑)。そういう人物なんだろうなぁ。

  「カバチ」。ああ、やっぱりこの司法研修生、アホだったんだ(絶望)。金払えばいいんでしょ! って、それ一番やっちゃダメな奴だから。僕が出したんだからいいじゃないですか、って、そういう問題じゃねぇ。こういう手合いは遅かれ早かれ、壁にぶち当たりそうですね。やれやれ……。

  「CITY」、第24話。
  3年生の泉わこさんがあの写真雑誌で大賞をとった人だと知って、新倉さんは彼女に弟子入りしようとしますが、何を教えたらいいか分からないと言われてしまうのでした。そりゃあそうだろうなぁ、この人って、見るからに感覚派だもんな(笑)。芸術家肌っていうか、変人っていうか。日頃の行いも、いろいろ寄せ付けてそうですしね。
  しかし南雲さんというフォトジェニックな存在が身近にいるという事実は、新倉さんにとって強みになるんじゃないかと思います。がんばってほしいですね。


  ではではー。

ミヤアツム、スペック盛りすぎ問題 By菅原さん

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  みなさまこんばんは! 引き続き3日も空けてしまってすみませんでした、ちょっと体調が芳しくない皿洗いです。季節の変わり目には必ず不調に陥っている気がいたします……。
  加齢と共に、徐々に悪くなりやすくなっている気もしますね。いかんいかん。整えていかなければ。

  さて本日は月曜日なので、週刊少年ジャンプの話題です! ジャンプ17号、表紙と巻頭カラーはアニメの新シリーズも始まった「ヒーローアカデミア」であります! オールマイトの圧力がすごいよ!!(笑)
  ポスタータイプのカラー扉、かっこいいですねぇ。みんなボロボロになっているのに歩みを止めない、そんな力強さを感じます。
  さて本編、第131話。
  オールマイトがもうすぐ死んでしまう「予知」を聞かされて、さすがに動揺してしまう出久くん。具体的な時期ははっきりしないそうですが、ナイトアイが「予知」を外したことはないとのこと。そんな「予知」しちゃって、誰よりつらかったのはナイトアイ本人でしょうね……。
  運命だって捻じ曲げて見せると言ってくれたオールマイトですが、もう、彼の底無しの強さに頼っていられるような段階じゃないんですよね。それをひとしお感じました。今回。切ないし、悲しいことです。終わりが近付いているってことは。
  まぁ、だからと言ってすぐに出久くんのやることが変わる訳でもなく。焦りはありましょうけれども、一歩ずつ日々を積み上げていくしかありませんね。
  そしてお茶子ちゃんと梅雨ちゃんは、3年の「ねじれ」先輩に連れられて、リューキュウという女性ヒーローの元でインターンに入ったようでした。リューキュウって方、セクシーでクールでめっちゃかっこいいですな。前髪で片目が隠れているパターンか、と思ってよく見てみましたら、前髪ではなく竜の指と爪っぽいものでした! ドラグーンヒーローって、一体どういうものなんでしょう……。
  ヴィラン連合にもつながる、治崎氏の組織の囲い込みを3チームで行うとのとこですが、そういう大事な仕事をインターンに任せていいんでしょうかね?? 今ヒーロー界は人手不足なのかな?? オールマイトの引退の余波が、まだまだ抜けきっていないのかもしれませんね。

  「ブラック・クローバー」、第103話。お祭りWデート!!
  と言っておりますが、カホノはもうノエルの、アスタへの想いを見抜いているようですね。その上でアスタに積極的に絡みに行ったりして、なかなかの小悪魔だなっと思いました(笑)。そういえば初めて海辺で会った時も、ちゃっちゃかと物事を運んでアスタとノエルをポカーンとさせてましたっけね……。そういう元気なカホノが戻ってきて、こちらとしても嬉しいです。
  んで、ノエルのことをどう思っているのかとカホノに尋ねられたアスタでしたが、王族として立派に振る舞い、身分の低い人間にも変わらず接してあげているノエルを見て、「好きっちゃ好きみてーだな」と曖昧な、でも脈ありな言葉を発するのでした。なんだその、二者択一的な言い方は!(笑) カホノの質問が漠然としているのに対して、ずいぶん具体的じゃないですか?? 鈍感の癖にどうしてそんな的確なこと言うのか!?(笑)
  そして……碧の野薔薇の団長が、武装を解いている状態で登場!! まったく誰だか分からなかった!! スッゲー美人だなー……いや、美人なのは知ってましたが、それにしたってこんな淑女に見えるのは意外であります。いつも兜をすっぽりかぶってましたからね。頭の部分が違うと印象も変わりますね。ヤミ団長、早くこっち来てーーーー!
  個人的にとても気になった黒い肌の女性も登場してくださったので嬉しいです!

  「ONE PIECE」、第860話。
  いよいよ午前10時、お茶会の開催です。お茶会と言いつつこれは結婚式なのですけどね。サンジの父と兄弟たち、呼ばれたゲストたち、そして護衛の各位と、続々とメンバーがそろっていきます。
  そんでもってペコムズは海岸に置いてけぼりにされたようですね(笑)。ホント不憫、このミンク族……。口の届く範囲に食料と水が置いてあるところに、魚人海賊団の優しさを感じますが。
  回想シーンでのジンベエの言葉に、ギョッとしました。脱退すると言った者への制裁のルーレット、そこに書いてあった数字は「寿命」なのかと思っておりましたが(ルーレットが出てきた時は、ペドロの回想と相まってましたからね)、そうではなく「生贄にする仲間の数」だったそうです。すごいじゃないですか、50とか100とか書いてあるじゃないですか!! 麦わらの一味なんて9人しかいないのにね……。大海賊団であっても、100人も差し出すなんてことはたやすく出来ないでしょうに。
  ましてや、船長と100人を失った後で、「縄張り」から出る前にママの海賊団に襲われたりすることもあり得る訳でしょ?? 分の悪い賭け、なんてもんじゃないですよ。一方的な虐殺ですよ。人道なんてものはまるでないね!!
  そういう残虐なところは「海賊」っぽいビッグ・マムですが、彼女自身が船に乗って外海へ出ることはあるんですかね?? なんだかずっと城の中にいるイメージがありますが。

  センターカラーで新連載「ロボレーザービーム」、第2話。
  ああ、やっぱりプロ級高校生の三浦が聞いた音は、ロボが出していた音だったんですね。そしてロボ自身はゴルフには詳しくないけれども、アイアンでボールを打つことだけは毎日していた訳だ。第1話の疑問がいろいろと解けました。でもなんで、アイアンだけこんなに繰り返してるんですかね?? 集中力を付ける訓練か何か??
  ロボのお父さんが「カエルの子はカエル」って言っているってことは、実はお父さんが元プロとか?? それか、お母さんがゴルフ関係の人なの?? やっぱりスコットランドは伏線なの??
  それはそれとして、ロボのお父さん。めっちゃ渋い、味のあるおじさんですね。藤巻先生の描かれる眼鏡の男性はいつも魅力的で困ります!! 困ります!!(例:日向主将とか、緑間とか) 今回は主人公からして眼鏡だもんなぁー。眼鏡好きにはたまらない連載ですな、これは。
  あとものすごく細かいことですが、ロボの家のカウンター型キッチンに、焼き肉屋かと思わせるほどの本気の排気設備がついていてちょっとびっくりいたしました。肉でも焼くのか? この家は。

  「勉強ができない」、第8話。
  志望校を変えさせないことが怠慢とか、お前よくその口から言えたなぁ。自分が出来なかったことなのにな!!(笑) というのが、ひとつと。
  あと、現代文における読解のポイントが上手くまとまっていてへぇぇーと思いました。削読という造語は初めて知りましたが、なるほど、接続詞で判断してその後の文章の質を分けるというのは簡単ですし、分かりやすくていいですね。それを諦めずに実践した眼鏡っ子のひたむきさには胸打たれましたよ。

  センターカラーで「ネバーランド」、第32話。
  実は諦めていなかったエマ。監視の目が緩まないことを逆手にとって、あまり監視されていないドンとギルダに実行を任せていたのでした。エマのほうはひたすら、ノーマンの死に悲しんでいるばかり、という体を装っていたのですね。そしてレイの誕生日前夜である今日、レイが食堂に来るだろうと信じてやってきた。
  そこで改めて脱出の計画を練り、レイの準備とエマの準備とを合わせて、今すぐ実行しようという話になったのですが……なんとそこで、レイはハウスに火を放つついでに自分も焼き殺してみせようというのでした。ママの目を引き付ける為に。オイルをかぶってマッチに火をつけ、ずっと前からこうすることは決めていたと言い放つレイ。
  最上級の御馳走を、収穫前に取り上げる。自分を焼き殺すことで。食用にも商品にもならない、自分は「人間」だ! ザマァミロ! と叫ぶ彼の目は怪しい光で輝いていましたが、人間だ、と言い切ることへの強い憤りと人生への深い悲しみを感じさせました。
  彼がたった12年間のうちに、ここまで自分を追い込み、ここまで心を殺して外への渇望を持て余すことになったのは、確かに「不幸」なことなのです。ここで幸せに暮らしていたって、真の幸福は得られない。ママへの反論を、全身でしているようでした。
  ハウスに火事を起こしてその隙に逃げる、っていう計画も、「自分を燃やす」ことの副産物として考え付いたのかもしれませんね。
  でもこれじゃ……さすがに……生き残らないだろうな……。ノーマンのほうは生死不明な部分もありますが、レイはこれでは、はっきりと死んだと分かってしまいます。ツラいな……。っていうか、主人公の一人が焼身自殺するって、そんな展開誰が考え付くんだ……。すごいよもう、本当に……。つらい。

  「腹ペコ」、第5話。鷺宮さんって絡まれ体質スギません??(汗) あーあ、人前で変身しちゃって、どうするんだタイガ……。っていうかどうやって、腹ペコのマリー様と「交代」出来たんでしょうね? 愛の力??

  「ハイキュー!!」、第247話。
  扉絵の翔陽とっても可愛いけど、いくらなんでも腕が短すぎません??(笑)
  ともあれ、今回は冒頭から、烏養さんちのじいさんと孫の語らいでスタート。人に教えるってどういうことなのか、っていうような話をしてらっしゃいました。烏養元監督が認める、烏養現コーチの実力! なんだかコーチが誉められていると、ホッとしますね。不思議と。
  けれども今回の大会に、烏養元監督は来られないようでして。音駒の監督さんとの再会はなさそうですね。残念。
  んでもって烏野の次の対戦相手は、なんと優勝候補の一角! 兵庫の稲荷崎高校だそうです!! あの「宮侑(みや・あつむ)」さんがいるところですね。ユース合宿で出会ってしまった相手と、もうここでぶつかるのか……。あ、稲荷崎はシードなのか、そうか。
  そして宮さんはセッターだけれども、サーブも強烈なんだとか。更にはオポジットというセッター対角のポジションにいるのが、なんと、宮さんの双子!! 宮治(みや・おさむ)だそうです。えっ、どっちが弟?? 髪の色と前髪の分け目ぐらいしか違いがなくて、ぶっちゃけ2Pカラーっぽいです。格ゲーのキャラ選択画面感あるわ。
  これ実際にこういう双子がいたら、こんな軽口叩かれてるんだろうなぁ……。
  っていうか宮さんちの親御さんは、何考えてるんですかねぇ。ただでさえ名字が一文字なのに、下の名前まで一文字でそろえてくるって、どういうつもり!?(涙)

  「ソーマ」、第208話。
  そば職人ともいえる紀ノ国先輩との、そば対決。創真は二八そばを採用し、またそば打ちも機械の製麺機(ハンドルぐるぐる回すやつ)を使っていて、経験がない分しっかりとしたクオリティを約束される無難な選択をしていると言えるでしょう。けれども審査員はどうせ舌が肥えた連中なのですから、「玄人向けの尖った品」でもちゃんと評価を下すと思いますよ。だから、創真が信じている「万人に美味しいと思ってもらえる定食屋の味」ってのが、本格和食割烹に勝てるかどうか、ってのは微妙だと思います。
  でもそれが創真の拠り所でもあるのですから、否定してもしょうがないんですけどね。
  どうなるのかなぁ。毎度毎度、勝てるか分からないよね?? って思いながらこの漫画読んでますよ。ハラハラするわー。

  「ドクターストーン」、第4話。
  ライオンの囲み狩りから助け出してくれた司は、なんというか危ういぐらいに純粋で、近代文明のそのままの再構築には本音では反対のようでした。人類すべて助け出すつもりの千空とは、主張が対立している模様。まぁ確かに、度し難い人間ってのは、いますよね。どうしたって話が通じない相手とか、自分の利益しか考えていない奴とか。そういうのが復活したら厄介だ、ってのが、端的に言うと司の主張のようであります。
  でも、クズが一定数いてこその人類であるもの、また真実。働きアリの、「サボるアリ」の割合みたいな現象って、人間にも起きているんじゃないですかね。誰かの手に負える人数が「3人」だとしたら、それを超えたらもう人類の堕落が始まるのだと思います。はい。
  もう3人いるじゃないか(笑)。
  何処かの島で独裁の王になるぐらいしか、司の理想をかなえることは出来ないんじゃないかって気もしますが、さてどうだろう。
  それはそれとして、文化的生活にまた一歩近付きましたね。炭酸カルシウム(石灰)を手に入れて土の質を向上させたり、モルタルを作って頑丈な家を作ったり、はたまた石鹸を作ったり。千空の知識は本当に頼りになります。知は力、化学知識は人類の宝ですよ。だから理科はしっかり学んでおくべき科目なんです!! そうです!!

  「鬼滅の刃」、第55話。
  鬼の血鬼術で眠らされた炭治郎たちですが、どうも車掌が鬼側に加担していたようですね。どんな風に陥落させられたのか気になりますが、いずれにせよこの車掌も被害者だなぁ。あと数人、鬼の指示を仰いでいるのも、普通の人間でしょうか?? 「夢」を見たいが為に鬼に加担するの?? なんか変な話だなぁ。
  術で夢を見させられているみんなの頭の中をのぞいてみると、善逸と伊之助は「案の定」としか思えない内容でした。コラ伊之助! あんた炭治郎と善逸のことこんな風に考えてたの!? ひどいじゃないか!!(笑) 禰豆子ちゃんがわずかに可愛い役回りだってところがせめてもの救いかな。
  鋼塚さんのご家族構成は何やら事情がありそうですね。っていうかこの方、「柱」二世なのか。サラブレッドだ。でも父親と弟と、見分けがつかないレベルで似てるな……。
  炭治郎の夢は、これはもう、泣くしかないレベルで切ないですね。死んだ家族とまたあの山の上の家で暮らしている夢。でも、炭治郎って最初の頃、髪の毛結んでましたっけ?? この髪形の炭治郎は初めて見る気がするのですが。あと、夢に禰豆子ちゃんが出てきていないことも気になりますね。何かを示唆しているような気がして。
  夢から覚めないと鬼も倒せないよー! どうするんだ炭治郎!!

  「火ノ丸相撲」、第138話。
  また同体なのかよ!! また取り直しなのかよ!! 取り直しになるともう戦えない力士、大太刀に多スギじゃないですか……? 刹那的なその爆発力がつらいッス。
  桐仁、次の立ち合いは立てすらしないんじゃないでしょうか。彼の場合は根性だけじゃどうにもならないんですから、ある意味で三ツ橋以上に取り直しの効かない力士ですよ。あーもう、どうするんだ本当に。また2敗先行しちゃうのか!?

  「ポロの留学記」、第6話。
  悪魔と神様に続けて、今度は天使の登場ですよ。前回の神様の妹君だとか。神の妹が天使なのか……。あ、妹と長距離ドライブに行ってたっていうのは、この妹のこと?? 神様は輪っかが蛍光灯でしたが、この天使は輪っかが「ドーナツ」ですね。
  いかにもスイーツ……とか思ってましたが、ポロに気付かれないようポロをサクッと殺したいとずっと思っているアブナイ女子でした。あっぶねー! 何だコイツあっぶねー!!
  好きなのに結ばれないから誰かに取られるぐらいなら、ってことでポロを殺そうとしているようですが(演歌の歌詞かよ)、この極端な結論に振り切れちゃう純粋さ、ひたすら危ないです。天界属性ってどうしてこう、生きるか死ぬかの結論しかないのか。もっと中庸を取れよ。
  ポロは何も知らないので、今回苦労するのはルイカちゃんのほう。人知れず奮闘して、この天使、ノンノちゃんの野望を阻止し続けているのでした。この純愛……いいよね!(笑顔)
  ノンノちゃんもポロのことが好きなら、もっとスイーツっぽくルイカちゃんと恋愛バトルしてくれないかなぁ。
  渾身の打球もポロの片手で止められてるし、そう簡単にポロは殺せそうにないのになぁ。例えば何かで刺したところで、蚊が刺した程度で終わるんじゃないかな……。

  「U19」、第7話。七海、いい笑顔だったわ!(笑) 嫌いな大人がぶん殴られて気分爽快! って、悪ガキらしい正直な心理で大変よろしいと思います。まんまと教師を罠に嵌めて追い出して、そりゃあ爆笑するよね! 3人そろってね!!
  スッキリした回で、こちらの気分も晴れやかでしたわ。やれやれー。

  「左門くん」、第74話。
  ネビロス少将と左門くんの過去の話、続き。左門くんに戦い方を教えたのが、そもそもネビロスさんだった、ということでした。だからコンビネーションがあんなにうまくいくんですね。同じ考え方(ネビロスさんの戦術)をベースにしているから。ついに右目を失った時のエピソードも明かされましたね。自分から言い出したんか、左門くん。
  同じ戦い方で、能力の差は歴然。……ってことは今回の対決も、左門くんに勝ち目はないんじゃないですかね?? ソロモン系は呼び出さないつもりでいるようですし。どうするんでしょう……。
  アンリさんを諦めることはもちろん、いちばん簡単でいちばん確実な道ですが、左門くんは殊こういう時ばっかりは大陸プレートよりも頑強です。譲らない頑固さ。それは人間にしてはちょっと有り得ないレベルで高いんじゃないですかね。負けちゃったらどうするつもりなんでしょう、左門くんは。勝つまでやり続けるのかな??


  今週もたいへん読み応えがありました! ではではー。

モーニング15号

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  みなさまこんばんは! ほうれん草を食べたい、と思った日にほうれん草が特売になっていて、嬉しい偶然に幸せを感じた皿洗いです。ほうれん草うまいよー。

  さて本日は木曜日ですので、モーニングの話題! モーニング15号、表紙と巻頭カラーは「コウノドリ」であります。いつも赤ちゃんが可愛いです、カラーイラスト……。
  「コウノドリ」、第188話。NICUに入っている赤ちゃんのお母さん、井出さんと、風間さん。同じ病室で似たような境遇なので、話などして励まし合っているようであります。井出さんは前回、重たい過去を話してくださってましたね。起きてしまったことはもう戻らないけれども、その後悔を踏まえて今がある訳ですから、今度はもっと愛を注げるといいですね……。
  そして、風間さんの赤ちゃん。白川先生が根を詰めて看病しておりましたが、あれこれやってもなかなか状況が改善されず、白川先生は例のあの工藤先生にも病状について話しかけられたりしていたのですが、意地を張って突っ撥ねてしまうのでした。しかしいよいよ赤ちゃんの肺がおかしい、となった時、看護師さんが今橋先生を呼んできてくれて、そこでようやく、「これは誤診じゃないのか?」という可能性を指摘されました。
  障害があったのは、肺じゃなくて、心臓のほうだった。……より重篤でしたね。
  すぐ手術、ということになりました。風間さん、大丈夫かなぁ。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第109話。
  ローテーション投手になって「リズム」が狂って現役でいられる時間を縮めるより、リリーフのままでいてあと5年ぐらい活躍したほうが「向こう5年で5億」は稼げるのではないか、というのが夏之介の考え。今年とても調子がいいのは、あくまでもトミー・ジョン手術をしたのちに手厚いリハビリを受けて回復したからであって、ずっとリリーフでいたら「ぜひ先発ローテに」なんてコーチに言われてない筈だ、と思っているようであります。
  ネガティブじゃね? とは思いますが(笑)、合理的で自分をよく知っている夏之介らしい考え方でもありますね。
  しかしダーティ桜塚さんは真っ向からこれに反対! 「文京モップスが凡ちゃんのことをまともに戦力として扱ってくれるのはあと2シーズンだよ!」と、はっきり言いました! あ、そっか、そういうリスクもありましたね。なんせ球界一の金持ち球団ですからねぇ。
  ダーティさんはここでローテーション入りして自分の価値を上げ、140日の条件をクリアしてFA宣言し、移籍でいかに自分を高く売るかを考えるべきだ!! と主張。移籍ビジネス! って、はっきり言っちゃってますね、ダーティさん(汗)。ひいてはそれが、自分の利益になる訳ですからね、彼の場合。
  でも説得力ハンパねぇー。さすがやり手のビジネスマンだ。
  まぁ蓋を開けてみないことには何がどうなるか分からないってものではありますが、先発の夏之介は、見てみたいものではあります。はい。

  「GIANT KILLING」、第429話。
  清川に代えて、石神選手を投入。まぁ普通に考えれば、イエローもらっちゃった清川を下げて、ベテランを入れることで守備力を増したい狙い、ってところでしょうけど……なんか、達海監督がそれだけで終わる筈はないと思うのですよね(笑)。カメラマンの久堂さんも「拍子抜けだな」なんて言ってますが、裏に何かあるんじゃないかと見ているようであります。久堂さんに応援されていないETUを見るのは、なんだか不安ですよ……。いつも好意的な目で見てくれてましたからね。
  後半始まってすぐ、達海がゴール裏に向かって大きく手を振り上げました! これはサポーターを煽っている所作ですね。ゴール裏のみならずメインスタンドもバンバン煽って、大声援を頂きました!! 「やっぱりお祭りは、みんなで盛り上がんねぇとよ」って、なんとまぁ血の熱い監督ですこと(笑)。
  平泉さんは絶対こんなことしないだろうなー(笑)。本当に対照的な監督たちであります。

  「バンデット」、第21話。
  皇武合体、ってなんだか聞いたことのあるような論ですね。猿冠者が熱弁するこの言葉を、しかしお父上は一笑に付し、「練り直せ」と言って出て行ってしまいましたよ。さすが猿冠者の父親、ぬるくない……。
  ちなみに8年前に猿冠者がやらかした事件とは、北条の娘さんを彼の正室として迎え入れる話だったのを、その婚礼の席で北条を討つ! とぶち上げ、計画を知った父親によって潰されたというもの。そりゃ確かに、追放もんですわ(汗)。自分の婚礼の席を血で塗ろうなんて、不遜だし大胆だし、罰当たりですわ。
  高氏は、自分は足利を継がないなんて言っておりますが、でも歴史を見ればそうなっちゃったのは明白なのですよね。戦好きの自分の性格が嫌だと思っているようですが、それが結局、彼自身を高めることになってしまう筈であります。今はまだ平和なもんなんですね、この時点では。

  「カバチ」。法律を勉強したけれども、まだまだ一切の職務を経験していない若き司法修習士。生意気なカバチを垂れて悪徳業者を丸め込もうとしましたが、いかついおっさんたちに囲まれて殴られて、大ピンチ! おまけに、自分の身を守る為に相手を突き飛ばしたのに相手側が派手にスッ転んで、「司法修習士に怪我をさせられた! 訴えたる!」と喚き出す始末……。
  この業者、こんなにまで悪徳だったとは! 不利なことがあってもここを引っ越せばいいだけ、とのうのうと言ってのけてましたし、かなり悪い連中がそろってますね~。詐欺師というよりはヤクザ者っぽい感じ。
  勉強ばっかりしてきた修習士の彼には、ちょっと手に負えない相手のようであります。せめて栄田さんを連れてきてればなぁ……。

  「鳥葬のバベル」、第23話。
  朽縄、って鉄郎の名字でしたっけ? なんつう名前だ。すごい。そして、いろいろと特殊な宗助の体をもってしても、石立の攻撃を止めることが出来ません。口を封じても、すぐ喉に新たな口が、そんでもって腕までもが口に。生前「何よりも手に入れたかったモノへの思いの強さが奴らの力になるんだ」との鉄郎の解説でしたが、そうすると鉄の爪を持っていた女性は、ネイルに対して執着があったってことでしょうか?? 顔が変わる男は……?? 変身願望か何かかなぁ。
  柳ちゃんはたぶん出刃亀だな(笑)。美波ちゃんがまだ分からない!
  駿河先生が当てつけのように言うには、つぐみさんは「サンダーバードを守る為に生み出されたもの」だとのこと。だとするといろいろと宗助や鉄郎とは立場が違いますが、一緒にいることは出来るのですね。宗助に手を貸したくても、それが出来ない体、ってことですか。前に巨大な牛と戦っていたのも、あれもサンダーバードの敵、ということなのでしょうか??
  石立の犯行を警官の無線で聞いてしまった組長の娘は、ニヤニヤしておりましたが……あれ? この女の子も蘇った手合いだったの?? なんとまぁ。
  いろいろ収束していくのかと思いきや、ここからがますます本番って感じで開いていく展開になるんですね。まだまだ終わらないのだと思うとドキドキします。緊張感続きスギてつらい!!

  「ガマンできないマンガ」に、なんと、ふみふみこ先生登場です!! 男の娘とか百合とかをいつも描いている先生ですが、その原点は「らんま1/2」にあるんだとか。……やっぱり「らんま」なのか……。あの漫画、いろんな人の変態性を呼び覚ましたんだなぁ……。そうまるで、それは、手塚治虫漫画がそうであるようにね!
  「らんま」を読んだ結果、“男とか女とかどうでもいいじゃん”となる、って、それすごく分かります(笑)。小さい頃に読んでいた時には、ぜんぜんそんなこと思いませんでしたけどねー。今となっては納得する他ないって感じですわ(笑)。

  「サンダーボルトファンタジー」、第30話。
  剣の封印を解くと魔神が復活してしまう、地上の生きるものみな死滅する戦いの再来だと驚いて、狩さんは封印を戻させようとしましたが……邪魔するならと、刑亥に殺されてしまいました。あーあ。人間組、もろいわ(涙)。
  さて、外に出た蔑天骸と鬼鳥さん(もう凜雪鴉と呼んだほうがよさそうですね)、ここで激突! 凜雪鴉はどうしたって、蔑天骸の「驕慢」を盗みたい。剣そのものではなく、練り上げた剣術、強さこそが彼の驕りの源なのだから、それを砕くしかないと彼は言います。
  どの道、誰かが対決することになる訳ですよね。蔑天骸とね。だったら凜が適任ですよねぇ。
  思いがけない展開が連続するので驚いてばかりでしたが、クライマックスに突入した! って感じがしてまいりましたね。殤不患さんはいま何処にいるのかな……。早く舞台に戻ってきてほしいな!

  「疾風の勇人」、第53話。
  ふ、ふ、ふ、不信任案が可決されちゃったーーーー!! 同じ自由党なのに、鳩山派の議員がこぞって議会に参加しなかった為、野党が結託して票数をひっくり返されてしまいました。あーあ。党内分裂の影響がモロに出ちゃいましたねぇ。
  今まで不信任案が可決された国務大臣は、池田勇人ただ一人って、マジかよ……。
  愕然としますわ(汗)。

  読切、ひろき真冬先生の「風の花」。なんだか聞いたことのある名前だな、とは思いますが、たぶん作品を拝見したことはないと思います。圧倒的画力! そして、おそらくは難しい設定である筈なのに、大道具と画面とわずかな台詞だけでそれらを説明してしまえる描写力!! 驚きの演出力!!
  いろいろ驚きました。
  舞台は2029年のようですが、都庁が廃墟になっているようですね。そして大きなドームの中で、エリートさんたちが暮らしている様子。外の世界ではバラックで暮らす人々や、大きな建物で身を寄せ合って暮らしている人々などがいるようでして。大きなドームの「排気口」から出てくる空気がどうも清浄らしく、不動産の物件に「排気口近く」なんて売り文句がありますね。そして、「線量低し」とも。ってことは、外の世界に蔓延しているのは、放射線?? ついに核が落ちたのか??
  背景をいろいろ想像するだけもかなり楽しいですね。
  そして、ランドセルを背負った少年が一基の事故ったUFOらしきものと出会い、中の乗組員にリンゴを手渡したことで、その日の夜に彼らの記憶とリンクして事故の前後の風景を見る、という物語でした。外星人というよりは、未来人のようですね。
  異様な体験ではありますが、時間の流れを淡々と描いていて、事実のみを述べているという感じがありました。余計な台詞は少なくして、出会いのみに焦点を当てているんですね。短編映画を観たような満足感がありました!!
  モーニングはたまにこういう読切を持ってくるので、油断なりません(笑)。
  いいもの読ませていただきました!

  「CITY」、第22話。
  立涌くんの日常が(主に彼が被害をこうむる形で)波乱に富んでいるのに対し、その妹のまつりちゃんは平穏な日々を送っているようですね。「帰宅部チャンピオン」「チャンピオン2人!」「今日も仲良く防衛しますか」という、仲良しのクラスメイトとの会話にセンスが光りまくっていて、好きです(笑)。心がホッコリいたしました。
  スタンドバイミー、って言ってますが、これがまつりちゃんにとっての日常なんだろうなと思うとますます愛しいですね。友情……それは美しいもの……。ハハハハ。


  ではでは!

「ハルタ」41号

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  みなさまこんばんは。東北の大震災の日ですが特に変わりなく過ごした皿洗いでございます。あれからもう6年も経つのかと思うと、時間の早さに驚くばかりですね。今もまだ復興しきったとは言えない状況ではありますが、一日一日、大事に生きてまいりたいと思います。
  主に漫画を読みながら過ごしておる訳ですが。ええ。

  さて本日は「ハルタ」41号の話題であります。もう次のハルタが出てしまいますが!! 毎度これだな。
  表紙は画像をご覧頂いた通りですが、表紙連動読切にもこのままこのキャラクターが出てきて展開されます。町の描写が素晴らしいですね。こういう架空の建物がぎっしり詰まった情景には、心奪われてしまいます。「ハクメイとミコチ」に出てきたアラビカの港町とかね。

  今回はのっけから新連載! 渡邉紗代先生の「B/W(ブラック・オア・ホワイト)」であります。
  前の連載では寄宿舎で暮らす男の子たちの可愛らしくも切ない日々や人生を描いておりましたが、今回は打って変わって、賭博に金を注ぎ込むダーティな男の話! 中国の古い文化「闘蟋(とうしつ)」というコオロギを使った虫相撲で、互いに互いの虫に賭けて勝負をする、というものだそうです。
  本当にそんな競技(文化)あるのかなぁ? と思って調べてみましたが、確かにありました。唐の時代から1200年に渡って続けられている伝統文化なのだそうです。賭博ですけどね。秋にオスのコオロギを使って、縄張り争いをする習性を利用して戦わせるものだそうでして。
  主人公はその賭博を得意としている集団の元へ乗り込んでいって、多額の金を賭け、荒稼ぎしようとするのですが……まずは負けてしまい、金がないならとボコボコにされながらも逃げ出し、別のところでコオロギを拝借してきて(無断で)今度は勝つ、というお話でした。初回から遠慮なくえげつない主人公ですな(汗)。
  今回は上手く逃げおおせ、金も手に入りましたが、この主人公、ろくな人生を歩まないんだろうなぁ……。どんな話になるのやら、不安いっぱいで次回に続きます。

  「ダンジョン飯」、第31話。最新4巻が発売されましたよ!
  オークの集落から出て、とりあえずは地上を目指すことになった一行でしたが……地下の城下町は今や狂乱の魔術師の支配下。レッドドラゴンが倒されたことで危険な魔物も徘徊するようになり、魔術師の魔法で通路がどんどん改変されて、上へ続く階段さえも見付かりません。怪我だって治りきった訳ではないのに……。ああもうフラフラだし……。
  そうして迷っているうちに、庭園らしき場所へたどり着き、おや? 誰かがいる、と思ったら即座に相手が襲ってきました!! ドライアドという花の魔物だったようで、戦闘後にライオスが解説したところによると、受粉前の花が手足を持って果実を守ったり世話をしたりしているそうであります。
  男女の姿をしてはいましたが、女性らしき姿のドライアドからは大量の花粉が出て、男性っぽい姿をしたほうからは出なかった、ってことは、女性っぽい形をしたほうが雄花だったってことでしょうか。うーむ、奇怪な。
  実が完全に「顔」そのものの形をしているのも、奇怪ですね(汗)。ライオスがそれらを収穫してきた瞬間、マルシルは感情を失った瞳になり(笑)、時をさかのぼる魔術を探し出してしまうのでした。やばいやばいって!! 反魂の術もまずかったのに、これ以上禁術を重ねる気か!!(笑) そもそも本当にあるのか、そんな術が。
  ともあれ、ジャック・オ・ランタンみたいな「顔」の実に詰められたスープを頂いて、とりあえずは体力回復! マンドラゴラなども収穫され、料理に使われましたので、マルシルの魔力回復も期待出来ますね。
  センシはマルシルとチルチャックの年齢が「そんなに若くない」というのがどうにも理解出来ないようでして、2人のことは「育ち盛り」だと解釈しているようですね(笑)。まぁ、マルシルは長寿の種族ですからあながち間違っていないかもしれませんが(でもこれ以上身長などがぐんと伸びるとは思えませんけどねぇ)、チルチャックはもう30手前なんですよ! ハーフフットは別に長寿って訳でもないようですし、大人の男として扱ってやって! お願いだから!!(笑)

  「ハクメイとミコチ」、第41話。
  今回は久々に、美容師のジャダさんが登場! ハクメイが髪を切ってもらって、さっぱりしたところのようであります。ハクメイの美容院って、美容って言うより「散髪」って感じがしますけどね(笑)。
  さて、裏へ水を汲みに行ったその瞬間に店を訪れた伊達男! 役者のカーネリアンという男で、ジャダの知り合いのようであります。しかしジャダは彼を苦手としているようで、「見かけたら追い払ってね」と言っていた矢先の突然の訪問。ジャダに髪を切ってもらいに来た、彼女が帰るまで寝て待っている、なんて言って店先で寝始めてしまった超マイペースなカーネリアンに、さすがのハクメイも困ってしまったご様子。ジャダの店は家でもありますしね(汗)。
  しょうがないので変装して、ジャダの弟子だということにして、カーネリアンの髪を切ってあげることに……。さすがに美容師の代わりは、ミコチには務まりませんしね。
  なんだかんだと喋った内容は、まぁジャダさんとカーネリアンさんは美容学校時代の同級生で、でもその頃からまともに口を聞いたことはないそうであります。ジャダさん、こういうやかましい明るい男の人は苦手なんですかねぇ。どうして彼を避けているのかはいまいち分かりませんでしたが、本心ではカーネリアンの髪は綺麗だから一度切ってみたい、と思っていたようであります。
  ……いや、その頃から学校の人気者だった彼をモヒカンにしたら怒られると分かっていたから、あえて避けていたのでしょうか??(笑) でも今回はモヒカンにしませんでしたよ! 役に合わせたかっこいい髪形に仕立ててあげて、カーネリアンさんも満足そうでした。
  変装はばれてましたが(笑)。
  面白い新キャラ登場で、ますます盛り上がる予感ですね!!

  「北北西に曇と往け」、第10話。
  三知嵩、ようやくまともに登場であります。日本人の刑事にボコボコにされた慧は、家へたどり着くよりカトラの家のほうが近いと判断し、身を寄せました。しかしカトラは居らず、その姪のリリヤのみご在宅。怪我の手当てをしてもらいましたが、まぁ乱暴な手付きで慧が痛がること痛がること(笑)。わざとやってるのか??(笑)
  三知嵩はたいへん綺麗な子で、悲しいことを思い出すとすぐ泣いてしまう泣き虫でしたが、おじさんとおばさんに何があったかはちゃんと話してくれました。どうにも言い訳臭いというか、刑事が語った話とまったく違うのでおかしいな、と思っていたのですが……2人の会話をそばで聞いていたリリヤが、「あの子、もう連れてこないで」とすげなく言い渡してきました。
  音楽を学んでいるリリヤは日本語の「音が面白い」と言って近くで聞いていた訳なのですが、三知嵩の言葉を聞いていると「汚れた音がして気持ち悪い」と言います。それは嘘をついているからだ、というのが彼女の主張なのですが、さすがに慧はすぐには信じられません。
  でも確かに、慧からの連絡を待っていたっていうなら、メールアドレスを何の断りも無しに買えるのはおかしな話ですよね。幼い頃の回想でも、ちょっと危ない気はあったしな。何か面白くないことがあって、叔父夫婦を邪魔に思ったとか?? 兄の監視がないなら、叔父夫婦に何をやってもバレないと思っていたのかもしれません。でもあの刑事が不審を嗅ぎ付けてしまって、暴かれたのでアイスランドまで逃げてきた、と。
  そういう邪推も出来ますよねぇ。
  真実が明らかになるかどうかは分かりませんが、このまま三知嵩をかくまっていたら面倒なことにはなるかもしれません。どちらにしろ、叔父夫婦の死の真相はもっと調べるべきだと思いますけどね。

  「ヒナまつり」、第63話。
  ヤクザ同士が派手に抗争を繰り広げているここ最近。新田さんはどうしていらっしゃるのかというと、なんと、肺炎で入院していたのでした(笑)。意外とヤワだぞ新田さん! しかしどうしても抗争に打ち勝つ為、今日の会合は外せないから! だからヒナちゃんに頼んで、体を動かしてもらうことにしたのでした。
  またろくでもないことになる予感が(笑)。
  初めのうちは言われるがままやっていたヒナちゃんでしたが、そのうち薬が効いたのか体力の限界なのか、新田さんがずっと眠ってしまったので、自分でもヤクザのことを覚えてみよう、と思い立ったヒナちゃん。有料テレビの配信で視聴したのは、「広島極道一直線」とかいう、いかにもなコテコテの任侠もの!!(笑)
  すっかり染められたヒナちゃんは広島弁でサブからの電話に出て、眠る新田さんもそんな感じで操り始めちゃうのでした。
  結果として、またしても新田さんの「伝説」が上書きされ、ますます彼は危ない奴として内外共に認識されることに……。案の定だよ……。
  でも、体が動かなくて困っている新田さんにヒナちゃんが、「私が戦えばいいじゃん」「新田の手伝いならイヤじゃないよ」と言ったのはちょっと意外でした。何もかも気力を失ってネトゲするしかもう能がないのかと思っていたので……(失礼)。自分の力も分かっているし、それを新田さんの為に役立てることには抵抗がないどころか、新田の手伝いは嫌じゃない、とな。すごいな。愛を感じるな(やや消極的ですが)。新田さんは「自分達のケンカ、ガキにやらせていいわけねぇだろ」と突っぱねましたけどね。
  あくまでも、自分でやる。その意志を貫きたかった新田さんでした! そういうところは、やっぱカッコいいと思いますよ。

  「今日のちょ~か!」、なんと連載化! マジか(笑)。連載初回だというのに本文2ページ目にして早くも釣竿折ってるし……。自分の竿でもないのに……。
  基本的に内容は変わらずですが、4コマに無理やり収めて変なオチを付けていたのがなくなり、長いスパンでこのアホ小学生の釣りの様子を眺めることが出来るようになったのは嬉しいことであります。回りくどいけど誉めてますよ! これ!
  しかし、初っ端からこんな調子で大丈夫なんですかねぇ。カサゴを釣り上げたはいいけれども、お父さんの竿折っちゃってどうしよう、って……。とにかく素直に謝りなさい! ね!?

  「あおぞら弓道部」、第3話。
  なんだかんだあって、一人っきりの弓道部の活動をのぞき見したクラスの女子、希雪(きせつ)ちゃんは、弓道部に弟子入り……いや、この場合は素直に「入部」でいいのかな?? とにかく、天草くんに弓道を習うことになったようであります。「自分だけの道場」に邪魔が入ったことが悔しくてならない天草くんですが、まぁ、誰にも喋らない希雪ちゃんが目撃者だったことを幸運と思いましょうよ。ねっ?

  大槻一翔先生の読切、「鏡越しのミルクケーキ」。
  喫茶店に通って、気になる女の子が食べているもの、飲んでいるものを真似して注文する男の子。可愛い純愛だな、って感じではありますが、真似されているほうからすればあまり気分のいいものではありませんね(苦笑)。案の定、ガラス越しに観察されていたことには彼女は気付いていて、いつまで経っても声をかけてこない男の子に焦れていたのでした。
  でもちゃんと告白出来たので、万事オッケーですね!!
  レジにいた店員さんに告白劇を見られていて、「よかったですね」なんて言われたのは赤面ものだったけどな(笑)。
  ちょっと、告白成立後の男の子の表情が浮かない感じで、そこだけひっかかりました。好きな子とお茶出来るようになったんだから、もっと喜べよ! って思いましたね。まぁ、ガラス越しに眺めていて、勝手に感じていたことと現実の人のギャップを埋める作業をしていたんでしょうけど、もっと浮かれた笑顔が見たかったなー。むーん。
  大槻先生は次回から新連載ですって。どんな話なんでしょう。楽しみだ。

  「モテ考」、第9話。
  編集部の若いバイトくんと話をして、「モテる」というのはこういうことか! と衝撃を受けた波子さん。その彼に、どうやったらそんな展開に持っていけるんだ!? と訊いたら、「波子さん『モテ勘』ないっしょ?」と、あっさり看破されてしまいました。
  察するに、過去の経験の累積から、「この子は自分に興味がありそう」という相手を探る、ってことのようでありますが……まぁ、もちろんのことそんな経験などない波子さん。「モテ」を学ぶ為には既に「モテ」ていなくちゃいけないなんて、それなんてパラドックス??(涙)
  しかし気を取り直して、「執事カフェ」へ行くことにしましたよ!! それもそれで何か間違っている気がするが!!
  この執事カフェへ至る会話もひどかった。「ある……。イケメンが最大限にもてなしてくれる場所が……」「え、どこ? 死後の世界?」って……これ! これ、ひどいでしょ!! 死んだらモテるとでも言うのか!? 地獄の鬼にモテモテになるとでも言うのか!? ならないから!!(断言)
  いやー、今回も「モテ」とは遠い場所へ突き進んでいた……。ひどかった……。
  そもそもこの連載、どういう主旨で始まったんでしたっけ?? もう忘れかけてますよ。いろいろひどいわ。

  「昴とスーさん」、第4話。
  押し入れの中を捜索中の澪が見付けたものは、昴のグローブ。どういう経緯だか知りませんが、昴は野球をやっていたことがあったようですね。そして今回、大家さんの娘さん(小学生?)にターゲットにされて、一緒に遊ぼう一緒に遊ぼうとしつこくされ、仕方なく公園へ。そこで女の子の旧友がやっていた野球に混ぜてもらう、というお話でした。
  思いがけず野球をやれる機会に恵まれて、ちょっとは嬉しかったのかな??
  でもこの小学生の女の子、積極的だなぁ。小学生の時分って、そんなに異性と遊んだ記憶はないんですけどねぇ。学校の休み時間ぐらいかな。それなのに、町で見かけただけの男の子にしつこく絡むって、ちょっとよく分からないな。同性の友達がいないのか、何かあって淋しい思いをしているのか、そんなところでしょうか。積極性と社交性はあるのにね。空気を読まないから、それで嫌われたとかか??(笑) いろいろ想像すると面白いですね。
  昴が大人だった時の話なども読みたいのですが、このまま一切出てこない感じなのでしょうか??

  「世界八番目の不思議」、特別篇。
  冬のある日、道に落ちていた手袋が増えたり減ったりで、一家になったり離散したり。その瞬間に、本物の男女の別れと別れがあったり……。誰も見ていなければ誰にも知られることのなかった、道端のちょっとしたドラマでした。面白かった。
  でも、二度も振られた男性はちょっと可哀想ですね。ポエム辞めたらいいのにね(笑)。

  「不死の猟犬」、第36話。
  雁金と椿の対決はかなり熱い戦いになっておりました!! でも全般的に椿のほうが上のようですね。回想シーンによりますと「不死(しなず)の血」を入れると体が変化して、「帯」が背中から生えてくる、と。その帯が武器になったり服になったりと、便利に使えるようであります。基本的にはいくら切っても再生する「不死」の力がその血にあって、帯はその応用なのでしょうか。
  っていうか、「不死」の血を入れることで風鈴や切子たちも「帯」と「再生」を持ち、戦士として戦えるようになったってことなのですね。「不死の猟犬」と呼ばれる存在はママ以外に、この椿もそうなのだとか。教官長も務めた雁金は鬼のように強いとはいえ、彼女もまた「模造品」であるのならば、基本スペックでは椿に敵わないのではないでしょうか??
  雁金を失っても風鈴を取り戻せばOK、って話じゃあ、ありませんよね??(汗)
  どうなるんだろう、これ。息を飲む対決の決着は、次号ですよ!!


  続きはまた次回以降ーーー!! ハルタ毎度重い! 分厚い! 読み応えありすぎて疲れますまったくもう!!

  ではではっ。

「ハルタ」41号、続き。

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  みなさまこんばんは! 本日は原宿へ出かけ、竹下通りの人の多さにびっくりした皿洗いです。昔は自分もよく原宿へ買い物に行ったものでしたが、その頃はあそこまで混んでなかったと思うのですよ……。何があってあんなイモ洗い状態になっているのか。外国人は昔から多い。とにかく歩きづらかったです!
  あと、裏原宿のほうでカフェ難民になりました(笑)。よく歩いたなぁ。

  さて本日は「ハルタ」41号の話題、後半戦であります。

  続きからなので、「公安部特殊人種課56」、第6話。
  監督官のお仕事として、要の家を訪ねた常田さん。しかしそこにあったのは、何の家具もないがらんとした部屋でした。部屋の電球は切れたままだし、冷蔵庫には食材が一切、そう、調味料すら一切入っておらず、ガランとしておりました!! この状態で脱臭剤を入れているのはまったく無駄じゃない……?
  何を食べているのかと訊けば、バターを直接、そのまんまで「もっもっ」と。それが昼食兼夕食、とか。人間らしい文化的な最低限度の生活が出来ていない!!(涙) 常田さんはちょっと怒ってから、要を連れて買い物へ。しかし買い物先のスーパーでも、シリアルを選んでいる小学生男子に話しかけ質問攻めにして、相手を困らせたりするのでした。
  なんていうか、情緒が一切育っていないって感じですね。人間らしく生きる、人生を謳歌するっていう感覚が完全にすっぽ抜けている様子。そのことを常田さんに言われても、ほんの少し前まで特異人種なんか「人間ですらなかった」、と呟く要。
  今でも「人生とか人権とか、そういう言葉ってなんだか、なんだかすごく、遠い……」と。
  家畜同然だったところからいきなり「人間」にされても、感覚はすぐついてこない、ってところなのでしょうか。あえて言うなれば要のは自分たちが「可哀想」な分類の人間であることを知っていて、そのように扱われることに慣れ切って、もう何も感じていないのでしょうね。
  しかし常田さんは最近やっと「特異人種」の存在を知ったぐらいなので、差別も先入観も抱いておらず、要を「人間扱い」して、こんな生活してちゃダメだと遠回しに彼を諭すのでした。格好もつかないし、話はいまいち通じない、そんな常田さんに要は「嫌いだ」と告げるのですが、遠回しな感情表現は当然のことながら通じず、額面通りに受け取って「絶対に辞めないからな俺は!」と言い返されてしまうのでした(笑)。
  この感覚のギャップはたぶん埋まらないし、要も、強いて埋めようとしなくてもいいのだと思います。まぁ要本人がどう思っているかは知りませんけどね。常田さんに嫌味ばっかり言ってくるあの人は、自分の担当に向かってだいぶ乱暴な言葉遣いで、いつも命令口調ですね。あちらのほうが、大勢の感覚としては「普通」なのかもしれません(つまり差別が若干残っている)。でも常田さんみたいな人がいてくれたほうが、きっと要の救いになる筈なんです。きっとね。
  なんていうか今回の話は、突き上げられたところをグッと落とされた感じがして、突きつけられたこの世界の現実にかなりショックを受けました。テンションも低いし生命力も感じない要なんて、見たくはありませんよ。もっとフラットに常田さんと向き合えるといいですね。今のままじゃ完全に躁鬱の症状だよ(苦笑)。

  黒川裕美先生の特別読切、「ミカ、さいごの日」。
  しゃっくりを100回やったら死んじゃう、という話を信じ込んでいるミカちゃん。これ、いくつぐらいですかね。5歳か6歳かな?? 死んじゃうんだからきちんとした服を着て、自分のお葬式用のお花もたくさん用意して(折り紙で制作)、と焦って「旅立ちの準備」をしているのに、そんなの迷信よと、まったく構ってくれない母親に「のろってやる」と投げ付け、泣いて拗ねてしまいます。
  けれどもやっぱりお母さんのハンバーグが美味しいので、「のろうとかいってごめんなさい」と謝って、それから「いい子になるから、死んでもまたミカのこと産んで」と……。
  お母さんもさすがにグッときた様子(笑)。涙を滲ませて、でも毅然とした態度で居続けます。お母さんは大変だな。
  小さな子の波乱に満ちた、でも客観的に見るとなんにも起きていない些細な一日。その可愛らしさに、ホッコリいたしました。死ぬから適当な服を着ていちゃいけない、って、すっごく女の子らしい発想ですよねぇ。おしゃまさん!!

  「A子さんの恋人」、第29回。
  徹夜作業で漫画の原稿を終わらせて、なんとか翌日の午後には出版社へ原稿を持っていけたえいこさん。大層な修羅場でしたが、とりあえず、なんとかなりましたね。よかったよかった。しかし、作業の合間に自分と相手のことを考え続けたえいこさんとA太郎でしたが、考えはグルグル回り続け、いつかと同じ改札での別れに、互いに気付いてしまいます。同じところを、グルグル回っているだけだ、と。
  A太郎がはぐらかすから逆に別れずにいられた過去のえいこさんと、過去のことを繰り返したくないからA太郎に追われても逃げを打つ現在のえいこさん。押されれば引き、引かれれば押す、みたいな感じでして、まったく不毛な関係だと言わざるを得ませんね。
  A太郎の「人を好きになる感覚」とか、「安心する感覚」とかがたぶん、ちょっと歪んでいて、それが過去の別れに繋がったのではないでしょうか?? 昔、えいこさんと付き合っていた間に、「僕にはえいこちゃんだけだ」って思えていればよかったんでしょうけどね……。時はもう遅い訳ですし。
  そろそろ結論が出ていい時期なんじゃないかと思うのですけどねぇ?? えいこさん、ホント、はっきりしてくださいよ。いやマジでお願いします(笑)。

  「燕のはさみ」、第5話。
  なんと、「銀座の女理髪師」を自ら名乗り、銀座中の電柱に理髪店の広告を貼り付けた新規勢力が台頭! 新しい店構え、新しい経営方法(チェーンシステム)、新しいスタイルでたちまち銀座中の評判になるのでした。その一方で客を喰われた鳥理髪店は、閑古鳥。
  燕ちゃんは親父さんに「あの店を気にするな」と言い含められていたのに、ある時どうしても気になって、敵情視察に乗り込んでしまうのでした。
  時代が大正ですしね……。どんどん移り変わっていく町並みと文化に、人間のほうが置いてかれるような時代だったのでしょう。もちろん現在だってそれは変わりませんし、「銀座」という土地柄、時代の変化の最先端をいっている部分がありますからね。こういう過渡期に、いちばん煽りを喰らう「老舗」。その窮状に、跡取り娘はどう対応するか、って話であります。
  燕ちゃんはいきなり、ライバル店に「ここで雇ってくださいまし!」と頼み込みましたが、一体どうするつもりなのでしょうか?? どうなるのでしょうか??
  まぁ、相手方の言うことも、一理あります。腕だけあってもお客さんが来ないのでは、宝の持ち腐れだとか。顧客が高齢化しているので、先細りは必至だ、とか。そもそも鳥理髪店の評判も名声も燕ちゃんのものではなく、親父さんの成してきたものだ、と。うーん反論出来ない。
  親父さんは新店舗の台頭をどう思っていらっしゃるんですかね。もっと店主の言葉が聞きたいぞ!

  「サーカスの娘オルガ」、第6話。
  ここでオルガから彼女の想い人、ユーリィへと視点は移動。彼がサーカスに夢中になっている様子や、父との関係を垣間見せられました。何不自由ない生活で、将来も約束されていて、綺麗な許嫁もいるというご身分ですが……それでもサーカスに夢中になりすぎたり、絵を描いていないと息苦しくなったり、夜中にこっそり庭へ出て柵の上を綱渡りの真似をして歩いたり、何か、隠された感情があることを感じさせますね。
  ユーリィがサーカスに憧れ、その世界に没頭するのは、現実逃避とまではいきませんが「自由」の風を感じたいからなのではないでしょうか?? そしてその心を渡る気持ちいい風を思い出しては、絵に籠めていく。その行為自体がもう、彼の鬱屈を表現しているように思います。
  意外なことにユーリィのほうもオルガを思い出しては、あの綱渡りはすごかったと思い返している様子。オルガの一方通行かと思っていましたが、彼のほうもオルガに思いを馳せたりしているのですね。まぁ、その種類が必ずしも同一とは限りませんが。それでもね。ユーリィのほうはオルガなんて歯牙にもかけていないんじゃないかと思っていたもので。
  次に会うとしたら、次の年の春でしょうか。2人の関係は、どう変化するのか。楽しみであります。

  「ふうらい姉妹」、第53話。
  前回のコンサートに作った衣装が大変(本人にのみ)好評だったので、服飾の道に進んではどうかと、雇用主の鳳さんに言われるれいこさん。そういうのもありか、と思いましたね。確かに。コンサートの衣装ということであのような破天荒な仕掛け衣装になってしまいましたが、普段着だって作ってる訳ですしね。ええ。
  ああいう独創的なものが、誰かの心を掴むことだってある訳ですし……現にさくら子さんが鷲掴みされてますし(笑)。こういうデザイナーがいてもいいのではないかな、と思いました。
  斜井田さんとのお見合いは一向に進んでませんが、いいんでしょうかね??(笑)
  なんとこれで本編が終了だそうです。次回はエピローグとのこと……。突然!! でも、最後まで楽しませていただきたいと思います!! よろしくお願いいたします!!

  福田星良先生の特別読切、「キンギョのおすし」。
  カフェで飼われている水槽の中の金魚の「おすし」ちゃんと、カフェ店員のれおくん。おすしちゃんはれおくんに恋をしているのですが、金魚なので当然想いが届くことはなく、れおくんはれおくんでお店に時々来る綺麗な女の人に恋をしているのでした。つまり三角関係ですね!!
  れおくんのにべもない失恋と、おすしちゃんの一途な思いとを同時に味わう、ダブルに切ない恋物語でした。どちらも、打ち明ける間もなく終わってるところがまた、ね……。
  おすしちゃんがキラキラした目でじっとれおくんを見つめているのが、健気で可愛かったです。泣いても金魚だからバレないって、なんだそのポジティブ思考は!(笑) はー、もう、可愛い。れおくんを見つめて幸せに過ごしてね、おすしちゃん!

  「ネコと鴎の王冠」、第6話。
  今回はいよいよビール試作の第一歩ということで、麦芽工場まで、小口の契約に来た玖郎たち。麦芽メーカーの営業のイザベル女史に案内され、工場内を見学し、そののちにお仕事の話と相成りました。そういえば麦芽のことって、知っているようで知らないので、この漫画できちんと読めて勉強になりましたよ。夏に採れる大麦と冬の大麦とで「でんぷんとたんぱく質」の割合が違うので用途も違う(ビールに使われるのは夏の大麦のみ)、なんてことは、ぜんぜん知りませんでしたよ。
  そして水をやってあえて発芽させ、麦の中身の栄養素を変質させてから、焙煎と。そういう行程なんだそうです。へぇー。
  ちなみに工場内にネズミが出るので、その対策として猫を飼っているそうですよ。「マイスター ネズミ捕り」って、すっげ強そうですね(笑)。ネズミ捕り親方! 広報担当の「マイスター カワイイ」もいるようであります。あざとい!
  今回だけで麦芽の話は完結しているように見えるのですが、サブタイトルに“前編”とありますので、もしかして続くのかな?? 子供好きで自転車乗りのイザベルさん、次回も出てきますの?? ん??

  「ストラヴァガンツァ」、第2章第16話。
  ビビアン女王とハクの対決! 頭に血が上った彼女を次女のルバが必死に止め、近衛兵による連携の編成を組んでハクに当たりました。連携もよく出来ていて、力押しのハクを徐々に追い詰めていきます。それでも力負けしてしまうのですが、次から次に侍女たちも決死の突撃を繰り出し、最後にはビビアン女王の剣がハクの目から脳天を貫いて、彼を斃しました。
  ついに、やった……けれども、犠牲も多く払いましたね。近衛兵ほとんどやられてしまいましたよ。
  また、まだ敵の残存兵力が周囲を囲んでいるのですが、このままの状態では殲滅させられるのではないでしょうか?? 無事に帰れるの?? なんかもう暗い未来しか見えない。
  でもエシンを生んだゴルモアはもう潰えましたし、ハクもまた倒れたとなれば、もはや禍根はなく。あとは掃討戦の筈です。どちらの軍勢にとってもね。

  「ルドルフ・ターキー」、第43話。
  ななななんとルドルフさん、市役所へ進軍する為に、戦車を持ってきましたよ! 操縦するのはモモコで、主砲を操るのはルドルフさんです。この人たち、こんなものまで手に入れちゃったんだ……。しかも、動かせるんだ……。モモコの有能具合ヤバくないですか??(笑)
  しかし市役所のテラスからエグマリヌくんも、バズーカで迎撃、と。……戦争だよ、これもう(汗)。なんでそんなもん備えて市役所にいるの?? そんでもってコイツも扱えるんかい! バズーカを!! もうメチャクチャだよー。
  ともあれ、ラパン姐さんのピンチも救えましたし、市民の大勢もルドルフさんの姿を目撃しました! 市役所のほうの大騒ぎで、みんな気付いた筈です。市長代理が帰ってきたと。ここから快進撃ですよ! いけいけルドルフさん! でも破壊行為はほどほどにしてね!!(汗)

  二宮香乃先生の特別読切、「豆腐小僧一代記」。
  妖怪の村が廃村になったので、人里に降りてきて豆腐屋を始めた豆腐小僧(頭が豆腐)。最初は町の人に受け入れられませんでしたが、とある綺麗な女性と知り合い、彼女に豆腐小僧の豆腐の味を知ってもらったことで町の人にも徐々に広まり、味がいいので評判になってついには町中に店を構えるまでになりました!
  この女性と祝言を上げ、2人の子供にも恵まれ、幸せな人生を送るのですが……この奥方を不幸な事故で亡くし、泣きに泣いて豆腐小僧は自分の涙で自分の頭の豆腐をふやかし、形を保てなくなってしまうのでした!!
  町の人々の努力でどうにか凝固し、けれども一瞬の後にみんなの抱擁を受けてまた頭パーンって破裂するシーンがクライマックスです(笑)。ここが一番印象的ですわな。これ描きたくて豆腐小僧を描いたのではないかと思うほどの盛り上がりでした(笑)。
  でも、ちょっと疑問に思うのですが。
  豆腐小僧っていう妖怪は、こういうものでしたっけ? 手にした豆腐をぺろぺろ舐める妖怪だった気がするのですが……ん、なんだろう、わたしの知っている豆腐小僧とちょっと違うような……。しかしここを突っ込むとすべてが台無しになる気配があるので、まぁそこはいいやって思いました。頭パーンってなるのが大事なんですからね! 頭が豆腐なんですから!!
  それはそれで共食いって気もしないでもないのですが(笑)。面白かったからいいや!

  「ゲス、騎乗前」、第19話。
  いやぁ~今回は実にゲスでしたね、牧くん!(ニヤニヤ笑) 玉野ちゃんを上手く動かして間接的に馬主さんを操り、目当ての馬を買わせてしまうとは! 新しい馬を買ったら調教の担当は牧くんにやらせるっていう約束も取り付けてますし、「メビィウス2014」を手に入れた今は未来が明るい!! やったぜ!!
  ……で、玉野ちゃんをすっかりその気にさせちゃった落とし前を、どうつけるか、ですね。下手に振ったらヤバそうだしなぁ。このまま彼女にしたとしても、玉野ちゃんをめっちゃ気に入っている馬主の三田さんに知られたらそれはそれでヤバそうだしなぁ。正直なところ、玉野ちゃんと付き合うだけなら牧くんにそこまでマイナスはない気もするのですが、三田さんの存在がな~。玉野ちゃんに入れ込んでいるだけあって、しょっちゅう厩舎にも来ますしね。やれやれ(笑)。
  いやーしかしゲスがゲスな手段で目的を果たしていく物語、ますます盛り上がってきましたね。このゲスの始末、どうつけるのか、非常に見ものであります! がんばれゲス!!

  「織子とナッツン」、第22話。
  なんと、こちらも最終回だそうです! 同居開始から一年のお祝いをしたいとねだるナッツンに、困る織子。なんだかんだと2人のお出かけを楽しみはしましたが、どれも普段からやっていることとそう変わらないよね、と言ってナッツンは淋しそうにしてしまうのでした。なんとしても記念になるものが欲しい! と言って。
  めんどくさい女の子だな!(笑) ナッツンは彼氏が出来ても、記念日を大切にし過ぎて呆れられてしまうそうな気がいたします(笑)、はい。でも、そういうナッツンを好きになってくれる男の子がいればいいんですよね。ね。そういう一面を鑑みるに、やっぱり年上がいいような気がしますね。ええ。
  ともあれ、互いに相手が欲しがっていたものを買い合って、期せずしてプレゼント交換のようになりました。可愛いグッズが手に入ってよかったですね! この漫画に出てくる小物ってどれも本当に可愛くて、欲しくなるので、見てるだけでも幸せですわ~。
  もうこれが見られないと思うと淋しいのですが、また次の作品もお待ちしてますので!! ので!! よろしくお願いいたします!! 原鮎美先生、ありがとうございました!! お疲れさまでした!!

  「碧いホルスの瞳」、第14話。
  側近によって毒を盛られた王は皮膚に異常な発疹を起こし、またひどく衰弱してガリガリに痩せてしまっていたのでした。遠征を中止して帰ってきた王にようやくシェプストが会えた時には、病床から立ち上がることさえ難しい状態になっており、さすがのシェプストも唖然とします。
  流行り病かもしれないので近付かないように、と言われても気にせず、毎日のように王を見舞うシェプスト。その献身的な姿に、臣下の者たちは「やはり王と王妃様の間には特別な絆があったんだ」と感心し、敬服するのでした。
  しかし王の病気もすべてアメン神官の企みであることも、書記官の報告で既に把握していたシェプスト。彼らに罪を着せたまま最後のとどめをシェプストが刺し、そしてついに、兄王を葬って彼女が摂政となったのでした。義理の息子(ソティスの子)が王となりましたが、まだ3歳。アメン神官が目論んだ、幼王を擁して国政を操る立場に、シェプストは立ったのです。
  床に倒れた兄王に優しく寄り添って、敵意を向けたことなど一度もないとしれっと言ってみせ、王がそれを信じて妹に縋りついたその瞬間に毒を飲ませるって、その急変っぷりにびっくりしましたけどね。今までシェプストが溜め込んでいたものが、ここで発揮された、といったところなのでしょうか。ソティスに渡された毒薬が役に立ちましたね。そして、町医者が調合した解毒剤も。
  ついに王に近い存在になったシェプストですが、これから物語はどうなるのでしょうね?? 邪魔者はほぼいない、って感じですが、さて……?


  ハルタ41号、ここまでです~。今回も楽しかった!

  ではでは!

口を閉じると死ぬVネック(笑)ことマステマ。

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  みなさまこんばんは! 本日は新宿でおともだちと美味しいものを食べてきてしまった皿洗いです!! まったく飽食ですね!! 銀座だの新宿だの池袋だのって!! 食ってばっかだいやマジで!!
  体重のことは向こう3日間考えない(宣誓)。

  さて本日は月曜日なので、週刊少年ジャンプの話題であります! 記事タイトルが激しいネタバレ!! ジャンプ15号、表紙と巻頭カラーは「ONE PIECE」であります!

  「ONE PIECE」、第858話。
  サンジの結婚式こと「お茶会」が近付く中、ルフィたち一行はベッジのアジトで合流。そこでお風呂に入り、ナミはローラの姉であるシフォンと話をしていろいろと事情を把握。ローラを見初めた巨人族の王子という存在も気になりますが、ビッグ・マムが何をして巨人族に嫌われることになったのかも、非常に気になりますね。ビッグ・マムだって巨人の血が入ってるんじゃないの?? あれ、違いましたっけ??
  しかし意外にモテるな、ローラとシフォンの姉妹……。あ、双子だったのか、この人たち。
  お風呂シーンはシリアスながらもサービスシーンでした。ありがとうございます。
  牛乳を飲んだら治る、ルフィの歯っ欠け(笑)。そして綺麗な体になったところでベッジと面談になりましたが……アレ?? シーザーおるやん!!(笑) ビッグ・マムに虐げられて可哀想と思わないでもない、ってなところで出番が切れたのですっかり忘れておりましたが、ベッジに引っこ抜かれてここに至るのですか。元気そうで何よりですね。だいぶ存在に慣れてきました(笑)。
  それにしても哀れなのはペコムズですね。ベッジに海に落とされ、アイツの裏切りをママに知らせなくてはと焦っているのに、味方だった筈の魚人海賊団はとっくの昔に掌を返しているのですから。あっちでボコられ、こっちでボコられ、ママに奉仕したくてもそれすら許されない。なんて貧乏くじなんだ、この人……。やれやれ。

  「ハイキュー!!」、第245話。
  初対面の筈の翔陽と光来くん(いい名前だ!)ですが、目をそらしたほうが負けだ! と、本能で察してしまい、いきなりのバトルモードに(笑)。猫か!
  影山も売店へやってきたので、お互いの素性は知れました。1年生相手に、しかも自分より小さい相手に、最高到達点を聞き出して「勝った!!」と勝ち誇る光来くん……ちっちゃい!(笑) でもなんとなく、気持ちは分かります。光来の身長が169センチということなので、「黒子のバスケ」の黒子くんよりは大きいと判明いたしました。些末情報!!
  しかし試合を見ていると、本当に光来はスゴイ!! すごさがよく分かるだけに、翔陽も彼をもっと近くで見たいと、座席を下りて行ってしまいました。近くって何処だよ、と思ったら、なんとコートサイドに立ってみてますよ。かぶりつきじゃないか!! 相撲で言ったら砂被りですよ、ここ!!
  同じぐらいの身長の人間がこうもすごくて、「小さい巨人」と呼ばれていて、大活躍をしているのを見たら翔陽の心が折れやしないか、などと心配したのですが、結果はまったく逆。狩りを控えた雄ライオンみたいな悠然とした表情をして、「春高に来れてよかった」と呟いたのでした。
  それに対する影山の、武者震いしたとしか思えない表情からも、翔陽の精神状態がどんなものかはすぐ推察出来ます。笑ってるけど、闘志がメキメキ上がってるんでしょうねぇ。こういう感情の振り幅はやはり翔陽がいちばん大きいので、見ていてドキドキさせられますね。いい意味でね!

  「腹ペコのマリー」、第3話。
  タイガの姿をしたマリー様はスイーツをたらふく食べ、「エンゼルパイ」に感涙し、そのまま寝ちゃいました!! マリー様の意識が潜ると今度はタイガの意識が出てきて、でも姿はマリー様で、まったくややこしいことになりましたね……。更には、姿が違ってもきっとバアちゃんなら俺のこと分かってくれる! とタイガが信じて自宅へ戻ったものの、マリー様の姿がなにやらおばあちゃんを刺激したらしく、激しく攻撃されてしまいましたよ!! なんだよ、バアちゃん、マリー様のこと知ってたの?? 教会の屋根に立ってたお姫様のこと知ってたの??
  ちょっとは哀れだと思わないのか、おばあちゃん。そして隣の教会の人間とはまともな会話も成り立たないご様子。取り付く島もないとはこのことだよ!! おばあちゃんも協力してくれたら、魔術を解く方法が見付かるかもしれないのにィ(※ 個人的な願望です)。
  ともあれ、マリー様は現代の洋菓子を食べてご満悦でしたので、それだけでもよかったな、って思うのでした。どら焼きを手にして嬉しそうに笑ったマリー様を見ていると、なんかね。もうね。心がホッコリしましたよね。
  でもこの話、どう進むの?? まさかマリー様がタイガの姿で、学校行ったりするの??(笑) どうなんよ、そのへん!!

  センターカラーで「ドクターストーン」、第2話。
  そもそも石化が解けた理由はなんだったのか? ということを探っている千空。コウモリのフンから生まれた硝酸が作用したのではないかと睨んで(と言うより、他に大した要素がないものと思われます)、それをコウモリの巣から取り出し、石化した生物にかけて反応を見る実験をもう100回以上繰り返しているのだとか。
  アルコールがあれば、と嘆く千空に、大樹は森の恵み採取中に発見したブドウを差し出しました!! おおお、これでワインが作れるじゃん!! やったぜ!!
  醸造したのちに、今度は蒸留してアルコール分の抽出です。それをするにも大変で、いちいち粘土で器を作らなくてはいけませんし、その為に火力が必要で薪を集めて火を焚いて……って、これ、本当に一人だと大変な作業だなぁ。一人でもきっと千空はやり遂げたんでしょうけど、大樹がいるといっぺんにはかどるんですね。マンパワー! そして、適材適所!!
  そしてついに硝酸とアルコールを混ぜて、工業用腐食液「ナイタール液」の作製に成功!! これを生物に垂らして……ついに、ついに! 石が割れて鳥が飛び立ちました!!
  おおおおお、感動的なシーンだわ……。
  ようやくここまで来たので、あとは体がきちんと残されている人類を選んで石化を解く作業ですね。いやー、地道かつドキドキに満ちた2週でした。思った以上にエキサイトします、この新連載!!

  「ネバーランド」、第30話。
  ついにノーマンが行ってしまう時間になり、エマは最後の抵抗を試みるのですが、ノーマン自身に阻まれてついに叶いませんでした。でも、どうなんでしょう、希望的観測ですがノーマンがこのまま食べられちゃうのはなんだかもったいないと「本部」が思っているのではないか、という気がいたしますが……。ママの「あなたという子に会えたもの」という台詞も、何か思わせぶりで。
  門へと歩く途中、ノーマンはママに向かって「幸せ?」と問いかけます。もちろんすぐに「幸せよ」と答えたママでしたが、質問そのものは意外だったのか、かなり驚いた顔をしていましたね。
  そもそも「幸せ」って何なのか、こんな状況に置かれた人類にはもう分かりませんね。もう。

  「ヒーローアカデミア」、第129話。今週はちゃんと掲載されました(安堵)。
  いきなりターゲットと接触してしまった出久くん。ヴィランホイホイだなこの子はー。自分たちの名前や所属がバレないように気を回すミリオ先輩のフォローに感謝しつつも、助けを求めてきた少女を救わなくては、と奮い立ってしまってしょうがない出久くん。でも、今すぐ出来ることはほとんどありませんよね。彼女がどういう立場で、どういう風に「知崎」の役に立っているのか、何も分かりませんが……。
  だからって見捨てていけないとエリちゃんを抱きしめた出久くんは、本当にヒーローらしくていいです。好きです。
  でもそのままじゃ犬死にするところでしたけどね!!(汗) 生きててよかった、ってレベルですよ、マジで。ああああ、もう、ヒヤッとするわ……。

  センターカラーで八木教広先生の読切、「月光のアルカディア」。なんというか……説明台詞が過ぎるな、と。あと設定任せスギる。いろいろと。あと、ストーリーを投げ出しっぱなしにしスギていないかと、それが気になりました。問題なく読めますし話も分かりやすいのですが、いまいち乗り切れないというか。これ、続き読まなかったら何も意味ないじゃん? という率直な感想がどうしても残ります。とても残念。
  あとは鼻のない顔がすごく気になりました。顔の中心だけ何も描かれてないみたいで。でも考えてみたら「クレイモア」もそうだったな!! あの時は気にならなかったんですけどねぇ。今回の読切は、デフォルメの仕方が気になってしまいました。うーむ。
  また「エンジェル伝説」みたいな明るいギャグ漫画を描いてくださいませんかねぇ。悲劇はもうお腹いっぱいだよ。

  「青春兵器」、第20話。
  近所の犬の交流会に参加した委員長とナンバーファイブ(ゴロー)。交流会のみならず競技を行って優勝を決めるというなかなか本格的なワンちゃん大会でしたが、そもそもゴローが参加出来るっていう時点で「犬」の判断基準そのものがガバガバだよ!!(笑) 責任者出て来いよ!!
  ハチは、羽目を外しまくりな上にちょっとリア充にはなり切れない青春を送っている零一を見るのは構わないのに、犬として飼われているゴローを見るのは忍びないんですね。まぁ、立場が犬じゃあ、しょうがないのかもしれませんが……はっきり言ってお前の尊敬する上司も似たようなもんだぞ、と言ってやりたい気持ちで一杯です(笑)。
  ゴローと委員長の関係と、だいぶ近いものがありますでしょ、零一とハチは!
  ツッコミの為だけに公園に残る英二はいい奴だなぁ……(遠い目)。
  そして振られたショックで裏山で野生化してしまうという、恐ろしい二段落ち!!(笑) 盛りスギじゃない? 大丈夫? そして我々は今回、どういった類の漫画を読まされたの??(笑) なんかもう無軌道スギて怖いよ!! ホントもう!!

  センターカラーで「火ノ丸相撲」、第136話。
  ああー、チヒロ、負けちゃいましたよ……。目の上のたんこぶって感じでめちゃめちゃ気に入らない相手なのに、むかつくのに、でも勝てない。この「ぐぬぬ」ってなってる悔しさ、なんとなくですが、分かります。ここでチヒロに、勝敗を撥ね返せるだけの経験値と技術があったらよかったんでしょうけど、でも……過ぎたことを言ってもしょうがありませんね。
  かけられた技に瞬時に反応して返してくるその瞬発力は、さすがチヒロの兄貴ってところでしょうか。悔しいけどかっこいいぜ。
  相撲好きの兄弟、これからまた、対戦する機会があるのではないでしょうか?? ぶつかり合っていたら、もしかしたら兄弟らしい関係性も築けるかもしれませんね。
  そしていよいよ、桐仁の出番!! どんな強さなんでしょうか。「20秒」の間に勝負を決めることが出来るのかな??

  「ソーマ」、第206話。
  あ、なんだ、退学組も団体戦の会場に来てくれるんですね。でも薊パパの優しさとか心遣いとかそんなものではなく、アリスたちの自主的な行動によるもののようであります。うん、納得!!
  葉山アキラまで連れてきちゃっていて、さすがアリスだぜ。頼れる!
  そして団体戦に際して、創真たちが引っ張り込んだ助っ人が、4人! え、4人って誰だ? 美作と久我先輩と一色先輩と……と思ったら、十傑から除名された女木島先輩もいました!! え、なんでなんで?? というかこの方、今までほとんど喋ったこともありませんよね?? どうしてここにいるのでしょうか……。
  まぁきっと回想でフォローしてくれる筈であります(都合良く)。
  久我先輩だー。わーい! そして久々の一色先輩だー! わーい! しかも服を着ているぞ! よかった!!(心底の安堵) 美作も活躍期待してるぜー。

  センターカラーで「鬼滅の刃」、第53話。
  怪我の治療も終わったので、胡蝶さんのお屋敷を出立することにした炭治郎たち。みんなに別れを告げるさなか、炭治郎は、最終選抜試験で一緒だった最後の一人に遭遇しました。あれから少し経っておりますが、相変わらず嫌な奴であります。避けた炭治郎にわざと当たってくるし、炭治郎の言葉は無視するし。
  でもここにいるってことは、彼も何か怪我をしたってことなのでしょうか??
  アオイちゃんにも、そして自分から喋ろうとしないカナヲにも、炭治郎は心からの言葉をかけていって少女たちの心を揺らすのでした。特にカナヲの変化は顕著でしたね。炭治郎の笑顔に触れて、早くも彼女の「心」が浮き上がってきた、って感じがいたしました。胡蝶さんは彼女の自主性が無いことを、どう思っているんでしょうね??
  そして、初めて見る機関車に大興奮の伊之助。
  猪面かぶったまんまで、汽車、乗るんですか……?(笑) 大丈夫なの??

  「ポロの留学記」、第4話。
  ポロがコンビニでバイトして、そしてそこへ「神」がやってくるというとんでもない第4話(笑)。神様って天使の輪っかを頭上に浮かべていていかにもだなー、と思っていたのですが、なんとそれが「蛍光灯」だった時の衝撃!!!!(笑) おい誰か「蛍光灯」に突っ込んでくれ!! 「蛍光灯」に!! なんで蛍光灯なんだよそれ!!!!(笑)
  コンビニバイトはマルチタスクなので、力押し一点突破のポロがこなすにはなかなか難しいかもしれませんね。それでも、しっかり「店員であること」を貫き通したポロはさすがだったと思います。忍耐も、修行のうちですね。がんばれポロ!

  「ブラック・クローバー」、第101話。
  運命に打ち勝ったバネッサ! みんな助かり、そして負けを認めた魔女王からも解放されました。やったぜ。負けを受け入れて心が軽くなったのか、みんなの怪我を治してくれた上に魔石をホイホイとアスタに与えてくれ、更には、その魔石にまつわる「エルフ族」の話まで教えてくれた魔女王さま。ああ、リヒトさんの耳が尖ってるのって、エルフだからなのか!
  でもファナはエルフではなく、ただの人間。ダイヤモンド王国の人間です。額に三つ目を発動させた「禁術」は彼女のものではなく、別の誰かが彼女に施したのだろうというのが魔女王さまの見解ですが、おそらくその「誰か」ってのは、白夜の魔眼の内部の人間なのではないでしょうか?? リヒトさんその人だったりして?? かつての側近に見立てて、似た人間をそろえて禁術を仕込んでそばに置いていた、とかさ。ありそう。
  最後の一人の新井さんだけは、操られてるようには感じられませんけどねぇ。新井さんじゃねぇや(笑)、ライアな。
  んでもってアスタが持っている2本の剣は、かつてエルフの長が持っていた魔法剣の成れの果て、と。……ってことは、その頃は「アンチマジック」の剣ではなかったんでしょうね。なにがあって現在のように変質したのか、五つ葉のクローバーのグリモワールに封じられたのか。まだまだ謎は尽きません!
  でも、剣を見てリヒトさんが怒っていた訳はこれでよく分かりましたね。そして、クローバー王国に詳しい人がいなかった理由も。なっとくぅー。
  ラドロスが急にいい奴になっていて笑える(笑)。あくまでも利己的な理由で動いてはおりますが、前よりずっと話の通じそうな人間になってますね。仲良くやってくれよ、マルス!
  マルスとアスタもがっちりと友情を確かめ合ったようなので、実に心が温かくなりました。マルスいい奴……。

  「左門くん」、第72話。
  アンリさんを救う為に、その途上で六柱が妨害してくるであろうことを予想した左門くんは、なんと幽界の大牢獄からマステマを呼び出しました!! えええええ、マステマ、現状でも召喚可能なのかよ!! また出てくるのかーと呑気に構えておりましたが、こんなに早く再登場するとは!! 驚きだ!!
  しかし行動を共にしてすぐ、黙っていろと言われてもぜんぜん黙っていられないマステマのうざったい性格が露になり、緊張感を保てない左門くんはかなりイライラしております(笑)。沼駿先生が、マステマと左門くんはよく似ているとおっしゃった意味が、ここにきてようやく分かりましたよ(笑)。いつもは人をイライラさせて薄ら笑いで鼻歌なんか歌っているのが、左門くんなのにね。今回はまったく逆転してますね。
  そういう訳で今回の記事タイトルに繋がるのであります(笑)。はー、こんな奴だったんだ。ホントに黙ると死ぬんだろうなぁ(笑)。この共同戦線、どのように戦うんですかね。楽しみと不安いっぱいであります。


  今週も面白かった!! ではではー!!

「フランスはとにっき」2集

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  みなさまこんばんは! 自分で切ってしまった指の傷がとても痛んでいる皿洗いです。さっきまで平気でしたが、お風呂に入ったら沁みました。案の定(笑)。
  不注意からの小さな怪我が多いので(それも家の中で)、気を付けたいと思います……。

  さて本日は、買ってからこちらもしばらく経っている「フランスはとにっき」その2、“街には慣れたけどカタコトのまま半年目”の話題!! 1巻とか2巻とかのナンバリングをしている訳ではなく、サブタイトルで区別をつける方法のようですね。フランスのオシャレな街並みをポップに表現した素敵なイラストに、真っ白なはとが絶妙にマッチしております(笑)。
  表紙画像、隅っこのほうをよく見ると、ハムスターも映っていますね。この描写は1集の本文中で触れられております。要するに犬の落とし物だ!! パリ、汚い!!
  ちなみにこの画像には無いのですが、帯には、でっかく「紐パン」が描かれておりました!! フランスの大きな思い出が「紐パン」って、それどうなの! それどうなの!!
  こういうところも、旅行ではなく「暮らした」人のリアルな感想、出てますよねぇ……。まぁそれも本文中にあります。

  まぁそんな訳で、2集! サブタイトルを言うと長いので2集と仮に呼びます。2冊目も出ましたよ! やったね! ウェブのほうでも毎週読んでおりますが、やはりどーんとたっぷりの量を一挙に読めるのが単行本のいいところですね。
  今回は冒頭、一時帰国をして、そこから戻ってくる機内の話が載っておりました。機内食でビーフかチキンかを選べたのでチキンを注文するも、チキンが品切れになっており、しょうがなく食べたビーフがあんまり好みの味付けじゃなかったものだから残してしまったら、それを見ていたCAさんが発狂しそうな勢いで上役(たぶん)を連れてきて、そろってめちゃくちゃ謝罪されるというアクシデント……。
  まだフランスに降り立ってもいないのに、なんでこんなにアクシデントにまみれているのか、この方は。
  と、思わず呆けた表情で上を向いたのですが、考えてみたら1集もこんな感じでした(笑)。そもそも藤田先生はトラブル体質なのかもしれない! 何もしていなくてもトラブルに巻き込まれるし、本人も方向音痴だし、おまけにシステムエラーと人為ミスの多発するフランスに行くんだから、これでトラブルにならない訳が無いのだ!!
  っていうことを今回も踏まえて、2集スタート☆
  一時帰国に合わせてチナツちゃんが同居人をもう一人募集し、その方が帰国まで微妙にタイミング悪く次のおうちを見付けられなかったということで、一時帰国から戻ってきてすぐは女性3人の生活に。これがまたタイプの噛み合わない子で(いい子なんだけど)、あまりのリア充オーラに縮こまるしかないはとさん(笑)。しかしそれでも笑顔で生活が成り立つのは、藤田先生の人徳ってものですよね。
  そもそも元の同居人のチナツちゃんだってヤンキーだし、同じクラスにいたとしたらぜったい仲良くなっていないというモノローグに、深く頷きました。ぜんぜんタイプが違うのに、同じ生活環境下に置かれてなんだかんだで和気藹々と暮らしていけるって、大人になった証拠ですよねぇ。違うものでも受け入れられるからこそですよ。
  そういうことが出来る人こそ、仲良くなりたいものであります。違う刺激を受けられますからね。
  でも趣味の話が一切出来ないのはつらいかもな(笑)。藤田先生もこの生活だと、漫画やアニメや、大好きな宝塚の話なんかも出来なかったのではないでしょうか?? 出来なくても歌ってるからOKなのか??(笑)

  生活していく上で必要なもの、それは買い物。ってことで、近所のスーパーの話や、スーパーのセキュリティの話なども挟まってきます。無人レジの扱い方が分からないとか、自分でバーコードを出す機械を前にして、自分が買いたいトマトの品種が分からない(からバーコードが出せない)とか、店員さんが打ってくれたレシートが実際に買ったものとぜんぜん違うとか、あれこれあれこれ(笑)。
  バーコードを出す機械は、量り売りなのでどうしても必要なんでしょうけれども、日本でこれ導入したら「品種名が分からない」っていうクレームが多発しそうだなぁ。トマトならトマトで、規格を統一しないと客にも店にも混乱をきたしそうで。でもまったく同じ品種ばっかり仕入れるっていうのも難しそうですよね。仕入れの関係で。
  やはり日本の売り方は優しいのだなと、そうつくづく感じます。あらかじめ袋詰めにしてあって、バーコードが貼ってありますもんね。量り売りも良さそうではありますが、レジでいちいち計って計上していく方法が確実だろうなぁ、と。フランスでは客にバーコード出させたほうが、店員の手間が減るのかな??
  自分の買い物袋(いわゆるエコバッグ)がすっかり浸透しているっていうのは、いいことですね。そういえば洋画なんかで見る「お買い物袋」って、大抵紙袋ですね。あれはどうしてなんだろう。日本でビニールの袋が行き渡っちゃった理由も、なにかあるんですかね。あまり考えたことはありませんが。
  自分はいつもエコバッグを持参しているので、あまりビニールはもらわない主義であります。そこのところだけ、フランスに親近感を持ちました。

  そして語学学校に通おうと、いろいろ調べ始め、結局は大学の講義に混ぜてもらうことに。初級クラスもちゃんとあるんですね。安心だ。
  中には詐欺まがいの語学学校もあるようなので(詐欺というか、不法就労の隠れ蓑)、注意が必要であります、
  ここで大学側に提出する「卒業証明」が、前回の巻で一生懸命受け取ろうとしていた「大事な荷物」なのでしょうか??(1集参照) でもそれは別にいらないとか言われちゃいまして(笑)、事前に聞いていた話と違いすぎて藤田先生、脱力……。あんなにがんばって受け取ったのにね……。
  こういう齟齬って、どうにかなりませんかね!? 規約と現場の判断が違いすぎるって、それ日本だったらやっぱりクレームの嵐になってると思いますけど!? それとも日本人がそういうところに神経質なだけで、フランス人としてはこういう肩透かしも別にいいと思っているのだろうか!?
  見える……ここに文句を付けたら、「別に必要なかったんだからいいじゃない、何を怒っているの?」とフランス人に不思議そうにされる未来が見える……!!(憤慨) そういう問題じゃねぇんだよぉぉぉぉ!!

  あれこれの美術館にも行ってらっしゃったようで、1集の最初に出てきた「好きな画家」こと藤田嗣治氏の美術館にも行くことが出来たようであります。ああー、これはいいな、これは羨ましい。好きな画家が実際に過ごした場所がちゃんと残されていて、その活動の痕跡を見に行くことが出来るのは幸せなことですよねぇ。
  しかしその美術館の予約も、ちゃんととった筈なのに「予約票に名前が無い」と言われてあわや断られそうになるのでした(汗)。ホントいい加減にしろー!! ちゃんと仕事しろー!!
  この漫画を読んでいるとフランスは面白いなって思うのですが、こういう駄目な部分も露骨に見えてくるのであまり行きたい気分にはなりませんね(笑)。
  そしてルーブル美術館にも行ってますし、ヴェルサイユ宮殿にも行っているようであります。いいなぁ。あちらの美術館で「いいなぁー!」と思う最大のポイントは、撮影が可能、ってところですね。だいたいのところでOKとなっているようであります。日本じゃ考えられないね。こればっかりは羨ましい……ぎりぃぃ……。
  ルーブルも行ってみたいし、大英博物館も、ニューヨークのメトロポリタン美術館も行ってみたい! 夢は膨らみますよ!!
  ところで、ヴェルサイユと言えばヅカファンには当然「ベルサイユのばら」ですよね! って思ってましたが、案の定、ベルばらごっこがはかどったようであります(笑)。「きょうはベルサイユはたいへんな人ですこと!」っていう、マリー・アントワネットのあの台詞を! あの台詞を!! ここで!!(笑) やっぱりやりますよねぇ~。
  どうせならフランス語でなんて言うのか知りたいものであります。
  「ベルばら」だと、「文句があるならベルサイユへいらっしゃい!」という捨て台詞が好きです。バリュー夫人……。捨て台詞としては最強ランクに入ると思っております。でもそのあとロザリーがちゃんとヴェルサイユに行くことになるんですから、大した話ですよねぇ!!
  ああああ話はそれましたが、「ベルばら」も読み返してみたいですね!! だいぶ細かいところ忘れているので!!

  そして、パリでのスリや詐欺、物乞いなどについても。
  スリは1集でも、スマフォすられそうになって若い女性(スリ犯)を蹴って撃退したことがありましたね。あれは強かった(感動)。「フランスはとにっき」を通して特に印象に残っているシーンでもあります。その後のクレープも含めて。
  あれ以来、日本で最近問題になっている「歩きスマフォ」をしている人を見るたびに、「フランスだったらスられてるな……」と思うようになりました。日本だからって安心していてはいけないと思います! 自分はスられたくないので、歩きながら携帯(ガラケー)を見るのはやめようと思っております。ウィ。
  でもガラケーだったらそんなに価値はないかなぁ……。
  ともあれ、スリも怖い、詐欺も怖い、物乞いも怖いパリですが、さすが藤田先生、スリに「鼻かんだ後のティッシュ」を盗ませるという高等テクを披露!!(笑) 言ってみればこれもトラブルの一種ではありますが、スリにとって不利益に働くトラブルを起こせるってのも、それはそれですごいことだと思います。ちゃんと自衛していてよかった!!
  日本にも募金詐欺はありますが、だいたいダイレクトに「募金してくれた金を着服」ってやり方ですね。募金は駅前でやるものではなく、専用の口座に振り込むものだと自分は思っております(持論)。だから道端では募金しない! せいぜい店のレジ横にある募金箱だな!
  物乞いにはアッサリ騙されたようですが、まぁこれは仕方がないというか、回避の仕様がない事態ではないでしょうか(笑)。人を追いかけて、お金をもらうまでとにかくすがる。それが彼らの「仕事」だと思えば、まだ分からなくもありません。でも個人的には、一曲歌ってくれる人に払いたいかな。下手だったらそれなりの金額にしますけど(笑)。

  この、物乞い祭りあたりから、ウェブで読み始めたんだったと思います。小さな女の子にお金をせびらせて、それを親が回収するという手口を読んだ記憶がありますね。こういうことを続けていてはいけないと、本当に痛切に思うのですが……まともに働くよりもよっぽど生きていけるんでしょうね、こちらの生活のほうが。まずその社会をどうにかしなくてはいけない、ってことになりますね。
  そういえばミュージカル「オリバー」にも、小さな子に物乞いをさせる元締めみたいな存在が出てきたなぁ。昔からこういうことって、あったんですねぇ。悲しい伝統だ。

  そして、ファッションについて。
  パリジェンヌ、と聞くと想像してしまう「典型的なパリ人」の姿は、どうやらさほど間違っていない様子。シンプルだけれどもダサくない服装に身を包んで、割と寒いパリの街でも軽装で過ごし、颯爽と歩いていく足の長い(←ポイント)カッコいい女性! ロングヘアか、刈り込んだショートヘアか!
  ロングヘアにもショートヘアにも、それぞれの良さがありますよねぇ~。ウフフ。
  ともあれ、「めっちゃオシャレな人は上級者(もしくは富裕層)」という事実は日本でもフランスでも変わらないようでして、服を買うならここ、って店はH&Mだったりフォーエバー21だったりで、日本とそう変わらない感じであります。GAPとかも、本国アメリカではユニクロみたいなもんだって言いますしねぇ。
  余談ですがGAPの服は、メンズの小さなサイズがきちんとそろっていて大変助かったことが何度かあります。昔GAPで買ったコートはまだ着られる。現役。質がいいので助かっております。
  フランスではスーツ姿の人も少ないとのこと、内勤はスラックスにシャツとセーターとか、ある程度は砕けた服装でお仕事してらっしゃるのでしょうか?? スーツって言うと、本当に「正装」になってしまうのかもしれませんね。そういえば外国の首脳の方々の写真をネットで見ると、普段のお姿なのか、ラフな服装で姿を現していることも多々あるように思います。日本でもクールビズがやっと浸透し始めて、首相も夏の間はネクタイを取っていたりしますが、TPOに応じてラフと「キッチリ」を使い分けられる人がもっと増えるといいなと思います。スーツもいいけど、日本の男性だってオフィスカジュアルがあってもいいよね!! ね!!
  このファッションの話の流れで、コインランドリーを利用した時に混ざってしまった誰かの洗濯物に、「紐パン」が出てくる訳であります!! 衝撃的なコマに「HATO meets HIMOPAN」ってあって、掲載時はめっちゃ笑いました!! でも今思った。英語じゃねぇか!!!!(笑)
  いやー、でも、フロント部分の紐の幅が約2センチって……それはさすがに何も覆えませんよね……。レースもついてないので、もしや普段着? と思いましたが、こんな防御力の低いパンツで日々を過ごしている人が、本当にいるのでしょうか……? 疑問だ。着用シーンを見てみたいです。いや、いやらしい意味じゃなくね。だって本当に何も隠せないよ……。見せる前提だとしてもおかしいよ……。でも形状からして、どう見てもパンツだよ……。
  謎ですね。
  そしてこのシーンで、「これうちのじゃないな」とはとさんが手にしているシャツ。ここに、「とり」「しゃけ」「やどかり」「かえる」ってローマ字で書いてあるんですわ。これぜんぶ、コミックリュウの作家さんのことなんですよね……。多分ですが、「とり」がノブヨシ侍先生、「しゃけ」はそのまんま鮭夫先生、「やどかり」がオカヤド先生、「かえる」が八丸真幸先生のことです。各先生のアイコンがこの動物なので。
  ツィッターを見ていても思うのですが、コミックリュウの作家先生方って、お互いに仲良すぎませんか?? なんかすごく微笑ましいんですが。なんなの??(首傾げ)


  巻末には、コミックリュウに載ったという特別編も掲載されております。ウェブで読んでいるだけでは読めなかったページに、しめしめと得をした気分になります。ウス。
  けれども描き下ろしページのセドリックくんにぜんぶ持っていかれました!!(笑) コミケ行って広島行って富士山に登って帰るって、それどんな殺人的スケジュールなのか!! 日本をどんだけ堪能したいのよ!!(笑) でも楽しんでいただけたのなら何より~。また来てね!!

  という訳で「フランスはとにっき 街には慣れたけどカタコトのまま半年目」の感想でした。ウェブ連載のほうも毎週面白いので、おススメですよ!!
  興味が沸きましたら、こちらからどうぞ。 →http://www.comic-ryu.jp/_hatonikki/


  ではでは~。

モーニング16号

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  みなさまこんばんは! 今日は我が家のブレンダーで、イチゴと牛乳のミックスジュースを作ってみた皿洗いです。まぁ要するに、イチゴミルクですね。しかし、練乳もけっこう入れた筈なのに、果実本来のクエン酸がたいへん効いた酸っぱいドリンクとなりました。
  市販のイチゴミルクがどれだけ加糖されていることか……!! 戦慄しますね。でも酸っぱいと売れないんだろうなぁ。

  さて本日は木曜日ですので、モーニングの話題であります。モーニング16号、表紙と巻頭カラーは「鬼灯の冷徹」であります。なんと!! テレビアニメ弐期の放送が決定!! 今年の10月からスタートですって!! やったね!!
  コイツぁ春から縁起がいいぜ!! ちょっとこれ言うタイミングとしては遅いけど!! でも実際の春が来ているので間違ってはいないと思います。やったぜ。
  ちなみに本日、3月16日は、鬼灯の声を当てた声優の安元洋貴さんのお誕生日なんだそうです。おめでとうございます!!
  やったぜ(2回目)。

  ということで、アニメ弐期も決まった「鬼灯の冷徹」、第210話。今回は、おかしな形をしたお墓の話であります。
  今回もちょうどいい具合に閻魔庁を通りかかったシロたち。ちょうどそこでは、これは供養の意思がありやなしや? と論議している真っ最中でした。お供3匹トリオの話も聞いてみよう、ということで浄玻璃の鏡で見せられたのは……あまりにも前衛的スギるお墓の姿!! え、これは……アリなの?? 悼んでいるの?? どうなの?? と、閻魔大王も首を傾げる有り様なのでした(笑)。
  「前衛アートって、まァやったもん勝ちじゃないですか」って、弔われた本人が言ってますよ(笑)。これはこれで肯定的な意見なのだ。
  確かにこれ、現代人が「お墓だ」って言って見せられたら、オイふざけてんのかーという気分にはなりますね。少なくとも、地獄で物議をかもす程度には問題作だと思います(笑)。でも言われてみれば、「悼んでいる」とちゃんと分かる墓ってそもそもどういうものなのか、って話ですね。つまんない四角いだけの石で本当にいいのか、と思ったんでしょうね、この前衛アート墓を作った方は。
  でも、伝統的な形式が何より大事な「儀式」であるところの「葬儀」の一環であるお墓にこんな前代未聞のものをもってくるってのは冒涜的だ、という感覚も、ありますね。日本人として、ごく普通に。オイふざけてんのか、とは思います。いつだって新しいものは攻撃される宿命とは言え……なにもこのアートを墓でやらなくっても、って気持ちもありますし……。
  しかし「供養」は形よりも心が大事と、この作品でも言っていた気がしますよ。単純にお供えの量だけで「きもち」を判断しちゃいけないよね、って。だからこそ、ここでこうして時間をかけて判断している訳ですが。
  これは現実に起きたとしたら、幅広い意見が聞いてみたいものだなぁ(笑)。
  面白い形の墓石なら、既にけっこうありますけどね。「井上円了 墓」で画像検索すると、謎かけみたいな墓石が出てきて脳の体操になりますよ(笑)。
  個人的には今回の墓は、供養がどうこうより、耐久性が低そうで作者(個人の息子さん)が亡くなる頃にはあちこち折れてそうで、そこが気になりますね。作者がいなくなったんじゃあ、修復出来る人もいなくなりそうですし。これが芸術なのか悪ふざけであったか、判断してくれそうな100年後とかの人類に見せることが出来るのか、どうか。ちょっと難しそうですね。

  「宇宙兄弟」、第292話。
  オリガからバックアップクルーに選ばれたお祝いが届いていて、それはなんとターコイズ(トルコ石)で出来たネックレスでした。ちょっと数珠みたいね。こういうの着ける習慣ないなぁ、などと言いつつ、オリガの手作りと知ってヒビトは喜んで着けちゃうのでした。同じコスモノートにからかわれましたが、パワーストーンの意味を知ってますますオリガに感謝するヒビト(と、わたしには見えました)。
  月基地のみんなを苦しめた太陽フレアの影響で、ヒビトのいる街でもオーロラが見えるということで、またまた公園へ出かけていったヒビト。そこでオリガと待ち合わせて、久々の再会を果たしたのでした!! あの頃より少し大きくなっている筈ですが、ロシア人って日本人に比べると大人びているので、よく分かりませんね(笑)。
  逆にヒビトはロシア人の感覚から言うとかなり子供に見えている筈ですから(マクシムも同い年だと思ってなかったみたいですし)、オリガにしてみれば、あまり年上感が無くて接しやすいのかもしれませんね。ウフフ。
  久しぶりのオリガに会えて嬉しかったです。華だ、華が来たぞ!

  「GIANT KILLING」、第430話。
  達海監督に煽られて、大声援を送ってくれる隅田川スタジアム!! なんせサポーターとピッチの距離がめちゃくちゃ近いので、相手GKはやりづらそうであります(笑)。あえて切ったプレーも、「キーパー間宮キックミス!」「ビビってんぞー!」なんて煽られて、ちょっと可哀想ね(笑)。
  ヴィクトリーのGKって連載のかなり初期から出ているのに、名前をやっと知った気がします(笑)。何故だ。
  初っ端から掻き回してくるETU相手に、惑わされず、落ち着いたスローペースな流れを作ろうとするヴィクトリーの面々(持田以外の)。そりゃまぁ、2点もリードがありますし、ここで焦る必要はない訳ですが……こういうギャップを、きっと持田選手は良しとしないでしょうね。フラストレーションたまるかも。もしかするとですが、平泉監督のこの判断は、持田選手にとって面白くないものになるかもしれません……。
  新投入されたブラジル人のほころびからボールを奪い、村越がそれを一挙に前へ持っていきます!! やっと仕事したよ村越さん!! 渡された椿の放ったシュートは?? 前線ももっと活躍してくれー!!

  「コウノドリ」、第189話。
  白川先生が焦ったせいもあり、診断が違うと気付くのに時間がかかってしまった風間さんの赤ちゃんですが、ご両親にも事情を説明し、講談大学付属病院へ搬送されることとなりました。搬送に付き添った白川先生でしたが、患者を引き渡した後は必要とされることもなくあっさり帰され、トボトボと歩いて帰ることに……。
  その途中でかつての仕事仲間だった新井先生に会い、叱咤激励されるのでした。
  新井先生が今やっているのは、NICUを退院した赤ちゃんの在宅医療のお手伝いだそうです。自宅にあっても、吸引対応が必要だったり、腸へのチューブでしか栄養を摂れない子もいるので、そういう子供を診ているのだとか。チューブが取れなくても退院とか、家でも吸引するとか、そういう赤ちゃんもいるとは驚きであります! そういう子を家で見ていなきゃいけないお父さんお母さんも、大変でしょうね……。
  健康に生まれてくる、って、それだけでめちゃくちゃ幸せなことなんですね! 健康に感謝……。
  赤ちゃんではありませんが、自分と家族の健康を大切にしなくてはな、と思いました。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第110話。
  FA権を取って他球団に自分を高く売る為に今期の試合をがんばる、って、確かにこの一文だけで見るとなんだか矛盾した気分になりますね。でもモップスは選手の出入が激しいので、そういう考え方もありだと思います。球団に対する忠心とか、そういうものではなく、あくまでもグラウンドの銭を掘り起こすことを考えろってことなんでしょう。
  しかし説明を聞かされても、モヤッとしてしまうのは夏之助の奥さん、ユキさん。代理人としてのダーティさんの意見なんだから当然だと思っても、飲み込み切れません。
  でも、限られた野球選手生命の中で、どれだけ金を稼げるか。これは本当に大事なことであります。まして息子は、もうすぐ2歳! そして次の子も生まれてくるという大事な時期なんですからね。わー、ユキさんおめでとうー。
  つーか、金太郎もう離乳食も終わってるのかよ……。人の子は早いとは言いますが、本当にすくすく育つなー。もうしばらくしたら喋り出すぞ、この子。

  「終電ちゃん」、第21話。
  新入社員の初めての出社日にあって、終電ちゃんのお仕事もワッと増えます! 初めての会社、初めて連れていかれた飲み会、想像と違っていて戸惑ってしまう会社の環境、などなど。若くて青い彼らを悩ませるものばかり。今回、ホームで寝こけていて終電ちゃんに起こされた彼も、入ってすぐの会社を辞める気でいたようでしたが、終電ちゃんの背中を見てその仕事に対する姿勢を知り、辞めるのは少し先にしようと思い直したのでした。
  っていうかこの新卒の彼、山下さんの後輩になるんですか。山下さんは特にいつも謝ってばかりいるポジションですから、これが社会人の常識と思わなくていいんですよ!(苦笑)
  「何十年も働いていても、同じ日なんて一日も来ない」。この台詞は、人生そのものにも言える筈なんですけどねぇ。

  センターカラーで新連載、福田泰宏先生の「まどからマドカちゃん」。今回は第1話と2話の掲載です。
  軒先で雨宿りをしているサラリーマンの前に、その建物(アパート?)の1階の窓から、不思議な女性が顔を出しまして。第1話は急に板さんの格好をして寿司屋を開店!(意外と美味しくて安かった) そして第2話では、丁半博打の振り子の格好をして登場! とにかく、サラリーマンのお兄さんを相手に、暇をつぶしたいようですね(笑)。
  何にも喋らないし口も描かれてないけど(笑)表情豊かなマドカちゃんの面白窓際劇場、始まりのようであります! お兄さんのツッコミスキルにすべてはかかっているぞ!!(笑) 責任が重い!!

  「鳥葬のバベル」、第24話。
  灯(あかり)ちゃんの能力は他人を意のままに操ることのようでありますが、たぶん、同時期に「鳥」に喰われたんでしょうね、その能力を石立に対して使うことはなかった訳だ。化け物みたいな見た目になった石立に怯むこともなく、愛を真っ直ぐに伝え、喰われても構わないとまで言い放つ彼女は中学生にしてはなかなか肝が据わっておりますね。
  宗助はまだ自分が相手を殺さなくてはならないことに抵抗を感じているようですが、石立のほうはノリノリですから。本当に鉄郎の言う通り、「やるか、やられるかだ」って瀬戸際まで、きちゃいましたねぇ。うーむ。
  っていうか現場に駆け付けたおまわりさん、全滅してない……?

  「アイアンバディ」、第31話。
  マコトが警告した通り、雪崩が発生!! 先頭を行っていた椎野とアレキサンダーが巻き込まれてしまい、アレキサンダーは少なくとも雪の中、ということしか分からない状態に。ロボットに扮して解説に回っていた偉いさんが中止を命じ、雪崩に巻き込まれた椎野のレスキューが始まります!!
  一番近くにいたと思しきマコトが救助に向かうと言い、椎野の携帯電話のGPS信号を送ってくれと注文。三帝の三戸さんと連携して椎野の位置だけは分かったのですが、向かってみればその位置は崖の下!! ロビンソンのワイヤーを下ろして果敢にもそこへ突っ込みましたが、高低差のせいか吹雪の為か、マコトの通信が切れてしまいましたよ。
  おいおいおいおい、これどう考えても二次遭難だろ……。大丈夫って言うけど、マコトのあの満々の自信は毎回何処から来てるんだろうなぁ。まぁ、いつものことではありますが。でも今回は人命がかかってるんだぞ! それも、椎野のも、自分のも!!
  帰ってこなかったらヤバいよー、マコトー!!

  「サンダーボルトファンタジー」、第31話。
  封印を解かれた魔神は刑亥によって更に起動へのステップを順調に踏んでいる様子。殺されてしまった狩さんは血を魔方陣を描くのに使われたり、刑亥の化粧直しに使われたりで、散々ですな。死人にムチ打つような真似をををを。
  凜雪鴉と蔑天骸の剣戟の決着はけっこうあっさりつきましたが、最後に蔑天骸が満足そうに微笑んで死んでいったことで、凜雪鴉は憤慨。試合に勝って勝負に負けた、ってところでしょうか。互いに相手をとにかく絶望させたい、心折りたいと思っていて、どちらももはや意地だったなぁと思うのですが、天刑劍を折ったことでわずかに蔑天骸が上回ったと思います。
  でもとにかく、このままじゃ人類がヤバいのよ。

  「CITY」、第23話。人が名乗る前に攻撃する、大家のバーさん。なんていうか、強者であるが故、向かってくる者がどいつもこいつも小物で退屈している、って感じですね。これは何漫画なんだ??(笑) 性懲りもなく(?)南雲さんの行方を町の中で追う大家のバーさんは、「マカベ」のシェフ(バーさんの娘婿)が言う通り、かなり南雲さんのことを気に入っているようですね。南雲さんを見付けて、嬉しそうに笑ってますし。
  そういえば南雲さんも、このバーさん相手にそうそう倒れない強者なんでしたっけ。主に逃げてるだけですが。バーさんとの実力が拮抗しているとも言えましょう。強者は強者を好むのだ……。
  それでこれは何の漫画なんでしたっけ??(笑)


  ではでは!
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