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Channel: 生涯一漫画読者
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モーニング8号

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  みなさまこんばんは、今日は思いがけないところから失くしたものを発見してしまった皿洗いです! こんなところにあったのかよォ! って、ものすごくびっくりいたしました。見付かるのは嬉しいのですが……ですが……すっかり失くしたと思って新しいものを買ってしまったので、複雑ではあります……。
  高価なものではないので、いいんですけどねぇ。このガッカリ感、プライスレス。

  さて、一週間まるっと遅れてモーニング8号の話題であります! 表紙は「ウーパ!」と「クッキングパパ」。「ウーパ!」が連載100回、「クッキングパパ」が連載1400回を迎えるということで、合わせて「1500回!」の記念の表紙なんだそうです。
  何故合わせた(笑)。
  それはそれとして、カラーで各界の著名人から「モーニング」35周年のお祝いコメントをいただいております!! 何故かいきなり石破茂さんがいる!! ちばてつやより前にいる!!(笑) 「ディアスポリス」で久保塚を演じた松田翔太さんとか、「宇宙兄弟」で主題歌を歌ったユニコーンとか、「GIANT KILLING」のアニメで達海の声を演じた関智一さんとか、モーニングに関わりのある方々が多いですね。関智一さん、「蒼天航路」にも出てたのか! 劉備役だって! 知らなかったなー。堀江さんが出てくるのは、もはや順当と言えましょう(笑)。「インベスター」で出演もされてますしね。
  稲川淳二さんもいるじゃないですか!! そういえば「鬼灯の冷徹」のアニメでナレーション担当されてましたっけね。あの冒頭の語りは雰囲気があって好きでしたよ~。また今度ビデオ見よう。
  あと、西川の兄さんもいた(笑)。「サンダーボルトファンタジー」のOPを歌ってるから、ってことで。女優の菜々緒さん(モーニング漫画原作のドラマに2本も出演!)、芸人のケンドーコバヤシさん(新人漫画選考に何故か関わってましたね)、あとは元野球選手の三浦大輔さん(ハマの番長)と。かなり豪華な一枚ですね。見ているだけでも楽しいです。

  そして、守村先生とうえやま先生とで釣りにも行ったらしく、長崎の平戸湾でタイを釣ったという話を今回の「ウーパ!」で描かれております。第100話! ついに大台だァ!!
  でも「クッキングパパ」はもう1400回とのことで、桁の違いに守村先生のとこの犬たちも鼻水吹くレベル(笑)。「不器用に描き続けた単なる結果ですよ」とうえやま先生はおっしゃいますが、守村先生は「並の才(ちから)ではそれができません!」と力強く反論!! うえやま先生は謙遜もおありでしょうが、不器用だけで続けられる境地ではないってことは、もう明らかですよね。なので守村先生! もっと言ってやって! って気持ちであります(笑)。
  肝心の釣りのほうは……編集者のミヤガワさんがバンバン大物を釣り上げる傍ら、主役である筈のうえやま先生は、どうにかこうにか小物を釣り上げられたというところ。守村先生はタイ以外の魚ばかり釣り上げていて、あまりにも「華」のない釣果となったのでした(笑)。
  でも、うえやま先生のタイが1.4キロ、そして守村先生のタイが100グラムで、ちょうど「1400回」と「100回」に数字が該当する、という結果には収まりましたよ。よかったよかった!!

  「クッキングパパ」ではこの様子を、フィクションとして荒岩課長にやってもらいました。課長がうえやま先生のポジションですね。レポート漫画を読んでから今週の「クッキング」を読むと、だいたいどういう流れだったのかが分かるので面白いです(笑)。
  釣り名人同士が船を停める場所でごちゃごちゃ揉めるって、いかにもありそうな話ですね(笑)。
  釣った魚をすぐ調理してみんなでいただく。美味しい「釣り」の醍醐味ですね! めでたしめでたし。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第103話。
  ノブヨシ監督には反対されましたが、段ピッチングコーチはまだ夏之介の「ローテ入り」を諦めていない模様。そりゃまぁ、現場にいなかった人間から見たら(段さんは前シーズンまでパリーグで現役だった)、夏之介の「10勝」は華々しく見えたでしょうねぇ。その直感というか、印象を大事にしたいと思っても、無理はありません。
  何がどう転ぶか分からないのですから、自分のしたいことを優先させてもいいんじゃないかって、そう思うのですよ。
  でっかい長身の外国人投手が獲れたこともあり、キャンプの紅白戦で夏之助を先発に、そして外国人投手をリリーフに入れようとしているコーチ陣。果たして上手くいくのでしょうか?? 夏之助の体の調子自体も上がっているとはいえ、無理は禁物ですよ~?

  「宇宙兄弟」、第288話。
  ヒビトのロシアにおける「宇宙飛行士適性検査」が始まりました。ロシアで「テスト」というと紙に書かれた問題に答えを記入していく方式ではなく、「口頭試問」が基本。なので飛行士の検査も、何人もいる試験官の前で口頭で答えていく、って形式のテストをやるのでした。
  面接形式で口頭で答えるって、自分だったら緊張で口ごもりそうだなぁ(汗)。ですが、ヒビトはけっこう場慣れしているというかこういうところでは物怖じしないので、テキパキ答えていきますね。さすが、一度月に行っただけのことはあります。でも引っかけ問題で引っかかっちゃった(笑)。
  オリガがくれた彼女のバレエのビデオの中に、自分と同じ、「絶対」を握りしめる拳を見たヒビト。それをかすかながら、でも確かな心の支えにして、次の試験ではそこそこ余裕でかわせたようでした。選ばれるのは、「絶対」、自分だ。そんな思いを、ギュウッと握った拳。今更ですがオリガとヒビトは、あちこちで気が合いそうですね。

  「コウノドリ」、第181話。
  おそらく誰しも経験があるであろう、“電車の中で聞こえてきた会話にツッコミを入れたい状況”に、鴻鳥先生が陥っておりました(笑)。助産師って看護師と違うの? さぁねぇ~、みたいな会話(笑)。でも、実際に助産師のことって、あまり知られておりませんね。注射が出来るとか、女性しかなれないとか。あんなに重要な役職なのに、影が薄いのかもしれません。
  しかし、産婦さんのケアをするのは、何よりも助産師さん! 「お産」における強い味方なのであります。
  眉間に皺の寄った工藤先生が久々に登場しましたが……ああ、この表情、厄介な展開しか想像出来ない!!(汗) トラブル発生源だもんなぁ、この人(本人はとても真面目ないい新生児科医です!)。

  「終電ちゃん」、第19話。
  広島の路面電車の終電ちゃんが登場です。例の記者、寺岡さんがまた登場ですが、今回はライバル誌の記者も来ていて激しく寺岡さんと競り合いになりました! っていうか、わざわざ牡蠣の時期だから取材に来たってことは分かるのですが、その日程がよりによってライバル誌でかぶりますかねぇ。終電ちゃんへの取材まで。寺岡さんの行く先を、先回りしようとしたんじゃないかな、この人。
  どちらもなかなかいい取材を行ってましたね。広島の路面電車の終電ちゃんは、せわしなく動いて絶えずお客さんに気を配っている、忙しい感じの子でした。特に両替に気を遣っておりましたね。みんなもっとICカード持とうぜ!!(笑) 広島の路面電車でも、首都圏のICカードは使えるのでしょうか?? 今回、寺岡さんが小銭がないことで終電ちゃんに怒られてましたが、乗り入れはしてないのかな?? どうなんだろう。

  「バンデット」、第14話。
  宮様が出かけ、戦の準備も着々と進んでいるという時に、比叡山に残った猿冠者と石はなんか暇。楠葉の船着き場は猿冠者にそそのかされた悪党の集団共がこぞって襲いに来て、もう混沌の真っただ中だというのに、山の上はなんか暇(笑)。妙なギャップですね。でも猿冠者がここにいたら確実に殺されてますしねぇ。
  同じころ宮様は人妻を落とす為の「歌」を練っており、源氏物語から拝借して、ちょいと改変して上手いこと詠み上げておりました。自分で作ってないから「詠んだ」とは言わないのかな?? ともあれ、猿冠者に頼まれた通り、土岐氏の一人の若妻に取り入ることに成功したようであります。
  ここから土岐氏を出し抜けるかどうか?? 期待ですね。

  「アイアンバディ」、第23話。
  そもそも登山の相棒なんて、ロボットに出来るんでしょうか?? と根本的な問いを投げかけたロドリゲスに対し、アリスは「誰かがいつかやることなら、最初にやるのはアタシじゃなきゃイヤなの」とキッパリ。これぞ意地! って感じの、かっこいい答えを聞かせてくれましたね。
  ロドリゲスの疑問もカマかけだったようでして、おおよそはアリスさんたちと同じ気持ちなのでしょう。
  しかしやっぱり笑顔がトーマスによく似てるな……。気になる……。
  そして宇治荒川板金を訪ねた星山さんは、カオリ嬢のお父上からマコトの父親のことを聞き出していました。エベレストへ実際に登りに行き、その途中で行方不明になったと。幼いマコトは父の葬式で、「おとさん迎えにいく」と発言。今もエベレストを目標にしているのは、父の影響だとカオリは思っているようですね。それを指して、「呪い」と表現したようであります。
  でも星山さんは、カオリの思い込みを「大げさ」といなし、あえてカオリが予見している暗い未来には触れようとしませんでした。そりゃあ投資家の星山さんにとってはマコトの将来的な死に方なんて興味はないんでしょうけど、先のことを考えすぎ、大袈裟、ってのは間違いなく彼の本心なんでしょうね。現実的で合理的な彼らしい考え方であります。
  カオリが来てくれたら、西真工業も助かるんでしょうけどねぇ。どうなんでしょ。

  「鳥葬のバベル」、第16話。
  急展開!! 駿河先生の墓参りをしていた宗助の元へいきなり駿河先生本人が現れ、そしていきなり宗助を撃ち殺しました!! 宗助を見張っていた2人のところへはあの爪の伸びる女性がやってきて、突然攻撃を!! おいおいおいおい、いきなりアグレッシブだな、先生。そんなに(再度)殺されるのが嫌なのか。
  と思っておりましたが、何やら様子がおかしい……というか、「ん?」と思う発言も、あの鳥の卵を見付けたのが、先生?? 宗助の両親が死ぬことになったのも、先生のせい?? なんかいろいろ、聞き流せないこと言ってるぞ、先生。それじゃあマジで駿河先生が諸悪(?)の根源ってことになりますが……?
  更には、撃ち殺された筈の宗助が動き出し、先生が彼に向かって「鉄郎」と語りかけました。え? え? どういうこと?? もう、急展開にも程があるよ……。本気で先が読めませんよこの漫画……。

  「疾風の勇人」、第46話。
  おお、勇人さんの娘さんが登場しましたよ。それも3人! かーわいいなぁ。中学生と、小学生2人ってところでしょうか。学校で、「お前の父さん麦飯大臣!」とはやされて困っているようであります(笑)。でも事実だから仕方がないね!
  そしてドッジ公使と会った勇人さんは、「ガリオア資金」(援助金)を返してほしいと言われ、やっと日本が経済的にアメリカの手を離れたと判断された! と、喜ぶのでした。けれども返済を計画するにしても、日本はまだまだ貧しい国。国民の暮らしもなかなか向上しないし、どうしたもんかなぁ、と悩んでいるようであります。いつの世も大臣の悩みってあんまり変わりませんね(汗)。
  更に、鳩山一郎氏、登場!! 「あの」鳩山兄弟(弟さんのほうは既に故人ですが)のお祖父さまだそうです。吉田さんとは、公職追放が解けたら総理の座を譲る、なんていう約束をしていたとのこと。ええええ、なんですって!?
  ついついウィキペディア見ちゃいましたが、このあとちゃっかり首相になるのですね、鳩山さん。そして彼が首相でいた間は、勇人さんに大臣の座が回ってくることはなかった。というより、吉田学校の面々みんな一掃されちゃってました。大蔵大臣には、あの一万田さんがちゃっかり就任した模様……。あーあ(笑)。


  そんな感じで、モーニング8号でした! 次号からはジャイキリ復活! とのことなので、心して読みますよ!! 楽しみー!!
  ではではー。

モーニング9号

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  みなさまこんばんはー! 今日は金曜ロードショーで「耳をすませば」を見ていた皿洗いです。べそべそ泣きながら見てました(笑)。昔はこんなに涙涙の映画じゃないと思ったのですが……年齢を重ねると感想も変わるものですね。
  ちょいちょい90年代感があって、とても素敵だと思いましたよ。団地の暮らしとか、図書館の様子とか。「人々の営み」というものがとてもリアルで、いい映画ですね。最後のシーンだけはこっぱずかしいんですけどね!!(笑)

  さて本日は、昨日発売だったモーニング9号の話題であります。今日は今週号ですよ!(笑) 表紙と巻頭カラーは「きのう何食べた?」であります。
  カラーページで、今までシロさんが作った料理をほんの少しアレンジしたものが出てきまして、いろいろ美味しそうでした! モーニングなのに料理本みたいでした!! でも先週号もカラーでタイリアとかやってましたし、けっこうグルメですよね、モーニングは。

  その「きのう何食べた?」は、小日向さんとワタルくんまたまた登場。ワタルくんが「普通のお鍋が食べたい!」とワガママを言い出し、シロさんがそれに応えることになったという話でした。普通の、鳥の、水炊き鍋が食べたい! というリクエストなんですね(笑)。ふつうそんなリクエスト出さない……。
  自分で作る、っていう選択肢がないあたりがワタルくんらしいよなぁ……(嘆息)。
  ワタルくんの前回の失踪事件で、ちょっとシロさんと小日向さんの間にザワッと何かがありかけたのですが、そこは大人同士のことですから、無暗にそれを掘り返してこじらせたりはいたしません。ワタルくんはともかく、それ以外の3人はもう中年のど真ん中ぐらいのいい歳なので、ここから新たにパートナーを探すってのは大変しんどいことなのですよ……。
  それもありますし、やはりシロさんの中にケンジさんへの愛情ってものがあるんでしょうし、まぁともあれ、家に呼んでも何ら問題ないぐらい「知らんぷり」が出来る大人なのです、シロさんは。さすが弁護士だ。
  鍋は割といろいろやってるから、美味しそうだけど真似っ子はいいかな~。最近我が家は鶏ガラ買ってきて出汁とってます。うふ。

  ジャイキリ連載再開だぁぁぁぁぁうおぉぉぉォォォォ!! 「GIANT KILLING」、第423話!!
  やったー再開だー!! って思ったら持田様に追加点を入れられてしまいました!!!!!!!(涙) なんかもう、持田様、カリスマ半端ない!! 主人公みたい!! 今回は椿、一回もアップになってない!! と思って探したらいちおう一回はありました、一回は。
  世良も一瞬クローズアップされたので、それはいいんですけどね。それは。
  堺さんのモブ感ヤバい(笑)。
  ああー、せっかくまたETUのみんなに会えるぞ! と思ってウキウキでモーニング買ってきたのに、この仕打ちですよ。っていうか今週号、何処にも「連載再開」って書いてなくて、しれっと再開していて不安になります(笑)。あれ? 半年ぐらい休んでましたよね?? その間何してたの?? 何かコメントないの?? ねぇ?? ちょっと??
  はぁー(嘆息)。

  「鬼灯の冷徹」、第207話。
  亡霊のスカーレット嬢、またまた登場~。この子可愛いんでどんどん出してほしいですねぇ。今回は、「幽霊アレルギー」という特異体質の男性が出てきて、そいつをかっこよくやっつけようと思った瞬間に鬼灯くん登場でぶち壊し! と(笑)。まぁー何かとぶち壊していきますね、鬼灯くんは。クラッシャーですね。ありとあらゆる。
  壊さないのは金棒ぐらいだ。
  今回は、リリスさん同伴であります(※ 料金は発生しません)。どうもスカーレット嬢の噂を聞き付けて、メイドに勧誘しようとやってきたようなんですが……まぁ、今よりいい暮らしが出来ると言っても、スカーレット嬢はこの屋敷の最後の主だということに誇りを持っているので(誇りを持って、来訪者を次々呪い殺している訳ですが)、ここから立ち去ろうとはしないでしょうね。サタン城のメイドとは訳が違いますよ。
  でも、それを踏まえていてもメイド服にちょっと惹かれちゃうスカーレット嬢可愛い(笑)。今回、年齢(享年)が13歳と判明し、軽く動揺しました。少女らしく見えていたのは、マジで「少女」だったからなのですね! はぁ~、西洋人の歳は分からんもんですなぁ。大人っぽい!
  そして嬢が鬼灯くんのことをハイスクールスチューデントぐらいかと思っていたことも判明し(笑)、東洋人の歳もやっぱよく分かんねーんだなぁ、と再確認した次第。面白いなぁ。

  「コウノドリ」、第182話。
  眉間に皺寄せた工藤先生が来て、トラブルの気配もくもく……でしたが、鴻鳥先生がとりなしてくれたのでケンカにはなりませんでした。挑発されると真っ先に反応する小松さんのケンカ精度の高さよ(笑)。でも、どれだけ助産師が親身に寄り添ってあれこれ産後の指導をしても、お母さんがそれに従ってくれないんじゃどうしようもありませんね。もう、入院している訳でもないのですから。
  そういうジレンマはありつつも、出来ることを一生懸命やるだけ。今回もそんないつものようなまとめ方でしたが、何処かで「お母さん」がこれを読んで何かに気付いてくれたら、もうそれだけで鴻鳥先生の存在意義は満たされますよねぇ。
  最近はそんなことを考えております。
  もっとみんな読もう! 「コウノドリ」!!

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第104話。
  紅白戦で先発になり、6回まで投げた夏之助。守備陣の守りもあって、0失点で抑えました! おおおお、上々じゃないですか。よくやったよくやった。そして新しく獲得したリューチェルという元メジャーリーガーも7回で活躍してくれたので、本日の紅白戦はまずまずだったと言えましょうか。
  けれども、たった一試合ですべての決断を下せる筈もないことは、ノブヨシ監督はよーーーく分かっている訳であります。夏之介は本当に先発で通用するのか?? それとも、先発に使ったらまた味方に負担をかけるのか?? 悩み始めた監督でした。どちらに転ぶやら、さてさて……。

  「疾風の勇人」、第47話。
  鳩山との密約は果たせそうにない、けれども鳩山を相手に政争をするか? と悩む吉田さんの背中を、勇人さんたちが押します。そういうことで吉田首相は、この年の12月26日に突如、内閣改造を断行! GHQがクリスマス休暇中なので口を出せずにいたところを狙った「クリスマス改革」でした。
  どういう状況でもクリスマス休暇は必ず取る欧米の方々の考え方、嫌いではありませんよ……(笑)。戦場でティータイムを楽しんでいて、敵軍に囲まれたお国もありましたしね。
  改革の内容から鳩山派が一掃されていたので、鳩山とその側近は激怒! そこに不敵な笑みと共に登場したのは……石橋湛山!! 石橋湛山もきたァァァァ!! 狙いは勇人さんのようであります!! どうするどうなる吉田学校!!
  そういえばズル平の爺さん久しぶりだな!!

  「バンデット」、第15話。
  六波羅へ密告するよう、「人妻」にはすべてを話したという宮様。けれども六波羅の、楠葉への出兵はもう明日のこと。楠葉を目指せば、その機を狙って土岐家が空になった六波羅を攻め落とす算段であります。出兵が先か? 密告が間に合うか? 全ては明日、分かること。
  そして夜が明けて……夜通し塔の上で土岐家を見張っていた石が見たのは、土岐家の京屋敷を襲う六波羅の兵たちでした。つまり密告は間に合い、六波羅は楠葉の平定より先に土岐家を襲いに来た訳ですね。上から見ていたので石にはすべてが詳らかに見え、にっくき土岐頼兼が敵兵を切り倒して地下の逃げ道から脱出していくのを目撃したのでした。
  追っていって、矢で一閃! 二射、放って、見事に土岐頼兼を討ち取りました!!
  これが戦の最中だったら、石の功績になるんですけどねぇ。石は別に六波羅の兵でもなんでもないので、これは闇に消える手柄となりましょう。
  しかし矢で貫かれた人の顔とか、血しぶきとか、すごい描写だな……。さすが中世だ。血なまぐさい。

  「鳥葬のバベル」、第17話。
  前回に続いて急展開です! 死んだ筈の宗助は「泉」の中で鉄郎に会い、俺が殺したのはお前の両親の姿をした別の生き物だ、と言われました。「鳥」に喰われて戻ってきた人たちはみんな、「別の生き物」なのでしょうか?? 別の生き物だから殺すの?? 鉄郎はどうしてそんなに固くなに、「鳥葬」から戻ってきた人間たちを殺そうとしているのでしょうか??
  っていうか「鳥」を孵化させたのも、今回復活させたのも、駿河先生なの?? 先生、なんなの、ホントに。
  自分を殺そうとしている筈の「鉄郎」に出会っても割と平然としている駿河先生。そして、先生を捨て置いて、他の復活者たちを殺しに行こうとする鉄郎。このへんもどうなってんの……。
  美波ちゃんは特に害のある「復活者」には見えませんが、鉄郎にしてみればみんな一緒くたなのでしょうか??
  っていうかここで殺されたら、本当に死んじゃうってことですよね。どうなるんだ、美波ちゃんと明は! 別に悪いことしてないぞ!!

  「アイアンバディ」、第24話。
  カオリ嬢が西真工業に戻ることを決めて、椎野(シーちゃん)に電話でそれを告げました。そこで展開された回想シーンで元々の「西真工業」が一回ダメになった(つまり、マコト一人になった)顛末が簡単に語られましたが、ああーこりゃあダメだ、こりゃマコトも孤立するわ、としか思えない内容でしたよ……。
  マコト一人、突き抜けてタフなんですね。体も心も。それに周囲がどんどんついていけなくなってしまって、もう駄目だろこれ、ってな状況でも、マコト一人は絶対に諦めていない。周りから浮きすぎるんですね。
  そこから離れたシーちゃんが、まったく反対の方向へ突き進んでいくのも已む無しかな、とは思います。はい。しかし、彼もまた心にマコトが巣食っていて、時々自分で自分を励まさないとやっていけなくなることがあると今回知ってしまって、マコトの存在感どんだけなんだよと、少し背筋が冷たくなりました。
  これも彼の特性なんですかね。今は資金があるから、その「特性」がポジティブなほうへ出ているだけなんでしょうね。

  「サンダーボルトファンタジー」、第24話。
  鬼鳥を殺しに行ったのに、結局また掌で転がされているというか、丹翡を救いたいという思いを見透かされていいように使われている不患さん(笑)。この人、お人好しが突き抜けてんなぁ(笑)。いつか刑亥に、トラブルを避けたいなら丹翡を斬って鍔を別天骸に差し出せば終わるだろう、と言われておりましたが、今回も同じことですね。あくまでも鬼鳥を避け、丹翡を連れてここを脱出しても良かった訳ですよ。天刑劍を諦めて(丹翡に諦めさせて)。
  でも、不患さんはそうはしない。天刑劍の復活も阻みたいし、丹翡も助けたい訳ですね。なんだかんだ言って、いちばん面倒臭いことを背負い込んじゃうんだなぁ(笑)。
  そういうところが好きですけどね!
  んでもって、黄金の取引を別天骸と成立させた鬼鳥は、意気揚々と下界へ戻る算段。金を奪い、ついでに寺に隠した本物の鍔は渡さず、この城から「柄」を奪い取ってやろうぜと、不患さんを利用していい笑顔であります。不患さん……最後までがんばって!!(応援)
  まぁ、鬼鳥さんが心底からの悪人じゃないって分かっただけでも、今回はよかったですよ。ホント。

  「CITY」、第16話。
  オフサイドはこの世でもっとも残酷な現実のうちのひとつ(笑)。立涌……調子こくと必ずものすごく痛い目に遭う立涌……。調子こかなくても高確率で痛い目に遭う立涌……。ドンマイ!


  ではではー。

ハルタ40号

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  みなさまこんばんは! バレンタイン催事で買ってきたチョコレートを早くも食べ始めて、美味しさに感動しているところの皿洗いです!! チョコうまいよー! この時期ホント街角にチョコレートがいっぱいあって楽しいです!

  さて本日は、「ハルタ」40号の話題! これも昨年末に買ったものですね(笑)。「ハルタ」は1月お休みなので、ついのんびりしてしまいました。
  表紙は久慈光久先生! 迷彩服を着て自動小銃を構える女性。かっこいいです。どう見ても軍隊のワンシーンですね。ミリタリーが好きなのかなぁ、久慈先生。

  まずは山本和音先生の新連載、「星明りグラフィクス」。
  美大でデザインを学んでいる吉持星(よしもち・せい)ちゃんと、油絵を学んでいる園部明里(そのべ・あかり)ちゃんはお友達。明里ちゃんの橋渡しで演劇学科の方から依頼され、公演のフライヤーを作った星ちゃんでしたが、デザインは気に入ってもらえたのに、彼女が極度の潔癖症の為、ありがとうと握手された瞬間に席を立って手を洗いに行ってしまうのでした。
  潔癖症でどうしようもなくて悩んでいる以上に、他人を汚いものをみなしているところもあり、星ちゃんはずいぶん扱いにくい学生さんのようですね。っていうか性格がまず悪い(笑)。いくらデザインが上手くても、これじゃあ社会で生きていけないぞ?? と思ってしまいます。
  なんであんなのとつるんでるの? と聞かれた明里ちゃんは、不敵に笑って、美大は「本当に才能のある人間とコネを作る場所だ」って最近気付いたんだ、と答えるのでした。つまり星ちゃんが本当に光るものを持っているから、その才能のおこぼれにあやかりたくてあえて彼女を孤立させるように仕向けている、ってところでしょうか??
  星ちゃんも大概だと思いましたが、明里ちゃんも相当食わせ者ですな。
  この2人が織りなすキャンパスライフが続いていくそうですが……もうお腹いっぱいだよ!!(笑) なんか明るい展開を希望します。なんじゃこりゃ。

  「あおぞら弓道部」、第2話。
  クラスメイトのちょっと変わった女子が出てきて、天草くんの手の「変な日焼け跡」に気付き、俄然彼に興味を持つのですが……天草くんはなかなか尻尾を掴ませない、という話でした。でもまぁ、最終的に、屋上を勝手に弓道場にしていることがバレちゃうんですけどね。
  屋上で弓とは、考えたものですねぇ。畳を運んで机を並べて、そこで着替えて弓を引いていたようであります。
  でもこれ、天気が悪かったら出来ませんよね。今は2学期が始まったばかりだからまだ暑いでしょうけど、寒くなってきたら厳しいと思いますし。そういうデメリットをもろもろ鑑みても、それでも、天草くんにとっては自由に弓が引けるこの場所が大切なんでしょうね。
  きちんと毎日、畳クズの掃除もしているようですし、さすが武道をやっているだけあってしっかりしております。折り目正しい。
  許可を受けていない部活動がバレたらきっと首だ、って先生は言ってますが、これそんなに怒られるようなことなんでしょうか?? それに、こういうのっていずれバレるんですから(目撃されたら今回のように隠しようがありませんからね)、最初からちゃんと許可を得ておけばよかったのに……。
  まぁ、言っても後の祭りですね。

  表紙連動読切、久慈光久先生の「新兵ゾフィ」。
  「ヴォルフスムント」の遠い遠い後日談ともいうべき、現代のスイスのお話。スイスは永世中立国なので国民みな兵士、軍備がとてもとてもしっかりしておりまして、国民の男子には兵役の義務があるのです。そして表紙に描かれていた女性こそが、ゾフィ。男子だけが課される兵役に自ら志願して、訓練に参加しているのであります。
  けれども体力的に男性に劣る彼女は、ちょっと訓練からも遅れがちのようですね。
  「男も女も対等の立場で国の大事を論じる社会であってほしい」との思いで志願している彼女。確かに、いざ有事となった際にまったく小銃の扱いも知らないでいるよりは、少しは戦えたほうがいい筈ですもんね。女は兵士じゃないから話し合いも出来ない、なんて言われてはたまりませんし。苦労はしそうですが、ゾフィの思いは是非報われてほしいと、そう思います。
  スイスは今も、自らの自由の為に、不断の努力を続けているんですね……。

  「ダンジョン飯」、第30話。
  罠から逃れたものの、亡霊に囲まれてしまった一行。もう終わりだ! と思ったチルチャックでしたが、不思議なことに亡霊たちがスッと消えて、代わりにオークが現れました! 一難去ってまた一難、かと思いきや、センシが彼らのボス的な女性に向かって「ゾン族長の妹君ではないか」と声を掛け、族長との約束があると知ると、殺すのは取りやめ。しかも、ライオスとマルシルの介抱もしてくれましたよ。オーク優しい!(?)
  彼女(オークの女性)の協力もあって荷物も回収出来ましたが、結局、またファリンは行方不明になってしまいましたね。迷宮の主にもモロに接触してしまいましたし、目を付けられたんだとしたらもう生き残れない! と嘆くチルチャック。なんとしても地上に帰って、もうこんなところに来るべきじゃない、ライオスたちに付き合って死ぬのはまっぴらだと吠えるのですが、いろいろ愚痴を垂れた結果、オークの女性に「素直に(仲間を)死なせたくないと言えばいいのに」と諭されて、なんだか、妙な顔になっておりました(笑)。
  付き合って死ぬのはごめんだ、けれども、放っておいてライオスたちが死ぬのはいいのか? と問われれば、チルチャックの本音はもちろん、どちらも無し! なんでしょうね。金が繋いでいる仲だと言いながら、バカだバカだと憤るのは、なんだかんだ言って心配している証拠。ずる賢く、生きる知恵に長けた彼ですが、ライオスを支えてやりたい気持ちもあるのでしょう。
  オークの煎じ薬のお陰でなんとか復活したライオスですが、チルチャックの渾身の説得を受けて、地上へいったん帰ることに同意してくれました。
  ファリン……どうなったかなぁ。狂乱の魔術師に「竜」と呼びかけられていましたが(汗)、まさかまた竜の姿にされちゃったのでしょうか?? でも、竜の骸はなくなっていたとはいえ、ちょっと食べちゃったし爆発で少し損なわれましたし、まったく同じ姿を再現するには質量的に不足してますよね。そのへん、どうしたんでしょうか。
  しかし、竜の血肉から人間を蘇生させるやら、人間の姿からまた竜にされるやら、ファリンもレッドドラゴンもちょっと可哀想な扱いですねぇ(汗)。古代魔術こわい。

  「不死の猟犬」、第35話。
  八王子の施設を襲撃しているその同時刻、作戦から外された若林くんは婚約者の池上さんを夜更けに訪ねていたのでした。って言っても、エロい話ではなく(笑)、眠れなくて落ち着かないから顔を見に来た模様。
  柱のアオリ、「『危機的な状況で結ばれたふたりは長続きしない』って、どの映画のセリフだったかな」とありますが、まぁ分かっていて書いたのだと思いますがこれは確か「スピード」ですね。
  池上さんの寝間着パーカー、「ウサギエアフォース」、可愛いですね(笑)。
  そして彼女の台詞の、「これだから実家暮らしの男は! 自分の人生をすべて自分勝手に使えると思ってる!」という部分に、ものすごく感心いたしました。若林くんが理屈抜きで賭けたいと思っていた、剣崎さんとの破滅の道行きは、結局のところ家庭を守ろうとする女性の前ではその程度のものだった、って訳ですね(笑)。こういう台詞を書けるって、すごいことだなぁ。
  若林くんの気持ちだって分かっていない訳ではない筈の池上さんですが、そこをあえてバシッと、「バカ」と断じ切るのはとても小気味いいですね。
  そして同時刻、酒を飲んでいるママのお姿。こちらは呑気ですね。冷凍監獄にまでたどり着いたのならあとはあの刑事がどうにかするさ、と悠然と構えている模様。
  その頃その問題の冷凍監獄では、アゴさんと重さんが口論してました。重さんにしてみれば憎くて仕方がないベクターも逃がし屋も、悪の権化なんてことはまったくなく、組織に組み込まれたただの人間だった。それが何より腹立たしいようであります。まぁね、お嬢さんが死んだ原因がまだ分からない以上、怒りの矛先を何処へ持っていけばいいのか分からないんでしょうね。
  でも、この世界の人間を死滅させるつもりの「ママ」に従っている構成員なんですから、怒っても当然だと思いますよ、重さん!
  久々に復活したリンちゃんですが、悪夢から覚めたら剣崎、って、それはそれでまた悪夢の始まり。
  無事に脱出出来ますかね??

  「ストラヴァガンツァ」、第2章第15話。
  味方はどんどん倒れていき、ついに囲まれて追い詰められてしまったビビアン女王一行。ルガルもやられてしまい、セポイヤたちも傷付き倒れて、川を渡る橋にされております。やってきたハクに、ゴルモアも殺されてしまい、ビビアン女王は自身が唱えた「愛」も忘れ、殺気にまみれてハクへ飛びかかっていくのでした。
  普通に戦ったら女王に勝ち目があるとは思えないのですが……まして周囲は、敵だらけで。これもう、全滅が見えてませんか? どうなるの?? まさかここまで劣勢になるとは思いませんでした。西側諸国の住人、みんな死んじゃうんじゃないか??(汗)

  「碧いホルスの瞳」、第13話。
  不本意ながらハレムへ居を移し、毎日王の寝所へ通いと、「妻」らしい日々を送っているシェプスト。陣中見舞いなのかおちょくりにきたのか、王子の母として復権したソティスがやってきて、慰みにと碧玉のネックレスなんかをくれるのでした。苦虫をかみつぶしたような顔をしてそれを受け取ったシェプストでしたが、石の小瓶に毒薬が仕込まれているとソティスに耳打ちされ、急に以前の調子を取り戻した様子。毒薬の入手経路を懇意の神官に調べてもらい、それらしき町の医者に会いに行くと決め、新年祭の騒ぎに乗じて王宮を抜け出すのでした。
  久々のお忍びですね。
  会いに行った町医者で本心をさらけ出し、もう、自分の道を邪魔し愛する者に害をなす者には容赦をしないと言ったシェプスト。今まではこっそりを隠れて他国と交渉するなど、ファラオとの派手な衝突を避けていたような印象もありましたが、ついに正面切って戦いを挑む心づもりなのでしょうか??
  ああ、でも、妊娠もしてるって……。あんなに嫌だったファラオとの夜伽が、なんとか実を結んだのですね。よかったのか、悪かったのか。でも妊娠したとなれば、もう寝所に通わなくてよくなるのでしょうか?? その前にファラオの命のほうが……危ういのかもしれませんが。

  「燕のはさみ」、第4話。
  雑誌で鳥理髪店が紹介され、燕ちゃんは「銀座の女理髪師」として大きく取り上げられておりました。有名人だー! と驚きましたが、そもそもどの時代であっても、銀座に店を構えて立派に経営しているっていうだけですごいことですからね。紹介されるのも、当然とまでは言いませんが、十分あり得る話ですね。
  まして燕ちゃんは、若くて綺麗で珍しい「女理髪師」ですから、記事としても見栄えがするんでしょうね。
  しかし雑誌に載ったことで、燕ちゃんの近況を知った親戚から急に便りが……。遠縁の子(イトコぐらい?)が訪ねてきて、うら若き乙女に店の手伝いさせるなんて間違ってるわ、家庭に入るべきよと説教され、お見合いまで持ってこられたのでした(笑)。
  この家の事情はよく分かりませんが、今までのところ、お母様がいないように見受けられますね。なので、結婚だの家事だのについて燕ちゃんに説教をする存在、ってのが初めてなので、ちょっと戸惑いました。あと、燕ちゃん、家庭能力低いーーー!! 裁縫も掃除もてんで駄目のようです! 普段どうやって生活してるんだ!?
  だけど、何をどんなに諭されたって、店が好きでハサミを握るのが大好きな燕ちゃん。親戚の彼女の猛追を「悪いわね」の一言でさらりとかわして、また店に立つのでした。
  その姿の、凛々しいこと! かっこいいぜー。
  それを見て親戚の彼女も、食い下がるのを諦めて帰っていったのでした。まぁ、燕ちゃんの生活が心配なのは分かります、とっても(笑)。燕ちゃんにはむしろ、よく出来た奥さんが欲しいところですもんね(笑)。でも、誰も彼女の生き方を変えられないなら、もうどうしようもありません。これからも「銀座の女理髪師」として、溌溂と生きていくしかありませんね! がんばって、燕ちゃん!

  進美知子先生の不定期新連載、「今日の柳子ちゃん」。
  特別冊子“こどもフェローズ”に出てきた、恐竜と人間のハーフ、柳子ちゃん。お風呂ギライな彼女をなんとかお風呂に入れようと苦労するご両親の話でした。お風呂が嫌だっていう小さな子、いますよねぇ。なまじっか恐竜の身体的特徴も継いでしまっているので、お母さんはひっかかれて、お父さんは噛み付かれて、なかなか大変そうであります(笑)。
  元気いっぱいでわんぱくと言っても差し支えのない柳子ちゃんは可愛いんですけどね。もうちょっと理性的にならないと、人間としては生きていけないかも!? どんな大人になることやら。

  「ヒナまつり」、第62話。
  アンズちゃんが引っ張っているラーメン屋台の「来々軒」。今日も様々なお客さんが訪れて、アンズちゃんと色んな交流を重ねていくのでした。でも、ナンパ師の口先にけっこう騙されていたので、アンズちゃんの未来がやや心配ですね(笑)。学校は、こういう怪しい奴から身を守る為にもあるんだよ! アンズちゃん!
  新田さんの、アンズちゃんへの愛が重くて怖いです(笑)。ヒナにはこんな笑顔向けないのにね!

  「昴とスーさん」、第3話。
  澪が働く花屋へ忘れ物を届けに行き、そこで、澪に付きまとっている男子高校生の存在を知ったスーさん。なんとか懲らしめようと思うのですが、直接対峙してつい口から出た「ガキ」という言葉にアッサリ言い返されて、ついでにボコボコに殴られて、心身ともにがっくりきたようでした。
  っていうか、澪、油断しすぎだろ……。ローライズのボトムスからパンチラするって、そんなの10年も前の流行じゃないか!!(切なる叫び) スーさんは今すぐ、澪に股上の深いズボンを買ってあげるべき。ついでに言うと、シャツも胸元をのぞかれている可能性があるので(この澪なら絶対にある!)、襟ぐりの狭いシャツを買ってあげるべきであります。
  買ってあげる、っていうか、買って着てくださいとお願いしなくちゃいけないのか……。
  子供の体って不自由ですねぇ。
  でも、そろそろ、どうしてこんなことになったのかの説明とか、欲しいんですが??


  続きはまた次回! ではではー。

ニャンニャンネビロスさん。

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  みなさまこんばんは! 腹痛に悩んでいる皿洗いです。ご飯を食べるとお腹が痛くなります!! どうしてくれようか、この症状。ヨーグルトとか野菜とか、もっと摂取したほうがいいのでしょうか?? とりあえずゆっくり寝たい……。

  さて本日は月曜日ですので、週刊少年ジャンプの話題であります! ジャンプ9号、表紙と巻頭カラーは「銀魂」であります。

  「銀魂」は……七の段に気を付けろ、という内容でした(笑)。ここまで切羽詰まったシリアスを展開しておいて、尚もギャグ挟んでくるってすごいなー……。前にもこんな感想を抱きましたが、今回より強くそう思いました。
  しかし敵さん、ナノマシンの開発者を差し出せったって、その開発者がナノマシンを解除しなかったらどうにもなりませんでしょうに。そのへんはどう考えているんですかね。人質を取ればだいたい言うこと聞くとでも思ってるんですかね?? でもその人質を介してのやりとりも破綻してるしなぁ。
  次郎長親分ひっさびさーーーー!! 相変わらずかっこいいぜ!!

  「ONE PIECE」、第853話。
  ブリュレの能力を利用してチョッパーたちは城の中を自由自在! 敵に囲まれたペドロも助け出し、ルフィやナミとも合流し、あわよくばサンジもこのまま連れ出そうとしますが、さてどうなることやら。そうしている間にブルックがママに捕まっちゃったのですが、大丈夫なのでしょうか??
  っていうか、海賊王ロジャーが「ラフテル」へ行けたのは、やはりこのビッグ・マムの城にあるポーネグリフを見たからなんですね! この記述を覚えて帰って、そして「ラフテル」の位置を割り出したと。そういうことでしょうか??
  万物の声を聞く能力、それをママは、プリンに期待しているようですね。それも、かなり確信を持って「真の開眼」を待っているようであります。そこには何か根拠がありそうですねぇ……。
  城の中を暴走していたルフィはレイジュに捕まってサンジがたった今までここにいたこと、プリンの正体は既に知っていることを告げられますが、それならそれで安心だと言って「約束の場所」まで走っていこうとするのでした。お腹が空いてるでしょうに。意地を張らずに少しは食べたほうがいいのではないでしょうか?? さっきだって空腹だったからママの軍勢にアッサリ捕まったんでしょ??

  「鬼滅の刃」、第47話。
  理不尽に傷付けられた上に人間の「血」を見せ付けられて、禰豆子ちゃんもついつい食欲に走りそうになりました。けれども炭治郎が戒めを必死に解き、冨岡さんが炭治郎を抑えている蛇の人を捕まえていてくれたお陰で、一声、炭治郎が禰豆子ちゃんに声を掛けることが出来まして。
  その声を聞いて、鱗滝さんの暗示を思い出した禰豆子ちゃん。竹の口枷を噛みながらも、「プイ」と不死川さんから顔を背けてやりました!
  はー、よかったー。安心した。ヒヤッとしたというか、「柱」の底意地悪にイライラさせられましたが、図らずもこの「意地悪」で禰豆子ちゃんの無害が証明されましたね。ありたがいことで。お館様、ありがとうございます。
  それでもまだ快く思わないものもいるだろうから、十二鬼月を倒して役に立つことを示してみせなさい、とお館様は言ってくださいました。なるほど確かに、炭治郎と禰豆子ちゃんの力を合わせても、この間の十二鬼月、累は倒せませんでしたからね。あの局面を自分たちだけで乗り切るほどの力は、どうしたって必要ですね。
  そういえば炭治郎って、まだ鬼滅隊の中ではいちばん格下なんでしたっけ。徐々に出世すればいいんでしょうけど、その前にとんでもないことになっちゃったなぁ。うーむ。

  「ヒーローアカデミア」、第124話。
  3年生のナンバーワン生徒・通形ミリオ先輩。その個性は「透過」で、発動すればありとあらゆるものをすり抜けてしまいます! 地面もすり抜けて、そして空気は肺をすり抜け、鼓動が鼓膜を、光が網膜をすり抜けるので、何も感じられなくなるし呼吸も出来なくなる、とのこと。怖いな、それ! 発動と同時に、世界が暗闇に包まれるってことですよね。
  しかし地中で解除すれば、ポーンと弾かれるので、それを利用して角度や強さを調整し、敵の真っ只中にいきなり現れることが出来るのだそうです。調整次第でしょうけど、ここまでA組を翻弄するからには、相当の訓練を積んだのでしょうね。そして「経験」から「予測」を立てて先を読むようにしてきた、とも言ってました。簡単に言いますが、かなり難しいですよ、それ。言ってすぐ出来るもんでもないでしょうよ。
  経験がいかに人を強くさせるか、って話には、通形先輩はもっともふさわしいってことは分かります。なんせ、ビリからトップにまで駆け上がった訳ですからね。
  方向性は少し違いますが、出久くんは大いに参考になる相手なのではないでしょうか??

  「ハイキュー!!」、第239話。
  椿原学園のピンチサーバー、1年生の姫川くんは、案の定最初のサーブを失敗してしまって烏野のセットになりました。ラッキー! こういうラッキーって、割とよく出てきますね。勝負が決する瞬間は劇的とは限らないって、誰かも言ってましたね。作中で。
  しかし次のセットでまたピンチサーバーとして出てきた時、彼はようやくその真価を発揮! アンダーで打って天井近くまで上げる、「天井サーブ」という奴が彼の本領でした! その結果、天井感覚に慣れていない烏野は、レシーブし損ねて一点献上! 烏野はまだこの体育館に慣れていない、という不利な点を、またしてもここで突かれてしまいましたね。
  椿原の上級生が、当たり前のように「次の試合」の話をしてるのがムカつくー!(笑) でもそういうこと言って、1年生の姫川の緊張を解こうとする心遣いがニクイー! 嫌いじゃない!!
  でもそれを乗り越えて、烏野が勝ってくれないと!! と!!

  「約束のネバーランド」、第24話。
  薬剤のすり替えって、なんだったっけ? と思ったのですが、そういえば「ママを殺そうとしている」っていう嘘をレイがついてましたっけね。その作業で「足止め」をするつもりだったんですね。けれども、ママは「事情が変わったのよ」と言って、レイを首にし、一室に閉じ込めてハウスを出ていきました。
  目指すは、「下見」に向かったノーマンとエマのところ。レイはママの考えに気付いて、なにがなんでも下見を強行させなくてはと焦っておりますが、間に合うのかどうか??
  それに、ママをなんとか止めて「下見」を行っても、ママを拘束したままでは「本部」が異変に気付きますよね。毎晩の定例報告がないんですから。そして「ママ」を拘束しなければ、今度はエマたちが拘束されて、明日の脱出はきっと不可能になります。さて、これ、どうなるんだ……? 今度こそ、嘘でも建前でもない、本当の対決でしょうか!?

  センターカラーで新春読切福袋、今回はストキン準キングと、若い作画担当の作品であります。原作・マツキタツヤ氏、作画・宇佐崎しろ先生で、「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」であります。
  ものすごく簡単に言うと、映像科という専門コースへ入った女子高生が主人公であります。無名の映画監督が講師としてやってきて、その型破りな言動と彼の撮った映画に惹かれ、主人公本人も自分が撮るべき映画とは一体何なのかと自問し、自分を見つめていく物語であります。ちょっと異色の青春物語ですね。家庭にちょっと問題があって、そのことで本人も知らず知らず鬱屈を溜めていた模様。まずはそれを吐き出すことからと、唯一の家族である母との対話を撮影してドキュメンタリー風にまとめたのでした。それが彼女の、処女作。
  自分をさらけ出して撮るもの、それが映画だと講師は言います。映画監督というものは、自分の映画を人に観せた人間が、そう名乗る覚悟を持った時に生まれるものだとも。
  なんていうか、原作者さんのものすごいこだわりがここに詰まっているなぁ、っと思いました。いい意味で少年ジャンプらしくないですね。自分とは何か、どういう人間なのか、自分の世界はいったいどうなっているか。それを見つめる作業を通して、「映画」は出来ているのですね。
  漫画も小説も、きっと同じ造りですね。
  考えながら読めて、とても楽しかったです。面白かった!

  「ブラック・クローバー」、第95話。
  マドロスvsアスタ! アスタがいくら相手の攻撃を撥ね返したところで、マドロスは結局それも吸収してしまうので、ダメージになりません! 消耗戦というか、このままではアスタ一人が削られていくだけであります。ただでさえ、サラマンダーと戦ってボロボロになっているっていうのに。
  しかし、とっさにアスタが投げた細いほうの剣がマドロスに突き刺さり、そこから魔力が抜けていって空からじりじりと落ちてきました。確か魔法帝が握っても、魔力を吸い取ってしまってましたよね、アスタの剣は。他の魔術師でも漏れなく同様のことが起きるようですね。
  まして、握っただけじゃなくて体に刺さってるんですから、魔法生物じゃなくてもこれは大打撃ですよ。
  マドロスはパニックになってますが、実際のところ、こんなことされたらどんな魔術師でも焦りますわな。触っただけでも魔力を吸い上げていくんですから、太刀打ちの仕様がないのでは?? このアスタの直接攻撃に対抗する術って、あるんですかね??

  センターカラーで「ソーマ」、連載第200回!! おめでとうございます!!
  で、記念すべき200話なのですが、2チームに分かれての紅白戦で特訓、ということになりまして。元総帥のお祖父ちゃんが仕切ってくれることになったのですが、「声を発してはいけない」というルールなのに、いがみ合っていきなり怒鳴り合って早くも失格になりそうな幸平親子(笑)。ダメだこりゃ……。
  レベルが違うのか、それとも城一郎さんが独創的過ぎるのが悪いのか。なんにしても、これは創真だけが悪い訳ではないようですぞ。田所ちゃんだったら涙目で佇んで何も出来なくなるような状態ですな。
  親子と同じチームにされたえりな嬢の心中やいかに!?

  「左門くん」、第66話。
  橋下っちゃん! 橋下っちゃんじゃないか!! 首輪してる!! そういえば、飼われることになったんでしたっけね。やや複雑そうな顔をしながらも呑気に日々を暮らしているということは、飼い猫生活も悪くないと思っているんでしょうね。はぁ、元気そうでよかった。
  そんでもって、受肉したいけれどもそれ用の肉体がまだ修復されていないネビロス少将、中将Pの思いやりなのか嫌がらせなのか(笑)、14分の1のプラモで妥協するか、猫か、選べと迫られて……猫を選択したのでした。なんで14分の1の少将プラモがそんなにあるんだよ!! 何処に需要があるんだよ!!(笑) 悪魔よく分かんねーな!!
  ともあれ、猫として街に降り立ち、橋下っちゃんに「町内でいちばんチョロイのアイツ」と教えられたのが……僕らの左門くん!!(笑) そりゃそうだ。
  んで、猫好きの左門くんと、猫の姿を借りているネビロス少将とで、けっこう上手くいっていたのですが……まぁ、最後にはもちろん、すべてが明るみに出て破綻しちゃうのでした(笑)。あーあ。……この、せっかくいい感じで回っていたのに元の木阿弥になっちゃうっていうガッカリ感、何かで読んだような……と思いましたが、あれだ、「こち亀」だ!(笑) この漫画、いよいよ「こち亀」的ポジションを狙いに来てますね!! ガッカリ感、プライスレス!!

  「背すじピン!」、第84話。
  つっちーがちゃんと部長やれてるみたいで、個人的には感無量であります。今でもものすごーく「普通」だし、親しみやすいとかとっつきやすいとか、楽しそうとか、そういう理由で下級生から慕われているようですけどね(笑)。でもそれもすごくつっちーらしいよね!! うんうん。
  すぐ下になんか凶暴なのがいるようですが(でも礼儀正しい)、新1年生たちはみんな可愛い子で、ホッと人を和ませるような和やかな部活動となっているようであります。あーかわいい(感想も特に変わっていない)。
  一方の真澄先輩たちは、世界最高峰の舞台でも変わらずで、咲本さんたちと一緒に楽しくやれているようですね。国内ランキングは2位と3位だそうですが、世界でも注目されたらこれから面白くなりそうであります!
  っていうかこの話、もしかして、終わりますの?? 終わりますの?? 面白くなってきたところなのにィ。

  「青春兵器」、第14話。
  まさかのウンコネタ!! ウンコだけで19ページ!! よくやるなホントに!!!!(拳) とりあえず「フリーフォール天城越え」でプクスッと笑ってしまったことを報告しておきます。
  地球の命運か、ウンコか……。英二はいつもギリギリで戦ってるなぁ……。ハチは毎度恐ろしいほど有能で便利です。ウス。


  ではでは!

ハルタ40号、続き。

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  みなさまこんばんは! 腹痛地獄からようやく抜け出せた皿洗いです。だいぶ調子が戻りました。よかったよかった。こういう体調不良はよくあるのですが、病院にかかるような大きな病気をあまりしないので、のんびりマイペースに治しております。
  とりあえずは体調不良の主たる原因である、睡眠不足を解消せねばなりませんね!

  さて本日は、「ハルタ」40号の話題、つづきであります。まだたくさん残ってますよ!(歓喜)

  続きからなので、井上きぬ先生の新連載、「まだ見ぬ春の迎えかた」。
  後輩に勝手に学校のミスコンに応募されてしまい、伝統である自己紹介の後の「告白ゼリフ」を練習することになってしまった、つづみちゃん。恥ずかしがり屋さんなので、大勢の前で「好きです」と口にするなんてとてもじゃないけど出来ない! と思っているのですが、そこは後輩に上手いこと操縦されて、従ってしまうのでした。
  どうも、好きな幼馴染みの名前を出されて、割と単純なのでホイホイと従ってしまうようですね(笑)。しかしけしかけてきた後輩(同性)も、この幼馴染みのことが好きなのではないか……? という、確信に近い思いを持っている様子。つまり、三角関係! しかも女同士、先輩後輩の仲とはいえ、互いの気持ちはおおよそ分かってしまってる状態!!
  なにそれ酸っぱい青春……。こんなの自分だったら耐えられません……。
  でも高校時代って、こういうことも起こり得る年代ですよねぇ。はぁ(溜息)。
  ページをかける割には話がぜんぜん進まないので、早く続きを読ませろと気持ちが急いてしまいます(笑)。あと、最初ボーッとしながら読んでいたら、女子2人しか主に出てこないので「百合かな?」と思ってしまいました(笑)。すみません。懺悔。

  「真昼の百鬼夜行」、第5話。今回は、麒麟!
  いずれ大成して人類を救うような偉業を成す子供のところに現れる、麒麟。何の変哲もない、なんならちょっと平均より下回るような学力の保志さんという女子のところに現れて、彼女にスパルタ教育を施しだすのでした。結局、保志さんは麒麟の度を越した締め付けに辟易して、自ら「麒麟児」を下りてしまいます。
  選ばれて嬉しい、見付けてくれてありがとうと言ったけれども、こういうぎっちぎちの詰め込み教育で学年1位のテスト結果を得たって、保志さんの良さは失われてしまうんじゃないかなぁ。とは、思いました。と言ったところで、保志さんの良さってどんなところなのかってのは、この話ではいまいち分からないんですけどね(笑)。
  でも、麒麟って、こんなに厳しい生き物だったのか……。異形を成した人物みんな、この麒麟に尻蹴っ飛ばされて生きてきたのでしょうかね?? 芽を見付けて伸ばしたっていうより、ガンガン栄養剤を投与して伸ばさせたって感じがしますね(笑)。
  ジャンクフードを禁止するところまではいいとして、健康食品をどんどん勧めてくる麒麟なんて嫌だなぁ(笑)。
  しかしこの、保志さんのいるクラスの先生、まぁ先生っていう職業上仕方がないのかもしれませんが、生徒をテストの点で褒めて持ち上げて、いい点が取れるとめちゃめちゃ優しくなって、嫌な感じだなぁ。

  「モテ考」、第8回。
  婚活でモテる為に己を偽るのは嫌、魂が拒否する、かと言って「こんな人が素敵だと思う!」と言えるほどの“理想像”すら持っていない波子さん。ああもう、これ、モテるための努力をするとかそういう話じゃありませんよね。もっと手前の段階ですよね。だいたい、「モテたい」と思っていない(としか思えない)この主人公に、モテの道を究めさせるなんて、土台無理な話だったのですよ! 前提条件が崩壊してるんですよ!!
  それでも連載は続く……。なんて無情な世界なんだ……。
  ともあれ、「こういう人が好き」を突き詰めていったところで、荒又宏さんに行き当たってしまった波子さん(笑)。いや、それはそれでアリだと思います。……もしかしてすごい年上を狙っていけばいいのでは??
  荒又宏のような人を探し求めて行った先が、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)と、神田の古書店めぐり。……こんなところに出会いが、いやさ「モテ」が落ちている筈もありませんよ。担当編集さんも、よくこんな企画通したなぁ。もう他にネタがないのかな(嫌な推察)。
  ハンカチを落としても一人。虚しい……。
  ホント、この連載、ここから何処へ向かうの?? これ以上迷走を続けるの??(涙) どんどん行き止まりが迫ってきている気がするのですが……。

  「サーカスの娘オルガ」、第5話。
  大都市モスクワへやってきたところで、ちょうどクリスマスを迎えました。グム百貨店のクリスマスツリーを見たかったのに、年上の4人組に見事に忘れ去られていたオルガ。ぶー垂れながら、台所の手伝いをしております。可哀想に。
  お猿のミロンに連れ出されて、みんなが出かけてガランとしているテント内で一人、練習に励んでいたところで、不思議な少年が登場。何にもないところから花を出したりお菓子を出したりしたかと思えば、それをみーんなあっという間に消してしまって。奇術師のようですね。もううちには奇術師がいるから、と勝手に断ったオルガでしたが、なんとその奇術師の息子さんだそうです。
  サーカス団のみんなは懐かしい可愛い顔が帰ってきたので大喜びでしたが、オルガは彼を知らないので一人冷めて、ツンとしております。「好きな人がいるんだね」と指摘されて急に赤くなってしまうオルガ……可愛いなぁ。
  小さな少女の純情な恋心、ってところですが、実際のところ大企業の御曹司とサーカスの娘ってどうなんでしょうね。この恋が実ることは、あるんですかね。今回初めて出てきたレオくんが奇術師の息子ってことは、サーカス内で結婚するってことは有り得るようですが(レオのお母さんもいました)、サーカスを続けている限りごく普通の「奥さん」になるってことはほとんど有り得ないのではないでしょうか。学校にも行けませんしね。
  オルガは、ここからどんな人生を歩むんでしょうね。まぁ、まだそんなことを考えるタイミングではありませんが。

  「ゲス。騎乗前」、第18話。オイオイ、「にせこい」って言っちゃってるよ(笑)。
  前回、渋谷騎手のエージェントのせいでG1を逃した牧くんですが、例の「トースト」した馬主さんには、いつか埋め合わせをするからと言われております。そりゃあ、あんなにコロコロ言うこと変えられたんじゃあ、牧くんじゃなくても迷惑ですしね。補填はしてもらいませんとね。
  けれどもその「権利」を、来年使いたい! 是非三田さん(馬主さん)に見てほしい馬がいる! と言って、玉野ちゃんを出汁に北海道のオータムセールにまで三田さんを担ぎ出すことに成功! しかしその過程で、玉野ちゃんを口説いたら、なんっか牧くんが玉野ちゃんに告白したことになってしまったのでした(笑)。
  三田さんを御す為に玉野ちゃんを連れて行き、玉野ちゃんを御す為に勘違いをあえて訂正せず付き合ったことにしておいて、そして三田さんの為にその関係は内緒にしておく、と。……危うい橋渡ってんな、牧くん! 今に始まったことじゃありませんけど!!(笑)
  さぁ、ドキドキの3人の北海道行き、どうなりますことやら……。

  「A子さんの恋人」、第28回。
  冷静に回数を鑑みてみると、この連載、もう2年以上もこんなダラダラした内容をお届けしているのか……。A君は辛抱強くて偉いなぁ、ホント。何回でも言うけど。
  ネームでギリギリまで粘った結果、友人に裏切られて、元カレに手伝ってもらって漫画の原稿を進める羽目になったえいこさんですが、何が悪いってネームで粘ったとか作画が遅いとかそういうことじゃなくて、こういう局面で手伝いに来てくれるアシスタントさんを捕まえていないことだと思います。
  気まずい中、作業進行。出前も食べてちょっと寝落ちもして、なんとなくシリアスな雰囲気になりかけるも、A太郎のほうがそれを自らかわしたので修羅場にはなりませんでした。
  いや、今まさに原稿が修羅場だろうとか、そういうことではなくてね!?(笑)
  中途半端に行き詰ってしまったものなら投げ出して刷新してしまえばいいとA君はかつて言い、けれども、投げ出せなくて苦労して最終的にどうにかしてしまうえいこも見てみたいけどねと続けたのでした。漫画の話だった筈ですが、何か意味があるような?? A太郎とヨリを戻す以外の「どうにかする」展開って、どんなものなんでしょうね??

  「ハクメイとミコチ」、第40話。
  3日続いた大雨で沼と化してしまったマキナタ。街のほうはどうなっているのやら?? ともあれ、呑戸屋へやってきて「何か食わせてくれ」と頼むと、全員が上ると屋根が傷むから足場を作れ、と指示されたのでした。
  それと並行して、ハクメイは泳ぎの練習。呑戸屋の姉妹の妹のほう、ミマリに泳ぎを習ってどうにか泳ごうと奮闘しますが、背泳ぎの入り口に立つのが関の山でした(笑)。まぁ、背泳ぎは楽ですよね。進むことを考えなければ、水に浮くだけでいいんですから。海だったらもっと簡単に浮くんでしょうけど、海だったらもっと塩辛いからハクメイはより嫌かな??
  なんというか、崖や岩場ではあれほど生き生きしているハクメイが、水となるとこんなにダメとは。心底、山の生き物なんですねぇ、彼女は(笑)。でもそれもハクメイらしいですね。
  一方のミコチは泳ぎがそう得意とも思えませんが、水に対する恐怖心はないようです。それだけでも、ハクメイよりずっとマシですねぇ(笑)。

  「ルドルフ・ターキー」、第42話。
  ルドルフさんがペイルさんとヴェオを連れて町外れのモーテル(買い取った)へ戻ってきたその日は、もう大晦日! 砂漠のこの街でも、冬の夜は寒いようですね。モモコちゃんの作ったご馳走をみんなで食べて、さて、街のマフィアを一掃する作戦はどうしようかと頭を突き合わせていると……なんと、ベンジャミン・ベアとジェニー・ピジョンが登場! 一族のトップである筈のギルを裏切って、ベンジャミンはルドルフさんの味方をすることにしたそうです。へー、なんと鮮やかな掌返し!(笑)
  おまけにベンジャミンとジェニーがカップルになっているとか、なかなか予想外でワクワクしますぞ(笑)。出会いの印象はあんまりよくなかった筈なのに、どんな出来事がこの2人にあったんでしょうね?? ちょっと知りたい。
  まぁ、ベンジャミンは知っての通りの男ですから、ギルの脅威が去ったらまたルドルフさんに盾突くんでしょうけど……当座の味方としては、そこそこ頼もしいのではないでしょうか?? 彼の配下はこのこと知ってるんですかねぇ?? どれぐらいの味方がいるのか、数として、確かめてほしいですね。
  さて、街の中枢にまだ居座っているギルは、まさにやりたい放題。カジノ王まで手にかけて、彼はいったい何処へ行くのか!? ゴンドランドは本当に無法者の街になってしまうのでしょうか?? 年が明けたらきっと、ルドルフさんの反撃が始まると信じておりますよ!!

  「織子とナッツン」、第21話。クリスマスパーティーしましょう! というお話。
  二ノ宮先輩と付き合っている岬先輩ですが、まさかこの人がこんなに面倒臭い女性だったとは思いませんでした(笑)。察してほしくてイライラしてしまう、女性にありがちな状況に陥っているようであります。二ノ宮先輩はそもそも鈍い上に女性への洞察力に優れている訳でもありませんので、岬先輩が一方的に怒ってしまうともうお手上げ……。
  その状態に苦笑を漏らしてしまう後輩たちですが、ナッツンはズバッと「アホらし!!」と言ってくれるので、見ていて気持ちがいいです(笑)。
  昔はこういう、気風のいい女性! っていうと岬先輩の専売特許だった筈なのに、恋は人を変えるんですねぇ。
  ナッツンは昔からこういう性格だった気がします(笑)。
  九条くんの一世一代の告白はまさかの織子自身によって阻まれてしまい、またこの2人の関係は進まぬまま。あーあ。でも、織子も、九条くんが何を言おうとしたのかは察していたようですし、まったく何もない2人って訳じゃないんですよねぇ。早くなんとかなってほしい! そしてナッツンにも新しい恋をしてほしい!
  そう、切に願っております。ああ……(嘆息)。



  ちょっといろいろ飛ばしましたが、「ハルタ」40号の話題、このへんで! 次号は2月12日頃発売です。はー、1月もう過ぎ去ったのか。早いな。

  ではではー!

モーニング10号

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  みなさまこんばんは! お仕事の休憩時間にスウゥッと寝落ちしてしまってちょっと焦った皿洗いです! 休憩時間をオーバーしてしまったかと思いました。でも大丈夫でした。
  うたたねの間に見ていた夢でも同人誌を読んでいたので、我ながら業が深いなと思いましたよ……ええ……。

  さて本日はモーニングの話題であります! 一日遅れで、モーニング10号。表紙と巻頭カラーは会長であります。

  会長は、ゲノム編集について詳しい方に話を聞いてましたね。どうでもいいんですが、一席設けるだけの為にわざわざゴルフをセッティングするこの世代ってホントなんなの??(笑) ゴルフやらないと会話も出来ないの?? 接待なの??
  ゲノム編集のことは、まぁよく分かりませんが未来の技術だと感じました。デザイナーズベイビー、だなんて言葉は、SFのものかと思っていたのですが……そうでもなくなってきている。倫理観はどうなるのか、金持ちばっかりどんどんいい暮らしをするようになるのではないか?? 法整備は追い付くのか?? などなど、気になることは多々あります。
  新しい技術で、もっとより良い暮らしが追求出来るようになるといいですね。

  「GIANT KILLING」、第424話。
  あまりにも鮮やかな持田の一閃!! あっという間にまた勝ち越されて、ETUはまたしても「追う側」にされてしまいました。ああー、ホント、悔しいけどかっこいいわー。でもやっぱり目が怖い持田様(笑)。そんな持田様でも、ヴィクトリーのみんなに囲まれてゴールを喜んでいるところなどを見ると、なんだかホッとしますね。
  いやこれ持田がすごいとか言うよりそこにいてラッキーだっただけだろ、という言い方も出来ますが、そういうラッキーボールが転がってくるところにいることが既にスゴイ。そう、言うことも出来ます。またそのボールをきっちり決めるのも素晴らしいですね。いい技術であります。
  これで膝に爆弾抱えてなければなぁ……。
  ETUのフロント陣は椿を見て現役時代の達海のことを思い出すようですが、カメラマンの久堂さんは持田を見ていて、昔の達海を思い出すようですね。ファインダーから見るピッチも、また違った世界がありそうで興味深いです。
  達海監督はまたしてもゴールを決められて、即座に赤崎と世良を呼んで対応。2人の左右をシフトして、夏木を前へ据え、とことんボコり合う心づもりのようであります!! もちろん選手たちだって、そのつもりですよね。世良がかっこよくシュートを決めていてわたしはたいへん嬉しゅうございます!!!!(拳)
  もうこのシュートが決まらなくっても、割と満足かも……。連載再開後すぐにこんな見せ場が来るなんて……。20番のファンでよかった!! 本当に!!
  でもETUがこの試合負けたら、モーニングを窓から投げます。

  「宇宙兄弟」、第289話。
  えっ、冷水式、またやんの……? もう一回やる、っていうか「本番」が残ってるんならそう教えておいてくれよな!! しかも今回は見物人までいるじゃん。これ何処の公園なんだよ(笑)。
  ロシアの宇宙機構のボルシュマンさんも、かつて宇宙飛行士(コスモノート)として、この冷水式を行ったことがあるようですね。しかもその時は、先輩であるイヴァンに突き落とされて入った模様(笑)。無茶するなぁ、イヴァン。でも、「答えは常に“踏み出した先”だ」っていうのは、すごくいい言葉だと思います。頭で考えてばかりいないで、動こう! ってことですね。
  ボルシュマンさんは「言葉足らず」で周囲を困惑させることが多々あるようですが、主人公兄弟から見て「上」の立場の人がこういう妙な癖を持った人だってことは、この漫画には多いですね!(笑) でもそんなボルシュマンさんでも、イヴァンに言われた「答え合わせ」を今でも自分に習慣づけているってところが、可愛いというか、素直で、いいと思ったことを取り入れることに貪欲なんだなと思いました。
  「言葉足らず」をフォローする為に、はきはきとでなくても、いささか遅くても、きちんと足りなかった言葉を埋める行為もしているようであります。これがこの人のテンポなんですね、きっと。とっつきにくいけど、酒を酌み交わせば分かり合えていく。まさにロシア!! まさにロシアの男!!

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第105話。
  大きな故障と大きな手術、そして長い時間をかけたリハビリを経て、夏之介の体はいつになく「出来上がって」いるようであります。今まではセンスだけで投げていたのが、今は妙に球威があって相手バッターに圧力まで与えている様子。それを指摘したのが新入団の外国人選手ってことは、彼は夏之介に対するリリーフピッチャーという先入観がないからなんでしょうね。
  そして「先発の可能性」に気付いてずっと夏之介を推している段コーチも、他のベテランコーチに言わせると、「予断をあまり持たずに選手に接する」ところがある、と。可能性を伸ばそう、模索しようとしているのでしょうか?? プロの世界でそんな判断が出来るって、素晴らしいことですね! この人は本当に逸材かもしれません。
  段コーチの判断に従ったのか、ノブヨシ監督も、夏之介をオープン戦の先発にしてみたりしております。こうして事態は転じていって、ついに! ついに! 夏之助が、「開幕投手」になりましたよ!!!! マジか!! こんな日が来るなんて思いもしませんでしたよ!!
  でも、何処かで大きく転落しそうだなって、どうしても身構えてしまいます(笑)。今までの出来事を考えるとね……。

  「コウノドリ」、第183話。
  妊娠したかも!? と思って病院へ行ったら、胎嚢が見えますねと言われて大喜び! 胎児の心拍を確認するより早く、母子手帳をもらってきてしまった早川さん。ところで、母子手帳って、どうやったら発行してもらえるんですかね?? 今回の導入を見ていると、別に医師の診断がなくてももらってこれそうに見えるのですが。
  ともあれ、結局その後で「稽留流産」が分かり、手術してこの胎嚢を取り除くか、それとも時間の経過を待つかと選択を迫られました。出来て間もない我が子の死に衝撃を受けているのに、こういう時に落ち着いて判断なんか出来ませんよねぇ。何が悪いのでもない、妊娠初期にはよくある話だと聞かされても、女性の心は今回の早川さんが絞り出した呟きに、すべて表れていますね。
  「なんで私なの」、と。
  つらいけれども、早川さん、お体お大事に……。

  「バンデット」、第16話。
  天皇を中心とした統幕計画が明るみに出て、武装蜂起の寸前でそれは消し止められました。これが「正中の変」。比叡山へお忍びでやってきた後醍醐天皇は、北条が我が覇道を止めることが出来るのか、今回の件は全てそれを試す為だけにあったと堂々と言いました。おいおい、何処まで負け惜しみなんだ??(笑)
  しかし、そうペラペラと乱のことについて喋るのも、大塔宮を軽んじているからこそ。そうと知ってさすがの宮様も、すっごい顔になって悔しがっておられました。そりゃそうだな。
  力を持たなければならないと言って、比叡山のトップに3年で立つ覚悟を決めた宮様。そして猿冠者にも、「しがらみにケリをつけてくるといい」とアドバイスを送りました。しがらみって、なんでしょうね。猿冠者は異様に顔が広いので、東国でもなんかやらかしているんですかね??(笑)
  そして足利尊氏ついにきたー! この頃はまだ「高氏」でしたが。馬ばかり見ていて、世の流れにはあまり興味のない青年として描かれております。弟も父上も出てきましたが、これからこの弟すら手にかけるほどのつらい争いに突入してくのですよね。どんな風になりますやら。

  何故か広末涼子のインタビュー記事掲載だァ!! 相変わらず可愛い!! 36歳には見えない!! でも、昔に比べると、線がやや丸くなったような印象はあります。輪郭が変わってますね。より丸顔になっているような……。
  井上雄彦先生のファンだったのですかー。ちょっと違うけど、「バガボンド」の原作でもある「宮本武蔵」の大河ドラマには出演してましたよね。ゲストとして。そういうつながりはあります……と言っても、これじゃあ原作繫がりだな。井上先生はあんまり関係ないな。
  でも、作品への読み込みはすごいですね。さすが「物語」を作る人は、視点も鋭いんだな、と思いました。
  次回のインタビューは内田篤人さんだそうです。選考基準がまるで分からない!!

  「疾風の勇人」、第48話。
  当時はまだテレビはなく、娯楽と言えばラジオの時代。有名なドラマも、みんな「ラジオドラマ」だったのですね。音だけでドラマを展開させるって、すごいなぁ……。今で言えば「ドラマCD」ぐらいしかありませんね。そしてあの有名な「君の名は」も出てきました! 池田家は娘3人で、お父さんの勇人さんの立場ったらもうとっても弱かった! ということで……こういう家庭的な面を見ると、なんだかほんわかします(笑)。
  奥さんは久々に出てきたのに、割烹着姿のワンカットだけでした。かつては看護婦姿、そして白無垢、んでもって割烹着と。まさに女性の生きざまを表しておりますなぁ。
  そしてついにサンフランシスコ講和条約が発効!! お堀端に日の丸がかかり、日本は国際社会に復帰!! ついに!! ついにです!! おめでとうございます!! 4月28日って旧みどりの日でしたっけ??
  勇人さんはかつての「師匠」こと石橋湛山に論争を吹っ掛けられ、独立早々に政争の火蓋は切って落とされました。勇人さんに経済を教えた人からの論争はさすがに厳しく、今まで通りでは到底勝てません。っていうかこのシーンだけ何故かバトル漫画っぽくなってますね!(笑)
  鳩山派との戦いが始まってしまったのでした……。

  「アイアンバディ」、第25話。
  やっぱり上手くいかない! とアリスが悩んでいるのは、「雪庇とクレバスの発見と回避」。これは、どれだけ山に慣れた山男でも、完全な回避は難しいとされているそうです。雪は均一に積もりますから、その下に何かあっても上からじゃ見えないんですね。
  その点に関して、やってきたカオリ嬢と再会したマコトが、何か思い付いたようであります。じいさんと猫に着想を得て、トレッキングポールにセンサーを付け、安全と判断されたら足を踏み下ろしていく……と。そういう仕様に変更するのはどうか、というアイデアでした。
  新たに予算がかかるじゃないかとカオリ上に指摘されても、今は星山さんというスポンサーがいるから平気! と笑っていたマコトでしたが、なんとその星山さんから突然の資金ストップ話が!! え? え?? どういうこと?? なんで?? ハッ、まさか、ここからいきなり三帝に身売りされるんですか!? 回り回って椎野さんに再会しちゃうの!?(汗)

  「鳥葬のバベル」、第18話。
  殺す、と言って近付いてきた宗助……もとい、鉄郎に、恐怖で竦んで動けなくなってしまう明と美波ちゃん。用はないから消えろ、と言われても、美波ちゃんを見捨てて逃げるなんてもちろん明に出来る筈もなく!! なんとか己を奮い立たせて、鉄郎に殴りかかろうとします!!
  その瞬間に空から現れたのは、あのコンビニ店員!! 翼でもって滑空してきたようですが、蹴りで相手の首を折るって、どんだけなの……。どんだけの威力を持っているの……。でも死ななかった! 鉄郎は不死身なんだそうです。なにそれ、蘇ってきた人たちよりもヤバくないですか??
  しかもコンビニ店員ことつぐみさんと、鉄郎は、知り合いのよう。久しぶりって言ってますから、やはり20年前に知り合ったのでしょうか?? あ、つぐみさんのこの翼って、読みがってきた人たちが持ってる異能のひとつなのかな??
  駿河先生に関しては、もうとにかく「悪い奴」の風格スゲェな、としか……。それも表に立つ悪い奴じゃなくて、裏でこそこそしてる黒幕系の「悪い奴」って印象ですね! 黒田刑事の啖呵、好きです。殺されたら殺人の現行犯で逮捕してやる! って。
  まぁ、現行犯逮捕は一般人でも出来るそうですから、そこは神田さんがやってくれたらいいと思いますよ??

  「とりぱん」。今年もエサ台の季節ですね~。設置の途中でもう鳥たちが来ているってことは、お山も厳冬で食べるものが少ないんでしょうか?? ペンちゃんも早くもやってきていて、今年の盛況を予感させますね。わくわく!

  「サンダーボルトファンタジー」、第25話。
  不患さんが鬼鳥に変装して蔑天骸を地上に連れ出し、その間に鬼鳥が柄を盗み出す、という作戦なのですが……顔はちゃんと鬼鳥なのに、話し方と話す内容がもう完全に不患さんで、どう読んでも不患さんで、「これじゃあ騙せないだろう」と思っていたら案の定でした(笑)。
  鬼鳥のほうもしてやられたようですが、間に合うのかな?? 大丈夫かな??
  そもそも、鬼鳥が不患さんに語った「本物の鍔の在り処」ってのも、怪しいもんですよねぇ。どうなるんだか、これ。

  「CITY」、第17話。うん、今回もひどかった……。っていうか真壁さんちは洋食屋さんなのですから、シェフが店を離れていては危ういのでは?? その間は妹さんが調理するんですかね?? 大丈夫なのか??
  本題よりも、そちらのほうが気になりました。
  行きつけにしたい店が潰れるまでの流れがあまりにもテンポ良すぎて……もうもう……。
  雑誌編集部はなんでお花を贈ったんでしょうね??(笑) それもいつか出てくるかな??


  ではではー。

「ヨルとネル」全1巻

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  みなさまこんばんは! 本日はお休みだったので思うさま惰眠をむさぼった皿洗いです。いやースッキリしました。溜まっていた洗濯物もスッキリ洗えました。
  今日は雨予報が出ていたのですが、東京のあたりは言うほど降らなかったので、それも良かったなと思いましたよ。明日は晴れるといいなぁ。

  さて本日は、施川ユウキ先生の「ヨルとネル」であります。秋田書店刊。ヤングチャンピオンで連載されていたお話のようであります。

  ある日突然こびとになってしまったヨルと、その親友のネルが、街の中を姿を隠しながら少しずつ進んでいく物語。政府の発表によってふたりは危険なウィルスを持った存在とされていたので、人間からは追われる存在となってしまいます。緊張で張り詰めた日々、宛てのない旅路、それでも何処となく明るくて楽しい2人の旅の様子なのであります。
  皮肉屋でクールで判断力のあるヨルと、ちょっと気弱だけれどもヨルを信じてずっとついていくネル。2人は「親友」で、会話の中にも互いへの信頼が見て取れて微笑ましくあります。主にヨルが無茶ぶりをして、ネルがツッコミを入れている感じですかね。
  本当に、極端な設定を除けば、「これはこれで」って感じで小さな体を楽しんでいるヨルとネルの姿はいつもののほほんとした、けれどもちょっと理屈っぽい施川ユウキ先生らしい漫画で、完全に油断していたとも言えます。安直な救いを期待しながら読んでいましたし……。
  物語の随所に破綻と悲哀を滲ませながらも、懸命に、ヨルが言った「南の海」を目指して旅をしていく2人。いつも通りの施川ユウキ先生だな、と思いながら読みましたが、徐々に暗くなっていく展開に「まさか……」と思わされ、最後にはやはり悲惨な結末が待っていたのでした。
  けれども最後まで空を見上げて、歩むことをやめなかった2人の物語に涙が出ましたし、声も出ました。悲しい終わりでしたが、深く感動に浸ってしまい、しばらく余韻が抜けませんでした。
  こんな漫画を読んだのは久しぶりだなぁ……。
  声が出たのは本当に久しぶりですね。嗚呼。


  記事にはしておりませんが、施川ユウキ先生の漫画はけっこう読んでおります。「酢めし疑獄」が好きでした。泣いてばっかりいる羊のラムニーちゃんとかね。ファ~、泣けるな~、ってやつ(笑)。
  「鬱ごはん」は本当にこちらまで鬱屈した気分になるので、ちょっと苦手であります(苦笑)。
  そんな風にこちらの心に、ぐいぐい食い込んでくる作品を多く描かれてますね、施川ユウキ先生は。でもあんまり、というか今までほとんど記事にしてこなかったのは、感想を書き始めるといちいち作品の中のやり取りを挙げていってそれに対してああだこうだ言うしかなくなるからです!
  ギャグ漫画のギャグについて言葉で説明することほど、無粋なことはないとおもうのですよ!!
  だから記事内容が、これこれこうで面白いから、是非読んでほしい! という具合になるので、感想部分は短くなりがちであります。今回もほぼ、上の段落で言いたいことは終わっていますしね。とにかく読んでほしい! 読まなければ何も分かりません、この作品は特に!!
  ですので、施川ユウキ先生の漫画は、そういう意味においてこのブログに不向きなのであります。でもいろいろ読んでますよー。
  しかし「バーナード嬢」がアニメ化するとは思いませんでした(笑)。あれもほぼ、喋ってるだけのアニメですよね。会話劇って言うか。理屈っぽくていちいち小うるさい感じがしますが、でもそれこそが施川ユウキ先生の味だな! とも思います。はい。


  予想はしておりましたが、やはり今回、とても短い記事になりました。でもこれはいろんな人に読んでほしい作品ですね、本当に。もし見かけられましたら、是非お手に取ってみてください!! 是非!!

  ではではー。

ニッコニコ笑顔が怖い胡蝶さん。

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  みなさまこんばんは! 今日は昔懐かしい古い写真をごっそりと整理していた皿洗いです! 15年ぐらい前の写真から、8年ほど前までですね。そのあと、現在に至るまでの写真ももちろんあるのですが、量が多くて手が付けられません(汗)。順次やっていきます。ふぅ。
  漫画と写真って、またかさばる趣味を持っちゃったなぁ、と思っているところであります。

  さて日付が変わってしまいましたが月曜日ですので、週刊少年ジャンプの話題! ジャンプ10号、表紙と巻頭カラーは筒井大志先生の新連載、「ぼくたちは勉強ができない」であります。
  ……山田詠美さんの「僕は勉強ができない」にそっくりすぎませんか? このタイトル。どうにかならなかったのでしょうか?? もう一度言います。どうにかならなかったのでしょうか??
  それに厳密に言えばこの登場人物3人とも「勉強ができない」訳ではなく、特定の分野が大変不得意、ってだけの話なのであります。タイトルに偽りがあると思います。それとも、今後の展開が実はタイトルに沿っていく系なのでしょうか?? まぁどうでもいいんですが。
  話の内容としては、理系科目はめっちゃくちゃ出来るのに文系の大学へ進みたい「親指姫」(眼鏡っ子)と、文系は超得意だけど理系の大学に進みたい「眠り姫」(カチューシャの子)の勉強の面倒を見るように頼まれた主人公が奮闘する、というもの。なんでそんな、不得意分野に挑みたいんだか、まるで分かりません。志望動機をはっきりさせましょうよ。
  いくら不得意って言っても、そちらの道に進みたいのに高校3年生になるまで苦手克服(この単語、すごく進研ゼミっぽいですね)してこなかった理由もよく分かりませんね。なので、何か人に言えない理由があって、慌てて進路変更したってところではないでしょうか??
  その理由が恋愛的なものだったりしたらさすがにイラッとくるだろうな、と思いました。まぁでも、わたしの予想はよく外れるので、これはないでしょう。さすがに(ヾノ・∀・`)ナイナイ。
  あと、主人公(男)が貧乏って設定ですが、その割にはこの高校が私立高に見えてしょうがないのですが。この授業料どうなってるんでしょうか??
  連載初回のこの時点で以上3点、モヤッとするところがあるので、いまいち惹かれません。ピンと来ない。あと主人公(男)、「青春兵器」の英二に似すぎかな、と思います。もっと外して来いよ。せめて眼鏡外して来い。あと、「おっふ」については、麻生先生の許可を取って使用しているのでしょうか??(笑) そこが気になりました。堂々とそこパクるとか、やるなぁ、って感じですね。誉めてません。
  「マジカルパティシエ小咲ちゃん!!」の漫画を描いてらした筒井先生ですが、手は早いけど別に絵が上手い訳ではないんですね。なーんだ。
  無駄なお色気ページは、本当に無駄だったなぁ……。

  「ハイキュー!!」、第240話。
  天井サーブは、昔オーバーハンドでサーブレシーブすると「ドリブル」ってことで反則になっていた時代には、かなり強かったようですね。しかしそれも今回の西谷先輩を見れば分かる通り、守備専門にかかればあっという間に捉えられてしまう球っていう訳ですが。
  翔陽が後衛じゃなくてよかったよなぁ、と思いました。ええ本当に。
  バレーボールはどんどんルールが変わっている印象がありますが、あれダメこれダメから、まぁオッケー、それもオッケーに変わっているんだな、ということが分かってきました。足も使っていい、とかね。足が駄目だと連載初回でさっそくサッカー部が使い物にならなくなっていた筈ですね(笑)。
  ともあれ、天井サーブを一本切って、次は烏野の攻撃であります。ここで押していこーぜ!!

  「ONE PIECE」、第854話。
  ブルックを気に入ったビッグ・マムが「本」に挟まずにしばらく手で持ってる(子供みたいですね)と言ったこと、鏡の中の一行と合流出来ずにいるブルックもプリンの正体を知ったこと、ルフィたちに脱獄されたことを知られたくないあまりに番人が嘘をついたこと、サンジの部屋で見張りがちゃっかり(しかもベッドで)寝ていたこと、などなど。あれこれ、ルフィたちに好都合に転がりましたね。上手いこといった!
  ここまで重なるとさすがに都合よすぎだろ、と思わないでもないのですが、展開ひとつひとつはよく見ると自然な流れなので、素直に「しめしめ」と思えますね(笑)。
  さて、サンジと別れた場所を目指すルフィと、プリンちゃんにと思って作った弁当を持ったまま逡巡しているサンジ。しかしサンジは城の兵士が弁当を漁って肉を取り出しているのを見て、つい、「その肉はお前のじゃねェよ!!」と声を荒げ、兵士を蹴ってしまいました。
  作った弁当も、いつも通り、一味の連中の好物ばっかり。何やってんだと自問しながら駆け出すのでした。
  もうそのまま、ルフィが待ってる場所まで走ってくれよ!! ルフィは腹を空かせてるんだから……。頼むよコック……。今サンジのお弁当食べたら、ルフィはきっと心底喜ぶだろうなぁ……。
  サンジの走りに期待ですね。

  センターカラーで「ヒーローアカデミア」、第125話。
  今回はヴィラン回。ペストマスクのようなものをかぶった新しいヴィランの集合体のトップは、なんと極道の人間でした。ヒーローがたくさんいて極道なんてものも前時代的な遺物でしかないこの時代にでも、ちゃんと(?)息をしていたのですね。そして今は、「個性」を利用してヴィランになっている、と。そこであえてヒーローになろうって考える奴はいなかったんですかね。いたとしても、ならせてくれないか、組織が。
  しかしこれと死柄木たちが手を組んだら厄介じゃないですか?? と思っていたら、なんと交渉は早々に決裂。計画も組織図もないのに勢力を増やしてどうするんだ? って、突っ込まれてました。今までステインも他のヴィランも、大物を引っ張ってきてはすぐ落としている(捕まっている)ことを指摘し、人を使う絵図もないと。
  言われてみれば確かに、「オール・フォー・ワン」を失った彼らが今後、どう連合を運営してどんな活動をしていくのか、まるで見えてきませんね。死柄木の目標は確かオールマイトだった筈で、そしてそれはもう潰えたと考えてもいいわけでして。とすると、次は?? そこんところ、読者としても知りたいですね。
  オーバーホールと呼ばれているこの極道男、潔癖症なのか、やたらと「汚い」とか「汚れる」とか発言してますね。人が吹っ飛んで爆発死したのは彼の個性なのか、それとも別の攻撃方法なのか?? まだ分かりませんが、かなり危険な人物のようであります! ヴィラン連合は、どうするのでしょうね。
  こういう経験を経て、死柄木が「成長」していくことを「オール・フォー・ワン」は期待したのですよね。でもその前に強敵に会って死ぬ、ってことも有り得そうですが……そこはどう考えているのでしょうか??

  「鬼滅の刃」、第48話。
  おっ、「柱」一覧載ってますね。ありがたいです。そして、炭治郎の話は終わったので、胡蝶さんが「でしたら竈門君は私の屋敷でお預かり致しましょう」と有無を言わさぬ勢いで言い出しました。ニッコニコしてますが、なんかこの人の笑顔怖いですよ(汗)。笑ったままで冨岡さんにも「そんなだから嫌われるんですよ」とか言ってましたしね。冨岡さんが嫌われ者だって、それけっこうショックなんですが、個人的に……。
  「隠」の人に担がれて、兄妹もろとも運ばれていく炭治郎。「隠」の中に、なんだか、善逸みたいな人がいますね(笑)。そしてお屋敷の中に、善逸本人いたー!! あ、そうか、炭治郎は山に入る前に善逸と別れちゃったから、彼が山に入ったかどうかは知らなかったんですね。
  伊之助もいましたが、喉を潰したせいなのかなんなのか、自信をすっかり失って、落ち込んでいるようでした。これ、蜘蛛の毒の影響じゃないでしょうね??(汗) しょんぼりしている伊之助なんて、伊之助じゃありませんよ!! 別の隊士に猪面かぶせてませんか??(汗)
  ふんどしを見れば本人だって分かるな!!
  再び療養の日々……。禰豆子ちゃんはひたすら寝ることで回復するようですね。んで、幾日か後、ニッコニコしたまま胡蝶さんがやってきて「機能回復訓練」に入りましょうと言い出しました。……なんかスゲェ怖い予感しかしない(汗)。ホントこの人、怖いよ!! 怖いよ!! さすが毒使いなだけあるよ!!
  あ、そういえば、お館様が珠世さんの名前を出してましたね!! 存在を知っているのでしょうか?? 珠世さんと会っているところを、お館様の斥候に見られていたとか?(たぶん烏) 微笑んで喋っているので、怒っている風ではありませんね。みんな知っていてそうおっしゃっているのでしょうか。だとしたら嬉しいのですけどねぇ。

  「ソーマ」、第201話。
  正式なレシピをすっ飛ばして、違うことをやり始める城一郎と、堂島先輩。現役生たちは戸惑いますが、これこそが「訓練」なのだとタクミは気付いて、堂島先輩の挑戦的なアドリブに堂々とアドリブで返してみせるのでした! その行動と、何より目に宿る野心的な光に気付いたのか、創真もやる気充填! 親父に向かってブツブツ文句を言っていないで、やってやろうと決めたのでした。
  えりな嬢も、よーく考えればきっと城一郎さんについていく道筋が見えるのではないでしょうか?? 彼女の幅広い知識と経験ならきっと、創真よりもずっと優秀な助手になると思うのですけどねぇ(笑)。どうなんでしょう??

  センターカラーで「ブラック・クローバー」、第96話。
  ラドロスはどうにかこうにかアスタの剣を抜いて反撃に転じ、ファナの魔力を利用してまた魔力満タンの状態に戻りました!! そして今度は遠隔攻撃のみでアスタを倒すつもりのようであります。
  油断が前回の展開を招きましたが、彼は本当に悪い意味で諦めない不屈の精神の持ち主ですね。自身の保身と出世の為に他人を踏みつぶしていくというその言葉を、ここではっきりと実行しましたよ。有言実行! ただし俗悪!!
  まぁ、でも、その根性だけは評価したい気持ちであります。ウス。
  魔女王が何かして、アスタに変化が生じましたが……なんだか、あまりよくない変化のようですね。リヒトと言い魔女王と言い、アスタの剣の「前の持ち主」を知っている風なのが気になります。どういう存在が、アンチマジックの剣を振るっていたのでしょうね??

  「火ノ丸相撲」、第131話。
  潮の必殺技が決まって、天王寺の体が浮いた……と思ったのですが、なんと、そこから更に天王寺は「投げ」を打ってきました! どんだけ瞬発力高いんだ!! しかし、潮は傷めた左腕を外し、そこから腕を外側へ振って天王寺の左膝を取り、背面で更に投げ返し!!
  グルンッと天王寺の体をひっくり返す要領で背中から落とし、そのあと潮もドサッと手を突きましたが、すぐに起き上がって見た軍配は!!
  東!! 大太刀の方向!! 潮の勝ちです!! やったぁぁぁぁぁああああーーーーーーーー!!!!
  おめでとう!! 勝ったよ潮!! おめでとう!! やった、やったね!! よかった!! やった!!
  ああああー、本当によかった! 感動しました! 安心して涙も出ましたよ、もう! 本当によかった、おめでとう潮……。よかったね……。

  「青春兵器」、第15話。
  委員長に誘われて飼育小屋を見に行ってみたら、なんとそこには、檻の中で大人しくしているナンバーズの姿が!! しかもナンバー5、ハチより上のシングルズです!! 即座に銃を構えた英二でしたが、今は委員長に拾われて命を救ってもらった恩義があるから、恩返しのペットだと堂々と言い張られました。
  その恩返しはいつ終わるんでしょうね……?
  しかも明日から夏休みで、お世話当番はクラスで持ち回りで週に一度だよ☆ って!(もっと小さな小動物たちは持って帰ってお世話するそうです) ……委員長、怖いことするなぁ……(汗)。これ、夏休みの水やり当番をサボったせいで朝顔がみんな枯れたとか、そういう類の話ですよね?? しかも委員会じゃなくてクラスでお世話するのは何故……?
  って思ってたら案の定、7月中のお世話当番は零一の担当で、一回も飼育小屋へ行かなかったのでナンバー5はカラカラに干からびて死んでいたのでした……。
  小学生の夏休みかよ!!!!!
  昔飼っていた金魚のことを思い出してちょっとブルーな気持ちになりましたわ。この苦さも青春か……いやさ、水色時代か……(By やぶうち優)。

  センターカラーで「約束のネバーランド」、第25話。
  エマとノーマンを追いかけてきたママがずいぶんとぶっちゃけてくださいました。「お芝居抜きでお話するのはこれが初めてね」と言って、改めて「初めまして」の挨拶を! すごい、会話だけで、場に漂う緊迫感を更に増しました。この演出、すごいな……。
  愛情いっぱいの微笑みでエマたちへの愛を喋っているママを見ると、なんというか、叶わない……って気分になりますね。彼女はこの世界を、この仕組みを万全と信じて疑わないし、「出荷」される子供たちもその直前まで幸せだと信じて疑っていません。と言うより、それを信じている。積極的に。疑うことをしない。
  そして自分の仕事はなにがあってもやり遂げるし、ちょっとやそっと子供たちが「秘密」に気付いたからと言って即座に出荷(始末)するなんてこともしない訳であります。だからこそ制御する。特別な子たちだから、最も大事なタイミングで出荷する。エマの足を折ってでも!
  何の躊躇もなく折りましたね、足を……。こっわぁぁ。いくら子供の足と言っても、枝とは訳が違うんですよ。そんなポキポキ折られちゃ困りますよ。怖いいいいいい。なにこの人こわい。イザベラもまた「特別」であることが、ひしひしと実感されてきました。ホント怖い、ママ。
  ノーマンの出荷が明日!! どうすんだ、エマも動けないし、これじゃあ「みんなそろって脱出」なんて出来っこないですよ!! どうするんでしょうか!?

  「左門くん」、第67話。
  ノースリーブリーマン、っていう字面だけでもう面白いですわ(笑)。前回登場時に引き続き、左門くんをなんとか排除しようとがんばる天使ヶ原父。しかし外では悪魔に阻まれ(お父さんには悪魔は見えていません)、家の中では父ルールを強行しようとすると奥さんに怒られてと、障害だらけであります。
  まぁ可哀想だとは思いますが、娘に悪い虫がついてはいけないと心配する気持ちも分かりますが、それでも常軌を逸してますからね。このお父さんの行動は。ちょっとお母さんが諫めるぐらいでちょうどいいのかもしれません。常ならばね(汗)。
  堂々とドラえもんをパクってくるとは思いませんでした……。左門くんはあれだよね、先手必勝の戦闘スタイルなだけに、相手に食い下がられて粘られると苦手ですよね。祓くんとリングで戦った時もそうでしたね。こういうところがいかにも小物っぽくて、左門くんのどうしようもなさを加速させているのだと思います。ホント、ろくでもねえ主人公だぜ……。


  ではではー。

「ワールドトリガー」17巻

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  みなさまこんばんは! 本日は出勤が遅めだったのをいいことに、ギリギリの時間まで布団の中で粘っていた皿洗いです。天気は良かったのですが、風がとても冷たく、厳しい寒さでした! 風さえ吹かなければあったかかった筈だったのですけどねぇ。
  明日から天気が崩れるそうですので、みなさまお気を付けくださいませ。

  さて本日は「ワールドトリガー」17巻の話題であります! 休載に突入してしまい、次の単行本がいつ出るかもよく分からない現状なので、17巻を記事にしてしまうのはもったいないかと(意味不明)思っていたのですが、温めていたところでどうしようもありませんしね。スパッと書いてしまいます!

  17巻の表紙は葉子ちゃんですよヒャッホー! 今回は玉狛第2との対戦や、過去の回想などで出番が多かった葉子ちゃん。試合後の、「もぎゃああ」と言って悔しがるシーンのシャツが、「ジャンプ掲載時と柄が違う」と一部で話題になっておりました。本当だ! 葉っぱのマークのシャツじゃなくなってる! 普通のチェック柄だ!!
  なんか残念ですね……。「葉子ちゃんだから葉っぱマーク?」とか思っていたのに……。っていうかあのシャツ好きだったのに……。
  さてそんな葉子ちゃんですが、表紙カバーを外した下にちゃんと紹介が……な、何!? ニセ乳疑惑だと!?(笑) いやいやいや、私服の時と肌への密着度が違うだけでしょ!? と、いちおうはフォローしておきます。でもそうか、換装体の設定いじれば、巨乳とか高身長とかも疑似体験出来るわけだ! ちょっとなってみたいぞボーダー!(安直)
  その「密着度が高い」と思しき隊服も、小南先輩のパクリだという話(笑)。マジか。そして「本人の本命はとりまる」って……意外と底が浅いなぁ。いや、でも、高校1年生ならこんなもんか。うんうん。
  そしてその幼馴染みの華ちゃんは、現在は嵐山ファンだそうです。ああー、青春しているようで何より。……なんでですかね、とりまるが本命っていうのと、嵐山さんのファンっていうのとで、こうも心象がのは……なんでなんですかね。不思議だ。嵐山さんはアイドルみたいなものだから、堂々と「好き」って言えるいい位置にいるのかもしれませんね。
  っていうか、雄太とイトコなのか! やはり三門市は親族で住んでいるお家が多いですね。
  カバー下は続きまして、その、華ちゃんのイトコの雄太。「へらへらと付き従っていた」って、割と忌憚のない表現ですね(笑)。そして雄太が華ちゃんのイトコであるのに対し、麓郎は葉子ちゃんのお兄さんの友人なんだそうです。葉子ちゃんのお兄さんは、ボーダーには興味なかったんですかねぇ??
  2枚目感がぜんぜんない、と葦原先生も言っておられますが、まぁー顔面にスマフォが飛んでくるようでは2枚目にはなれないと思いますよ(笑)。2枚目半で有名な佐鳥賢だって顔面スマフォなんて憂き目には遭っていないのに! ね!

  カバー下の紹介、最後は、雷蔵でした。言われてみればこの人は、仕事場で堂々と映画見てますね(笑)。いい環境だなぁ。映画好きの人たちと上映会をしていたり、しないんでしょうか?? 二つ名が「丸き稲妻」ってなってますが、それ空中の放電現象では……。セント・エルモの火。怖い奴ですよ、けっこう。
  エネドラが映画で釣られているところを見ると、アフトクラトルには同様の娯楽がなかったものと推察されます。エネドラだってそこそこいいとこの戦士の筈ですしね。国の未来を背負って立つハイレインの直属の部下だった訳ですから。それなのに映画でホイホイされているって、よほどミデンの文化がお気に召した模様(笑)。まぁ、もう体もないし祖国の事情なんか知ったこっちゃないと思っている可能性はあるかもしれませんが。
  とは言っても、仕返しの「ワンチャン」(笑)を狙っているからには、完全に人間だった頃の執着を捨てたって訳でもなさそうなので。そのへんは油断ならず、ですかね。雷蔵が上手く手懐けていることを期待します(笑)。

  長くなりましたが、ようやく本編!!
  柿崎先輩との相討ちか!? と思われた遊真でしたが、とっさの集中シールドで即落ちは免れました。おまけに、体の側部に空いた穴をスコーピオンで塞いで、トリオン漏出を少しでも防ごうという工夫も。これにはびっくりしましたよー。スコーピオンだなんて、言われなければ全然分かりませんでしたから、遊真のトリオン体にだけこういう機能がついているのかと思いました(笑)。
  スコーピオンは本人の意思次第であらゆる変形が可能で、4巻あたりのブラックトリガー争奪編で風間さんが見せた「床の中を潜る刃先」で、その幅広さは早くも実感させていただいたものでしたが、まだまだ思いもよらない使い方があるものですね!!
  遊真はこの後、葉子ちゃん相手に影浦先輩直伝の(いや、勝手にパクった?)「マンティス」も披露してますし、スコーピオンをめっちゃ使いこなしてる! って感じがいたします。スコーピオン考案者の迅さんも満足でしょうねぇ(笑)。
  さて、動揺させて崩すつもりで修くんに声を掛けてきた葉子ちゃんでしたが、話している内容すべていつも彼女が考えていることそのもので笑えました(笑)。努力なんかアホらしい、と一刀両断する葉子ちゃんならではの物言いですねぇ。堂に入っているというか、なんというか。でもこんな話し方が堂に入っている16歳女子なんか嫌だ(笑)。
  修くんの答えはいつも同じ、「自分がそうするべきだと思っているから」。1巻の第1話から、彼の信念はこれに尽きます! でも彼は、かつて自分が「逃げ」を打ったことからあるからこそ、こんな持論にたどり着いたんですよね。その辺の経緯も、ちょっと詳しく知りたいなぁって思います。はい。

  その直後、麓郎を落とした修くんの作戦、というかワイヤーの使い方とアステロイドの「置き玉」は、もうーすごいとしか言いようがありませんね!! このシーンは本当に感動いたしました!!
  そのあとの雄太の落ち方は、対照的に、ただ単に挟まれて落とされたってだけでしたね。あーあ。葉子ちゃんもすぐそこにいたのに、利き手の右腕を切り取られているせいか、即座に遊真の背後を取ることが出来ませんでしたね。背中は見えていた筈ですが。
  こういう瞬間も、「ちょっとの差」が結果に繋がってるなぁ、って思います。葉子ちゃんが一瞬の躊躇を見せなければ腕は切られてないし、腕を切られていなければ雄太と戦っている遊真を後ろから撃つぐらいは出来た筈なんですが。でも、そうはならなかった。このへんはラッキーと言うより、遊真の「経験値」が生きた結果でしょうか??

  回想シーンを挟んだ後の、葉子ちゃんの突撃も良かったです。修くんが張ったワイヤーを逆に利用して、遊真のような戦い方を披露してみせました。一瞬でしたが。やっぱり遊真とタイプが似ているんですね。戦い方の。見えにくいワイヤーの為に赤いワイヤーを利用したことがアダになったとは……。
  このへんは、今後の作戦においても、まだまだ改良の余地がありそうですね。
  しかしタダでは死なない、と出水先輩も言ってくれた修くん、ベイルアウト直前に葉子ちゃんの背中にワイヤーを張って動きを阻害し、そのお陰で遊真の「マンティス」が綺麗に決まって、玉狛の大勝利! となったのでした。「自分が落ちても味方に有利を残せる」という、木虎ちゃんが言った通りのワイヤーの活用でしたね!! 素晴らしい!!
  教えられて即座にそれを応用出来る修くん、素晴らしいです!! さすが!!

  もぎゃああと泣き叫んで手足を振り回す葉子ちゃんは、やっぱりティーンエイジャーだよなーと思わせてくれたので、なんか安心するのと同時に好きだなって思いました(笑)。特に葉子ちゃんは直情的な面がありますからね。こうして、負けて悔しい! 新顔の癖に何よ! と仲間の前で思いっきり叫ぶことが出来るのは、いいことだと思います。本音をさらせるってのは、信頼あってのことですよね。
  みんなになだめられて、しゅんと落ち着いちゃった葉子ちゃんですが、是非ともバリバリ努力して今後もがんばってほしいと思います。はい。

  柿崎さんは……まぁ、がんばれ。いろいろ背負い過ぎちゃうんだろうなぁ。でも照屋ちゃんが支えてくれるぞ!!(笑)

  そして祝勝会のお鍋ーーーー!! ただの玉狛の夕飯かもしれませんが!! 林藤支部長はいないんですかね?? お父さん、一緒にごはん食べましょうよー。
  エプロンが異様に似合う19歳男子……迅さんステキ……。
  っていうか、いま気付きましたが陽太郎の服、ヒュースのスコーピオンで破られたまんまなんですね! ってことはこれ、背中側も破れてますでしょ?? ヒュースが勝手に外出していたことや、陽太郎の服が不自然に破れていることには、誰も突っ込まないんですかねぇ。もう言及しようとして、迅さんにとどめられた後なのかな??
  でもこのまま支部でごはん食べてるってことは、本部に行って試合を見ていた時もこのまんまだったってことでしょ?? 不審じゃん! めっちゃ不審じゃん!! ……まぁ、迅さんが一緒だったからには、見られるようなヘマはしなかった筈ですけどね。あーでも、なんか、危うくってドキドキするなぁ、もう。
  お鍋食べながら割と剣呑な話をしているこのシーン、けっこう好きです。剣呑ですけど。それを中和させてあまりあるヒュースの箸遣いがね、もうね……!(笑) 箸をうまく操れないからって、迎える口のほうが大きくなるのが、ホント、もうね……!! かわいい。日本の文化に慣れてない感、めっちゃかわいい。
  だからいつも本題が頭に残らないんですよねぇ(笑)。

  続く本部での交渉のシーンは、これもう、修くんの本領発揮! って感じですね。大人の交渉術を取り入れてまた一歩いやらしく(当社比)なった修くん! こういう会話劇は、本当に好きです。「ワールドトリガー」という作品の真髄でもあると思います。
  緊迫した瞬間なので、ついつい、城戸司令の額の傷を観察してしまいますよ。この部分だけ髪が生えてない……(観察結果)。
  しかしこの会議室のシーン、ヒュースはまぁともかくとして、千佳ちゃんだけ椅子に座らされてるのはどうしてなんだぜ??(笑)


  そして王子隊と生駒隊の登場へと続いていく訳であります。この作品でここまで、他の試合のシーンがほとんど出てこないのは、玉狛第2が試合で当たるまで新規のチームは登場させないように気を遣っているからなんでしょうね。いざ出てきてみたらどの隊もどの隊長もめっちゃキャラ立ってますし、めっちゃ面白くてすぐ好きになりました。
  葦原先生の掌(の肉球)の上で踊らされている感ヤベェ!!!!(笑)
  でも生駒さんヤバいよ……ナスカレーのインパクトときたらもう……。女の子みんな可愛いって言っちゃうナンパな精神ももうたまりませんよ……。これ、同年代女子に嫌がられる奴や、と思うとますますたまりません(*´Д`)ハァハァ
  王子隊はね。王子隊は、何度でも言うけど「雨取ちゃん」って言ったほうが「アマトリチャーナ」よりも短いのよ!? ってところですね(笑)。しかも、対戦相手にだけこういうあだ名を与えて怪しいラストを付与して作戦会議しているのかと思ったら、なんと自分たちにもちゃんと怪しいイラストをあてがっているんですね!! 樫尾を時計にするのやめろ!!!!(笑) クッソこんなので!!!!(笑)
  王子隊長がまんま王子イラストなのにも笑いました。もうー、この人たちは……。
  このイラスト、誰が描いてるんでしょうね? 王子隊長本人なのか?? 隠岐くんのイラスト、センスありすぎない?? あと遊真のイラスト、マジでグッズで出してほしいッス(切実)。修くんはもっとどうにかならなかったのか。



  言いたいことは尽きませんが、あんまりネチネチ語っていては夜が明けるので、このへんで。17巻もすごく面白かったです。はぅー。
  葦原先生の一日も早いご快癒をお祈りしております!! 月一でいいから続きが読みたい!!

  ではではー!!

モーニング11号

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  みなさまこんばんは! 晴天かと思ったら急に雪が降ってきたので大いに戸惑った皿洗いです。にわか雨の予報は見ていましたが、まさかこんなしっかりと雪が降るとは! わりとすぐ止みましたし!
  天気が荒れているとは聞きましたが、2月にこんな急変は珍しいですね。ふむぅ。
  でも例年、バレンタインデーの近くにはけっこう雪が降ります。そういう季節なんであります。

  さて本日は、一日遅れてモーニングの話題。モーニング11号、表紙は「惑わない星」であります。これは……水星でしたっけ?(髪の色で判断している)
  その「惑わない星」は、わずかに意識を取り戻した地球に「みんなってわたしのこと好きかな?」と急に問われて、急に振られた人類代表(勝手に)及川たち。戸惑いながらも「そんなこと考えたこともない」という男性側の発言はもっともだと思いますが、及川はとても具体的に、「大嫌い」と答えるのでした。
  彼女がここまで来るにもいろいろと苦悩があったようですが、環境のせいで自分が不幸だと感じているのはともかく、それを大気が汚染されてしまった地球のせいにするにはちょっと可哀想じゃないかな、と思いました。それに、この時代の人類って行政側に結婚まで管理されてるんですねぇ。「結婚局」ってなんだよ、人口増やす担当ってなんだよ。怖いよ。
  ここまでギッチギチに管理し始めると、もう人類の衰退は遠くないのではないかと思ってしまいます。今でさえドームに引っ込んで、コストの高い生活をしてるのにね。
  そして次に惑星たちを呼んでいるのは……なんと、太陽?? いよいよ恒星のお出ましですか!? 太陽の擬人化なんかするんでしょうかね??

  「バンデット」は、東国編開幕であります。「しがらみ」を解いて石を強くしてきてやるよと言って、東へと進んでいく猿冠者と、石。大塔宮はそれに餞別を与えて、見送ってやるのでした。
  さて足利の領地では、けっこう厳しい施政が行われている模様。不作だから年貢の減免をと嘆願してきた地侍たちをひっ捕らえて、「蓄えているのは分かっている!」と叱り飛ばしている貞氏(高氏の父)。かなり怖いお人ですが、そんな彼でも、ものすごく怖かった父親を無言の圧力で以て腹を切らせた北条に頭を垂れていたのですが……京都の乱をろくろく鎮められなかった幕府に、非常に腹を立てているようであります。仕えていた主がいつの間にか弱体化していた悲しみだ、と言って。
  そして貞氏は天下を取ると意気込んでいますが……今のところやる気の感じられない高氏がこの父について発奮するのは、いつのことなんでしょうね?? そして彼らと猿冠者との関係は、何かあるのでしょうか??

  「鬼灯の冷徹」。
  ポンコツでなかなか動かないパソコンに腹を立てている桃太郎さん。カラクリのくせに生意気な、とか言って、室町ことばで罵って刀を振りかざし始めました。いかんいかんいかん(笑)。
  でも検索とかファイル整理とかでいつまでもいつまでもカリカリカリカリって音だけしていて待たされるのがイライラするのは、よく分かります! HDがカリカリいってる時点でもう既にヤバいんですけど!!
  そういうことで薬の配達のついでに、技術課の蓬さんのところに持ち込んで、ノートパソコンの修理を依頼。ラップトップでよかったな(笑)。どうせあの薬局のパソコンなんですから、雇い主がエロファイルとか莫大に突っ込んでるんですよ(笑)。女と遊ぶ金と時間はあるけど、パソコンを新しくする資金と暇はない模様。うーんこの(略)。
  でもパソコンについていけないと、時代に乗り遅れそうだと心配している桃太郎。天国でそこまで考えなくてもいいと思うのですが……そのあたりから、たまたま来ていた鬼灯くんも巻き込んで、「AIって最終的に自意識を持つのか?」とか、「そうなった場合それが死んだら魂は死後の審判にかけられるのか?」とか、「そんなのどうやって裁くの?」とか、今十王の間ではそういう話も出てるんだよ、ってな話題に。
  そういうところを追求し始めたら、確かに議論は起こりそうですね。なかなか楽しい話し合いが出来るのではないかと推察いたします。でも、「実際になってみるまで分からない」(偶然五七五)部分ではありますけどね。
  亡者の魂だけ人形に突っ込んだって違うし、憑物神もこの場合違うし(そもそも憑物神が誕生した時点でだいたい地獄側の存在ですね)。ふむふむ。
  これってそのまま、「魂とはいったい何なのか」という議論に繋がりそうですね。興味は尽きません。

  そうそう、来月発売の新刊の特装版は、新OAD付ですよ!! また鬼灯くんのバリトンボイスが拝めるよ!!(歓喜)

  「GIANT KILLING」。
  世良のシュート、外れたァァァァァァァァァァ!! しかもヴィクトリーにPKあげちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! なんなの!! もう!! 城西さんあんなキャラなのに普通に選手としてのスキル高いのホントムカつく!!(完全な言いがかり) そんでもって元キャプテンの村越さんが完全に持田の手玉に取られてるのもムカつく!! 手玉に取られている村越さんにもムカつきますし、その事実にも本当にムカつきます!! なんなの!! もう!!
  こんなの、持田が蹴る時点で、持田のハットトリック待ったなしじゃんよ……。
  連載再開して早々にこれって、どうよ……。

  あんまりにもムカついたので、モーニング買うの今回はやめました。次回はまた分からん。

  「グラゼニ 東京ドーム編」。
  夏之助、本当に調子いいですね。打たせて取るピッチングで、進塁は許しましたがゲッツーをとってなんなく無失点! こんなカッコイイ夏之介を見ていると、落ち着かなくなります(笑)。いえ、もちろん嬉しいんですよ!! 嬉しいに決まってます!! でもまた怪我しそうで怖い!!
  対する相手チームの先発は……なんと、則川!! これはこれで、河内とはまた違う、「因縁の対決」めいていますね。則川は去年も活躍して、先発に移されつつあるようですし。パープルシャドウズの監督は、則川にもう信頼を寄せている筈ですね。
  夏之助がモップスへ移った当初、パーティー会場の隅っこでこっそり杯を傾けていた則川を思い出すと、なんだか本当に不思議な気持ちであります。グラウンドの銭を掘り返すことに成功しているんですね、彼は。

  「サンダーボルトファンタジー」。
  兄貴分と決裂したと言って丹翡さんを迎えに来た捲殘雲と共に、丹翡さんは柄の隠し場所であるあの寺まで不思議な力で戻るのですが(旅の扉的なもの)、まんまと後をつけられており、鋭眼穿楊と刑亥に追い詰められてしまうのでした! 短慮というか、なんというか……不患さんもそうですが、あっちもこっちも詰めが甘いなぁ。
  城に残った鬼鳥さんがいちばん安全な現状という、なんていうか皮肉な現時点でのみなさんの状態なのでした。
  鋭眼穿楊も刑亥さんも、獲物を目の前にしてご機嫌のようですが、蔑天骸がちゃんと今後ももてなしてくれるとは限らないぞ……。そもそも、鬼鳥さんについてきた筈が、まんまと蔑天骸とも酒を酌み交わしているぐらいのちゃっかり具合ですからね。そうホイホイ寝返るヒトって、だいたいろくでもない結果になるよなぁ、と……。

  「コウノドリ」は、初期死産と、それに続く自然流産(で、いいのでしょうか?)の話でした。赤ちゃんが出来た! という喜びのすぐ後にやってきてしまった、悲しい結果。その衝撃に、強い拒否を示す妊婦さん。鴻鳥先生は妊婦さんのつらい感情の吐露の後、そっと、「僕もいつもそう思います」「でも僕は産科医なので、現実の話をしなくてはいけません」と。まず同感を示して心を引き寄せて、それから自分の話をする。鴻鳥先生の人心掌握術、毎度すごいですな……。
  ちなみにここまでが前回の話です。
  今回は、手術の日取りを決めたものの結局自然に流れ出てしまったこの妊婦さんに、今度の妊娠では笑顔でまた会いましょう、と言ってくれた鴻鳥先生でした。この先生に笑顔で、って言われたら、そりゃあ自然と笑顔になりますよね。今はまだ無理でも、妊婦さんの台詞の通り、何をしていても明日は来ちゃうんですからね。いつか笑える「明日」があればいいな、って、素直に思えます。
  ホントにこの漫画は素敵ですね……。毎週安心して読めます。本当に。

  「アイアンバディ」。
  資金援助はここから増えない! 当初の予定通り! と言い渡されてしまったマコト。そしてロビンソンの足には、実に初歩的な設計ミスが見付かり、ソフト組からじっとりした視線を頂戴するマコト……。これは……フォロー出来ない!!(汗)
  奇しくもかつての西真工業とまったく同じ状況に陥りかけていることに気付き、さすがのマコトも青くなります。
  しかしカオリ嬢がそんなマコトの為に、資金を捻出してくれるという町工場のみなさんに引き合わせてくださいました! 昔から知っているマコトにお年玉をやるつもり、って気持ちで資金を出してくれるみなさん!! なんだかもう、ありがたさで押し潰されそうですね。その時にかけられた、一人じゃないというカオリ嬢の言葉。きっと彼女は、これをなんとかマコトに言い聞かせたかったんでしょうね。これをずっと言いたくて、ずっと引っかかっていたのかもしれません。
  確かに今までの飄々としたマコトには、何があっても自分一人でどうにかなるという身勝手さのようなものがありました。自分の腕を信じているからこその空気感だったのでしょうけれども、それが以前の西真工業をバラバラにさせた原因でもあった訳ですね。
  今度からは、もう少し違うかもしれません。それを期待したい!! 切実に!!

  「鳥葬のバベル」。
  どうやら駿河先生が復活者を連れてきてあえて宗助を襲わせたのは、巨鳥サンダーバードをおびき寄せる為だったようですね。そしてコンビニ店員の女性、つぐみさんは、ただ単に美波ちゃんを助ける為に「鉄郎」を止めたようでした。スタンスの違いは、基本的にはないようですね。
  マリちゃんに呼び掛けられて、一瞬ですが、宗助の顔が出てきましたね。今ここで宗助に「替わった」ら、宗助は痛がるのでしょうか?? それともすぐ治っちゃうの?? そもそも宗助の体が不死ってどういうこと?? 鉄郎って結局何者なの?? ああ、また謎がどんどん出てきてしまいました。
  鉄郎に殺された奈良和子の死体を飲み込む為、チュンチュンとやってきたサンダーバードに襲い掛かる鉄郎! 駿河先生もこれを狙っていたようですが、果たして結果は……??
  んでもって、蘇った連中の中には既に凶悪犯罪に手を染めている者もいるようです。これは確かに、看過出来ない状態であります。美波ちゃんの能力もまだはっきりと分かってはいませんしね。と言っても、なんか攻撃的な能力を持っていたとしても、あの可愛い女子中学生が犯罪をするようになるとは、到底思えませんが。
  しかし鉄郎はその危険性を見過ごせないと、そう考えて、蘇った人間は一律殺すことに決めているようですね。
  つぐみさんはどういう立ち位置なのでしょうか??

  「疾風の勇人」。
  議論では負かされ、新幹事長を指名しようとしたら戦前組にボイコットと暴力沙汰で阻まれ、心身共にボコボコにされていく勇人さんと吉田組のみなさん。独立した途端に党会議で暴力事件とか、なんちゅう野蛮な国だ……。鳩山の爺ちゃんの立ち位置としては、自分は体が弱いからってそういう身体的な活動には参加せず、部下にやらせるって、もう完全に悪の親玉ポジションですね(笑)。
  佐藤栄作さんもさりげなく、2,3人は病院送りにしたとか言っております。戦前組に負けずとも劣らない頼もしさ……オゥ……。
  灰も残さずやり返してやる! と息巻く勇人さんですが、この政争、大局的に見ればボコボコに負けるんですよ?? ここからどう盛り返すの??

  「カバチ」はいつもに増して異様な台詞の多さでした。あーこの弁護士の卵、本当に腹立つな。ムカつくわぁー。でもこの依頼人も大概だなぁ。悪徳業者をホイホイ家に上げて旦那さんに相談もせずに判ついちゃってさ。こういうのは誰が何を言おうと、「主人に相談します」の一言で追い返すべきです!! そして時間が経ったら、「主人が駄目だと言ってますんで」で断る!! これに尽きます!!
  ちなみに旦那さん側がやるときは、「妻に反対されましたので」でおk(笑)。

  「CITY」は、またしてもあのヘンテコラッキーガールの登場。人の家の前にソファーセット並べて張るとか、常軌を逸してますね(※ 誉めてません)。なにこの人怖い。
  何処まで行っても、本人にとっての「ラッキー」が降ってくる体質のようですね。うらやましい。


  ではではー。

善逸語りて曰く。

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  みなさまこんばんは! 忙しさと疲れでなかなか更新出来なかった皿洗いです、どうもすみません……。ですが、怒涛のバレンタイン商戦が終わったので、これからは通常営業に戻りますよ!! いやー本当に今年のバレンタインはきつかった! です!
  ところでドイツ人は日本人の5倍もチョコレートを食べるそうですね。他のヨーロッパ諸国も、チョコレート消費において世界のトップを占めているそうであります。最初スゲェなって思いましたが、考えてみれば欧米各国にはアンコを食べる習慣がないので、その分、他の甘味としてのチョコレートの地位が高いのは必然なのだった……。
  チョコレート旨いよー!

  さて、週刊少年ジャンプ11号の話題!! 2日遅れて!!
  表紙と巻頭カラーは新連載第2弾、木村勇治先生の「U19」であります。“アンダー19”だと、「19未満」ということになるので、19歳は大人に含まれてしまうのですが、そのへんどうなのでしょうか。どうしてこのタイトルになったのでしょうね? この世界では19歳が成人なのかな??(高卒??)
  ともあれ、「大人党」という政党が与党になって、人間をランク分けして管理することで実現した、超管理型社会。そこで生きる高校生たちは厳しい規則の下で、たいへん不満を抱えている……というお話であります。予告の時点で考えていた通り、なんというか、非常に気持ち悪い漫画であります。設定がひどい。
  これ、現代日本の設定ではなくて、近代化された架空の社会って体でやればよかったのに。こんな日本は嫌だ。
  一定の人生、仕事と家が保障されてるってのはすごいことだと思いますが、その為にネットの検閲だとか高校生に思想統制を強いるのは間違ってますよね。それに、作中で言及されている子供レジスタンスというのも、ちょっとかっこいいけれどもやり方で言えばテロリストと変わらない訳で。それを肯定するような描き方はどうなの? と。
  絵は安定していて、独特の画風があって面白いですね。
  でもそれはそれとして、朱里ちゃんのご両親、歳食いすぎじゃない?? 何か理由があるのでしょうか??
  この話がこの先、どう展開していくのかまるで想像がつきません。そういう意味では、期待の新連載であります! 現状ある「気持ち悪さ」が今後どのように作用していくのでしょうか?? わくわく。

  「ブラック・クローバー」、第97話。もうすぐ100話ですね。
  久々にシスターのこと思い出しましたが、アスタはまだあの人と結婚するつもりなんですね(笑)。結構な歳の差婚だと思うのですが(シスターのほうが年上ですよね!?)、いいのかなぁ?
  ともあれ、剣に宿っていたらしき何者かとアスタの意識が初めて遭遇。不遜な態度に、アスタとはとても仲良く出来なさそうだなぁと素直に感じましたが、果たしてこれはどういう存在なんでしょうね?? アスタの剣とグリモワールがかつて「誰か」のものだったとしたら、みんなが持っているグリモワールと魔法の技も、すべて、かつては誰かが使っていたものなのでしょうか?? 再利用されてるの??
  そうではなくて、アンチマジックだけが特別なのでしょうか??
  うーむ、どうにも分からない。魔女王さまが何か教えてくれませんかねぇ。リヒトさんが激昂した理由も、彼女なら見当がつきそうだと思うのですが……。
  それはともかく、アンチマジックってそれ自体がエネルギーなんですね!? 今まで、「魔法」を帳消しにする反物質的なもので、受動的な存在なのかと思ってましたが、そうではなかったってことですね! これはこれで驚きであります。しかも魔女王さまの力で若干操作されてるとか。何それスゴイ。女王様こわい。
  ラドロスの魔力の奔流をさかのぼって、空も飛んじゃうアンチマジック!! なんかもう次々に設定覆してくるんで油断出来ませんね!! アスタすげぇ!! とにかくすげぇ!!

  「ONE PIECE」、第855話。
  ママに抱かれて眠る(寝てんのかい!)ブルックを発見した、鏡の中の一行。ブルックを偽装した骸骨を用意し、なんとかママの手の中から彼を救い出そうとするのですが、ママの周囲を漂う火やら雷雲やらが強力でうかつに近付けません! 聖おにいさん風に言うならば、ママのセコム超怖い! ってところでしょうか。
  っていうか、いざブルック救出に行ってみれば、チョッパーがうっかりクシャミをしちゃうとかキャロットは鼻ぢょうちんに弾き飛ばされるとか、ペドロはママの寝返り(文字通りのやつ)に遭ってしまうとか、次々に阻まれてなかなかドタバタでした。シリアスな空気をキープしてほしい!!(笑)
  城の外、サンジとルフィがやり合った場所で、ルフィの腹の音を頼りに彼を探し出したサンジ。雨の中ですが、夜中ですが、サンジが作った弁当がようやくルフィに届けられましたね!! よかった!! 早く目を覚ましてくれルフィー!!

  センターカラーで「ハイキュー!!」、第241話。
  田中先輩のサーブからスタート、ですが……なんと、ネットインでギリギリ得点に! ヒャー、冷やっとするわぁぁ。冷やっと。しかしきちんと点にはなっています。それがいちばん大事! そして翔陽の囮につられて警戒が薄れたところを、旭さんがレフトから強襲!! という図式が今回けっこう散見されますね。影山が正常に機能して、翔陽が活躍している証拠であります!!
  影山と月島が噛み合わなくなったその瞬間を、「烏野のお父さん」大地さんがするりとフォロー!! パンチングで相手コートに落とすという荒業で、烏野高校、マッチポイントです! ここでスガさん登場ですよ!! 影山と月島がギスギスし始めたらスガさん投入ですよ(笑)。有効な手段であります、ウス。
  あと1点で初戦突破だァ!! どうなる烏野!? 個人的にはデュースにもつれ込むかなって思います!!

  「約束のネバーランド」、第26話。
  ノーマンの明日の出荷が言い渡され、動揺するエマとレイ、そしてドンとギルダ。計画の全容がバレた訳じゃないと負傷したエマを気遣うノーマンですが、もうそういう話じゃないとエマは激昂します。そりゃそうだ、そういう話じゃない。これまでの脱獄計画は、「いつか来る」出荷の日の前に逃げ出すという話だった筈なのに、脱獄の為の下見より早くノーマンが出荷されるなんて……話そのものが変わってくるじゃないですか。どうすんのよこれ、って話ですよ。
  まだシスターが遺したペンの存在には、気付いていないようですね。シスターは誰のベッドサイドにそれを入れていったんでしょうか?? レイかな? ノーマンかな? もしエマのベッドサイドだとすると、気付くのしばらく遅れちゃうんじゃないかな……。
  レイが蹴り倒した扉を見て苦笑するママの表情が、何故か妙に人間臭くて、こんな時なのに「ママもこんな顔するんだなぁ」と感心いたしました。不思議だ。

  「ソーマ」、第202話。
  めちゃくちゃな発想のぶつかり合いを課されて、ついに「乗るわよ」と受けて立ったえりな嬢。城一郎さんのやっていることも創真のやっていることもよく分かりませんが、それでもなんとなくそれなりの料理の体裁を整えちゃうのはさすがと言うしかありませんね(笑)。出来上がりのね、絵がね。なんかまともな料理っぽくてね。
  薊パパが「君の言葉を聞かせてもらう時間だ」とほくそ笑んでいるその裏で、こうしてスタンダードからはみ出した調理に挑んでいるえりな嬢。ひょっとすると薊パパの想定し得ない、大きく「外れた」お嬢さんの姿を目にすることになるかもしれませんね。
  あと、細かいことですが、そもそも調理の為にやってきた訳ではなかった堂島先輩と城一郎さんが、エプロンなしでこの紅白戦に臨んでいることに今更気付いて、ちょっと萌えました。うふふ。

  センターカラーで新連載第2話。
  どっちの美少女も動機が浅くて笑える。

  「ヒーローアカデミア」、第126話。
  オールマイトの顔真似をしてスベってしまった出久くん!(笑) っていうかあの顔、モノマネとか出来るんですねぇ。その事実のほうが驚きなのですが(笑)。
  バブルガールのデザイン、エロイなぁ(直球)。これが読者投稿からの採用ってのがスゴイです。この作品を好きな人がいっぱいいて、様々な「個性」を考案した結果なのですよね。「トリコ」でも思いましたが、こういう形で作品世界に少しだけでも関われるって、本当にワクワクすることだと思います! 連載を追っている者の特権ですね。

  「鬼滅の刃」、第49話。おっ、次回50話じゃないですか!
  善逸は後遺症は残らないそうです。蜘蛛の毒で手足が縮んだけど、解毒されてちゃんと伸びるのかー。不思議な話だ。でも、戻るのなら何よりですよ。よかったよかった!
  そんな善逸ですが、「機能回復訓練」とやらに炭治郎と伊之助からやや遅れて参加したところ、訓練の相手をしてくれるのはいずれも可愛い女の子だと知って激昂!! これ以上ないほどの興奮状態!! 女の子女の子やったー!! って、そりゃあもうやかましいです(笑)。
  興奮して彼が説くには、「女の子一人につきおっぱい二つお尻二つ太もも二つついてんだよ」「すれ違えばいい匂いがするし見てるだけでも楽しいじゃろがい!!」とのこと。……コイツ……本当にダメな奴ですが、生きてるのがかなり楽しそうで何よりですよ……。願わくば金で破滅する時は、一人の時にしてほしいものですね(切実)。一緒に行動していたら、炭治郎なんかは助けようとしてしまうでしょうから。
  胡蝶さんの継子であるカナヲちゃんは相当強く、邪な気持ちで参加している善逸の心を砕いてしまいましたが、さすがに炭治郎は真面目なので自分とカナヲの何が違うのかを一心に考えていますね。炭治郎が嗅覚で、善逸が聴覚、伊之助が触覚が優れているので、カナヲは視覚がすごいのでしょうか?? どうかな??
  あの時の選抜で選ばれたのは5人なので、最後の一人は味覚とか……? どうなんだ?? 最後の一人って何処で何してるんですかね。
  そして女の子たちに助言をもらって、「呼吸」を四六時中していることが訓練の秘訣だと知った炭治郎。すごく疲れそうですが、大丈夫なのかな?? しかしそんなことって、教えてもらわなければなかなか気付きませんよね。柱の側で育ててもらっているカナヲちゃんは炭治郎たちに比べると、だいぶん有利なのでは?? そういう意味では、選抜に合格した炭治郎をそれ以上鍛えようとせずとっとと任務に出してしまった鱗滝さんは、かなり放任なお方なのだと思われます(笑)。継子なんか育てる気はなかったんでしょうから、妥当と言えば妥当ですけどね。

  センターカラーで「火ノ丸相撲」、第131話。
  ここまで来ましたよ! あと少し!! ってところで、勝って嬉しいと浮かれている面々をビシッと注意するレイナさん。いいぞ、もっと言ったれ!!
  草介に負けたら結局、その「次」には行けなくなってしまうかもしれませんからね。決勝で勝ってこそじゃないですか! レイナさんいいこと言った! さすがだ!!

  「背すじピン!」終わっちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁ!! つい先日の日曜日に、「あれ終わるのかな?」「好きなんだけどなー」「でもいきなり2年後ってエンド待ったなしだよね」という会話をラノベ作家の方としたばかりなのですが、まさかのその翌日に最終回ですよ。ああああああ。
  でも、もう、この話で語るべきことは語り尽したのかもしれませんね。燃焼せし青春と、その先にある「向こう側」のプロの世界の厳しさ、部活で終わる主人公では、「この先」には行けないからこそのエンドなのかもしれません。最後がつっちーではなくわたりちゃんの独白で終わったところが、またニクイですね。
  「ありがとう」って、そりゃこっちの台詞だよって、きっとつっちーは言う。そこまで分かってしまいます(笑)。ありがとう、わたりちゃん! ありがとうつっちー!!
  御木くんめっちゃかっこよくなっていてびっくりしたわー。男子三日遭わざれば刮目して見よってやつだ。まさしくそれだ。でも宮大工くんは変わってなかったなぁ(笑)。高1でもういろいろ完成されていたのか。それもすごいな。
  いやー、悲しいし切ないけれども、横田先生、お疲れさまでした!! また次の作品、期待してます!!

  「左門くん」、第68話。“転校”と“転向”を間違えるとか、そんなんアリかよ!!(笑) どんなオチかと期待して読み進めてみればこれって、こりゃあひどいわ!!(笑) 怒る九頭龍くんの気持ちもよく分かるよ!! でもまぁ、ちゃんと確かめておけばよかったね。「次はどこの高校に入るんだよ?」とか訊けば、すぐ勘違いに気付いただろうにね。
  ベルゼブブ先輩の左門くんへの気持ちがなかなか純粋で、妙に安心しました(笑)。カロリーは大事だね!

  「青春兵器」、第16話。
  英二と零一の夏休み! ……なのですが、こんなの、青春じゃねェーーー!! と叫びたくなる内容でした(笑)。漂流したり喰われそうになったりロシアンルーレットをやらされたりと、流転の一ヶ月。どんどん英二の目が死んでいくのがキツかったですね(笑)。展開に零一のほうが慌てて焦ってしまうという、いつもと逆のパターンで新鮮でした。
  いつもながらハチが優秀で助かりましたね。いい部下を持ってよかったよ、零一……。
  マッポのみなさんは何処で社員旅行してるんだよ(笑)。まさか、伊豆とか!!??


  ではではー。

コミックビーム2月号

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  みなさまこんばんは! 今夜はうどんにしよう、と決めて買い物に出たのに、うどん麺を買い忘れてまたスーパーに戻った皿洗いです。なんでかな!! なんで麺だけ忘れるかな!!
  しかもこれが初めてって訳でもないという……。謎だ! もういっそ、麺だけダース単位で家に買い置きしておこうかな、とか思いました。麺があるとついつい茹でて食べちゃうんですよ。だからいつも無いのね。ハハッ。

  さて本日はすっかり遅れてしまったコミックビーム2月号の話題! もう3月号出ちゃった! いつもこのパターン!!
  表紙は桜玉吉先生であります。ちぎり絵みたいで可愛いイラストですね。そして巻頭カラーは、市川ラク先生の「わたし今、トルコです」であります。トルコの伝統芸術をカラーで紹介しているのですが、デフォルメしまくった緩いキャラ絵に対してその復元された色遣いがとても繊細で鮮やかで、ギャップに戸惑いました(笑)。

  「わたし今、トルコです」は第2回。物価のお話。まぁ、東京に比べると、何でも安いようであります。しかし安すぎるお肉は信用ならん、ということは世界共通とのこと(笑)。あまりにも安いチキンケバブを食べたと語学学校の先生に話したら、「それはチキンではない。カモメよ」と断じられるシーンがあるのですが(クラスメイトの冷や汗顔がいい味出してます)、カモメのほうが確保が難しいのではないだろうか、とちょっとだけ思いました。
  っていうか野鳥だから、捕まえて食べたらダメなんじゃないの……? その違法性を考えると、ヤバいルートで安くなったチキンだと考えたほうが妥当な気さえします(笑)。
  それともトルコでは野鳥も食べてOKなのかな??
  スイカなどが安いのは、さすが西アジアだなって感じがいたします。中央アジアではそれこそ、水分確保の為にウリ科の果物(野菜?)が目白押しですからね。スーパーのお菓子コーナーの内訳がずいぶん違うのも、いかにもって感じです。チョコレート系は何処でも安定して美味しいような気もします。不思議だ(ただしチョコレートケーキは別)。

  「狂気の山脈にて」、第5話。
  座り込むような姿勢で死んでいるレイク教授を発見し、思わず言葉を失う本隊一行。そして続いて発見されたどの遺体も、鋭利な刃物で抉られたような傷跡があり、額には貫通孔が。一体何があって、どういう訳でこのような死に方を?? いくらなんでも、吹雪に遭ってこうなることは考えられません。
  いなくなった橇を探して飛行機を飛ばしたり、レイクが報告してきた太古の生物の標本の行方を探したりと、あれこれ手を尽くすダイアーたちでしたが、生存者にはついに会えず。そして、雪で出来た五芒星の大きな塚と、その中に埋められていた「損傷した」標本を5体、発見したのですが。しかしこの発見は、謎が深まるばかりで。
  標本を見付けたという山脈の横穴も、気になることは気になるのですが、調査をするだけの時間も人員もなく。もったいないと感じながら、ダイアーはこれを「埋めてしまおう」と決めたのでした。
  それが正解だとは思いますが、ダイアーならそれこそここを調査したいだろうになぁとも思いましたので、ここはちょっと意外でした。何か危ないものを感じ取ったのでしょうか??
  橇とゲドニーが見付からないので、ついに明日はダイアー直々にこの山脈を飛行機で調査すると言い出しました。外から見る分には、安全でしょうか? でも蜃気楼が見せた都市のような遺構も気になりますね。専門の分野が違うだけに、レイクのように焦って調査に乗り出すことはないかと思いますが、危険な気配はまだまだ漂っていますよ。

  玉吉先生の読切、「ざらめ月夜」。
  夜、温浴施設に入りに行こうと車を走らせたものの、お目当ての施設が休業。参ったなぁ、と他の施設を検索して走っていってみると、それはいつぞや伊豆で家を探していた頃、定宿にしていた施設だった、と。そして入ってみればあれこれと思い出がよみがえってきて……思い出したくないことまでも次々と出てきてしまって……。
  あああああ、分かる分かる、その、「あああああ」ってなる感じ(苦笑)。思い出したくもないのに連想ゲームになっちゃってて、記憶が紐づけされているので、どんどん出てきちゃうんですよね。あああああ。
  脱衣所にずっといた中国人のおじさんに私物を盗られまいかと警戒するあまり、その嫌な記憶が引っ込んで、立ち去ってみれば「あのオッサンで助けられたかも」と思えるまでに。
  なので、ま、そんな日もあるよね、と締めることが出来たのでした。確かにこんな日はありますね。ええ(笑)。

  「あらいぐマンといっしょ」、第2話。
  訪ねたアパートに既に彼女は住んでおらず、キチオさん空振りに。頓珍漢なことを言って慰めてくれるリンタローにありがとうと言ってもう別れようとしたのですが、リンタローは自宅へ彼(ぬいぐるみ)を連れ帰ってハギレでぬいぐるみを修復しようとしたのでした。
  そのアパートに転がっていたのが、リンタローの彼女……というか友人(?)の、はる。いきなりセックスし始めちゃって(笑)、キチオさん行き場無し! それがやっと終わったと思ったらその「はる」さんに、ご両親に会うべきと説教されて、明日急に実家へ行くことになってしまったのでした。
  行ったら行ったで、キチオさんは自分の子供(!!)をそこで発見して、大焦り!! しかも「彼女」(子供の母親)は子供を置いて何処かへ行ってしまったというではありませんか。キチオさんの父に手がかりの手紙をもらい、リンタローは子供の為に母親を探してやると言って、車を走らせるのでした。何だってそこまでしてくれるのでしょうね?
  はるさんもそうですが、このリンタローという男、「親」というものに強い思い入れを抱えているように感じられます。
  この話はドタバタSFコメディかと思いましたが、その体を装っておいて、「親」と子供の関りを紡いでいくお話なのかもしれませんね。ともあれ、リンタローの活躍に期待です。漢字が読めない彼なので(笑)、はるさんの助けがいると思いますが……。

  「トミノの地獄」、第11話。
  バラバラに引き離された一座の面々ですが、トミノは金持ちの画家の養女になり、カタンは海辺の村で少女と暮らす日々に。そして多肢の少女を引き取った新興宗教の大掛かりな像を建てる工事では事故が相次ぎ、不穏な空気を出しております。
  浅草へ用事で出向いた案山子は女角力(おんなずもう)が摘発されたことを知り、更に、他の見世物小屋でかつての仲間がひどい見世物にされていることを知ってしまうのでした。すべては一座の長であった、汪のしたこと。案山子は怒りに駆られますが、しかし、かと言って何が出来るのかも分かりません。
  見世物小屋ってのはだいたいがまがい物だとは聞きますが、この当時にもまだこんな非人道的な見世物がまかり通っていたのですね。人の喉を潰して無理矢理体に入れ墨を入れさせて、でっち上げた物語で客の興味を引くだなんて。それで汪みたいな男が儲けているのかと思うと、やり切れまん。いやはや……。
  また丸尾先生の絵が、その残酷さを余すところなく描き出しておりますね。おどろおどろしい、当時の夜の浅草。怪しいものばかりが横行しているようにも見えます。とても怖いです。

  「目玉焼きの黄身いつつぶす?」、第49話。
  クリームシチュー定食が話題になったとかで、ここでも取り上げられておりましたが、個人的にはクリームシチュー定食って全然ありだと思うのでジロちゃんの感性に近いものがありますかね。というか、けっこうな頻度でわたしはジロちゃんに同感することが多いです(笑)。
  でも否定された時のムキになる具合が常軌を逸しているので、感情移入は到底出来ません(苦笑)。
  ともあれ、クリームシチュー定食。これを駄目だとする人の気持ちも、まぁ、分かりますよ。パンなら大丈夫っていう意見も、最もだと思います。
  ラーメンライスも……別に平気ですね。チャーハンなら尚良しであります。でも「男おいどん」は知らないなぁ。
  おでんもアリ、お好み焼きはナシ、刺身はアリです。しかし近藤さんちの息子さんには負けましたわ(笑)。オムライスをおかずに白いごはんとはなぁ……。たまげたなぁ。もうライス定食も成り立つ勢いじゃないか(笑)。
  そしていつものことながら、アリかナシかで人格まで否定し始めるジロちゃんの攻撃性にはドン引きであります。コイツこれだからダメなんだよなー。やれやれ。

  「地底旅行」、第17話。
  空中で雷が球状に放電しまくっていて、金属類はみんな磁気を帯びてくっつき合ったり離れ合ったりしていて、そして雷の猛威でマストも折れ飛んでしまって。最後にはイカダも、バラバラに飛散して彼らは難破してしまったのでした! でもハンスが助けてくれたので、アクセルも教授も、死なずに済みました。
  あああ、陸地がまたあったのかぁ。よかった……。この嵐に海のど真ん中で遭っていたら、完全におしまいでしたね。はぁぁ(溜息)。
  教授は目を覚ました頃にはもうすっかり元気になっていてウキウキで、この人ほんとタフだなぁと感心しました(汗)。あんな嵐の後なら、あと一日は寝ていたいよ……。
  ここから更にまた潜るつもりのようですね。何処まで下りていけるのか!? そのうちマグマに達するんじゃないのか!? いろいろと心配です。原作ではどうなっているんでしょうね。

  「あれよ星屑」、第41話。
  死んでしまった隊の兵士、彼が遺した家族に会いに行った川島と黒田でしたが、残された奥様が村の若い衆と「寝ている」ところを黒田は目撃してしまうのでした。家にはその兵のお母さま、奥方、そして小さな娘さんがいるばかり。なので、こういう家が生き残っていくには若い衆の面倒も見なくてはいけないというのが奥方の言い分でした。
  でも、これじゃあ、死んでしまった兵は浮かばれませんね……。
  奥方も分かっているのか、黒田に責められたあと村の傍で泣いていたようでした。若い衆が黒田に怒って取り囲みにきましたが、あっさりコテンパンに返り討ちに。そりゃそうだ、黒田相手じゃ並の農夫は太刀打ち出来ませんもんね。ましてこの戦後事情で、農村の男もまだまだ痩せておりますしね。
  こんな切なくて、やりきれない話、当時はいっぱいあったのでしょうか。

  「デスコ」、第35話。
  炎と煙の中で立ちはだかったのは、ディービルの母。神に祈るばかりで、息子を虐待し、ついには息子に殺されてしまったネグリジェの女性。ディービルの額の傷は、母親がつけたものだったんですね。厳格な母に虐待されて歪んで育ち、死体を机に向かわせたままその家の地下室で殺しを繰り返すって、まさしく「サイコ」の世界っぽいですね。さすがに家はモーテルではないようですが(汗)。
  ディービルを侮辱するかのように、その死体のネグリジェを着て現れたデスこでしたが、捕まってしまいまたピンチに! その彼女を助けに来たのは……あれ? 全盛期のマダムM?? いやいやまさか、これも幻覚か? と思いましたが、ディービルの腕を切り落とした上に二刀流のナイフで首を吹っ飛ばしたので、さすがに幻覚ではなさそうです。
  駆け付けた本物のマダムMが「ザ・ファントム」と呼びかけましたが……一体、誰??
  あと、マダムM、自分の足で歩けたんですね。だいぶ息が上がってますが。とりあえず痩せたほうがいいと思います……。

  「イムリ」、第124話。
  イコルと彩輪を合わせたら奴隷化されてしまうと気付いたデュルクが駆け付けたものの時すでに遅く、イコルの女性と仲良くしようとしたジントというイムリの男性は、「奴隷化」されてしまいました。デュルクが割って入って彩輪を「促拍」しようとしたのですが、上手くいかず。首の徴に彩輪が弾かれて、そのまま……。
  何故、弾かれたのでしょうね?? イムリの道具がどうして、デュルクの彩輪を拒絶したのでしょうか?? 「名」を持たない彩輪のほうが強いってこと?? 分からないことだらけですよ。
  こうなることを恐れて術を教えることに反対したんだ、と怒鳴るデュルクに、俺のせいだと言いたいのか? と食ってかかるニコ。戦うイムリの彼女ですが、どうにも怒りっぽくて攻撃的で、よろしくない……と思っていたら、身に帯びていたアンゾの腕が落ちて狂乱に陥るニコ。あの死んじゃった「近い」の腕、まだ持ってたんですか、ニコは……。
  戦いの中で、すっかり彼女の心も傷付いて惑っていたのですね。戦争はこうして、誰かの心を壊していくばかりです。いいことなんかひとつもない。……でも、今更やめることももう出来ないのですから。デュルクはここから、どう戦っていくつもりなのでしょうか。敵がミューバだと知った、今。どうするつもりなのか。

  「大人スキップ」、第6話。
  メタルが中学生のままの40歳女性がアパートの一室に転がって、肉体年齢だけは年下のくろけーに説教かましてるって、すごい図から今回スタート(笑)。微妙な笑顔を見せるくろけーですが、こういうシーンをスルー出来ちゃうぐらいの面の皮はあるのですね。
  くろけーのすごいところは、困ってるキコに手を差し伸べはするけれども、なんでもかんでも世話を焼いてあげちゃわないところですね。ああすればいいよ、こうすればいいよってあれこれ言ってあげてキコに道を示すのは簡単なんでしょうけど、それはしない。ごろごろ転がってるだけの彼女でも、けっこう受け入れてあげちゃってます。
  相手が中学生だと思ってるからこそ出来ることなんですかねぇ。なんでも世話を焼いてあげちゃったら、結局何も出来ない人間が出来上がると分かっているんでしょうね、ホントに。人生経験豊富だなぁ。
  しかしくろけーも、ころころと職を変えるのはどうしてなんでしょうね?? やりたいことがある訳でもなさそうなのですが、ポンポンとバイトを変えていく。しかも次の職もすぐ決まるフットワークの軽さよ。うらやましいな。
  対するキコは、手相占いの怪しげなおばさんにあっという間に手玉に取られ、何やら大金を失う予感がしますぞ。向かいのおばさんもくろけーも忠告しようとしてくれているのに、意地張っちゃって、もう。「何にも怖くない大人」を目指そうとして痛い目に遭うのって、どうしたら避けられるんでしょうかねぇ。
  放っておいてもキコは詐欺に遭う大人になったって気も、しなくもないんですけどね(笑)。過保護な親の下に育ってますから。あと基本的に「いいとこの子」ですしね。

  「銃座のウルナ」、第15話。
  どんどんヅードの動きはなくなってきて、ジャンプ台から飛び出してくるスキー板と翼の個体ももうほとんど無く。しかし最後に飛び立ったのは、あのラトフマを連れた個体でした。照準の中に浮かび上がった彼女の顔と、抱えた写真の微笑み。……この写真は、誰なんでしょうね??
  一瞬そのふたつに釘付けになったかに見えたウルナでしたが、次の瞬間にはそれも今までと同じように撃ち抜いていました。まったく、同じように。
  戦闘が終わって、艦隊も引き上げ、ウルナは雪が降る中をラトフマの死体の元まで歩いていき、そしてそこで彼女がヅードの黒い触手としっかり指を絡め合っているのを見るのでした。一瞬、その黒い毛が、人間の手に見えて。それも、自分たちと同じような服の。
  これって、どういうことなんでしょうね?? 結局ヅードの正体はなんなのかって、まだ分からないのでしょうか?? 分からないままでいいのかなぁ。
  カレットの埋葬にも立ち会いました。と言うより、埋められる段階でやっと彼女の死を知った、って感じでしたね。言葉もなく立ち尽くしたウルナ。「泣けなくても気にするこたない、みんなそうだからね」という戦友の言葉に、あれ、そんなもんなのかと思いましたが、でも思い返してみればこれも、戦争ですっかり心が壊れているってことなんですよね。その心を寄せ合った、数少ない相手だった筈なのに……。カレット……。
  ついにこの小島を離れるボウミ小隊ですが、次は何処へ行くのでしょうか。

  「血まみれスケバンチェーンソー」、第87話。
  ネロの施設から漏れ出した物質が溶け込んでいる海岸。その少し沖合でギーコの体を沈めて、復活するかどうか試してみようとする部長たちですが……果たして上手くいくのかどうか?? ネロだけは凶暴化せずに上がってきましたが、まぁもともと彼女が作った物質なんですからね。本人の体も改造してあるんでしょうし、それがいいほうに作用したとも考えられますが……ギーコは完全にまっさらな体ですからねぇ。やはり凶暴化するのではないでしょうか??
  船で出ていった部長とナグルシファーは、海の中でまるで海坊主のように船へ寄ってきたゾンビたちに悩まされ、港に残った爆谷とドリエちゃんは不良に絡まれた上に、なんだか見たことのある人影に接近されております! あれ?? この人たち、そういえばどうしたんでしたっけ……? 死んだんじゃなかったかな?? うーむ。
  海の中で目を覚ましたギーコですが、果たして、結果は!?

  「報いは報い、罰は罰」、第3話。
  ミステリじゃなくてホラーじゃないのか、と思った前回でしたが、今回はよりホラーでした。あああああなんか怖いこれ!! 雪が降り出して下界と隔絶された森の中の屋敷に、いなくなった筈の女の影がちらつきます。
  客人である真椿をあからさまに疎んじる狭霧さんと、真百合と何かあったのかと匂わせる多紀理。そして若い恋人にそそのかされて敷地内に別邸を建てると言い出した主人、道之。不気味な笑顔を貼り付けたままの少年・那美。この家族がまずなんか胡散臭い!!
  姪の葛野に言われた通り、夜に一人で葛野に会いに行った真椿さんでしたが、そこで不思議な「視線」の主に出会い……何かが光ったと思ったら、消えて、真椿さんは……次に気が付いたら、屋敷の前庭で倒れていて。そしてその時には、道之が消えていた。ああああああ、なんだこの、暗闇に覆われるような感覚はぁあぁぁぁ。
  スッゲー怖い(汗)。
  話の内容もさることながら、絵とコマ送りが怖さを掻き立てますね。目だけ大きく描き出される瞬間があって、その目がとにかく強くて、ゾクゾクします。真椿さんへの敵意を持った目ではないのかもしれませんが(おそらくは真百合さんの幽霊かと思われますので)、とにかく、怖い!!
  この話、まさか、みんな死んで終わりとかじゃ……ありませんよね?? 明るい下界へ早く帰れますように。ああああ、頼むからぁぁぁ。

  「SCATTER」、最終回。
  久保くんは結局、生き残ったのかー! あんな現場に突っ込んだらもう生きては帰れないかと思ってましたが、ジェフが逃がしてくれましたね。世間的には死んだことになってますが、友人たちも悼んでくれているようですし、割と幸せなのかも……。っていうかB4M、解散してなかったのね(笑)。
  最終回までも顔射で終了って、まさにこの作品らしくていいですね。好きです。久保くんがすっかり人外のものになってしまったみたいだけれども、まだいるって、何処かで生きてるって沢田さんに知らせただけでもハッピーエンドなのかもしれませんね。イェイ。
  新井先生、お疲れさまでした!!


  ではではー。

「BLEACH」74巻(最終巻)

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  みなさまこんばんは! ものっすごい強風の音におののいたけれども、春一番という情報を得ていたく納得した皿洗いです。いやー、もう春一番なんですね。春と聞かねば知らでありしを、って奴ですな。まだぜんぜん春とは言えない! 確かに今日はちょっとあったかかったけれども!
  早春賦は3番の歌詞がいちばん好きです。

  さて本日は「BLEACH」74巻の話題! これも買ってからしばらく経ってしまったのですが、最近何かで書きましたが「書いたら終わっちゃう、もったいない」と感じてなかなか記事に出来ずにいたのでした。取っておいてどうなるものでもないのですが。ウープス。
  ですが、「BLEACH」はですね、それまで立ち読み専門だった(買いなさい)ジャンプを買うきっかけになった作品でもありますしね。「BLEACH」連載初回が載った2001年の33号(だったかな?)からずっと、今日まで、ジャンプを1号も欠かさず買っていることを考えると、もう本当に自分のやや遅れてきた青春そのものだったなぁって感じがするのですよ。
  その最終回も終わり、ついに最終巻も出て、本当にこれで終わってしまうと思うとためらいもあるのであります。
  余計な感傷なんですけどね。でも好きな作品って、こうなるじゃないですか!! 無事の最終回が読めて本当に何よりですよ!!(涙)

  しかし本当に毎号欠かさず、15年も買ってるんか……我ながら引くわ……(汗)。

  という訳で「BLEACH」最終巻!! 雨竜とハッシュヴァルトさんの戦いから74巻スタートです!!
  ハッシュヴァルトさんはけっこう優勢で、押せ押せで戦っていましたので、ユーハバッハさんが能力を強制的に吸い上げるアレを発動していなかったら雨竜は完全に死んでいた筈なのですよね。そうすると最後の最後、ユーハバッハさんの能力を一時的に無効化する銀の鏃(やじり)を放つ担当がいなくなった筈だったので、ユーハバッハさんとしてはそちらのほうが完全勝利だったのでは? と、思いました。
  それとも雨竜の未来は見えなかったのかな?? 一護の未来に干渉するのに忙しくて、そこまで手が回らなかったと見える。全知全能と言っても、やはりキャパシティは存在するということですね。なんか安心しますよ、逆に。
  ともあれ、ハッシュヴァルトさんはやはり優秀だった。さすが、群衆の中からユーハバッハさんの副官に抜擢されるだけのことはありますね。そのお陰で旧友の恨みを買うやら、周囲の妬みを買うやらしましたが、そんなもの意に介さずその道を邁進してきた訳であります。
  けれども、心に残っていたのは、やはり旧友への罪悪感なのか、彼(バズビー)への友情だったのか。ユーハバッハさんに力を吸収されてからは、主君への裏切りともとれる言動を見せましたね。雨竜に、傷を自分へ移していけと言ったり、友を助けに行くべきだと言ったり。そうして雨竜を後押しした結果としての、平和な最終回ですよ。解せない。
  バズビーへの気持ちがあったから最後に素直になったのか、とも思えます。雨竜がほぼヤケクソになって、血まみれの姿で「僕らは友達だからだ」と言った瞬間の激昂を考えると、自分の手でバズビーを倒しておいて尚、「友」の存在がハッシュヴァルトにとっての心の弱点になっていたことが分かるのですからね。
  ツンデレとか、そういう言葉で表現するにはあまりにも自分を殺し過ぎていて、安易に批判すら出来そうにない雰囲気があります。
  もう死ぬ、ってなったからこそ、素直な気持ちが垣間見えたのかもしれませんね。
  生きてるうちに「友達」ってちゃんと言えた雨竜の勝ちですな。

  そんでもって、ユーハバッハさんが能力を吸い上げるアレを発動したお陰で、白哉兄様や日番谷隊長が戦っていたあのデッカイ奴も倒れたのですね。割と表現がアッサリしていたので、すんなり忘れておりました。申し訳ない。

  バーサーカー状態になった剣八のフォローは無しでしたが(笑)、最終回手前でちゃんと隊長業やっているところを見ると、無事だったんですねぇ。眼帯まで復活してましたし。マユリ様もあの状態から無事復活している訳ですし、やろうと思えばなんとでもなるんだなぁ。隊長スゲェ。
  やちるが剣八の刀の分身のように振る舞っていたことへの謎は結局明かされないままですが、やちるはもともと剣ちゃんの刀だった、と考えると、それはそれで成り立つのでまた不思議なのですよね。うーむ、このへんは考えても分からないなぁ。
  やちると出会った時には、剣八は既に「初代」剣八(卯ノ花さん)と出会った後だったので、その力の影響を受けていたという推測も成り立ちますね。名を戴いたことで尚更、卯ノ花さんの存在が「やちる」の形成に作用した、とかさ。
  でも、やちる自身も刀を使って、分身の具現化まで見せていたんですよね。そこが分からん(汗)。しかしあれは始解でも卍解でもなかったっぽいので、やちるが特殊だったということの証左にもなりますかね。
  意図的にぼやかされているので、真相までうかがうことはもう、ほぼ無理なんですけどねぇぇぇぇ。

  イヅルのあの特殊形態についても、説明無かったな(涙)。イヅル、最終回にも出てこなかったしなぁ。小説版を読めば言及もあるかな、と思ったのですが、原作以外の媒体にそういうフォローを頼るのは好きではないので、これも真相不明のまま闇に消えていきます(涙)。
  イヅル、君のことは忘れないよ!
  主に牢に入れられて拘禁服を着せられていた頃のことを忘れないよ!! はるか昔のことだけど!!

  ユーハバッハの力の前に、善戦虚しく一護も斬魄刀も傷付いて倒れてしまいましたが、とりあえず後を追って瀞霊廷へ追いかけるまでの力は、銀城と月島さんがくれましたね。本誌掲載時の記事でも書きましたが、月島さん、ようやく人として善行積みましたよ。もう死んでますけどね!(涙)
  銀城は雪緒と同行するのに必要だったとして、沓澤は何やったんよ……。結局出てこなかったな……。銀城と月島の修行相手、もとい、岩鷲の修行相手にさせられただけだったのかな?? しかしああいう特殊能力使いは、何度か戦って攻略方法を覚えちゃえば、もうあんまり戦闘相手として役に立ちゃしないのではないでしょうか??(ゲーム脳) 沓澤って銀城と違って、生身の戦闘力は低そうですからね。
  まぁ、それぐらいの相手から始めないと、岩鷲が死ぬ、という空鶴さんの姉心だった可能性もありますが。
  いちばんの疑問は、ソウルソサエティにやってきた彼らをどうやって空鶴さんが発見&ピックアップしたのか、ってところですね。そんでもってフルブリンガーたちは生前と同じ服着てましたが、流魂街で着物も与えられなかったのでしょうか?? 扱い割とひどくない??
  雪緒と銀城たちが一緒にいたってことは、リルカも銀城に再会している訳ですよね。どういう会話があったのか、ちょっと見てみたかったです。
  わたしの好きなジャッキーだけは再登場しなかったな……(悲しみ)。


  そしてラスボス! ユーハバッハ!!
  瀞霊廷へ降りてからは、藍染さんと夢の対決も見せてくださいました。すぐに一護と恋次が来て、共闘ってことになりましたが。最後の最後まで「鏡花水月」を見せてくださったサービス精神(?)に感心いたしました!! っていうか、拘禁されていた筈なのに、刀は持ってたの?? どうにかして取り戻していたの?? 地上に戻された時に??
  藍染さんのこういう周縁が、いちばん「都合いいなー」と感じられたポイントでした(笑)。
  まぁそれはいいや。
  「一護だけ鏡花水月にかからない」というかなりオイシイ特典をあっさり消費してしまうあたり、畳みかけてきてるな、とも思いましたね。素早い展開に、なんかもうついていけてなかった記憶があります。ひたすら台詞読んでたわ(笑)。
  ユーハバッハの能力は確かにすごいけれども、それも限度があるということは既に書きました。そんでもって、ダメージを乗り越えて自分の「死」すら未来において書き換えたユーハバッハですが、結局のところ藍染の「鏡花水月」は喰らっていた訳ですよね。見切った! と思った瞬間、既に術中にあるのが藍染さんの能力の怖いところ。それにまんまとハマっていたところからしても、錯覚系の術は割と有効なのだということが分かります。
  戦力をかなり削られた後だったのでもう架空の話になってしまいますが、星十字騎士団無しでソウルソサエティ全軍とユーハバッハ、って対決だったら、かなりいい戦いになったのではないかと考えます。まぁ、ソウルソサエティ側の藍染さん参入も、だいぶチート気味のラッキーだった訳ですけどね。ええ。
  そう考えてみると、星十字騎士団の存在意義も十分にあったのだな、と。
  けっこうな数が裏切ってましたけどね(苦笑)。

  そして最後の雨竜の一撃から、折れた筈の斬月が復活してユーハバッハ切断!! となり、戦闘終了で10年後へ。
  斬月はどうして復活したのか、ってちょっと考えていたのですが(これもノーフォローなんですけどね!)、ユーハバッハから分裂した「斬月のオッサン」って存在がなんだかんだで一護の中にちゃんと残っていたんじゃないかなぁ、と。それが最後に助けてくれたのかな、と思いました。
  でも、打ち直した筈の刀が結局復活して最後に役立った、って、霊王宮での修業は何だったのよって話にもなりますよね(汗)。王悦さんのがんばりはァ!? っていうか零番隊どうなったん?? 生き残ったの??


  10年後の瀞霊廷と現世にも、見所がいっぱいありました。
  ネムが! ネムが!! 眠八號としてちゃっかり復活している!! って、そこがもう個人的には感涙ポイント。脳はあのネムと同じなんでしょうね。そして、この技術に関しては今後の八號の成長を見守ることが最大の研究だからか、マユリ様は「八號」と臆面なく呼んでおります。七號の時にはそれがこっぱずかしくて(推測)出来なかったのに。
  脳は同じでも感情の発露や性格に差があるようで、妙に声の大きい、溌溂としたネムになっていましたね。こんなのネムじゃないやい、という気もするのですが(笑)、それはそれで別の個体だと分かっていいのかもしれません。もしかしたらあのネムだって、こんな風に振る舞いたいと感じていたのかもしれませんしね。
  マユリ様が変わったことによって、こんなネムも許容されるようになったのかもしれませんし。いい変化だと言えなくもないのでは??
  そしてルキアの隊長就任ですよ!! よかったなぁ、ここまで出世したんだぁぁぁぁ。もともと席官クラスの実力はあったんですもんね。それを兄様の歪んだ愛情が差し止めていただけで(笑)。十三番隊はしばらく隊長不在が続いていたのかもしれませんが、これで一安心、隊長がズラリとそろってようやく瀞霊廷も通常営業に戻れるってものですよ。
  虎徹姉妹が四番隊の隊長と副隊長になっているのにも、驚きました。勇音は十三番隊から移ってきたのですね。花太郎はどうしてるのかな……。席次が上がったりしたのかな。
  ローズは生きてたんだね……。よかったね……。ローズに平子に拳西、そんでもってあのセーラー眼鏡女子(名前が出てこない)(しかも八番隊隊長かよ!)と、隊長にこんなにも現世で辛酸を嘗めていた面々がいると思うと、胸熱です。この勢力が決戦前に帰ってきていて本当によかったね! 瀞霊廷!! でも、ひよ里はいまだに現世にいるのか(笑)。ハッチもでしょうけど。
  射場さんが隊長ってことは、狛村隊長はもう退かれたんですかね。もったいないなぁ。

  現世のほうは、一護と雨竜は親の跡を継いで医者になったってことが分かりまして、チャドはプロボクサー(しかもヘビー級)になったってことも堂々と出てきましたが、それ以外のメンツはなにしてるのかよく分かりませんでしたね。
  柚子と夏梨は大学生ぐらいでしょうか?? そろって大きくなっちゃって、特に夏梨ちゃんの胸の成長ヤバいな(汗)。ルキアと並ぶと、ルキアがめちゃくちゃ小さく見えます。はい。いや元から小さいんですけどね!? 確か150センチないぐらいでしたよね、ルキアの身長。
  まぁ、水色は何をしていたとしてもちゃっかりしてますから何の心配もいりませんが、圭吾はなんだかんだ貧乏くじを引くことが多いので、ちょっとだけ心配です(笑)。坊主頭が大好きなお姉さまはお元気ですかねぇ。
  織姫の人妻感ヤバいね…………(目を伏せる)。
  そして、一護と織姫の間の息子、かずいくん。感じで「一勇」。難読だ! 現代っ子っぽい!! でも、いい名前ですねぇ。用字がとてもいい。「苺花」で「いちか」ちゃんってのも、すごく現代っ子っぽいです(笑)。今度はルキア側が「ストロベリー」担当なのね(笑)。
  かずいくん、ぽやーっとした子だなぁってのが率直な感想ですが、でも小さい頃の一護もこんな感じでポヤポヤしたお母さん大好きっ子でしたね(回想シーンでしか知りませんが)。髪の色とか、霊が見えるとかで高1の頃の一護が尖っていたのに対し、髪の色はともかく死神であるというアイデンティティ(?)は、この子は既に持っているので、あそこまでは尖らないんじゃないかと勝手に想像しております。
  母親も叔母たちも、愛情いっぱいでそろってますしね。
  そういえば一心はどうしているんでしょうか? 何処かで隠居生活?? 何処かの病院で雇われていたりするのかな?? 石田父もそうですけど。


  ……とまぁ、そんな感じで、「BLEACH」最終巻の話題でございましたよ。はぁ、ついに終わってしまいました。切なくて淋しいけど、でも、安心感もあって……不思議な気持ちであります。
  久保帯人先生、15年間、本当にお疲れさまでした! ありがとうございました!!
  また次の作品を描くことがあれば、それも必ず読みたいと思います!! よろしくお願いします!!



  ではでは! ではー!!

モーニング12号

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  みなさまこんばんは! ソシャゲのイベントに追われている皿洗いです。意地になって収集したり、しております。やんなくていいのにね。意地になると駄目ですね、ホント。
  しかし通常のテレビゲームや携帯ゲーム機のゲームと違って、スマフォやタブレットでやるゲームは時間制限がシビアなので、ついつい躍起になってしまいますね。あと2日あったら余裕なのにー、みたいな微妙なタイミングを上手いこと設定してきている気がいたします。うむむ。まさに鴨。我々は鴨なのである。

  さて、2日遅れでモーニングの話題! モーニング12号、表紙は「GIANT KILLING」、巻頭カラーは土塚理弘(とつか・まさひろ)先生の新連載、「まんなかのりっくん」であります。
  「まんなかのりっくん」。
  内容を読んでみると、どうやら80年代中ごろの設定のようであります。ファミコンが出ていて、キン消しを交換し合っていて、駄菓子屋でビックリマンチョコを買っていて。っていう、そんなのどかな時代の、田舎町。そこに住む、りっくんという少年。小学校低学年ぐらいかな?? 泥だらけになって遊び、全力で遊び、山の中で土地神様の像をボコボコにしスギて神様に怒られる、なかなかやんちゃな男の子のようですね!(笑)
  怒った神様が「使い」を町へ下ろして、町の様子やりっくンのことを探らせようとするのですが、りっくんを見付けたものの使いは3匹とも何処かへ走り去ってしまいました! なんで? 肥溜めの臭いのせい??(笑)
  可愛い絵柄で、とにかく突っ走るりっくんの愛らしさにほのぼのとしてしまうのですが(しかしお母さんは大変だな、これ)、急に神様が喋ったり動いたりと、意外とファンタジックなお話のようですね。どんな展開を見せるのでしょうか?? 楽しみであります。

  「宇宙兄弟」、第290話。
  ロシアで暮らすヒビトのところへ、またしても日本の母から支援物資が! 箱に詰め込まれた納豆やら、父ちゃんが陶芸教室で作った皿やらなんやら、ギッシリであります。どうしてオカンの荷物というものは、かくも重くなるのか。
  んで、大事なメールが届きまして、それは室長からの合否のメール! 開いてみれば……ヒビトは無事に宇宙飛行士に選ばれた! という報せでした!! やったね!! 「トルストイ4」のバックアップクルーとして、月面ミッションの訓練を受けることになるそうです。
  そしてその「トルストイ4」にいるのが、あのイヴァン。なので、彼との交流も無事に解禁された、ってことなのでしょうか?? ロシア編の冒頭で2人で会っていたのは、この後のことなのかな??
  ともあれ、おめでとうヒビト!! これでまた宇宙へ行けますよ!! 宇宙へ!!

  「GIANT KILLING」、第426話。
  PKあっさり決まっちゃったーーーーー!!(嘆) これで1-3、持田のハットトリックはあっという間に達成されちゃいましたね……。あれ? まだ前半でしたっけ?? え、マジ??
  ETUみんなすごい顔してますが、それを眺めて「こんなもんで済むと思ったら大間違いだぜ」と更に心理攻撃を(椿に)かけてくる持田。どんだけ……どんだけETUを叩き潰したいのよ、この人。
  まぁでも、平泉さんがETUに対していろいろ思うところがある(主に達海監督に対して)ってのと、持田本人もETU相手にしばらくいい思い(意味深)させてもらってないってのと、それから、ブラン監督が見に来ているってことと。こういう要素が重なり合っての、この攻撃的な態度なんでしょうね。
  回想シーンで持田さんの更なる持田節が見られましたが、途中でベンチに下げたら「殺す」とか、本当に穏やかではありませんね、この人は! でもそれでこそ持田だなぁ、って気もいたします。本当に怖いもんな、この人(汗)。んで、今回はフル出場を希望しているようですが……足が持つのか、どうか。前回のダービーでも、騙し騙し走っているのが達海監督にバレてましたけど、実際のところ、今、彼の足はどんな状態なんでしょうかねぇ……。
  このままブランに選出されて代表で戦って、W杯で輝いたら、もう彼はそれで満足なのでしょうか?? いま海外へ行っても、それこそ昔の達海監督みたいに、すぐ足が駄目になって引退……なんて結末になりやしないかと、そんな心配があります。
  とまぁ、そんな心配など、持田にとっては何の「足し」にもならないんでしょうけど!! 分かってますけど!!
  回想シーンの持田の指摘がだいたい当たっちゃってるっぽい平泉監督、ポーカーフェイスを装ってますが、彼の心中にもやはり現状への反発がありそうですね。否定までにワンクッション置いているところが実に怪しい(笑)。と言っても、こういう「代表監督」とかってポジションって、望めば望むほどやってこない、みたいなイメージがありますけどねぇ。どうなんでしょうか。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第107話。
  モップス対パープルシャドウズのオープン戦、夏之介と則川の投手対決に地味に注目が集まりますが、則川は初回で3失点しつつもその後は無失点、夏之介は5回まで投げて無失点、しかし6回、夏之介から代わったリューチェル投手が4失点もしてしまいます。ここに来て何故か調子が狂う外国人投手(笑)。
  一方の則川は6回まで投げて、3失点のまま。初回以降は点を取られなかったと考えると、「悪くない」評価になるのですね。そしてモップスは失点を重ねたので、試合はパープルシャドウズの勝ち。則川に、「勝ち」が付きました。確かにこれは、悪くはないです。
  しかし……無失点の夏之介の「開幕投手」に、この試合のせいで暗雲がかかり、則川は逆に「よし、行ってみよう」って判断になるのが、野球の不思議なところ!(笑) 夏之助自体は悪くなかったんですけどね。でも、負けのせいで「えぇ~? 大丈夫かなぁ」って気持ちになってしまうのは、分かります。ハイ。
  そんでもって本人は、まったく、「開幕投手」が自分になるなんてことは考えていないんですよね(笑)。それもどうなのよ、夏之介!

  「終電ちゃん」、第20話。
  今回は上越線の終電ちゃんが登場! いつかの横山さんと山下くんは、こんなところでも終電のお世話になっております(笑)。山下くん、社員旅行だというのに終電で合流って、どんだけ社畜なんだ……。
  上越線の終電ちゃんに恋人かいとからかわれて、テンパる横山さん(笑)。相変わらず、2人の仲は進展していないようですね……。余計なことを言うキャラは苦手ですが、この場ばかりは、上越線の終電ちゃんを応援したくなります。もっと言ってやって! って気持ちで(笑)。
  まぁ、トラブルが重なった結果として距離が縮まる、なんていう、割とベタな展開でしたが……言うべきことを言えてよかったのではないでしょうか??
  猿のボスが賢すぎる件(笑)。
  そして上越線の終電ちゃんの方言が可愛い! 「~だすけに」とか、「乗ってくらっしゃい」とか。面白いなー。そういえば地方の終電ちゃんが出てくる時は、必ず方言もセットですね。新潟方面の方言はあまり馴染みがないので、余計に響いてきます。

  「とりぱん」。おおお、珍鳥シリーズで、「ユリカモメ」が出てきました! こんなん、浅草あたりで山ほど見ますから、都民としては本当に珍しくないんですけどね(笑)。そうか、北のほうにはいないのかー。
  これが都の鳥なので、それに由来して湾岸のモノレールが「ゆりかもめ」という名前を冠しているのですが、意外にそのことを知らない人が多くてそれはそれでびっくりいたします。ユリカモメは東京都の鳥! みんな覚えよう!! クチバシと足が赤いからすぐ分かりますよ!!

  「バンデット」、第18話。
  前回は足利氏の話でしたが、今回は東へと旅立ったばかりの猿冠者と石の話。さて行くかと琵琶湖を眺めていたところで、荷運びの護衛をやってくださりませぬかと商人らしき一行に声をかけられ、行きがけの駄賃でそれを請け負ったら……なんと、関所破りを敢行する羽目に!!
  なんで毎回こうなるのよ(涙)。
  積み荷を巡っての、この老人と地方の守護・佐々木氏の争い。出てきたのは御家人、佐々木高氏。後の佐々木道誉(どうよ)。あー、知ってる知ってる! 「太平記」に出てくる名前だ! んでもって積み荷の中身は、なんと、娘さん! 身分卑しからぬ美人の娘さんで、助けて話を聞いてみれば、なんと土岐頼兼の娘さんだということで……佐々木氏は彼女を一方的に見初め、父親が死んだことをこれ幸いに、連れ去ろうとしていたのでした。
  成り行きとは言え、自分が殺した仇の娘を助けてしまった石。罪悪感で一方的に後味が悪い、と言っておりますが(かなり特殊な状況ですね)、この奇妙な縁がまた何処かで繋がってしまうような気がいたします……。さてさて。

  「鳥葬のバベル」、第20話。
  宗助に乗り移っている鉄郎は「不滅の魂」で、宗助自身は「不死身」、と。なんでそんな特殊能力を持った人間がウロウロしているのでしょうか?? 宗助は本当にどういう存在なの??
  とりあえず、巨鳥サンダーバードを倒したい、ということで駿河先生も他の方々(?)も意見は一致しているようですが、つぐみさんはちょっと微妙な立場のようですね。巨鳥に「手出しはできんはずやからな」と言われております。それはなんで?? 飛行能力を有するつぐみさんのほうが、攻撃に際して有利な気はしますけどねぇ。
  鉄郎と宗助、2人の必死の攻撃もかわして、飛び去っていったサンダーバード。鳥の背中から落とされた宗助にマリが駆け寄り、抱き着きましたが、ここまでまた再会したからって平穏に生きていけるのでしょうかねぇ?? 警察になんて言ったらいいのか。
  駿河先生のやってることは、よく分かりませんね。サンダーバードを倒したいあまりに何も知らない復活者を騙して連れてきて、ってそのやり口が汚いのは当然としても。ヒトだった頃と違う、と強調しておきながら、ヒトだった時と同じようにあの巨鳥を殺さなくてはならないと強く考えているのが、どうにも、違和感があります。
  この人が目覚めている特殊能力はいったい何なんでしょうね??

  「アイアンバディ」、第27話。
  星山さんの回想ありましたが、なんとびっくり、彼は小さい頃のマコトたちに会ったことがあるんですね! マコトのほうは覚えていないようですが、星山さんはちゃんと覚えていた様子。っていうか、マコトがちびの頃にもう星山さんは家庭を持っていたって、この人一体いくつなの??(笑) もっと若い人かと思ってましたわ。うぅむ。
  山岳チャレンジに向けて、いよいよ出発の時。さて、新型ロビンソン、何処までやれますかね??
  っていうかロビンソン、すっごく外見変わってますね! めちゃめちゃかっこよくなってる! 話していたステッキも出来てますし、問題がなければけっこういい仕事をするのではないでしょうか??

  「疾風の勇人」、第50話。
  鳩山派へ打撃を加える為に、抜き打ちで8月末に衆議院を解散させた吉田首相! 選挙への準備が整っていないまま選挙戦に放り出された鳩山派は、かなり困った状況になるのでした。鳩山家の資産を選挙活動に充てようとしても、不動産などは売却の必要が、他の証券なども銀行へ行って換金する必要がありますし、そもそも今の銀行にそんな現金はない、という問題も。8月末は「商いが薄い」ので、常以上に現金が無い、という事情もそれに追い打ちをかけております。
  そういうところまで考えた上での、8月末の解散なんでしょうね。
  煮え湯を飲まされた大野さんはホント可哀想だよ……。

  「サンダーボルトファンタジー」、第27話。
  わー、師匠だった男と魔人の術使いに追ってこられて、大ピンチ! おまけに大した反撃も出来ないまま、鍔を取られて捲は片目を奪われて這う這うの体で逃げ出して、ろくなことないな、丹翡さん。それでも鍔より捲を優先したことで、命拾いはしましたね。よかった。
  不患さんも傷付いたまままだまだ玄鬼衆に追われているようですし、あっちも駄目こっちも駄目で、フルボッコですぞ。このまま刑亥たちと蔑天骸が合流しちゃったら、本当に天刑劍は蔑天骸の手に……。
  どうするんだよー、鬼鳥さんー!

  「カバチ」は、この研修生もムカつくけど、詐欺のカモにされているこの奥さんにもイライラしますね(苦笑)。ギャングースだったらこんな奥さん、速攻でリストが回って次々にカモられる筈ですよ。やれやれ……。あっちに言われてホイホイとなびき、こっちに言われてホイホイと翻意し。こんなことでは、行政書士も弁護士も嘆くしかありませんなぁ。
  もう黙って金払えよ。悪徳業者に。
  読んでてそんな気分になりました。はい。

  「CITY」、第19話。
  大学キャンパス内だろうが何処だろうが、簡単にプロレス技を新倉にかけてくる南雲さん。ちょっとは自重しろ!(笑) んで、キャンパス内だというのに追いかけっこを展開し、アパートのあの変わり者の住人(なんと、同じ大学の上級生でした!)に発見され、新倉は勝手に失恋が決定し、変わり者の「わこ」さんはびしょ濡れで……。
  なんという盛りだくさんな大学生活なんだ……。
  鮮やかなプロレス技の連続に、改めて、南雲さんはただものじゃないなぁと感じました。
  しかし、デートしたら金貸してくれるって、どんな風俗だよ(笑)。そして南雲さん、後輩への借金を返す為に、また借金するんかい(笑)。ホント自重しろよ……。


  ではでは!!

待望のサンジ弁当!

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  みなさまこんばんは! 昨日は高校時代の先輩の結婚式に出ていた皿洗いです! 二次会の余興ゲームは惨敗でした(笑)。でも、分かってた。そうなる気がしていた。ああいうゲームやビンゴでいい成績を取った試しがありません(笑)。くじ運もかなり悪いです。そんな自分。

  さて本日は月曜日ですので、週刊少年ジャンプの話題!! ジャンプ12号、表紙と巻頭カラーは新連載第3弾、権平ひつじ先生の「ポロの留学記」であります。
  この先生、金未来杯でたぶん作品を読んでいるんでしょうけど、どういう作品だったかまでが思い出せません。
  ともあれ新連載。
  今回のコレは……面白そうだ!! 率直にそう思えます。強さこそがすべての魔界が嫌で嫌で人間界へ「留学」という名目でやってきた王子のポロが、人間と出会ってあれこれ楽しい思いをする、っていうお話ですね。ザックリ言えば。戦いだらけの日々が嫌だ、と泣きわめくこの王子こそが強さランキングで総合1位とか、そのギャップがいいですね。弱い系主人公けっこう多かったので。ここまで。
  娯楽が多く治安のいい日本を留学先に選ぶという点も、好感が持てます(笑)。日本ダイスキな外国人って感じがして、可愛く感じられますね。日本人としては。今はショッピングモールとか行けば、簡単に色んなもので遊べるからなー。ラウンドワンみたいな複合型施設とかも多いしなー。いい時代だ。
  是非ポロには、都市的な遊びを満喫した後は、寺社仏閣にも足を延ばして人間の歴史にも触れてほしいですね! 魔界ってなんか歴史観ぶっ壊れてそうだし(笑)。
  やられ役で出てきたフーとライは、風神と雷神ですね。それなりにいい造形なのに、あっという間に負けたのでびっくりしました(笑)。人質を盾に取っていたのに、ポロの前ではほぼ無防備と同じだったとか、ウケるな! それだけポロが強いという話なんでしょうけど、スピーディーな展開でむしろ良かったです。ゲス成分が薄まった(笑)。
  絵も可愛いので、今後に期待が持てます。ワクワクするぜー。

  「ヒーローアカデミア」、第127話。
  骨太ガッツリなオールマイト話(ややマニアック)が出来て嬉しそうな出久くんが可愛いですね(笑)。でも、このサー・ナイトアイ。出久くんに向かって思いっきり「この事務所に貴様を入れてどんな旨味があるんだ?」って訊いたりしていて、なかなか辛辣な方ですね。もっとぼかした言い方も出来ようものを、「旨味」って……そんな、ねぇ……。
  高校生相手に大人げない、って気もしますが、ある意味では出久くんを子供扱いしていない証拠なのかもしれません。今後も活動の中で、「旨味」を出久くん自らアピール出来るようにならなければいけないんだな、ってことですよね。ヴィラン退治や学校の行事なら、どうしてそうするのかは明白ですが、こうした「やってもいいけどやらなくてもいい」活動を能動的に行う為には、自分の利益だけを追っていては周囲を納得させられないってことでしょう。
  とは言っても、やはりこれは多分に厳しい態度だと思わざるを得ません。そこにナイトアイの個人的な判断が絡んでいると受け取られても仕方がないような。
  予知されているのなら、今後何が起きてもナイトアイ氏は驚かない筈ですが、さてどうなる??

  「ONE PIECE」、第856話。
  あれ? サンジを追っていたママの部下の始末屋は、誰かに狙撃されたようですね。この島に、ルフィたちに利する行動をとる人間がいるのでしょうか?? ともあれ、追手が無いのは好都合。
  ようやくルフィに会ったサンジの手から弁当が渡され、念願のサンジの弁当に、ついにルフィはありつくことが出来ました!! っていうかルフィ、一日で飢えすぎでしょ(汗)。老人みたいな顔になってますよ。どんだけ燃費悪いんだよ……。
  普通のジャンプ漫画なら燃費をよくする訓練とか、スタミナを増幅させる方法を講じるとか、そういう発想になるのでしょうけど、ルフィに限っては毎度燃費悪くてナンボみたいな面がありますね(笑)。戦いが終わったら必ず宴だし。
  船へは帰れない理由を列挙するサンジに対し、本心を言えと怒鳴るルフィ。それでぽろっと涙がこぼれて、サンジは、サニー号に帰りたいと本音を告げてくれました。よかった! それが聞ければ十分です。あのジェルマの家族も助けてやりたいと感じているようで、サンジは本当に甘いなぁと思ってしまいますが、もともとこういう部分のある男でしたね。女は絶対蹴らないと決めているところなども、これに類する甘さかと思います。
  でもこういう性格こそが、サンジだから。それをルフィも分かってくれているから。だからいいんです!
  そして仲間の危機には、仲間からのヘルプには、全力で答えるのがルフィという船長。よっ、キャプテン! カッコイイ!! ここから反撃ですよ~!!

  センターカラーで「ソーマ」、第203話。
  どっちの料理も美味しそう~! 各々、好き勝手にアドリブしているように見えて、ちゃんと互いの作業工程の目的を察していたのですね。さすがえりな様! 人気投票も1位だよ!! 2位が緋沙子なのには驚きましたが!!
  ちなみに3位がアリス、4位創真、5位が田所ちゃんでした。女性陣強いぜー。
  本編に話を戻すと、どっちのチームの生徒組も相手が上回ったと感じているようで、お前が勝ちだ、いやお前のほうがと言い争いになり、ちょっと珍しい「勝利の押し付け合い」を展開いたしました(笑)。とりあえず、おじいさまが意図したことは達成出来たようなので、一安心ってところですかね。
  親子なのだから、ワガママを言うことぐらい覚えなさいと、えりな嬢を諭すおじいさま。薊パパとの関係性をとっても心配しているけれども、孫娘の強さを信じて優しく背中を押してくれている、祖父愛を感じますね。本来ならもっと楽しい親子関係になる筈だったと、おじいさまもおじいさまなりに、薊パパを放置したことを後悔しているようであります。娘婿に対して、そこまで負わなくてもいいとは思いますけどね。
  でも、薊パパから逃げているだけでは、真にえりな嬢の為にはならないと思っているんでしょう。きっと。
  その薊パパは朝日を受けて完全に悪役の立ち位置ですが、今後、えりな嬢との関係がファニーになって総帥の座を追われたりしたら、もっといい感じのキャラになったりするのでしょうか?? ワクワク。
  叡山先輩は心底どうでもいいけどな!!(笑)

  「ハイキュー!!」、第242話。
  2セット目の、マッチポイント。ラストラリー。これ凄かったなぁ。レシーブの好プレーに次ぐ、好プレーですよ。見ていたら絶対声出る、コレは。ああああ、いいなぁ、生で見たいなぁ!
  個人的にスポーツ漫画に対しては、「ああー、この試合っ、生で見たかった!」と思わせられたらそれはいいものだ、という信条があるのですが、今回はバッチリそれに当てはまりましたね。牛島さんとかはすごすぎてそういう感想にならなかったけど(笑)、この相手校は凡ミスもあれば好プレーもある、いい意味での「凡人感」が良かったな、と思いました。
  でも菅原さんの活躍すごかったなぁ……。烏養コーチはこういう菅原さんの手広いフォロー力も見越して、ここで菅原さんを投入したのでしょうか?? それとも、月島がばてていたから、ただの代役?? 前者だといいのですが(笑)。ブロックアウトを読むなんて、そうそう出来ることじゃありませんよ。まぁ、データテニスならぬデータバレーボール、の面はありましたが(過去のプレーから傾向をきちんと割り出していたんですね)。
  いやー、ともあれ、烏野が勝ってよかった! ストレート勝ちですよ! 嬉しい!! 素直に!!
  ラストプレー、速攻の後ろからバックアタックとか、二段重ね! これは勝てないわぁー(笑)。こんなん、ブロックしろとか無理でしょ! この試合は旭さんが光ってましたね!! カッコイイ!!

  「青春兵器」、第17話。おおおおおお、掲載順位めっちゃ上がってるな!! 長谷川先生ますますがんばってください!!
  さて今回は、女子の体操服を盗んだ犯人と目されている零一の回(笑)。体操服ぐらい毎日持って帰れよ! という気がいたしますが、まぁ面倒なのは分かる。まして教室内にロッカーがあるなんてのは恵まれた環境なので、置いといてもいっかー、って気持ちになるのも分かります。本当に!
  ロッカーは施錠出来ないんですかね?? 自分が通っていた高校は生き馬の目を抜くような場所でしたから、鍵をかけていても荒らされましたけどね。南京錠にペンチ跡がクッキリついていたこともありました(汗)。怖かったなぁ、あれは。
  まぁそんなことはどうでもいい。
  状況証拠がそろいまくっているのに、委員長と東くん(イケメン)がかばったら誰も零一を悪し様に言わなくなる、という、ある種の思考停止を見ました(笑)。いいクラスだよ本当に……。でも、そんなクラスに迷惑をかけまくってしまう、零一の影の分身(笑)。巨大化するだのウンコだの影の分身だの、零一は本当に、「青春」を謳歌する為にいろいろ我慢しているんですねぇ……。
  っていうか、「大迷惑」の分裂元の零一に「迷惑」って書いてあるの、笑った(笑)。結局迷惑なんじゃねーか!!(笑)

  「U19」、第2話。まだ本題に達しない!!(涙)
  本人の意思とは無関係に、遺伝子型が優秀だったからって転校させられそうになるとか、子供は大人に逆らえないからって発砲までするとか(ただの政党広報員が武装していることに非常に驚きました)、これもう、子供の人権はないって言ってるのと同じですね。その時点で憲法違反! はい論破!
  といきたいところですが、論破で済むなら漫画編集者はいらない訳で。
  朱梨ちゃんのご両親もずっと「D」ランクでやってきてそれなりに苦労もあったのかもしれません。いいランクに移れるよ、と聞かされて心浮き立つのも仕方がないことかもしれませんが、その為に娘の涙を無視するようなことがあるのは、やはりいただけませんね。でも心の底では、子供だから仕方がない(子供に人権はない)って思っていたのでしょうか?? 可愛い我が子に対してまで?? この世界、闇が深いなぁ。
  とりあえず主人公が両想いだったことがちゃんと分かって一安心です。恋愛における勘違いと独りよがりは何より恥ずかしいので!! ましてこんな思春期に!!(赤面)

  「ブラック・クローバー」、第98話。
  魔石が破壊されたラドロスは急に性格が変わったように見えます。やはりダイヤモンド王国の人格破壊工作で、エゴイスティックな部分が増大していたのでしょうか?? 指差しポーズがなんか、何処かの芸能人みたい(笑)。
  でもいきなり魔女王が出てきて、みんな殺すとか言い出して、またまたピンチですね! アスタのアンチマジックの剣を覚醒させてくれたのはいいのですが、血液を送り込んで彼を治したその瞬間から、アスタの全身を操れるようになっていたとか、冗談きついぜー。いやマジでマジで。
  最大の攻撃主が敵の「剣」になっちゃうって、そんなの、どう対抗すればいいのよ! いきなりゲームのボスが変身した時みたいな絶望感があります、今……。アスター、元に戻ってくれー! 頼むー!!

  センターカラーで「鬼滅の刃」、第50話。ついに50話! おめでとうございます! 単行本も全巻重版とか、こいつは春からめでたいね!!
  でも本編は、修行と鍛錬の日々の炭治郎であります。けっこう時間が経ってますね。全集中の呼吸をずっとやる、と決めてから1ヶ月弱も経過している模様。でもまぁ、次のステップに進むのに1ヶ月なら、上出来でしょうか。怪我もありましたしね。
  屋根の上で瞑想&ゆっくりの呼吸をしていると、胡蝶さんがやってきて声をかけてきました。近い! 顔が近い!! 女性に免疫のない炭治郎にはちょっと刺激が強い!!(笑)
  彼女の話を少し聞かせてもらいましたが、ニコニコと笑っているけれども心の中ではいつも怒っているのかもしれない、という芯の部分を言い当てられて、ちょっと驚いたようでした。こういう、ど真ん中ぶち抜きストレートを、炭治郎はポンポンと放ちますね。これが炭治郎でなければ、きっと図星を突かれたと言って怒られていたでしょうに。
  ともあれ、最愛の姉を殺されたこと、その姉が好きだと言ってくれた「笑顔」を絶やさないようにしていることなど、聞かされました。「哀れな鬼を斬らなくて済む方法があるなら考え続けなければ」とも言ってましたし、それもまた本心なんでしょうけど、鬼という鬼を敵とみなして斬り捨てたいって思いも、きっと、あるのではないでしょうか。
  炭治郎に夢を託す、という彼女の言葉は、ともすれば自己中にも聞こえますが、自分ではどうしようもない信念を任せていい相手がいるってのは心の支えになりますよね。また炭治郎は優しいから、この胡蝶さんの話を聞いてまたまたがんばっちゃうんでしょうねぇ(笑)。
  修行の甲斐あって、無事にカナヲちゃんを捕まえることが出来た炭治郎! 薬湯ぶっかけ対決でも勝ちまして、ちびっ子看護婦3人組(なほちゃん、きよちゃん、すみちゃん)と一緒にキャッキャウフフと喜んでますね。ああああもう可愛いなぁ。炭治郎も3人組もめっちゃ可愛い。癒される……。グロいところも多いけど、こういう緩急があると本当にホッとします。癒しの連載だわー。

  「約束のネバーランド」、第27話。
  明日の昼にノーマンは脱走した「ふり」をする、という話になりましたが、ママだってそれぐらい見抜いているのではないでしょうか?? どんな手を使ってでもノーマンを「出荷」させるべく動いてくるのでは、と思うと、気が気ではありません。でもレイが語る、この農場の秘密を悟ってしまった理由も早く知りたい!! あああああ!!
  ところで、「1」「2」と数を数えるのに、親指をまず立てて、次に人差し指を立てていますね。これはあまり日本人はやらない数え方だと思います。漠然とですが、西洋の方がやる指の立て方かな、と。細かいリアリティに、ふむふむと感心しますね。
  この世界では、人種はどうなっているんでしょうね。子供たちやシスターを見る限り、肌の色はさまざまのようですが。それに言語も、英語を使っているっぽいのですが。国という概念はどう教えているのか、ってのは、ちょっと気になります。教わっている勉強の中には、「外国語」っていうのはないのかな??

  「左門くん」、第69話。
  今回は、天使ヶ原さんが悪徳商法に引っかかる話でした!! 怖い!! 女子としてダメだって散々罵倒してからの、救いの手を差し出すかのような商品の売り付け……これ、催眠商法にかなり近いものがありますね。洗脳状態だ! クーリングオフは効きませんか!?
  中将Pとナッキーことサタナキアさんの抱き合わせ商法怖い!! 今回のサルガタナスは完全に商法のアシスタントだった!! 赤き竜えげつない!!
  しかしこの怖い商法にネビロスさんが一切絡んでいないことは、何も教えられなくてもハッキリと分かりますね(笑)。
  ツッコミする女子は別に悪いものではないと思いますよ。でも、突っ込んでばかりいて話の腰を折るのは、確かにバッドマナー。しかし天使ヶ原さんのツッコミはそんなもんじゃない、話を膨らませる為のアクセントのようなものなんです!! 別に天使ヶ原さんは悪いことしてないよ!!
  ついついかばってしまいますが、仏の天使ヶ原と言えども他人の目が気になる女子らしい一面があるってことですねぇ。こういうリアルな面を知ると、ますます天使ヶ原さんへの愛着が高まりますね。いやマジで。

  デモンズプランも終わってしまったけど、「アマルガム」も終わってしまいましたね。でもこちらはちゃんと話をまとめてから終わったのでセーフセーフ!! ハッピーエンドで本当によかったです。弥生ちゃんの為に自我を取り戻す六道くんには泣けました。っていうか、そこで出てくると思わなかったよ、いつかのOLのお姉さん……。
  お姉さんが親御さんに紹介しようとしていた人は、今頃、幸せに過ごしているのでしょうか。こちらのドラマも気になりますね。


  ではでは!!

「小林さんちのメイドラゴン」1~3巻

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  みなさまこんばんは! 「ココア」と「ホットチョコレート」の違いがなんなのかと急に気になって調べてみたりした皿洗いです。広義では同じものと捉えて問題なさそうですね。ほほーぅ。
  チョコレートが余っているのでどう片付けようかと、思案中なのであります。ここが思案のナトリウム。安直にホットミルクに溶かして、ホッとチョコレートにしちゃおうかなぁ……。

  さて本日は、最近アニメ化したことでお馴染みになった、クール教信者先生の「小林さんちのメイドラゴン」の話題であります。何故か家に3巻まであったので、読んでみました。

  ドラゴンが、傷付いて倒れて「こちらの世界」逃げ込んできたところを独身一人暮らしOLの小林さんに出会い、救われた?ので(このへん小林さんの記憶があいまい)、恩返しの為に小林さんちでメイドとして働き始める、というお話であります。魔法で人間の姿に変身しているので、可愛いメイドさん(ただし角と尻尾付き)とご主人様のほのぼの日常系コメディとなってはおりますが、そもそもこのメイドが「ドラゴン」なので、これ完全に人外ものなのであります(笑)。
  アニメの感想をネットで見てみたら、「瞬膜まで描き込んであるアニメってすごい」みたいな文を見かけて、一瞬混乱いたしました(笑)。瞬膜って単語は、犬か猫かもしくはトカゲでも飼っていないと、触れることのない日本語だと思います……はい。そうか、このメイドさんは、こんなに可愛いけどドラゴンの姿の時には瞬膜があるのか……。
  っていうか、メイドさんの姿でうっかり「女の子?」と感じそうになりますが、魔法でこの姿に変身しているだけなので、そもそも性別は不明なのでは……?
  可愛い女の子の姿(角と尻尾はあっても)で「小林さんが大好きです!」とか言っているので「おっ、百合か!」とセンサーが正常に(笑)反応したのですが、トールという名前も女の子っぽくないし(このへんは人間の感覚なので当てはまらないかもしれませんが)、竜の時はオッサンみたいな喋り方しますし、実は雄だったって聞いても驚きませんよ。
  そのへん、謎!
  でもここは深読みの余地が残っているほうが面白いですね。正直、百合でもそうでなくても、トールと小林さんの関係はオイシイです。はい。

  トールと小林さんが一緒に暮らし始め、トールは町の商店街にも馴染み、小林さんの同僚にも顔が知れ、「角がついてるけど愛想のいい可愛いメイドコスプレの子」として人間界に浸透していきます。そして、そのトールを追ってやってきたトールの部下的存在のカンナちゃんや、敵対存在であるエルマ。「あちら側」と離れてすでに「こちら側」で暮らしていたと思しき、先輩的存在のファフニールさん(男性?)と、ケツァルコアトルさん(女性?)。
  人外というか、人間に変身したドラゴンがドサドサと登場して、どんどん物語はにぎやかになっていきます。
  トールは、その気になれば魔法でなんだって出来ちゃうのですが、小林さんに諫められるのでごく真っ当なメイドさんとしてきちんと暮らしていこうとがんばっているのですよ。馴染もうとするその姿勢が献身的で、可愛いですねぇ。
  トールを受け入れることになった小林さんは、ちょっと独自の感覚を持っていて、オタクっぽいところのあるシステムエンジニア。お仕事柄なのか元々の性格なのか、かなり合理的な物事の考え方をしておりまして、出来ることも出来ないこともはっきり口にする、さっぱりとしたお方です。なんというか、女性らしくない主人公ですね。
  小林さんが好きだと言ってやたら小林さんに甘えるトールのほうがよほど「女の子」らしいので、それはそれでバランス保てているのですが、百合っぽい展開になかなかならないのでそこは若干不満であります!(笑) もっと小林さんにもグネグネウニウニ、理不尽なことでいじけたり拗ねたり、論拠の分からない不平不満を並べてほしい! それが一切ない女性なんて、イソフラボンが足りてないよーーーー!!(←論拠の分からない不満)
  だからそういう女の子成分は、トールが補ってるんだってば。

  百合っぽい展開も、カンナちゃんとその小学校(書類を偽造して入学)の旧友・才川ちゃんが十二分に担ってくれているので、ひとまず安心であります。安心って何がだ。

  キャッキャウフフと日常を過ごしていくだけのギャグ漫画かと思いきや、不意にトールが自省して落ち込むようなシーンもあり、小林さんがトールとの「世界の違い」を再確認してうつむくようなこともあり、急にシリアスになるので注意が必要であります(汗)。
  トールの同類からも繰り返し問いかけられるのは、「我々はこの世界と共生出来ないのではないか?」という命題。トールは今だけのこと、小林さんだけのことだと自分を納得させているようですが、いずれ終わるものにそこまでこだわってどうするのか、「今だけ」だと割り切っているこの街に、自分の居場所は果たしてあるのかと時々思い詰めて、たまらなくなることがあるようであります。
  結局のところ、彼女のメイド生活は、小林さんが許容しているからこそ成り立っているのですよね。小林さんが、トールを望んでいるから。
  この漫画はいわゆる「人外もの」に分類されると思いますが、その中でも、人間の世界にいきなり「異物」が混入して周囲も本人も戸惑ってしまう、常に疑問が付きまとう割と重たい話になるのだと思います。導入だけなら「異形ちゃんといっしょ」に似たものがありますが、あの漫画では例えばホマレちゃんの「異質」具合はもうほとんど話題にならないようですし、繰り返し「ドラゴンと人間は共に生きていけない」と思い起こされるこの作品とは、また違いますね。
  異種族交流、といった簡単な話でもないようですし。その気になれば国ごと滅ぼせる強力で凶暴なドラゴンが、今は伏して「好きな」人間と共に暮らしているだけで、その理由がなくなれば「こちら側」のことなんてどうでもいいんだろうなぁ、という諦観に似たものを読者に感じ続けさせます。
  パッと触れただけのゆるふわなギャグと、シリアス度合いとのギャップもまた、この作品の魅力と言えるのではないでしょうか??

  個人的には小林さんが、トールのお風呂好きの性質を聞いて、ホースで水かけてドラゴンの体の彼女を洗ってあげるシーンが好きです。うっとりしているトールの顔がとてもいいですね!!

  ところでこの作者さん、帯のアオリ文句で知りましたが、「旦那が何を言っているかわからない件」を描いた方だったんですね! あれは読みました。下書きレベルの作画でびっくりしました!!(涙) 話が面白かっただけに、ブログに載せたそのまんまのような絵で出版されるってすごいなぁ、と思いましたよ。
  下書きレベルで発行していいのは同人誌までだと思ってました。同人誌でもそんなの買いませんけど。
  でも先述の通り、話は面白かったのですよ。オタクだけに「あー、分かる分かる」と思う点も多々あり、奥さんがすごく可愛く見えたものでした。っていうか、可愛い女性キャラクターを描く力がありますよね! もう本当に、この作品でも、出てくるドラゴン少女みんな可愛いし可愛いし。癒しですわ。


  という訳で「小林さんちのメイドラゴン」、おススメであります! 人外ものがお好きな方に、そうでない方にも、是非是非!! 見かけたら読んでみてください!! トールかわいいよトール!


  ではではー。

「乙嫁語り」9巻

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  みなさまこんばんは! 古いCDを引っ張り出して聞いて懐かしがっている皿洗いです。古いCDと言っても、収録曲が極端に古くて、発売はさほどでもないって感じでしてね。80年代のニューミュージック(最近このフレーズ聞きませんね)を集めた、おそらくは2000年頃に出たであろうCDなんですけどね。
  リアルタイムで聞いていない昭和歌謡でも、いい曲があると楽しいですね。最近は若い人も昭和歌謡を聞くそうですし。音源がちゃんと残ってるって素晴らしい。レコード文化のお陰ですねぇ。

  さて本日は、「乙嫁語り」9巻の話題! 本誌のほうでちょっとだけ休載しているので、ここから先の展開がまだありません。そんな9巻。表紙は8巻に引き続き、パリヤさんであります。っていうかもう、これ、パリヤさん巻でした(笑)。8巻に引き続き。
  些末事ですがこのパリヤさんの画像、家人が、「拡声器でアジ演説でもしてるのかと思った」と言っておりました(笑)。女性の権利解放運動とかですかね。割と似合う。

  さて9巻!
  最初はオムニバス形式で動物ネタを集めた4コマでした。動物ネタと言っても、やはりこの環境では馬の話ばかりになりますよね。しかしパリヤさんに限ってはヤギ(に頭突きされるというお悩み)と、コウノトリと、ぜんぜん違う動物ネタ2種をご提供くださいました。さすがパリヤさんだ。
  でもそんなに頻繁にヤギに頭突きされるって、どういう状況なんでしょうね(笑)。よほどボンヤリとしているのか。ヤギのほうでも、頭突きしやすい人とか決まってるんですかね(笑)。ほぼ切り立った岩山の崖でも登っていってしまうほどの動物なので、ちょっと高いところに逃げたパリヤさんの体など体のいい練習台! 子ヤギにのっかられまくって、頭突きされるより大変な目に遭ってしまうパリヤさんなのでした(笑)。
  カルルクの甥っ子のロステムくんは、ダメっ子ですねぇ(笑)。末子相続なら、このまま下の子が産まれなければこの子がお姉さん宅の財を継ぐ筈ですが、どうなることやら……。やはりこういう、つましく生きる社会であっても、家長が駄目だと家って没落する訳ですよね。そうなった時の受け皿として、親戚がたくさんある訳ですが、自分ちの親戚がそんなことになるのは誰だって嫌ですよね。まぁ、この子も、もうちょっと大人になったら少しはしっかりしますかねぇ?
  アミルさんの愛馬のスルキークは、めちゃめちゃ頭のいい馬ですね! ふつう、馬は、誉められると喜ぶ程度の知能はあるそうですが、お誉めの中にも諫める言葉があるとそれをちゃんと聞き取ってつーんと顔をそっぽに向けるなんて、小学生ぐらいの頭はありそうです。さすがアミルさんの愛馬だ……。

  んでもって、パリヤさんとウマルさん。
  水路掃除ではしたなく振る舞っているところを見られてしまったパリヤさんはそれをずっと気にしていた訳ですが、焼いたパンを届けに行くなどして、徹底的に避ける方向にはいっていないようですね。縁談のお話があるのに避けているのもおかしな話ですしね。
  そして、カモーラさんが言っていた、「うまく言おうとしなくてもいいんじゃないかな」という言葉に励まされて、ウマルさんのことを想って縁起のいいパンをたくさん焼きました、と伝えたパリヤさん。嫌われているのかも、なんて思いがけない誤解を招いてしまったことは想定外でしたが(でも、考えてみれば無理もないことかと……)、どうにかカバー出来たようで、よかったですね!
  8巻の最後のこのことが最大の気がかりだったので、読んでいるこちらとしても胸のつかえが降りたようでホッといたしました。あー、よかった。ザルを蹴ったりしてずいぶん女の子らしくないところを見せてしまったなぁ、と思っていた訳ですが、ウマルさんはそれよりも、生き生き元気に水路掃除をしていた姿を気にしていたようですね。いつもはあんなに明るいのかー、って。
  パリヤさんがマイナスポイントかも、と思っているところはだいたいウマルさんにとってプラスポイントとなっているようなので(笑)、何がどう転ぶか分からないものなんだなぁ、と思わされました。いやはや。

  もうここが過ぎたら、あとは安心! ウマルさんの情報をなんとしても手に入れたいパリヤさんの各方位へのアプローチ(?)が効いたのか、お店を暫定再開してウハウハと嬉しそうなパリヤさんのお父様も、ウマルさんの御父上ときちんと会い、縁談について話し合いをしてくれたのでした。
  具体的にどういう話し合いをしているのかは分かりませんが、これが無くては結局のところ、「結婚」には至らない訳ですから、大事なことですよね。
  いつかの双子の乙嫁、ライラとレイリも、親父さん同士の話し合いがなかなかまとまらなくて進まずにいたものでした(笑)。花婿の親父さんはなかなかケチで、やり手でしたなぁ……。息子たちにまで「ケチ」って言われてたぐらいですからね(笑)。娘が生まれれば持参金が大変で、息子が生まれれば嫁への結納金が大変でと、どちらにしろ「結婚」は両親にとって一大イベントなのですね。
  ところで、パリヤさんのお父さん、お店を再開出来てたいへん嬉しそうにしてますね。町の人たちもやぁ助かった、ってな感じで、壺を頼むとかお茶碗を頂戴とか、どんどん注文しに来ます。こういうの、知ってますよ……復興特需だ!! 材料をどうやって調達しているのかも気になりますが、お金はどうしているのかも、ちょっと興味がありますね。それなりに貨幣制度は整ってはいるようですが??
  でも何処かの家が食うものも住むところもなくて困窮していたら、みんなで集まって助けてあげているんですかね。今回パリヤさんの家が、エイホン家に迎え入れられたように。突然の襲撃で町が壊れちゃって、困ったのはみなさん同じでしょうし。そうでなくても、助け合いをしているようなイメージがあります。
  共同体として実によくまとまっている町なのかな、って思います。はい。

  親御さん同士の話し合いのさなか、何故か2人で出かけることになったパリヤさんとウマルさん。わーいデートだ、と浮かれるような精神的余裕はなく、パリヤさんはここでも粗相しないようにと必死なのでした(笑)。
  こんなに気軽に未婚の男女で出かけるなんて、本当はいけないことなんだってのは、後から後から聞かされますが(笑)、まぁそういうことがあってもいいじゃない。縁談だって出ている仲なんですから。
  ともあれ、行きはほとんど会話もありませんでしたが、パリヤさんがウマルさんにせがまれて歌を歌い始めたあたりから空気も緩んでいい雰囲気になってきた、って感じがありましたね。そのあと急病人に会って、それどころではなくなりますが。やはり歌はいいものです。若い女の子が歌を歌うのは、華やかでいいものであります。

  というか、まぁ、冷静になって考えてみれば、お付き合い=ご成婚みたいなこの社会ですから、親に「お前、この子はどうだ?」と言われたってことは、もう我々の感覚からすれば「恋人が出来た」ようなもんなんですよね。ウマルさんだって嫌がってはいなかったし、ケンかのような雰囲気になって尚「元気があっていい」という感想を抱くぐらいですから、そうそう嫌われる筈もない、というか。
  憎からず思われている、ってことは、考えてみれば当たり前……というか、分かっていた筈のことなんですよねぇぇぇ。
  パリヤさんのネガティブ思考が炸裂していろいろと不安を抱いたりもしましたが、落ち着いてみれば前よりずっと仲良くなって、許嫁以上に恋人っぽくなっていて、9巻のラストなんかは素直にニヤニヤしちゃいましたよ(笑)。
  みんなで刺繍をするシーンなんかも可愛かったのですが、アミルさんが混じって「帽子を作っている」と言った時の、年下の少女たちのリアクションがまたよかったですね。「帽子?」と驚いて、旦那様にあげるものだと聞けば「いいなー、仲がいいんですね」ですって! やん、もう。
  アミルさんとカルルクさんが仲良しなのはもうお分かりの通りですが、この社会では帽子を刺繍して男性に差し上げるということは、かなりの仲良し度合いを示している、ということが分かりますね。キャー。
  コイバナしている女の子たち、可愛いよぅ。ううう(萌)。
  しかしこの、ベッドの木組みみたいなものにカラフルな敷物敷いてみんなで靴脱いで上がって、お喋りしながら布支度って、ホントいい光景ですねぇ。誰かの家に上がるよりも、風通しもあって明るいこういう場所で集まるほうが早いんですかね。日本だったら床几を並べるような感覚でしょうか?? 外で靴を脱ぐってことがちょっと面白いなと思う次第であります。

  パリヤさんもこっそりと帽子を作って、ウマルさんに差し上げたのでした。きちんと完成させるところが偉いですよね。もう、刺繍もお手の物になってきたのではないでしょうか??
  頭に巻いた布をほどく時だけ、パリヤさんもささっと後ろを向く、この細かさがいいですね。繰り返しますが未婚の男女なので、素の頭を見るようなことは、お互い失礼に当たるのですね。女性だけではなく、男性もそうなのだとここでちゃんと分かります。はい。

  あとはラストの猫が可愛かったですね!!(拳) ああ~、猫かわいいよ猫。そういえば今日は2/22で猫の日ですね。森薫先生の描かれる子猫が、もう、卑怯なほど可愛いです。ぐぬぅ、肉球……。
  はー、癒されたー。



  この続きは3月発売の「ハルタ」4月号から再開です! 次はアゼルたちの話だそうで、楽しみですね。

  ではではー。

「ヘルシング」7巻

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  みなさまこんばんは! 今朝もついつい朝寝坊してしまった皿洗いです! 今日は昨日と同じく、風は強いのですがなかなかあったかくて、いい日和でしたね。その分だけ朝の惰眠がもうものすごく気持ちよくてですね……。いけませんね。

  さて本日は、すっかり忘れた頃にやってくる天災のような「ヘルシング」の続きであります!! 今回は7巻!
  表紙はベルナドット隊長とセラス・ヴィクトリアであります。まぁこの巻はこの2人がメインでしたね、本当に。隊長は悲しい結末になってしまうけれども、セラスの中に彼が取り込まれることでひとつになったと考えることも出来るので、この巻、好きなんであります。

  巻の最初のほうは、ヘルシング本部が蹂躙されていて本当にひどい状態でした。6巻では地雷などで応戦してなかなかいい感じだったかと思ったのですが、あっという間に対応されて本部まで入られちゃいましたね。広いお屋敷なので敵が奥まで来るにもそれなりに時間がかかるのですが、それまでに出来たことと言えば円卓の会議室にバリケードを築くことぐらい。
  確か、バレンタイン兄弟が襲撃してきた時には、ここで会議をやっていましたね。屋上のヘリポートを爆破されて脱出が出来なくなり、アーカードと執事のウォルターとで応戦したのでした。
  あの時もひどいもんだと思いましたが、ロンドン中が火に包まれ吸血鬼であふれている現状を思えば、あの頃はまだ平和だったと思わざるを得ませんね……。
  さて、セラス。傭兵部隊が必死になって「ディフェンス」しているところへ、外のSS部隊をみんな片付けて、なんとか駆け付けてくれました! 会議室はロケット弾までぶち込まれて本当に瀕死で、ベルナドット隊長も腹に大きなガラス片を喰らって重症であります。そうでなくっても、吸血鬼に比べれば脆い人間なのに。
  敵方の大将こと、中尉ゾーリンは、体の半分に奇妙な呪文が刻まれている異様な風体ですが、これがそのまま幻術の術式になっているようでして、彼女が床に手を突いた途端、兵士は自宅で愛しい息子と向かい合っている幻覚を見せられ足が完全に止まり、そのまま殺されてしまったのでした。
  相手の心の中から弱点となる存在を出してきて、足止めをする術のようですが……巻の冒頭でこれを喰らっていた兵士は、もう亡くなった息子の幻覚を見せられたのであります。嘘だと分かっていても、可愛い息子の姿を前にしては手練れの傭兵だってそりゃあ、止まってしまいます。こういう、弱みに漬け込んでくるような術って、本当に卑怯で嫌らしい!! 嫌いです。嫌悪感でムズムズいたします。

  しかし駆け付けたセラスもこの術の前に、忌まわしい過去を思い出さされてしまうのでした。
  彼女は確か、孤児だという話でしたが、もともとは警察官の父と美人の母がいたごく一般的な家庭に育っていたようです。しかしある日、チンピラに押し込み強盗をされて父と母を亡くし、自身も銃撃を受けて倒れ、死んだ母がその場で犯されているのを目撃してしまうという非道の事態に。
  その後、孤児院で育ち、やがて父と同じ警察官になったということのようであります。
  惨殺の光景をいま再び見せられたセラスはその場で凍り付き、ゾーリンにいいようになぶられてしまうのでした。
  アーカードがセラスのことを「面白い奴」というように表現していたのは、こういう過去があったからなのでしょうか?? こういう過去を持っていても、明るく振る舞えるところだったのでしょうか??
  腕を飛ばされ、背中から斬られ、更には両目とも潰されて満身創痍のセラス! ベルナドット隊長が助けてくれましたが、その隊長も、すぐゾーリンに切り付けられて倒れてしまいます。ゾーリンのこの武器は、大鎌、もしかして処刑鎌(デスサイズ)でしょうか?? こちらも彼女のにぎやかな肌に合わせて、特徴的な模様が描かれてますね。

  最期にセラスにキスをして、俺を喰えと告げて、倒れていった隊長。このシーン……好きです。
  そしてゾーリンに隊長を「虫けら」と侮辱されて怒ったセラスは、ついに! ついに人を噛んで、隊長の血を飲み、吸血鬼として本当に目覚めるのでした。
  ここのシーンも好きです。ぐううっとのけぞった白い喉と、綺麗な口元が映ったと思ったら、その次のコマでは牙が並んだ大きな口が描かれていて。そのギャップがすごい。それに、牙の根元の歯茎への描き込みもすごいですね。
  今更な話ですが平野耕太先生の作品はコマへの緻密な描き込みがすごくて、1枚1枚の絵の「世界」が重々しくのしかかってくるような感じがいたしまして、その迫力にいつも圧倒されてしまいますね。このセラスの、初めて人を噛んだシーンは特に印象的で、心に残ります。
  そしてベルナドット隊長の血を受けて、ごくごくと飲み干して、立ち上がったセラス。
  目が開く瞬間の暗さと恐ろしさは、それまでの敵の恐怖と比べ物にならないほどでした。目は、さっき潰された筈だったのに! ゾーリンの術を砕き、立ち上がって、「逝きます!」と叫んだセラスは、そこからはほぼ一方的な蹂躙をし返すのでした。

  ここからくっきりとセラスは「人でないもの」に成り変わり、それを象徴するように制服も真っ黒に変化しています。恐らくは血を吸って色が変わったことの表現なのだと思いますが。
  吸血鬼部隊を屠り、ゾーリンを壁に押し付けて「摩り下ろして」殺し、そして、暁を迎え始めた空に向かって飛び上がってインテグラ卿の元へ向かうのでした。
  最後に残された傭兵部隊の幾人かは、彼女へ向けて敬礼をしてみせました。セラスが、立場上は上官であることに加えて、隊長が「そこにいる」と感じられたからの敬礼なのでしょうか?


  飛んで行った先、いまだ混沌の最中にあるロンドンには、新たな勢力「バチカン」が降臨中。助けが来たかと思ったのに、バチカンの火力は吸血鬼部隊だけでなくロンドン市民にも向けられ、新たな蹂躙が始まったのでした。「13課」に「屋敷まで送ってくれ」と命令して同行させていたインテグラにも、捕縛命令が下され、神父アンデルセンが「気に入らんな」と呟くも、インテグラに向かってついに銃口が。
  そこへ飛び込んだセラス! かっこいいぜー。
  気配で分かったのか、インテグラも神父アンデルセンも、彼女が本当の意味での吸血鬼になったことをすぐ指摘してきました。アンデルセンさんはちょっと「人間」の枠からはみ出してるので納得ですが、インテグラ嬢もそれがすぐ分かった、しかも「誰を」吸ったのかまですぐ分かったってのはすごいですね。
  それとも、セラスが吸うならばベルナドット隊長ぐらいしかいないだろう、と考えたのでしょうか?? アイツぐらいしか、セラスに吸ってもらえそうな人間はいないって、そう思っていたとか??
  だとしたらまさに大正解ですが……。いや、でも、そう考えたとしても不思議ではないですねぇ。


  巨大な飛行船の少佐と、武装ヘリを連ねてやってきたバチカンのマクスウェル、そしてイギリス王立ヘルシング騎士団のインテグラ。それぞれがそろったそこへ、船に乗ったアーカード伯爵が戻ってきたのでした。
  「槍衾(やりぶすま)の絵の前で集った彼らは、今こうして槍衾の前で再会した」とモノローグが付き、ここからがいよいよ本番の戦いなのだと少佐が告げて、7巻終了。
  ……個人的に好きなセラスのシーンが入っているということもありますが、7巻の構成って「ヘルシング」全10巻の中でもかなり整っているんじゃないかと感じております。この引き方めちゃくちゃかっこいいじゃないですか!!
  まぁそれも後書きのバレンタイン兄弟がぜんぶぶち壊してくれるんですが!!(笑)
  平野耕太先生はすごい。改めてそう感じる巻でした。


  続きはまたいつか!
  ではではー。

モーニング13号

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  みなさまこんばんは! 今日はやっと家の掃除をして、すっきりしたところの皿洗いです。エアコンのフィルターが埃で真っ白になっていて、ギョッといたしました。
  フィルターを自動で掃除してくれるエアコンって売っていた気がしますが、排出したゴミはどう捨てるのか気になります。ホントに。

  さて本日は数日遅れで、モーニングの話題! モーニング13号、表紙はまたしても「GIANT KILLING」です! 2号連続……だと……!? 聞いてないよそんなこと!!
  しかも巻頭カラーピンナップで内田篤人選手登場だァ!! ツジトモ先生と対談だァ!! マジかよ!!
  内田選手にETUのユニフォーム持ってもらうとか、これどんなサービスステージなの……?? はぅぅぅ。

  「GIANT KILLING」本編は、第427話。
  ヴィクトリーとの試合、1-3でビハインドのまま前半終了であります。前半だけで3点も取られるとか、きっついわー。しかもそれぜんぶ持田の得点ですからね! 持田どんだけだよ! って思いますね。ハーフタイム中のETUのロッカールームは、自分を責める声や自分たちのポジションを責める声などが響いていて、重苦しい雰囲気とまではいきませんが、苦々しい時間ではあります。
  でも、力を出していないとか、サボっているとか、そういう反省はありませんね。全力でやってもなかなか相手をしのぎ切れない。そんな息苦しさに似た焦燥があるようであります。地力の差って奴か! もうそんなのダメじゃん!(涙)
  だというのに達海監督はいつも通りで、スポーツ新聞読みながら現れましたよ。そんなもん、どっから持ってきたんだ(笑)。いつも思うのですがこういう「ハーフタイムで選手の気を引く」小道具は、毎回、監督自身が用意してるんですかねぇ??
  っていうか持田の記事なのに、持田の肩のあたりに、椿がちゃっかり写ってますね(笑)。

  「グラゼニ 東京ドーム編」、第108話。
  段コーチは大学時代の同期との飲み会で、「時代のスターを育ててくれよな」と言われ、自分の役割に立ち返ったようでした。開幕投手には「今年32歳」の夏之介ではなく、「今年21歳」の若手、新堂を急に推薦! ノブヨシ監督も他のコーチもビックリしておりましたが、結局この推薦が通って、若手ピッチャーが開幕を飾ることになりました。
  まぁ、開幕投手になれなかったとはいえ、夏之介の今季の扱いはこれから決まるので。段コーチもノブヨシ監督も夏之助を先発のローテーションに入れようと考えているのですが、夏之助自身は「それだと怪我でもしたら、『年間25試合登板』は危うい」と考え、ダーティさんに相談に行くのであります。
  そういえばそんな約束もありましたね……。
  リリーフ陣に入れられたからって年間25試合いくとも限らない訳ですが、先発ローテーションに組み込まれるとリリーフにいるよりももっと自由が利かないことに心配を感じているようであります。まぁ、先発なんてほとんどやったことのない夏之介ですから、その心配ももっともでしょうか。
  いつだかローテーションに入っていた時は、けっこう特殊な状況下だったような気もしますし。
  でもこんなワガママを聞いてくれるのでしょうか? 選手って、嫌って言う権利もちゃんとあるのかな??

  「バンデット」、第19話。
  闘犬を見物している、石と猿冠者。と言っても、賭けようと思ってはいたのですが、賭ける先を決めあぐねている間に締め切られちゃっただけなんですけどね(笑)。闘犬自体は、石が見立てた通りの勝負となったので、ますます賭けておけばよかったのにねという感想になるのでした。
  そこで出会った、烏帽子以外みんなスッちゃった全裸烏帽子男。鎌倉の商人で「三本指の慈平」と名乗り、博多で手に入れた珍品を服のお礼にと差し出してきました。「硝」という石、と。……ってことは、硝石?? 火器の原料ですか??
  更に東国へ下ると、何も言わないのに石と猿冠者に宿と食事を差し出してくる屋敷があり、猿冠者は誰かに教えられたかのようにそんな屋敷を渡り歩いていきます。不審に思った石がその理由を聞くと、ついに猿冠者は自身の正体を明かしましたが……それがなんと、足利左馬助高義。足利貞氏の「死んだ息子」だというのです! ってことは、高氏(尊氏)の兄貴!? ええええ、そんな人がなんで京都近くでテロリストやってんの!?
  これはびっくりしましたー。驚きだ。
  石にはそのすごさが伝わっていないようですけどね! 惜しい!!(笑)

  「アイアンバディ」、第28話。
  いよいよ山岳チャレンジがスタートです。ロボットの重量チェックをされ、同時に共通のウェイトを背負わされてスタート位置に付きます。マコトはロビンソンには、他のロボットの倍のウェイトを背負わせました!! そんなハンデつけちゃって、大丈夫??
  そのさなか、椎野と会って、わずかに言葉を交わしました。相変わらずマコトには冷たく当たる椎野でしたが、彼が変わったことには気付いた模様。でも、マコトが変わらず遠い目標を見据えているのに対し、椎野はマコトに勝つことを目標としているようですね。やっぱりなんかズレていて、噛み合っていない2人です……。
  オンザマイクの「中の人」が初めて出てきましたが、何がどうなってああなった!? としか思えないような、ちびっ子女子高生でした!! ええええ?? これがあのラッパーの中身?? 嘘やろ!?
  この余計な(失敬!)設定、何処かで生きるんですかね!?

  「きのう何食べた?」。
  この作品って月イチ連載の割には現実とほぼ同じだけの時間の経過があるんですよね。なので数年前にシロさんが50歳になった訳ですから、その2つ下のケンジさんももう50歳の筈、と思っていたら、やっぱり去年もう50歳になっていたようであります。でもそれを認めたくないあまり、お誕生日会を拒絶したというケンジさん!!
  事あるごとに可愛くて甘いケーキを食べたがるケンジさんが、その建前の中でも最たるものであるところの己の誕生日会を開かなかった、だと……!? どんだけ嫌なんだ、50歳!!
  10年後にはどんな騒ぎになっているやら(笑)。
  先に「50歳」の峠を超えていたシロさんは口八丁でケンジさんを言いくるめ、合同お誕生日会を開くことになったのでした。アボカドの天ぷらって、どんな味なんでしょうね。美味しそう……。
  ちらし寿司に煮アナゴは大事ですよね。分かります!

  「まんなかのりっくん」、第3話。
  神様の使いは、いつの間にかりっくんと行動を共にしているようですね。なんだこれと言いつつ、りっくん、お猫様となかなかのシンクロを見せ付けます(笑)。そして神様が負わすあの山は、なんと、りっくんの家が所有しているそうです! ってことは祭司とまではいかなくても、神様のお世話をするのはりっくんの家の役目なんじゃないか! なんとまぁ。
  しかしお父さんは山の神様のことなど、何も知らない模様。いいのかそんなことで……。ないがしろにし過ぎて祟られてるし(汗)。りっくん、せめて、バンバン叩いて神様を傷めつけることだけはやめましょうよ。お父さんにもよく言っておいて!

  「レベレーション」、第14話。
  いよいよオルレアンにやってきたというのに、逆風だとか兵を運ぶ船がないとかで、またまた待ちぼうけを食わされるジャンヌ。しかし街に入り、兵士の士気を上げ、旗に引火した火をたちまち消してみせるなど、脚光の浴び方はなかなか大したものであります。
  ジャンヌを抜きにしてオルレアン側の小さな砦、サン・ルウ砦を襲撃した国王軍(バタールやアラソルン公)。ジャンヌは夢でそれを知り、急いで武装して駆け付けるのでした。
  この作品には繰り返し登場しますが、ジャンヌの夢のシーンは夢らしく曖昧な部分もあるのに(前後がつながってないとか)メッセージだけははっきりしていて、とてつもない影響力がありますね。ジャンヌはもはや神の御業が自分の体に降りていることを疑いもせず、そして自分の掛け声が軍に与える力をきちんと把握しているように思います。
  好戦的、と言われてもしょうがない目の光が、彼女には確かにありますね。
  山岸先生の筆致にグイグイと引き込まれるようであります。

  「鳥葬のバベル」、第21話。
  宗助としての意識を取り戻した宗助ですが、切断された左手もすぐくっつき、体に空いていた穴も塞がって怪我もたちまち治って、まさに不死身と言うべきすごい体であります。しかし心の内側で鉄郎が囁いた通り、そのダメージ分の激痛がすぐさま宗助を襲い、地獄の苦しみを味わうのでした!!
  しかし、鉄郎がマリは殺さない、「特別だから」と言っていましたが、マリにはどんな特性があってどう他の復活者と違うのでしょうか。純粋だと信じて疑わなかった美波ちゃんもだんだん雲行きが怪しくなってきましたし(汗)、蘇った人間はだいたい好戦的になってしまうのでしょうか??
  痛みに苦しんでいる宗助を、まだまだ「使おう」とする駿河先生。冷徹を通り越して残酷なほどに、宗助を利用することしか考えていないようですね。しかも詳しい事情は、まだ話してくれないんですか!! どんだけなんだ、先生!! もう2人も殺してるのと同然なんだぞ、あんた……。
  さて、新たな復活者による犯罪が世を賑わせ始め、またしても不穏な空気が漂い始めましたが、宗助はこういう危ない奴もどんどん殺していかなくてはいけないのでしょうかね?? 目撃でもされたら、また宗助、引っ張られちゃいますけど。そこんとこどうなるの??
  あと、凶悪犯罪者の石立を警官が職務質問するシーン、背景がめっちゃ見覚えのある街でびっくりしました(笑)。ロケハンされとる……。

  「疾風の勇人」、第51話。
  三木武吉が怖い人だ! という話でした。今回は。この選挙で吉田さんたちは負けてしまうのでしょうか?? って、それはそれとして、東京国際空港が出来てますね! いつの間にか! きちんとこういう出来事を話に組み込んでくるとは、さすがであります。
  選挙戦は見ているだけでも気が重いですね。早く次のターンへ! 早く早く!

  「節約ロック」がまた載っていましたが、正直なところ、30歳にもなってこんな初歩の節約術も知らないとかマジか!? と思いました(笑)。主人公、「ミック・ジャガーやキース・リチャーズは(便座カバーを)してないだろ!? たぶん」って言ってましたが、そういう方たちはトイレの暖房をつけっぱなしにしても毛ほども気にしないぐらいお金を稼いでいるんだと思いますよ……。
  よしんばミック・ジャガーが便座カバーを付けていたとしても、自分で洗濯しないから気にしなくていいご身分なんじゃないかな……。光熱費で家計を圧迫されて貯金が出来ない、なんて小市民なこと、考えなくていい筈なんですから。きっと。

  「CITY」、第20話。今回も面白かったです(笑)。アパートの変人で実は大学の先輩だった泉さんは、歩いているだけで大学の池に落ちるぐらいうっかりしているのに、レリーズを押したらぴょこんと「手」が立ち上がるクイズ帽や、オリジナルのバッジやステッカーを作るなど、器用な一面もあるのですね。
  その器用さで、びしょ濡れになるのは回避出来なかったものか。
  あと、乾くの早い(笑)。夏なのか。


  ではではー。

田村隆平先生、新連載!

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  みなさまこんばんは! ブログの更新をしようとPCに向かったら、何故かそこで居眠りしてしまった皿洗いです。今まさに更新せんとしているその時に! なんで寝るかなわたしは! まったくもう!
  がんばって起きたので欠伸しながらですが、更新しますよー。

  さて本日は月曜日ですので、週刊少年ジャンプの話題であります! ジャンプ13号、表紙と巻頭カラーは田村隆平先生の新連載、「腹ペコのマリー」であります。
  タイトルにある「マリー」というのは、マリー・アントワネットの長女マリー・テレーズ・シャルロットのことだそうです。先祖がブルボン家にお仕えしていたっていう教会の一家が出てきましたが、それが何で日本で日本名名乗って暮らしているのか??(笑) そこからツッコミどころが!
  対する主人公はもともと祖母が台湾で道教の「道士」をしていた、という来歴。ってことは帰化人なのかな?? 日本で道教の寺なんかやっていて、経済的にやっていけるんですかねぇ?? っていうかこのばーちゃん、完全にドーラだ(笑)。
  隣り合った寺と教会がとても仲が悪くて、そこの息子と娘である主人公とヒロインも「口をきくな」と命じられていて、ちょっとしたロミオとジュリエット状態。しかし、お隣の教会がずっと目指し続けてきた「マリー王女の降霊」の術を目撃してしまったことから主人公のタイガは教会の怪しげな儀式に巻き込まれた挙句、雷に打たれ、意識を取り戻したらマリー王女の体になっていた、という……。
  男女逆転劇じゃねーか!! 専門用語でいうとTSF!! ジャンプに久々にTSFが来たーーーーーー!!
  これは某TSF作家にお知らせせねば。
  という思いで、今これ書いてます(笑)。
  いろいろツッコミどころ(上記)はあるのですが、なんだってこの王女を選んだのか、そこをちょっと知りたいですね。マリー・アントワネットの娘って聞いただけでだいたい想像出来ちゃう文字通り波乱の生涯だったようですが、天寿を全うしてけっこうなお歳で亡くなっているのですよ。だとするとこの作品に少女の姿で登場するのは何故? とかね。そういうところをね。
  あと、主人公が前作の主人公に似スギじゃないですか?? もっと他のタイプの主人公描けないの? 主人公の親友も前回の親友にそっくりスギませんか?? そこ気になります。あとは表紙ね。表紙の絵ね。王女の手がゴツすぎる!! ものすごく残念!!
  などなど、気にし出すといくらでも気になるのですが、まぁそこは置いておいて、久しぶりの田村先生の作品を楽しみたいと思います! イェッフー!!

  「ブラック・クローバー」、第99話。
  あー!! 今回もまた一部下書きで載っている!! ものすごくガッカリ!! こういうのを見るにつけ、「そのうち骨が神経圧迫して休載になるんじゃないのか」と、気が気でなくなります(※ 葦原先生)。アニメ化が決まって今が大事な時期なんでしょうけど、だからこそ、ここで作家先生を大事にしないとのちのちとんでもないことになりますよー。
 とまぁ、それはともかく、アスタが魔女王に操られてみんなピンチ! ノエルから殺してやるとか言われて、剣を振り上げられ……意識のないままのアスタ自身の制止でからくも剣は止まりましたが、術自体はまったく解けていないのですよ。それに魔女王、気になることおっしゃってましたね。王族の人間が、「ヤツの剣」で死ぬことになるとは「因果なものね」って。
  ということはアンチマジックの剣の前任者は、王族の人間? もともとコレは王国のものだったってこと?? でもそういう歴史があるなら、魔法帝も知ってそうですけどねぇ。裏の歴史なのかな??
  バネッサ姐さんの回想がちらっと出てきましたが、姉さんはなかなか過酷な幼少期を過ごされていたのですね。この人なにかと自由奔放スギるだろ、と思っておりましたが、それはこの時代の反動なのかもしれませんね。そしてたまたま紛れ込んだ上に牢屋をぶち壊したヤミ団長にくっついていって現在に至る、と。だから余計にヤミ団長に執着しているのかもしれませんね。
  ヤミ団長……何気にモテてるんだな……。
  ここでバネッサ姐さんの新魔法登場!? 猫が出てきましたが、これは一体、どういう??

  「ヒーローアカデミア」、第128話。
  なんかもう、出久くん散々な言われようですな。劣化グラントリノって、言い得て妙っていうかなんていうか……。しかし、諦めさせる為の「採用」とはいえ、なんとかインターンをゲットしたので出久くんにしてみれば結果オーライですね。彼だって現状の自分の不甲斐なさは分かっている筈ですし。
  でも、不安そうな表情を見せるな、っていうお小言は「確かに」と思いました。良くも悪くも正直スギる出久くんですから、考えてることだいたい顔に出ちゃうんですよね。そういうところはカバーしたほうがいいかも!?
  ナイトアイの言うことも最もですけど、ここから更に「ワン・フォー・オール」を動かすのは得策じゃない気がします。ミリオ先輩ももう自分の個性を使いこなしてますしねぇ。ここからいきなり「オールマイトの後継になれ」って言われたって、難しいでしょ! 「個性」を操るのがね。
  それにミリオ先輩なら、放っておいてもオールマイトみたいなカッコいいヒーローになれますってー。
  んで、さっそく任務ですよ。あのペストマスクの「若頭」を秘密裏に監視するという話だそうですが……っていうか若頭、常にペストマスクなのかよ!?(笑) 目立つだろ!! そしてさっそくその張本人に出会ってしまった出久くん。ショッピングモールで死柄木に会ったことと言い、ヴィランホイホイでも持ってるのか、この子は!
  あ! こっちも一部下書きだ! なんでだー! ヒーローアカデミアもそろそろ次のシーズンのアニメが始まるので、堀越先生も忙しいんですかね。心配だなぁ……。

  センターカラーで「ボルト」。敵さんに何か、不穏なことを言われてましたね、ボルトは。白眼の血を引いているからってなんなんでしょう?? でもボルトはサラブレッドというか、すごい血脈持ってるってことですねぇ。白眼だって当主の家系だったし(家はヒナタの妹が継いだのでしょうか??)、ナルトは火影の家系だし。
  事件後はボルトも一躍有名人で、かなり注目されたようですが、彼本人は火影になる気はないとはっきり言いましたね。サラダが目指すから、それをサポートする、と。少し前のことを考えると、うちは家の子供が火影になりたいなんてとても言えないような里だったのに、今は自由なもんですよ。うちは家ももう、サラダぐらいしか跡取りがいませんしね。栄枯盛衰……。
  この話、まだ続くんですね。何処まで描くつもりなんでしょうか、ボルトの生涯を。

  「ネバーランド」、第28話。
  どうしてレイはこの農園の秘密に気付いたのか? という問いには、「最初から全部覚えていたから」が回答。なんとレイは、胎児の頃からの記憶がずっとあるんだそうです!! たまにそういう人間はいるとは聞きますが、まさにここにいただなんて、なんという僥倖。しかもそれがレイだった、ってのが更なる幸運ですね。
  レイはいつも本を読んでいるイメージでしたが、最初から脱獄を目指して生きてきたから知識を蓄えるべきだと感じていたんですね。なるほどなぁ。
  そして、シスターが遺した例のペンは、ノーマンが入手。果たしてそこに残された意味に気付けるのでしょうか?? いったい何を託していったのか、それを早く知りたいですね。

  センターカラーで「ポロの留学記」、第2話。
  人間界の規則について興味津々で勉強しているポロ。観光雑誌などで勉強したからしょうがないのかもしれませんが、信号機に感心したりポストについて今更学んだりと、基礎中の基礎ばかりノートに書き付けていますね。そんな調子でやっていると、ノートの数が膨大になりそうなんですが……。
  私物もいつ狙われるか分からないし、PCかタブレットで文章化してクラウドにでも保存したほうがいいんじゃないかなぁ(←デジタル過信)。
  勉強(っていうか野外社会科見学?)に夢中になるあまり学校に遅刻してしまい、風紀委員長に死ぬほど怒られてしまうポロ。その風紀委員長に魔界のウサギが憑いて、いろいろ厄介なことになる……けれども、デコピンひとつで解決してしまうポロ。さすがだぜー。しかし風紀委員長も、その髪型は風紀的にOKなのか……??
  悪魔の黒いウサギが月まで飛んでいっちゃうオチが可愛くて好きです(笑)。平和な心で読める漫画だわー。

  「ハイキュー!!」、第243話。池尻さんチィーッス!!
  ネット配信で観戦していたのは池尻さんに伊達工業の面々でしたが、他の高校のみなさんは特に見ていないんですかね?? 部活の時間なのかな?? ともあれ、初戦突破で一安心の烏野高校であります。
  前々代の主将は「田代さん」なのに、前代の主将は「黒川くん」ってくん付けなのは何故? 大地さん!
  田代さん見ていると、青葉城西の湯田さんを思い出します(笑)。
  翔陽を先輩たちに説明するのに、菅原さん「元気小僧」、旭さん「運動能力オバケ」って、もっと他にないんかい!(笑) とは思いますが、これはこれで的確な表現なのでなんとも……。「コミュニケーション能力オバケ」も加えておいてくださいっ。
  さて、配られたお弁当を食べながら、音駒の初戦を観戦。打っても打っても綺麗なレシーブに拾われる高知代表に感情移入しちゃう旭さんかわいい(笑)。でも気持ちはよく分かっちゃいますよね、こういうシーンでは。心情的にレシーブするほうを応援していたとしてもね。
  音駒は危なげなく勝ちましたが、梟谷は……まだ7ラリーしかしていないのに、木兎さん早くもしょぼくれモード!? えっ、さすがに早くない!? と思いましたら赤葦さんが「エッはやい」と真顔でモノローグしてくださっていたので、やはり味方にとっても想定外の出来事なんだなと確認出来たのでありました。
  ギャラリーが少ないからいけないんですかねぇ?? どうしたんでしょう、木兎さん。
  そういえば翔陽は、「エースの心得」シャツは買えるのかな?? 何処で売ってるんだ??

  センターカラーで「左門くん」、第69話。
  サタナキアさんの女子力ブックで勉強をしたアンリさんが、左門くんに料理を振る舞おうと奮闘する話でしたが……魔界の電気ウナギを使わなくてもおにぎりは発電し放電し、食べられる「炊いたお米」を握っている筈なのにダークマターを精製(?)するというとんでもない錬金術を披露するアンリさん。等価交換出来てんの!? コレ!!
  そしてカラー裏でメタネタを披露する六柱のみなさんでしたが、初登場である彼らの「上司」に呼び出されました! その上司というのが……ベルゼブブさん!! ここでは「ベルゼビュート」ですね。
  あっちの漫画でこっちの漫画で引っ張りだこのベルゼさんですよ……。ベルゼブブって名前のキャラクターだけで、もう生涯4人目ですわ。ネビロスさんはてんで出てきませんのにね。やはり知名度が違いますね! 知名度!! ちなみに4人の内訳は、「呼んでますよ! アザゼルさん」、「鬼灯の冷徹」、「天使禁猟区」、そんでもって「左門くん」です。探せばもっと他の作品にも出てくるでしょうね。
  アンリさん相手に戦争だとか言ってますが、アンリさんが本気出したらそうそう簡単に倒されないのでは?? 周辺への被害が気になるところですね。アンリさんの心配はあまり、しません。する必要あります?(小首傾げ)

  「鬼滅の刃」、第51話。
  炭治郎が習得した「全集中・常中」という、全集中の呼吸をずっとやるっていう、あれ。大変な思いをして習得しましたが、これは初歩的な技術なんだそうです。うん、なんとなくそんな気はしてましたが、やっぱりそうですよね……。
  んで、教えるのが「爆裂に」下手な炭治郎に代わって、胡蝶さんが善逸と伊之助に教えてくださいまして、なんとか2人も炭治郎に追いつきましたよ! 教えるのが上手いだけでなく、ノセるのも上手いとか、さすが胡蝶さんだぜ!
  鋼鐵塚(はがねづか)さん久々登場~! ……と思ったらでっかい包丁構えて炭治郎を刺しにきましたね!! 本気で刺しに来てますね!! 構えがもう、人を刺すそれだもの!! 殺意の波動を感じたもの!! この漫画本当に少年ジャンプか!? それを笑って見ていたらしき鉄穴森(かなもり)さんも、伊之助が打ったばかりの刀を石で叩いて刃こぼれだらけにしたのを見た瞬間、「ぶっ殺してやるこの糞餓鬼!!」といきり立ったのでした……。
  鬼滅隊の刀打ちってこんなのばっかりなの……?
  そして、鬼舞辻無惨、登場! なんと、女性の姿に擬態しておりました。ってことは、以前炭治郎が会った人間の男性の姿も、擬態の一種だった?? 人間に成り代わって暮らしていたのは、もともとあの男性がいたのを「乗っ取った」ってことなのでしょうか?? うわあああ、そうだとしたらなんて酷なことを……。
  累が殺されたことで、下弦は何故こんなにも弱いのかとお怒りのご様子でありますが、強くしたいなら自分の「血」を分け与えるのが手っ取り早いんじゃないですか? それとも、吸血鬼化する時にしか、「血」は与えられないのかな?? 後付けは出来ないとか?? しかしもう明治の御代も終わり町が発展しつつあるこの大正の時代に、夜陰に乗じて人を襲うなんてこともそうそう出来なくなりつつあるのではないでしょうか?? 累みたいに派手にやると「柱」が来ますしね。
  平伏した「下弦」たちは冷や汗ダラダラですが、下弦でこれだとすると、100年交代がなかったという「上限」はどれだけ強いのか。今から不安であります。
  あ、でも、「上限」の血を採取出来たら、珠世さんの研究にも役立つかもしれませんね。

  「ソーマ」、第204話。
  ダレトクの、薊パパの華麗なるスキーシーン(笑)。スーツとコートのままでスキーしてらっしゃいますが、上手い人は転ばないからスキーウェアは必要ない、っていう話を聞いたことがあります。まさかここでそれが適用されるとは(笑)。車を回すより山を下ったほうが早い、って、野戦でもしてるんかい!!(笑)
  ともあれ、団体食戟のルールも決まり、いよいよ勝負が明確になってきました。一ヶ月後ということなので、まだまだ特訓する余地はありそうですね。そして、えりなは「十傑」の末席なのだから当然こっちの薊政権側だよ、もう帰っておいで、と寝言を垂れるパパに向かって、えりな嬢、「では十傑第十席の任、返上いたします」と言い放ってくださいましたよ!
  おおおお、父親に向かってここまで言えるようになったとは……。いよいよ薊パパの精神的支配から脱け出そうと、えりな嬢ももがき始めたということですね!! めでたい!!
  ってことは団体戦で創真たちが負けたら、えりな嬢も退学ですか。ネオ遠月とか作ってパパに対抗するという未来もありそうですね(笑)。でもまぁ、そうなったらその時はパパが総帥権限で連れ戻すんでしょうけどね、ええ。
  薊パパの反応はいかに!?

  「青春兵器」、第18話。
  アンヌに声をかけて、あっという間に放課後デートの約束を取り付けた東くん!(なんか光っている) さすがだ……このフットワークの軽さや、最後で明るみに出ましたが「プレゼントを買いたい」というアンヌの純朴な願いにもちゃんと答えてくれるマメさ、食べ歩きにも嫌な顔一つせず付き合ってくれる優しさ、そして相合傘を忌避しない厚顔さ!! どれをとっても、彼がモテるのが良く分かるってものであります!! 本当にすごいキャラだ!!
  モテるからこういう余裕のある性格になるのか、こういう性格だからモテるのか。……なんとなく後者ではないか、って気がしますので、零一が東くんに成り代わるのは何回生まれ変わっても無理ですね(涙)。
  でも、邪険にされながらも、アンヌからちゃんと感謝の念を持ってもらっていたようなので、今までのがんばりだって別に無駄じゃなかった、って分かって嬉しいです。嬉しそうにみんなへのプレゼントを眺めるアンヌちゃんの笑顔の、もうー本当に可愛いこと! 可愛いこと!!
  ああ、青春……。それはつらくて厳しくて苦くて、でも振り返ると甘酸っぱい、複雑な味わいのものですね。
  今週も面白かったです。ハチはマジ優秀。

  「銀魂」。ヘドロさん! ヘドロさんじゃないですか!! そういえばこの人いたな!! すっかり忘れてた!! 頭から咲いたお花はやっぱりなんかよろしくない植物だったのね(笑)。

  「磯部磯兵衛」。ゾクッとしました(汗)。ひな祭りネタの筈なのに、何故こんなにもホラー?? いやしかし、流布している呪いの話にちょうど合致するからくり人形の大闊歩って、悪意があるとしか思えないんですが(笑)。


  ではではー!
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