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Channel: 生涯一漫画読者
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「ハルタ」22号。

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  みなさまこんばんは! 今日は中華料理を食べてきた皿洗いです。餃子うまいよ餃子!! 前菜的な扱いをされるピータンも好きです。

  さて本日は「ハルタ」22号の話題!! 表紙とカバーストーリーは冨明仁先生でした。相変わらず女の子のむっちり感が素晴らしいですね。今回はストラヴァガンツァはお休みなので淋しいものです。

  新連載、山田果苗先生の「本日の四ノ宮家」スタートであります。山田先生の連載ついに始まりましたよー。
  五人兄弟だけで暮らしていた家に、不意にやってきた若い女性! 彼女は父の後妻だと言って、いきなり家でご飯を作り始めたり末の弟(5歳)を構ってあげたりするのであります。長男と三男は何か思惑ありげにニタニタしているし、次男は大真面目そうに頷いているばかり。末っ子は早くも彼女に懐き始めたようで。
  そして思春期真っ只中の四男はこの若い「母親」にめちゃくちゃ戸惑いまくり、挙動不審になってアタフタするのでした。
  はっはっは。若いね!!
  キャラの動きがやや固い気がしますし、なんとなくテンポも悪いなーと思うのですが、でもキャラが可愛いのでいいかなって気もします(現金)。主人公の四男がなんでそんなに「若い女性」に反発するのか、面白くない感情を抱いてしまうのか、もっと分かりやすく表現していただけたら尚良かったのですが。
  兄貴たちの思惑、というか腹の中も、そのうち出てくるのでしょうか??
  そもそもなんでこの物語は五人兄弟なんだ?? そういうところも、これから語られるものと期待しますです。はい。

  「乙嫁語り」、第18話。
  物語はアミルたちの村に戻ってきました。アゼルたちがどうしているのかは分かりませんが(まだ投獄されている??)、とりあえず、住人はそれぞれの暮らしを取り戻していかなくてはいけません。
  砲撃で被害を受けたのは、高台に近かった家たち。そして被害が軽微な部分から住人同士で協力し合って補修していくので、被害甚大な家は後回しにされ……そのひとつが、パリヤさんの家でした。あーあー。しかも、焼き煉瓦で出来た家とはいえ木材がない訳ではないのでちょっと焼けてしまったらしく、お嫁入りの道具も燃えて駄目になってしまったと……!! あーあーあー!! おのれバダン許すまじ!!! いやマジで!!!
  せっかくいい感じのお話しがあったところなのに、ここで結婚式延期とかマジないわー。パリヤさんは例のネガティブ発想が炸裂して、アミル相手に軽いヒステリーを起こすのでした。
  ヒステリーであってもなんでも、お嫁入りするからには刺繍された布はどうしても必要!!!!(この地域では) なので一生懸命に刺繍をして、どんどん作り直していかなくてはいけません。……うわぁ、パリヤさん苦手そう……(汗)。
  カルルクさんのお祖母さんに「誰か身近な人のことを想って縫うんだな」とアドバイスされ、パリヤさんが考えたのはあの結婚相手(仮)の男の子のこと。あんな態度をとったのに結婚話が進んでいることで、パリヤさんも彼女なりにあの子のことを意識しているのでしょう。頬を染めて刺繍をがんばるパリヤさん……ぐうかわいい。
  そして彼のほうでも、家を焼かれてしまったパリヤさんのことを心配したり結婚が延期になって落ち込んだりと、いろいろ想っているご様子。これはっ……相思相愛!! 相思相愛という奴ですね!!
  そこらの少女漫画よりずっと萌えたわぁぁぁぁぁぁ!!!!

  「ハクメイとミコチ」、第22話。
  今回は久々にセンが登場! なんと、コンジュにタンバリンで「音」を託し、潜水実験に挑んだもよう。それにハクメイ(カナヅチ)もミコチも同乗しているのはどういう経緯なのか(笑)。泳げないハクメイは、可哀想なことに真っ青になって床に転がっているのでした。が、がんばれ!!
  今回、潜水艇を腹に抱えてくれているのは、サイモン。フグの骨だそうです。臆病な性格だそうですが……毎度思うのですが、センは「骨」たちの性格をどうやって把握しているのでしょうね?? ちょっと疑問です。だって彼ら、ほとんど喋らないじゃないですか。
  悪乗りしがちなコンジュの性格と、真面目一辺倒のセンとは、あまり相性がよろしくないようで。つっかかったりなんだりでなかなか和やかにはいきませんが、それをミコチもハクメイもうまくフォローしてあげてます。この2人は人付き合いの達人だな(笑)。これまた、コンジュがどうしてここでタンバリンを叩くことになったのか、その経緯も知りたいものですね。

  「ダンジョン飯」、第12話。
  食料が心許ないけれども、ここでもう少し先へ進みたい。いやいや、休憩をしたい。しかし休憩したところで食べるものがないのでは回復もままならないし……ってところでたどりついたのは、でっかい長テーブルが並ぶ部屋。城の大広間、大食堂ってところでしょうか。そこに飾られている絵画は生きていて、前を通る人間などを攻撃してくるのです!
  食欲にトチ狂ったライオスはこの「絵画」の中にある食料を奪おうと考え、攻撃してくる瞬間に自ら絵の中へ飛び込んで食べものをゲット! という大胆な作戦に出るのでした(笑)。そういう訳なので今回は調理済みの食事ばかりが出てきまして(絵の中にですが)、センシの出番はありませんでした。
  しかし、絵の中の食事が食べられても、所詮は「絵に描いた餅」。味わうことが出来たものの、腹は満たされずに帰ってきてしまったのでしたー。あっちゃー(笑)。
  危険かもしれない魔法の絵画の中へ飛び込んでいくライオスの姿はなかなかかっこよかったのですが、それすべて食欲の為だと思うとちょっと幻滅してしまう……。人間って、勝手なものですね。
  今回出てきた過去の黄金城の王や先代王、あのエルフなんかは、また話にかかわってくることもあるのでしょうか??

  井上きぬ先生の特別読切、「重なる針にコール・コール」。
  なんと言いますか……全体的に意味が分かりませんでした。ただの男女の恋愛トラブルなら、そう言っておいてくださいよ!! 物語の方向性が分からないまま序盤がスギて、大した山場もないままどんどん収束に向かっていくこの虚しい感じがなんとも言えないっていうか、ええい、有り体に言ってつまらなかった!!
  あと画面が妙にすかすかと言うか、ちゃんとセットは描き込んであるのに小道具がぜんぜんなくて気持ち悪かったです。部室とか、なにこれ倉庫? って感じだったし。音系のサークルでそんなすっきりのっぺりした部室なんか有り得ないからな!! 中村くんが12時間おきに電話してくる理由も結局よく分からないままだったし!! 消化不良だし画面は変だしテンポもおかしいし。
  ヒロインの服装がなんだか古めかしいのも……なんだか、なぁ……。

  「ヒナまつり」、第44話。
  瞳ちゃんがすっかり裏の世界の住人っていうか、大物になってますね(笑)。これもうほぼ完璧なんじゃね? と思わせるほどの勘違い系ストーリー展開に、大武先生の真髄を見ました(笑)。最近の先生は瞳ちゃん大好きだな。ヒナがあんまりにも何もしないからな!!
  ニートの常連の為に瞳ちゃんが一肌脱いだ結果、ヤクザの事務所が即座に動いたり、知り合いの社長さんから財政界が動いちゃったりと、もうなんか瞳ちゃんがこの国の一端を任っているとしか思えない展開でした(笑)。おまけに殺し屋に勘違いされてるし(訓練を積んだだけのことはありますね!)。瞳ちゃんがどんどんすごい中学生になっていく……。
  何処までいくのか、こうなったら見てみたいですね。この子どんな大人になるんでしょうねぇ。

  「不死の猟犬」、第17話。
  けっこう追い詰められている「白雪姫」。警察の捜査もまだまだ雲をつかむような段階ではありますが、絞り込みは出来ているようですね。その証拠に、白雪姫本人の目に触れるところまで警察からの書き込みがされるようになってきていたのでした。
  慌てた彼女が逃げ込んだのは、かつて自分が一人を除いて全滅させたチームの隊長のところ。そもそもなんで隊長だけ姫にフラれたのかと言えば、実は彼はバツイチで子供がいるから。つまり、奥さんと子供があったからRDSには感染しにくいとされ、姫はそのように説明を受けていたからあえて彼を振ったのでした。
  そうかー、やっぱり、「遊び」の女と本妻とじゃ格が違うってことなのか。そうすると姫が狙うのは、必然的に若い独身男性ってことになるんですね。
  まぁそれはともかく、隊長のところにもすでに警察の手が!? っていうか、姫が隊長の部屋に侵入する為に窓を割ったせいで通報されたんですけど(笑)、にっちもさっちもいかなくなったので結局リンちゃんの出番になりました。やれやれ。

  「転職坊主」、第3話。
  今度は面接で落とされてしまう就職活動中の女子大学生に、坊主が接触!! そのままじゃまた落ちますよ、と呪いのような言葉を吐いて不気味に去っていく坊主頭……。これは夢に出るレベルですわ(笑)。ともあれ、この女子大学生の、人を睨む癖を見抜いてそうアドバイス(?)してあげたのですが、まぁー当人には自覚がないので分かる筈もなく。
  やっぱり落ちて落ち込んでいる彼女に坊主が差し出したのは、減光レンズの入った眼鏡。
  今回の彼は、眼鏡屋さんだったようです。なんでこんなに頻繁に転職してんのこの人!? 本当に何者なの!?

  「A子さんの恋人」。
  ニューヨークにいる友達の友子さんから、スカイプがかかってきたA子さん。そこでA君の話題になり、友子さんは、相変わらずA君は感じが悪いと言外に訴えてくるのでした。相性が悪いようですねぇ。美術館で偶然出会ったから一緒に展示を見ていたのに、いつの間にかいなくなっていたって話は……これは勘違い系コントの案件ですわ(笑)。
  「そもそも一緒に見ようなんて言ってないんだから、勝手に一緒に行動するほうがおかしい」のか、「美術館で知人に会ったら一緒に展示をめぐるのは当然だから勝手にいなくなるほうがおかしい」のか……。日本人なら、これは議論の余地がありそうであります。
  しかし場所がニューヨークですし、相手がA君なので(笑)、はっきりキッパリ「一緒に展示を見ましょう!」と言わない限り別々に動くべきでしたねぇ。そんなことを露ほども考えない友子ちゃんは、きっと日本人女性としては「いい子」なんだろうなぁと楽しく想像するのでした。
  ところで、金魚が回りまわっていずれA子さんのところへやってきそうな気がするのですが(笑)、大丈夫なのでしょうか。ちゃんと餌もらってるのか? この金魚は。

  「坂本ですが?」、第19話。
  見知らぬ男たちに強引に合コンに連れて行かれた坂本くんが、シューベルトの「魔王」を熱唱して合コンの魔王と化す話! でした。……こうして書くとまったく意味が分からないばかりか、どうやってそれが漫画になるんだ? と疑問を感じるレベルですね。でもこれが本当なんだから、佐野先生の強引さはすごいな!!
  あと、「魔王」がカラオケに入っていることもすごいなって思いました。いくら歌唱付きでもさ……。
  ゲップの伏線が強引スギてもうもう!!(笑)

  「カプチーノ」、第22話。
  芸術の秋ですが克美ちゃんの高校はそろそろ文化祭だそうです。で、実行委員がおたふく風邪になっちゃったのでその代わりを……っと、ここで手を挙げたのはなんと涙川克美ちゃんーーー!? どうした何があった涙川!!
  ま、考えることなんか割といつも単純なので(笑)、萩原さんに応えるべくもっとしっかりしたいと願うあまりにこういった役割を買って出ようと機会をうかがっていたようなのです。そこへやってきた文化祭、という訳ですね。
  新キャラ!! 新キャラだ!! イケメンきたよ!! イケメン!! 星野恵ちゃんというリリカルな名前の長身イケメン!! そして不器用キャラ!!(笑) みんなに迷惑かけたくないからって、許容量を越えてがんばる克美ちゃんに、「無理して備品にも涙川にもトラブルがあったほうが、迷惑だと思うけど」とド正論かまして更に克美ちゃんを追い詰めるぐらいにはコミュニケーション能力に欠落しているご様子であります。
  違うだろ!! そこは「その気持ちも嬉しいけど無理するのは逆に良くないよ」とか、そういう言い回しが必要だろう!!
  まぁ、そのあとでちゃんと言葉を補っていたので、不器用なりに優しい心は克美ちゃんに通じたようですが……あとその不器用さのせいでいろいろ委員会内にもトラブルが起きた訳ですが……。あれだな、貧乏くじを引きがちな人なんだな、きっと。もっとがんばれ星野くん!!
  そして文化祭に萩原さんは来るのか!? そこが正直、いちばん知りたい訳でして!!!!

  中村哲也先生の特別読切、「バニー刑事(デカ)」。バニーガールがバトルを繰り広げる異色の短編でした!!
  ……なんか、もう……どんだけ足と尻が好きなのか、と(笑)。これで坂道と自転車が出てきていたら完璧だったんですけどね! 完璧な中村先生ワールドが出来上がったんですけどね!!
  痛快なまでの荒唐無稽さに腹抱えて笑いました。これぐらい突き抜けてくれると、スッキリするなぁー。いやぁ素晴らしい。


  続きはまた明日以降に! ではではー。

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