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Channel: 生涯一漫画読者
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「ハルタ」22号、続き。

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  みなさまこんばんは! 今日は思いがけずイチゴが安かったのでつい買ってしまった皿洗いです。イチゴおいしいよイチゴ!! でもそろそろ、季節もおしまいですかねぇ。
  っていうか今日はめちゃくちゃ寒くてびっくりしました(汗)。長野では雪見桜だったそうですね。どうしてそうなった!!

  さて本日は「ハルタ」22号の話題、続きであります。
  続きからなので、久々登場の「ヨメがコレなもんで。」であります! 今度は旦那さんが奥さんの故郷へ行ってみるお話でした。なんかすごくアメコミっぽかった(笑)。
  この奥さんと旦那さんで子作り出来たぐらいなんですから、もうちょっと人間っぽいフォルムの種族が多くてもいいと思うの……。あと、基本的に服を着ない方々が暮らしている星なのに、信仰上の理由で「登山者は裸じゃないと登れない」っていう山は、なんか不自然じゃないかな? と思いました。
  まぁ要するに宮田先生は、この旦那さんを脱がせて差し上げたかったんですね!(笑)

  「ふうらい姉妹」、第46話。
  傲慢ごっこマジなごみました(笑)。傲慢ってなんだっけと、自分自身の辞書に問い掛けたい気持ちでいっぱいです……。それにしても小学校の理科で習う滑車と重りの問題、さっぱり分からないなぁ。これって何か法則がありましたっけね?? 滑車を経ても重さは変わらないんだっけ?? 教えてえらい人。

  「ローカルワンダーランド」、第3話。
  今回は1000年先の東京オリンピックにて、バーチャル総理大臣が着るコスチュームを決めるコンペ、という内容でした。初めっからぶっ飛んでるなぁ。
  「ニュータウン」と呼ばれ外界から隔絶された居心地のいい空間で暮らす人々は、なんでもかんでも国民投票で決め、それから外れることを許されず、また互いにいさかいを起こすことも認められていないようであります。平和でいいんでしょうけど、こういう抑圧された状態だと芸術がはかどらなさそうだなぁ。
  ゴフゴフと呼ばれているよく分からんけど便利な生き物が、いさかいを起こした人々を飲み込んで矯正させてから吐き出す際、擬音が「チョベリバ」だったのが笑えました。
  とにもかくにも、究極のコスチュームは総理の「笑顔」だ、ということになり、総理自ら立体映像を飛ばして「下界」をサーチ! ニュータウンに暮らす人々が失ってしまった感情や豊かな表情、その一端を取り戻してきたのでした。ラストシーンの「笑顔」、とっても素敵でしたよ! 胸がドキドキしました。渾身の笑顔だなぁー。

  「乱と灰色の世界」、第47話。
  意気揚々とスマートフォンを持って旅に出て行った乱でしたが、旅先はずっと「圏外」でした。あらら、残念。……というかここは本当にあの灰町と地続きの現実世界なのか??(笑)
  でもけっこうしっかりやっているようで、町に残ったみんなもそれぞれの半年が過ぎていきます。メールが届かないので乱は日比に宛てて手紙を書き、そこに魔法をかけて自分の幻影を映し出させたのでした。おおお、これは可愛いサプライズ。
  白狗衆の洲々呂と瑪瑙も、なんだかんだでまだ付き合いがあるようですね。一緒に暮らしているようにも、会っているようにも見えませんが、この2人はこんな感じでいいんでしょうかねぇ。しかし白狗衆ってこれ嫁取りとか出来るのでしょうか?? 無理なのか?? 修道院みたいな集団なのか?? あああそこが気になります!!
  白無垢の珊瑚ちゃん綺麗だなぁ……。
  そして、成長した姿の乱も、キリッとしていてかっこいいですね! まだあの「10年後」の姿には届きませんが、そのうちあんな美女になるんだろうなぁと思うと楽しみであります。
  次号いよいよ最終回!!

  「事件記者トトコ!」、第20話。
  あれ?? あれ?? 桔梗さん分身した……? じゃなくて、量産型桔梗さん?? イリヤ先輩にデレない桔梗さんなんて珍しいと思ったら、これ、あのオリジナル(?)の桔梗さんじゃないんじゃないですか!? おおぅ、それでは初対面では確かにイリヤ先輩はただの不審者!!
  ……ん、でも、正面の門から入ってきた人間に問答無用で攻撃を加えるってのも、どうなんですかね。
  まぁここはなんせトトコのおうちですから、常識なんてものは通用する筈もありませんけどね!! がんばれイリヤ先輩!!

  「ルドルフ・ターキー」、第24話。
  ルドルフさんたちも無茶する手合いですが、ロートルの一員・パラキートさんも相当なもんですな。あんまり速く走れないと分かっている相手に牛の群れ仕掛けるとか……。これ、普通だったらとっくに死んでますがな。ありえねぇー!!
  そしてベンジャミン・ベアはもっとヒドイ意味でムチャクチャでした。取引の現場を目撃されたから、町の住人をすべて殺してしまうって……。なんなの!? 何の為に生きてるのこの男は!? 自分が立つ場所さえ安全だったら、大陸全土が焦土でも構わないの!? 一週回ってバカなんじゃないの??
  残虐非道っぷりにゾッとしてしまって、ペイルのドS顔もかすんでしまいましたよ。
  あ、いえ、ラストのルドルフさんとペイルのひっどい笑顔はちゃんと印象に残りましたけどね。っていうか、記憶に刻まれてしまいました。これもうホントに、どっちが悪役なんだか分かりゃしませんね(笑)。

  ゾンビロメ夫シリーズ、またまた登場! 今回はピアノの先生に(何故か)見込まれて、ベートーベンの「月光」をコンクールで披露することになったロメ夫でしたが……なんせ彼の腕は腐肉なので、ピアノを弾くだけでもどんどん崩れてしまうのでした。ああああ、見るに耐えないこの絵面。
  それでも何とか形にしちゃったこのピアノの先生はすごい(笑)。並大抵じゃないな!! 指導力があるってのも頷ける話であります。熱意に乾杯です!
  しかしロメ夫の新陳代謝はどれぐらいまで有効なんでしょうねぇ。

  高江洲弥先生の特別読切、「じっと」。
  なんていうか……読んだだけでいけないことをした気分になる一編でした。初潮もまだの童女が謎の視線に苦しめられるという物語で、途中でついに謎の存在が(視線の主とはまた別物??)童女の手を掴んで不埒な行いに及ぶ、という。え、おい、大丈夫なのかこれ、と思いながら読みました。
  つまり、年齢制限かけなくて大丈夫なのか!? ってことです!!
  しかしこの怪異がすべて童女の妄想という可能性もあり……怪しいものの仕業なのか一人遊びなのか、考えながら読むと深読みの余地がアリアリで実に面白いです。
  それはともかくこの主人公、なんっか危なっかしいので、早く大人になるといいな! と思いますよ!

  久々に百名哲先生の読切だキタコレぇィ!! 大ボリュームで、「ダイスの神様」です。
  人生に大いに挫折した男が営業周りでとある喫茶店に入り、そこで繰り広げられているアナログゲーム(ボードゲーム)の勝負に巻き込まれ「負ける」ことの面白味を発見するお話であります。
  でもこの主人公、野球選手だったのですが、彼の味わった苦汁と屈辱がこれでもかって本人の表情に表れていて、追い詰められていく様子がものすごく痛々しくて……前半は見ていられないぐらいでした。真剣勝負の場ですから、負けてもいいじゃんなんてまさか部外者が言えませんが、でもここまで自分を追い込んでいくこともないのにと、こっちにまで心痛が伝わってきましたよ。
  ボードゲームで盛大に負け、いっそすがすがしくなれて、よかったですよ。
  アナログのゲームの趣は、その場にしかない空気や場の展開をみんなで共有出来ることにあるのかな、と思います。通信型のゲームでも代用出来ちゃうんでしょうけど、実際にコマに触ってそれを動かして、ダイスを転がす一連の動作によって、コントローラーを操ることでは得られない指先の触感を、刺激を受ける。それがいいんじゃないかな、って。
  ボードゲームというと日本版モノポリーで財産を没収された苦い思い出がありますが(笑)、みんなでワイワイやるカードゲームなんかは好きです。こういうの読むと、またやりたいなって思いますね。

  「でこぼこガーリッシュ」、ストーリー編第6話。
  一年下のナンパ集団、最後の一人はイケメンだけどちょっと抜けてる男の子であります。真打ち登場? と思ったのですが、単に順番が最後になっただけみたいですね(笑)。でも、ただのナンパじゃなくてけっこうしつこいお誘いで、食い下がってくること食い下がってくること。……うん、これはウザイな。
  楓兄さんも心配でたまらず、わざわざ足が痛い織子を負ぶってあげて、その姿をナンパ師連中に見せ付けるような行動を取るのであります。普段はここまで過保護じゃないのにね!! でもあの双子のお兄さんたちが帰ってきたら、何度も何度も声をかけるような真似は出来ないんじゃないかと思いますけどねぇ。
  ともあれ、その後はこの年下君に見付かってしまったらさっさと男モードに着替えて撒く、という防衛策(笑)を取ることにしたようですし、そんなに被害はなさそうですね。
  美人な織子もいいけど、やっぱり男前でキリッとしてる織子がかっこよくて好きです!! いいねいいねー。


  ではハルタ22号はこんなところで! ではではー。

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