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Channel: 生涯一漫画読者
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ビーム4月号、「テルマエ・ロマエ」大団円!!

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  みなさまこんばんは!! 淡路島の地震怖い、とか言っていたら今日は関東でも地震があり、更にビビッている皿洗いです。災害への備えは、常に用意しておくべきですね!! 東日本大震災のあとに、懐中電灯が品薄になったことを今でもよく覚えております。常日頃から懐中電灯ぐらい買っておけよ! と、思ったものでした。

  さて本日は、やっぱり今月も遅刻したコミックビームの話題!! さぁ、もう画像を見ていただければお分かりの通り、大ヒットした「テルマエ・ロマエ」が今月で最終回なのであります!! 淋しくなりますね……。
  さすがにルシウスさんの目にも涙であります。さらばルシウス……。

  という訳で表紙と巻頭カラーは「テルマエ・ロマエ」であります!! 巻頭特集として、阿部寛さんの単独インタビューがございます。そして映画に出演した上戸彩さんと、メガホンを取った武内英樹監督のコメントも。上戸さん、「あのルシウスをもう見られないなんて、お湯の張ってないお風呂のように空っぽな気分です」って、上手いこと言いましたね!!(笑)
  さて、最終回……。
  ルシウスは皇帝陛下の最期の風呂のお供をして、陛下を看取りました。末期の水ならぬ、末期のお湯……ですね。ローマ人どんだけ風呂が好きなんだよ……日本人もだけどさ。そして失意のルシウスさんの前にさつきさんが現れ、2人は一緒になって子供も作り、末永く幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたしぃぃぃぃ!!
  本当に、これ以上ないぐらいのハッピーエンドですね!!
  さつきさんとルシウスさんの間には、実は千年単位での時の隔たりがあった訳ですが、結局、さつきさんが現代世界を捨てて古代ローマでルシウスさんとの愛に生きることにしたのですねー。両方の世界を行き来出来たらそれが最高だった筈ですが、そうそう幸運も続かない、ってことでしょうか。……でも、最後に生まれていた2人のお子……成長したらやっぱりお風呂でタイムスリップしそうな気がします(笑)。鉄蔵さんもローマに来ましたし、タイムスリップが血の成せる業だったとしたら、純血の子供が生まれたことになりますからね!!(笑) そんな続編があってもいいんじゃないかと思います。
  ま、妄想ですけどね。
  ヤマザキマリ先生、お疲れさまでした!! お風呂に入ってゆっくり休んでくださいませ!!

  「目玉焼きの黄身いつつぶす?」、第7話。今回はちらし寿司に醤油をかけるか? ワサビはどう使うか? といった話題でした。相変わらず、突き詰めれば突き詰めるほど面倒臭い話題になっていきますよ!!(笑)
  個人的には、ちらし寿司に乗せる刺身にはワサビは使わないので、刺身を食べる時にちょいっと醤油に付けるだけにしますかねぇ。ちらし寿司を、ワサビ醤油をかけたネタごとかきこむという食べ方には、驚きを感じました。まぁ確かに、ちらし寿司と言っても、形状から見れば丼の一種。そういう食べ方もアリかな、とは思います。
  しかし、今回も「食べ方」そのものに異様なこだわりを見せ、恋人や後輩に迷惑をかけまくったジローちゃん。スーツアクターとして花形の主役の着ぐるみを降ろされ、恋人は不意に音信不通になり(着信拒否かな??)、まったくいいことがありません……。この人、今後もやっていけるのでしょうか?? 果てしなく心配であります(笑)。

  「イムリ」、第80話。
  様々な犠牲を出しましたが、奴隷化され操られているイムリ兵の種と仕掛けが、徐々に分かってきました。カーマが放った見張りの虫にもデュルクがついに気付き、イムリ兵を操る通信機械も奪取! 哀れなイムリたちはようやく止まって、立ちすくむのみになりました。
  奴隷化されちゃったら……もう、救う術はないんでしたっけ。あとは獣奴になるばかりなのでしょうか。ああ……チムリも、村のみんなも、つらすぎますね。
  そして、自分たちの出した手が次々に阻まれていくことにいらついたミューバは、どんどん追撃の命令を出しますが、ガラナダによって諌められてしまいました。無駄に兵を失うだけだ、と言って。それに思わず「カーマ兵ならまだまだいるじゃないか!」と反論してしまったミューバ。側で聞いていた側近のカーマ兵の顔が、一瞬、強張りました。
  ミューバは、自分がイムリだと分かっているからこそ、カーマ兵をいくら使い捨てても心が痛まないのでしょうね。自分が「特別なイムリ」であることは、デュルクと出会う前から、彼のアイデンティティのひとつでしたからね。けれどもその特権意識が、カーマ兵を無意識に見下す視線が見抜かれてしまったら、カリスマとしての求心力はなくなってしまうのではないかと、いらぬ心配をしてしまいますが……どうなのでしょう。
  ガラナダも、完全にミューバを御すことが出来る訳じゃありませんしね。憎しみに取り憑かれたミューバは、いつか暴走しそうで怖いです。いや、今も充分暴走しているようなものですけどね。

  「放浪息子」、第119話。
  可愛い女の子の格好をしても、可愛い女の子にはだんだん見られなくなってきた修一。どんどん体は男らしくなり、親友の筈のマコちゃんはそんな修一に男を見ている有り様(マコちゃんはガチのようです)。そして修一が次に始めたことは、自分について書くことでした。
  私小説風のフィクション、とは言ってますが、書いてあることはみんな自分の身に起きたこと。しかも、面白いかどうか感想をもらう為に、何故か土居くんに読んでもらってます(笑)。チョイスが謎すぎる。あんなに嫌ってたのになぁ。意外と仲良く出来るもんなんですねぇ。交換日記をさらした時には、心底「ないわー」と思ったものでしたが……。ああ、既にあの出来事が懐かしいですね。
  で、今回、修一くんの内面が色々と語られましたが……年頃の男の子らしく、自慰もするようであります。しかもそのネタってのが、彼女と「おそろいの下着」を着けてやらしいことをすること、ってなもんで……ああもう、この子は、ホントにもう……。
  なんか脱力しました(笑)。

  「血まみれスケバンチェーンソー」、第41話。
  ソンビ軍団の中でもいじめられっ子の、両手がドリルになっている「ドリエ」ちゃん。彼女の案内で、ギーコとナグルシファーはキンバリーが捕まっている地下通路(チカチーロ)へやってきました。ネロは監視カメラの映像でしっかりそれを見ていて、スピーカーから語りかけてきます。すっかり自分に酔ってますね!
  構図としては、かつての戦いによく似ていますね。状況も、突き詰めてみれば似たようなものであります。キンバリーを見捨てる訳にはいかない! なーんて熱くなる理由は何処にもありませんが(笑)、放置する訳にもいかないので、罠だらけの地下通路へあえて乗り込みますよ!!
  機械工作部の部長と水島くんは、損壊した爆谷さんのボディを持って町へ降りることになりました。今からでは、さすがに合流は無理そうですかね。爆谷の戦闘力は、もう当てに出来ないようであります。残念。

  「吉祥寺キャットウォーク」、第20話。暗殺者ボーズくん、再び。
  相も変わらず、カオルちゃんを取り巻く三角(以上)関係だとか、ヤクザのしのぎだとか、小夏ちゃんに対するクラスメイトの片思いだとか、そういったものを盛り込みつつの吉祥寺ライフ。喫茶店キャットウォークは、今や小夏ちゃんが回しているようにも見えます(笑)。
  喫茶店なのに、妙にカレーが人気ですね。小夏ちゃんの手腕によるものでしょうか。
  久しぶりに出てきたボーズくんは、今回は配送のバイト中でした。左手がギミックになっちゃってて、見るからに堅気ではないのですが、まぁなんか本人が嬉しそうなんでいいかな、と……(笑)。とりあえず元気そうなので、ホッとしました。

  「まんが極道」は今回は……まんが描きがどうこう、という話よりも、人間って怖いね、という話でした。いもしない「相棒」にずっと振り回されて人生を台無しにされ続けてきた、漫画家の卵の話でして……えぇと、うん、まぁ、人間の妄想力って怖いですね、と感じました。やだわやだわ。
  最後の主人公の独白で、一瞬どちらが本当のことなのか分からなくもなるのですが、漫画をよく読むと確かにこの相棒が妄想だということがちゃんと分かるようになってますので、安心です。ちょっとしたホラーですね。ホント気持ち悪いですね。

  「SCATTER」、第27話。
  友人のベビに強請られ、遊佐の後釜に座らざるをえなくなった久保。「お試しの体験」でお願い出来ないか、なーんてまだまだ往生際の悪いことを言ってましたが、結局あのレイプ行為をすることになったようであります。
  移動する道すがら、キョンさんが受信する「おじいちゃんの声」を聞かされた久保。初回からキョンさんが無線らしきものを聞いていたのは、おじいさんの声を受け取って、それで向かう先を教えてもらっていた訳ですね。謎が解けました。
  遊佐さんはこの行為を、レイプじゃない、「一度(ひとたび)の逢瀬だ!!」と力説しております。人類の為に「やつら」の受精を阻止する! その為にやっていることなのだと。……これでもうひとつ、謎が解けました!! そもそも遊佐さんたちと「連中」は、対立関係にあった訳ですね!! ずいぶん前になにやらバトルしていたのは、「やつら」の受精を阻止しようとしていたのでしょう。そして彼らの好きにさせない為に、遊佐さんたちは孤独な戦いを続けていたのだと。
  ……まぁ、にわかには信じられませんが。
  人類の為と言っても、それで勃起出来る男なんかいないから、相手を最愛の女だと思い込め、と。これで遊佐さんが一生懸命「物語」を作っていた理由も分かりました。いろんなことがここにきてどんどん判明してきましたね。
  久保はどんな「女」像を作って挑むのでしょうか? そもそも恋愛経験もろくにない彼が。ぶっかけたいばっかりの彼が! どうなるのでしょうか。


  続きはまた次回以降に! ではではー。

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